JPH0431377A - 空間を形成する結露防止用構造体 - Google Patents

空間を形成する結露防止用構造体

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JPH0431377A
JPH0431377A JP2135870A JP13587090A JPH0431377A JP H0431377 A JPH0431377 A JP H0431377A JP 2135870 A JP2135870 A JP 2135870A JP 13587090 A JP13587090 A JP 13587090A JP H0431377 A JPH0431377 A JP H0431377A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、空間を形成する結露防止用構造体に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば、気密性の高いマンション、ホテル等の室
内では、室内でのストーブ等の使用により湿度が高くな
り、人間に不快感を与えることがある。
そこで、従来、人間にとって快適な室内空間を作り出す
ために、室内空間の湿分を適度に調整し、結露の発生を
抑制する壁、天井等の結露防止用構造体が開発されてい
る。
第2図は、このような空間を形成する結露防止用構造体
を示すもので、符号11は、空間13を形成する壁から
なる結露防止用構造体を示している。
この結露防止用構造体11は、コンクリート下地15に
より形成されている。このコンクリート下地15の空間
13例の面には、断熱層17が形成され、この断熱層1
7の空間13例の面には、ポンド18により難燃性を有
する石膏ボード19が貼着されている。
この石膏ボード19の空間13側の面には、空間13内
の湿度が高い時には湿分を吸収し低い時には自然放出す
る吸放湿性層21が形成されており、この吸放湿性層2
1は、例えば、湿分を200〜300 g/nf保持で
きる壁紙を貼着することにより形成されている。また、
吸放湿性層2工の壁紙に吸放湿性を付与するために、吸
放湿性を有する材料、例えば、高吸水性ポリマー等と組
み合わせて構成されている。
そして、断熱層17は、発泡ウレタンやスタイロフォー
ム等の有機系断熱材により形成されている。
以上のように構成された空間を形成する結露防止用構造
体では、断熱層17により外部からの熱を遮断するとと
もに、空間13内の湿分を吸放湿性層21により調整す
ることができ、空間13の湿度を人間にとって快適な状
態に保持することができ、結露の発生を抑制することが
できる。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、断熱層17を形成する発泡ウレタンやス
タイロフォーム等の有機系断熱材は、熱伝導率が0.0
2〜0.03(kcal/mhr″C)であり非常に小
さいため、優れた断熱性能を示すが、有機質系であるた
め燃え易いという問題があった。
このため、防火上の法的な制約や強度的な問題から、例
えば、断熱層17の空間13例の面に、難燃性の石膏ボ
ード19を貼着し、これを下地として壁紙からなる吸放
湿性層21を形成する必要があり、施工工程が多くなる
とともに、手間がかかり、空間13が狭められるという
問題があった。
このような問題点を解決するために、断熱層17を、発
泡モルタル、パーライトモルタル等の無機質系の断熱材
により形成することが考えられる。
このような無機質系断熱材は燃え難いという性質を有す
るが、熱伝導率が0.2〜O63(kca l/mhr
”C)であり、有機質系断熱材(0,02〜0.03k
cal/mhr″C)と比較すると非常に大きいため、
断熱性能が有機質系断熱材と比較して劣るという問題が
あった。
このため、目的とする断熱性能を確保することは困難で
