JPH04311855A - 超音波振動素子の駆動回路 - Google Patents

超音波振動素子の駆動回路

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JPH04311855A
JPH04311855A JP3078010A JP7801091A JPH04311855A JP H04311855 A JPH04311855 A JP H04311855A JP 3078010 A JP3078010 A JP 3078010A JP 7801091 A JP7801091 A JP 7801091A JP H04311855 A JPH04311855 A JP H04311855A
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tape
frequency
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piezoelectric actuator
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Kiyoshi Inatome
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオ・テープ
・レコーダ等のテープガイド装置に適用して好適な超音
波振動素子の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ・テープ・レコーダ等に使用され
るテープガイドは、大別すると回転型と固定型とが挙げ
られる。  回転型には、テープに与える走行抵抗が少
ないといった特徴がある。しかしながら、例えば、使用
するベアリングの回転ムラがテープの走行ムラとなって
表れることや、回転ローラーの回転方向に対しテープの
走行方向が直角になっていないと、テープがローラーか
ら幅方向の力を受けること等の欠点があった。特に後者
の欠点においては、更に、テープが幅方向に移動して、
テープのエッジを損傷することもあった。従って、回転
型のテープガイドを使用する場合には、部品精度や組立
精度が頗る高くなるようにしなければならなく、製造が
困難であった。一方、固定型はテープの走行が安定した
ものとなるが、テープの走行抵抗が大きいといった欠点
があった。このような理由により、固定型でしかもテー
プの走行抵抗の小さいテープガイドが要望されており、
一例として、エアーガイドが挙げられる。このエアーガ
イドは、ガイド体の表面に設けた小孔よりエアーを噴出
し、テープを浮上させてテープの走行抵抗を減じる方式
である。しかしながら、このエアーガイドを以てしても
、エアー源としてコンプレッサーが必要となる等新たな
問題が生ずる。このような欠点や問題を解消すべく、本
出願人は先に超音波を用いた超音波加振テープガイド装
置(特願平02−103627号)を提案している。 この超音波加振テープガイド装置では、固定型のテープ
走行の安定性を有しながら、テープの走行抵抗を減じる
ことができるようになされている。また、この超音波加
振テープガイド装置は高さ調節が可能とされている。以
下、図11を参照して、この超音波加振テープガイド装
置について説明する。
【0003】この図11において、5は基台18に植立
された主軸である。圧電アクチュエータ3が固着された
ガイド部材2は、支持突起7bを有する円筒状の真鍮製
の支持軸7により支持されている。圧電アクチュエータ
3は、多数の圧電セラミック板間に正電極及び負電極が
、正電極が一方の面に配された正極板に電気的に接続さ
れ、負電極が他方の面に配された負極板に電気的に接続
されて交互に配されて構成された圧電セラミック素子の
一端面に、絶縁部材が取り付けられ、更にこの圧電セラ
ミック素子の他端面に固着面が形成されて構成される。 この圧電アクチュエータ3の正極板には正極側リード線
3aが接続され、この圧電アクチュエータ3の負極板に
は負極側リード線3bが接続される。この圧電アクチュ
エータ3の固着面は圧電セラミック素子の一端部分がガ
イド部材2の径に対応して形成された曲面で、この固着
面がガイド部材2の外周面と当接、接着される。
【0004】さて、下及び上フランジ9及び10は支持
軸7の上下端部に当接するように配置され、ガイド部材
2に巻き付けられるテープのエッジ部をガイドする役目
を果たすようにされる。主軸5は下及び上フランジ9及
び10並びに支持軸7を挿通するように構成される。6
は支持軸7の上端部の内周に嵌合されると共に主軸5の
端部に形成されたねじ23に螺合される高さ調整ねじで
ある。8は取り付け部材で、この取り付け部材8の上部
に上フランジ10が取り付けねじ15により固定され、
この取り付け部材8の下部に下フランジ9が固定ピン2
2及び24にて固定されている。図12に示すように、
取り付け部材8の素子収容部8aは両側に側壁8bを残
した直方体の孔を形成することにより構成され、その両
側壁8bにはストッパ嵌合孔8cが形成されている。
【0005】このストッパ嵌合孔8cには、ゴムからな
る円盤状のストッパ39の係止突起39aが嵌合され、
このストッパ39にて圧電アクチュエータ3が挟持され
ることによって、ガイド部材2の回転が阻止されている
。  取り付け部材8は、下及び上フランジ9及び10
を平行に保ち、その間隔をガイド部材2の長さより0.
