JPH0431238Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0431238Y2 JPH0431238Y2 JP1986194000U JP19400086U JPH0431238Y2 JP H0431238 Y2 JPH0431238 Y2 JP H0431238Y2 JP 1986194000 U JP1986194000 U JP 1986194000U JP 19400086 U JP19400086 U JP 19400086U JP H0431238 Y2 JPH0431238 Y2 JP H0431238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- wired
- sputtering
- wired glass
- peripheral end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は内部に補強用の金属網を埋設した網入
りガラスに関する。
りガラスに関する。
(従来の技術)
網入りガラスは補強用の網材が軟鉄であり、網
入りガラスの網が露出した小口は錆び易く且つ強
度も一般のガラスに比べて低く、経年とともに網
の腐食が進み、強度も低下することが知られてい
る。
入りガラスの網が露出した小口は錆び易く且つ強
度も一般のガラスに比べて低く、経年とともに網
の腐食が進み、強度も低下することが知られてい
る。
そこで、従来は例えば特公昭51−7167号公報に
記載されている如く網入りガラスの小口に防錆塗
料を塗つたり、また実公昭57−48952号公報に記
載されている如く不定形シーリング材、例えばブ
チルテープなどの有機材料で覆うことによつて、
錆の発生や強度低下を防いでいる。
記載されている如く網入りガラスの小口に防錆塗
料を塗つたり、また実公昭57−48952号公報に記
載されている如く不定形シーリング材、例えばブ
チルテープなどの有機材料で覆うことによつて、
錆の発生や強度低下を防いでいる。
(考案が解決しようとする問題点)
有機材料による防錆処理は、有機材料であるた
めに耐久性に限界があり、セツテイングブロツク
により有機材料が剥れたり、ブチルテープは自重
で剥離したりするためにガラス周端面への水分の
侵入を確実に防ぐことができない等の理由によ
り、防錆効果が期待できないし、強度低下も生じ
る。
めに耐久性に限界があり、セツテイングブロツク
により有機材料が剥れたり、ブチルテープは自重
で剥離したりするためにガラス周端面への水分の
侵入を確実に防ぐことができない等の理由によ
り、防錆効果が期待できないし、強度低下も生じ
る。
更にこの防錆処理は、網入りガラスの6〜10mm
の小口に塗料を塗るために作業がしずらく、塗料
が小口以外の所にも塗られて汚れが生じる等のた
めに防錆処理の作業性が悪い。
の小口に塗料を塗るために作業がしずらく、塗料
が小口以外の所にも塗られて汚れが生じる等のた
めに防錆処理の作業性が悪い。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決すべく本考案は、網入りガラ
スの周端面にスパツタリングによりコーテイング
膜を形成した。
スの周端面にスパツタリングによりコーテイング
膜を形成した。
(実施例)
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本考案に係る網入りガラスを形成する
スパツタリング装置の概略構成図、第2図は第1
図の装置で形成した網入りガラスの斜視図であ
る。
スパツタリング装置の概略構成図、第2図は第1
図の装置で形成した網入りガラスの斜視図であ
る。
網入りガラス1には内部に補強用の金属網線2
が埋設されている。
が埋設されている。
この網入りガラス1の周端面1aにスパツタリ
ングによりコーテイング膜3を形成するには、第
1図に示す如く網入りガラス1の上面に捨てガラ
ス5を載置して、スパツタリング装置6の10-3〜
10-5Torrの真空容器7内に入れ、その真空容器
7内に例えばAr等の不活性ガスを注入した状態
で、その真空容器7内に配置した陰極8と陽極9
との間に電源10,10によつて電圧を印加して
その陰極8と陽極9間にグロー放電を生じさせ
る。
ングによりコーテイング膜3を形成するには、第
1図に示す如く網入りガラス1の上面に捨てガラ
ス5を載置して、スパツタリング装置6の10-3〜
10-5Torrの真空容器7内に入れ、その真空容器
7内に例えばAr等の不活性ガスを注入した状態
で、その真空容器7内に配置した陰極8と陽極9
との間に電源10,10によつて電圧を印加して
その陰極8と陽極9間にグロー放電を生じさせ
る。
