JPH04316920A - 電池ライタ− - Google Patents

電池ライタ−

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Publication number
JPH04316920A
JPH04316920A JP10832991A JP10832991A JPH04316920A JP H04316920 A JPH04316920 A JP H04316920A JP 10832991 A JP10832991 A JP 10832991A JP 10832991 A JP10832991 A JP 10832991A JP H04316920 A JPH04316920 A JP H04316920A
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JP
Japan
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electric heater
core material
heater
battery
cigarette
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Application number
JP10832991A
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English (en)
Inventor
Akinobu Fujiwara
昭信 藤原
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YUUKA SANGYO KK
Original Assignee
YUUKA SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電熱ヒ−タによりタバ
コ等への着火を行なう電池ライタ−に係り、特に消費電
力が少なく長寿命の電池ライタ−に関する。
【0002】
【従来の技術】電池,特に乾電池を用いて電池ライタ−
を作るという考えは古くからあり、1860年ごろすで
に電池ライタ−と呼ばれるものが作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】当時は、電池もフラス
コ型の重クロム酸電池を主とし、電気火花を生じさせて
点火する方式のもので、大型であるため、現在のライタ
−のように携帯することはできなかった。
【0004】その後電池ライタ−は、乾電池が普及する
につれ、ニクロム線や白金線に通電して赤熱させ、その
発生熱でタバコに着火する方式のものが何回か製品化さ
れている。
【0005】ところが、この種の電池ライタ−は、消費
電力が多過ぎて電池がすぐ消耗してしまうこと、タバコ
に着火するのが遅い(炎に比べて3〜5倍)こと、およ
びニクロム線や白金線がタバコと接触するので壊れ易い
こと等の理由により、ほとんど失敗し、普及するまでに
は到っていない。
【0006】すなわち、タバコに、ガスライタ−と同じ
スピ−ドで、電池ライタ−によって着火しようとすれば
、例えば電圧3Vの場合には1〜3Aの電流を要し、そ
の時の消費電力は3〜9Wに達する。したがつて、携帯
できる大きさの乾電池でこれを実現するのは、理論的に
も実験結果からも不可能である(単三型マンガン乾電池
JIS  LR6を用いても、1A以上の電流は電圧降
下が大きく、乾電池としての利用率が大幅に減少する)
【0007】また、3〜9Wの電力でタバコに着火すれ
ば、炎の同じ程度の点火スピ−ドとなるが、前述のよう
に実際は、3W以下で設計せざるを得ないので、着火ス
ピ−ドが遅くなる。
【0008】また、消費電力を下げるためには、電熱ヒ
−タとなるニクロム線や白金線を、直径30〜100μ
m程度に細くしなければならないが、この程度では、赤
熱状態でタバコが接触すると、容易に変形し、やがて断
線してしまう。
【0009】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、少ない消費電力で容易に点火することができ、また
赤熱状態の電熱ヒ−タにタバコ等が接触しても、電熱ヒ
−タの変形,断線を防止して長寿命化を図ることができ
る電池ライタ−を提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、電気ヒ−タの温度を
下げて、電熱ヒ−タの長寿命化を図ることができる電池
ライタ−を提供するにある。
【0011】本発明の他の目的は、電熱ヒ−タの強度を
向上させて、電熱ヒ−タの長寿命化を図ることができる
電池ライタ−を提供するにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、電熱ヒ−タ部
