JPH0431287Y2 - - Google Patents
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- JPH0431287Y2 JPH0431287Y2 JP1985083456U JP8345685U JPH0431287Y2 JP H0431287 Y2 JPH0431287 Y2 JP H0431287Y2 JP 1985083456 U JP1985083456 U JP 1985083456U JP 8345685 U JP8345685 U JP 8345685U JP H0431287 Y2 JPH0431287 Y2 JP H0431287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- mortar
- sheet
- reinforcing
- bituminous
- Prior art date
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- Railway Tracks (AREA)
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、基盤と軌道スラブとの上下間に形成
されるてん充空間に緩衝層として設けられるセメ
ント歴青混合物層における応力の集中する周縁部
の内側にセメント歴青混合物の浸透を可能にして
シート状に形成した補強を複数層介在させて強化
したスラブ軌道におけるセメント歴青混合物層周
縁部の補強構造に関するものである。
されるてん充空間に緩衝層として設けられるセメ
ント歴青混合物層における応力の集中する周縁部
の内側にセメント歴青混合物の浸透を可能にして
シート状に形成した補強を複数層介在させて強化
したスラブ軌道におけるセメント歴青混合物層周
縁部の補強構造に関するものである。
スラブ軌道においては、軌道スラブと基盤との
上下間に形成されるてん充空間に、アスフアルト
乳剤、セメント、砂、水、混和材などよりなる混
合物のセメント歴青混合物(通常セメントアスフ
アルトモルタル略してCAモルタルと呼んでいる)
をてん充して緩衝層を設けている。このセメント
歴青混合物の硬化した緩衝層は、適度の強度、弾
性を有し荷重衝撃、振動などを吸収、分散する緩
衝層となつている。以下、セメント歴青混合物と
その硬化体を単にCAモルタルという。
上下間に形成されるてん充空間に、アスフアルト
乳剤、セメント、砂、水、混和材などよりなる混
合物のセメント歴青混合物(通常セメントアスフ
アルトモルタル略してCAモルタルと呼んでいる)
をてん充して緩衝層を設けている。このセメント
歴青混合物の硬化した緩衝層は、適度の強度、弾
性を有し荷重衝撃、振動などを吸収、分散する緩
衝層となつている。以下、セメント歴青混合物と
その硬化体を単にCAモルタルという。
スラブ軌道は、施工が簡単で、保線作業が省け
るという利点がある。しかしながら、鉄道が寒冷
地にある場合には、冬季の低温、降雪とそれにと
もなう凍結融解作用が酷しいため、従来温暖地に
使用されているCAモルタルよりも、凍結、融解
に対する抵抗性、耐衝撃性、ひびわれに対する抵
抗性などが大きく、より耐久性のあるものが要望
されている。
るという利点がある。しかしながら、鉄道が寒冷
地にある場合には、冬季の低温、降雪とそれにと
もなう凍結融解作用が酷しいため、従来温暖地に
使用されているCAモルタルよりも、凍結、融解
に対する抵抗性、耐衝撃性、ひびわれに対する抵
抗性などが大きく、より耐久性のあるものが要望
されている。
また、スラブ軌道が供用され年月がたつにつれ
て、CAモルタル層のうち、特にその周縁部など
にひびわれ、欠損、風化がみられるようになり、
この補修が必要とされている。
て、CAモルタル層のうち、特にその周縁部など
にひびわれ、欠損、風化がみられるようになり、
この補修が必要とされている。
本考案は、このような要望にこたえるものであ
り、新設の場合だけでなく、補修にも適した軌道
スラブ下のCAモルタル層周縁部における補強構
造を提供するものである。
り、新設の場合だけでなく、補修にも適した軌道
スラブ下のCAモルタル層周縁部における補強構
造を提供するものである。
そして、本考案は、基盤と軌道スラブとの上下
間に形成されるてん充空間に設けられるCAモル
