JPH04312593A - 新規な白金錯体および抗腫瘍剤 - Google Patents
新規な白金錯体および抗腫瘍剤Info
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- JPH04312593A JPH04312593A JP3105188A JP10518891A JPH04312593A JP H04312593 A JPH04312593 A JP H04312593A JP 3105188 A JP3105188 A JP 3105188A JP 10518891 A JP10518891 A JP 10518891A JP H04312593 A JPH04312593 A JP H04312593A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗腫瘍活性をもつ新規
なL−キシロピラノシド白金錯体に関し、また該白金錯
体を活性成分として含有する抗腫瘍剤に関する。
なL−キシロピラノシド白金錯体に関し、また該白金錯
体を活性成分として含有する抗腫瘍剤に関する。
【0002】
【従来技術】ある種の白金錯体が抗腫瘍作用を有するこ
とはすでに知られている。その抗腫瘍活性をもつ白金錯
体の例は、特開昭60−87295号、特開昭61−2
63991号公報、特開昭62−246588号公報、
特開昭62−190192号公報、特開昭62−246
543号公報、特開昭63−17894号公報、「ジャ
ーナル オブ ファーマスチカル サイエンス(Jou
rnalof Pharmaceutical Sci
ences)」第65巻、No.3、 315〜328
頁(1976)、「ジャーナル オブ インオーガニッ
ク バイオケミストリー(Journal of In
organic Biochemistry)」第11
巻、139〜149頁(1979)などに挙げられる。 それらの白金錯体のうち、既にシス−ジクロロジアミン
プラチナム〔一般名:シスプラチン(CDDP)〕は次
式
とはすでに知られている。その抗腫瘍活性をもつ白金錯
体の例は、特開昭60−87295号、特開昭61−2
63991号公報、特開昭62−246588号公報、
特開昭62−190192号公報、特開昭62−246
543号公報、特開昭63−17894号公報、「ジャ
ーナル オブ ファーマスチカル サイエンス(Jou
rnalof Pharmaceutical Sci
ences)」第65巻、No.3、 315〜328
頁(1976)、「ジャーナル オブ インオーガニッ
ク バイオケミストリー(Journal of In
organic Biochemistry)」第11
巻、139〜149頁(1979)などに挙げられる。 それらの白金錯体のうち、既にシス−ジクロロジアミン
プラチナム〔一般名:シスプラチン(CDDP)〕は次
式
【化3】
の構造をもち、すぐれた制癌効果を有し、臨床において
現在広く使われている。
現在広く使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記CDDPは、特に
尿路および生殖器の悪性腫瘍に優れた薬効をしめす。そ
して、そのような悪性腫瘍を発現している患者にCDD
Pを投与すると、患者を寛解にまで回復させ得るので、
有用な抗腫瘍剤である。しかしながら、CDDPは毒性
が強いという欠点を有している。
尿路および生殖器の悪性腫瘍に優れた薬効をしめす。そ
して、そのような悪性腫瘍を発現している患者にCDD
Pを投与すると、患者を寛解にまで回復させ得るので、
有用な抗腫瘍剤である。しかしながら、CDDPは毒性
が強いという欠点を有している。
【0004】また、本発明による新規なL−キシロピラ
ノシド白金錯体と同様に、L−キシロピラノシドの白金
錯体であるとみなされて本発明の新規化合物に近似する
化学構造を有する白金錯体が知られている(特開平2−
223591号公報及び特開平2−134395号公報
参照)。しかし、これらの公開公報に記載されるL−キ
シロピラノシド白金錯体は、後記の試験例に示すとおり
、シスプラチン耐性マウス白血病細胞L−1210に対
して必ずしも満足できる抗腫瘍効果を発揮できない。
ノシド白金錯体と同様に、L−キシロピラノシドの白金
錯体であるとみなされて本発明の新規化合物に近似する
化学構造を有する白金錯体が知られている(特開平2−
223591号公報及び特開平2−134395号公報
参照)。しかし、これらの公開公報に記載されるL−キ
シロピラノシド白金錯体は、後記の試験例に示すとおり
、シスプラチン耐性マウス白血病細胞L−1210に対
して必ずしも満足できる抗腫瘍効果を発揮できない。
【0005】このような事情に鑑み、本発明はシスプラ
チン耐性マウス白血病細胞L−1210にも高い抗腫瘍
活性を示すことができ且つ低い毒性を有する新規な白金
錯体を提供することを目的とするものである。
チン耐性マウス白血病細胞L−1210にも高い抗腫瘍
活性を示すことができ且つ低い毒性を有する新規な白金
錯体を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、より優れ
た抗腫瘍活性を有し、しかも毒性の少ない白金錯体を見
い出すべく、鋭意研究を行った。その結果、後記の一般
式(I)で表わされる、白金原子に結合するアミン成分
としてL−キシロピラノシドを有し且つ他の配位子とし
て選択された特定の種類の置換基を有する新規な白金錯
体を合成することに成功した。そして、この一般式(I
)で表わされる新規な白金錯体は、特にマウス白血病腫
瘍細胞L−1210に対してCDDPと同等か、もしく
はそれ以上の優れた抗腫瘍効果を有することに加えて、
それの急性毒性が極めて低いことを見い出した。これら
の知見に基づいて、本発明を完成させるに至った。
た抗腫瘍活性を有し、しかも毒性の少ない白金錯体を見
い出すべく、鋭意研究を行った。その結果、後記の一般
式(I)で表わされる、白金原子に結合するアミン成分
としてL−キシロピラノシドを有し且つ他の配位子とし
て選択された特定の種類の置換基を有する新規な白金錯
体を合成することに成功した。そして、この一般式(I
)で表わされる新規な白金錯体は、特にマウス白血病腫
瘍細胞L−1210に対してCDDPと同等か、もしく
はそれ以上の優れた抗腫瘍効果を有することに加えて、
それの急性毒性が極めて低いことを見い出した。これら
の知見に基づいて、本発明を完成させるに至った。
【0007】すなわち、第1の本発明によると、次の一
般式
般式
【化4】
(式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
またはアラルキル基を示す)で表わされるL−キシロピ
ラノシド白金錯体が提供される。
またはアラルキル基を示す)で表わされるL−キシロピ
ラノシド白金錯体が提供される。
【0008】一般式(I)の白金錯体において、Rがア
ルキル基である場合は、その炭素数が1〜10のアルキ
ル基、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル基等で
あることができ、特に炭素数が1〜6の低級アルキル基
であることができ且つ炭素数7〜10の中級アルキル基
であるのがよい。Rがシクロアルキル基である場合は炭
素数が3〜6のもの、例えばシクロペンチル基又はシク
ロヘキシル基であることができる。Rがアラルキル基で
ある場合、フェニル−(低級)アルキル基、例えばベン
ジル基又はフェネチル基であることができる。
ルキル基である場合は、その炭素数が1〜10のアルキ
ル基、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル基等で
あることができ、特に炭素数が1〜6の低級アルキル基
であることができ且つ炭素数7〜10の中級アルキル基
であるのがよい。Rがシクロアルキル基である場合は炭
素数が3〜6のもの、例えばシクロペンチル基又はシク
ロヘキシル基であることができる。Rがアラルキル基で
ある場合、フェニル−(低級)アルキル基、例えばベン
ジル基又はフェネチル基であることができる。
【0009】また第2の本発明によると、次の一般式
【
化5】 (式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
またはアラルキル基を示す)を活性成分として含有する
ことを特徴とする抗腫瘍剤が提供される。
化5】 (式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
またはアラルキル基を示す)を活性成分として含有する
ことを特徴とする抗腫瘍剤が提供される。
【0010】上記一般式(I)で表わされる本発明の白
金錯体化合物のうち、代表的な化合物例を次の表1にあ
げる。しかし、これらの例に本発明は限定されるもので
はない。
金錯体化合物のうち、代表的な化合物例を次の表1にあ
げる。しかし、これらの例に本発明は限定されるもので
はない。
【0011】
【表1】
【0012】表1に示された化合物のうちの相当数につ
いて、それらの物性は後記の実施例1〜5に示されるが
、実施例に物性を示されてない化合物のほとんど全ては
