JPH04316744A - バランサの軸受構造 - Google Patents
バランサの軸受構造Info
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- JPH04316744A JPH04316744A JP8423391A JP8423391A JPH04316744A JP H04316744 A JPH04316744 A JP H04316744A JP 8423391 A JP8423391 A JP 8423391A JP 8423391 A JP8423391 A JP 8423391A JP H04316744 A JPH04316744 A JP H04316744A
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- Japan
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- bearing
- fixed shaft
- mass
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- balancer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの振動を減衰
するために用いられるバランサの軸受構造に関するもの
である。
するために用いられるバランサの軸受構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンのピストン、コンロッド
等による慣性力や慣性偶力を消去して同エンジンの振動
を減衰させるバランサとして、例えばUSP36673
17号公報に開示されたものがある。このバランサ装置
は、図8で示すように、ハウジング31に回転不能に設
けられた固定軸32と、前記固定軸32の外周に遊嵌さ
れたアンバランスマス34と、これらの固定軸32とア
ンバランスマス34の支持孔33との間に介在された軸
受35とを備えている。この軸受35は支持孔33に固
定されており、同軸受35及びアンバランスマス34が
固定軸32に対し一体回転可能に支持されている。そし
て、クランクシャフト36の回転をギヤ37,38を介
して前記アンバランスマス34に伝達して回転させるこ
とにより、エンジンの振動を減衰させるようにしている
。
等による慣性力や慣性偶力を消去して同エンジンの振動
を減衰させるバランサとして、例えばUSP36673
17号公報に開示されたものがある。このバランサ装置
は、図8で示すように、ハウジング31に回転不能に設
けられた固定軸32と、前記固定軸32の外周に遊嵌さ
れたアンバランスマス34と、これらの固定軸32とア
ンバランスマス34の支持孔33との間に介在された軸
受35とを備えている。この軸受35は支持孔33に固
定されており、同軸受35及びアンバランスマス34が
固定軸32に対し一体回転可能に支持されている。そし
て、クランクシャフト36の回転をギヤ37,38を介
して前記アンバランスマス34に伝達して回転させるこ
とにより、エンジンの振動を減衰させるようにしている
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
バランサにおいて軸受35として巻き軸受を用いた場合
、次のような問題が起こる。ここで巻き軸受とは板状素
材を巻回し、その両端縁を当接させて形成した円筒状の
軸受であり、この当接部分が合わせ目となっている。 このように、巻き軸受は無端状ではなく合わせ目がある
ため、前記アンバランスマス34の支持孔33に対する
巻き軸受の装着の仕方によっては、合わせ目部分との接
触によって固定軸32を傷めるおそれがあった。
バランサにおいて軸受35として巻き軸受を用いた場合
、次のような問題が起こる。ここで巻き軸受とは板状素
材を巻回し、その両端縁を当接させて形成した円筒状の
軸受であり、この当接部分が合わせ目となっている。 このように、巻き軸受は無端状ではなく合わせ目がある
ため、前記アンバランスマス34の支持孔33に対する
巻き軸受の装着の仕方によっては、合わせ目部分との接
触によって固定軸32を傷めるおそれがあった。
【0004】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は合わせ目部分で固定軸が傷められ
るのを防止し、同固定軸の耐久性の向上を図ることが可