タル層の周縁部内側にCAモルタルの浸透を可能
にしてシート状に形成した補強体を複数層介在さ
せたことを特徴とするスラブ軌道におけるCAモ
ルタル層周縁部の補強構造を要旨とするものであ
る。
間に形成されるてん充空間に設けられるCAモル
タル層の周縁部内側にCAモルタルの浸透を可能
にしてシート状に形成した補強体を複数層介在さ
せたことを特徴とするスラブ軌道におけるCAモ
ルタル層周縁部の補強構造を要旨とするものであ
る。
次に、本考案のスラブ軌道におけるCAモルタ
ル層周縁部の補強構造を図示実施例によつて説明
する。
ル層周縁部の補強構造を図示実施例によつて説明
する。
図において、符号1は基盤であつて、例えば路
盤コンクリートである。符号2は軌道スラブであ
つて、通常コンクリートで作られており、基盤1
の上面に多数個配列される。符号3はCAモルタ
ル層(セメント歴青混合物層)であつて、基盤1
と軌道スラブ2との上下間に形成されるてん充空
間にてん充されたCAモルタルの硬化体層である。
盤コンクリートである。符号2は軌道スラブであ
つて、通常コンクリートで作られており、基盤1
の上面に多数個配列される。符号3はCAモルタ
ル層(セメント歴青混合物層)であつて、基盤1
と軌道スラブ2との上下間に形成されるてん充空
間にてん充されたCAモルタルの硬化体層である。
本考案でいうCAモルタル層3を構成するCAモ
ルタルは、セメントおよび歴青乳剤を、さらには
これに骨材、混和材、水などを混合してなるセメ
ント歴青混合物である。これらに使用される材料
は次のようである。
ルタルは、セメントおよび歴青乳剤を、さらには
これに骨材、混和材、水などを混合してなるセメ
ント歴青混合物である。これらに使用される材料
は次のようである。
歴青乳材は、ストレートアスフアルト、ブロー
ンアスフアルト、セミブローンアスフアルト、プ
ロパン脱歴アスフアルトなどの石油アスフアルト
類、天然アスフアルト類、タール類、ピツチ類な
どからえらばれた1種または2種以上を混合して
なる歴青物、あるいはこれらの歴青物にゴム、合
成高分子重合体などを添加混合して改質された歴
青物を、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面
活性剤、ノニオン系界面活性剤、両性界面活性
剤、ベントナイトなどを乳化主材とし、さらに必
要に応じて乳化助剤、分散剤、安定剤、保護コロ
イドなどを適宜使用して水中に乳化させたもの
や、これらの歴青乳剤にゴムラテツクス、合成高
分子重合体エマルジヨン、合成樹脂エマルジヨ
ン、水溶性高分子重合体、水溶性合成樹脂などを
添加混合したものである。また、反応性の水溶性
もしくは乳化されたエポキシ樹脂とその硬化剤の
ような反応性の樹脂などを添加混合したものも使
用することができる。
ンアスフアルト、セミブローンアスフアルト、プ
ロパン脱歴アスフアルトなどの石油アスフアルト
類、天然アスフアルト類、タール類、ピツチ類な
どからえらばれた1種または2種以上を混合して
なる歴青物、あるいはこれらの歴青物にゴム、合
成高分子重合体などを添加混合して改質された歴
青物を、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面
活性剤、ノニオン系界面活性剤、両性界面活性
剤、ベントナイトなどを乳化主材とし、さらに必
要に応じて乳化助剤、分散剤、安定剤、保護コロ
イドなどを適宜使用して水中に乳化させたもの
や、これらの歴青乳剤にゴムラテツクス、合成高
分子重合体エマルジヨン、合成樹脂エマルジヨ
ン、水溶性高分子重合体、水溶性合成樹脂などを
添加混合したものである。また、反応性の水溶性
もしくは乳化されたエポキシ樹脂とその硬化剤の
ような反応性の樹脂などを添加混合したものも使
用することができる。
また、歴青乳剤は、乳化主材の界面活性剤の種
類からアニオン系乳剤、カチオン系乳剤、ノニオ
ン系乳剤およびクレータイプ乳剤に大別される。
いづれのタイプのセメント混合用歴青乳剤でも使
用できる。
類からアニオン系乳剤、カチオン系乳剤、ノニオ
ン系乳剤およびクレータイプ乳剤に大別される。
いづれのタイプのセメント混合用歴青乳剤でも使
用できる。
歴青乳剤は、蒸発残留物が55〜70重量%の濃度
のものが通常使用される。歴青乳剤のうちでも、
エラストマー、反応性樹脂、あるいは両者を含有