融点が250℃より高いものであった。
いて、それらの物性は後記の実施例1〜5に示されるが
、実施例に物性を示されてない化合物のほとんど全ては
融点が250℃より高いものであった。
【0013】なお、表1の化合物No.は、以下の実施
例および試験例でも参照される。
例および試験例でも参照される。
【0014】本発明の白金錯体(I)のうち、表1の化
合物No.1、3、4及び10の4個の化合物が特に好
ましいものである。
合物No.1、3、4及び10の4個の化合物が特に好
ましいものである。
【0015】本発明の新規な白金錯体(I)は、シスプ
ラチンが臨床上で治療に用いられている人または各種動
物の悪性腫瘍、例えば睾丸腫瘍、膀胱癌、腎盂、尿道腫
瘍、前立腺癌、卵巣癌に対して、抗腫瘍剤として作用す
る抗腫瘍活性を有する。また、頭頚部の癌、食道癌、肺
癌、胃癌、子宮癌、腎癌の治療にも有効であると期待さ
れる。
ラチンが臨床上で治療に用いられている人または各種動
物の悪性腫瘍、例えば睾丸腫瘍、膀胱癌、腎盂、尿道腫
瘍、前立腺癌、卵巣癌に対して、抗腫瘍剤として作用す
る抗腫瘍活性を有する。また、頭頚部の癌、食道癌、肺
癌、胃癌、子宮癌、腎癌の治療にも有効であると期待さ
れる。
【0016】更に、本発明の白金錯体(I)は、シスプ
ラチンと同様に、マウスのエールリッヒ癌、B16メラ
ノーマ、P388白血病、ザルコーマ180、CDF1
乳癌、コロン・チュモア26の腫瘍細胞に対して抗腫瘍
活性を示す。
ラチンと同様に、マウスのエールリッヒ癌、B16メラ
ノーマ、P388白血病、ザルコーマ180、CDF1
乳癌、コロン・チュモア26の腫瘍細胞に対して抗腫瘍
活性を示す。
【0017】次に、本発明化合物の製造方法について説
明する。
明する。
【0018】本発明による一般式(I)の白金錯体は、
例えば、下記反応式に従って製造される。
例えば、下記反応式に従って製造される。
【0019】(反応式A)
【化6】
(式中、Mは水素原子、あるいは1価のカチオンとなり
うる原子であり、Rは前記と同じであり、Halはハロ
ゲン原子、すなわち塩素、臭素、沃素及び弗素原子を示
す)。
うる原子であり、Rは前記と同じであり、Halはハロ
ゲン原子、すなわち塩素、臭素、沃素及び弗素原子を示
す)。
【0020】上記の反応式Aにおいて、式(III)の
ハロゲン化第一白金酸塩、好ましくはハロゲン化第一白
金酸カリウムの水溶液を式(II)のアミノ糖すなわち
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピ
ラノース又はその誘導体のエタノール溶液に加え、得ら
れた混合物がもし不均一溶液の場合には、均一溶液にす
るために、これにエタノールまたは水を加えて反応させ
ることにより、白金錯体(IV)が容易に製造できる。
ハロゲン化第一白金酸塩、好ましくはハロゲン化第一白
金酸カリウムの水溶液を式(II)のアミノ糖すなわち
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピ
ラノース又はその誘導体のエタノール溶液に加え、得ら
れた混合物がもし不均一溶液の場合には、均一溶液にす
るために、これにエタノールまたは水を加えて反応させ
ることにより、白金錯体(IV)が容易に製造できる。
【0021】ハロゲン化第一白金酸塩の使用量は原料の
アミノ糖(II)に対して1〜2倍モル量を用いる。加
える順序は上記と逆であってもよい。この反応は、室温
遮光下で行い、通常1〜7日間で完了するが、40℃〜
70℃に加温することにより反応時間を1〜24時間に
短縮できる。通常は目的生成物は、均一透明な溶液から
徐々に析出してくるが、これを濾取し、水、エタノール
およびエーテルで洗浄後、必要に応じて熱水およびジメ
チルホルムアミドなどで再結晶すると、式(IV)の白
金錯体化合物が取得できる。
アミノ糖(II)に対して1〜2倍モル量を用いる。加
える順序は上記と逆であってもよい。この反応は、室温
遮光下で行い、通常1〜7日間で完了するが、40℃〜
70℃に加温することにより反応時間を1〜24時間に
短縮できる。通常は目的生成物は、均一透明な溶液から
徐々に析出してくるが、これを濾取し、水、エタノール
およびエーテルで洗浄後、必要に応じて熱水およびジメ
チルホルムアミドなどで再結晶すると、式(IV)の白
金錯体化合物が取得できる。
【0022】(反応式B)
【化7】
【0023】反応式Aで製造したジハロゲノ白金錯体(
IV)に硝酸銀を反応させると、式(V)の白金錯体化
合物を製造できる。この反応は、通常、室温下に水溶液
中で1〜3日間行う。硝酸銀の使用量は、化合物(IV
)に対して1.5〜2.5倍モルが好ましい。余剰の硝
酸銀は、反応終了後、反応液に塩化カリウム水溶液を加
え、塩化銀として沈殿させ、吸引濾過後、濾液を遠心分
離にかけ、上澄を凍結乾燥すると、粉末として式(V)
のニトラト型の白金錯体化合物が得られる。又、場合に
よっては、化合物(V)を単離することなく、次の反応
式Cに用いることもできる。
IV)に硝酸銀を反応させると、式(V)の白金錯体化
合物を製造できる。この反応は、通常、室温下に水溶液
中で1〜3日間行う。硝酸銀の使用量は、化合物(IV
)に対して1.5〜2.5倍モルが好ましい。余剰の硝
酸銀は、反応終了後、反応液に塩化カリウム水溶液を加
え、塩化銀として沈殿させ、吸引濾過後、濾液を遠心分
離にかけ、上澄を凍結乾燥すると、粉末として式(V)
のニトラト型の白金錯体化合物が得られる。又、場合に
よっては、化合物(V)を単離することなく、次の反応
式Cに用いることもできる。
【0024】(反応式C)
【化8】
【0025】次に、反応式Bで製造したニトラト体(V
)にグリコール酸を反応させると、本発明に包含される
前記の式(I)の白金錯体化合物を製造できる。この反
応はニトラト体(V)の水溶液中にグリコール酸を加え
、適当な塩基、例えば、水酸化アルカリでpHを中性に
維持しながら、0〜100℃、好ましくは0℃〜室温で
1〜3日間行えばよい。そして反応剤として用いるグリ
コール酸の使用量は、式(V)のニトラト体の化合物に
対して、0.5〜2.0倍モル、好ましくは等モルであ
る。反応終了後、反応液を濃縮し、析出した結晶を濾取
し、アセトン、エーテルで順次洗浄後、真空下乾燥して
、式(I)の本発明化合物を得る。
)にグリコール酸を反応させると、本発明に包含される
前記の式(I)の白金錯体化合物を製造できる。この反
応はニトラト体(V)の水溶液中にグリコール酸を加え
、適当な塩基、例えば、水酸化アルカリでpHを中性に
維持しながら、0〜100℃、好ましくは0℃〜室温で
1〜3日間行えばよい。そして反応剤として用いるグリ
コール酸の使用量は、式(V)のニトラト体の化合物に
対して、0.5〜2.0倍モル、好ましくは等モルであ
る。反応終了後、反応液を濃縮し、析出した結晶を濾取
し、アセトン、エーテルで順次洗浄後、真空下乾燥して
、式(I)の本発明化合物を得る。
【0026】本発明による一般式(I)の白金錯体は、
元素分析、赤外線吸収スペクトル、二次イオン質量分析
法(SIMS)等でその錯体構造を確認した。
元素分析、赤外線吸収スペクトル、二次イオン質量分析
法(SIMS)等でその錯体構造を確認した。
【0027】本発明の白金錯体の製造に用いる出発原料
である式(II)のアミノ糖すなわち3,4−ジアミノ
−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース又はこれ
の誘導体は新規化合物であり、下記の反応式による方法
を経て合成できる。
である式(II)のアミノ糖すなわち3,4−ジアミノ
−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース又はこれ
の誘導体は新規化合物であり、下記の反応式による方法
を経て合成できる。
【0028】
【化9】
(式中、Rは前記と同じものを示す)。
【0029】すなわち、まず、特開昭62−18129
0号公報に記載の方法に従い、式(VI)の糖化合物を
出発物質として、6工程で式(VII)のエポキシド化
合物を得る。 次いで、この化合物をアンモノリシス化して、式(VI
II)の新規なアミノ糖を得、更にこれを水素またはハ
イドロサルファイトナトリウムで還元すると式(II)
の新規ジアミノ糖が製造できる。
0号公報に記載の方法に従い、式(VI)の糖化合物を
出発物質として、6工程で式(VII)のエポキシド化
合物を得る。 次いで、この化合物をアンモノリシス化して、式(VI
II)の新規なアミノ糖を得、更にこれを水素またはハ
イドロサルファイトナトリウムで還元すると式(II)
の新規ジアミノ糖が製造できる。
【0030】式(II)においてRが水素原子であるジ
アミノ糖化合物(II″)は下記の反応式に示すように
、下記の式(II′)で示されるRがベンジル基である
場合の対応の化合物を還元して製造できる。
アミノ糖化合物(II″)は下記の反応式に示すように
、下記の式(II′)で示されるRがベンジル基である
場合の対応の化合物を還元して製造できる。
【0031】
【化10】
【0032】なお、式(II)のアミノ糖の製造例は参
考製造例1〜5に示した。
考製造例1〜5に示した。
