JPH043095B2 - - Google Patents

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JPH043095B2
JPH043095B2 JP60210275A JP21027585A JPH043095B2 JP H043095 B2 JPH043095 B2 JP H043095B2 JP 60210275 A JP60210275 A JP 60210275A JP 21027585 A JP21027585 A JP 21027585A JP H043095 B2 JPH043095 B2 JP H043095B2
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wound
tape
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JP60210275A
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は巻鉄心の製造方法に関し、さらに詳し
くは、先巻きテープを用いて巻鉄心を製造する際
に、巻鉄心の磁気性能には不要である該先巻きテ
ープを極めて簡単に除去して巻鉄心を製造する方
法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 現在、チヨークコイル等に多用されている巻鉄
心は、概ね鉄心用の磁性導体を所望の径の巻型に
複数回巻回し、その終端を接着剤等で接着・固定
することにより製造されている。
従来、この鉄心用の薄体としては、けい素鋼、
パーマロイ等の磁性薄体やフエライトが使用され
ていたが、最近では鉄心の磁性特性の向上を図る
目的から、磁性薄体として通常は、液体急冷法で
製造される非晶質磁性合金の薄体が注目を集めて
いる。
この非晶質磁性合金は、薄体化した場合、非常
に大きなバネ弾性を示すために、その薄体を前述
した方法により巻型に巻回する場合は、その弾発
力のため薄体初端部(巻き始め部分)をその巻型
の曲率に応じて円滑に巻回することが困難である
という問題があつた。
このような問題の対策として、従来は巻型にポ
リイミドテープ等の耐熱性テープを複数回先巻
し、この先巻したテープの終端に非晶質磁性合金
薄体の初端部(巻き始めの部分)を接続し、さら
に連続して巻回することにより巻鉄心の製造を行
つていた。
この方法で巻鉄心の製造を行う場合、成形に使
用した先巻きテープは、成形後の鉄心には不要で
あることから、通常は、歪取りのための熱処理工
程の前後に先巻きテープを除去するための工程が
設けられていた。しかしながら、この除去工程は
手作業で行われるために、一時に大量の処理が不
可能であること等、作業効率が極めて悪く、その
結果製造コストの上昇等の問題を生じていた。
また、従来先巻きテープとしては、その柔軟性
の点からポリイミドテープが汎用されているが、
このポリイミドテープはその物理的性能から20m
程度の長さにすることが限界であり、先巻き回数
によつては複数のテープを連結して使用しなけれ
ばならなかつた。このために作業性の面で劣り、
また価格が高くなる等の問題もあつた。
[発明の目的] 本発明は上記の問題点を解消するもので、先巻
きテープとして熱可塑性樹脂のテープを用いるこ
とにより、成形後の鉄心から前記熱可塑性樹脂の
テープを容易に除去することができる巻鉄心の製
造方法を提供することを目的とする。
[発明の概要] 本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭
意研究の結果、巻鉄心の製造の際に使用される先
巻きテープを、従来は手作業により除去していた
が、先巻きテープとして熱分解する熱可塑性樹脂
で構成されたテープを使用すれば、鉄心成形後の
熱処理工程で、このテープが容易に蒸発して除去
できるとの着想を得、本発明を完成するに到つた
のである。
すなわち本発明の製造方法は、巻型に熱可塑性
樹脂テープからなる先巻テープを巻回し、前記先
巻テープの終端部分に接続された鉄心用磁性薄体
を、さらに連続して巻回して巻鉄心を成形したの
ち、前記巻鉄心に、前記先巻きテープを構成する
熱可塑性樹脂の熱分解温度以上の温度で熱処理を
施すことを特徴とするものである。
以下、本発明の製造方法を第1図、および第2
図に基づいて説明する。
第1図に示すとおり、巻型4に熱可塑性樹脂テ
ープ1を任意回数だけ巻回した後、熱可塑性樹脂
テープ1の終端部分(巻き終わり部分)に、第2
図に示す鉄心用磁性薄体2の初端部分(巻き始め
の部分)を例えば、粘着、はさみ込み等の手段で
接続し、さらに連続的に所定回数だけ巻回するこ