このグロー放電によつて真空容器7内の不活性
ガスがイオン化し、この不活性ガスイオン11が
陰極8に引かれて陰極8の陽極9側に付設したタ
ーゲツト12に衝突してターゲツト12から金属
原子13が叩きだされ、この金属原子13が被コ
ーテイング部材である網入りガラス1の周端面1
a及び捨てガラス5の周端面及び表面に付着して
コーテイング膜3が形成される。
ガスがイオン化し、この不活性ガスイオン11が
陰極8に引かれて陰極8の陽極9側に付設したタ
ーゲツト12に衝突してターゲツト12から金属
原子13が叩きだされ、この金属原子13が被コ
ーテイング部材である網入りガラス1の周端面1
a及び捨てガラス5の周端面及び表面に付着して
コーテイング膜3が形成される。
次に、この網入りガラス1及び捨てガラス5を
スパツタリング装置6から取出した後に、捨てガ
ラス5を取除くと、第2図に示す如く周端面1a
にのみコーテイング膜3が形成された網入りガラ
ス1が得られ、このガラス1は透明ガラスとして
使用することができる。前記透明ガラスの代りに
他の種類のガラス、例えば熱線吸収ガラスの周端
面を補強することもできる。
スパツタリング装置6から取出した後に、捨てガ
ラス5を取除くと、第2図に示す如く周端面1a
にのみコーテイング膜3が形成された網入りガラ
ス1が得られ、このガラス1は透明ガラスとして
使用することができる。前記透明ガラスの代りに
他の種類のガラス、例えば熱線吸収ガラスの周端
面を補強することもできる。
スパツタリングで使用するターゲツト12の代
表的なものとしては、例えばCr,Cu,Au,
SuS,Ti,Sn等があり、これ等のうち特にCr,
SuS,Ti,Snは耐腐食性に優れ、SuS,Tiはガ
ラスの強度を向上させる。
表的なものとしては、例えばCr,Cu,Au,
SuS,Ti,Sn等があり、これ等のうち特にCr,
SuS,Ti,Snは耐腐食性に優れ、SuS,Tiはガ
ラスの強度を向上させる。
このように、SuS−Nx,Ti−Nx等の窒化金属
やSuS−Ox,Ti−Ox等の酸化金属を網入りガラ
ス1の周端面1aにスパツタリングにより一層又
は多層状態でコーテイングする。
やSuS−Ox,Ti−Ox等の酸化金属を網入りガラ
ス1の周端面1aにスパツタリングにより一層又
は多層状態でコーテイングする。
第3図は、本考案に係る網入りガラスの他の例
を示す斜視図であり、この網入りガラス21は捨
てガラスを載置しないでスパツタリングを施した
ものであり、その周端面21a及び一面21bに
はスパツタリングによりコーテイング膜3が形成
され、熱線反射ガラスとして使用することができ
る。
を示す斜視図であり、この網入りガラス21は捨
てガラスを載置しないでスパツタリングを施した
ものであり、その周端面21a及び一面21bに
はスパツタリングによりコーテイング膜3が形成
され、熱線反射ガラスとして使用することができ
る。
この網入りガラス21は、上述したスパツタリ
ング装置6によつて捨てガラス5を載置すること
なく実施する。
ング装置6によつて捨てガラス5を載置すること
なく実施する。
(考案の効果)
以上説明した如く本考案によれば、網入りガラ
スの周端面にスパツタリングによりコーテイング
膜を形成するので、スパツタリングで耐久性に富
む金属を緻密にコーテイングすることにより、網
に錆が発生するのを防止することができ、網入り
ガラスの防錆効果が非常に向上する。
スの周端面にスパツタリングによりコーテイング
膜を形成するので、スパツタリングで耐久性に富
む金属を緻密にコーテイングすることにより、網
に錆が発生するのを防止することができ、網入り
ガラスの防錆効果が非常に向上する。
また、スパツタリングによりコーテイング膜を
形成するので、有機材料を塗る場合やブチルテー
プを貼る場合に比べて極めて防錆処理の作業性が
向上する。
形成するので、有機材料を塗る場合やブチルテー
プを貼る場合に比べて極めて防錆処理の作業性が
向上する。
さらに、この考案に係る網入りガラスと通常の
ガラスに対して900〜3900(Kg/cm2)の破壊応力を
加えた場合の300(Kg/cm2)毎の破壊個数を、スパ
ツタリング処理を施した網入りガラスについては
第4図Aに、スパツタリング処理を施さない網入
りガラスについては同図Bに示した。また第5図
に水浸3カ月暴露した後の本考案ガラスと従来品
との赤外線ランプによる熱割れ試験の結果を示し
た。
ガラスに対して900〜3900(Kg/cm2)の破壊応力を
加えた場合の300(Kg/cm2)毎の破壊個数を、スパ
ツタリング処理を施した網入りガラスについては
第4図Aに、スパツタリング処理を施さない網入
りガラスについては同図Bに示した。また第5図
に水浸3カ月暴露した後の本考案ガラスと従来品
との赤外線ランプによる熱割れ試験の結果を示し