分をユニット化して取扱い性を向上させることができる
電池ライタ−を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する手段として、曲げ強度が3000Kg/cm2以
上のセラミック製の筒状をなす芯材の外面に、Pt,P
t−Rh合金またはZrを含有するPt−Rh合金製の
細線を電熱ヒ−タとして配置し、この電熱ヒ−タの発生
熱の一部を、前記芯材に保持させるようにしたことを特
徴とする。
【0014】そして、本発明においては、セラミックス
製の芯材に代えて、引張強度が200Kg/mm2 以
上の耐熱繊維を、束ねたり編んで形成される耐熱繊維製
の芯材を用いることもできる。
【0015】また、本発明においては、少なくとも芯材
の外面に、燃焼触媒を付着させるようにすることが好ま
しく、また、芯材および電熱ヒ−タの外面に、セラミッ
クスをコ−ティングして芯材と電熱ヒ−タとを一体化し
、その外面に燃焼触媒を付着させるようにすることが、
さらに好ましい。
【0016】さらに、本発明においては、芯材の両端部
を、電熱ヒ−タに接続される通電端子兼用の一対の取付
金具に固定し、これら両取付金具を、基板上に固定して
ユニット化することが好ましい。
【0017】
【作用】本発明に係る電池ライタ−においては、触媒能
を有するPt,Pt−Rh合金またはZrを含有するP
t−Rh合金製の細線が電熱ヒ−タとして用いられる。 このため、少ない電力でもタバコ等に着火することが可
能となる。
【0018】また、この電熱ヒ−タは、セラミツクス製
の芯材あるいは耐熱繊維製の芯材の外面に配置される。 このため、消費電力を下げる必要からヒ−タを細くして
も、芯材による補強効果により、電熱ヒ−タの変形,断
線を防止することが可能となる。また、電熱ヒ−タの発
生熱の一部は、芯材に保持されるので、タバコが電熱ヒ
−タに接触した際の電熱ヒ−タの温度降下を抑制でき、
タバコへの着火をより容易なものとすることが可能とな
る。
【0019】また、本発明において、少なくとも芯材の
外面に、燃焼触媒を付着させることにより、燃焼触媒の
高活性度によって低温でも容易にタバコに着火すること
ができ、電熱ヒ−タの温度を下げて長寿命化を図ること
が可能となる。
【0020】また、本発明において、芯材および電熱ヒ
−タの外面に、セラミックスをコ−ティングして芯材と
電熱ヒ−タとを一体化し、その外面に燃焼触媒を付着さ
せるようにすることにより、電熱ヒ−タの強度を向上さ
せることができるとともに、タバコから発生する還元性
の一酸化炭素や炭化水素から電熱ヒ−タを保護すること
ができ、電熱ヒ−タをより長寿命なものとすることが可
能となる。
【0021】さらに、本発明において、芯材の両端部を
、電熱ヒ−タに接続される通電端子兼用の一対の取付金
具に固定し、これら両取付金具を、基板上に固定してユ
ニット化することにより、ユニットの構造を簡素化でき
るとともに、取扱いが容易なものとなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。図
1は、本発明の第1実施例に係る電池ライタ−の触媒ヒ
−タを示すもので、図中、符号1は電熱ヒ−タであり、
この電熱ヒ−タ1は、Pt,Pt−Rh合金あるいはZ
rを含有するPt−Rh合金製の直径30〜100μm
の細線で形成され、円筒状をなす芯材2の外面に、コイ
ル状に巻設されている。
【0023】前記芯材2は、曲げ強度が3000Kg/
cm2 以上の高密度アルミナ,ジルコニアまたは部分
安定化ジルコニア等のセラミックスを用い、直径0.4
mm,内径0.2mm,長さ10mmの円筒状に形成さ
れており、この芯材2は、前記電熱ヒ−タ1の機械的強
度を向上させる補強材として機能するとともに、電熱ヒ
−タ1の発生熱の一部を保持する蓄熱材として機能する
ようになっている。
【0024】前記電熱ヒ−タ1および芯材2の外面には
、図2に示すように、セラミックスおよび触媒層3が設
けられ、電熱ヒ−タ1と芯材2とが一体化されるととも
に、タバコから発生する還元性の一酸化炭素や炭化水素
から電熱ヒ−タ1を保護できるようになっている。
【0025】このセラミックスおよび触媒層3は、アル
ミナを主成分とするコ−ジライトセラミックスあるいは
活性アルミナを、電熱ヒ−タ1および芯材2の外面に5
0〜100μm塗布してから焼成し、その外面に、プラ
ットフォ−ミング用白金触媒や自動車排ガス浄化触媒(
触媒コンバ−タ)と同様の方法で製造したPt系触媒を
担持させて形成されており、このセラミックスおよび触
媒層3により、タバコの着火に必要な電熱ヒ−タ1の温
度(通常は700〜800℃)を、300〜600℃程
度まで下げることができるようになっている。
【0026】以上の構成を有する触媒ヒ−タは、図1に
