JPH04316595A - プラジマイシンl及びfl並びにそれらの誘導体 - Google Patents

プラジマイシンl及びfl並びにそれらの誘導体

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JPH04316595A
JPH04316595A JP3249915A JP24991591A JPH04316595A JP H04316595 A JPH04316595 A JP H04316595A JP 3249915 A JP3249915 A JP 3249915A JP 24991591 A JP24991591 A JP 24991591A JP H04316595 A JPH04316595 A JP H04316595A
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JP
Japan
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strain
antibiotic
pradimycin
subsp
neohibisca
Prior art date
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Pending
Application number
JP3249915A
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English (en)
Inventor
Yosuke Sawada
澤田 洋介
Kyoichiro Saitoh
斉藤 恭一郎
Masami Hatori
羽鳥 正己
Takeo Miyaki
宮気 威夫
Toshikazu Oki
俊一 沖
Koji Tomita
冨田 康二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bristol Myers Squibb Co
Original Assignee
Bristol Myers Squibb Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Bristol Myers Squibb Co filed Critical Bristol Myers Squibb Co
Publication of JPH04316595A publication Critical patent/JPH04316595A/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • C07H15/244Anthraquinone radicals, e.g. sennosides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/10Antimycotics

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は新規抗真菌性化合物、その製造
法、その治療使用、及びそれを含む薬学的組成物に関す
る。本発明はまた抗生物質産生微生物に関する。より詳
しくは、本発明の新規化合物はプラジマイシン(pra
dimicin) 抗生物質の群に属する。以前にはB
U−3608抗生物質と称されたプラジマイシンは病原
性酵母及び真菌に対して活性な広域抗生物質の群である
。アクチノマズラ・ヒビスカ(Actinomadur
a hibisca) の発酵により得られた多くのプ
ラジマイシン化合物が報告され、それらの構造は式(I
【0002】
【化2】
【0003】として示される。米国特許第4,870,
165 号はプラジマイシンA、B及びCを開示してい
る。プラジマイシンCは欧州特許出願第315,147
号(1989年5月10日公表)中に開示されたベナノ
マイシンBに等しい。欧州特許出願第345,735号
(1989年12月13日公表)はプラジマイシンD、
E及びそれらのそれぞれのデスキシロシル誘導体を開示
している。
【0004】欧州特許出願第351,799号(199
0年1月24日公表)はプラジマイシンA、B、C、D
及びEのN−アルキル化誘導体を開示している。欧州特
許出願第368,349号(1990年5月16日公表
)はプラジマイシンFA−1、FA−2、それらそれぞ
れのデスキシロシル誘導体及びそれらのN−アルキル化
誘導体を開示している。
【0005】これまで報告されたプラジノマイシンはモ
ノサッカリド部分(式I中、RC が水素であるアミノ
糖)又はそれに結合したアミノ糖及びβ−D−キシロー
スからなるジサッカリド部分を有することが認められよ
う。意外にも今回、アクチノマズラ・ベルコソスポラ(
Actinomadura verrucosospo
ra)の新亜種が、、D−キシロース基がD−グルコー
スにより置換されたプラジマイシン抗生物質を生成でき
ることが見いだされた。従ってこの発見が本出願の基礎
を形成する。
【0006】
【発明の概要】本発明は式(II)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1 はメチル又はヒドロキシメ
チルであり、生ずるアミノ酸がD−配置を有し;R2 
は水素又はC1 〜C5 アルキルである)の新規化合
物又はその薬学的に許容できる塩を提供する。本発明の
他の観点はアクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒ
ビスカ(Actinomadura verrucos
ospora subsp. neohibisca)
の生物学的に純粋な菌株を提供する。
【0009】本発明のなお他の観点は式(III)
【0
010】
【化4】
【0011】(式中、R3 は水素であり、R4 は水
素又はメチルであり、R5 はβ−D−キシロシルであ
るか;又はR3 はメチルであり、生ずるアラニル残基
がD−配置を有し、R4 は水素又はメチルであり、R
5 は水素、β−D−キシロシル又はβ−D−グルコシ
ルである)を有する化合物を製造する方法を提供し、そ
の方法はアクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビ
スカの抗生物質産生株を、資化性炭素及び窒素源を含む
培地中で深部通気条件下に培養することを含む。
【0012】本発明のなお他の観点は式(IV)
【00
13】
【化5】
【0014】(式中、R6 は水素又はメチルであり、
R7 はβ−D−キシロシルであるか;又はR6 はメ
チルであり、R7 はβ−D−グルコシルである)を有
する化合物を製造する方法を提供し、その方法はアクチ
ノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカの抗生物質
産生株を、炭素、窒素及びD−セリンの資化性源を含む
培地中で深部通気条件下に培養することを含む。
【0015】本発明のなお他の観点は式(I)の化合物
の抗真菌有効量を、感染に悩む宿主に投与することを含
む真菌感染の治療法を提供する。本発明の他の観点は式
(I)の化合物及び薬学的に許容できる担体を含む薬学
的組成物を提供する。
【0016】
【詳細な説明】
本発明の1観点は式(II) の抗生物質及びその薬学
的に許容できる塩を提供する。式(II) の化合物は
サブセットに分けることができ;そのようなサブセット
の1つはここにプラジマイシンLおよびプラジマイシン
FLと称される2つのプラジマイシン抗生物質を与え、
それらはアクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビ
スカの発酵により製造される。プラジマイシンL及びプ
ラジマイシンFLの構造はそれぞれ式(Va)及び(V
b)
【0017】
【化6】
【0018】として示される。理解できるように、プラ
ジマイシンLはD−アラニン基を有し、一方プラジマイ
シンFLはD−セリン基を有する。式(II)の化合物
の他のサブセットは、それぞれの親化合物から既知化学
的方法例えば還元的アルキル化により製造できるプラジ
マイシンL及びプラジマイシンFLのN−アルキル化誘
導体である。
【0019】特記しなければ、用いた「アルキル」とい
う語は直鎖及び枝分れ炭素鎖を包含する。「薬学的に許
容できる塩」には無機酸例えば塩酸、硫酸、リン酸、硝
酸などで、又は有機酸例えば酢酸、クエン酸、フマル酸
、乳酸、酒石酸などで形成される酸付加塩、無機塩基例
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウムなどで、又は
有機塩基例えばジエチルアミン、エチレンジアミン、ト
リエチルアミン、エタノールアミンなどで形成される塩
基塩、及び双性イオンを与える内部塩が包含さる。略号
「CBZ」はベンジルオキシカルボニル基を示すために
使用される。 1.  プラジマイシンL及びプラジマイシンFLの製
造プラジマイシンLはアクチノマズラ・ベルコソスポラ
亜種ネオヒビスカの抗生物質産生株またはその変種ある
いはその変異株を資化性炭素及び窒素の源を含む培地中
で培養することにより製造される。プラジマイシンFL
は、培地がさらにD−セリンの同化性源を含むときに同
様に製造される。
【0020】プラジマイシンLはアクチノマズラ・ベル
コソスポラ亜種ネオヒビスカR103−3株及びそれか
ら誘導されたA10019株と称される変異株により製
造される。R103−3株はまたD−セリンの資化性源
を含む培地中でプラジマイシンFLを生ずる。R103
−3株及びA10019株の特徴的性質が次に記載され
る。 A.  産生微生物 (i) R103−3株はプエルト・ビジョ・コスタ(
Puerto Viejo Costa) 、ペルーで
、採取された土壌試料から分離された。R103−3株
の生物学的に純粋な菌株はアメリカン・タイプ・カルチ
ャー・コレクション(American Type C
ulture Collection, 12301 
Parklawn Drive, Rockville
, Maryland) に受託番号ATCC5393
0として寄託された。この菌株は特許手続上の微生物の
寄託の国際的承認に関するブダペスト条約下の寄託とし
て受託された。
【0021】R103−3株の形態学、培養、生理学及
び化学分類学的特徴はアクチノマズラ・ベルコソスポラ
のそれに類似するが、しかしR103−3株はアクチノ
マズラ・ベルコソスポラとは赤色拡散性色素の形成及び
他の生理学的特徴に差異が認められる。従ってR103
−3株はアクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビ
スカ新亜種(Actinomadura verruc
osospora subsp. neohibisc
a subsp. nov.)と称された。 (a) 形態学 R103−3株は短又は原基的気菌糸及び十分枝分れし
た非断裂化基底菌糸を形成する。ループ又はら旋状短胞
子鎖(5〜12胞子毎鎖)が気菌糸上に形成される。胞
子は卵形(0.8×1.2〜1.5μm)、非運動性で
あり、いぼ状表面を有する。 (b) 培養及び生理学的特徴 培養及び生理学的特徴はシーリングほか(Shirli
ng and Gottliob(Int. J. S
yst. Bacteriol., 1966,16:
313〜340)及びゴードン(Gordon) ほか
(J. Gen. Microbial.,1978,
109:69〜78)の方法により調べた。
【0022】R103−3株はISP培地No. 3、
4、5及び7中で気菌糸及び胞子鎖を形成し、ツァペッ
クの寒天及び天然有機培地例えばISP培地No. 2
中で帯赤色拡散性色素(プラジマイシン)を多量に生ず
る。培養及び生理学的特徴はそれぞれ表1及び2中に示
される。                     表1.  
R103−3株の培養特徴  培  地       
       増  殖    気中菌糸    基中
菌糸      拡散性色素スクロース−ナイトレート
寒天        並        なし    
  非常に濃い    非常に濃い(ツァヘ゜ック−ト
゛ックス 寒天)                 
         赤色(14)      帯紫赤色
                         