あるばかりでなく、その性能を確保するためにはかなり
の厚さを要求されることになる。
また、このような無機質系断熱材について、断熱性能を
向上させようとすると、強度が極めて弱くなり、仕上げ
の下地としての機能を満足できないという問題があった
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、断熱性能としては有機質系断熱材に近い性能を
有し、かつ、難燃性という観点からは、従来の無機質系
断熱材の性能を有する断熱材により、従来よりも高強度
でかつ表面が平滑な断熱層をコンクリート面に形成し、
この断熱層を直接下地として、この上に化粧を兼ねた吸
放湿性層を形成することにより、空間内の湿度を快適な
状態に調整する機能を有し、かつ、結露の発生を確実に
防止することができる空間を形成する結露防止用構造体
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の空間を形成する結露防止用構造体は、空
間を形成するコンクリート下地の前記空間側の面に、断
熱層を形成し、この断熱層の前記空間側の面に、前記空
間内の湿度が高い時には湿分を吸収し低い時には自然放
出する吸放湿性層を形成するとともに、前記断熱層を、
セメント100重量部に対し、合成樹脂エマルションの
固形分換算3〜50重量部と、有機マイクロバルーン1
〜20重量部と、炭素繊維0.3〜5重量部と、無機マ
イクロバルーン10〜200重量部とを混合した断熱材
を、前記コンクリート下地の前記空間側の面に湿式施工
することにより形成してなるものである。
請求項2記載の空間を形成する結露防止用構造体は、空
間を形成するコンクリート下地の前記空間側の面に、断
熱層を形成し、この断熱層の前記空間側の面に、前記空
間内の湿度が高い時には湿分を吸収し低い時には自然放
出する吸放湿性層を形成するとともに、前記断熱層を、
セメント100重量部に対し、合成樹脂エマルションの
固形分換算3〜50重量部と、有機マイクロバルーン1
〜20重量部と、炭素繊維0.3〜5重量部とを混合し
た断熱材を、前記コンクリート下地の前記空間側の面に
湿式施工することにより形成してなるものである。
ここで、セメント100重量部に対し、合成樹脂エマル
ションの固形分換算3〜50重量部としたのは、3重量
部以下では接着性能が低下し、50重量部以上では耐火
性能が低下する一方、コスト高となるからである。
また、セメント100重量部に対し、有機マイクロバル
ーン1〜20重量部としたのは、1重量部以下では断熱
性能が低下し、20重量部以上では耐火性能や強度が低
下する一方、コスト高となるからである。
さらに、セメント100重量部に対し、炭素繊維0.3
〜5重量部としたのは、0.3重量部以下ではマトリッ
クスの補強効果並びに収縮に伴うひび割れ防止効果が低
くなるためであり、5重量部以上では作業性が悪くなる
一方、コスト高となり、その割りには補強効果はそれ程
向上しないからである。
また、請求項1記載の空間を形成する結露防止用構造体
において、セメント100重量部に対し、無機マイクロ
バルーン10〜200重量部としたのは、10重量部以
下ではコストの高い他の材料の割合が多くなるためコス
ト高になり、耐火性能の向上にもあまり寄与しないから
であり、200重量部以上では強度的に脆くなるからで
ある。耐火性能の向上2強度、コスト等を考慮すると、
無機マイクロバルーンは、望ましくは10〜100重量
部である。
ここで、断熱材の湿式施工とは、粘性流動体である断熱
材を、吹き付け、コテ塗り等でコンクリート下地の表面
に付着させて断熱層を形成することをいう。
[作 用] 請求項1記載の空間を形成する結露防止用構造体では、
吸放湿性層を空間内に面して形成したので、空間内の湿
度が高い時には湿分が吸収され、湿度が低い時には湿分