能なバランサの軸受構造を提供することにある。
のであり、その目的は合わせ目部分で固定軸が傷められ
るのを防止し、同固定軸の耐久性の向上を図ることが可
能なバランサの軸受構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、固定軸と、前記固定軸の外周に遊嵌され、
同固定軸を中心とする偏心位置にマス部が形成された振
動減衰用アンバランスマスと、前記固定軸とアンバラン
スマスの支持孔との間に介在された軸受とを備え、前記
軸受及びアンバランスマスを固定軸に対し一体回転可能
に支持したバランサの軸受構造において、板状素材を円
筒状に巻回した巻き軸受にて前記軸受を構成するととも
に、前記板状素材の両端縁を対向させてなる巻き軸受の
合わせ目を、前記アンバランスマスにおける支持孔のマ
ス部側に配置している。
に本発明は、固定軸と、前記固定軸の外周に遊嵌され、
同固定軸を中心とする偏心位置にマス部が形成された振
動減衰用アンバランスマスと、前記固定軸とアンバラン
スマスの支持孔との間に介在された軸受とを備え、前記
軸受及びアンバランスマスを固定軸に対し一体回転可能
に支持したバランサの軸受構造において、板状素材を円
筒状に巻回した巻き軸受にて前記軸受を構成するととも
に、前記板状素材の両端縁を対向させてなる巻き軸受の
合わせ目を、前記アンバランスマスにおける支持孔のマ
ス部側に配置している。
【0006】
【作用】固定軸の外周に遊嵌されたアンバランスマスが
同固定軸を中心として回転すると、そのアンバランスマ
スのマス部の遠心力により軸受にはマス部側へ向かう荷
重が作用する。この荷重は、軸受と固定軸との間隙を、
マス部側においては広くさせ、反マス部側においては狭
くさせるように作用する。本発明ではこの軸受として合
わせ目を有する巻き軸受が用いられているが、その合わ
せ目部分が支持孔のマス部側に位置しているため、前記
荷重により合わせ目部分が固定軸を押圧することがない
。
同固定軸を中心として回転すると、そのアンバランスマ
スのマス部の遠心力により軸受にはマス部側へ向かう荷
重が作用する。この荷重は、軸受と固定軸との間隙を、
マス部側においては広くさせ、反マス部側においては狭
くさせるように作用する。本発明ではこの軸受として合
わせ目を有する巻き軸受が用いられているが、その合わ
せ目部分が支持孔のマス部側に位置しているため、前記
荷重により合わせ目部分が固定軸を押圧することがない
。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に従って説明する。図2はエンジンのクランクシャ
フト(図示しない)の下方に配設されたバランサ1の正
面図、図3は同じくバランサ1の平面図である。このバ
ランサ1は、ハウジング2と、第1及び第2の固定軸3
,4と、第1及び第2のアンバランスマス5,6とを備
えている。ハウジング2は前後一対の支持片7,8を備
えた略四角枠状をなし、両支持片7,8間に第1及び第
2の固定軸3,4が架設されている。すなわち、前記支
持片7,8には孔7a,8aが透設されており、これら
の孔7a,8aに第1及び第2の固定軸3,4の両端部
が圧入固定されている。これにより、第1及び第2の固
定軸3,4はハウジング2に対し回転不能となっている
。
図6に従って説明する。図2はエンジンのクランクシャ
フト(図示しない)の下方に配設されたバランサ1の正
面図、図3は同じくバランサ1の平面図である。このバ
ランサ1は、ハウジング2と、第1及び第2の固定軸3
,4と、第1及び第2のアンバランスマス5,6とを備
えている。ハウジング2は前後一対の支持片7,8を備
えた略四角枠状をなし、両支持片7,8間に第1及び第
2の固定軸3,4が架設されている。すなわち、前記支
持片7,8には孔7a,8aが透設されており、これら
の孔7a,8aに第1及び第2の固定軸3,4の両端部
が圧入固定されている。これにより、第1及び第2の固
定軸3,4はハウジング2に対し回転不能となっている
。
【0008】前記第1の固定軸3の外周には、第1のア
ンバランスマス5が設けられている。第1のアンバラン
スマス5は、図1及び図3に示すように、支持孔9を有
する軸受部5aと、同軸受部5aの外周に形成された半
円柱状のマス部5bとから構成されている。従って、こ
のマス部5bは前記第1の固定軸3に対し偏心している
。軸受部5a内には円筒状の軸受14が固定されており
、同軸受14及び第1のアンバランスマス5が第1の固