1mm程大きく保つ役目を果たしている。図11に示す
ように、下フランジ9及びベース18間の主軸5の外周
に配設されたコイルばね35の偏倚力にて下フランジ9
が上方向に押されるようになされている。ベース18に
はピン挿入孔20が形成され、この挿入孔20には、下
フランジ9下面に植立された固定ピン22が挿入されて
いる。このような構成において、高さ調整ねじ6が回転
されると、コイルばね35の偏倚力により、また、この
偏倚力に坑してガイド部材2の高さが調整できるように
なされている。図13は、圧電アクチュエータ3に交流
電圧を印加し、ガイド部材2に発生する定在波振動の状
態を線X−Xで切って展開して表示したものである。こ
の図10に示すように、点線N−Nは節の部分であり、
この線上では振幅がゼロとなっている。ガイド部材2の
端面より節の位置までの距離をnとすると、支持突起7
bの軸方向の位置はガイド部材2の端面よりnの距離に
設けられる。
【0006】図14は、上述の超音波加振テープガイド
装置1が搭載されたビデオ・テープ・レコーダのテープ
案内装置64に、テープカセット41が載置された状態
を示している。この図14において、40はテープ案内
装置64のベース、42及び43は夫々S(供給)及び
T(巻取り)リール(以下、夫々Sリール及びTリール
と称することとする)、44、45、48、49及び5
0は夫々所定位置に配されたガイド、46はキャプスタ
ン、47は例えば音声信号等の記録再生ヘッド、51は
消去ヘッドである。
【0007】41aはカセット41に設けられた凹部で
ある。57及び58はテープカセット41の内部に配さ
れたガイドで、このガイド57及び58は、テープカセ
ット41の凹部41aの前面を覆う如く、テープ59を
案内するようになされている。テープ59によって覆う
如くなされた凹部41aの内部には、超音波加振テープ
ガイド装置1、ピンチローラー65、スライダーガイド
60及び61が夫々配されている。
【0008】53及び54は夫々ストッパーで、このス
トッパー53及び54はスライダーガイド60及び61
を夫々回転ヘッド52に対する位置決めを行うために設
けられている。55及び56は夫々ストッパー53及び
54に取り付けられたコネクタ部で、このコネクタ部5
5及び56は夫々端子ピン55a及び56aを有し、ス
ライダーガイド60及び61に夫々ビデオ・テープ・レ
コーダー本体70よりの交流電圧を供給するために設け
られている。
【0009】図15は、図14に示した状態より、テー
プカセット41よりテープ59が引き出され、回転ヘッ
ド52に巻き付けられ、記録及び再生が可能とされた状
態を示している。即ち、この図15においては、図14
の状態において、スライダーガイド60及び61、超音
波加振テープガイド装置1、ピンチローラー65が夫々
所定の位置まで移動せしめられ、回転ヘッド52に対し
てテープ59が巻き付けられた状態(ローディング状態
)を示している。この場合、スライダーガイド60及び
61は、夫々に設けられた位置決めピン60a及び61
aが夫々ストッパー53及び54に設けたV字状部53
a及び54aに当接して位置決めされる如くなされてい
る。超音波加振テープガイド装置1がこの図15に示す
位置に移動すると共に、ピンチローラー65がキャプス
タン46に対向する位置に移動する。この状態において
、テープ案内装置64は記録や再生が可能な状態となる
。さて、上述のテープガイド装置1の駆動については次
の3つの方式、即ち、駆動周波数固定方式、インピーダ
ンス最大方式及び機械振動帰還方式が夫々考えられてい
る。駆動周波数固定方式は、圧電アクチュエータ3の共
