JPH04312225A - 減衰器 - Google Patents
減衰器Info
- Publication number
- JPH04312225A JPH04312225A JP10645791A JP10645791A JPH04312225A JP H04312225 A JPH04312225 A JP H04312225A JP 10645791 A JP10645791 A JP 10645791A JP 10645791 A JP10645791 A JP 10645791A JP H04312225 A JPH04312225 A JP H04312225A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- main oil
- oil chamber
- receiving area
- chamber
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニヤソレノイドの励
磁電流によって減衰力を制御するようにした減衰器に関
するものである。
磁電流によって減衰力を制御するようにした減衰器に関
するものである。
【0002】
【発明の背景】自動車や自動二輪車等の車輛に用いられ
る減衰器では、走行条件によって減衰力を自由に変更で
きるのが望ましい。そこで出願人は、減衰器の伸縮量お
よび伸縮速度を検出し、減衰器のピストンに設けた油路
を開閉する切換弁の作動圧をリニヤソレノイドによって
変化させるものを提案した(例えば特開平2−8553
5号、特開平2−182514号参照)。
る減衰器では、走行条件によって減衰力を自由に変更で
きるのが望ましい。そこで出願人は、減衰器の伸縮量お
よび伸縮速度を検出し、減衰器のピストンに設けた油路
を開閉する切換弁の作動圧をリニヤソレノイドによって
変化させるものを提案した(例えば特開平2−8553
5号、特開平2−182514号参照)。
【0003】ここに用いた減衰器は、シリンダ内に2つ
の主油室を画成するピストンと、このピストン内に設け
られピストンに第1・第2副油室を画成する切換弁と、
これら第1・第2副油室間に介在するオリフィスとを備
え、第1副油室に高圧側主油室の油圧を導く一方、第2
副油室内圧がリニヤソレノイドにより設定される圧力を
超えることにより前記切換弁を移動させて両主油室間の
油路を開き減衰力を制御するようにしたものである。
の主油室を画成するピストンと、このピストン内に設け
られピストンに第1・第2副油室を画成する切換弁と、
これら第1・第2副油室間に介在するオリフィスとを備
え、第1副油室に高圧側主油室の油圧を導く一方、第2
副油室内圧がリニヤソレノイドにより設定される圧力を
超えることにより前記切換弁を移動させて両主油室間の
油路を開き減衰力を制御するようにしたものである。
【0004】ここに高圧側主油室の油圧が導かれる第2
副油室に接する切換弁の受圧面積は、減衰器の伸・縮両
方向に対して常に同一となっていた。このためリニヤソ
レノイドの励磁電流が同一であれば伸・縮両方向の減衰
力は同一となる。しかし実際の車輌用の減衰器では通常
伸長時の減衰力は圧縮時に比べて数倍(通常2倍程度)
になるようにする。このためこの既提案のものを車輌に
用いる場合には、伸長時のソレノイド電流を圧縮時の数
倍多くする必要が生じる。この結果ソレノイドコイルの
電線を太くしなければならず、ソレノイドの大型化と重
量増加とを招くばかりでなく、その発熱量も増え、さら
にはソレノイド電流の制御装置の定格も大きくする必要
が生じる。
副油室に接する切換弁の受圧面積は、減衰器の伸・縮両
方向に対して常に同一となっていた。このためリニヤソ
レノイドの励磁電流が同一であれば伸・縮両方向の減衰
力は同一となる。しかし実際の車輌用の減衰器では通常
伸長時の減衰力は圧縮時に比べて数倍(通常2倍程度)
になるようにする。このためこの既提案のものを車輌に
用いる場合には、伸長時のソレノイド電流を圧縮時の数
倍多くする必要が生じる。この結果ソレノイドコイルの
電線を太くしなければならず、ソレノイドの大型化と重
量増加とを招くばかりでなく、その発熱量も増え、さら
にはソレノイド電流の制御装置の定格も大きくする必要
が生じる。
【0005】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、リニヤソレノイドの励磁電流によって減衰
力を制御するもので、伸・縮両方向の減衰力を変える場
合に、リニヤソレノイドの励磁電流の制御変化幅を小さ
くして、ソレノイドコイルの電線の小径化とソレノイド
の小型・軽量化を可能とし、発熱量の減少さらには制御
装置の小定格化も可能にする減衰器を提供することを目