するものなどは接着性、結合性、耐久性などの点
でよりすぐれている。また、歴青物で、タール系
のものはアスフアルト系のものより耐油性、耐水
性にすぐれている。
のものが通常使用される。歴青乳剤のうちでも、
エラストマー、反応性樹脂、あるいは両者を含有
するものなどは接着性、結合性、耐久性などの点
でよりすぐれている。また、歴青物で、タール系
のものはアスフアルト系のものより耐油性、耐水
性にすぐれている。
セメントは、ポルトランドセメント、フライア
ツシユセメント、高炉セメント、シリカセメン
ト、高炉コロイドセメント、コロイドセメント、
ジエツトセメント、アルミナセメントなどであ
る。
ツシユセメント、高炉セメント、シリカセメン
ト、高炉コロイドセメント、コロイドセメント、
ジエツトセメント、アルミナセメントなどであ
る。
また、これらのセメントと共に、混和材、例え
ばセメントの収縮補償材、硬化促進材、硬化遅延
剤、AE剤、分散剤、増粘剤、減水剤、発泡剤、
消泡剤などを併用することができる。
ばセメントの収縮補償材、硬化促進材、硬化遅延
剤、AE剤、分散剤、増粘剤、減水剤、発泡剤、
消泡剤などを併用することができる。
骨材は、特別の場合には砂利、砕石などの粗骨
材を使用することもあるが、通常は細骨材を使用
する。細骨材は、粒径2.5mm以下のもので粗粒率
が1〜2.5の範囲、好ましくは1.2〜2位の範囲で
ある。例えば、川砂、海砂、山砂、硅砂、灰を焼
結した砂、鉄砂、鋳物砂などである。また、骨材
と共に、ガラス粉、硅砂粉、硅藻土、マイカ粉、
マイカ片、ベントナイト、クレー、石粉、フライ
アツシユ、無水硅酸粉、顔料、カーボンブラツ
ク、グラフアイトなどのフイラーを使用すること
ができる。これらは、予め水に分散させておいて
使用することもできる。さらに、コロイダルシリ
カも使用できる。また、CAモルタルのてん充性
を損わない範囲で無機繊維、天然有機繊維、合成
有機繊維、炭素繊維などの短繊維を混入すること
もできる。
材を使用することもあるが、通常は細骨材を使用
する。細骨材は、粒径2.5mm以下のもので粗粒率
が1〜2.5の範囲、好ましくは1.2〜2位の範囲で
ある。例えば、川砂、海砂、山砂、硅砂、灰を焼
結した砂、鉄砂、鋳物砂などである。また、骨材
と共に、ガラス粉、硅砂粉、硅藻土、マイカ粉、
マイカ片、ベントナイト、クレー、石粉、フライ
アツシユ、無水硅酸粉、顔料、カーボンブラツ
ク、グラフアイトなどのフイラーを使用すること
ができる。これらは、予め水に分散させておいて
使用することもできる。さらに、コロイダルシリ
カも使用できる。また、CAモルタルのてん充性
を損わない範囲で無機繊維、天然有機繊維、合成
有機繊維、炭素繊維などの短繊維を混入すること
もできる。
水は、一般に淡水が用いられる。即ち、水道
水、工業用水、地下水、河川水などである。水
は、CAモルタルの作業性などを調節するために
使用される。
水、工業用水、地下水、河川水などである。水
は、CAモルタルの作業性などを調節するために
使用される。
CAモルタルは、例えば、次のような配合割合
で造られる。セメント1重量部(以下、単に部と
いう)に対し歴青乳剤(蒸発残留物60重量%に換
算して)0.1〜5部、骨材(砂として)0〜6部、
通常0〜2部の割合で使用される。セメントの収
縮補償材、硬化促進剤などを使用するときは、上
記配合割合におけるセメント量に入れて計算す
る。水は、CAモルタルの作業性を考慮して、必
要に応じて使用される。発泡剤を使用する場合
は、例えば、アルミニウム粉末を使用するとき、
CAモルタル中への気泡の導入量によつて異なる
が、一般にセメント量の0.005〜0.02重量%の範
囲で使用される。上記配合割合で、セメント量1
部に対して歴青乳剤量が0.1部を下廻るときは、
硬化体の剛性が強く、弾性係数、撓み性などが十
分でなく、また防水性も低下する。歴青乳剤が5
部を上廻るときは、強度低下が大きい。また、骨
材量がセメント量1部に対して骨材6部を上廻る
ときは、CAモルタルのてん充性などの作業性が
低下する。骨材を使用しないものは、てん充性が
良好で、また耐凍結性、耐融解性にすぐれてい
る。
で造られる。セメント1重量部(以下、単に部と
いう)に対し歴青乳剤(蒸発残留物60重量%に換
算して)0.1〜5部、骨材(砂として)0〜6部、