振周波数が変動するので、実現はほとんど不可能である
。インピーダンス最大方式は、インピーダンス最大、即
ち、定電流駆動時の駆動電圧が最大となるよう周波数を
コントロールする方式である。機械振動帰還方式は、ガ
イド部材2の振動を検出器により検出し、駆動回路に帰
還し、発振させる方式である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のテー
プガイド装置1はガイド部材2を圧電アクチュエータ3
により加振することにより、テープ59とガイド部材2
との接触による摩擦を低減するようにしている。従って
、効率良く駆動するには、圧電アクチュエータ3に供給
する駆動信号の周波数を圧電アクチュエータ3の共振周
波数に合わせる必要がある。そこで、従来では、インピ
ーダンス最大方式や機械振動帰還方式が考えられている
。しかしながら、インピーダンス最大方式は常に電圧最
大点を探すので周波数が変動したり、圧電アクチュエー
タ3のインピーダンスがテープ走行時に変化した場合に
周波数調整が不安定となり易くなったり、インピーダン
ス最大点より少しずれた点に合わせることが困難であっ
たりする欠点があった。また、機械振動帰還方式は、専
用の振動検出素子が必要となり、構造が複雑となり、リ
ード線が増加し、コストが上昇し、更に、発振レベルの
安定化が困難となる欠点があった。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
、構成を簡単にすると共に、超音波振動素子を良好、且
つ、効率良く駆動することのできる超音波振動素子の駆
動回路を提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明超音波振動素子の
駆動回路は例えば図1〜図10に示す如く、超音波振動
素子3に供給する駆動信号の電圧と電流の位相関係を利
用してこの駆動信号の周波数を合わせるようにしたもの
である。
【0013】
【作用】上述せる本発明によれば、超音波振動素子3に
供給する駆動信号の電圧と電流の位相関係を利用して駆
動信号の周波数を合わせるようにしたので、構成を簡単
にすると共に、超音波振動素子を良好、且つ、効率良く
駆動することができる。
【0014】
【実施例】以下に、図1〜図10を順次参照して本発明
超音波振動素子の駆動回路をビデオ・テープ・レコーダ
のテープガイド装置に適用した例について詳細に説明す
る。先ず、図2〜図5を参照してテープガイド装置全体
について説明する。尚、図2及び図3で示すテープガイ
ド装置本体200の構造等は図11及び図12にて説明
したテープガイド装置1と同様なので、その説明を省略
する。図2及び図3に示すテープガイド装置本体200
をビデオ・テープ・レコーダに搭載した場合は図4に示
す如く構成される。この図4において、図14と対応す
る部分には同一符号を付してその詳細説明を省略する。 この図4は、上述のテープガイド装置本体200が搭載
されたビデオ・テープ・レコーダのテープ案内装置64
に、テープカセット41が載置された状態を示している
。この図4において、40はテープ案内装置64のベー
ス、42及び43は夫々S(供給)及びT(巻取り)リ
ール(以下、夫々Sリール及びTリールと称することと
する)、44、45、48、49及び50は夫々所定位
置に配されたガイド、46はキャプスタン、47は例え
ば音声信号等の記録再生ヘッド、51は消去ヘッドであ
る。
【0015】41aはカセット41に設けられた凹部で
ある。57及び58はテープカセット41の内部に配さ
れたガイドで、このガイド57及び58は、テープカセ