【0033】次に、本発明による一般式(I)の白金錯
体を製造する実施例を示すが、本発明は以下に示す実施
例のみに限定されるものではない。
体を製造する実施例を示すが、本発明は以下に示す実施
例のみに限定されるものではない。
【0034】実施例1グリコラト (3,4−ジアミ
ノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース)白金
(化合物No.1)の製造 ジクロロ(3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L
−キシロピラノース)白金(特開平2−223591号
公報に記載の方法に従い後記の参考製造例6で製造)の
3.0g(7.2ミリモル)を水60mlに溶解し、硝
酸銀2.5g(14.5ミリモル)を加えて室温遮光下
で3日間撹拌した後、析出した塩化銀を濾過して除去し
、濾液に0.5%塩化カリウム水溶液1mlを加え、余
剰の硝酸銀を塩化銀として沈澱させた。これを遠心分離
(190,000×g、90分)にかけ、上澄み液を凍
結乾燥すると、淡黄色結晶性粉末として標題化合物の3
.2g(収率96%)を得た。このものの物性値等は、
次に示すとおりである。
ノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース)白金
(化合物No.1)の製造 ジクロロ(3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L
−キシロピラノース)白金(特開平2−223591号
公報に記載の方法に従い後記の参考製造例6で製造)の
3.0g(7.2ミリモル)を水60mlに溶解し、硝
酸銀2.5g(14.5ミリモル)を加えて室温遮光下
で3日間撹拌した後、析出した塩化銀を濾過して除去し
、濾液に0.5%塩化カリウム水溶液1mlを加え、余
剰の硝酸銀を塩化銀として沈澱させた。これを遠心分離
(190,000×g、90分)にかけ、上澄み液を凍
結乾燥すると、淡黄色結晶性粉末として標題化合物の3
.2g(収率96%)を得た。このものの物性値等は、
次に示すとおりである。
【0035】m.p. >250℃
IR:νKBrmax 3400〜3100、1590
、1360、1040、820cm−1
、1360、1040、820cm−1
【0036】次
のこのニトラト体3.2g(6.9ミリモル)を水60
mlに溶解し、グリコール酸0.52g(6.9ミリモ
ル)、1N−水酸化ナトリウム10mlを加えて室温で
2日間撹拌した。反応後、反応液を約10mlになるま
で濃縮後、アセトン500mlを加え、析出した結晶を
濾取、減圧乾燥して、標題化合物の2.1g(収率72
%)を得た。このものの物性値等は、次に示すとおりで
ある。
のこのニトラト体3.2g(6.9ミリモル)を水60
mlに溶解し、グリコール酸0.52g(6.9ミリモ
ル)、1N−水酸化ナトリウム10mlを加えて室温で
2日間撹拌した。反応後、反応液を約10mlになるま
で濃縮後、アセトン500mlを加え、析出した結晶を
濾取、減圧乾燥して、標題化合物の2.1g(収率72
%)を得た。このものの物性値等は、次に示すとおりで
ある。
【0037】m.p. >250℃
IR:νKBrmax 1630cm−1 SI
MS:(M+H)+=418
MS:(M+H)+=418
【0038】実施例2グリ
コラト (エチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジ
デオキシ−L−キシロピラノシド)白金(化合物No.
3)の製造 ジクロロ(エチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデ
オキシ−L−キシロピラノシド)白金(後記の参考製造
例7で製造)の1.3g(2.9ミリモル)、硝酸銀0
.99g(5.8ミリモル)、水130mlの混合物を
暗所において室温で24時間撹拌した。反応液を濾過し
、フィルター上の沈澱物を水洗いした。濾液、洗液を合
わせてグリコール酸0.22g(2.9ミリモル)を水
5mlに溶かし、30%NaOHでpH7に中和した溶
液を加え、室温、暗所で一夜間撹拌した。反応液を濃縮
後、残渣を水10mlに溶解し、アセトン100mlを
加えて3時間氷冷した。析出した淡黄色の結晶を濾取、
アセトン及びエーテル洗浄、乾燥して標題化合物の0.
7g(収率55%)を得た。
コラト (エチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジ
デオキシ−L−キシロピラノシド)白金(化合物No.
3)の製造 ジクロロ(エチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデ
オキシ−L−キシロピラノシド)白金(後記の参考製造
例7で製造)の1.3g(2.9ミリモル)、硝酸銀0
.99g(5.8ミリモル)、水130mlの混合物を
暗所において室温で24時間撹拌した。反応液を濾過し
、フィルター上の沈澱物を水洗いした。濾液、洗液を合
わせてグリコール酸0.22g(2.9ミリモル)を水
5mlに溶かし、30%NaOHでpH7に中和した溶
液を加え、室温、暗所で一夜間撹拌した。反応液を濃縮
後、残渣を水10mlに溶解し、アセトン100mlを
加えて3時間氷冷した。析出した淡黄色の結晶を濾取、
アセトン及びエーテル洗浄、乾燥して標題化合物の0.
7g(収率55%)を得た。
【0039】m.p. >250℃
IR:νKBrmax 1620cm−1 SI
MS:(M+H)+=446
MS:(M+H)+=446
【0040】実施例3
グリコラト (n−プロピル 3,4−ジアミノ−
3,4−ジデオキシ−L−キシ ロピラノシド)白金(化合物No.4)の製造ジクロロ
(n−プロピル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオ
キシ−L−キシロピラノシド)白金(後記の参考製造例
8で製造)から実施例1と同様に操作して得られたニト
ラト体〔式(V)、R=−(CH2)2CH3〕3.0
gを水60mlに溶解し、グリコール酸0.47g、1
N−水酸化ナトリウム10mlを加えて、浴温60〜7
0℃で5時間加熱した。空冷後、反応混合液を約10m
lになるまで濃縮し、アセトン500mlを加え、析出
した結晶を濾取、減圧乾燥して淡黄褐色粉状結晶として
標題化合物の1.8g(収率63%)を得た。
3,4−ジデオキシ−L−キシ ロピラノシド)白金(化合物No.4)の製造ジクロロ
(n−プロピル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオ
キシ−L−キシロピラノシド)白金(後記の参考製造例
8で製造)から実施例1と同様に操作して得られたニト
ラト体〔式(V)、R=−(CH2)2CH3〕3.0
gを水60mlに溶解し、グリコール酸0.47g、1
N−水酸化ナトリウム10mlを加えて、浴温60〜7
0℃で5時間加熱した。空冷後、反応混合液を約10m
lになるまで濃縮し、アセトン500mlを加え、析出
した結晶を濾取、減圧乾燥して淡黄褐色粉状結晶として
標題化合物の1.8g(収率63%)を得た。
【0041】m.p. 210〜215℃(分解)I
R:νKBrmax 1620cm−1 SIM
S:(M+H)+=460
R:νKBrmax 1620cm−1 SIM
S:(M+H)+=460
【0042】実施例4
グリコラト (シクロペンチル 3,4−ジアミノ
−3,4−ジデオキシ−L−キ シロピラノシド)白金(化合物No.8)の製造ジクロ
ロ(シクロペンチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジ
デオキシ−L−キシロピラノシド白金(後記の参考製造
例9で製造)の2.0g、硝酸銀1.4g、水200m
lの混合物を暗所において室温で24時間撹拌した。反
応液を濾過し、フィルター上の沈澱物を水洗いした。濾
液、洗液の混合液にグリコール酸(0.31g)水溶液
10mlを加えてこれを1N−水酸化ナトリウムでpH
7に中和した溶液を室温、暗所で一夜間撹拌した。反応
液を濃縮後残渣を水20mlに溶解し、アセトン200
mlを加えて3時間氷冷した。析出した淡黄色の結晶を
濾取、アセトン及びエーテルで洗浄、乾燥して標題化合
物の1.2g(収率61%)を得た。
−3,4−ジデオキシ−L−キ シロピラノシド)白金(化合物No.8)の製造ジクロ
ロ(シクロペンチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジ
デオキシ−L−キシロピラノシド白金(後記の参考製造
例9で製造)の2.0g、硝酸銀1.4g、水200m
lの混合物を暗所において室温で24時間撹拌した。反
応液を濾過し、フィルター上の沈澱物を水洗いした。濾
液、洗液の混合液にグリコール酸(0.31g)水溶液
10mlを加えてこれを1N−水酸化ナトリウムでpH
7に中和した溶液を室温、暗所で一夜間撹拌した。反応
液を濃縮後残渣を水20mlに溶解し、アセトン200
mlを加えて3時間氷冷した。析出した淡黄色の結晶を
濾取、アセトン及びエーテルで洗浄、乾燥して標題化合
