JPH0431256Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0431256Y2 JPH0431256Y2 JP1985089069U JP8906985U JPH0431256Y2 JP H0431256 Y2 JPH0431256 Y2 JP H0431256Y2 JP 1985089069 U JP1985089069 U JP 1985089069U JP 8906985 U JP8906985 U JP 8906985U JP H0431256 Y2 JPH0431256 Y2 JP H0431256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roving
- guide
- mounting bar
- guides
- roving guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は紡績産業におけるリング精紡機に糸切
れ検出装置を備えた機械において、紡出中の糸が
切断したときその錘の粗糸供給を停止させると共
に粗糸の先端をドラフト部の一部に残留させて、
口付作業を容易にすると共に粗糸原料の屑物化を
防止する粗糸案内装置に関するものである。
れ検出装置を備えた機械において、紡出中の糸が
切断したときその錘の粗糸供給を停止させると共
に粗糸の先端をドラフト部の一部に残留させて、
口付作業を容易にすると共に粗糸原料の屑物化を
防止する粗糸案内装置に関するものである。
[従来の技術]
リング精紡機では糸切れが発生すると、直ちに
糸継ぎを行なわなければ、生産を減少させると共
に屑物を増大させ且つドラフト部に繊維を巻き付
かせて故障の原因となる。その為現在使用されて
いるリング精紡機には、糸切れを早く発見すると
共にその所在を標示する装置を備えたものがあ
る。また糸切れ検出装置としては、紡出糸の存在
を検知するものが多いが、この他紡出糸の糸張力
や振動或は接触固有振動、誘電率等の電気信号を
利用したり、またはトラベラーの回転を検知して
糸切れを検知する等の装置も知られている。
糸継ぎを行なわなければ、生産を減少させると共
に屑物を増大させ且つドラフト部に繊維を巻き付
かせて故障の原因となる。その為現在使用されて
いるリング精紡機には、糸切れを早く発見すると
共にその所在を標示する装置を備えたものがあ
る。また糸切れ検出装置としては、紡出糸の存在
を検知するものが多いが、この他紡出糸の糸張力
や振動或は接触固有振動、誘電率等の電気信号を
利用したり、またはトラベラーの回転を検知して
糸切れを検知する等の装置も知られている。
また糸切れ発生と同時にドラフト部に供給され
ている粗糸の供給を中断させることも知られてお
り、供給中の粗糸を糸切れ発生によつて切断する
様な自動粗糸供給停止装置(例えば実開昭59−
178378号公報)も提案されている。ところでこの
様な自動粗糸供給停止装置は前記した糸切れ検知
装置の糸切れ検出電気信号によつて作動するもの
であるから、ドラフト装置のドラフト域内にある
粗糸は全部屑物となつて排出されてしまう。従つ
て再び口付けする(粗糸をドラフト域に通してフ
リースを出しこれに糸継ぎを行なうこと)のに相
当の手数と時間を要している。これらから本出願
人の一人は先に、特開昭60−52634号公報に示さ
れる技術を提案し、糸切れ検出によつて供給中の
粗糸を後部側ローラの把持部から退避案内させる
と共にこれを把持して、粗糸の切断(引きちぎ
り)先端をドラフト部内に残留させる様にしたド
ラフト装置を開発している。即ち当該公報に記載
された装置であると、粗糸の供給案内部材を粗糸
の供給走行軌跡と交差する方向へ移動させる構成
を採用しているので、上記の様に後部側ローラの
把持部から横方向へ退避案内させることが可能と
なつたのである。
ている粗糸の供給を中断させることも知られてお
り、供給中の粗糸を糸切れ発生によつて切断する
様な自動粗糸供給停止装置(例えば実開昭59−
178378号公報)も提案されている。ところでこの
様な自動粗糸供給停止装置は前記した糸切れ検知
装置の糸切れ検出電気信号によつて作動するもの
であるから、ドラフト装置のドラフト域内にある
粗糸は全部屑物となつて排出されてしまう。従つ
て再び口付けする(粗糸をドラフト域に通してフ
リースを出しこれに糸継ぎを行なうこと)のに相