が自然放出され、空間内の湿度の自動調整が行なわれる
また、コンクリート下地に、例えば、合成樹脂エマルシ
ョン、炭素繊維、有機マイクロバルーンおよび必要な場
合には水溶性樹脂や増粘剤、消泡剤、防黴剤等を予め混
合混練したペースト状の混合物に、セメントと無機マイ
クロバルーンを混合混練して製造された断熱材を、湿式
施工して、シームレスな断熱層を形成したので、結露防
止用構造体の内外の熱伝導が有効に阻止されるとともに
、難燃性が向上される。
さらに、断熱層自体が透湿係数は小さいにもかかわらず
適度の吸水率を有するので、室内で湿度が高(なると断
熱層が湿分を吸収し、この断熱層内に溜め、室内の湿度
が低くなると、断熱層から湿分を放出し、吸放湿性層の
湿度調整機能が補助される。
請求項2記載の空間を形成する結露防止用構造体では、
請求項1記載の空間を形成する結露防止用構造体と同様
に、吸放湿性層により空間内の湿度の自動調整が行なわ
れるとともに、この吸放湿性層の湿度調整機能が断熱層
により補助され、さらに、断熱層本来の機能により結露
防止用構造体の内外の熱伝導が有効に阻止される。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
第1図は、本発明の構造体の第1実施例を示すもので、
図において、符号31は、空間33を形成する結露防止
用構造体を示している。
この結露防止用構造体31は、コンクリート下地35に
より形成されている。このコンクリート下地35の空間
33例の面には、断熱層37が形成され、この断熱層3
7の空間33例の面には、空間33内の湿度が高い時に
は湿分を吸収し低い時には自然放出する吸放湿性層39
が形成されている。
この吸放湿性層39は、例えば、湿分を200〜300
 g/rrf保持できる壁紙を貼着することにより形成
され、壁紙に吸放湿性を付与するために吸放湿性を有す
る材料、例えば、高吸水性ポリマー等と組み合わせて構
成されている。
そして、断熱層37は、コンクリート下地35の空間3
3例の面に、粘性流動体である断熱材を付着させること
により形成されている。
この断熱材は、セメント、合成樹脂エマルション、炭素
繊維、有機マイクロバルーン、水、水溶性樹脂、増粘剤
、消泡剤、防黴剤、無機マイクロバルーンから構成され
ている。
セメントは、早強ポルトランドセメントが使用されてい
る。
また、合成樹脂エマルションは、例えば、アクリル系、
酢酸ビニール系2合成ゴム系、塩化ビニリデン系、塩化
ビニル系またはこれらの混合系とされている。
炭素繊維は、例えば、繊維長さ約6mmとされている。
サラに、有機マイクロバルーンは、その粒径が例えば、
10〜100μmとされ、比重が0. 04以下とされ
ている。無機マイクロバルーンの粒径は、例えば、5〜
200μmとされており、比重は0.3〜0.7とされ
ている。
また、増粘剤は、例えば、メチルセルローズ。
ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルローズ等
の水溶性高分子化合物とされている。
このような断熱材は、合成樹脂エマルション28重量部
(固形分換算12°、6重量部)、炭素繊維2.6重量
部、有機マイクロバルーン8.0重量部、水溶性樹脂0
.8重量部、水160重量部、それに少量の増粘材、消
泡剤、防黴剤から構成される半液体状混合物100重量
部に、粉体100重量部を混合混練して製造される。
粉体は、早強ポルトランドセメント100重量部に対し
、無機マイクロバルーン16重量部から構成されている
このようにして製造された断熱材は、次表に示すような
性質を有する。
以下、余白 即ち、熱伝導率が0. 06 (kcal/mhr ’
C) 、生比重が0.54.気乾比重が0.31.曲げ
強度12、 8 (kgf/c4) 、圧縮強度14.
7 (kgf/cd) 。
付着強度6. 2 (kgf/d) 、透湿係数が0.