的とする。
ものであり、リニヤソレノイドの励磁電流によって減衰
力を制御するもので、伸・縮両方向の減衰力を変える場
合に、リニヤソレノイドの励磁電流の制御変化幅を小さ
くして、ソレノイドコイルの電線の小径化とソレノイド
の小型・軽量化を可能とし、発熱量の減少さらには制御
装置の小定格化も可能にする減衰器を提供することを目
的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、高圧側主油
室内圧が導かれる副油室と、この副油室内圧がリニヤソ
レノイドの設定圧を越えると開いてパイロット通路を介
してこの副油室から低圧側主油室に作動油を逃がすパイ
ロット弁と、この副油室内圧と高圧側主油室内圧との差
圧の増減によって両主油室間をつなぐ主油路を開閉する
ポペット弁とを備え、伸・縮方向に対する減衰力が異な
る減衰器であって、前記ポペット弁は前記副油室に対向
するスリーブ部と、このスリーブ部の反対側にあって前
記主油路を開閉する弁板部とを備え、前記弁板部の端面
に導かれる一方の主油室の受圧面積(S1 )を前記ス
リーブ部断面積(S3 )より小さくする一方、前記弁
板部とスリーブ部との間に導かれる他方の主油室の受圧
面積(S2 =S3 −S1 )および前記受圧面積(
S1 )のうち、大きい減衰力を得る方向への伸・縮時
に高圧となる主油室の圧力の受圧面積(S1 またはS
2)を小さくしたことを特徴とする減衰器、により達成
される。
室内圧が導かれる副油室と、この副油室内圧がリニヤソ
レノイドの設定圧を越えると開いてパイロット通路を介
してこの副油室から低圧側主油室に作動油を逃がすパイ
ロット弁と、この副油室内圧と高圧側主油室内圧との差
圧の増減によって両主油室間をつなぐ主油路を開閉する
ポペット弁とを備え、伸・縮方向に対する減衰力が異な
る減衰器であって、前記ポペット弁は前記副油室に対向
するスリーブ部と、このスリーブ部の反対側にあって前
記主油路を開閉する弁板部とを備え、前記弁板部の端面
に導かれる一方の主油室の受圧面積(S1 )を前記ス
リーブ部断面積(S3 )より小さくする一方、前記弁
板部とスリーブ部との間に導かれる他方の主油室の受圧
面積(S2 =S3 −S1 )および前記受圧面積(
S1 )のうち、大きい減衰力を得る方向への伸・縮時
に高圧となる主油室の圧力の受圧面積(S1 またはS
2)を小さくしたことを特徴とする減衰器、により達成
される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部断面図、図2
はポペット弁の各部断面積を示すII−II線断面図、
図3は圧縮時の作動油の流れを示す図、図4は伸長時の
作動油の流れを示す図、図5は各コンポーネントの分解
図である。
はポペット弁の各部断面積を示すII−II線断面図、
図3は圧縮時の作動油の流れを示す図、図4は伸長時の
作動油の流れを示す図、図5は各コンポーネントの分解
図である。
【0008】図1において符号10はシリンダ、12は
このシリンダ10内に2つの主油室14、16を画成す
るピストンである。ピストン12は一端が開いた筒型の
ピストンハウジング18を備え、このピストンハウジン
グ18の閉じた端面はピストンロッド20に溶接されて
いる。22はこの溶接に伴い発生するビードである。シ
リンダハウジング18の開口側の外周にはシールリング
24が装着されている。このようにピストンハウジング
18をピストンロッド20に溶接することにより、両者
の軸心のずれを小さくし精度を向上することができる。
このシリンダ10内に2つの主油室14、16を画成す
るピストンである。ピストン12は一端が開いた筒型の
ピストンハウジング18を備え、このピストンハウジン
グ18の閉じた端面はピストンロッド20に溶接されて
いる。22はこの溶接に伴い発生するビードである。シ
リンダハウジング18の開口側の外周にはシールリング
24が装着されている。このようにピストンハウジング
18をピストンロッド20に溶接することにより、両者
の軸心のずれを小さくし精度を向上することができる。
【0009】ピストンロッド20の中心軸上には、絶縁
材26を介して電極棒28が挿入され、ピストンハウジ
ング18の内側からはコイルばね30を介して電極32
が装填されている。
材26を介して電極棒28が挿入され、ピストンハウジ
ング18の内側からはコイルばね30を介して電極32
が装填されている。
【0010】40はパイロット弁ハウジングである。こ
のパイロット弁ハウジング40には、パイロット弁42
、パイロット通路44、リニヤソレノイド46が一体に
組込まれている。このハウジング40の上面すなわちピ
ストンハウジング18の内底面に対向する面には、ソレ