た。
これらの試験結果から明らかな如く、本考案に
よる網入りガラスは原子レベルで金属をコーテイ
ングするため、ガラスの傷が塞がり又は傷が鈍角
となり、ガラスのエツジ強度が向上する。
よる網入りガラスは原子レベルで金属をコーテイ
ングするため、ガラスの傷が塞がり又は傷が鈍角
となり、ガラスのエツジ強度が向上する。
また網入りガラスの切断は通常カツターによる
ガラス部分の切断後、網を切断するために折り曲
げ力を加えて網を引きちぎるようにして切断す
る。このため、ガラス板の周端面は微細なクラツ
クが発生している。
ガラス部分の切断後、網を切断するために折り曲
げ力を加えて網を引きちぎるようにして切断す
る。このため、ガラス板の周端面は微細なクラツ
クが発生している。
前記スパツターの処理によつてガラス板周端面
の傷は塞がれ強度は強くなるが、一方ガラス切断
方法をダイヤモンドソー等の切断機を用いてガラ
スと網を共に切断するようにすればクラツクの発
生がより少ない周端面を作ることができる。この
場合ダイヤモンド砥粒は# 150以上の細かいもの
が好ましい。
の傷は塞がれ強度は強くなるが、一方ガラス切断
方法をダイヤモンドソー等の切断機を用いてガラ
スと網を共に切断するようにすればクラツクの発
生がより少ない周端面を作ることができる。この
場合ダイヤモンド砥粒は# 150以上の細かいもの
が好ましい。
このようにして切断したものを網入ガラスの周
端面に本考案のスパツタリング処理を施せば網入
りガラスの強度及び耐久性をより向上せしめるこ
とができる。
端面に本考案のスパツタリング処理を施せば網入
りガラスの強度及び耐久性をより向上せしめるこ
とができる。
第1図は本考案に係る網入りガラスを形成する
スパツタリング装置の概略構成図、第2図は同じ
くその網入りガラスの斜視図、第3図は本考案に
係る網入りガラスの他の例を示す斜視図、第4図
は本考案に係る網入りガラスと通常の網入りガラ
スの破壊試験の結果を示す図、第5図は熱割れ強
度比を示す図である。 尚、1は網入りガラス、2は金属網線、3はコ
ーテイング膜、6はスパツタリング装置である。
スパツタリング装置の概略構成図、第2図は同じ
くその網入りガラスの斜視図、第3図は本考案に
係る網入りガラスの他の例を示す斜視図、第4図
は本考案に係る網入りガラスと通常の網入りガラ
スの破壊試験の結果を示す図、第5図は熱割れ強
度比を示す図である。 尚、1は網入りガラス、2は金属網線、3はコ
ーテイング膜、6はスパツタリング装置である。
Claims (1)
- 内部に補強用の金属網を埋設した網入りガラス
において、前記網入りガラスの周端面にはスパツ
タリングによりコーテイング膜が形成されている
ことを特徴とする網入りガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986194000U JPH0431238Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986194000U JPH0431238Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6398351U JPS6398351U (ja) | 1988-06-25 |
| JPH0431238Y2 true JPH0431238Y2 (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=31150556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986194000U Expired JPH0431238Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0431238Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244813A (en) * | 1975-09-08 | 1977-04-08 | Sato Yoshihira | Method of antiicorrosive treatment of cutting plane of wirred glass plate |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP1986194000U patent/JPH0431238Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6398351U (ja) | 1988-06-25 |
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