JPH04316502A - 防蟻防湿スプレー工法 - Google Patents

防蟻防湿スプレー工法

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JPH04316502A
JPH04316502A JP8000891A JP8000891A JPH04316502A JP H04316502 A JPH04316502 A JP H04316502A JP 8000891 A JP8000891 A JP 8000891A JP 8000891 A JP8000891 A JP 8000891A JP H04316502 A JPH04316502 A JP H04316502A
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JP
Japan
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termite
moisture
curing
spray method
termites
Prior art date
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Pending
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JP8000891A
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English (en)
Inventor
Katsuji Yamano
山野 勝次
Yoshiya Fuse
布施 芳哉
Koji Kinoshita
木下 紘治
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KIYATSUTSU KK
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
KIYATSUTSU KK
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シロアリによる建築物
の食害を長時間にわたって防止することができ、人畜に
対する安全性と施工性(作業性)に優れた建築物の防蟻
防湿スプレー工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
、建築物の防蟻施工としては、殺蟻効果が強く、残効性
の高い有機塩素系殺虫剤(クロルデン類)を建築物の木
材や床下土壌に塗布または吹付け、散布する方法が主と
してとられてきた。
【0003】ところが、1986年9月にクロルデン類
が人畜に対する毒性を有し、環境を汚染するので、特定
化学物質に指定されて使用できなくなり、現在、これに
代わって有機リン系・ナフタリン系・トリアジン系・ピ
レスロイド系・カーバイド系・ホウ素など比較的安全性
の高い薬剤が使用されている。しかし、これらの薬剤も
作業者や居住者にとってまったく安全という訳ではなく
、連日、床下や天井裏などの狭い空間で吹付け、または
散布作業を行うと中毒にかかる可能性が高い。
【0004】また、これらの薬剤は従来のものに比べる
と防蟻効力がかなり劣り、残効性が低く、効力が長持ち
しない。また、現在使用されている防蟻剤は高温で分解
しやすく、一般的な熱硬化性樹脂に薬剤を添加したもの
では殆どが熱分解して防蟻効力が消失あるいは低下しま
う。
【0005】そこで、ポリウレタン樹脂に防蟻剤を添加
して、熱分解による防蟻効力の消失並びに低下防止を考
慮した、『防蟻材の施工方法』に関する発明が特開昭6
2−236937号公報に開示されている。しかしなが
ら、同公報に開示された施工方法では、ポリオール成分
にポリエステルポリオールを使用しているため、水によ
る加水分解を受けやすく、形成した被膜が経時変化とと
もにボロボロになり、黴および細菌などにより侵されや
すい欠点がある。また、同公報記載のポリウレタン樹脂
は、硬化時間が3〜6時間と固まるまでの時間が長く、
全体作業が能率的に行えない。
【0006】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、防蟻
性と残効性が高く、作業者や居住者にとって安全で、作
業が比較的簡易で現場で簡単に施工できる防蟻防湿スプ
レー工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る防蟻防湿スプレー工法は、ポリウレタ
ン樹脂成分であるポリオール成分にシロアリ防除剤と速
硬化用硬化剤とを混入した混合液と同ポリウレタン樹脂
成分であるイソシアネート成分とを混合して薬液を得、
この薬液を建築物の基礎および周辺地表面ならびに防蟻
性対象物表面にスプレーして硬化させ、ウレタンポリマ
ーの硬化被膜を形成させることを特徴とする防蟻防湿ス