                         
             (257)トリフ゜トン−
酵母エキスフ゛ロス        貧       
 なし      濃赤色(13)    並赤色(1
5)(ISP No.1)            濁
らず酵母エキス−麦芽      良好       
 なし      非常に濃い    非常に暗いエキ
ス寒天(ISP.No.2)            
            赤色(14)      赤
色(17)オートミール寒天        並   
     並;         並;       
  帯灰ピンク色(ISP No.3)       
               淡ピンク色  ピンク
色      (8) 〜淡帯灰          
                        (
7)         (5)         赤色
(18)無機塩−デンプン寒天    並      
貧;白色      並          淡帯灰(
ISP No.4)                
                  ピンク色(5)
   赤色(18)ク゛リセロール−アスハ゜ラキ゛ン
 寒天      貧      貧;白色    無
色          なし(ISP No.5) ペプトン              良好     
 ほとんど    帯灰ピンク    非常に暗い−酵
母エキス− 鉄寒天(ISP No.6)            
    なし; 白色  色(8) 〜      赤
色(14)                    
                        濃
赤色(13)チロシン寒天            並
      貧;白色      並        
  淡帯黄(ISP No.7)          
                        赤
色(15)      ピンク色(28)ク゛リコース
アスハ゜ラキ゛ン             貧   
   なし        無色          
淡ピンク色寒天                  
                         
            (4)栄養寒天      
          並      貧;白色    
暗ピンク色    暗赤色(16)         
                         
          (6) ベンネット寒天    
    良好      なし        帯黒赤
色      帯黒赤色(21)          
                         
         (21)────────────
────────────────────────2
8℃で3週間のインキュベーション後に観察色名:IS
CC−NBS  色名  チャート         
               表2.  R103−
3株の生理学的特徴        分  解:   
                   酸生成* :
           アデニン          
  −        アドニトール        
  −          カゼイン        
    +        D−アラビノース    
    −          馬尿酸       
       +        L−アラビノース 
       +          ヒポキサチン 
       −        セロビオース   
       +          チロシン   
         +        ズルシトール 
         −          キサンチン
          −        エリトリトー
ル        −               
                         
D−フルクトース        +        
脱炭酸:                     
   D−ガラクトース        −     
                         
          D−グルコース        
  +          安息香酸塩       
   −        グリセロール       
   −          クエン酸塩      
    −        イノシトール      
    −          粘液酸塩      
      −        ラクトース     
       −          コハク酸塩  
        +        D−マンニトール
        +          酒石酸塩  
          −        D−マンノー
ス          −             
                         
  D−メレジトース        −      
  生成:                    
      メリビオース          −  
                         
             メチル−α−      
    −                    
                        グ
ルコシド          アミラーゼ      
    −        ラフィノース      
    −          エスクリナーゼ   
   +        L−ラムノース      
    +          ゲラチナーゼ    
    +        D−リボース      
      +          硝酸レダクターゼ
    +        サリシン        
      +          チロシナーゼ  
      −        溶性デンプン    
      +          ウレアーゼ   
       −        D−ソルビトール 
       −                 
                       L−
ソルボース          −        増
殖:                       
   スクロース            +    
                         
           トレハロース        
  −          リゾチーム、0.001%
  −        D−キシロース       
   +          NaCl,1〜7%  
        +               8
%             −          
pH,5.8〜11.0        +     
     25〜39℃            + 
         22℃及び42℃        
−      ──────────────────
────────────        * 基本培
地: CuSO4・7H2Oを除いたプリダム−ゴット
リーブ                    培地
(ISP No.9) (c) 化学分類学 R103−3株の全細胞水解物はメソ−ジアミノピメリ
ン酸、グルコース及びマズロースを含む。従って該株は
細胞壁III 型及び糖B型に属する。リン脂質は含窒
素リン脂質なくホスファチジルグリセロール及びホスフ
ァチジルイノシトールを含み、従ってP−I型に属する
。 (d) 分類学的位置 R103−3株の形態学及び化学分類学に基いて、該株
はアクチノマズラ属に属する。アクチノマズラのこれま
でに記載された既知種の中で、R103−3株はアクチ
ノマズラ・ベルコソスポラに生理学的に最も類似し、し
かし後者とは赤色拡散性色素の生成、NaClに対する
耐性並びにグリセロール、ラクトース及びトレハロース
からの酸生成のないことに差異が認められる。従ってR
103−3株はアクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネ
オヒビスカ新亜種と帰属された。
【0023】R103−3株はまたプラジマイシンの既
知産生株アクチノマズラ・ヒビスカ(Actinoma
dura hibisca) とは異なる。表3にアク
チノマズラ・ヒビスカP157〜2株(ATCC No
.53557)とR103−3株との示差特徴が示され
る。       表3.アクチノマズラ・ベルコソスポラ亜
種ネオヒビスカ            R103−3
株とアクチノマズラ・ヒビスカ           
 P157−2株との示差特徴           
                         
                        P
103−3株    P157−2株    形態学:       胞子鎖                
              短、ホック      
  長、直線      胞子表面         
                   いぼ状   
         平  滑    培養及び生理学的
特徴:       チロシン寒天:         帯褐色色素            
            形成されず        
形  成    グルコース−アスパラギン寒天:  
    増殖                   
                 貧       
     多  量      帯赤色色素     
                     ほとんど
なし      多  量    利用:       L−アラビノース           
             +           
   −      D−マンニトール       
                 +       
       −      L−ラムノース    
                      +  
            −      D−キシロー
ス                        
  +              −(ii)  A
10019株はR103−3株からN−メチル−N′−
ニトロ−N−ニトロソグアニジン(NTG)を用いる変
異により誘導される。A10019の生物学的に純粋な
菌株はアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
に受託番号ATCC55091として寄託された。この
菌株は特許手続上の微生物の寄託の国際的承認に関する
ブダペスト条約下の寄託として受託された。R103−
3株の変異及び変異株の選別の操作が次に記載される。
【0024】R103−3株を、溶性デンプン0.5%
、グルコース0.5%、魚肉エキス0.1%、酵母エキ
ス0.1%、NZ−case0.2%、NaCl  0
.2%、CaCO3 0.1 %及び寒天1.6%から
なる改良ベンネット寒天; pH7.0、上で28℃で
14日間増殖させた。株の胞子を食塩水中に懸濁させ、
氷浴中の20秒間の音波処理により分散させ、25℃で
10分間3500rpm における遠心分離により回収
し、10 mMトリス−HCl 、 pH9.0、中に
再懸濁した。胞子懸濁液(3ml )をNTG溶液〔水
−ジメチルスルホキシド9:1(v/v)の混合物中5
000μg/ml 〕3ml と混合した。混合物を2
8℃で1時間緩やかに振とうした。NTG処理した胞子
を遠心分離により回収し、食塩水中に再懸濁し、新寒天
平板上に広げ、28℃で7日間インキュベートした。各
コロニーを摘み、新寒天平板に接種し、28℃で7日間
インキュベートし、母培養平板として用いた。各菌体培
地を、L−グルタミン酸ナトリウム0.1%、L−メチ
オニン0.05%、L−アルギニン0.05%、溶性デ
ンプン1.0%、グルコース1.0%、(NH4)2S
O4 0.01%、K2HPO40.6%、MgSO4
 ・7H2O 0.05%、NaCl  0.05%、
CaCO3 0.3%、塩溶液(水1リットル中、Fe
SO4 ・7H2O 0.1g、ZnSO4 ・7H2
O 0.1g、MnCl2 ・4H2O 0.1g)1
%v/v、 pH7.0からなる栄養培地(培地A)1
0ml に移した。菌体培地を、200rpm で運転
する振とう機上で28℃で14日間インキュベートした
。各発酵ブロス中に生じたプラジマイシンLは、酢酸メ
チル−n−プロパノール−28%アンモニア(3:7:
4)の溶媒系を用いるシリカゲルTLC〔メルク(Me
rck Co.)製キーゼルゲル(Kieselgel
)60F254 〕並びに0.15%(w/v)リン酸
カリウム緩衝液( pH3.5)及びアセトニトリル(
3:1)の溶媒系を用い、254nmで検出するHPL
C〔ウォターズ(Waters) M600、YMC−
A301−3〕により分析した。HPLCに対する試料
は次のように調製した:発酵ブロスを5分間10,00
0rpm で遠心分離し、上澄み希HCl で pH2
.0に調整し、再び遠心分離した。上澄みを希NaOH
で pH5.0に調整し、遠心分離した。得られた沈降
物を水中に pH3.5で溶解し、アセトニリル−0.
15%リン酸カリウム緩衝液( pH3.5)(1:1
)で希釈することによりSep−Pak(登録商標)〔
ミリポア−ウォーターズ(Millipore−Wat
ers) 〕に通した。濾液をDMSOと混合し(1:
1)、再びミリポア・フィルターHVA(0.45μm
)に通して濾過した。その結果、変異株A10019が
、プラジマイシンA及びCに比べてより多くのプラジマ
イシンLを生ずる能力に基づいてプラジマイシンLの大
規模発酵のための産生微生物として選択された。
【0025】                          
 全生成*       プラジマイシンの比**(%
)    株            培地   (μ
g/ml)   A    B    C    D 
   E    LR−103−3(親)      
  A       290      58    
 6    22     2     1    1
1A−10019(変異株)    A       
310      57     1     8  
   3     1    30* プラジマイシン
成分の測定。発酵ブロスを10,000rpm で10
分間遠心分離した。上澄みを0.01N−NaOH−M
eOH(1:1)で希釈し、その光学濃度を500nm
で測定した。抗生物質濃度はBU−3608A遊離塩基
の量として示した。11日の発酵ブロスのデータ。 **HPLC(ウォーターズM600、YMC−A30
1−3システム)により、溶媒として0.15%リン酸
カリウム−緩衝アセトニトリルの3:1混合物( pH
3.5)を用い、254nmにおけるUV検定で測定。
【0026】R103−3株とA10019株との間の
示差特性は表4中に示される。2菌株間には糖利用性に
明らかな差異がない。           表4  R103−3株とその変
異株No. A10019             
   との示差特徴                
                      培養特
徴              R103−3株   
     No. A10019  スクロース−ナイ
ト        G   並           
       貧              レート
寒天    AM  なし             
   なし                    
        R   非常に濃い帯紫      
並ピンク色(5)                 
                赤色(14)   
                         