通常0〜2部の割合で使用される。セメントの収
縮補償材、硬化促進剤などを使用するときは、上
記配合割合におけるセメント量に入れて計算す
る。水は、CAモルタルの作業性を考慮して、必
要に応じて使用される。発泡剤を使用する場合
は、例えば、アルミニウム粉末を使用するとき、
CAモルタル中への気泡の導入量によつて異なる
が、一般にセメント量の0.005〜0.02重量%の範
囲で使用される。上記配合割合で、セメント量1
部に対して歴青乳剤量が0.1部を下廻るときは、
硬化体の剛性が強く、弾性係数、撓み性などが十
分でなく、また防水性も低下する。歴青乳剤が5
部を上廻るときは、強度低下が大きい。また、骨
材量がセメント量1部に対して骨材6部を上廻る
ときは、CAモルタルのてん充性などの作業性が
低下する。骨材を使用しないものは、てん充性が
良好で、また耐凍結性、耐融解性にすぐれてい
る。
CAモルタルは、各材料を上記の配合比率で適
当な混練機、例えば、コンクリートミキサ、セメ
ントモルタルミキサ、グラウトミキサ、ソイルミ
キサ、パグミルミキサ、CAモルタル用ミキサ、
その他の適当なミキサを用いて混合することによ
り得られる。
当な混練機、例えば、コンクリートミキサ、セメ
ントモルタルミキサ、グラウトミキサ、ソイルミ
キサ、パグミルミキサ、CAモルタル用ミキサ、
その他の適当なミキサを用いて混合することによ
り得られる。
また、図における符号4はCAモルタルの浸透
を可能にしてシート状に形成した補強体であつ
て、てん充空間にてん充されたCAモルタル層3
における周縁部の内側に位置させて複数層に介在
させる。このCAモルタルの浸透を可能にしてシ
ート状に形成した補強体4を複数層内在すること
によつて、CAモルタル層3の周縁部は強化され
る。
を可能にしてシート状に形成した補強体であつ
て、てん充空間にてん充されたCAモルタル層3
における周縁部の内側に位置させて複数層に介在
させる。このCAモルタルの浸透を可能にしてシ
ート状に形成した補強体4を複数層内在すること
によつて、CAモルタル層3の周縁部は強化され
る。
本考案でいうCAモルタルの浸透を可能にして
シート状に形成した補強体4とは、次のようなも
のである。無機繊維(例えば、ガラス繊維など)、
天然有機繊維、半合成繊維(例えば、レーヨン、
アセテートなど)、合成繊維(例えば、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリイミド、芳香族ポリアミ
ド、ポリプロピレン、ポリエチレン、ビニロン、
アクリル、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリウレタン、弗素樹脂など)、炭素繊維、
金属繊維(例えば、スチール、ステンレスなど)
などの繊維により造られた織布、編布、網状布、
不織布、マツト(例えば、フエルト、多数の繊維
を織らずに粘結剤などで適宜に結合してシート状
に成形してマツトとしたものなど)などがある。
また、金属線、プラスチツク線などで造られた
網、その網を立体的に組合せた網ぐみ、連続気泡
の発泡プラスチツク(例えば、発泡ポリウレタ
ン)のシート、さらには紙のシート、プラスチツ
クのフイルムやシート、金属の箔やシートなどに
多数の孔を設けたものなどがある。
シート状に形成した補強体4とは、次のようなも
のである。無機繊維(例えば、ガラス繊維など)、
天然有機繊維、半合成繊維(例えば、レーヨン、
アセテートなど)、合成繊維(例えば、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリイミド、芳香族ポリアミ
ド、ポリプロピレン、ポリエチレン、ビニロン、
アクリル、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリウレタン、弗素樹脂など)、炭素繊維、
金属繊維(例えば、スチール、ステンレスなど)
などの繊維により造られた織布、編布、網状布、
不織布、マツト(例えば、フエルト、多数の繊維
を織らずに粘結剤などで適宜に結合してシート状
に成形してマツトとしたものなど)などがある。
また、金属線、プラスチツク線などで造られた
網、その網を立体的に組合せた網ぐみ、連続気泡
の発泡プラスチツク(例えば、発泡ポリウレタ
ン)のシート、さらには紙のシート、プラスチツ