ット41の凹部41aの前面を覆う如く、テープ59を
案内するようになされている。テープ59によって覆う
如くなされた凹部41aの内部には、テープガイド装置
本体200、ピンチローラー65、スライダーガイド6
0及び61が夫々配されている。53及び54は夫々ス
トッパーで、このストッパー53及び54はスライダー
ガイド60及び61を夫々回転ヘッド52に対する位置
決めを行うために設けられている。55及び56は夫々
ストッパー53及び54に取り付けられたコネクタ部で
、このコネクタ部55及び56は夫々端子ピン55a及
び56aを有し、スライダーガイド60及び61に夫々
ビデオ・テープ・レコーダー本体300よりの交流電圧
を供給するために設けられている。また、このビデオ・
テープ・レコーダ本体300に、図1を参照して後述す
るテープガイド装置本体200以外の駆動回路を収納す
る。
【0016】図5は、図4に示した状態より、テープカ
セット41よりテープ59が引き出され、回転ヘッド5
2に巻き付けられ、記録及び再生が可能とされた状態を
示している。即ち、この図5においては、図4の状態に
おいて、スライダーガイド60及び61、テープガイド
装置本体200、ピンチローラー65が夫々所定の位置
まで移動せしめられ、回転ヘッド52に対してテープ5
9が巻き付けられた状態(ローディング状態)を示して
いる。この場合、スライダーガイド60及び61は、夫
々に設けられた位置決めピン60a及び61aが夫々ス
トッパー53及び54に設けたV字状部53a及び54
aに当接して位置決めされる如くなされている。テープ
ガイド装置本体200がこの図7に示す位置に移動する
と共に、ピンチローラー65がキャプスタン46に対向
する位置に移動する。この状態において、テープ案内装
置64は記録や再生が可能な状態となる。
【0017】さて、上述のテープガイド装置本体200
のガイド部材2を圧電アクチュエータ3で振動させるこ
とで、図6に示すように、固定ガイド(図中破線で示す
)と比較して走行抵抗を大幅に減じることができる。 ガイド部材2を効率良く振動させるには、このガイド部
材2の共振周波数で圧電アクチュエータ3を駆動するよ
うにすれば良い。図7に左側の縦軸をインピーダンス(
Z)、右側の縦軸を位相(θ)として、圧電アクチュエ
ータ3に供給する駆動信号のインピーダンス及び位相曲
線を示す。この図7より明かなように、ガイド部材2の
振動はインピーダンスZが最大となる付近で最大となり
、このとき、ガイドとしての摩擦は最少となる。本例に
おいては、駆動信号の周波数として、インピーダンスZ
が最大の点Oを含む或範囲、且つ、位相が0〜40度程
度のものを使用するようにする。しかしながら、この共
振周波数は圧電アクチュエータ3への印加電力による発
熱に伴う温度上昇や、周囲温度の変化等により変動する
。従って、本例においては、圧電アクチュエータ3を駆
動するための発振器として、周波数固定型を用いず、共
振周波数の変動に追随するタイプのものを使用するよう
にする。このタイプのものとして、本例においては、図
1に示す如き駆動回路318を使用する。
【0018】以下に図1を参照して、上述のテープガイ
ド装置本体200を駆動する駆動回路318について説
明する。この図1において、301は位相比較回路で、
この位相比較回路301の出力端を抵抗器R1を介して
演算増幅回路302の反転入力端子(−)に接続する。 この演算増幅回路302の反転入力端子(−)を抵抗器
R2を介してこの演算増幅回路302の出力端に接続し
、この演算増幅回路302の非反転入力端子(+)を演
算増幅回路303の非反転入力端子(+)に接続し、こ