物の1.2g(収率61%)を得た。
【0043】m.p. >250℃
IR:νKBrmax 1630cm−1 SI
MS:(M+H)+=486
MS:(M+H)+=486
【0044】実施例5
グリコラト (ベンジル 3,4−ジアミノ−3,
4−ジデオキシ−L−キシロピ ラノシド)白金(化合物No.10)の製造ジニトラー
ト(ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキ
シ−L−キシロピラノシド)白金(特開平2−1343
95号公報に記載の方法に従い製造)の1.0gから実
施例3と同様に操作して標題化合物の0.65g(収率
72%)を得た。m.p. >250℃ IR:νKBrmax 1625cm−1 SI
MS:(M+H)+=508
4−ジデオキシ−L−キシロピ ラノシド)白金(化合物No.10)の製造ジニトラー
ト(ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキ
シ−L−キシロピラノシド)白金(特開平2−1343
95号公報に記載の方法に従い製造)の1.0gから実
施例3と同様に操作して標題化合物の0.65g(収率
72%)を得た。m.p. >250℃ IR:νKBrmax 1625cm−1 SI
MS:(M+H)+=508
【0045】次に、本発明
化合物の製造に用いる式(II)の新規アミノ糖化合物
の調製を例示する。
化合物の製造に用いる式(II)の新規アミノ糖化合物
の調製を例示する。
【0046】参考製造例1
ベンジル 3−アミノ−4−アジド−3,4−ジデオ
キシ−L−キシロピラノシ ド〔式(VIII)、R=ベンジル基〕の製造特開昭6
2−181290号公報に記載の方法により製造したエ
ポキシド化合物〔式(VII)、R=ベンジル基〕の6
.0gをアンモニアを飽和させたメタノール30mlに
溶解し、封管中、130〜140℃で5時間加熱した。 室温まで冷却後、反応液を減圧留去し、赤褐色のオイル
状残渣5.9gを得た。この残渣を展開溶媒としてクロ
ロホルム−メタノール(30:1)を用い、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、黄色油状物を得、
これをn−ヘキサンで結晶化し、無色結晶として標題化
合物であるアミノ糖の2.7g(収率42%)を得た。 このものの物性値等は、次に示すとおりである。
キシ−L−キシロピラノシ ド〔式(VIII)、R=ベンジル基〕の製造特開昭6
2−181290号公報に記載の方法により製造したエ
ポキシド化合物〔式(VII)、R=ベンジル基〕の6
.0gをアンモニアを飽和させたメタノール30mlに
溶解し、封管中、130〜140℃で5時間加熱した。 室温まで冷却後、反応液を減圧留去し、赤褐色のオイル
状残渣5.9gを得た。この残渣を展開溶媒としてクロ
ロホルム−メタノール(30:1)を用い、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、黄色油状物を得、
これをn−ヘキサンで結晶化し、無色結晶として標題化
合物であるアミノ糖の2.7g(収率42%)を得た。 このものの物性値等は、次に示すとおりである。
【0047】m.p. 61〜64℃〔α〕25D
−117.6°(c=1.0、 CH3OH)高圧電気
泳動: 移動度0.93(ニンヒドリン呈色、アラニン1.0と
して)アピセルSF−1020 装 置: Savant LT−48A電解液:ギ酸
−酢酸−水(25:75:900溶、pH1.8電
圧:3000V、時間15分 IR:νKBrmax 3325、 3250、 30
50、 2900、 2100、 1590、 145
0、 1350、 1250、 1125、 1095、 1060、1020、 96
5、 930、 750、 730、690cm−1 NMR(100MHZ、 CDCl3):δ
2.05、2.78〜3.72、 4.41〜4.90
、 7.33
−117.6°(c=1.0、 CH3OH)高圧電気
泳動: 移動度0.93(ニンヒドリン呈色、アラニン1.0と
して)アピセルSF−1020 装 置: Savant LT−48A電解液:ギ酸
−酢酸−水(25:75:900溶、pH1.8電
圧:3000V、時間15分 IR:νKBrmax 3325、 3250、 30
50、 2900、 2100、 1590、 145
0、 1350、 1250、 1125、 1095、 1060、1020、 96
5、 930、 750、 730、690cm−1 NMR(100MHZ、 CDCl3):δ
2.05、2.78〜3.72、 4.41〜4.90
、 7.33
【0048】参考製造例2
ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−
L−キシロピラノシド〔式(II)、R=ベンジル基〕
の製造参考製造例1で得たアミノ糖〔式(VIII)、
R=ベンジル基〕の4.0gをジオキサン480mlお
よびトリエチルアミン480mlに溶解し、窒素気流中
、10%パラジウム−炭素400mgを加える。この溶
液を室温で撹拌しながら水素を35分間導入し、さらに
3時間撹拌する。 反応終了後、吸引濾過して触媒を除去し、濾液を減圧下
留去すると、黄色固形物4.1gが得られた。この固形
物を蒸留水200mlに溶解し、1N−塩酸でpH7に
調整後、アンバーライトCG−50、アンモニア型:H
型(7:3)300mlに通し、吸着させる。蒸留水1
lで洗浄後、0.1Nのアンモニア水2.8lで溶出さ
せ、高圧電気泳動および薄層クロマトグラフィー〔展開
溶媒:酢酸メチル/イソプロピルアルコール/アンモニ
ア水(45/105/60)〕で検出(ニンヒドリンお
よびヨウ素呈色)しながら生成物をあつめ、減圧濃縮後
、凍結乾燥すると、無色粉末3.5gが得られた。これ
をメタノール/エーテルで結晶化することにより、無色
結晶として標題化合物であるアミノ糖の3.1g(収率
87%)を得た。このものの物性値は、次に示すとおり
である。
L−キシロピラノシド〔式(II)、R=ベンジル基〕
の製造参考製造例1で得たアミノ糖〔式(VIII)、
R=ベンジル基〕の4.0gをジオキサン480mlお
よびトリエチルアミン480mlに溶解し、窒素気流中
、10%パラジウム−炭素400mgを加える。この溶
液を室温で撹拌しながら水素を35分間導入し、さらに
3時間撹拌する。 反応終了後、吸引濾過して触媒を除去し、濾液を減圧下
留去すると、黄色固形物4.1gが得られた。この固形
物を蒸留水200mlに溶解し、1N−塩酸でpH7に
調整後、アンバーライトCG−50、アンモニア型:H
型(7:3)300mlに通し、吸着させる。蒸留水1
lで洗浄後、0.1Nのアンモニア水2.8lで溶出さ
せ、高圧電気泳動および薄層クロマトグラフィー〔展開
溶媒:酢酸メチル/イソプロピルアルコール/アンモニ
ア水(45/105/60)〕で検出(ニンヒドリンお
よびヨウ素呈色)しながら生成物をあつめ、減圧濃縮後
、凍結乾燥すると、無色粉末3.5gが得られた。これ
をメタノール/エーテルで結晶化することにより、無色
結晶として標題化合物であるアミノ糖の3.1g(収率
87%)を得た。このものの物性値は、次に示すとおり
である。
【0049】m.p. 142〜144℃〔α〕25
D −158.6°(c=1.0、 CH3OH)高圧
電気泳動:移動度1.53(ニンヒドリン呈色、アラニ
ン1.0として)IR:νKBrmax 3370、
3325、 3275、 3050、 2900、 2
705、 1580、 1340、 1130、108
5、 1020、 930、 830、 760、73
0、 690cm−1 NMR(100MHZ、
CD3OD):δ 2.44〜2.91、 3.24
〜3.56、 4.44〜4.83、 7.36
D −158.6°(c=1.0、 CH3OH)高圧
電気泳動:移動度1.53(ニンヒドリン呈色、アラニ
ン1.0として)IR:νKBrmax 3370、
3325、 3275、 3050、 2900、 2
705、 1580、 1340、 1130、108
5、 1020、 930、 830、 760、73
0、 690cm−1 NMR(100MHZ、
CD3OD):δ 2.44〜2.91、 3.24
〜3.56、 4.44〜4.83、 7.36
【00
50】参考製造例33,4−ジアミノ−3,4−ジデオ
キシ−L−キシロピラノース〔化合物(II)、R=H
〕の製造 参考製造例2で得たベンジル 3,4−
ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノシド
の1.2gを酢酸6mlおよび水30mlに溶解し、窒
素気流中、10%パラジウム−炭酸0.6gを水30m
lに懸濁させて加える。この溶液を50〜60℃に加温
し、撹拌しながら水素を105分間導入後、さらに2時
間、50〜60℃で撹拌する。反応終了後、吸引濾過し
、水洗しながら触媒を除去し、濾液と洗液あわせて約1
70mlを10%水酸化ナトリウムで中和後、アンバー
ライトCG−50、アンモニア型:H型(7:3)10
0mlに通し、吸着させる。蒸留水1lで洗浄後、0.