プレー工法を第一の発明とし、上記第一の発明において
、ポリオール成分がエーテル系ポリオールである防蟻防
湿スプレー工法を第二の発明とする。
【0008】
【作用】上記構成において、防蟻剤はウレタン樹脂中に
含有されているので、雨水等によって流出することがな
く、安全性が高い。また、防蟻剤が流出しないので防蟻
剤の濃度が低下することがなく、必要な範囲にのみ限定
してスプレーするだけで高い防蟻効果が発揮される。
【0009】また、速硬化型ウレタン樹脂をベースとし
ているため、被膜形成時間が極めて短く、従来のウレタ
ン樹脂ベースの薬液を使った作業と比較して簡単に防蟻
施工を行うことができると共に、防蟻処理時間が大幅に
短縮される。
【0010】また、防蟻剤はウレタン樹脂中に含有され
ているので、施工後の薬剤のいやな臭いが残らない。
【0011】さらに、ウレタン樹脂成分中のポリオール
成分をエーテル系とすることで、スプレー被膜の耐久寿
命はほぼ半永久的となり、防蟻効果を長期間持続するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0013】実施例1 速硬化ウレタン樹脂であるリムスプレーF−1000 
A/B システム(三井東圧化学社製)のポリオール成
分側に防蟻剤C(クロルビリホス2%)、H(ホキシム
2%)、G(テトラクロルビンホス4%)またはT(硼
素化合物4%)を2〜4%混合した4種類の薬液を準備
した。一方、シロアリが最も好む松材片30×30×2
0mmを100個準備した。そして、防蟻剤C、H、G
またはTを添加した上記各薬液を約1mmの厚みになる
ようにこの松材片の全面にスプレーコーティングした試
験片を各薬液について10個ずつ作製し、10個の松材
片については防蟻材無添加の速硬化ウレタン樹脂を約1
mmの厚みになるように全面にスプレーコーティングし
た。そして、残りの50個の松材片には何も処理を施さ
なかった。なお、このときのスプレーマシンはグラス−
クラフト社製RIMシリーズを静止圧力約140kg/
cm2、スプレー圧力105〜119kg/cm2で使
用し、液温は本体の熱交換器をA液50℃、B液60℃
に設定し、ホースヒーターの電流は5Aとした。また、
スプレーガンはプロブラーガンを使用した。
【0014】そして、防蟻効果の確認のために、イエシ
ロアリによる食害試験を行った。その試験方法としては
、ウレタン樹脂をコーティングした試験片と無処理試験
片を各5個ずつ、スチロール製容器(内径95×60×
20mm、以下「試験片ケース」という)の中に入れ、
ふたをした。この試験片ケースの各々には全面に直径約
5mmの円孔が合計で46個穿設されている。そして、
これらの試験片ケースを1989年4月10日から19
90年10月25日まで、約1.5年間、鹿児島県日置
郡吹上浜の松林にあるイエシロアリの巣の周囲に埋設し
ておき、試験片ケースの円孔からシロアリを侵入させ、
内部の試験片を食害させる方法を行った。
【0015】なお、本発明によるウレタン樹脂中におけ
る各防蟻剤の分散状況をDEX(エネルギー分散X線分
光法)で調べた結果、各防蟻剤とも樹脂中に均一に分散
していることが確認された。
【0016】シロアリ食害試験結果は以下の表1に示す
通りである。なお、表1において、○は全く食害されな
かったもの、△は極僅か食害されたもの、×はひどく食
害されたものを示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1から明らかなように、シロアリ食害試
験に用いたシロアリの活力は極めて旺盛で、無処理松材
片は殆どがひどく食害された。これに対して、防蟻剤を
添加した速硬化ウレタン樹脂でコーティングした本発明
に係るものはいずれも全く食害されず、極めて高い防蟻
性を示した。
【0019】また、防蟻剤無添加速硬化ウレタン樹脂で
コーティングしたものも、10個の試験片中2個が極僅
か食害されただけで、本発明に係る速硬化ウレタン樹脂
は防蟻剤を添加しなくてもシロアリに食害されにくい物
理的・化学的性質を有するものと考えられる。そして、
この速硬化ウレタン樹脂に防蟻剤を添加することにより
、防蟻性は一層向上することが本実験の結果明らかとな
った。
【0020】実施例2 速硬化ウレタン樹脂であるバイテックPU−0309 
/PU−0310(住友バイエルウレタン社製)のポリ
オール成分側に同上防蟻剤C、H、GまたはTを2〜4
%混合した4種類の薬液を準備した。一方、全長約12
0 mm×直径6mmの塩化ビニル樹脂ケーブルの両端
を亜鉛溶射によってマスキングした試片を60個準備し
た。
【0021】そして、防蟻剤C、H、GまたはTを添加
した各薬液をこのケーブルの塩化ビニル部分に約1mm
の厚みになるように全面にスプレーコーティングした試
験片を各薬液について10個づつ作製し、また、10個
のケーブル試片については防蟻剤無添加の速硬化ウレタ