クのフイルムやシート、金属の箔やシートなどに
多数の孔を設けたものなどがある。
これらのシート状に成形した補強体4は、表面
を粗面に加工したり、表面を凹凸に加工したり、
波形などに折曲げ加工したり、さらには表面を薬
剤処理、あるいは合成樹脂、歴青材、セメント、
セメントアスフアルト、セメントとゴムなどで処
理したりして使用することもできる。
を粗面に加工したり、表面を凹凸に加工したり、
波形などに折曲げ加工したり、さらには表面を薬
剤処理、あるいは合成樹脂、歴青材、セメント、
セメントアスフアルト、セメントとゴムなどで処
理したりして使用することもできる。
また、これらのシート状に成形した補強体4を
複数層設けるに際しては、同一種類のシート状に
成形した補強体4,4……だけを用いることも、
異なる種類のシート状に成形した補強体4,4…
…を併用することも、また、いろいろの種類のシ
ート状に成形した補強体4,4……を組合せて用
いることもできる。
複数層設けるに際しては、同一種類のシート状に
成形した補強体4,4……だけを用いることも、
異なる種類のシート状に成形した補強体4,4…
…を併用することも、また、いろいろの種類のシ
ート状に成形した補強体4,4……を組合せて用
いることもできる。
さらに、これらのシート状に成形した補強体4
を複数層に成形するに際しては、数枚のシート状
に成形した補強体4,4……を2層(第1図)、
3層(第2図)のように平行に設置して複数層に
成形することができる。また、1枚のシート状に
成形した補強体4を二つ折りするように折り返し
平行に設置して2層に形成することができる。こ
の場合、シート状に成形した補強体4の折り返し
部分をCAモルタル層3の周縁部外側に位置する
よう設置する場合(第3図)と、その折り返し部
分をCAモルタル層3の周縁部内側に位置するよ
う設置する場合(第4図)とがある。さらに、こ
の場合において、もう1枚の4状に成形した補強
体4を、折り返されて平行となつている部分の間
に挿入すれば容易に3層(第5図、第6図)とす
ることができる。また、1枚のシート状に成形し
た補強体4を蛇腹状に順次折り返し平行に設置し
て3層(第7図)、4層に形成することができる。
この場合においても、シート状に形成した補強体
4の折り返し部分のCAモルタル層3内における
設置位置は自由に決定できる。さらには、1枚の
シート状に成形した補強体4を巻くようにして適
宜形状の複数層(第8図、第9図)に形成するこ
ともできる。
を複数層に成形するに際しては、数枚のシート状
に成形した補強体4,4……を2層(第1図)、
3層(第2図)のように平行に設置して複数層に
成形することができる。また、1枚のシート状に
成形した補強体4を二つ折りするように折り返し
平行に設置して2層に形成することができる。こ
の場合、シート状に成形した補強体4の折り返し
部分をCAモルタル層3の周縁部外側に位置する
よう設置する場合(第3図)と、その折り返し部
分をCAモルタル層3の周縁部内側に位置するよ
う設置する場合(第4図)とがある。さらに、こ
の場合において、もう1枚の4状に成形した補強
体4を、折り返されて平行となつている部分の間
に挿入すれば容易に3層(第5図、第6図)とす
ることができる。また、1枚のシート状に成形し
た補強体4を蛇腹状に順次折り返し平行に設置し
て3層(第7図)、4層に形成することができる。
この場合においても、シート状に形成した補強体
4の折り返し部分のCAモルタル層3内における
設置位置は自由に決定できる。さらには、1枚の
シート状に成形した補強体4を巻くようにして適
宜形状の複数層(第8図、第9図)に形成するこ
ともできる。
また、複数層設けられるシート状に成形した補
強体4は、てん充空間に対して密に入れること
も、粗に入れることもできる。
強体4は、てん充空間に対して密に入れること
も、粗に入れることもできる。
また、図における符号6はスペーサーであつ
て、てん充空間にてん充されたCAモルタル層3
の周縁部に対し、複数層に設けられるシート状に
形成した補強体4と共に介在させることにより、
複数層に設けられるシート状に形成した補強体4
の設置位置を良好に保持してCAモルタルのてん
充を容易にすると共に、CAモルタル層3の補強
効果をさらに増大させるためのものである。
て、てん充空間にてん充されたCAモルタル層3
の周縁部に対し、複数層に設けられるシート状に