1Nのアンモニア水700mlで溶出させ、高圧電気泳
動および薄層クロマトグラフィー〔展開溶媒:酢酸メチ
ル/イソプロピルアルコール/アンモニア水(45:1
05:60)〕で検出(ニンヒドリンおよびヨウ素呈色
)しながら生成物をあつめ、減圧濃縮後、凍結乾燥する
と、淡黄色オイルとして標題化合物の0.75g(収率
100%)を得る。このものの物性値は次に示すとおり
である。
50】参考製造例33,4−ジアミノ−3,4−ジデオ
キシ−L−キシロピラノース〔化合物(II)、R=H
〕の製造 参考製造例2で得たベンジル 3,4−
ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノシド
の1.2gを酢酸6mlおよび水30mlに溶解し、窒
素気流中、10%パラジウム−炭酸0.6gを水30m
lに懸濁させて加える。この溶液を50〜60℃に加温
し、撹拌しながら水素を105分間導入後、さらに2時
間、50〜60℃で撹拌する。反応終了後、吸引濾過し
、水洗しながら触媒を除去し、濾液と洗液あわせて約1
70mlを10%水酸化ナトリウムで中和後、アンバー
ライトCG−50、アンモニア型:H型(7:3)10
0mlに通し、吸着させる。蒸留水1lで洗浄後、0.
1Nのアンモニア水700mlで溶出させ、高圧電気泳
動および薄層クロマトグラフィー〔展開溶媒:酢酸メチ
ル/イソプロピルアルコール/アンモニア水(45:1
05:60)〕で検出(ニンヒドリンおよびヨウ素呈色
)しながら生成物をあつめ、減圧濃縮後、凍結乾燥する
と、淡黄色オイルとして標題化合物の0.75g(収率
100%)を得る。このものの物性値は次に示すとおり
である。
【0051】〔α〕24D −10.7°(c=1.0
、 H2O)高圧電気泳動(アビセルSF−1020)
:移動度(アラニン:1.0)2.37(ニンヒドリン
呈色)装 置:Savant LT−48A電解液:
ギ酸−酢酸−水(25:75:900溶、 pH1.8
)電 圧:3000V時 間:15分TLC:Rf
=0.29吸着プレート:シリカゲル60F254展開
剤:酢酸メチル/イソプロピルアルコール/アンモニア
水(45:105:60)発色剤:ニンヒドリンおよび
ヨウ素IR:νNaClmax 3250〜2850、
1595〜1480、 1405〜1360、 10
45〜940cm−1 NMR(DMSO−d6
):δ 2.26〜2.54、 2.84〜3.16、
3.38、 3.52〜3.76
、 H2O)高圧電気泳動(アビセルSF−1020)
:移動度(アラニン:1.0)2.37(ニンヒドリン
呈色)装 置:Savant LT−48A電解液:
ギ酸−酢酸−水(25:75:900溶、 pH1.8
)電 圧:3000V時 間:15分TLC:Rf
=0.29吸着プレート:シリカゲル60F254展開
剤:酢酸メチル/イソプロピルアルコール/アンモニア
水(45:105:60)発色剤:ニンヒドリンおよび
ヨウ素IR:νNaClmax 3250〜2850、
1595〜1480、 1405〜1360、 10
45〜940cm−1 NMR(DMSO−d6
):δ 2.26〜2.54、 2.84〜3.16、
3.38、 3.52〜3.76
【0052】上記の
参考製造例3で得られた3,4−ジアミノ−3,4−ジ
デオキシ−L−キシロピラノースは前出した次式
参考製造例3で得られた3,4−ジアミノ−3,4−ジ
デオキシ−L−キシロピラノースは前出した次式
【化11】
で示される。
【0053】参考製造例4エチル 3,4−ジアミノ
−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノシド〔化合物
(II)、R=エチル基〕の製造 特開昭62−18
1290号公報に記載の方法に従い製造したエチル
2,3−アンヒドロ−4−アジド−4−デオキシ−L−
リボピラノシド〔式(VII)、R=エチル基〕の6.
0gを、アンモニアを飽和させたメタノール60mlに
溶解し、封管中、130〜140℃で5時間加熱した。 室温まで冷却後、反応液を減圧留去し、赤褐色のオイル
状残渣6.4gを得た。この残渣を展開溶媒としてクロ
ロホルム−メタノール(30:1)を用い、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、黄色油状物として
エチル 3−アミノ−4−アジド−3,4−ジデオキ
シ−L−キシロピラノシド〔式(VIII)、R=エチ
ル基〕の2.2g(収率33%)を得た。次にこのもの
をジオキサン240mlおよびトリエチルアミン240
mlに溶解し、窒素気流中、10%パラジウム−炭素2
00mgを加える。この溶液を室温で撹拌しながら水素
を35分間導入し、さらに3時間撹拌する。反応終了後
、吸引濾過して触媒を除去し、濾液を減圧下留去すると
黄色固形物1.5gが得られた。これをメタノール/エ
ーテルで結晶化することにより、黄色結晶として標題化
合物であるエチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデ
オキシ−L−キシロピラノシド〔化合物(II)、R=
エチル基〕の1.3g(収率70%)を得た。このもの
の物性値は、次に示すとおりである。
−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノシド〔化合物
(II)、R=エチル基〕の製造 特開昭62−18
1290号公報に記載の方法に従い製造したエチル
2,3−アンヒドロ−4−アジド−4−デオキシ−L−
リボピラノシド〔式(VII)、R=エチル基〕の6.
0gを、アンモニアを飽和させたメタノール60mlに
溶解し、封管中、130〜140℃で5時間加熱した。 室温まで冷却後、反応液を減圧留去し、赤褐色のオイル
状残渣6.4gを得た。この残渣を展開溶媒としてクロ
ロホルム−メタノール(30:1)を用い、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、黄色油状物として
エチル 3−アミノ−4−アジド−3,4−ジデオキ
シ−L−キシロピラノシド〔式(VIII)、R=エチ
ル基〕の2.2g(収率33%)を得た。次にこのもの
をジオキサン240mlおよびトリエチルアミン240
mlに溶解し、窒素気流中、10%パラジウム−炭素2
00mgを加える。この溶液を室温で撹拌しながら水素
を35分間導入し、さらに3時間撹拌する。反応終了後
、吸引濾過して触媒を除去し、濾液を減圧下留去すると
黄色固形物1.5gが得られた。これをメタノール/エ
ーテルで結晶化することにより、黄色結晶として標題化
合物であるエチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデ
オキシ−L−キシロピラノシド〔化合物(II)、R=
エチル基〕の1.3g(収率70%)を得た。このもの
の物性値は、次に示すとおりである。
【0054】m.p. 179〜183℃〔α〕26
D −158.7°(c=1.0、 CH3OH)
D −158.7°(c=1.0、 CH3OH)
【0055】参考製造例5シクロペンチル 3,4−
ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノシド
〔化合物(II)、R=シクロペンチル基〕の製造
特開昭62−181290号公報に記載の方法に従い製
造したシクロペンチル 2,3−アンヒドロ−4−ア
ジド−4−デオキシ−L−リボピラノシド〔式(VII
)、R=シクロペンチル基〕の7.0gを、アンモニア
を飽和させたメタノール140mlに溶解し、封管中、
130〜150℃で5時間加熱した。室温まで冷却後、
反応液を減圧留去し、赤褐色のオイル状残渣7.3gを
得た。この残渣を展開溶媒として、クロロホルム−メタ
ノール(20:1)を用い、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製し、黄色油状物としてシクロペンチル
3−アミノ−4−アジド−3,4−ジデオキシ−L
−キシロピラノシド〔式(VIII)、R=シクロペン
チル基〕の2.5g(収率32%)を得た。次にこのも
のをジオキサン250mlおよびトリエチルアミン25
0mlに溶解し、窒素気流中、10%パラジウム−炭素
250mgを加える。この溶液を室温で撹拌しながら水
素を60分間導入し、さらに3時間撹拌する。反応終了
後、吸引濾過して触媒を除去し、濾液を減圧下留去する
と黄褐色固形物2.0gが得られた。これをメタノール
/エーテルで結晶化することにより、黄褐色結晶として
標題化合物であるシクロペンチル 3,4−ジアミノ
−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノシド〔化合物
(II)、R=シクロペンチル基〕の1.6g(収率7
1%)を得た。このものの物性値は、次に示すとおりで
ある。
ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノシド
〔化合物(II)、R=シクロペンチル基〕の製造
特開昭62−181290号公報に記載の方法に従い製
造したシクロペンチル 2,3−アンヒドロ−4−ア
ジド−4−デオキシ−L−リボピラノシド〔式(VII
)、R=シクロペンチル基〕の7.0gを、アンモニア
を飽和させたメタノール140mlに溶解し、封管中、
130〜150℃で5時間加熱した。室温まで冷却後、
反応液を減圧留去し、赤褐色のオイル状残渣7.3gを
得た。この残渣を展開溶媒として、クロロホルム−メタ