とにより巻鉄心3を成形することができる。
ここで使用する熱可塑性樹脂テープ1は、歪み
取り時の熱処理により蒸発・除去せしめることが
できるものであれば特に限定されないが、中でも
ポリプロピレンテープが好ましい。また、テープ
の厚さ等の形状、もしくは巻回数等は、目的とす
る巻鉄心の磁気特性に応じて適宜選択することが
できる。
また鉄心用磁性薄体2としては、鉄心の磁気特
性の点から、非晶質磁性合金からなる薄体が好ま
しい。この場合の非晶質磁性合金としては、Co
系合金、Fe系合金、Fe−Ni系合金等を挙げるこ
とができる。
上述した方法で巻鉄心3を成形した後、巻鉄心
3を構成する鉄心用磁性薄体2の終端部分を接着
剤等で固定後、使用した熱可塑性樹脂テープ1の
分解温度以上で熱処理を行うことにより、先巻き
した熱可塑性樹脂テープ1を蒸発・除去せしめる
ことができる。
この場合の熱処理は、前述したとおり使用する
熱可塑性樹脂テープ1の熱分解温度以上で行う
が、例えば、ポリプロピレンテープを使用した場
合は、約400〜500℃で、30〜60分間加熱すればよ
い。この先巻きテープを除去するため熱処理は、
このために新たな処理工程を設ける必要はなく、
従来の鉄心の歪取りのための熱処理と同時に行う
ことができる。
熱処理後、さらにエポキシコーテイングもしく
はケース詰めを行うことにより巻鉄心を得ること
ができる。
[発明の実施例] 以下、実施例を掲げ本発明をさらに詳述する。
実施例 1 巻型に、厚さ50μmのポリプロピレンテープを
数十回巻回し、次いで帯状のCo系非晶質磁性合
金薄体の初端部分を前記ポリプロピレンテープの
終端部分に貼着し、さらに連続して巻回し、外径
20mm、内径14mm、高さ5mmの巻鉄心を成形した。
成形後、窒素ガス中にて、400℃で30分間熱処理
を行つた。その結果、ポリプロピレンテープは完
全に蒸発、除去され、残渣も全く残つていなかつ
た。熱処理後、エポキシコーテイングを施し、巻
鉄心を得た。得られた巻鉄心について、その交流
磁気特性を試験した。50kHzにおける特性値は、
保磁力(Hc)0.160、角形比(Br/B1)97%であ
り、先巻きテープとしてポリアミドテープを使用
した同じ寸法の巻鉄心の特性値(Hc:0.162、
Br/B1:97%)と比較して、ほぼ同等であつた。
[発明の効果] 以上述べたとおり、本発明の製造方法において
は、先巻きテープとして熱可塑性樹脂テープを使
用するが、この熱可塑性樹脂テープは、何ら特別
の処理工程を加えることなく、通常行なわれる歪
取りのための熱処理により、磁性薄体の歪取りを
すると同時に、容易に蒸発、除去せしめることが
できる。これにより、一時に大量の処理が可能と
なり、製造時間の短縮、および製造コストの引き
下げを行うことができる。さらに、熱可塑性樹脂
テープ、例えば、ポリプロピレンテープは、従来
使用されていたポリイミドテープと比較して、は
るかに長尺化が可能であることから、巻型の巻回
数が多い場合においても、複数のテープを連結し
て使用する必要がなく、またその価格も低いこと
から、工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本発明の製造
方法の工程を説明するための図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 巻型に熱可塑性樹脂テープからなる先巻きテ
    ープを巻回し、前記先巻きテープの終端部分に接
    続された鉄心用磁性薄体を、さらに連続して巻回
    して巻鉄心を成形したのち、前記巻鉄心に、前記
    先巻きテープを構成する熱可塑性樹脂の熱分解温
    度以上の温度で熱処理を施すことを特徴とする巻
    鉄心の製造方法。 2 先巻きテープがポリプロピレン製テープであ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 鉄心用磁性薄体が非晶質磁性合金薄体である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP21027585A 1985-09-25 1985-09-25 巻鉄心の製造方法 Granted JPS6271208A (ja)

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JPS5893311A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Matsushita Electric Works Ltd コイル用コア及びその製造方法

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