当の手数と時間を要している。これらから本出願
人の一人は先に、特開昭60−52634号公報に示さ
れる技術を提案し、糸切れ検出によつて供給中の
粗糸を後部側ローラの把持部から退避案内させる
と共にこれを把持して、粗糸の切断(引きちぎ
り)先端をドラフト部内に残留させる様にしたド
ラフト装置を開発している。即ち当該公報に記載
された装置であると、粗糸の供給案内部材を粗糸
の供給走行軌跡と交差する方向へ移動させる構成
を採用しているので、上記の様に後部側ローラの
把持部から横方向へ退避案内させることが可能と
なつたのである。
[考案が解決しようとする課題]
ところで上記特開昭60−52634号公報の技術に
おいては、供給案内部材を粗糸の供給走行軌跡か
ら横方向へ退避させる手段として、該供給案内部
材を杆状に構成すると共にこれをスイングさせる
様にしたので、当該スイングの距離を大きくとる
ためにはスイングの揺動軸心を機台の相当下方に
設計する必要がある。従つて前記ドラフト装置に
自動粗糸供給停止装置を組み付けるに当たつて数
多くの構成部品を要すると共に全体構成が大型の
ものとならざるを得なかつたので、本願考案では
この思想を積極的に発展させて停止装置を簡素に
構成すると共に全体構成を小型化することを目的
とするものである。
おいては、供給案内部材を粗糸の供給走行軌跡か
ら横方向へ退避させる手段として、該供給案内部
材を杆状に構成すると共にこれをスイングさせる
様にしたので、当該スイングの距離を大きくとる
ためにはスイングの揺動軸心を機台の相当下方に
設計する必要がある。従つて前記ドラフト装置に
自動粗糸供給停止装置を組み付けるに当たつて数
多くの構成部品を要すると共に全体構成が大型の
ものとならざるを得なかつたので、本願考案では
この思想を積極的に発展させて停止装置を簡素に
構成すると共に全体構成を小型化することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段]
即ち本考案は、以下の様に構成したものであ
る。紡出糸の切断を検出することによつてドラフ
ト部へ供給されている粗糸を、ドラフト部のバツ
クローラ把持部から横方向へ退避させると共にこ
れを挟圧把持する粗糸案内装置であつて、バツク
ローラ軸と平行させて取付バーを固設し、該取付
バーに個々の粗糸ガイドを摺動自在に設けると共
に、該粗糸ガイドは取付バーに設けたスタツドと
コイルばねで2つ1組の粗糸ガイドが互いに相寄
る方向へ付勢されるように配設し、且つ該粗糸ガ
イドには粗糸案内透孔を形成し、その出口側には
付勢移動方向と反対側の位置に粗糸導出側方向へ
突出した突出部を形成すると共に、粗糸ガイドの
下部側には係止段部を形成しておき、取付バーの
一部に取り付けた電磁作動器の作動子端の係合片
に前記係止段部を係合させて粗糸ガイドの粗糸供
給案内位置に係留させるように構成し、該粗糸ガ
イドが互いに相寄る付勢方向のほぼ中央には、前
記粗糸案内透孔を塞ぎ且つ突出部と衝突する突壁
を形成したストツパーを取付バーに取り付け、紡
出糸の糸切れ電気信号によつて電磁作動器を作動
させて粗糸ガイドの係留を開放し、コイルばねに
よつて粗糸ガイドを前記粗糸供給案内位置から前
記付勢方向へ移動させてバツクローラ把持部から
退避させると共に粗糸ガイドの突出部とストツパ
ーの突壁により案内粗糸を挟圧把持するように構
成したことを要旨とするのである。
る。紡出糸の切断を検出することによつてドラフ
ト部へ供給されている粗糸を、ドラフト部のバツ
クローラ把持部から横方向へ退避させると共にこ
れを挟圧把持する粗糸案内装置であつて、バツク
ローラ軸と平行させて取付バーを固設し、該取付
バーに個々の粗糸ガイドを摺動自在に設けると共
に、該粗糸ガイドは取付バーに設けたスタツドと
コイルばねで2つ1組の粗糸ガイドが互いに相寄
る方向へ付勢されるように配設し、且つ該粗糸ガ
イドには粗糸案内透孔を形成し、その出口側には
付勢移動方向と反対側の位置に粗糸導出側方向へ
突出した突出部を形成すると共に、粗糸ガイドの
下部側には係止段部を形成しておき、取付バーの
一部に取り付けた電磁作動器の作動子端の係合片
に前記係止段部を係合させて粗糸ガイドの粗糸供
給案内位置に係留させるように構成し、該粗糸ガ
イドが互いに相寄る付勢方向のほぼ中央には、前
記粗糸案内透孔を塞ぎ且つ突出部と衝突する突壁
を形成したストツパーを取付バーに取り付け、紡