ノール(20:1)を用い、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製し、黄色油状物としてシクロペンチル
3−アミノ−4−アジド−3,4−ジデオキシ−L
−キシロピラノシド〔式(VIII)、R=シクロペン
チル基〕の2.5g(収率32%)を得た。次にこのも
のをジオキサン250mlおよびトリエチルアミン25
0mlに溶解し、窒素気流中、10%パラジウム−炭素
250mgを加える。この溶液を室温で撹拌しながら水
素を60分間導入し、さらに3時間撹拌する。反応終了
後、吸引濾過して触媒を除去し、濾液を減圧下留去する
と黄褐色固形物2.0gが得られた。これをメタノール
/エーテルで結晶化することにより、黄褐色結晶として
標題化合物であるシクロペンチル 3,4−ジアミノ
−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノシド〔化合物
(II)、R=シクロペンチル基〕の1.6g(収率7
1%)を得た。このものの物性値は、次に示すとおりで
ある。
【0056】m.p. 68〜70℃〔α〕26D
−152.9°(c=0.17、 CH3OH)
−152.9°(c=0.17、 CH3OH)
【0057】参考製造例6ジクロロ(3,4−ジアミノ
−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース)白金の
製造 参考製造例3で得られた3,4−ジアミノ−3
,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース〔式(II)
、R=H〕の0.59g(3.4ミリモル)を水15m
lに溶解し、これに塩化第一白金カリウム(K2PtC
l4)1.4g(3.4ミリモル)を水15mlに溶か
した水溶液を加え、室温遮光下で2日間撹拌する。濾過
により微量の析出物を除去し、濾液を凍結乾燥して淡褐
色粉末1.7gを得る。この粉末を水15mlに溶かし
、エタノール125mlを加えて氷冷し、褐色の析出物
を濾過により除去する。濾液を濃縮後に凍結乾燥すると
、淡黄色結晶粉末として標題化合物の結晶1.34g(
収率90%)を得る。このものの物性値等は、次に示す
とおりである。
−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース)白金の
製造 参考製造例3で得られた3,4−ジアミノ−3
,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース〔式(II)
、R=H〕の0.59g(3.4ミリモル)を水15m
lに溶解し、これに塩化第一白金カリウム(K2PtC
l4)1.4g(3.4ミリモル)を水15mlに溶か
した水溶液を加え、室温遮光下で2日間撹拌する。濾過
により微量の析出物を除去し、濾液を凍結乾燥して淡褐
色粉末1.7gを得る。この粉末を水15mlに溶かし
、エタノール125mlを加えて氷冷し、褐色の析出物
を濾過により除去する。濾液を濃縮後に凍結乾燥すると
、淡黄色結晶粉末として標題化合物の結晶1.34g(
収率90%)を得る。このものの物性値等は、次に示す
とおりである。
【0058】TLC:Rf=0.37吸着プレート:ア
ビセルSF展開剤:ブタノール/酢酸/水(5:2:3
)発色剤:5%塩化第一スズ/0.1N塩酸m.p.
>250℃〔198℃より着色を始め約210℃で黒変
(吸湿性)〕〔α〕24D −14.5°(c=1.0
、 H2O)IR:νKBrmax 3360〜330
0、 3180〜3100、 1590、1050、
1035cm−1 SIMS:(M+H)+=4
15
ビセルSF展開剤:ブタノール/酢酸/水(5:2:3
)発色剤:5%塩化第一スズ/0.1N塩酸m.p.
>250℃〔198℃より着色を始め約210℃で黒変
(吸湿性)〕〔α〕24D −14.5°(c=1.0
、 H2O)IR:νKBrmax 3360〜330
0、 3180〜3100、 1590、1050、
1035cm−1 SIMS:(M+H)+=4
15
【0059】参考製造例7ジクロロ(エチル 3
,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラ
ノシド)白金の製造 参考製造例4で得たエチル
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピ
ラノシド〔式(II)、R=C2H5〕2.4gをエタ
ノール126mlに溶解し、これに塩化第一白金カリウ
ム5.7gを水118mlに溶かして加え、室温遮光下
で24時間撹拌した。析出した黄色結晶を濾取し、冷水
、エタノールおよびエーテルで洗浄後、粗結晶6.0g
を得た。これをDMF20mlに溶解して濾過後、メタ
ノール60mlを加えて氷冷し、析出物をメタノールで
洗いながら濾取し、減圧乾燥して黄色結晶性粉末として
標題化合物の5.4g(収率89%)を得た。このもの
の物性値等は次に示すとおりである。
,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピラ
ノシド)白金の製造 参考製造例4で得たエチル
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピ
ラノシド〔式(II)、R=C2H5〕2.4gをエタ
ノール126mlに溶解し、これに塩化第一白金カリウ
ム5.7gを水118mlに溶かして加え、室温遮光下
で24時間撹拌した。析出した黄色結晶を濾取し、冷水
、エタノールおよびエーテルで洗浄後、粗結晶6.0g
を得た。これをDMF20mlに溶解して濾過後、メタ
ノール60mlを加えて氷冷し、析出物をメタノールで
洗いながら濾取し、減圧乾燥して黄色結晶性粉末として
標題化合物の5.4g(収率89%)を得た。このもの
の物性値等は次に示すとおりである。
【0060】m.p. >250℃IR:νKBrma
x 3350〜2900、 1560、 1095、
1025、 920cm−1 SIMS:(M+
H)+=443
x 3350〜2900、 1560、 1095、
1025、 920cm−1 SIMS:(M+
H)+=443
【0061】参考製造例8ジクロロ(n
−プロピル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ
−L−キシロピラノシド)白金の製造 n−プロピル
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピ
ラノシド〔式(II)、R=(CH2)2CH3 m
.p. 137〜141℃ 〔α〕26D −155
.4°(c=1.00、CH3OH)〕1.8gを参考
製造例7と同様に操作して淡黄色結晶性粉末の標題化合
物の3.9g(収率91%)を得た。このものの物性値
等は次に示すとおりである。 m.p. >25
0℃IR:νKBrmax 3380、 3250〜3
100、 2900、 1560、 1340、 10
95、 1025、 935cm−1SIMS:(M+
H)+=457
−プロピル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ
−L−キシロピラノシド)白金の製造 n−プロピル
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピ
ラノシド〔式(II)、R=(CH2)2CH3 m
.p. 137〜141℃ 〔α〕26D −155
.4°(c=1.00、CH3OH)〕1.8gを参考
製造例7と同様に操作して淡黄色結晶性粉末の標題化合
物の3.9g(収率91%)を得た。このものの物性値
等は次に示すとおりである。 m.p. >25
0℃IR:νKBrmax 3380、 3250〜3
100、 2900、 1560、 1340、 10
95、 1025、 935cm−1SIMS:(M+
H)+=457
【0062】参考製造例9ジクロロ(シクロペンチル
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロ
ピラノシド)白金の製造 参考製造例5で得たシクロ
ペンチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−
L−キシロピラノシド〔式(II)、R=シクロペンチ
ル〕1.6gを参考製造例7と同様に操作して黄色結晶
性粉末の標題化合物の2.8g(収率98%)を得た。 このものの物性値等は次に示すとおりである。
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロ
ピラノシド)白金の製造 参考製造例5で得たシクロ
ペンチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−
L−キシロピラノシド〔式(II)、R=シクロペンチ
ル〕1.6gを参考製造例7と同様に操作して黄色結晶
性粉末の標題化合物の2.8g(収率98%)を得た。 このものの物性値等は次に示すとおりである。
【0063】m.p. >250℃IR:νKBrma
x 3350、 3150、 3100、 2900、
1560、 1090、 1030,、 925cm
−1
x 3350、 3150、 3100、 2900、
1560、 1090、 1030,、 925cm
−1
【0064】更に、第2の本発明においては、一般
式(I)の白金錯体を有効成分として含み且つ製薬学的