示すように、一対の取付金具4a,4bにそれぞれ設け
た受皿5a,5b上に両端部が載置されており、この触
媒ヒ−タは、図2に示す両端の各ヒ−タ端末1a,1b
を各受皿5a,5bに接続した状態で、受皿5a,5b
上に固定されている。
【0027】前記取付金具4a,4bおよび受皿5a,
5bは、ステンレス鋼,ニッケルクロム合金鋼等の耐熱
金属で一体に成形されており、各取付金具4a,4bの
下端部には、図1に示すように、固定脚6a,6bが例
えば3本ずつ突設されている。
【0028】前記各受皿5a,5bは、図3に示すよう
に芯材2の下半部を覆う樋形、あるいは図4に示すよう
に芯材2が完全に埋まる樋形をなしており、前記各ヒ−
タ端末1a,1bは、各受皿5a,5bの底部にスポッ
ト溶接等で固定されるとともに、電熱ヒ−タ1および芯
材2は、セラミックス接着剤7により各受皿5a,5b
に固定されるようになっている。そして、この状態にお
いて、前記両取付金具4a,4bは、図1に示すように
電気的に絶縁された状態となっている。
【0029】これら両取付金具4a,4bは、図5に示
すように、前記各固定脚6a,6bを、溶接,圧入ある
いは半田付け等によりプリント配線基板8に取付けるこ
とにより、プリント配線基板8と一体化され、全体とし
てヒ−タユニット9を構成している。そして、前記電熱
ヒ−タ1への給電は、3本の各固定脚6a,6bのうち
の1本からそれぞれなされるようになっている。すなわ
ち、各取付金具4a,4bは、電熱ヒ−タ1への通電端
子を兼ねている。
【0030】前記プリント配線基板8は、図5に示すよ
うに、陽極金具10を介し一方の電池11の陽極に接続
されているとともに、スイッチ12および陰極金具13
を介し他方の電池11の陰極に接続されており、両電池
11は、通電金具14を介し直列に接続されている。そ
して、ヒ−タユニット9には、スイッチレバ−12aを
操作してスイッチ12を閉成することにより、給電され
るようになっている。
【0031】前記電池11としては、例えばアルカリマ
ンガン電池(JIS  LR6またはLR03)あるい
は充電可能なNi−Cd電池が用いられるようになって
おり、LR6を2本用いた場合には、平均通電電流50
0mAで5秒間使用した条件で、約1500回タバコに
着火でき、またLR03を2本用いた場合には、前記同
様の条件で、約800回タバコに着火できるようになっ
ている。
【0032】図6および図7は、前記ヒ−タユニット9
が組込まれた電池ライタ−の具体例をそれぞれ示すもの
で、図6に示す平型の電池ライタ−は、本体20に設け
たスライドスイッチ21を操作することにより、ヒ−タ
ユニット9のカバ−22が開き、これと同時に図5に示
すスイッチ12が閉成するようになっている。また、図
7に示す縦型の電池ライタ−は、本体30に設けた蓋3
1を開放することにより、スイッチ12が閉成してヒ−
タユニット9に給電されるようになっており、また本体
30下端のスライドカバ−32を、手前にスライドさせ
ることにより、電池11の交換ができるようになってい
る。
【0033】しかして、芯材2の外面に電熱ヒ−タ1を
巻設し、それらの外面に、セラミックスおよび触媒層3
を設けるようにしているので、消費電力を下げるために
電熱ヒ−タ1を細くしても、電熱ヒ−タ1の変形,断線
を防止することができ、電熱ヒ−タ1の長寿命化を図る
ことができる。
【0034】また、電熱ヒ−タ1の発生熱の一部が、芯
材2に保持されるので、電熱ヒ−タ1にタバコを接触さ
せた際に、電熱ヒ−タ1の温度降下を抑制し、タバコの
着火を迅速に行なうことができる。
【0035】また、電熱ヒ−タ1および芯材2の外面に
は、セラミックスおよび触媒層3が配されているので、
電熱ヒ−タ1が芯材2に一体化されて、電熱ヒ−タ1の
機械的強度を向上させることができるとともに、電熱ヒ
−タ1の温度を下げても、充分にタバコに着火でき、省
電力化を図ることができる。また、タバコから発生する
還元性の一酸化炭素や炭化水素による電熱ヒ−タ1の劣
化も防止できる。このため、大幅な電熱ヒ−タ1の長寿
命化が可能となる。
【0036】また、電熱ヒ−タ1および芯材2は、取付
金具4a,4bおよびプリント配線基板8等とともにヒ
−タユニット9を構成しているので、ヒ−タユニット9
単位で取扱うことにより、あらゆる構造の電池ライタ−
に適用でき、取扱いが容易であるとともに、性能を安定
させることができる。
【0037】(実験例)本発明者等は、まずタバコを燃
料と考え、種火として必要なエネルギを実験から求めた
。その結果、3Vで0.1A,すなわち0.3Wの入力
エネルギでも、条件がよければタバコに着火できること
が判った。
【0038】そこで、直径30μmの白金線をコイル状
に巻いて電熱ヒ−タを製作し、この電熱ヒ−タに、0.