定軸3に一体回転可能に支持されている。同様にして、
前記第2の固定軸4の外周には、支持孔10を有する軸
受部とマス部6bとからなる第2のアンバランスマス6
が軸受14により回転可能に支持されている。
ンバランスマス5が設けられている。第1のアンバラン
スマス5は、図1及び図3に示すように、支持孔9を有
する軸受部5aと、同軸受部5aの外周に形成された半
円柱状のマス部5bとから構成されている。従って、こ
のマス部5bは前記第1の固定軸3に対し偏心している
。軸受部5a内には円筒状の軸受14が固定されており
、同軸受14及び第1のアンバランスマス5が第1の固
定軸3に一体回転可能に支持されている。同様にして、
前記第2の固定軸4の外周には、支持孔10を有する軸
受部とマス部6bとからなる第2のアンバランスマス6
が軸受14により回転可能に支持されている。
【0009】前記クランクシャフトの回転を第1及び第
2のアンバランスマス5,6に伝達するために、同クラ
ンクシャフトには、図2において二点鎖線で示すような
はすば歯車よりなる駆動ギヤ11が取付けられている。 また、第1のアンバランスマス5の後部(図3の上部)
外周に第1の被動ギヤ12が取付けられ、第2のアンバ
ランスマス6の後部外周に第2の被動ギヤ13が取付け
られている。そして、前記駆動ギヤ11に第1の被動ギ
ヤ12が噛合し、同第1の被動ギヤ12に第2の被動ギ
ヤ13が噛合している。
2のアンバランスマス5,6に伝達するために、同クラ
ンクシャフトには、図2において二点鎖線で示すような
はすば歯車よりなる駆動ギヤ11が取付けられている。 また、第1のアンバランスマス5の後部(図3の上部)
外周に第1の被動ギヤ12が取付けられ、第2のアンバ
ランスマス6の後部外周に第2の被動ギヤ13が取付け
られている。そして、前記駆動ギヤ11に第1の被動ギ
ヤ12が噛合し、同第1の被動ギヤ12に第2の被動ギ
ヤ13が噛合している。
【0010】このため、クランクシャフトが回転すると
、その回転は駆動ギヤ11及び第1の被動ギヤ12を介
して第1のアンバランスマス5に伝達される。これによ
り、第1のアンバランスマス5がクランクシャフトの回
転方向とは反対方向へ回転する。また、この第1のアン
バランスマス5の回転は第2の被動ギヤ13を介して第
2のアンバランスマス6に伝達され、同アンバランスマ
ス6が前記第1のアンバランスマス5とは反対方向(ク
ランクシャフトと同一回転方向)へ回転する。そして、
両アンバランスマス5,6の回転により、ピストン、コ
ンロッド等による慣性力や慣性偶力を消去する方向の荷
重が発生し、同荷重がクランクシャフトの振動を低減さ
せるようになっている。
、その回転は駆動ギヤ11及び第1の被動ギヤ12を介
して第1のアンバランスマス5に伝達される。これによ
り、第1のアンバランスマス5がクランクシャフトの回
転方向とは反対方向へ回転する。また、この第1のアン
バランスマス5の回転は第2の被動ギヤ13を介して第
2のアンバランスマス6に伝達され、同アンバランスマ
ス6が前記第1のアンバランスマス5とは反対方向(ク
ランクシャフトと同一回転方向)へ回転する。そして、
両アンバランスマス5,6の回転により、ピストン、コ
ンロッド等による慣性力や慣性偶力を消去する方向の荷
重が発生し、同荷重がクランクシャフトの振動を低減さ
せるようになっている。
【0011】ところで、前記第1及び第2のアンバラン
スマス5,6の各支持孔9,10に装着される軸受14
として、本実施例では円筒状の巻き軸受が用いられてい
る。巻き軸受は、図6に示すような平板状の軸受素材1
5を二点鎖線で示すように巻回し、同軸受素材15の両
端縁15a,15bを対向させて当接させることにより
形成したものである。そして、図1に示すように第1の
アンバランスマス5では、前記両端縁15a,15bの
当接部分である合わせ目16が支持孔9におけるマス部
5b側に位置するように、軸受14が支持孔9に圧入さ
れている。
スマス5,6の各支持孔9,10に装着される軸受14
として、本実施例では円筒状の巻き軸受が用いられてい
る。巻き軸受は、図6に示すような平板状の軸受素材1
5を二点鎖線で示すように巻回し、同軸受素材15の両
端縁15a,15bを対向させて当接させることにより
形成したものである。そして、図1に示すように第1の
アンバランスマス5では、前記両端縁15a,15bの
当接部分である合わせ目16が支持孔9におけるマス部