315(g/ボhmmHg ) +吸水率が31.4(
%)である。
以上のように構成された空間を形成する結露防止用構造
体は、コンクリート下地35の空間33例の面に、粘性
流動体である断熱材を吹き付け。
コテ塗り、空隙への充填等の湿式施工により、例えば、
厚さ10〜15皿の断熱層37を形成し、この断熱層3
7を十分に乾燥させた後に、壁紙からなる吸放湿性層3
9を断熱層37の表面に貼着して構成される。
しかして、以上のように構成された空間を形成する結露
防止用構造体は、吸放湿性層39を空間33内に面して
形成したので、空間33内の湿度が高い時には湿分が吸
収され、湿度が低い時には湿分が自然放出され、空間3
3内の湿度の自動調整が行なわれ、空間33を人間にと
って快適な状態に保持することができる。
また、コンクリート下地35に、例えば、合成樹脂エマ
ルション、炭素繊維、有機マイクロバルーンおよび必要
な場合には水溶性樹脂や増粘剤。
消泡剤、防黴剤等を予め混合混練したペースト状の混合
物に、セメントと無機マイクロバルーンを混合混練して
製造された断熱材を、湿式施工して、シームレスな断熱
層37を形成したので、結露防止用構造体の内外の熱伝
導を有効に阻止することができるとともに、難燃性を向
上することができ、断熱性能としては有機質系断熱材に
近い性能を有し、かつ、難燃性という観点からは、従来
の無機質系断熱材の性能を有する断熱材により、従来よ
りも高強度でかつ表面が平滑な断熱層37をコンクリー
ト下地35に形成し、この断熱層37を直接下地として
、この上に化粧を兼ねた吸放湿性層39を形成すること
により、空間33内の湿度を快適な状態に調整すること
ができ、かつ、断熱兼吸放湿性機能の両効果によって結
露の発生を確実に防止することができる 即ち、断熱層37の断熱材は、熱伝導率が0゜06 (
kcal/mhr″C)であり、有機質系の断熱材の熱
伝導率(0,02〜0. 03kcal/mhr”c)
と比較して、それほど大きくないため、有機質系断熱材
とほぼ同様の断熱性能を有することができる。
これは、有機マイクロバルーンや無機マイクロバルーン
を含有しているため、モルタル中に空気溜まりを形成す
ることになるからである。また、このように、モルタル
中に空気溜まりが形成されているため、生比重が0.5
4.気乾比重が0. 31となり、非常に軽い断熱材を
形成することができる。
さらに、このような断熱材は無機の材料を多量に含有す
る無機質系断熱材となるため、有機系断熱材と比較して
難燃性を大幅に向上することができる。
また、断熱材は、セメントをマトリックスとし、これに
マイクロバルーン、合成樹脂エマルジョン。
炭素繊維を組み合わせることにより内部結合が強固にな
るため、従来の硬質ウレタンフオームの圧縮強度(1,
4〜2. 0kgf/cIIN)や、ポリスチレンフオ
ームの圧縮強度(2,5〜3.  Okgf/c1i1
)、あるいは発泡断熱モルタルの曲げおよび圧縮強度(
3,(]〜5.  O)cgf/cm)等に比べ、本発
明の断熱材の圧縮強度が14. 1kgf/c4.曲げ
強度が12、 8kgf/diとなり、従来よりも強度
を大幅に向上することができる。
さらに、合成樹脂エマルションを含有しているため、断
熱材のコンクリート下地35に対する付着強度が6. 
2kgf/dとなり、断熱材のコンクリート下地35へ
の一体化を促進することができ、断熱材の剥離を確実に
防止することができる。このため、断熱材を湿式施工す
ることができ、従来工法の発泡ウレタン吹付け、ボード
貼りゃ断熱ボード類による乾式施工等においては施工が
困難であった天井面への施工や、梁壁等を含む場合の出
隅、入隅等の多い建物9円形状の建物等への断熱材の施
工も、容易に行なうことができる。
このように、断熱材の断熱性能、難燃性および強度等を
向上することができるので、従来のように、防火上の法
的な制約や強度的な問題から、断熱層37上に、石膏ボ
ード等の難燃性の材料を貼り付けて、これを下地として
吸放湿性層39を形成する必要がなく、断熱層37を下
地として、この上に直接吸放湿性層39を形成すること
ができ、施工工程を大幅に低減することができ、納まり
上広い有効面積(空間)を確保でき、手間やコストを大
幅に削減することができる。
そして、断熱層37の断熱性能が向上したことに伴い、