ノイド装填室48が開口し、ここにプランジャ50およ
びコイル組立体52が順に装填される。ここにコイル組
立体52は、プランジャ50を囲むステンレス鋼などの
非磁性材で作られたプランジャケース54と、その周囲
に取付けられたコイル56とを樹脂58で固めたもので
あり、その上面には電極60、62が現れている。
のパイロット弁ハウジング40には、パイロット弁42
、パイロット通路44、リニヤソレノイド46が一体に
組込まれている。このハウジング40の上面すなわちピ
ストンハウジング18の内底面に対向する面には、ソレ
ノイド装填室48が開口し、ここにプランジャ50およ
びコイル組立体52が順に装填される。ここにコイル組
立体52は、プランジャ50を囲むステンレス鋼などの
非磁性材で作られたプランジャケース54と、その周囲
に取付けられたコイル56とを樹脂58で固めたもので
あり、その上面には電極60、62が現れている。
【0011】パイロット弁42は、ハウジング40の下
面に開口する弁孔64と、この弁孔64を開閉する弁体
66とを備える。弁体66は前記プランジャ50に一体
に形成されている。
面に開口する弁孔64と、この弁孔64を開閉する弁体
66とを備える。弁体66は前記プランジャ50に一体
に形成されている。
【0012】パイロット通路44はハウジング40の下
部にあり、パイロット弁42から半径方向に延びてハウ
ジング40の外周面に開口する。なおこの開口部分には
作動油の外周方向への流れのみを許容するボール・チェ
ック弁68、68が装着されている。またこのパイロッ
ト通路44はチェック弁68の内径側で下へ分岐してハ
ウジング40の下面に開口し、後記する主油路ハウジン
グ部80側のパイロット通路120に連通する。
部にあり、パイロット弁42から半径方向に延びてハウ
ジング40の外周面に開口する。なおこの開口部分には
作動油の外周方向への流れのみを許容するボール・チェ
ック弁68、68が装着されている。またこのパイロッ
ト通路44はチェック弁68の内径側で下へ分岐してハ
ウジング40の下面に開口し、後記する主油路ハウジン
グ部80側のパイロット通路120に連通する。
【0013】このように1つのコンポーネントとして構
成されたパイロット弁ハウジング40は、ピストンハウ
ジング18の開口から図5に示すように挿入される。こ
の時ソレノイド46の中央の電極60がピストンハウジ
ング18の内底面に突出する電極32を押圧する。また
他の電極62はピストンハウジング18の内底面に接触
する。すなわちこのソレノイド46の励磁電流は、電極
棒26とピストンロッド20とを介して流れる。またピ
ストンハウジング18には、このパイロット弁ハウジン
グ40を装填した状態でチェック弁68、68が上の主
油室14に連通する開口70、70が形成されている。
成されたパイロット弁ハウジング40は、ピストンハウ
ジング18の開口から図5に示すように挿入される。こ
の時ソレノイド46の中央の電極60がピストンハウジ
ング18の内底面に突出する電極32を押圧する。また
他の電極62はピストンハウジング18の内底面に接触
する。すなわちこのソレノイド46の励磁電流は、電極
棒26とピストンロッド20とを介して流れる。またピ
ストンハウジング18には、このパイロット弁ハウジン
グ40を装填した状態でチェック弁68、68が上の主
油室14に連通する開口70、70が形成されている。
【0014】80は主油路ハウジング部であり、ポペッ
ト弁82および主油路84を含む。主油路84は、ピス
トンハウジング18の側面に設けた開口86、86と主
油路ハウジング部80の下面に形成した開口88とを連
通する。この開口88は主油路ハウジング80の上面に
開いたポペット弁装填室90に連する。この装填室90
の内径は開口88の内径より大きく設定され、開口88
の装填室90側の縁には水平な段部92が形成される。
ト弁82および主油路84を含む。主油路84は、ピス
トンハウジング18の側面に設けた開口86、86と主
油路ハウジング部80の下面に形成した開口88とを連
通する。この開口88は主油路ハウジング80の上面に
開いたポペット弁装填室90に連する。この装填室90
の内径は開口88の内径より大きく設定され、開口88
の装填室90側の縁には水平な段部92が形成される。
【0015】ポペット弁82はポペット弁装填室90に
上方から装填され、開口88から下方へ突出する整流傘
部94と、開口88の段部92に係合する弁板部96と
、主油路84内に臨む環状溝98と、装填室90内を摺
動するスリーブ部100とを有する。弁板部96の半径
r1 は図1、2に示すように、開口88とほぼ同一径
であり、4ケ所に外径方向に突出する爪102を有する