DP  非常に濃い赤色      濃帯紫赤色(25
6)                       
           (257)  チロシン寒天 
             G   並       
           貧    (ISP No.7
)              AM  貧;白色  
          非常にわずか         
                   R   並赤
色(15)          並ピンク色(5)  
                         
  DP  淡帯黄ピンク色(28)  並ピンク色(
5)   パパビザス(Papavizas)    
 G   良好                良好
  V−8寒天                AM
  わずか;白色        なし       
                     R   
非常に濃い赤色(14)  暗赤色(16)     
                       DP
  非常に濃い赤色(14)  非常に暗い赤色(17
)────────────────────────
───────────28℃における3週間のインキ
ュベーション後に観察G:増殖;AM:気中菌糸;R:
リバースカラー;DP:拡散性色素。 B.抗生物質生成 R103−3株は普通の培地中で培養すると新規抗生物
質のプラジマイシンL並びに既知プラジマイシンA、B
、C、D及びEを生ずる。該微生物はアクチノミセス類
に対して既知の栄養源すなわち炭素及び窒素の資化性源
を含み、随意に無機塩及び他の既知増殖因子を加えた栄
養培地中で増殖される。好ましくは深部通気条件が多量
の抗生物質の製造に使用されるけれども、しかし表面培
養及びボトルもまた限定量の製造に使用できる。他のア
クチノミセス類の培養に使用される一般的操作は本発明
に適用できる。
【0027】栄養培地は適当な資化性炭素源例えばリボ
ース、グルコース、スクロース及びセロビオースを含む
べきである。窒素源として塩化アンモニウム、硫酸アン
モニウム、尿素、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウムな
どを単独で、又は有機窒素源例えばペプトン、肉エキス
、酵母エキス、コーンスティープリカー、大豆粉、綿実
粕などと組合わせて使用できる。必要であれば、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム、リン酸塩
、硫酸塩、塩化物、臭化物、炭酸塩、亜鉛、マグネシウ
ム、マンガン、コバルト、鉄などの源を与えるために栄
養無機塩もまた加えることができる。
【0028】R103−3株を、D−セリンの源を補足
した栄養培地中で培養すると、新規抗生物質プラジマイ
シンFL、並びに既知プラジマイシンFA−1及びFA
−2が生成される。さらに、プラジマイシンA、C及び
Lもまた共生成される。意外にも、R103−3株がこ
れらの条件のもとでプラジマイシンFA−1及びFA−
2の有効な産生株であることが見いだされた。プラジマ
イシンFL並びにFA−1及びFA−2の製造のために
D−セリン又はDL−セリンを使用できる。
【0029】プラジマイシン成分を含む抗生物質複合物
の製造は産生微生物の良好な増殖に適する温度例えば2
5〜40℃で行なうことができ、最も便宜には約27〜
32℃の温度で行なわれる。通常、最適の抗生物質の生
成はフラスコ発酵により5〜12日のインキュベーショ
ン期間の振とう後に得られる。発酵をタンク発酵槽中で
行なうならば、斜面培養又は凍結乾燥菌株からの栄養ブ
ロス中の増殖接種菌の使用が望ましい。この方法で活性
接種菌を得た後、それを無菌的にタンク発酵槽中の発酵
培地に移す。タンク発酵槽中の抗生物質生成は通常3〜
15日のインキュベーション後に最大に達する。タンク
発酵槽中のかくはんはかきまぜにより与えられ、通気は
かくはん混合物中への空気又は酸素の噴入により達成で
きる。抗生物質生成はHPLC次いで分光法により、又
は普通の生物学的検定によりモニターできる。
【0030】生じたプラジマイシンL及びプラジマイシ
ンFLは回収に適する方法により発酵ブロスから回収で
き、これらの方法の例には抽出、沈殿、クロマトグラフ
ィー及び他の技術的に認められた普通の技術が包含され
る。プラジマイシンL及びFLに対する好ましい分離及
び精製系列はそれぞれ実施例2及び5中に示される。プ
ラジマイシンL及びFLの製造に対し、本発明は上記特
定微生物に限定されず、抗生物質産生能力を保持するそ
の変種及び変異株の使用を包含することを理解すべきで
ある。そのような変種及び変異株は親株から種々の方法
例えばX線照射、UV照射及び化学的変異原例えばN−
メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジンにより
製造できる。そのような変異株の1つはR103−3株
から前記のようにNTGによる変異により得られたA1
0019株(ATCCNo. 55091)である。A
10019は、R103−3株に対するものと実質的に
同じ条件で培養してプラジマイシンLを含むプラジマイ
シン抗生物質複合物を生成できる。
【0031】従って本発明の他の観点はアクチノマズラ
・ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカの抗生物質産生株を
、資化性炭素及び窒素源を含む培地中で深部通気条件下
に培養し、前記プラジマイシンを含む抗生物質複合物を
培地から回収し、所望のプラジマイシン化合物を前記抗
生物質複合物から分離することを含むプラジマイシンA
、B、C、D、E及びLを製造する方法を提供する。 好ましくは抗生物質産生株はR103−3株、ATCC
No. 53930、及びA10091株、ATCCN
o. 55091、である。好ましくはこの方法がプラ
ジマイシンLの製造に使用される。
【0032】本発明の他の観点はアクチノマズラ・ベル
コソスポラ亜種ネオヒビスカの抗生物質産生株を、資化
性炭素及び窒素源並びにD−セリンの源を含む培地中で
深部通気条件下に培養し、前記プラジマイシンを含む抗
生物質複合物を培地から回収し、所望プラジマイシン化
合物を前記抗生物質複合物から分離することを含むプラ
ジマイシンFA−1、FA−2及びFLを製造する方法
を提供する。好ましくは抗生物質産生株はR103−3
株、ATCCNo. 53930である。D−セリンの
源を含む培地中で培養するとR103−3株は、アクチ
ノマズラ・ヒビスカの種々の株である以前に知られた産
生株、例えばATCCNo. 53815及びATCC
No. 53816よりも一層効率よくプラジマイシン
FA−1/FA−2を生じ、従ってこの方法はプラジマ
イシンFA−1/FA−2の製造のための改良法を提供
する。本発明の他の好ましい態様はプラジマイシンFL
の製法を提供する。 2.N−アルキル誘導体の製造 プラジマイシンL及びプラジマイシンFLの第二糖基は
、初めに抗生物質出発物質をアルデヒド又はケトンと反
応させてイミンを形成し、次いで形成されたイミンを還
元することを含む還元的アルキル化により第三級アミノ
基に転化できる。縮合及び還元は同一反応容器中で1段
階又は2つの別の段階で行なうことができる。カルボニ
ル反応物は1〜5個の炭素原子、好ましくは1〜3個の
炭素原子をもつアルデヒド又はケトン例えばホルムアル
デヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド及び
アセトンであることができる。イミンの還元は還元剤例
えば金属水素化物、例えば水素化ホウ素ナトリウム、水
素化シアノホウ素ナトリウム、及び水素化アルミニウム
リチウム、の使用により行なうことができる。反応は極
性有機溶媒又はその混合物例えば水、アセトニトリル、
低級アルカノール及びジメチルスルホキシド中で行なわ
れる。反応温度は特に制限されず、約20〜約100℃
であることができ;一般に、反応は便宜に室温で行なう
ことができる。我々の経験では室温で行なわれた還元的
アルキル化は通常1〜4日内で完了する。第三級アミノ
糖をもつプレジマイシンは一般に親化合物より高い水溶
性を示す。
【0033】生物学的活性 本発明の代表的化合物を、サブローデキストロース寒天
又は1/15Mリン酸塩緩衝液を含む酵母モルホロジー
寒天中の系列寒天希釈法により種々の真菌に対し試験管
内で試験した。例えば約106 〜107 細胞/ml
 を含む真菌懸濁液約0.003ml を、試験抗生物
質を含む寒天平板の表面にのせた。試験化合物の最小阻
止濃度(MIC)値は培養を28℃で40〜60時間イ
ンキュベートした後記録した。結果は表4a、4b及び
4c中に示されている。
【0034】         表4a  プラジマイシンL及びN−
メチルプラジマイシンL              
  の試験管内抗真菌活性             
                         