に許容できる担体を含む抗腫瘍剤が提供される。
式(I)の白金錯体を有効成分として含み且つ製薬学的
に許容できる担体を含む抗腫瘍剤が提供される。
【0065】本発明の抗腫瘍剤を製造するにあたっては
、常法により、本発明の一般式(I)の化合物を有効成
分として用い、製薬学的に許容できる担体と混合して、
また必要ならば補助剤も配合することにより、各種の型
の製剤とすることができる。例えば、一般式(I)の白
金錯体を経口投与する場合には、錠剤、丸剤、顆粒剤、
散剤、カプセル剤などの固形製剤、または溶液、懸濁液
、乳剤等の液状製剤とすることができる。さらに非経口
投与する場合には、注射剤または坐剤とすることができ
る。この場合の担体は、錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤、カ
プセル剤とする場合には、乳糖、でんぷん、デキストリ
ン、白糖、結晶セルロース、カオリン、炭酸カルシウム
、タルク、ステアリン酸マグネシウムなどが好ましい。 注射剤とする場合には、蒸留水かあるいは塩化ナトリウ
ム、塩化カリウムなどの塩溶液、たとえば生理食塩水に
溶解するのが好ましい。坐剤とする場合には、カカオ脂
、ラウリン脂、グリセロゼラチン、マクロゴールなどが
好ましい。製剤中における式(I)の白金錯体の含有量
は、患者の年齢、症状などにより使用に便利な単位量が
望まれる。式(I)の白金錯体の医薬用投与量は、成人
の腫瘍治療に対して経口投与する場合、通常1日当たり
400〜800mg/kg、また非経口投与する場合、
1日当たり100〜400mg/kgが好ましい。
、常法により、本発明の一般式(I)の化合物を有効成
分として用い、製薬学的に許容できる担体と混合して、
また必要ならば補助剤も配合することにより、各種の型
の製剤とすることができる。例えば、一般式(I)の白
金錯体を経口投与する場合には、錠剤、丸剤、顆粒剤、
散剤、カプセル剤などの固形製剤、または溶液、懸濁液
、乳剤等の液状製剤とすることができる。さらに非経口
投与する場合には、注射剤または坐剤とすることができ
る。この場合の担体は、錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤、カ
プセル剤とする場合には、乳糖、でんぷん、デキストリ
ン、白糖、結晶セルロース、カオリン、炭酸カルシウム
、タルク、ステアリン酸マグネシウムなどが好ましい。 注射剤とする場合には、蒸留水かあるいは塩化ナトリウ
ム、塩化カリウムなどの塩溶液、たとえば生理食塩水に
溶解するのが好ましい。坐剤とする場合には、カカオ脂
、ラウリン脂、グリセロゼラチン、マクロゴールなどが
好ましい。製剤中における式(I)の白金錯体の含有量
は、患者の年齢、症状などにより使用に便利な単位量が
望まれる。式(I)の白金錯体の医薬用投与量は、成人
の腫瘍治療に対して経口投与する場合、通常1日当たり
400〜800mg/kg、また非経口投与する場合、
1日当たり100〜400mg/kgが好ましい。
【0066】次に本発明に係る式(I)の白金錯体を抗
腫瘍剤として使用する場合の実施例を示すが、本発明は
以下の実施例に限定されるものではない。
腫瘍剤として使用する場合の実施例を示すが、本発明は
以下の実施例に限定されるものではない。
【0067】実施例6 注射剤 化合物No.1の
白金錯体を300mg含有するようにバイアルに無菌的
に該白金錯体の生理食塩水溶液を分配し、凍結乾燥して
水分を除いて、バイアル中に乾燥粉末を調整した。使用
時には、生理食塩水の100mlをバイアル中に添加し
て注射液とする。
白金錯体を300mg含有するようにバイアルに無菌的
に該白金錯体の生理食塩水溶液を分配し、凍結乾燥して
水分を除いて、バイアル中に乾燥粉末を調整した。使用
時には、生理食塩水の100mlをバイアル中に添加し
て注射液とする。
【0068】実施例7 錠剤 化合物No.4の白
金錯体50g、乳糖96g、結晶セルロース27g、ト
ウモロコシデンプン5g、ステアリン酸マグネシウム2
gの混合物(合計180g)を直接打錠して、各々が直
径8mm、重量180mgの錠剤とする。
金錯体50g、乳糖96g、結晶セルロース27g、ト
ウモロコシデンプン5g、ステアリン酸マグネシウム2
gの混合物(合計180g)を直接打錠して、各々が直
径8mm、重量180mgの錠剤とする。
【0069】本発明の一般式(I)の白金錯体は、これ
を抗腫瘍剤として用いると、次のような効果がもたらさ
れる。まず第1に、一般式(I)の白金錯体はマウス白
血病腫瘍細胞L−1210に対して高い抗腫瘍活性を示
す。したがって、式(I)の白金錯体は抗腫瘍剤、例え
ば、睾丸腫瘍、膀胱癌、腎盂、尿道腫瘍、前立腺癌、卵
巣癌等に対する抗腫瘍剤として有用である。また、頭頚
部癌、食道癌、肺癌、胃癌、子宮癌、腎癌の治療に有効
である抗腫瘍性化合物としても有用であると期待される
。第2に、本発明の白金錯体を投与すると、化学療法係
数が大きいので、抗腫瘍効果を発揮する投与薬量幅が広
く、安全に使用することができる。第3に、本発明の白
金錯体は人畜に対する急性毒性が低く、安全である。 そして、それの抗腫瘍効果は、市販のCDDPと同等か
それ以上であり、また類似の白金錯体の効果をしのぐも
のである。また本発明の白金錯体の安全性等は市販のC
DDP等よりも優れている。
を抗腫瘍剤として用いると、次のような効果がもたらさ
れる。まず第1に、一般式(I)の白金錯体はマウス白
血病腫瘍細胞L−1210に対して高い抗腫瘍活性を示
す。したがって、式(I)の白金錯体は抗腫瘍剤、例え
ば、睾丸腫瘍、膀胱癌、腎盂、尿道腫瘍、前立腺癌、卵
巣癌等に対する抗腫瘍剤として有用である。また、頭頚
部癌、食道癌、肺癌、胃癌、子宮癌、腎癌の治療に有効
である抗腫瘍性化合物としても有用であると期待される
。第2に、本発明の白金錯体を投与すると、化学療法係
数が大きいので、抗腫瘍効果を発揮する投与薬量幅が広
く、安全に使用することができる。第3に、本発明の白
金錯体は人畜に対する急性毒性が低く、安全である。 そして、それの抗腫瘍効果は、市販のCDDPと同等か
それ以上であり、また類似の白金錯体の効果をしのぐも
のである。また本発明の白金錯体の安全性等は市販のC
DDP等よりも優れている。
【0070】第3の本発明においては、哺乳動物(人間
を含む)中に生育している癌(carcinoma)又
は腫瘍(tumor)であって、その癌又は腫瘍の細胞
が先に定義した一般式(I)の本発明の白金錯体につい
て感受性をもつような癌又は腫瘍を有する哺乳動物に、
一般式(I)の白金錯体を前記の癌又は腫瘍の阻止に有
効な量で投与することから成る、哺乳動物中に生育して
いる前記の癌又は腫瘍を阻止(inhibit)する方
法が提供される。
を含む)中に生育している癌(carcinoma)又
は腫瘍(tumor)であって、その癌又は腫瘍の細胞
が先に定義した一般式(I)の本発明の白金錯体につい
て感受性をもつような癌又は腫瘍を有する哺乳動物に、
一般式(I)の白金錯体を前記の癌又は腫瘍の阻止に有
効な量で投与することから成る、哺乳動物中に生育して
いる前記の癌又は腫瘍を阻止(inhibit)する方
法が提供される。
【0071】次に、本発明の一般式(I)の白金錯体の
抗腫瘍活性及び急性毒性を試験例により説明する。
抗腫瘍活性及び急性毒性を試験例により説明する。
【0072】試験例1マウス白血病細胞L−1210に
対する抗腫瘍活性の試験 1) マウスの平均生存
日数、生存率の測定CDF1マウス(雄、5〜6週令)
の腹腔内にマウス白血病癌細胞L−1210を105個
/マウスの量で移植し、移植1日後から各々の供試化合
物の生理食塩水溶液を1日1回の割合で5日間連続して
腹腔内に投与して処理した。また薬剤無投与群(対照群
)は生理食塩水のみを薬剤投与群と同様に投与した。そ
して、癌細胞の移植後60日間、薬剤処理群のマウスを
自由に飲食水させて観察した。癌細胞移植後のマウスの
平均生存日数を求めた。この薬剤処理群の平均生存日数
(T)を、対照群の平均生存日数(C)(大略12〜1
5日間で前例が死亡するのが通例である)と比較してマ
ウスの生存率(T/C×100)を算出し、抗腫瘍効果
を判定した。
対する抗腫瘍活性の試験 1) マウスの平均生存
日数、生存率の測定CDF1マウス(雄、5〜6週令)
の腹腔内にマウス白血病癌細胞L−1210を105個
/マウスの量で移植し、移植1日後から各々の供試化合
物の生理食塩水溶液を1日1回の割合で5日間連続して
腹腔内に投与して処理した。また薬剤無投与群(対照群
)は生理食塩水のみを薬剤投与群と同様に投与した。そ
して、癌細胞の移植後60日間、薬剤処理群のマウスを
自由に飲食水させて観察した。癌細胞移植後のマウスの
平均生存日数を求めた。この薬剤処理群の平均生存日数
(T)を、対照群の平均生存日数(C)(大略12〜1
5日間で前例が死亡するのが通例である)と比較してマ
ウスの生存率(T/C×100)を算出し、抗腫瘍効果
を判定した。
【0073】
【数1】
T:薬剤投与群の死亡に至るまでの日数C:無投与対照
群の死亡に至るまでの日数
群の死亡に至るまでの日数
【0074】結果は表2〜4に示すとおりであり、化合
物No.3及びNo.4は対照薬剤のCDDP(市販品
)と同等か、より優れた抗腫瘍効果を示した。
物No.3及びNo.4は対照薬剤のCDDP(市販品
)と同等か、より優れた抗腫瘍効果を示した。
【0075】なお、表2〜4及び以下の表において、生
存日数及び生存率に付した不等号(>)は60日間観察
中に死亡しなかったマウスがいたことを表わす。