5b側に位置するように、軸受14が支持孔9に圧入さ
れている。
【0012】さらに、前記軸受14の内周面となる軸受
素材15の一方の面(図6における上面)の両端部が斜
めに面取りされている。このため、前記第1のアンバラ
ンスマス5を第1の固定軸3外周に遊嵌した状態におい
ては、軸受14の合わせ目16部分と第1の固定軸3外
周との間には、図4及び図5に示すように、第1の固定
軸3の軸線Lと平行して延びる断面略三角形状の間隙G
が生ずる。この間隙Gはオイル溜めとして機能する。な
お、第2のアンバランスマス6においても前記と同様に
、合わせ目16が支持孔10におけるマス部6b側に位
置するように、軸受14が支持孔10に圧入されている
。
素材15の一方の面(図6における上面)の両端部が斜
めに面取りされている。このため、前記第1のアンバラ
ンスマス5を第1の固定軸3外周に遊嵌した状態におい
ては、軸受14の合わせ目16部分と第1の固定軸3外
周との間には、図4及び図5に示すように、第1の固定
軸3の軸線Lと平行して延びる断面略三角形状の間隙G
が生ずる。この間隙Gはオイル溜めとして機能する。な
お、第2のアンバランスマス6においても前記と同様に
、合わせ目16が支持孔10におけるマス部6b側に位
置するように、軸受14が支持孔10に圧入されている
。
【0013】前記間隙Gにエンジンオイルの一部を供給
し、第1の固定軸3と軸受14との摺接部分に油膜を形
成させるために、同固定軸3の外周には環状溝17が形
成されている。また、第1の固定軸3内には軸線L方向
へ延びるオイル通路18、同オイル通路18と前記環状
溝17とを連通させる連通路19等が形成されている。 そして、ハウジング2に導かれたエンジンオイルが前記
オイル通路18、連通路19、環状溝17等を通って間
隙Gへ供給される。なお、図示はしないが第2の固定軸
4に関しても前記と同様な環状溝、オイル通路、連通路
等が形成されている。
し、第1の固定軸3と軸受14との摺接部分に油膜を形
成させるために、同固定軸3の外周には環状溝17が形
成されている。また、第1の固定軸3内には軸線L方向
へ延びるオイル通路18、同オイル通路18と前記環状
溝17とを連通させる連通路19等が形成されている。 そして、ハウジング2に導かれたエンジンオイルが前記
オイル通路18、連通路19、環状溝17等を通って間
隙Gへ供給される。なお、図示はしないが第2の固定軸
4に関しても前記と同様な環状溝、オイル通路、連通路
等が形成されている。
【0014】次に、前記のように構成された本実施例の
作用及び効果について説明する。クランクシャフトの回
転にともない、第1及び第2のアンバランスマス5,6
が第1及び第2の固定軸3,4を中心として回転する際
には、各マス部5b,6bが各固定軸3,4に対し偏心
していることから、同マス部5b,6bには図1に矢印
で示すような遠心力が作用する。この遠心力により、各
アンバランスマス5,6の軸受部5aにはマス部5b,
6b側へ向かう荷重が作用する。この荷重は、軸受14
と各固定軸3,4との間隙を、マス部5b,6b側(図
1のA部)においては広くさせ、反マス部側(図1のB
部)においては狭くさせるように作用する。このため、
巻き軸受よりなる軸受14を用いたバランサ1において
は、その合わせ目16がB部に位置すると、同合わせ目
16の角部によって固定軸3,4を傷めるおそれがある
のに対し、本実施例では合わせ目16がA部に位置する
ので、同合わせ目16が各固定軸3,4を押圧して傷め
ることがない。これにより、固定軸3,4の耐久性が向
上する。
作用及び効果について説明する。クランクシャフトの回
転にともない、第1及び第2のアンバランスマス5,6
が第1及び第2の固定軸3,4を中心として回転する際
には、各マス部5b,6bが各固定軸3,4に対し偏心
していることから、同マス部5b,6bには図1に矢印
で示すような遠心力が作用する。この遠心力により、各
アンバランスマス5,6の軸受部5aにはマス部5b,
6b側へ向かう荷重が作用する。この荷重は、軸受14
と各固定軸3,4との間隙を、マス部5b,6b側(図
1のA部)においては広くさせ、反マス部側(図1のB
部)においては狭くさせるように作用する。このため、
巻き軸受よりなる軸受14を用いたバランサ1において
は、その合わせ目16がB部に位置すると、同合わせ目
16の角部によって固定軸3,4を傷めるおそれがある
のに対し、本実施例では合わせ目16がA部に位置する