出糸の糸切れ電気信号によつて電磁作動器を作動
させて粗糸ガイドの係留を開放し、コイルばねに
よつて粗糸ガイドを前記粗糸供給案内位置から前
記付勢方向へ移動させてバツクローラ把持部から
退避させると共に粗糸ガイドの突出部とストツパ
ーの突壁により案内粗糸を挟圧把持するように構
成したことを要旨とするのである。
[作用及び実施例]
以下図面に基づいて本考案を詳細に説明するが
図は本考案の具体的な実施の一例を示したもので
本考案は図示例に限定されず、前・後記の趣旨に
沿つて一部の構成を変更したり或は一部の設計を
変更しても同様に実施することができる。
図は本考案の具体的な実施の一例を示したもので
本考案は図示例に限定されず、前・後記の趣旨に
沿つて一部の構成を変更したり或は一部の設計を
変更しても同様に実施することができる。
第1図(側断面図)は本考案粗糸案内装置2を
設けたリング精紡機におけるドラフト装置1の一
例を示したもので、該装置1のドラフトローラに
はバツクローラ1cが他のローラと平行して設け
られ、該バツクローラ1cはローラスタンドベー
ス1aに取り付けられた軸受部材1bに支えら
れ、その上部側にはバツクトツプローラ1dがバ
ツクトツプローラ1cを押圧する様に配置されて
いる。上記実施例装置2としてはバツクローラ1
cの前記軸受部材1bにこれを取り付ける様に構
成したものを示したが、3線ローラで構成される
ドラフト部にあつてはバツクローラに対設して構
成したり、或は軸受部材1bに代えて他の取付具
をローラスタンドベース1aに取り付け、この取
付具に後述する取付バーを取り付ける様に構成し
ても同様に実施することができる。
設けたリング精紡機におけるドラフト装置1の一
例を示したもので、該装置1のドラフトローラに
はバツクローラ1cが他のローラと平行して設け
られ、該バツクローラ1cはローラスタンドベー
ス1aに取り付けられた軸受部材1bに支えら
れ、その上部側にはバツクトツプローラ1dがバ
ツクトツプローラ1cを押圧する様に配置されて
いる。上記実施例装置2としてはバツクローラ1
cの前記軸受部材1bにこれを取り付ける様に構
成したものを示したが、3線ローラで構成される
ドラフト部にあつてはバツクローラに対設して構
成したり、或は軸受部材1bに代えて他の取付具
をローラスタンドベース1aに取り付け、この取
付具に後述する取付バーを取り付ける様に構成し
ても同様に実施することができる。
第2図(側断面図)は第1図の要部を拡大した
もので本考案粗糸案内装置2の一部断面を示し、
第3図(後面図)は第2図の右側を一部破断して
示し、第4図(平面図)は第3図の上部側を一部
破断して示している。尚本考案案内装置2は個々
のドラフトラインに対応して設けられるものであ
るが、図はローラスタンドを挟んでその両側に設
けられたものを示しており、ローラスタンド間の
ドラフトラインにも同様に対設される。
もので本考案粗糸案内装置2の一部断面を示し、
第3図(後面図)は第2図の右側を一部破断して
示し、第4図(平面図)は第3図の上部側を一部
破断して示している。尚本考案案内装置2は個々
のドラフトラインに対応して設けられるものであ
るが、図はローラスタンドを挟んでその両側に設
けられたものを示しており、ローラスタンド間の
ドラフトラインにも同様に対設される。
これらの図において本考案粗糸案内装置2は前
記軸受部材1bに両端側或は中間部分を支持固定
され、バツクローラ1cと平行に配設された取付
バー3に設けられる。そして取付バー3としては
頂面側に第3図の手前方向に突出させたフランジ
3aを長さ方向に連設し、各ドラフトラインに対
応させて取付用舌下片3bを形成する。図はこれ
らを一体で形成したものを示したが、これらは別
体で形成し取付バー3の必要部分に取り付けて構
成してもよい。
記軸受部材1bに両端側或は中間部分を支持固定
され、バツクローラ1cと平行に配設された取付
バー3に設けられる。そして取付バー3としては
頂面側に第3図の手前方向に突出させたフランジ
3aを長さ方向に連設し、各ドラフトラインに対
応させて取付用舌下片3bを形成する。図はこれ
らを一体で形成したものを示したが、これらは別
体で形成し取付バー3の必要部分に取り付けて構
成してもよい。
一方粗糸ガイド7は取付バー3の頂面側に嵌合
して左右に摺動する支持部を形成すると共に該支
持部の一方側に有底孔7c(第3図)を形成し、
下部側には係止段7d(第3図)を形成している。