存日数及び生存率に付した不等号(>)は60日間観察
中に死亡しなかったマウスがいたことを表わす。
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】
【0078】
【表4】
【0079】2) 化学療法係数の測定さらに、マウ
スの薬剤無投与群(対照群)に関して、130%生存率
を示したときの供試化合物の投与量(T/C×1003
0:表2〜4から算出)と、最大生存率を示した時の供
試化合物の最大投与量(T/C×100max:表2〜
4から算出)を求めた。これらの値から、次式により供
試化合物の化学療法係数(CI)を算出し、抗腫瘍効果
の判定を行った。CI値が大きい程有効である。
スの薬剤無投与群(対照群)に関して、130%生存率
を示したときの供試化合物の投与量(T/C×1003
0:表2〜4から算出)と、最大生存率を示した時の供
試化合物の最大投与量(T/C×100max:表2〜
4から算出)を求めた。これらの値から、次式により供
試化合物の化学療法係数(CI)を算出し、抗腫瘍効果
の判定を行った。CI値が大きい程有効である。
【0080】
【数2】
【0081】結果は、次の表5に示すとおりであり、式
(I)の本発明化合物は、対照薬剤のCDDP(市販品
)より大きいCI値を示したので、有効投与量の幅が広
いことが判明した。
(I)の本発明化合物は、対照薬剤のCDDP(市販品
)より大きいCI値を示したので、有効投与量の幅が広
いことが判明した。
【0082】
【表5】
【0083】試験例2 毒性試験 供与動物として
CDF1系マウス(雄)を用い、一群5匹(4週令)を
使用した。
CDF1系マウス(雄)を用い、一群5匹(4週令)を
使用した。
【0084】試験方法としては、上記マウスの腹腔内注
射により、本発明の白金錯体およびCDDPを投与した
。使用した注射液の溶剤には生理食塩水を用いた。投与
後14日目まで観察し、急性毒性値LD50を求めた。
射により、本発明の白金錯体およびCDDPを投与した
。使用した注射液の溶剤には生理食塩水を用いた。投与
後14日目まで観察し、急性毒性値LD50を求めた。
【0085】その結果は表6に示すように、本発明化合
物は、対照薬剤のCDDP(市販剤)より毒性が弱いこ
とが判明した。
物は、対照薬剤のCDDP(市販剤)より毒性が弱いこ
とが判明した。
【0086】
【表6】
【0087】試験例3シスプラチン耐性マウス白血病細
胞L−1210(L−1210/CDDP)に対する白
金錯体の抗腫瘍性の試験CDF1マウス(雄、5〜6週
令)の腹腔内にマウス白血病癌細胞L−1210/CD
DPを105個/マウスの量で移植し、移植後1日後か
ら各々の供試化合物を1日1回の割合で5日間連続して
腹腔内に投与した。また薬剤無投与群(対照群)は、0
.9%生理食塩水のみを薬剤投与処理群と同様に投与し
た。供試化合物の投与により処理されたマウスの薬剤投
与処理群を自由飲水食の状態で60日間観察した。そし
て、マウスの薬剤投与処理群の癌細胞移植後の平均生存
日数(T)及び対照群の平均生存日数(C)を求めた。 下記の式により、生存率を算出し、抗腫瘍効果を判定し
た。
胞L−1210(L−1210/CDDP)に対する白
金錯体の抗腫瘍性の試験CDF1マウス(雄、5〜6週
令)の腹腔内にマウス白血病癌細胞L−1210/CD
DPを105個/マウスの量で移植し、移植後1日後か
ら各々の供試化合物を1日1回の割合で5日間連続して
腹腔内に投与した。また薬剤無投与群(対照群)は、0
.9%生理食塩水のみを薬剤投与処理群と同様に投与し
た。供試化合物の投与により処理されたマウスの薬剤投
与処理群を自由飲水食の状態で60日間観察した。そし
て、マウスの薬剤投与処理群の癌細胞移植後の平均生存
日数(T)及び対照群の平均生存日数(C)を求めた。 下記の式により、生存率を算出し、抗腫瘍効果を判定し
た。
【0088】
【数3】
T:薬剤投与処理群の死亡に至るまでの平均生存日数C
:無投与の対照群の死亡に至るまでの平均生存日数
:無投与の対照群の死亡に至るまでの平均生存日数
【0
089】結果は表7〜8に示す。本発明化合物(No.
1、No.3、No.4及びNo.10)は、他の比較
化合物としての白金錯体〔比較化合物A、C(特開平2
−134395号公報)および比較化合物B(特開平2
−223591号公報)〕と比較して、薬剤無投与の対
照群の125%以上の生存率を示し、CDDP耐性L−
1210に対して顕著な抗腫瘍効果を有することが認め
られる。
089】結果は表7〜8に示す。本発明化合物(No.
1、No.3、No.4及びNo.10)は、他の比較
化合物としての白金錯体〔比較化合物A、C(特開平2
−134395号公報)および比較化合物B(特開平2
−223591号公報)〕と比較して、薬剤無投与の対
照群の125%以上の生存率を示し、CDDP耐性L−
1210に対して顕著な抗腫瘍効果を有することが認め
られる。
【0090】なお、用いた比較化合物Aは特開平2−1
34395号公報に化合物No.1として挙げられるジ
クロロ(ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデ
オキシ−α−L−キシロピラノシド)白金であり、比較
化合物Bは特開平2−223591号公報に化合物(I
)として挙げられるジクロロ(3,4−ジアミノ−3,
4−ジデオキシ−L−キシロピラノース)白金であり、
また比較化合物Cは特開平2−134395号公報に化
合物No.5として挙げられるスルフェイト(ベンジル
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−α−L−
キシロピラノシド)白金である。
34395号公報に化合物No.1として挙げられるジ
クロロ(ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデ
オキシ−α−L−キシロピラノシド)白金であり、比較
化合物Bは特開平2−223591号公報に化合物(I
)として挙げられるジクロロ(3,4−ジアミノ−3,
4−ジデオキシ−L−キシロピラノース)白金であり、
また比較化合物Cは特開平2−134395号公報に化
合物No.5として挙げられるスルフェイト(ベンジル
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−α−L−
キシロピラノシド)白金である。
【0091】
【表7】
【0092】
【表8】
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
またはアラルキル基を示す)で表わされるL−キシロピ
ラノシド白金錯体。 - 【請求項2】 一般式 【化2】 (式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
またはアラルキル基を示す)で表わされるL−キシロピ
ラノシド白金錯体を活性成分として含有することを特徴
とする抗腫瘍剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3105188A JPH04312593A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 新規な白金錯体および抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3105188A JPH04312593A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 新規な白金錯体および抗腫瘍剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04312593A true JPH04312593A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14400703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3105188A Pending JPH04312593A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 新規な白金錯体および抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04312593A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1013277A4 (en) * | 1997-01-14 | 2002-04-17 | Toray Industries | LYOPHILIZED PREPARATIONS AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3105188A patent/JPH04312593A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1013277A4 (en) * | 1997-01-14 | 2002-04-17 | Toray Industries | LYOPHILIZED PREPARATIONS AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME |
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