形成した補強体4と共に介在させることにより、
複数層に設けられるシート状に形成した補強体4
の設置位置を良好に保持してCAモルタルのてん
充を容易にすると共に、CAモルタル層3の補強
効果をさらに増大させるためのものである。
このスペーサー6は、CAモルタルによつて成
形した円形、方形、多角形など適宜形状の板体、
柱体、さらにはCAモルタルの浸透を可能にして
シート状に成形した補強体4あるいは同質のシー
トを裁断した円形、方形、矩形、多角形、帯状な
ど適宜形状の小片などが用いられる。
形した円形、方形、多角形など適宜形状の板体、
柱体、さらにはCAモルタルの浸透を可能にして
シート状に成形した補強体4あるいは同質のシー
トを裁断した円形、方形、矩形、多角形、帯状な
ど適宜形状の小片などが用いられる。
スペーサー6を設置する位置は、基盤1の上面
とシート状に形成した補強体4との間、軌道スラ
ブ2の裏面とシート状に形成した補強体4との
間、シート状に形成した補強体4に積層するシー
ト状に形成した補強体4との間などであつて、こ
れら全ての間隙に設置するのが好ましい。何れか
の間隙を選択して設置してもよい。
とシート状に形成した補強体4との間、軌道スラ
ブ2の裏面とシート状に形成した補強体4との
間、シート状に形成した補強体4に積層するシー
ト状に形成した補強体4との間などであつて、こ
れら全ての間隙に設置するのが好ましい。何れか
の間隙を選択して設置してもよい。
これらのスペーサー6は、シート状に成形され
た補強体4の所定位置に縫いつけ、接着などして
予じめ取付けておいてもよい。さらには、補強体
4をシート状に成形する際に、一体に構成するこ
ともできる。
た補強体4の所定位置に縫いつけ、接着などして
予じめ取付けておいてもよい。さらには、補強体
4をシート状に成形する際に、一体に構成するこ
ともできる。
スペーサー6を使用するときには、シート状に
成形した補強体4を所定の位置に挿入することが
できるので、望ましい各部均等な補強効果が得ら
れると共に、てん充空間に対するCAモルタルの
てん充、シート状に成形した補強体4に対する
CAモルタルの滲透が早く、てん充作業を容易に
行うことができる。
成形した補強体4を所定の位置に挿入することが
できるので、望ましい各部均等な補強効果が得ら
れると共に、てん充空間に対するCAモルタルの
てん充、シート状に成形した補強体4に対する
CAモルタルの滲透が早く、てん充作業を容易に
行うことができる。
CAモルタルのてん充をするに際して、基盤1
や軌道スラブ2などのCAモルタルが接する部分
に歴青乳剤、セメントペースト、あるいはゴムラ
テツクス、ポリマーエマルジヨン、あるいはこれ
らの混合物、あるいはエポキシ樹脂などのプライ
ムコートを施こしておくこともできる。また、シ
ート状に成形した補強体4及びスペーサー6を、
セメントの水分散物、歴青乳剤を水で希釈した
液、あるいは両者の混合物などに浸け、水を切つ
てから、てん充部におくこともできる。
や軌道スラブ2などのCAモルタルが接する部分
に歴青乳剤、セメントペースト、あるいはゴムラ
テツクス、ポリマーエマルジヨン、あるいはこれ
らの混合物、あるいはエポキシ樹脂などのプライ
ムコートを施こしておくこともできる。また、シ
ート状に成形した補強体4及びスペーサー6を、
セメントの水分散物、歴青乳剤を水で希釈した
液、あるいは両者の混合物などに浸け、水を切つ
てから、てん充部におくこともできる。
また、既設されているCAモルタル層3の周縁
部を補修するときは、在来のCAモルタル層3の
補修すべき部分を除去し、下地にブライムコート
を施こしてから、シート状に成形した補強体4を
複数層になるよう挿入し、ついでCAモルタルを
てん充硬化させる。
部を補修するときは、在来のCAモルタル層3の
補修すべき部分を除去し、下地にブライムコート
を施こしてから、シート状に成形した補強体4を
複数層になるよう挿入し、ついでCAモルタルを
てん充硬化させる。
この場合も、シート状に成形した補強体4をて
ん充空間に挿入するのにスペーサー6を使用する
と補強体4を複数層設けるのに都合がよい。この
場合、シート状に成形した補強体4を折り曲げた
り、丸めるなどして多層にしたものを使用すれば
作業が容易にできる。
ん充空間に挿入するのにスペーサー6を使用する
と補強体4を複数層設けるのに都合がよい。この