また粗糸ガイド7の上部側には従来の粗糸ガイド
と同じ様なトランペツト型の粗糸案内透孔7aを
形成すると共に、該透孔7aの出口側には、粗糸
の導出側方向へ突出させた突出部7b(第4図)
を形成しており、前記係止段7d及び突出部7b
の段部はそれぞれ粗糸ガイド7の退避移動方向側
に面して形成されている。尚この粗糸ガイド7と
しては合成樹脂等で一体成形したものを用いると
共に取付バー3に嵌装するに当たつては粗糸ガイ
ド7の弾性変形を利用して嵌装する。また装置ガ
イド7は第3〜6図に示す如く2つ1組みで構成
される様に配設されており、且つそれは互いに相
寄る方向へ付勢されるのであるが、以下その構成
および作用効果を説明する。即ち2つ1組みで配
設された粗糸ガイド7,7の前記付勢方向とは反
対側(相寄る方向に対して背面側)には、取付バ
ー3におけるフランジ3aの下面側にブラケツト
4を夫々配設し、各ブラケツト4はその両側に突
壁4a,4a(第3図)を形成している。そして
該突壁4a,4aにそれぞれスタツド5を螺装す
ると共に該スタツド5は粗糸ガイド7の摺動方向
に沿い且つ前記有底孔7cの中心線と一致する様
に配設し、粗糸ガイド7を取り付けるに当たつて
は有底孔7cとスタツド5の間にコイルばね6を
介装し、該コイルばね6は有底孔7cの底面とブ
ラケツト4の突壁4aによつて粗糸ガイド7を常
に相寄る方向へ付勢している。
して左右に摺動する支持部を形成すると共に該支
持部の一方側に有底孔7c(第3図)を形成し、
下部側には係止段7d(第3図)を形成している。
また粗糸ガイド7の上部側には従来の粗糸ガイド
と同じ様なトランペツト型の粗糸案内透孔7aを
形成すると共に、該透孔7aの出口側には、粗糸
の導出側方向へ突出させた突出部7b(第4図)
を形成しており、前記係止段7d及び突出部7b
の段部はそれぞれ粗糸ガイド7の退避移動方向側
に面して形成されている。尚この粗糸ガイド7と
しては合成樹脂等で一体成形したものを用いると
共に取付バー3に嵌装するに当たつては粗糸ガイ
ド7の弾性変形を利用して嵌装する。また装置ガ
イド7は第3〜6図に示す如く2つ1組みで構成
される様に配設されており、且つそれは互いに相
寄る方向へ付勢されるのであるが、以下その構成
および作用効果を説明する。即ち2つ1組みで配
設された粗糸ガイド7,7の前記付勢方向とは反
対側(相寄る方向に対して背面側)には、取付バ
ー3におけるフランジ3aの下面側にブラケツト
4を夫々配設し、各ブラケツト4はその両側に突
壁4a,4a(第3図)を形成している。そして
該突壁4a,4aにそれぞれスタツド5を螺装す
ると共に該スタツド5は粗糸ガイド7の摺動方向
に沿い且つ前記有底孔7cの中心線と一致する様
に配設し、粗糸ガイド7を取り付けるに当たつて
は有底孔7cとスタツド5の間にコイルばね6を
介装し、該コイルばね6は有底孔7cの底面とブ
ラケツト4の突壁4aによつて粗糸ガイド7を常
に相寄る方向へ付勢している。
他方取付バー3の前記取付用舌下片3bはその
下方を水平面状に折り曲げ、この折り曲げ部に電
磁作動器8を取り付ける。そして該電磁作動器8
から突出させた作動子9の先端に係合片10を枢
支し、該係合片10と電磁作動器8との間に複帰
用コイルばね11を介装する。またこの係合片1
0の上縁には係合段部10aを形成しておき、電
磁作動器8が作動しない状態において第3図のご
とく係合片10がコイルばね11によつて突出付
勢され、その係合段部10aが粗糸ガイド7の前
記係止段7dと合致して粗糸ガイド7のコイルば
ね6による退避側移動付勢を係留している。13
はストツパーでその両側には突壁13a,13a
を形成しており、該突壁13aはそれぞれ、粗糸
ガイド7の粗糸案内透孔7aの出口側を塞ぐ様な
位置に配設されると共に粗糸ガイド7の粗糸導出
側方向に形成した前記スライド突出部7bの突出
段部と衝突して、粗糸ガイド7の退避位置を規制
すると共に該衝突面で後述する様に供給粗糸を把
持する。従つてこの把持力は専らコイルばね6の
弾力によるものである。尚図はこのストツパー1
3をローラスタンドの軸受け部材1bに取付バー
3を止着するキヤツプ部材と兼用したものを示し
ているが、別体で形成して取付バー3に取り付け
たり、或はこのストツパー13をそのままローラ
スタンド間のストツパーとして取付バー3の頂面
に取り付けてもよい。
下方を水平面状に折り曲げ、この折り曲げ部に電