の演算増幅回路302の出力端を抵抗器R3を介して電
圧制御正弦波発振器312の入力端に接続する。一方、
演算増幅回路303の非反転入力端子(+)をポテンシ
ョメータ304に接続し、この演算増幅回路303の反
転入力端子(−)をこの演算増幅回路303の出力端に
接続する。また、ポテンショメータ304の一端を抵抗
器R4を介して正の電源+Bが供給される電源端子30
5に接続し、このポテンショメータ304の他端を抵抗
器R5を介して接地する。  306は正の電源+Bが
供給される電源端子で、この電源端子306を抵抗器R
6、R7、R8、R9を介して接地する。307は演算
増幅回路で、この演算増幅回路(電圧コンパレータ)3
07の非反転入力端子(+)を抵抗器R6を介して電源
端子306に接続し、この演算増幅回路307の反転入
力端子(−)を抵抗器R3を介して演算増幅回路302
の出力端に接続すると共に、演算増幅回路308の反転
入力端子(−)に接続し、この演算増幅回路307の出
力端を反転回路309の入力端に接続し、この演算増幅
回路307の出力端及びこの演算増幅回路307の反転
入力端子(−)間をダイオードd1及び抵抗器R10の
直列回路を介して接続する。また、演算増幅回路(電圧
コンパレータ)308の非反転入力端子(+)を抵抗器
R9を介して接地し、この演算増幅回路308の出力端
をラッチ回路310のR端子に接続し、この演算増幅回
路308の出力端及びこの演算増幅回路308の反転入
力端子(−)間をダイオードd2及び抵抗器R11の直
列回路を介して接続する。反転回路309の出力端をラ
ッチ回路310のS入力端子に接続し、このラッチ回路
310の反転出力のQ端子をダイオードd3及び抵抗器
R12の直列回路を介して電圧制御正弦波発振器312
の入力端に接続する。この電圧制御正弦波発振器312
の入力端をコンデンサCを介して正の電源+Bが供給さ
れる電源端子311に接続し、この電圧制御正弦波発振
器312の出力端を演算増幅回路313の非反転入力端
子(+)に接続し、この演算増幅回路313の反転入力
端子(−)を位相比較回路301の一方の入力端に接続
し、この演算増幅回路313の反転入力端子(−)を圧
電アクチュエータ3の一方の入力端子316に接続し、
この演算増幅回路の反転入力端子(−)を電圧検出回路
314の一方の入力端に接続し、この演算増幅回路31
3の出力端を圧電アクチュエータ3の他方の入力端子3
15に接続し、この演算増幅回路の出力端を電圧検出回
路314の他方の入力端に接続する。そして、この電圧
検出回路314の出力端を位相比較回路301の他方の
入力端に接続する。
【0019】上述の駆動回路318は、周波数同調に圧
電アクチュエータ3の電圧及び電流の位相変化を利用し
ている。共振周波数が変動すると、それに連れて位相特
性も変化するため、常に一定の位相値となるように発振
周波数を調整すれば良いこととなる。本例においては、
圧電アクチュエータ3を定電流型電力増幅回路313で
駆動するようにしている。圧電アクチュエータ3の電圧
及び電流の位相差を位相比較回路301で電圧に変換し
、更にこの出力電圧を演算増幅回路302を介して電圧
制御正弦波発振器に供給するようにしている。従って、
電圧、周波数、位相、電圧の閉ループが構成されること
となる。また、動作位相値は上述のポテンショメータ3
04により設定されるようにする。図8に縦軸を位相(
θ)、横軸を周波数(f)として、周波数引き込みの仕
組みの説明図を示す。また、この図8においては、図1
にて示した電圧制御正弦波発振器312に供給する電圧
を夫々V0=V0(6V)、V1=V0−ΔV1(6.