                         
       MIC(μg/ml )       
                         
                N−メチル    
      試験微生物              
    フ゜ラシ゛マイシL   フ゜ラシ゛マイシL
   フ゜ラシ゛マイシA     カンジダ−アルビ
カンス               6.3    
 12.5        6.3     (Can
dida albicans)IAM4888    
C.アルビカンス                 
     12.5     12.5      1
00.0     (C. albicans)A95
40     クリプトコックス・         
          0.8      6.3   
     1.6        ネオフォルマンス      (Cryptococcus neofor
mans)D49     C.ネオフォルマンス  
                 0.8     
 6.3        1.6     (C. n
eoformans)IAM4514     アスペ
ルギルス・フミガーツス         3.1  
    6.3        1.6     (A
spergillus fumigatus)IAM2
530     A.フミガーツス         
              3.1      6.
3        3.1     (A. fumi
gatus)IAM2034    A.フラーブス 
                      100
.0   >100.0     >100.0   
  (A. flavus)FA21436     
フザリウム・モニリフォルメ           6
.3     12.5        6.3   
  (Fusarium moniliforme)A
2284     トリコフィトン・        
             6.3     25.0
        1.6      メンタグロフィテ
ス      (Trichophyton mentag
rophytes)D155     T.メンタグロ
フィテス                12.5 
    25.0        6.3     (
T. mentagrophytes)#4329  
  ブラストミセス・デルマチジス         
3.1      6.3        6.3  
   (Blastomyces dermatiti
dis)D40    スポロトリックス・シエンキイ
         0.8      1.6    
    1.6     (Sporothrix s
chenckii)IFO8158     ペトリエ
リジウム・ボイジイ          25.0  
   25.0        6.3     (P
etriellidium boydii)IFO80
78    ムコール・スピノスス         
     >100.0   >100.0     
>100.0     (Mucor spinosu
s)IFO5317    ────────────
───────────────────    培地
  :サブローデキストロース寒天接種菌:106 C
FU/ml             表4b  プラジマイシンF
L及びプラジマイシンLの             
       試験管内抗真菌活性         
                         
                         
         MIC(μg/ml)1     
        試験微生物2           
  フ゜ラシ゛マイシンFL  フ゜ラシ゛マイシンL
 フ゜ラシ゛マイシンA     サッカロミセス・セ
レビシエ         3.1       6.
3       6.3     (Saccharo
myces  cerevisiae)       
ATCC9763      カンジダ・アルビカンス          
   6.3      25.0      12.
5     (Candida albicans)A
9540    カンジダ・アルビカンス      
       6.3       6.3     
  6.3     (Candida albica
ns)       ATCC32354(B311)
    カンジダ・アルビカンス          
   6.3     100.0      12.
5     (Candida albicans)8
3−2−14     (ジュンテンドー)      カンジダ・アルビカンス          
   3.1       3.1       6.
3     (Candida albicans)A
TCC38247     (ポリエン−R)      カンジダ・トロピカリス          
   6.3    >100.0      12.
5     (Candida tropicalis
)85−8     (キタサト)     カンジダ・トロピカリス          
   6.3     100.0    >100.
0     (Candida tropicalis
)IAM10241     クリプトコックス・ネオ
フォルマンス 3.1       1.6     
  1.6     (Cryptococcus n
eoformans)D49     クリプトコック
ス・ネオフォルマンス 1.6       0.8 
      1.6     (Cryptococc
us neoformans)IAM4514    
 アスペルギルス・フミガーツス       3.1
       3.1       1.6     
(Aspergillus fumigatus)IA
M2034     トリコフィトン・メンタグロフィ
テス 3.1       3.1       3.
1     (Trichophyton menta
grophytes)#4329     ─────
─────────────────────────
───1.  28℃で40時間のインキュベーション
後に測定(トリコフィトン・メンタグロフィテス:60
時間、28℃) 2.  接種菌大きさ106 細胞/ml (トリコフ
ィトン・メンタグロフィテス:107 細胞/ml )
、1/15Mリン酸塩緩衝液を含む酵母モルホロジー寒
天中。
【0035】                 表4c  N−メチ
ルプラジマイシンFLの              
          試験管内抗真菌活性      
                         