場合、シート状に成形した補強体4を折り曲げた
り、丸めるなどして多層にしたものを使用すれば
作業が容易にできる。
本考案のスラブ軌道におけるCAモルタル層周
縁部の補強構造は、以上のように構成されてお
り、 (1) シート状に成形した補強体で強化したCAモ
ルタル層の周縁部は、シート状に成形した補強
体を挿入しないCAモルタルに比べて、強度
(圧縮、曲げ、せん断など)、撓み性が大きく耐
衝撃性、凍結、融解に対する抵抗性、ひびわれ
抵抗性、耐候性などにおいて非常にすぐれてい
る。さらに、シート状に成形した補強体による
強化のため荷重、衝撃、振動などの応力を吸
収、分散し、これを緩和する効果にも優れてい
る。そのため、ひびわれなどの損傷のはげしい
CAモルタル層の周縁部は、在来のCAモルタル
層周縁部に比べて、耐久性、供用性などが著し
く改善される。
縁部の補強構造は、以上のように構成されてお
り、 (1) シート状に成形した補強体で強化したCAモ
ルタル層の周縁部は、シート状に成形した補強
体を挿入しないCAモルタルに比べて、強度
(圧縮、曲げ、せん断など)、撓み性が大きく耐
衝撃性、凍結、融解に対する抵抗性、ひびわれ
抵抗性、耐候性などにおいて非常にすぐれてい
る。さらに、シート状に成形した補強体による
強化のため荷重、衝撃、振動などの応力を吸
収、分散し、これを緩和する効果にも優れてい
る。そのため、ひびわれなどの損傷のはげしい
CAモルタル層の周縁部は、在来のCAモルタル
層周縁部に比べて、耐久性、供用性などが著し
く改善される。
特に、シート状に成形した補強体を複数層に
設けてあるので、これらの効果は顕著なものと
なる。
設けてあるので、これらの効果は顕著なものと
なる。
(2) スペーサーを使用するときには、シート状に
成形した補強体を所定の位置に挿入することが
できるので、望ましい各部均等な補強効果が得
られると共に、てん充空間に対するCAモルタ
ルのてん充、シート状に成形した補強体に対す
るCAモルタルの滲透が早く、てん充作業を容
易に行うことができる。
成形した補強体を所定の位置に挿入することが
できるので、望ましい各部均等な補強効果が得
られると共に、てん充空間に対するCAモルタ
ルのてん充、シート状に成形した補強体に対す
るCAモルタルの滲透が早く、てん充作業を容
易に行うことができる。
(3) シート状に成形した補強体、さらにはスペー
サーを、予じめ工場生産しておくことができ、
施工が容易で、新設の場合でも、補修の場合で
も本考案の補強構造を造ることができる。
サーを、予じめ工場生産しておくことができ、
施工が容易で、新設の場合でも、補修の場合で
も本考案の補強構造を造ることができる。
(4) シート状に成形した補強体の種類、使用量、
使用方法などにより強化CAモルタル層の物性
をコントロールできる。
使用方法などにより強化CAモルタル層の物性
をコントロールできる。
(5) 耐久性、供用性などが著しく向上し、保守時
間が長くなるので経済的である。
間が長くなるので経済的である。
などの優れた実益を有する。
図は、何れも本考案の実施例を示し、第1図は
補強体を2枚のシート状に成形した補強体によつ
て2層に設置した状態を示す縦断正面図、第2図
は補強体を3枚のシート状に成形した補強体によ
つて3層に設置した状態を示す縦断正面図、第3
図、第4図は共に補強体を1枚のシート状に成形
した補強体を二つ折りするように折り返して2層
に設置した状態を示す要部の縦断正面図、第5
図、第6図は共に補強体を2枚のシート状に成形
した補強体によつて3層に設置した状態を示す要
部の縦断正面図、第7図は補強体を1枚のシート
状に成形した補強体を蛇腹状に順次折り返して3
層に設置した状態を示す要部の縦断正面図、第8
図、第9図は共に補強体を1枚のシート状に成形
した補強体を巻くようにして複数層に設置した状
態を示す要部の縦断正面図である。 図において、1は基盤、2は軌道スラブ、3は
セメント歴青混合物層(CAモルタル層)、4はシ
ート状に成形した補強体、5は通孔、6はスペー
サー、そして7はレールである。
補強体を2枚のシート状に成形した補強体によつ
て2層に設置した状態を示す縦断正面図、第2図
は補強体を3枚のシート状に成形した補強体によ
つて3層に設置した状態を示す縦断正面図、第3
図、第4図は共に補強体を1枚のシート状に成形