。これらの爪102が段部92に当接してこの開口88
を閉じる。
上方から装填され、開口88から下方へ突出する整流傘
部94と、開口88の段部92に係合する弁板部96と
、主油路84内に臨む環状溝98と、装填室90内を摺
動するスリーブ部100とを有する。弁板部96の半径
r1 は図1、2に示すように、開口88とほぼ同一径
であり、4ケ所に外径方向に突出する爪102を有する
。これらの爪102が段部92に当接してこの開口88
を閉じる。
【0016】ここに弁板部96の下の主油室16から受
ける圧力の受圧面積S1 は、開口88の面積すなわち
弁板部96の面積πr12に等しい。またこの弁板部9
6とスリーブ部100との間の環状溝98に導かれる上
の主油室14からの受圧面積S2は、スリーブ部100
の面積S3 =πr32として、 S2 =S3 −S1 =π(r32−r12) となる。そしてこの実施例で伸び側の減衰力を圧縮側に
比べてn倍にするためには、nS2 =S1に設定する
。
ける圧力の受圧面積S1 は、開口88の面積すなわち
弁板部96の面積πr12に等しい。またこの弁板部9
6とスリーブ部100との間の環状溝98に導かれる上
の主油室14からの受圧面積S2は、スリーブ部100
の面積S3 =πr32として、 S2 =S3 −S1 =π(r32−r12) となる。そしてこの実施例で伸び側の減衰力を圧縮側に
比べてn倍にするためには、nS2 =S1に設定する
。
【0017】スリーブ部100には装填室90側へ開く
凹部が形成され、この凹部はパイロット弁42に臨む副
油室104を形成する。またこの凹部にはコイルばね1
06が装填され、このばね106はポペット弁82が開
口88を閉じる方向に付勢する。
凹部が形成され、この凹部はパイロット弁42に臨む副
油室104を形成する。またこの凹部にはコイルばね1
06が装填され、このばね106はポペット弁82が開
口88を閉じる方向に付勢する。
【0018】このポペット弁82には、整流傘部94に
設けたオリフィス108およびチェック弁110を介し
て、下の主油室16から副油室104へ作動油を流すパ
イロット通路112が形成されている。また環状溝98
には上の主油室14から主油路84を介して副油室10
4に油を導くオリフィス114およびチェック弁116
が設けられている。
設けたオリフィス108およびチェック弁110を介し
て、下の主油室16から副油室104へ作動油を流すパ
イロット通路112が形成されている。また環状溝98
には上の主油室14から主油路84を介して副油室10
4に油を導くオリフィス114およびチェック弁116
が設けられている。
【0019】一方この主油路ハウジング80には、前記
パイロット通路44にチェック弁118を介して連通す
るパイロット通路120が形成され、パイロット通路4
4から作動油を下の主油室16に導くものである。
パイロット通路44にチェック弁118を介して連通す
るパイロット通路120が形成され、パイロット通路4
4から作動油を下の主油室16に導くものである。
【0020】このピストン12を組立てるためには、予
めパイロット弁ハウジング40と主油路ハウジング部8
0とに、それぞれの部品を組付けて予備組立てしておき
、これをピストンハウジング18に図5に示すように順
に装填する。そしてこのピストンハウジング18の開口
縁を例えばかしめることによってこれらを固定すればよ
い。なお適宜の位置に0リングなどのシール122、1
24、126、128、130を装着しておく。
めパイロット弁ハウジング40と主油路ハウジング部8
0とに、それぞれの部品を組付けて予備組立てしておき
、これをピストンハウジング18に図5に示すように順
に装填する。そしてこのピストンハウジング18の開口
縁を例えばかしめることによってこれらを固定すればよ
い。なお適宜の位置に0リングなどのシール122、1
24、126、128、130を装着しておく。
【0021】
【作用】圧縮時においては、ピストン12が図3に示す
ように下向きに押される。このため下の主油室16が昇
圧し、作動油がオリフィス108、パイロット通路11
2、チェック弁110を通って副油室104に入るから
、副油室104が昇圧する。一方パイロット弁42の弁
体66はリニヤソレノイド46の電流で設定された力で
弁孔64を閉じているから副油室104の内圧がこのパ
イロット弁42の設定圧を越えるとパイロット弁42が
開き、作動油はパイロット通路44からチェック弁68
を通って上の主油室14に逃げる。このため副油室10
4が減圧するから、ポペット弁82は下の主油室16の
圧力により押上げられ、弁板部96が開口88の段部9
2から離れる。すなわち主油路84が開き、主油室16