磁作動器8を取り付ける。そして該電磁作動器8
から突出させた作動子9の先端に係合片10を枢
支し、該係合片10と電磁作動器8との間に複帰
用コイルばね11を介装する。またこの係合片1
0の上縁には係合段部10aを形成しておき、電
磁作動器8が作動しない状態において第3図のご
とく係合片10がコイルばね11によつて突出付
勢され、その係合段部10aが粗糸ガイド7の前
記係止段7dと合致して粗糸ガイド7のコイルば
ね6による退避側移動付勢を係留している。13
はストツパーでその両側には突壁13a,13a
を形成しており、該突壁13aはそれぞれ、粗糸
ガイド7の粗糸案内透孔7aの出口側を塞ぐ様な
位置に配設されると共に粗糸ガイド7の粗糸導出
側方向に形成した前記スライド突出部7bの突出
段部と衝突して、粗糸ガイド7の退避位置を規制
すると共に該衝突面で後述する様に供給粗糸を把
持する。従つてこの把持力は専らコイルばね6の
弾力によるものである。尚図はこのストツパー1
3をローラスタンドの軸受け部材1bに取付バー
3を止着するキヤツプ部材と兼用したものを示し
ているが、別体で形成して取付バー3に取り付け
たり、或はこのストツパー13をそのままローラ
スタンド間のストツパーとして取付バー3の頂面
に取り付けてもよい。
この様に構成する本考案粗糸案内装置2は次の
様に作用する。即ち第5図及び第6図(第3図及
び第4図の作動説明図)に示す様に、図面では左
側の錘が糸切れを生じた場合の対応作動状況を示
しており、詳細は後述する。一方右側は糸切れを
起こしていない定常状態、即ち粗糸ガイド7が粗
糸案内位置を保持して粗糸Rをドラフトラインの
中央部に案内している状態を示しており、粗糸ガ
イド7は前記した様にコイルばね6で付勢されな
がらその係止段7dと係合片10の係合段部10
aとが拘止して位置規制されている。
様に作用する。即ち第5図及び第6図(第3図及
び第4図の作動説明図)に示す様に、図面では左
側の錘が糸切れを生じた場合の対応作動状況を示
しており、詳細は後述する。一方右側は糸切れを
起こしていない定常状態、即ち粗糸ガイド7が粗
糸案内位置を保持して粗糸Rをドラフトラインの
中央部に案内している状態を示しており、粗糸ガ
イド7は前記した様にコイルばね6で付勢されな
がらその係止段7dと係合片10の係合段部10
aとが拘止して位置規制されている。
まず糸切れが発生すると糸切れ検知装置の電気
信号が電磁作動器8を作動し、図の左側で示す様
に作動子9が一時的にばね11に抗して電磁作動
器8の奥部へ退入し、係合片10が下降する。よ
つて粗糸ガイド7との拘止状態が解かれ、粗糸ガ
イド7は7′で示す様にばね6による右方向付勢
力を受けて退避位置(前記した相寄る方向)へ押
しやられる。これによつて供給案内中の粗糸
R′は退避側へ移動され、バツクローラ1cとト
ツプローラ1dとの把持線から退避されると共に
ストツパー13の突壁13aと粗糸ガイド7のス
ライド突出部7bの段部との当接によつて粗糸
R′が把持される。こうして粗糸Rの供給が停止
されると共に、その先端は、バツクローラ1cの
前側にあるドラフト部の入口端部で引きちぎられ
る様に切断される。そして糸継ぎに当たつては、
退避位置にあるガイド7′を手で元の案内位置へ
復帰摺動させれば、係合片10は既に上昇復帰し
ているので、ガイドの係止段7dと係合片10の
係合段部10aとが拘止できると共に、粗糸
R′は再び案内位置へ移動し、正しいドラフトが
与えられて排出されるフリースに糸を継げばよ
い。尚係合片10を正しく昇降移動させるため、
第2図に示した様に作動子9と係合片10の枢支
軸12を舌下片3b側に延長させ、該延長部を舌
下片3bに形成したスリツト3cに嵌装させる様
に構成してもよい。
信号が電磁作動器8を作動し、図の左側で示す様
に作動子9が一時的にばね11に抗して電磁作動
器8の奥部へ退入し、係合片10が下降する。よ
つて粗糸ガイド7との拘止状態が解かれ、粗糸ガ
イド7は7′で示す様にばね6による右方向付勢
力を受けて退避位置(前記した相寄る方向)へ押
しやられる。これによつて供給案内中の粗糸
R′は退避側へ移動され、バツクローラ1cとト
ツプローラ1dとの把持線から退避されると共に
ストツパー13の突壁13aと粗糸ガイド7のス
ライド突出部7bの段部との当接によつて粗糸
R′が把持される。こうして粗糸Rの供給が停止
されると共に、その先端は、バツクローラ1cの