                         
  MIC(μg/ml)1           試
験管微生物2                   
N−メチルプラジマイシンFL    サッカロミセス
・セレビシエ                   
   3.1     (Saccharomyces
  cerevisiae)ATCC9763    
 カンジダ・アルビカンス             
             6.3     (Can
dida albicans)A9540    カン
ジダ・アルビカンス                
          6.3     (Candid
a albicans)ATCC32354(B311
)    カンジダ・アルビカンス         
                 6.3     
(Candida albicans)83−2−14
     (ジュンテンドー)      カンジダ・トロピカリス          
              12.5     (C
andida tropicalis)85−8   
   (キタサト)      カンジダ・トロピカリス          
              12.5     (C
andida tropicalis)IAM1024
1     クリプトコックス・ネオフォルマンス  
            6.3     (Cryp
tococcus neoformans)D49  
   クリプトコックス・ネオフォルマンス     
         6.3     (Cryptoc
occus neoformans)IAM4514 
    アスペルギルス・フミガーツス       
             6.3     (Asp
ergillus fumigatus)IAM203
4     トリコフィトン・メンタグロフィテス  
            6.3     (Tric
hophyton mentagrophytes)#
4329     ────────────────
────────────────1.  28℃で4
0時間のインキュベーション後に測定(トリコフィトン
・メンタグロフィテス:60時間、28℃) 2.  接種菌大きさ106 細胞/ml (トリコフ
ィトン・メンタグロフィテス(107 細胞/ml )
、1/15Mリン酸塩緩衝液を含む酵母モルホロジー寒
天中。
【0036】表4a〜4c中のデータから知ることがで
きるように、本発明の抗生物質は種々の酵母及び真菌に
対して活性である。従って本発明の抗生物質は酵母又は
真菌感染で悩むヒトを含む動物宿主の治療に有用な薬物
である。動物及びヒトにおける真菌感染の治療に対して
本発明の抗生物質を抗真菌有効量で投与の許容される経
路により与えることができ、これらの経路には静脈内、
筋肉内、経口、鼻腔内及び体表感染に対する局所投与が
含まれ、しかしそれらに限定されない。好ましくは該抗
生物質は全身的に投与される。非経口投与のための配合
物には無菌の水性又は非水性溶液、懸濁液又は乳濁液が
包含される。それらはまた無菌の水、生理食塩水、又は
若干の他の無菌注射用媒質中に使用直前に溶解できる無
菌固体組成物の形態に製造できる。経口配合物は錠剤、
ゼラチンカプセル剤、粉末、口中錠、シロップ剤などの
形態であることができる。局所投与のために化合物はロ
ーション剤、外用薬、ゲル、クリーム、軟膏剤、チンキ
剤などの中へ混合することができる。単位剤形は薬学的
配合当業者に一般に知られた方法を用いて製造すること
ができる。
【0037】本発明の抗生物質に感受性の真菌に感染し
た宿主を治療するとき、投与の実際の好ましい経路及び
使用される投薬量は、真菌感染に治療に熟練した担当臨
床医の裁量であり、選ばれる個々の抗生物質、原因微生
物、その抗生物質に対する感受性、感染の重さ及び部位
、並びに患者の特徴例えば年令、体重、排泄の速さ、並
用薬物、及び一般的身体状態により変動することが理解
されよう。
【0038】以下の実施例は本発明の範囲を制限するこ
とのない例示である。 実施例1 アクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカR1
03−3株の発酵によるプラジマイシンLの製造A  
寒天斜面 アクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカR1
03−3株(ATCCNo. 53930)を改良ベン
ネット培地の寒天斜面上で28℃で14日間増殖させた
。培地の組成は溶性デンプン(日澱化学製)0.5%、
グルコース0.5%、魚肉エキス(ミクニカガクサンギ
ョウ製)0.1%、酵母エキス(オリエンタル酵母製)
0.1、NZ−case〔シェフィールド(Sheff
ield) 製〕0.2%、NaCl 0.2%、Ca
CO3 0.1%及び寒天1.6%である。
【0039】B  種培養 斜面培養からの微生物増殖の一部を、溶性デンプン(日
澱化学製)1%、グリセロール1%、酵母エキス(オリ
エンタル酵母製)1%、ペプトン(ダイゴエイヨウ製)
0.5%、NaCl 0.3%及びCaCO3 0.2
%からなる栄養培地100ml を入れた500ml 
三角フラスコに接種した。培地の pHはオートクレー
ブ処理前に7.0に調整した。種培養は回転振とう機上
で200rpm で28℃で7日間インキュベートした
【0040】C  フラスコ発酵 種菌培地5ml 部を、溶性デンプン(日澱化学製)1
%、グルコース1%、L−グルタミン酸ナトリウム0.
1%、L−メチオニン0.05%、L−アルギニン0.
05%、(NH4)2SO4 0.1 %、 MgSO
4・7H2O  0.05%、NaCl 0.0 5%
、CaCO3 0.3%、K2HPO4 0.6%及び
塩溶液(水1リットル中に FeSO4・7H2O0.
1g、ZnSO4 ・7H2O  0.1g及び Mn
Cl2・4H2O  0.1g)1%(v/v)からな
る生産培地(FR−17)100ml を入れた500
ml 三角フラスコに移した。培地の pHはオートク
レーブ処理の前に7.0に調整した。発酵は回転振とう
機(200rpm )上で28℃で14日間行なった。 発酵ブロス中の抗生物質生成は分光光学的に測定した。 全プラジマイシンの生成は第11日に最大290μg/
ml に達した。生じた種々の成分の割合は次のとおり
である:        全生成*         
      プラジマイシンの割合**(%)    
(μg/ml )          A    B 
   C    D    E    F      
  290              58    
 6    22     2     1    1
1          *プラジマイシン成分の測定。 発酵ブロス10,000rpm で10分間遠心分離し
た。上澄みを0.01N−NaOH−MeOH(1:1
)で希釈し、その光学濃度を500nmで測定した。抗
生物質濃度はプラジマイシンA遊離塩基の量として示し
た。11日の発酵ブロスのデータ。**  0.15%
リン酸カリウム−緩衝アセトニトリルの3:1混合物(
 pH3.5)を溶媒として用い、254nmにおける
UV検出でHPLC〔ウオーターズ(Waters) 
M600、YMC−A301−3システム)により測定
【0041】実施例2 プラジマイシンLの分離及び精製 発酵ブロス(10.0リットル)を遠心分離して菌糸塊
を除去した。上澄みを6N−HCl を用いて pH4
.1になし、5℃で2時間保持した。暗赤色沈殿を濾過
により捕集し、次いで6N−NaOHで pH9.1に
調整した水900ml 中に溶解した。溶液を濾過して
不溶性不純物を除去し、濾液を pH2.0に調整し、
次いでダイヤイオン (Diaion) HP−20(
800ml )のカラム上にのせた。 カラムを水(3.0リットル)で洗浄し、60%アセト
ン水溶液( pH2.5)で溶離した。アセトンを真空
で除去し、赤色残留物を酢酸エチル(400ml )で
洗浄し、次いで乾燥し、プラジマイシンの複合物をそれ
らの塩酸塩として得た(4.5g)。複合固体(4.5
g)を CH3CN−0.15% KH2PO4 、 
pH3.5(22:78)の混合物450ml 中に溶
解し、同じ溶媒混合物と平衡させたODS−A60(1
0リットル、ヤマムラ化学研製)上の逆相カラムクロマ
トグラフィーにかけた。溶離を上記溶媒混合物で行ない
、溶出液を分画した。画分をHPLCにより分析した〔
カラム:YMCA−301−3、4.6mm内径×10
0mm、3μ、ODS、ヤマムラ化学研製、移動相: 
CH3CN−0.15% K2PO4、 pH3.5(
25:75)、流量:0.8ml /分、検出:254
nmにおけるUV吸収、保持時間:プラジマイシンL1
0.76分〕。プラジマイシンLを含む画分をプールし
、減圧で濃縮してアセトニトリルを除去した。濃縮物を
ダイヤイオンHP−20クロマトグラフィーにより脱塩
して半純プラジマイシンL塩酸塩(563mg)を得た
。粉末(50mg)を24%アセトニトリル/リン酸塩
緩衝液( pH3.5)中に溶解し、ODSカラム〔R
P−18,2.2リットル、メルク (Merck L
td)製〕上でクロマトグラフィーにかけ、同じ溶媒で
溶離した。所望化合物を含む画分を合わせて減圧で濃縮
してアセトニトリルを除去した。濃縮物をダイヤイオン
HP−20カラム(0.2リットル)に通した。カラム
を水(0.6リットル)で洗浄し、60%アセトン水溶
液( pH3.0)で溶離した。溶出液を乾燥し、純プ
ラジマイシンL塩酸塩24mgを橙色粉末として得た(
HPLCによる純度99%)。塩酸塩を遊離形態に転化
し、不純物としての無機塩を除去するため、塩(12m
g)の水溶液(3ml)を0.1N−NaOHで pH
5.6 に調整し、純双性イオン形態のプラジマイシン
L(5.0ml )で析出させた。 プラジマイシンLの物理化学的性質 形態:暗赤色無定型粉末 溶解性:ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド
及び酸性又はアルカリ性の水に溶性;エタノール、メタ
ノール及び水中に難溶。
【0042】MP:  >200℃(分解)。
【0043】
【外1】
【0044】SIMS:  m/z  871  (M
+H)+ . UV  λmax nm(ε) in 0.01N HCl−MeOH (1:1):2
34 (33,400), 298 (28,900)
, 460(12,000)in 0.01N  Na
OH−MeOH (1:1): 241 (32,70
0), 319 (14,500),498 (13,
900)IR (KBr)  cm−1:  3380
, 2900, 1620−1600, 1385, 
1295, 1260,1160, 1060.1H 
NMR (400 MHz, DMSO−d6)   
δ: 1.31 (3H, d, J=6.8), 1
.37 (3H,d, J=7.3), 2.35 (
3H, s), 2.75 (3H, s),3.10
 (1H, t, J=9.0), 3.17 (1H
, t−like, J=9.0), 3.21−3.
26 (2H, m), 3.49 (1H, dd,
 J=6.4, 11.5), 3.53−3.58(
2H, m), 3.76 (1H, dd, J=1
.7, 11.5), 3.93 (1H, qui,
 J=6.8), 3.97 (3H, s), 3.
99 (1H, m), 4.46 (1H, qui
, J=7.3), 4.50 (1H, d, J=
7.7), 4.61 (1H,d,J=9.8), 
4.65 (1H, d, J=9.8), 4.79
 (1H, d, J=7.7), 5.79 * (
1H, br−s), 5.85* (1H, br−
s), 6.91 (1H, d, J=2.6), 
7.13 (1H, br−s), 7.31 (1H
, d, J=2.6), 8.02 (1H, s)
, 8.20 * (1H, br−s), 8.30
* (1H, br−s),8.38* (1H, d
, J=6.8), 12.83 *(1H, s).
*  D2O  添加で消滅 実施例3 A10019株(ATCCNo. 55091)の発酵
によるプラジマイシンLの製造 変異株A10019を実施例1.B中に示した組成と同
じ組成を有する種培地100ml を入れた500ml
 三角フラスコ中で回転振とう機上200rpm で3
2℃で7日間増殖させた。種菌体培地5ml を、実施
例1.Cに示したと同じ組成を有する生産培地100m
l を入れた500ml 三角フラスコ中へ接種した。 発酵を回転振とう機上200rpm で28℃で8日間
行なった。全プラジマイシンの生成は345μg/ml
 であった。抗生物質成分の割合はプラジマイシンL3
4.1%、プラジマイシンC7.5%、及びプラジマイ
シンA42.4%であった。
【0045】実施例4 アクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカR1
03−3株の発酵によるプラジマイシンFLの製造実施
例1.Bで製造された種菌体培地5ml 部を、溶性デ
ンプン(日澱化学製)1%、グルコース1%、L−グル