した補強体を二つ折りするように折り返して2層
に設置した状態を示す要部の縦断正面図、第5
図、第6図は共に補強体を2枚のシート状に成形
した補強体によつて3層に設置した状態を示す要
部の縦断正面図、第7図は補強体を1枚のシート
状に成形した補強体を蛇腹状に順次折り返して3
層に設置した状態を示す要部の縦断正面図、第8
図、第9図は共に補強体を1枚のシート状に成形
した補強体を巻くようにして複数層に設置した状
態を示す要部の縦断正面図である。 図において、1は基盤、2は軌道スラブ、3は
セメント歴青混合物層(CAモルタル層)、4はシ
ート状に成形した補強体、5は通孔、6はスペー
サー、そして7はレールである。
Claims (1)
- 基盤と軌道スラブとの上下間に形成されるてん
充空間に設けられるセメント歴青混合物層の周縁
部内側にセメント歴青混合物の浸透を可能にして
シート状に形成した補強体を複数層介在させたこ
とを特徴とするスラブ軌道におけるセメント歴青
混合物層周縁部の補強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985083456U JPH0431287Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985083456U JPH0431287Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61202503U JPS61202503U (ja) | 1986-12-19 |
| JPH0431287Y2 true JPH0431287Y2 (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=30632107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985083456U Expired JPH0431287Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0431287Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013199807A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Railway Technical Research Institute | スラブ軌道の凍害対策方法、およびスラブ軌道 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100744175B1 (ko) | 2005-12-07 | 2007-08-02 | 한국철도기술연구원 | 자갈 도상 궤도에서의 프리캐스트 콘크리트 슬래브와 그를이용한 콘크리트 도상 부설장치 및 부설방법 |
| JP7582900B2 (ja) * | 2021-04-15 | 2024-11-13 | 東日本旅客鉄道株式会社 | スラブ軌道における填充層の補修方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0728381Y2 (ja) * | 1988-03-16 | 1995-06-28 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 扉開閉機構 |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP1985083456U patent/JPH0431287Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013199807A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Railway Technical Research Institute | スラブ軌道の凍害対策方法、およびスラブ軌道 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61202503U (ja) | 1986-12-19 |
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