前側にあるドラフト部の入口端部で引きちぎられ
る様に切断される。そして糸継ぎに当たつては、
退避位置にあるガイド7′を手で元の案内位置へ
復帰摺動させれば、係合片10は既に上昇復帰し
ているので、ガイドの係止段7dと係合片10の
係合段部10aとが拘止できると共に、粗糸
R′は再び案内位置へ移動し、正しいドラフトが
与えられて排出されるフリースに糸を継げばよ
い。尚係合片10を正しく昇降移動させるため、
第2図に示した様に作動子9と係合片10の枢支
軸12を舌下片3b側に延長させ、該延長部を舌
下片3bに形成したスリツト3cに嵌装させる様
に構成してもよい。
[考案の効果]
この様に構成する粗糸案内装置は、糸切れ検知
によつて供給中の粗糸をバツクローラの把持線か
ら退避させて把持するので、切断端がドラフトラ
イン中に存在し、口付けに当たつて供給粗糸を新
らしくバツクローラから導入したり或はニツプロ
ーラ群を排除して口付けする様な手間がなくな
る。また装置が小型化できるので狭隘部に簡単に
取り付けることができ、装置の構成も簡単に構成
でき取り扱い並びに管理が容易である。
によつて供給中の粗糸をバツクローラの把持線か
ら退避させて把持するので、切断端がドラフトラ
イン中に存在し、口付けに当たつて供給粗糸を新
らしくバツクローラから導入したり或はニツプロ
ーラ群を排除して口付けする様な手間がなくな
る。また装置が小型化できるので狭隘部に簡単に
取り付けることができ、装置の構成も簡単に構成
でき取り扱い並びに管理が容易である。
第1図は本考案粗糸案内装置を取り付けたドラ
フト装置の側断面図、第2図は第1図の一部拡大
側断面図、第3図は第2図の右側面図、第4図は
第3図の平面図、第5図は第3図の作動説明図、
第6図は第4図の作動説明図である。 1……ドラフト装置、2……粗糸案内装置、3
……取付バー、4……ブラケツト、5……スタツ
ド、6……コイルばね、7……ガイド、7a……
粗糸案内透孔、7b……突出部、7d……係止段
部、8……電磁作動器、9……作動子、10……
係合片、11……コイルばね、12……枢支軸、
13……ストツパー、13a……突壁。
フト装置の側断面図、第2図は第1図の一部拡大
側断面図、第3図は第2図の右側面図、第4図は
第3図の平面図、第5図は第3図の作動説明図、
第6図は第4図の作動説明図である。 1……ドラフト装置、2……粗糸案内装置、3
……取付バー、4……ブラケツト、5……スタツ
ド、6……コイルばね、7……ガイド、7a……
粗糸案内透孔、7b……突出部、7d……係止段
部、8……電磁作動器、9……作動子、10……
係合片、11……コイルばね、12……枢支軸、
13……ストツパー、13a……突壁。
Claims (1)
- 紡出糸の切断を電気信号によつて検出すること
により、ドラフト部へ供給されている粗糸をドラ
フト部のバツクローラ把持部から横方向へ退避さ
せると共にこれを挟圧把持する粗糸案内装置であ
つて、バツクローラ軸と平行させて取付バー3を
固設し、該取付バーに個々の粗糸ガイド7を摺動
自在に設けると共に、該粗糸ガイド7は取付バー
3に設けたスタツド5とコイルばね6で2つ1組
の粗糸ガイド7,7が互いに相寄る方向へ付勢さ
れるように配設し、且つ該粗糸ガイド7には粗糸
案内透孔7aを形成し、その出口側には付勢移動
方向と反対側の位置に粗糸導出側方向へ突出した
突出部7bを形成すると共に、粗糸ガイド7の下
部側には係止段部7dを形成しておき、取付バー
3に取り付けた電磁作動器8の作動子端の係合片
10に前記係止段部7dを係合させて粗糸ガイド
7を粗糸供給案内位置に係留させるように構成
し、該粗糸ガイド7,7が互いに相寄る付勢方向
のほぼ中央には、前記粗糸案内透孔7aを塞ぎ且
つ突出部7bと衝突する突壁13aを形成したス
トツパー13を取付バー3に取り付け、紡出糸の
糸切れ電気信号によつて電磁作動器8を作動させ
て粗糸ガイド7の前記係留を開放し、コイルばね
6にとつて粗糸ガイド7を前記粗糸供給案内位置
から前記付勢方向へ移動させてバツクローラ把持
部から退避させると共に粗糸ガイドの突出部7b
とストツパー13の突壁13aにより案内粗糸を
挟圧把持するように構成したことを特徴とする粗