タミン酸ナトリウム0.1%、L−メチオニン0.05
%、L−アルギニン0.05%、(NH4)2SO4 
0.1 %、 MgSO4・7H2O0.05%、Na
Cl 0.0 5%、CaCO3 0.3%、K2HP
O4 0.6%、塩溶液(水1リットル中に FeSO
4・7H2O  0.1g及び MnCl2・4H2O
  0.1g)1%(v/v)及びDL−セリン0.5
%(又はD−セリン0.25%)からなる生産培地10
0ml を入れた500ml 三角フラスコに移した。 培地の pHはオートクレーブ処理の前に7.0に調整
した。発酵は回転振とう機(200rpm )上で28
℃で10日間行なった。発酵ブロス中の抗生物質生成は
分光光学的に測定した。全プラジマイシンの生成は第1
0日に最大330μg/ml に達した。プラジマイシ
ンA,C,FA−1、FA−2及びLもまた同時に生成
した。プラジマイシンFLの含量はHPLC分析により
全生成の約4.8%であると評価された。
【0046】実施例5 プラジマイシンFLの分離及び精製 採取したブロス(20リットル、200個のフラスコ)
を遠心分離し、菌糸ケークを除去した。上澄み(20リ
ットル)をn−ブタノール−メタノール(15:5)の
混合物20リットルで pH2.4において抽出した。 溶媒抽出物を、1N−NaOHで pH9.0に調整し
たアルカリ水溶液3リットルの移した。溶液を pH3
.5に調整し、ダイヤイオンHP−200(2.3リッ
トル)のカラム上にのせた。カラムを水(10リットル
)で洗浄し、60%アセトン水溶液( pH2.5)で
溶離した。所望生成物を含む画分をプールし、減圧で濃
縮し、次いで乾燥して暗赤色固体を得、それは塩酸塩と
してプラジマイシンの複合物であった(7.2g)。複
合物(6.8g)を水340ml 中に溶解し、溶液を
濾過して不溶性不純物を除去した。濾液を酢酸エチル1
50ml で洗浄し(3回)、乾燥して部分精製複合物
を得た。残留物を CH3CH−0.15% KH2P
O4 、 pH3.5(22:78)の溶液500ml
 中に溶解し、同じ混合溶液でと平衡させたODS−A
60(10リットル、ヤマムラ化学研製)のカラム上で
逆相クロマトグラフィーにかけた。溶離は上記混合溶液
で行ない、溶出液を0.5リットル画分で捕集した。画
分をHPLCにより分析した〔カラム:YMCゲルA−
301−3、4.6mm内径×100mm、3μm、O
DS、ヤマムラ化学研製、移動相: CH3CH−0.
15% KH2PO4 、 pH3.5(25:75)
、流量:0.8ml /分、検出:254nmにおける
UV吸収、保持時間:プラジマイシンFL5.41分〕
。プラジマイシンFLを含む画分をプールし(2.8リ
ットル)、減圧で濃縮してアセトニトリルを除去した。 濃縮物をダイヤイオンHP−20クロマトグラフィー(
50ml )により脱塩して半純プラジマイシンFL塩
酸塩(40mg)を得た。粉末(24mg)アセトニト
リル/0.15%リン酸塩緩衝液、 pH3.5(22
:78、2.5ml )中に溶解し、ODSカラム(O
DS−A60、40ml )でクロマトグラフを行ない
、同じ溶媒で溶離した。所望化合物を含む画分を合わせ
(100ml )、減圧で濃縮してアセトニトリルを除
去した。濃縮物をダイヤイオンHP−20カラム(20
ml )に通した。カラムを水(100ml )で洗浄
し、60%アセトン水溶液( pH3.0)で溶離した
。溶出液を乾燥し、純プラジマイシンFL塩酸塩19.
5mgを橙色粉末として得た(HPLCによる純度:9
9%)。
【0047】プラジマイシンFLの物理化学的性質形態
:  橙色無定形粉末 MP:  >200℃(分解) FAB−MS(負)m/z:  886(M)UV  
λmax nm(ε) in 0.01N HCl−MeOH (1:1):2
34 (31,900), 299 (27,800)
, 459(10,600)in 0.01N  Na
OH−MeOH (1:1): 242 (34,50
0), 319 (15,200),497 (13,
600)IR (KBr)  cm−1:  3400
, 2940, 1720, 1630−1610, 
1390, 1335, 1295,1260, 11
60, 1080−1060.1H NMR (400
 MHz, DMSO−d6)   δ: 1.29 
(3H, d, J=6.8), 2.34 (3H,
s), 2.71 (3H, s), 3.05 (1
H, t, J=9.0), 3.16 (1H, t
, J=7.7), 3.18−3.23 (2H, 
m), 3.41−3.53 (3H, m), 3.
71−3.80 (3H, m), 3.92 (1H
, qui, J=7.7), 3.93−3.97 
(1H, m), 3.95 (3H, s), 4.
44−4.49 (1H, m), 4.47 (1H
, d, J=6.8),4.55−4.63 (2H
, m), 4.80 (1H, d, J=8.1)
, 5.90* (2H, br−s), 6.90 
(1H,s), 7.04 (1H, s), 7.2
5 (1H, d, J=2.1), 7.92 (1
H, s), 8.20 * (1H, br−s),
 8.34* (1H, br−s), 8.42* 
(1H, d−like), 12.95 * (1H
, s).*  D2O  添加で消滅 実施例6 アクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカの発
酵によるプラジマイシンFA−及びFA−2の製造A 
 寒天斜面 アクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカR1
03−3株(ATCCNo. 53930)を、溶性デ
ンプン0.5%、魚肉エキス0.1%、酵母エキス0.
1%、NZ−case〔シェフィールド(Sheffi
eld) 0.2%、NaCl 0.2%、CaCO3
 0.1%及び寒天1.6%を含む変性ベンネット培地
の寒天斜面上で増殖させ、28℃で10日間インキュベ
ートした。 B  種培養 斜面培養からの微生物増殖の小部を、溶性デンプン1%
、グルコース1%、酵母エキス0.5%、ペプトン0.
5%、NaCl 0.3%及びCaCO3 0.2%か
らなる種培地100ml を入れた500ml 三角フ
ラスコに接種した。培地の pHをオートクレーブ処理
の前に7.0に調整し、菌株を回転振とう機上で32℃
で6日間インキュベートした。 C  フラスコ発酵 得られた種菌体培地5ml 部を、グルコース3%、プ
ロテインS(大豆粉、味の素製)3%、CaCO3 0
.3%及びDL−セリン0.5%からなる発酵培地10
0ml を入れた他の500ml 三角フラスコに移し
た。発酵を回転振とう機上で28℃で11日間行なった
。発酵ブロス中の全抗生物質活量をブロス希釈法により
カンジダ・アルビカンスA9540を検定菌として用い
サブローデキストロースブロス中で測定した。0.01
N  NaOH−MeOH(1:1)溶液中の500n
mにおけるUV検定もまた上記生物検定に並行して用い
た。プラジマイシンA塩酸塩
【0048】
【外2】
【0049】検定に対する標準試料として用いた。各成
分の測定はミクロソルブ・ショート(Microsor
b Short) 1C18カラム〔レイニン・インス
トルメント(Rainin Instrument C
o.) 製〕を用い、アセトニトリル−0.15% K
H2PO4 (H3PO4 で pH3.5に調整)(
7:17)で溶離するHPLCにより行なった。各プラ
ジマイシン成分の比はプラジマイシンFA−1:FA−
2:A:C(62:1:36:1)であった。時間経過
並びにプラジマイシンFA−1及びFA−2の生成比の
例は次のように示される:                          
     第7日        第9日      
第11日    全力価(μg/ml )      
1,470         1,870      
   1,600     FA−1+FA−2   
        63            62 
           63 D  タンク培養 十分に増殖した種菌体培地20リットルを、タンク発酵
槽中の生産培地100リットルに移した。生産培地の組
成はフラスコ発酵の培地組成と同じである。タンク発酵
を250rpm におけるかくはん下に、120リット
ル/分の通気で32℃で10日間運転した。全抗生物質
力価は第9日に最大520μg/ml に達した。
【0050】実施例7 プラジマイシンFA−1及びFA−2の分離実施例6の
発酵ブロスを回収し、遠心分離して菌糸塊を除去した。 上澄みを6N−HCl で pH2.0 に調整し、遠
心分離して沈殿を不純物として除去した。上澄みを6N
−NaOHで pH5.5に調整し、生じた沈殿を濾過
により捕集した。沈殿を pH10.0の水に溶解し、
次いで溶液を6N−HCl で pH2.0 に調整し
、次いでダイヤイオンHP−20カラム(4.1リット
ル)上にのせた。カラムを水で洗浄し、0.001N 
 HCl −アセトン(40:60)で溶離した。プラ
ジマイシンを含む画分を捕集し(9.5リットル)、減
圧で40℃で濃縮し、濃縮物(400ml )を凍結乾
燥し、約80%の純度を有するプラジマイシン複合物(
29g)の帯赤色粉末を得た。 HPLCにより分析した各成分の割合はプラジマイシン
FA−1  62.2%、プラジマイシンFA−2  
0.7%、プラジマイシンA36.4%及びプラジマイ
シンC0.7%であった。この複合物をODS60Aカ
ラム(ヤマムラ化学研製)及び溶離剤としてアセトニト
リル−0.15% KH2PO4(1N−H3PO4 
で pH3.5に調整)(22:78、v/v)を用い
て逆相シリカゲルクロマトグラフィーにより個々の成分
に分離した。各活性画分を濃縮し、ダイヤイオンHP−
20で脱塩し、凍結乾燥した。
【0051】実施例8 N−メチルプラジマイシンL(II,R1 =CH3 
,R2 =CH3 )の製造プラジマイシンL(18m
g)を水1.8ml 中に溶解し、溶液を0.1N水酸
化ナトリウムの添加で pH7.8に調整し、アセトニ
トリル1.8ml で希釈した。次いでホルムアルデヒ
ド水溶液(>35%、0.12ml)及び水素化シアノ
ホウ素ナトリウム(18mg)を室温で溶液に加えた。 溶液を室温で48時間放置し、反応の進行をHPLCに
よりモニターした。有機溶媒を真空で蒸発させ、水溶液
を水30ml で希釈した。溶液をダイヤイオンHP−
20(5ml )のカラム上にのせた。カラムを水30
mlで洗浄し、60%アセトン水溶液( pH3.0)
10ml で溶離した。暗赤色溶出液を濃縮してN,N
−ジメチルプラジマイシンL塩酸塩の無定形固体(18
mg)を得た。
【0052】MP:  >180℃(分解)IR (K
Br)  cm−1:  3400, 1730, 1
620, 1450,  1380, 1335, 1
295, 1255,1160, 1130, 107
0.UV  λmax (in 0.01N NaOH
−50%  MeOH)nm (ε): 211 (3
0,600),319 (11,600), 501 
(11,100).(1H NMR (400 MHz
, DMSO−d6) δ:  3.02 (6H, 
br−s, N(CH3)2) .  FAB−MS(m/z):885(M+H)+ .
【0
053】実施例9 N−メチルプラジマイシンFL(II,R1 =CH2
 OH,R2 =CH3 )の製造 プラジマイシンFL塩酸塩(37mg)を水4ml 中
に溶解し、溶液を0.1N水酸化ナトリウムの添加によ
り pH8.0に調整し、アセトニトリル4ml で希
釈した。次いでホルムアルデヒド水溶液(>35%、0
.3ml )及び水素化シアノホウ素ナトリウム(45
mg)を室温で溶液に加えた。反応混合物を室温で66
時間放置し、反応の進行をHPLCによりモニターした
。反応混合物を真空で蒸発させた。残留物を水10ml
 に溶解し、使用前に CH3CN−0.15% KH
2PO4 、 pH3.5(25:75)の混合物と平
衡させたODSカラム(RP−18、2.2リットル、
メルク製)上の逆相クロマトグラフィーにかけた。溶離
を同じ溶媒混合物で行なった。所望化合物を含む画分を
合わせ(2.7リットル)、減圧で濃縮してCH3CN
を除去した。濃縮物(2.2リットル)をダイヤイオン
HP−20(5ml)に通した。カラムを水(300m
l )で洗浄し、60%アセトン水溶液( pH3.0
)で溶離した。溶出液(50ml )を濃縮し、乾燥し
て均一なN,N−ジメチルプラジマイシンFL塩酸塩1
7mgを得た。この化合物の純度はHPLCにより99
%に評価された。
【0054】MP:  >180℃(分解)IR (K
Br)  cm−1:  3400, 2950, 1
730, 1630−1610, 1450, 139
0, 1340,1300, 1260, 1070.
UV  λmax (in 0.01N NaOH−5
0%  MeOH)nm (ε): 243 (32,
800),320 (14,500), 498 (1
3,300).1H NMR (400 MHz, D
MSO−d6) δ:3.01 (6H, S, N(
CH3)2) . FAB(+)−MS(m/z):901(M+1).