25V)、V2=V0−ΔV2(5.75V)と変化さ
せた場合について示している。尚、θ0は目標位相であ
る。この図8から明かなように、例えば、最初、周波数
が共振周波数より上である場合には、平衡点を求めて周
波数が自動的に低下し、図に示す点Oに至り安定する。 また、点Oから点O’の間では、図中矢印で示すように
、点Oに向かう動作を行う。ところが、点O’より周波
数が下がると周波数は更に下がり、再び点Oに戻れなく
なる。従って本例では、発振周波数(即ち電圧制御正弦
波発振器312の入力電圧)がf1に達したときは、図
に一点鎖線の矢印で示すように、ラッチ回路310をオ
ンさせ、発振周波数を共振周波数f0より上のf2変動
させ、このときにラッチ回路310をオフさせるように
している。これにより、回路への電源投入時や何等かの
原因で不安定点を越えて周波数がずれた場合でも、即座
に点Oに周波数を合わせることができる。
【0020】次に、図1にて示した駆動回路318の動
作について説明する。位相比較回路301は圧電アクチ
ュエータ3の電圧と電流の位相差に比例した電圧を出力
する。この入出力の関係は図9に示す如きものとなる。 この図9に示すように、電圧の位相が進み方向に変化し
たときに出力電圧が上昇する。また、入力位相がθ0の
ときの出力電圧はV0である。位相比較回路301の出
力は演算増幅回路302で反転されると共に利得調整さ
れ、この後電圧制御正弦波発振器312に供給される。 この電圧制御正弦波発振器312の入出力特性は図10
に示すように、入力電圧がV2、V0、V1と高くなる
につれて、出力の周波数がf2、f0、f1と低くなる
。圧電アクチュエータ3は共振点が数多くあり、それに
応じて圧電アクチュエータ3端のインピーダンスも広い
周波数範囲では数多くの山谷が見られる。そのため、使
用する共振周波数f0で圧電アクチュエータ3を駆動す
るには、電圧制御正弦波発振器312の周波数を共振点
f0付近に制限する必要がある。本例においては、演算
増幅回路307、308とその出力側に接続されたダイ
オードd1、d2により、電圧制御正弦波発振器312
の入力電圧範囲を制限するようにしている。
【0021】この電圧制御正弦波発振器312の出力は
、演算増幅回路(定電流駆動電力増幅回路)313に供
給される。これと共に電圧検出回路314が圧電アクチ
ュエータ3端の電圧を取り出し、この取り出した電圧を
位相比較回路301に供給する。一方、電流検出用の抵
抗器R13により、電流検出用の電圧が位相比較回路3
01に供給される。また、ポテンショメータ304はこ
の駆動回路318による圧電アクチュエータ3の位相動
作点を調整するもので、このポテンショメータ304の
電圧がV0のとき、この系が安定した状態では、位相が
θ0、位相比較回路301の出力と電圧制御正弦波発振
器312の入力電圧が共にV0となるようになされてい
る。図8に示すように、電圧制御正弦波発振器312の
入力がV0より低い電圧V2、即ち、出力周波数がf0
より高いf2の状態のとき、圧電アクチュエータ3の電
圧位相はθ0より遅れ、位相比較回路301の出力はV
0より低い電圧となる。そのため、演算増幅回路302
の出力がV0より高くなるので、電圧制御正弦波発振器
312の周波数が下がり、f0の平衡点で安定する。 また、電圧制御正弦波発振器312の電圧がV0より高
く、点O及び点O’間にあるときは、位相比較回路30
1の出力はV0より高くなり、演算増幅回路302の出
力はV0より低くなり、電圧制御正弦波発振器312の
周波数高くし、f0点で平衡状態となる。電圧制御正弦
波発振器312の周波数が点O’より低い場合は、位相
がθ0より遅れ、位相比較回路の出力電圧はV0より下
がり、電圧制御正弦波発振器312の入力電圧を上昇さ
せる状態となり、出力周波数は更に低くなる。このため
、発振周波数を点Oに上げることができず、下限の周波
数f1に留まったままとなる。動作点を点Oに移すには
、電圧制御正弦波発振器312の周波数を点O’より上
にする必要がある。ここでは、電圧制御正弦波発振器3
12の周波数を一旦上限の周波数f2まで上げた後、帰
還ループの働きにより点Oに移すようになされている。
【0022】電圧制御正弦波発振器312の周波数が低
くなり、電圧制御正弦波発振器312の入力電圧がV1
=V0+ΔV1(例えば+6.25V)に達したときは
、演算増幅回路(電圧コンパレータ)307の出力が低
レベルとなり、入力電圧が制限されると共にラッチ回路
310がセットされる。ラッチ出力Qは低レベルとなり