糸案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985089069U JPH0431256Y2 (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985089069U JPH0431256Y2 (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61206679U JPS61206679U (ja) | 1986-12-27 |
| JPH0431256Y2 true JPH0431256Y2 (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=30642791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985089069U Expired JPH0431256Y2 (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0431256Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5979121B2 (ja) * | 2013-11-18 | 2016-08-24 | 株式会社豊田自動織機 | 紡機の繊維束供給停止装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6052634A (ja) * | 1983-08-27 | 1985-03-25 | Shinano Kenshi Kk | 糸切れ検知装置を設けた紡機のドラフト装置 |
-
1985
- 1985-06-13 JP JP1985089069U patent/JPH0431256Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61206679U (ja) | 1986-12-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR850700106A (ko) | 분할코아롤로부터의 웨브재료 디스펜싱 | |
| JPH0431256Y2 (ja) | ||
| EP2873757B1 (en) | Spinning machine with a fiber bundle suppply interruption device | |
| US5597248A (en) | Ink ribbon cassette | |
| JPH0552230B2 (ja) | ||
| US4681347A (en) | Automatic seatbelt apparatus | |
| JPH0923541A (ja) | ワイヤハーネス用クランプ | |
| JPS6328214Y2 (ja) | ||
| CN209776686U (zh) | 线缆固定装置及滑板车 | |
| JPH0726264U (ja) | リトラクター | |
| KR100988371B1 (ko) | 전선 공급용 장력 유지장치 | |
| US5901542A (en) | Ring-spinning machine with spring-biased thread-guide eye | |
| JP4001052B2 (ja) | 紡機における玉揚げ時の糸切断方法 | |
| JP2515699Y2 (ja) | 粗糸供給停止装置 | |
| JPH0346565B2 (ja) | ||
| JPS6333976Y2 (ja) | ||
| JPS5810546Y2 (ja) | ミシンア−ム上のオ−バ−ラン防止装置 | |
| JPH0198567A (ja) | ストランド供給キャリヤー及び張力機構 | |
| US5184484A (en) | Yarn feeding apparatus having yarn break protection | |
| US3767136A (en) | Device for braking the yarn unwinding from a disc bobbin | |
| JPH0366393U (ja) | ||
| JPH02132692U (ja) | ||
| KR20110113332A (ko) | 이동거리 감지센서 | |
| US520655A (en) | mundt | |
| US951548A (en) | Bearing for twister spool-spindles. |