0055】実施例10 N−エチルプラジマイシンL(II,R1 =CH3 
,R2 =CH2 CH3 )の製造 実施例8の一般操作に従い、アセトアルデヒドをホルム
アルデヒドの代わりに用いると表題化合物が得られる。
【0056】実施例11 N−プロピルプラジマイシンL〔II,R1 =CH3
 ,R2 =(CH2)2 CH3 〕の製造実施例8
の一般操作に従い、プロピオンアルデヒドをホルムアル
デヒドの代わりに用いると表題化合物が得られる。
【0057】実施例12 N−イソプロピルプラジマイシンL〔II,R1 =C
H3,R2 =CH(CH(CH3)2 〕の製造実施
例8の一般操作に従い、アセトンをホルムアルデヒドの
代わりに用いると表題化合物が得られる。
【0058】実施例13 N−エチルプラジマイシンFL(II,R1 =CH2
 OH,R2 =CH2 CH3)の製造 実施例9の一般操作に従い、アセトアルデヒドをホルム
アルデヒドの代わりに用いると表題化合物が得られる。
【0059】実施例14 N−プロピルプラジマイシンFL〔II,R1 =CH
2 OH,R2 =(CH2)2 CH3 〕の製造実
施例9の一般操作に従い、プロピオンアルデヒドをホル
ムアルデヒドの代わりに用いると表題化合物が得られる
【0060】実施例15 化学合成によるプラジマイシンLの製造A  プラジマ
イシンBの製造 プラジマイシンAナトリウム塩(6g、7ミリモル)、
酢酸(240ml )及び2N−HCl (240ml
 )の混合物を80℃で7時間かくはんした。次いで溶
媒を蒸発させ、残留油状物質を水中に溶解した。溶液を
μボンダパク (Bondapack)C18カラム(
400ml )上に吸収させ、カラムを水で洗浄し、2
5%アセトニトリル水溶液(1N−HCl で pH3
.5に調製)で溶離した。所望生成物を含む画分を捕集
し、蒸発させるとプラジマイシンBが得られた(3.2
5g、62%収率、HPLCによる純度85%)。この
生成物をさらに精製することなく次のベンジルオキシカ
ルボニル化に用いた。
【0061】MP:  140℃ IR  υmax (KBr) cm−1:  340
0, 1720, 1600.
【0062】
【外3】
【0063】1H NMR (DMSO−d6)δ: 
 1.27 (3H, d, J=6.4 Hz, 5
’−Me), 1.33 (3H, d, J=7.3
 Hz, 17−Me), 2.31 (3H, s,
 3−Me), 2.69 (3H, s, 4’−N
Me), 3.88(1H, q,5’−H), 4.
40 (1H, dq, J17,NH = 7.3 
Hz, 17−H), ca, 4.5−4.6 (2
H,m, 5− 及び6−H), 4.70 (1H,
 m, 1’−H), 6.96 (1H, d, J
10,12 = 2.6 Hz, 10−H), 7.
18 (1H,s, 4−H), 7.31 (1H,
 d, 12−H), 8.08 (1H, brs,
 7−H).B  4′−N−ベンジルオキシカルボニ
ルプラジマイシンBの製造 プラジマイシンB(3.13g、4.2ミリモル)及び
N,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド(20
.8ml 、84ミリモル)の乾燥塩化メチレン(15
0ml )中の混合物を溶液が得られるまで室温で約0
.5時間かくはんした。塩化ベンジルオキシカルボニル
(3.0ml 、21ミリモル)を上記溶液に加え、か
くはんを2.5時間続けた。溶媒を蒸発させ、油状残留
物を氷水冷却下に順次メタノール(210ml )及び
1N−HCl (42ml )を加えた。混合物を室温
で0.5時間かくはんし、次いで溶媒を蒸発させた。残
留物を水中で摩砕し、濾過し、水及びエーテルで順次洗
浄し、固体(3.32g、収率94%)を得、それは表
題化合物(65%)及びそのメチルエステル(19%)
であった。この試料をさらに精製することなく次の反応
に用いた。この試料の一部(120mg)をC18カラ
ムにより溶離剤として50%アセトニトリル水溶液(1
N−HCl で pH3.5に調整)を用いて精製する
と表題化合物(47mg、HPLCにより90%純度)
が得られた。
【0064】MP:  215℃(分解)IR  υm
ax (KBr) cm−1:  3370, 172
0, 1660, 1600.
【0065】
【外4】
【0066】1H NMR (DMSO−d6−D20
)δ:  1.02 & 1.04 (3H, 各 d
, J=6.4 Hz, 5’−Me),1.32 (
3H, d, J=7.3 Hz, 17−Me), 
2.29 & 2.30 (3H, 各s, 3−Me
), 3.08 & 3.133H, 各 s, 4’
−NMe), 3.96 (3H, s, 11−OM
e), 4.39 (1H, q, 17−H), 4
.46 (1H, brd, J5,6 = 10.3
 Hz, 5−H), 4.54 (1H, brd,
 6−H), 4.60 (1H, d, J1’,2
’ = 7.3Hz, 1’−H), 5.06 & 
5.10 (2H,各 ABq, J = 12.8 
Hz,  −CHPh), 6.95 (1H, d,
J10,12 = 2.1 Hz, 10−H), 7
.09 (1H, brs, 4−H),7.30 (
1H, d, 12−H), ca. 7.4(5H,
 m,Ph), 8.08 (1H, brs, 7−
H). FAB(+)−MS(m/z):843(M+H).C
  4′−ベンジルオキシカルボニルプラジマイシンB
メチルエステルの製造塩化チオニル(1.4ml )及
び4′−N−ベンジルオキシカルボニルプラジマイシン
Bをメタノール(100ml )と乾燥1,2−ジクロ
ロエタン(30ml)との冷混合物に加え、その混合物
を室温で3時間かくはんした。溶媒を除去し、残留物を
シリカゲル〔ワコゲル (Wakogel)C−200
、450g、 CHCl3中〕カラムによりCHCl3
 −CH3OH (15:1,v/v)を溶離剤として
精製して表題化合物(2.80g、86%収率)を濃赤
色粉末として得た、HPLCにより95%純度。
【0067】MP:  200°−205℃(分解)。 IR  υmax (KBr) cm−1:  340
0, 1730, 1670, 1620, 1440
【0068】
【外5】
【0069】1H NMR (DMSO−d6−D20
)δ:  1.03 & 1.04 (3H, 各d,
 J=6.9 Hz,5’−Me),1.32 (3H
, d, J=7.3 Hz, 17−Me), 2.
26 & 2.27 (3H,各s, 3−Me), 
3.08 & 3.13(3H,各 s, 4’−NM
e), 3.66 (3H, s, COOMe), 
3.73 (1H, m, 5’−H), 3.93 
(3H, s,11−OMe), 4.44 (1H,
 q, 17−H), 4.50 (1H, d, J
5.6 = 10.9 Hz,5−H), 4.61 
(1H, d, J1’,2’ = 7.6 Hz, 
1’−H), [5.00 & 5.12 (1H, 
ABq, J = 12.9 Hz) 及び5.10 
(1H, s), −CHPh], 6.88 (1H
, brs, 10−H), 7.04 (1H, s
, 4−H), 7.25 (1H,brs, 12−
H), ca. 7.4 (5H, m, Ph), 
7.98 (1H, s, 7−H).FAB(+)−
MS(m/z):857(M+H),879(M+Na
). D  プラジマイシンLの製造 4′−N−ベンジルオキシカルボニルプラジマイシンB
メチルエステル(1.03g、1.2ミリモル)、シア
ン化第二水銀(2.43g、9.2ミリモル)、臭化第
二水銀(1.08g、3ミリモル)及びモレキュラーシ
ーブ3A(12g)の乾燥1,2−ジクロロエタン(2
40ml )中のかくはん懸濁液にテトラ−O−アセチ
ル−α−D−グルコピラノシルブロミド(1.48g、
3ミリモル)を加え、混合物をかくはん下に90℃(浴
温)で加熱した。15、21及び84時間後に、シアン
化第二水銀(2.43g)、臭化第二水銀(1.08g
)及びテトラ−O−アセチルグルコシルブロミド(2、
1.48g)のセットを加え、混合物を合計103時間
加熱した。不溶物を濾過し、クロロホルムで洗浄し、濾
液を合わせて10% NaHCO3 水溶液、水及びブ
ラインで洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、真空で蒸発
させた。残留油状物質(5.97g)をシリカゲル(ワ
コゲルC−200,100g、トルエン中)カラム上で
溶離剤としてトルエン、トルエン−酢酸エチル(2:1
)及びクロロホルム−メタノール(10:1)を用いて
クロマトグラフを行なった。クロロホルム−メタノール
溶出液を合わせて蒸発させた。残留物(2.70g)を
シリカゲル(ワコゲルC−200,100g、CHCl
3 中)のカラムによりクロロホルム−メタノール(1
00:1、50:1、25:1及び10:1)で溶離し
て分離し、結合生成物の2画分、画分A (tlc, 
CHCl3: MeOH=25:1でFf 0.35;
濃赤色粉末、283mg)及び画分B (Ff 0.5
2、橙色粉末、2.03g)を得た。
【0070】画分A (270mg)のメタノール(2
7ml )中の溶液に1N−NaOH(6ml)を加え
、混合物を室温で1時間かくはんした。混合物を1N−
HCl で pH6.5 に調整し、水(100ml 
)で希釈し、蒸発させて有機溶媒を除去した。水溶液を
ダイヤイオンHP−20(50ml )のカラム上にの