結露防止用構造体31の室内側面と室内における温度差
を最小限に抑制することができ、結露防止用構造体31
の室内側面に結露が発生ずることを確実に防止すること
ができる。
さらに、断熱層37自体が、透湿係数が0.315(g
/ rd htaraHg)と小さい一方、吸水率が3
1.4 (%)と適度の吸水性能を有しており、透湿係
数は小さいにもかかわらず適度の吸水率を有するので、
吸放湿性層39の吸収できる湿分の量を越える湿分は、
断熱層37により吸収し、この断熱層37内に溜め、室
内の湿度が低くなると、断熱1!37がら湿分を放出し
、吸放湿性層39の湿度調整機能を補助することができ
、吸放湿性層39が吸収できる湿分以上の湿分が空間3
3に発生した場合でも、断熱層37により湿分を吸収す
ることができ、結露の発生を確実に防止することができ
る。
上記した表の右側には、本発明の空間を形成する結露防
止用構造体の第2実施例における断熱材の性質を示して
いる。この実施例の断熱層37における断熱材は、合成
樹脂エマルション(固形分濃度45%)62重量部(固
形分換算27.9重量部)、炭素繊維2.6重量部、有
機マイクロバルーン10.4重量部、水125重量部、
それに少量の増粘剤、消泡側、防黴剤とから構成される
半液体状混合物100重量部に、早強ポルトランドセメ
ント100重量部を混合混練して製造されている。
この断熱材の性質は、熱伝導率が0.05(kca1/
mhr ’C) 、生比重が0.52.気乾比重が04
30、曲げ強度14. 1 (kgf/cJ) 、圧縮
強度16.5 (kgf/cj) 、付着強度6. 8
 (kgf/cffl) 、透湿係数が0 、 127
 (g/rrfhn+mHg ) 、吸水率が20.5
(%)であった。
このような断熱材により形成された断熱層37を、コン
クリート下地35に形成することにより、上記実施例と
ほぼ同様の効果を得ることができる。
即ち、断熱層37の熱伝導率が0 、 05 (kca
l/1mhr″C)であり、有機質系の断熱材の熱伝導
率(0,02〜0 、 03 kcal/mhr’c 
)と比較して、それほど大きくないため、有機質系断熱
材とほぼ同様の断熱性能を有することができる。
また、断熱層37自体が、透湿係数が0.127(g/
mhmmHg)と小さい一方、吸水率が20.5(%)
と適度の吸水性能を有しており、透湿係数は小さいにも
かかわらず適度の吸水率を有するので、吸放湿性層39
の吸収できる湿分の量を越える湿分は、断熱層37によ
り吸収し、この断熱層37内に溜め、室内の湿度が低く
なると、断熱層37から湿分を放出し、吸放湿性層39
の湿度調整機能を補助することができ、吸放湿性層39
が吸収できる湿分以上の湿分が空間33に発生した場合
でも、断熱層37により湿分を吸収することができる。
従って、このような空間を形成する結露防止用構造体で
は、断熱性能としては有機質系断熱材に近い性能を有1
7、かつ、難燃性という観点からは、従来の無機質系断
熱材の性能を有する断熱材により、従来よりも高強度で
かつ表面が平滑な断熱層37をコンクリート面に形成し
、この断熱層37を直接下地として、この上に化粧を韮
ねた吸放湿性層39を形成することにより、空間33内
の湿度を快適な状態に調整することができ、かつ、断熱
兼吸放湿性機能の両効果によって結露の発生を確実に防
止することができる。
尚、断熱層37と吸放湿性層39との間に、樹脂混入の
1塗りモルタルを1〜2II[II+程度介装しても良
い。そして、この場合には、より下地の精度が要求され
るきめの細かい化粧材、例えば、塗装やきめの細かいク
ロス等の施工を可能とし、また、壁面の強度を一層増大
することができる。
また、断熱材を、セメント100重量部に対し、合成樹
脂エマルションの固形分換算3〜50重量部、有機マイ
クロバルーン1〜20重量部、炭素繊維0.3〜5重量
部、無機マイクロバルー710〜200重量部の範囲内
で各材料の使用量を変更して形成しても、上記実施例と
ほぼ同様の効果を得ることができる。そして、この場合
には、各種材料の割合を変更することにより、強度や比
重断熱性能、耐火性能、吸放湿性等を変化させることが
でき、目的に対応した断熱性能、耐火性能や強度、吸放
湿性等を備えた断熱材を得ることができる。