ので、同合わせ目16が各固定軸3,4を押圧して傷め
ることがない。これにより、固定軸3,4の耐久性が向
上する。
【0015】さらに、本実施例では第1及び第2の固定
軸3,4の外周に環状溝17を形成するとともに、合わ
せ目16部分と前記固定軸3,4外周との間にオイル溜
め用の間隙Gを形成したので、同固定軸3,4と軸受1
4との間に常にエンジンオイルを供給して確実に油膜を
形成することができる。さらに、スラスト部にもエンジ
ンオイルを供給できる。これにより油膜切れに基づく軸
受14での焼き付きを防止できる。
軸3,4の外周に環状溝17を形成するとともに、合わ
せ目16部分と前記固定軸3,4外周との間にオイル溜
め用の間隙Gを形成したので、同固定軸3,4と軸受1
4との間に常にエンジンオイルを供給して確実に油膜を
形成することができる。さらに、スラスト部にもエンジ
ンオイルを供給できる。これにより油膜切れに基づく軸
受14での焼き付きを防止できる。
【0016】また、十分な油膜を確保できることから、
第1及び第2の固定軸3,4の径を小さくして第1及び
第2のアンバランスマス5,6の軽量化を図ることがで
きる。つまり、軸受14での油膜切れを防止する手段と
しては、固定軸の径を大きくして同固定軸と軸受との間
の面圧を下げることが一般的であるが、本実施例では前
記のように油膜切れを防止できるので、各固定軸3,4
の径を小さくしてアンバランス量の増加、アンバランス
マス5,6の軽量化、フリクションの減少等を図ること
が可能となる。
第1及び第2の固定軸3,4の径を小さくして第1及び
第2のアンバランスマス5,6の軽量化を図ることがで
きる。つまり、軸受14での油膜切れを防止する手段と
しては、固定軸の径を大きくして同固定軸と軸受との間
の面圧を下げることが一般的であるが、本実施例では前
記のように油膜切れを防止できるので、各固定軸3,4
の径を小さくしてアンバランス量の増加、アンバランス
マス5,6の軽量化、フリクションの減少等を図ること
が可能となる。
【0017】また、万が一、第1及び第2のアンバラン
スマス5,6の回転に基づく摩擦により、軸受14の合
わせ目16に隙間ができこれが段差となった場合にも、
合わせ目16部分が面取りされているため、同部分で第
1及び第2の固定軸3,4を傷めることがない。このた
め、合わせ目16をクリンチ形状(凹凸関係で嵌合する
形状)等にして接合させる必要がない。
スマス5,6の回転に基づく摩擦により、軸受14の合
わせ目16に隙間ができこれが段差となった場合にも、
合わせ目16部分が面取りされているため、同部分で第
1及び第2の固定軸3,4を傷めることがない。このた
め、合わせ目16をクリンチ形状(凹凸関係で嵌合する
形状)等にして接合させる必要がない。
【0018】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)前記実施例では、間隙Gにエンジンオイルを供給
するために第1及び第2の固定軸3,4外周に環状溝1
7を形成したが、この環状溝17に代えて、図7に示す
ように軸受素材15の一方の面に長手方向へ延びる溝2
0を形成してもよい。 (2)支持孔9,10における軸受14の合わせ目16
の位置としては図1のA部が最適であるが、この位置か
ら若干ずれていてもよい。 (3)前記実施例では、オイル溜め用の間隙Gを断面略
三角形状に形成したが、これを断面台形状、断面四角形
状、断面楕円形状等の形状に適宜変更してもよい。また
、前記間隙Gを省略してもよい。 (4)巻き軸受の合わせ目16は軸線Lと平行でなくて
もよい。 (5)本発明は、1つのアンバランスマス又は3つ以上
のアンバランスマスを用いたバランサにも適用すること
ができる。
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)前記実施例では、間隙Gにエンジンオイルを供給
するために第1及び第2の固定軸3,4外周に環状溝1
7を形成したが、この環状溝17に代えて、図7に示す
ように軸受素材15の一方の面に長手方向へ延びる溝2
0を形成してもよい。 (2)支持孔9,10における軸受14の合わせ目16
の位置としては図1のA部が最適であるが、この位置か
ら若干ずれていてもよい。 (3)前記実施例では、オイル溜め用の間隙Gを断面略
三角形状に形成したが、これを断面台形状、断面四角形
状、断面楕円形状等の形状に適宜変更してもよい。また