、ダイオードd3がオン状態となり、電圧制御正弦波発
振器312の入力電圧が下げられる。電圧制御正弦波発
振器312の電圧がV2=V0−ΔV2まで低下すると
、演算増幅回路308の出力が高レベルとなり、入力電
圧が制限されると共にラッチ回路310がリセットされ
る。従ってダイオードd3はオフ状態となり、帰還ルー
プの動作によって周波数は点Oに移り安定する。以上の
動作により、この駆動回路318は常に圧電アクチュエ
ータ3の共振周波数に合致した周波数を発生することが
でき、このときの電圧及び電流の位相差はポテンショメ
ータ304によって変えることができる。従って、本例
超音波振動素子の駆動回路をビデオ・テープ・レコーダ
のテープガイド装置に適用した場合は、構成を簡単にす
ると共に、圧電アクチュエータ3を良好、且つ、効率良
く駆動させ、これによってテープの走行を良好に行うこ
とができる。尚、上述の例においては、圧電アクチュエ
ータ3の共振部分のインピーダンスが最大となる付近に
周波数を合わせる場合について説明したが、テープガイ
ド装置の構造によってはインピーダンスが最少となる付
近に周波数を合わせる必要が生じる場合もある。この場
合についても本例と同様に電圧及び電流の位相関係を利
用して周波数同調を行うことができるのはいうまでもな
い。また、本例において説明した駆動回路318は、ビ
デオ・テープ・レコーダのテープガイド装置のみならず
、他の超音波を用いた機器で同様の共振特性を有するも
のにも適用できる。更に、上述の駆動回路318の周波
数制御部分をマイクロコンピュータ化したり、演算増幅
回路(定電流駆動電力増幅回路)313部分をPWM増
幅回路等で構成することも可能である。
【0023】また、本発明は上述の実施例に限ることな
く本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成
が取り得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、超音波振動素
子に供給する駆動信号の電圧と電流の位相関係を利用し
て駆動信号の周波数を合わせるようにしたので、構成を
簡単にすると共に、超音波振動素子を良好、且つ、効率
良く駆動することができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明超音波振動素子の駆動回路一実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明超音波振動素子の駆動回路の説明に供す
るテープガイド装置本体の例を示す断面図である。
【図3】本発明超音波振動素子の駆動回路の説明に供す
るテープガイド装置本体の例を示す上面図である。
【図4】本発明超音波振動素子の駆動回路をビデオ・テ
ープ・レコーダのテープガイド装置に適用した例を示す
図である。
【図5】本発明超音波振動素子の駆動回路をビデオ・テ
ープ・レコーダのテープガイド装置に適用した例を示す
図である。
【図6】本発明超音波振動素子の駆動回路の説明に供す
るテープ速度と走行抵抗の関係を示すグラフである。
【図7】本発明超音波振動素子の駆動回路の説明に供す
るインピーダンス特性を示すグラフである。
【図8】本発明超音波振動素子の駆動回路の説明に供す
る周波数引き込みを示す説明図である。
【図9】本発明超音波振動素子の駆動回路の説明に供す
る位相比較回路の入出力特性を示すグラフである。
【図10】本発明超音波振動素子の駆動回路の説明に供
する電圧制御正弦波発振器の入出力特性を示すグラフで
ある。
【図11】従来のテープガイド装置の例を示す断面図で
ある。
【図12】従来のテープガイド装置の例を示す上面図で
ある。
【図13】従来のテープガイド装置の例の説明に供する
グラフである。
【図14】従来のテープガイド装置の説明に供するビデ
オ・テープ・レコーダにテープガイド装置を搭載した例
を示す線図である。
【図15】従来のテープガイド装置の説明に供するビデ
オ・テープ・レコーダにテープガイド装置を搭載した例
を示す線図である。
【符号の説明】
3  圧電アクチュエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  超音波振動素子に供給する駆動信号の
    電圧と電流の位相関係を利用して該駆動信号の周波数を
    合わせるようにしたことを特徴とする超音波振動素子の
    駆動回路。
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