また、上記実施例では、断熱材に少量の増粘剤、消泡剤
、防黴剤を混合した例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、増粘剤、消泡剤、
防黴剤等を混合しな(でも、また、必要に応じて他の材
料を混合しても、上記実施例とほぼ同様の効果を得るこ
とができる。
〔発明の効果〕
請求項1記載の空間を形成する結露防止用構造体では、
空間を形成するコンクリート下地の空間側の面に、断熱
層を形成し、この断熱層の空間側の面に、空間内の湿度
が高い時には湿分を吸収し低い時には自然放出する吸放
湿性層を形成するとともに、断熱層を、セメント100
重量部に対し、合成樹脂エマルションの固形分換算3〜
50重量部と2有機マイクロバルーン1〜20重量部と
炭素繊維0.3〜5重量部と、無機マイクロバルーン1
0〜200重量部とを混合した断熱材を、コンクリート
下地の空間側の面に湿式施工することにより形成したの
で、断熱性能としては有機質系断熱材に近い性能を有し
、かつ、難燃性という観点からは、従来の無機質系断熱
材の性能を有する断熱材により、従来よりも高強度でか
つ表面が平滑な断熱層をコンクリート面に形成し、この
断熱層を直接下地として、この上に化粧を兼ねた吸放湿
性層を形成することにより、空間内の湿度を快適な状態
に調整することができ、かつ、断熱兼吸放湿性機能の両
効果により結露の発生を確実に防止することができる。
請求項2記載の空間を形成する結露防止用構造体では、
空間を形成するコンクリート下地の空間側の面に、断熱
層を形成し、この断熱層の空間側の面に、空間内の湿度
が高い時には湿分を吸収し低い時には自然放出する吸放
湿性層を形成するとともに、断熱層を、セメント100
重量部に対し、合成樹脂エマルションの固形分換算3〜
50重量部と、有機マイクロバルー21〜20重量部と
炭素繊維0.3〜5重量部とを混合した断熱材を、コン
クリート下地の空間側の面に湿式施工することにより形
成したので、断熱性能としては有機質系断熱材に近い性
能を有し、がっ、難燃性という観点からは、従来の無機
質系断熱材の性能を有する断熱材により、従来よりも高
強度でかつ表面が平滑な断熱層をコンクリート面に形成
し、この断熱層を直接下地として、この上に化粧を兼ね
た吸放湿性層を形成することにより、空間内の湿度を快
適な状態に調整することができ、かっ、断熱兼吸放湿性
機能の両効果により結露の発生を確実に防止することが
できる。
体を示す縦断面図である。
〔主要な部分の符号の説明〕
31・・・結露防止用構造体 33・・・空間 35・・・コンクリート下地 37・・・断熱層 39・・・吸放湿性層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空間を形成するコンクリート下地の前記空間側の
    面に、断熱層を形成し、この断熱層の前記空間側の面に
    、前記空間内の湿度が高い時には湿分を吸収し低い時に
    は自然放出する吸放湿性層を形成するとともに、前記断
    熱層を、セメント100重量部に対し、合成樹脂エマル
    ションの固形分換算3〜50重量部と、有機マイクロバ
    ルーン1〜20重量部と、炭素繊維0.3〜5重量部と
    、無機マイクロバルーン10〜200重量部とを混合し
    た断熱材を、前記コンクリート下地の前記空間側の面に
    湿式施工することにより形成してなることを特徴とする
    空間を形成する結露防止用構造体。
  2. (2)空間を形成するコンクリート下地の前記空間側の
    面に、断熱層を形成し、この断熱層の前記空間側の面に
    、前記空間内の湿度が高い時には湿分を吸収し低い時に
    は自然放出する吸放湿性層を形成するとともに、前記断
    熱層を、セメント100重量部に対し、合成樹脂エマル
    ションの固形分換算3〜50重量部と、有機マイクロバ
    ルーン1〜20重量部と、炭素繊維0.3〜5重量部と
    を混合した断熱材を、前記コンクリート下地の前記空間
    側の面に湿式施工することにより形成してなることを特
    徴とする空間を形成する結露防止用構造体。
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