、前記間隙Gを省略してもよい。 (4)巻き軸受の合わせ目16は軸線Lと平行でなくて
もよい。 (5)本発明は、1つのアンバランスマス又は3つ以上
のアンバランスマスを用いたバランサにも適用すること
ができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ア
ンバランスマスと固定軸との間に介在される軸受として
巻き軸受を用い、その巻き軸受の合わせ目を、アンバラ
ンスマスにおける支持孔のマス部側に配置したので、同
合わせ目部分により固定軸が傷められるのを防止し、固
定軸の耐久性の向上を図ることができるという優れた効
果を奏する。
ンバランスマスと固定軸との間に介在される軸受として
巻き軸受を用い、その巻き軸受の合わせ目を、アンバラ
ンスマスにおける支持孔のマス部側に配置したので、同
合わせ目部分により固定軸が傷められるのを防止し、固
定軸の耐久性の向上を図ることができるという優れた効
果を奏する。
【図1】本発明を具体化した一実施例における第1のア
ンバランスマスの正面図である。
ンバランスマスの正面図である。
【図2】一実施例におけるバランサの正面図である。
【図3】一実施例におけるバランサの平面図である。
【図4】図1のA部を拡大して示す図である。
【図5】一実施例における第1の固定軸の側断面図であ
る。
る。
【図6】一実施例における巻き軸受を展開した状態の斜
視図である。
視図である。
【図7】溝を設けた別例の巻き軸受を展開した状態の斜
視図である。
視図である。
【図8】従来のバランサの断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定軸と、前記固定軸の外周に遊嵌さ
れ、同固定軸を中心とする偏心位置にマス部が形成され
た振動減衰用アンバランスマスと、前記固定軸とアンバ
ランスマスの支持孔との間に介在された軸受とを備え、
前記軸受及びアンバランスマスを固定軸に対し一体回転
可能に支持したバランサの軸受構造において、板状素材
を円筒状に巻回した巻き軸受にて前記軸受を構成すると
ともに、前記板状素材の両端縁を対向させてなる巻き軸
受の合わせ目を、前記アンバランスマスにおける支持孔
のマス部側に配置したことを特徴とするバランサの軸受
構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8423391A JP2900630B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | バランサの軸受構造 |
| US08/083,833 US5305656A (en) | 1990-12-21 | 1993-06-25 | Balancer apparatus for engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8423391A JP2900630B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | バランサの軸受構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04316744A true JPH04316744A (ja) | 1992-11-09 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014079536A1 (de) * | 2012-11-24 | 2014-05-30 | Deutz Aktiengesellschaft | Massenausgleichsgetriebe |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP8423391A patent/JP2900630B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| WO2014079536A1 (de) * | 2012-11-24 | 2014-05-30 | Deutz Aktiengesellschaft | Massenausgleichsgetriebe |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2900630B2 (ja) | 1999-06-02 |
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