せ、カラムを水で洗浄し、40%アセトニトリル水溶液
で溶離し、4′−N−CBZ−プラジマイシンLを含む
粗画分(224mg)を得、それをさらに逆相カラム(
ウオーターズ、μボンダパクC18、55〜105μ、
400ml )により精製し、45%アセトニトリル水
溶液(1N−HCl で pH3.5に調整)で溶離し
て半純4′−N−CBZ−プラジマイシンL(57mg
)を得た、HPLCによる純度75%〔保持時間9.4
分;A/B=40/60〕。得られた4′−N−CBZ
−プラジマイシンLの混合物(50mg)及び10%P
d−C(20mg)のメタノール(20ml )及び水
(4ml )中の混合物を2時間水素化した。触媒を除
去し、濾液を蒸発させ、残留物を逆相カラム(ウオータ
ーズ、μボンダパクC18、80ml )で、20〜2
5%アセトニトリル水溶液(1N−HClで pH3.
5に調整)を溶離剤として精製し、プラジマイシンL(
12mg、収率1.1%、HPLCによる純度85%)
を濃赤色粉末として得た。
【0071】MP:  155℃(分解)。 IR  υmax (KBr)   cm−1   1
720,1600, 1510.
【0072】
【外6】
【0073】1H NMR (DMSO−d6)  δ
:  1.28  (3H, d, J=6.8 Hz
, 5’−CH3),  1.33  (3d, J=
7.7 Hz, 17−CH3), 2.31 (3H
, s, 3−CH3), 2.72 (3H, br
s, 4’−NCH3), 3.96(3H, s, 
11−OCH3), 4.40 (H,   五重線、
J = 7.3 Hz, 17−H),4.48 (1
H, d, J= 7.3 Hz, 1”−H), 4
.61 (2H, brs, 5−H 及び6−H),
 4.80 (1H, brd, 1’−H), 6.
96(1H, d, J = 2.6 Hz, 10−
H), 7.11 (1H, s, OH), 7.1
4 (1H,s, 4−H), 7.31 (1H, 
d, J = 2.6 Hz, 12−H), 7.3
6 (1H, s, OH), 8.05 (1H, 
s, 7−H).FAB(+)−MS(m/z):87
3(M+3H).実施例16 N−イソプロピルプラジマイシンFL〔II,R1 =
CH2 OH,R2 =CH(CH3 )2〕の製造実
施例9の一般操作に従い、アセトンをホルムアルデヒド
の代わりに用いると表題化合物が得られる。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式 【化1】 (式中、R1 はメチル又はヒドロキシメチルであり、
    生じたアミノ酸残基はD−配置を有し、R2 は水素又
    はC1 〜C5 アルキルである)を有する化合物又は
    その薬学的に許容できる塩。
  2. 【請求項2】  R2 が水素である、請求項1に記載
    の化合物。
  3. 【請求項3】  R2 がC1 〜C5 アルキルであ
    る、請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】  R2 がメチルである、請求項1に記
    載の化合物。
  5. 【請求項5】  R1 がメチルである、請求項1に記
    載の化合物。
  6. 【請求項6】  R1 がヒドロキシメチルである、請
    求項1に記載の化合物。
  7. 【請求項7】  R2 が水素である、請求項5に記載
    の化合物。
  8. 【請求項8】  R2 がメチルである、請求項5に記
    載の化合物。
  9. 【請求項9】  R2 が水素である、請求項6に記載
    の化合物。
  10. 【請求項10】  R2 がメチルである、請求項6に
    記載の化合物。
  11. 【請求項11】  プラジマイシンA、B、C、D、E
    及びLを含む抗生物質複合物を製造する方法であって、
    前記抗生物質複合物を生成できるアクチノマズラ・ベル
    コソスポラ亜種ネオヒビスカ(Actinomadur
    a verrucosospora subsp. n
    eohibisca)の株を炭素及び窒素の資化性源を
    含む培地中、で深部通気条件下に培養する段階及び前記
    抗生物質複合物を培地から回収する段階を含む方法。
  12. 【請求項12】  抗生物質産生株がアクチノマズラ・
    ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカ(Actinomad
    ura verrucosospora subsp.
     neohibisca)R103−3株、ATCC 
     No. 53930、及びA10019株、ATCC
    No. 55091、から選ばれる、請求項11に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】  プラジマイシンA、B、C、D、E
    及びLからなる群から選ばれる抗生物質を製造する方法
    であって、前記抗生物質を含む抗生物質複合物を生成で
    きるアクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカ
    (Actinomaduraverrucosospo
    ra subsp. neohibisca)の株を、
    炭素及び窒素の資化性源を含む培地中で深部通気条件下
    に培養する段階、前記抗生物質複合物を培地から回収す
    る段階及び所望抗生物質を前記複合物から分離する段階
    を含む方法。
  14. 【請求項14】  抗生物質産生株がアクチノマズラ・
    ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカ(Actinomad
    ura verrucosospora subsp.
     neohibisca)R103−3株、ATCCN
    o. 53930、及びA10019株、ATCCNo
    . 55091、から選ばれる、請求項13に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】  プラジマイシンFA−1、FA−2
    及びFLを含む抗生物質複合物を製造する方法であって
    、前記抗生物質複合物を生成できるアクチノマズラ・ベ
    ルコソスポラ亜種ネオヒビスカ(Actinomadu
    ra verrucosospora subsp.n
    eohibisca)の株を、D−セリン、炭素及び窒
    素の資化性源を含む培地中で深部通気条件下に培養する
    段階、及び前記抗生物質複合物を培地から回収する段階
    を含む方法。
  16. 【請求項16】  抗生物質産生株がアクチノマズラ・
    ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカ(Actinomad
    ura verrucosospora subsp.
     neohibisca)R−103−3株、ATCC
    No. 53930である、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】  プラジマイシンFA−1、FA−2
    及びFLからなる群から選ばれる抗生物質を製造する方
    法であって、前記抗生物質を含む抗生物質複合物を生成
    できるアクチノマズラ・ベルコソスポラ亜種ネオヒビス
    カ(Actinomadura verrucosos
    pora subsp. neohibisca)の株
    を、D−セリン、炭素及び窒素の資化性源を含む培地中
    で深部通気条件下に培養する段階、前記抗生物質複合物
    を培地から回収する段階、及び所望抗生物質を前記複合
    物から分離する段階を含む方法。
  18. 【請求項18】  抗生物質産生株がアクチノマズラ・
    ベルコソスポラ亜種ネオヒビスカ(Actinomad
    ura verrucosospora subsp.
     neohibisca)R−103−3株、ATCC
    No. 53930、である、請求項17に記載の方法
  19. 【請求項19】  抗生物質がプラジマイシンFA−1
    である、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】  抗生物質がプラジマイシンFLであ
    る、請求項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】  アクチノマズラ・ベルコソスポラ亜
    種ネオヒビスカ(Actinomadura verr
    ucosospora subsp. neohibi
    sca)R103−3株、ATCCNo. 53930
    、の生物学的に純粋な菌株。
  22. 【請求項22】  アクチノマズラ・ベルコソスポラ亜
    種ネオヒビスカ(Actinomadura verr
    ucosospora subsp. neohibi
    sca)A10019株、ATCCNo. 55091
    、の生物学的に純粋な菌株。
  23. 【請求項23】  請求項1に記載の化合物の抗真菌有
    効量を動物に投与することを含む、動物中の真菌感染を
    治療する方法。
  24. 【請求項24】  請求項1に記載の化合物及び薬学的
    に許容できる賦形剤を含む薬学的組成物。
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