から主油室14へ油が流れる。両主油室14、16の差
圧が一定以下になるとポペット弁42がコイルばね10
6により戻されて主油路84を閉じる。以上の動作を繰
り返すことによりピストン12は下降してゆく。
ように下向きに押される。このため下の主油室16が昇
圧し、作動油がオリフィス108、パイロット通路11
2、チェック弁110を通って副油室104に入るから
、副油室104が昇圧する。一方パイロット弁42の弁
体66はリニヤソレノイド46の電流で設定された力で
弁孔64を閉じているから副油室104の内圧がこのパ
イロット弁42の設定圧を越えるとパイロット弁42が
開き、作動油はパイロット通路44からチェック弁68
を通って上の主油室14に逃げる。このため副油室10
4が減圧するから、ポペット弁82は下の主油室16の
圧力により押上げられ、弁板部96が開口88の段部9
2から離れる。すなわち主油路84が開き、主油室16
から主油室14へ油が流れる。両主油室14、16の差
圧が一定以下になるとポペット弁42がコイルばね10
6により戻されて主油路84を閉じる。以上の動作を繰
り返すことによりピストン12は下降してゆく。
【0022】伸長時においては、ピストン12は図4に
示すように上向きに引かれる。このため上の主油室14
が昇圧し、その圧力は主油路84を介してポペット弁8
2の環状溝98に導かれる。そしてこの環状溝98から
オリフィス114、チェック弁116を介して副油室1
04に油が入る。副油室104の内圧が、リニヤソレノ
イド46で設定された圧力を越えるとパイロット弁42
が開き、油はパイロット通路44、チェック弁118、
パイロット通路120を経て下の主油室16に逃げる。 このため副油室104が減圧しポペット弁82が上昇し
て主油路84が開く。従って主油室14から主油室16
へ油が流れ、両主油室14、16の差圧が一定以下にな
ると主油路84が閉じ、以上の動作を繰り返しながらピ
ストン12は上昇してゆく。
示すように上向きに引かれる。このため上の主油室14
が昇圧し、その圧力は主油路84を介してポペット弁8
2の環状溝98に導かれる。そしてこの環状溝98から
オリフィス114、チェック弁116を介して副油室1
04に油が入る。副油室104の内圧が、リニヤソレノ
イド46で設定された圧力を越えるとパイロット弁42
が開き、油はパイロット通路44、チェック弁118、
パイロット通路120を経て下の主油室16に逃げる。 このため副油室104が減圧しポペット弁82が上昇し
て主油路84が開く。従って主油室14から主油室16
へ油が流れ、両主油室14、16の差圧が一定以下にな
ると主油路84が閉じ、以上の動作を繰り返しながらピ
ストン12は上昇してゆく。
【0023】ここで圧縮時にポペット弁82に作用する
上向きの力f1 は、主油室16の圧力をp1 、副油
室104の圧力をp3 として f1 =p1 ・S1 −p3 ・S3となる。また伸
長時にポペット弁82に作用する上向きの力f2 は、
主油室14の圧力をp2 としてf2 =p2 ・S2
−p3 ・S3である。nS2 =S1 であるから
f1 =f2 とするためには np1 =p2 すなわちソレノイド46の励磁電流を同一とした時には
、伸び側の圧力P2 が圧縮側の圧力P1 に比べてn
倍になって初めてポペット弁82が開くことになり、伸
び側の減衰力が圧縮側に比べてほぼn倍になる。
上向きの力f1 は、主油室16の圧力をp1 、副油
室104の圧力をp3 として f1 =p1 ・S1 −p3 ・S3となる。また伸
長時にポペット弁82に作用する上向きの力f2 は、
主油室14の圧力をp2 としてf2 =p2 ・S2
−p3 ・S3である。nS2 =S1 であるから
f1 =f2 とするためには np1 =p2 すなわちソレノイド46の励磁電流を同一とした時には
、伸び側の圧力P2 が圧縮側の圧力P1 に比べてn
倍になって初めてポペット弁82が開くことになり、伸
び側の減衰力が圧縮側に比べてほぼn倍になる。
【0024】なおこの実施例では、主油室14、16か
ら副油室104に高圧側主油室の油圧を導く通路にオリ
フィス114、108を設けている。これらのオリフィ
ス114、108は作動油がここを通る際の絞り効果に
より減圧するから、例えばオリフィス114をオリフィ
ス108よりも小径としてその減圧作用を強めることに
より、伸び側の減衰力をさらに増大させることができる
。
ら副油室104に高圧側主油室の油圧を導く通路にオリ
フィス114、108を設けている。これらのオリフィ
ス114、108は作動油がここを通る際の絞り効果に
より減圧するから、例えばオリフィス114をオリフィ
ス108よりも小径としてその減圧作用を強めることに
より、伸び側の減衰力をさらに増大させることができる