ン樹脂を約1mmの厚みとなるように全面にスプレーコ
ーティングし、残りの10個のケーブル試片については
無処理のままとした。なお、このときのスプレーマシン
はユニプレ社製Mシリーズを動圧力約3kg/cm2 
で2液を供給し、ユニプレ機専用ミキシングガンにて2
液を混合エアースプレー方式でスプレーした。液温は本
体の熱交換器をA液・B液とも50℃に設定し、ホース
ヒーターの電流は2Aとした。
【0022】そして、防蟻効果の確認のために、イエシ
ロアリによる食害試験を行った。シロアリ食害試験にあ
たっては、シロアリを誘因して試験片を食害しやすくす
るために、各試験片の側面に幅約5mm、厚さ約4mm
、長さ80mmの松材片を4本ずつ針金でしばりつけた
。このようにして作製した試験片を、1990年4月2
5日に鹿児島県日置郡吹上浜の松林にあるイエシロアリ
の巣の周囲にアトランダムに埋設しておき、シロアリに
食害させた。そして、同年11月14日に発掘、回収し
て土砂を洗い落としてシロアリによる食害の有無を調べ
た。
【0023】シロアリ食害試験結果は以下の表2に示す
通りである。なお、表2において、○は全く食害されな
かったもの、×はひどく食害されたものを示す。
【0024】
【表2】
【0025】表2から明らかなように、無処理ケーブル
は多くのものがシロアリによる食害を受けたが、防蟻剤
を添加した速硬化ウレタン樹脂でコーティングした本発
明に係るものはいずれも全く食害されず、極めて高い防
蟻性を示した。
【0026】また、防蟻剤無添加速硬化ウレタン樹脂で
コーティングしたものでも、10個の試験片中1個にシ
ロアリ食害が認められただけで、上記試験と同様、本発
明に係る速硬化ウレタン樹脂は防蟻剤を添加しなくても
、防蟻性はかなり高いことが明らかとなった。その上、
この速硬化ウレタン樹脂に防蟻剤を添加することにより
、防蟻性は一層向上することが本実験の結果明らかとな
った。また、本実験の結果、本発明の防蟻防湿スプレー
工法は単に建造物だけでなく、各種のケーブル・電線類
をはじめ、シロアリに加害される虞のある物品や材料な
どの防蟻対策の手段としても応用できることが分かった
【0027】
【発明の効果】本発明の防蟻防湿スプレー工法によれば
、ウレタン樹脂成分であるポリオール成分とシロアリ防
除剤と速硬化用硬化剤との混合液とイソシアネート成分
との2液を施工時に混合し、シロアリの侵入径路である
コンクリート基礎の周囲側面および床下地表面にスプレ
ー塗布し、速硬化させてウレタンポリマーの硬化被膜を
得るものであるから、従来のごとくシロアリ防除剤が雨
水などにより流出したり、不必要に多量のシロアリ防除
剤が放出されて公害問題を招いたり、施工時に作業者が
むやみにシロアリ防除剤を吸引して人体に悪影響を与え
たりすることがなく、極めて安全性が高い。また、シロ
アリ防除剤が流出しないため、その濃度が低下すること
がなく、必要な範囲に限ってスプレー塗布するだけで防
蟻効果を充分に発揮し、その効果を長期間持続すること
ができる。
【0028】また、速硬化ポリウレタン樹脂をベースと
しているため、側壁面ならびに必要とあらば天井面にも
簡単にスプレー施工でき、防蟻効果を備えた被膜を容易
に得ることができる。
【0029】さらに、防蟻剤はウレタン樹脂中に含有さ
れているので、施工後の薬剤の異臭に悩まされることも
ない。
【0030】また、ウレタン樹脂成分中のポリオール成
分をエーテル系とすることにより、耐候性、抗菌性、抗
黴性が向上するので被膜の寿命が飛躍的に向上し、防蟻
効果を長期間維持することができる。
【0031】そして、本発明に係る防蟻防湿スプレー工
法は、家屋・建造物の新設・既設を問わず極めて簡単に
施工でき、トータルの施工費用を低廉ならしめ得るとい
う効果を発揮する。また、本発明防蟻防湿スプレー工法
は、建造物だけでなく、各種ケーブル・電線類をはじめ
、シロアリに食害される虞のある物品や材料をシロアリ
被害から守るために広く応用できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリウレタン樹脂成分であるポリオー
    ル成分にシロアリ防除剤と速硬化用硬化剤とを混入した
    混合液と同ポリウレタン樹脂成分であるイソシアネート
    成分とを混合して薬液を得、この薬液を建築物の基礎お
    よび周辺地表面ならびに防蟻性対象物表面にスプレーし
    て硬化させ、ウレタンポリマーの硬化被膜を形成させる
    ことを特徴とする防蟻防湿スプレー工法
  2. 【請求項2】  ポリオール成分がエーテル系ポリオー
    ルである請求項1記載の防蟻防湿スプレー工法
JP8000891A 1991-04-12 1991-04-12 防蟻防湿スプレー工法 Pending JPH04316502A (ja)

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