。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように、ポペット弁の弁
板部端面に導かれる一方の主油室の受圧面積S1 と、
この弁板部とスリーブ部との間に導かれる他方の主油室
の受圧面積S2 =S3 −S1 (S3 はスリーブ
部の断面積)のうち一方を小さくして、この小さい受圧
面積側へ大きい減衰力を得る際に高圧となる主油室の圧
力を導くようにした。このためリニヤソレノイドの励磁
電流は伸・縮両方向に対する変化範囲が小さくなる。こ
の結果ソレノイドコイルの電線を細くしソレノイドの小
型・軽量化が図れる。またこの励磁電流を供給する制御
装置の定格も小さくすることができる。
板部端面に導かれる一方の主油室の受圧面積S1 と、
この弁板部とスリーブ部との間に導かれる他方の主油室
の受圧面積S2 =S3 −S1 (S3 はスリーブ
部の断面積)のうち一方を小さくして、この小さい受圧
面積側へ大きい減衰力を得る際に高圧となる主油室の圧
力を導くようにした。このためリニヤソレノイドの励磁
電流は伸・縮両方向に対する変化範囲が小さくなる。こ
の結果ソレノイドコイルの電線を細くしソレノイドの小
型・軽量化が図れる。またこの励磁電流を供給する制御
装置の定格も小さくすることができる。
【図1】本発明の一実施例の要部断面図
【図2】ポペッ
ト弁の各部断面積を示すII−II線断面図
ト弁の各部断面積を示すII−II線断面図
【図3】圧
縮時の油の流れを示す図
縮時の油の流れを示す図
【図4】伸長時の油の流れを示す図
【図5】各コンポーネントの分解図
12 ピストン
18 ピストンハウジング
40 パイロット弁ハウジング
42 パイロット弁
44、112、120 パイロット通路46 リニ
ヤソレノイド 80 主油路ハウジング部 82 ポペット弁 84 主油路 88 開口 96 弁板部 100 スリーブ部 104 副油室
ヤソレノイド 80 主油路ハウジング部 82 ポペット弁 84 主油路 88 開口 96 弁板部 100 スリーブ部 104 副油室
Claims (1)
- 【請求項1】 高圧側主油室内圧が導かれる副油室と
、この副油室内圧がリニヤソレノイドの設定圧を越える
と開いてパイロット通路を介してこの副油室から低圧側
主油室に作動油を逃がすパイロット弁と、この副油室内
圧と高圧側主油室内圧との差圧の増減によって両主油室
間をつなぐ主油路を開閉するポペット弁とを備え、伸・
縮方向に対する減衰力が異なる減衰器であって、前記ポ
ペット弁は前記副油室に対向するスリーブ部と、このス
リーブ部の反対側にあって前記主油路を開閉する弁板部
とを備え、前記弁板部の端面に導かれる一方の主油室の
受圧面積(S1 )を前記スリーブ部断面積(S3 )
より小さくする一方、前記弁板部とスリーブ部との間に
導かれる他方の主油室の受圧面積(S2 =S3 −S
1 )および前記受圧面積(S1 )のうち、大きい減
衰力を発生させる方向への伸・縮時に高圧となる主油室
の圧力の受圧面積(S1 またはS2 )を小さくした
ことを特徴とする減衰器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10645791A JPH04312225A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10645791A JPH04312225A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 減衰器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04312225A true JPH04312225A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14434121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10645791A Pending JPH04312225A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 減衰器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04312225A (ja) |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP10645791A patent/JPH04312225A/ja active Pending
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