3Wの電力を供給して、タバコへの着火実験を行なった
。その結果、この電熱ヒ−タは、タバコが接触した途端
に変形し、何回も使用できるものではなく、加えて通電
から着火までに10〜15秒間も要し、実用的ではない
ことが判った。また、着火までに長時間を要するのは、
小電力のためであることは勿論であるが、電熱ヒ−タの
熱量が小さいので、タバコが接触した瞬間、電熱ヒ−タ
の温度が降下するためであることも判った。
【0039】これらの欠点を解決するためには、ある程
度の電力を供給し、かつ電熱ヒ−タを芯材の外面に巻設
し、タバコを接触させても、電熱ヒ−タが変形しないよ
うにするとともに、電熱ヒ−タの発生熱の一部を芯材に
保持させ、タバコを接触させても、電熱ヒ−タの温度が
下がらないようにすればよいものと予想される。
【0040】芯材の強度は、曲げ強度が3000Kg/
cm2 以上の材料を用いれば、タバコを押し付けても
芯材が壊れることなく、このような素材としては、高密
度アルミナ,ジルコニアあるいは部分安定化ジルコニア
等のセラミックスチュ−ブが考えられる。特に、部分安
定化ジルコニアのチュ−ブは、曲げ強度が10000K
g/cm2 程度もあるので、破壊されるおそれはほと
んどない。
【0041】そこで本発明者等は、直径が0.4mm,
内径が0.2mm,長さが10mmの部分安定化ジルコ
ニアチュ−ブを芯材として製作し、その外面に、直径4
0μmの各種細線および直径65μmの各種細線を巻き
付けて電熱ヒ−タとし、着火の良否の実験を行なった。 なお、電熱ヒ−タは、3Vの電圧で300mAと500
mAの電流が流れるように巻線を決定した。表1はその
結果を示す。
【0042】
【表1】
【0043】なお、表1において、Pt−Rh−Zrと
しては、田中貴金属工業株式会社のZGSを用いた。ま
た、表1において、優は着火が非常によいもの、良は着
火するもの、可はなんとか着火するもの、不可は着火が
困難なものを表している。
【0044】表1からも明らかなように、ニクムロ線は
触媒能がないため、電熱ヒ−タとして用いることはでき
ず、またPt−Ir,Pt−Niは、破断時間が数時間
で寿命が短く、触媒能も低いので、電熱ヒ−タとしては
必ずしも適切ではないことが判る。
【0045】これに対して、Pt,Pt−Rh,Pt−
Rh−Zrは、特に電流が500mAの場合には、電熱
ヒ−タとして充分使用することができる。なお、Ptは
、応力が0.2〜0.27Kg/mm2 でかなり軟ら
かいので、コイルの生産加工や取扱い上多少不便である
が、Pt−RhおよびPt−Rh−ZRは触媒能を備え
、かつPt−Rh(10%)の応力は1.5〜2.0K
g/mm2 ,Pt−Rh−Zr(ZGS)の応力は4
.5〜5.0Kg/mm2 で、機械的強度も充分あり
、実用的である。
【0046】本発明者等は、高密度アルミナ,ジルコニ
アあるいは部分安定化ジルコニア製の筒状をなす芯材の
外面に、Pt,Pt−Rh(10%)およびPt−Rh
−Zr(ZGS)製の電熱ヒ−タを巻設し、ヒ−タ寿命
の実験を行なった。その結果、連続使用で500時間以
上のヒ−タ寿命が得られることが確認された。また、1
5000回の着火実験を繰返しても、電熱ヒ−タの変形
,断線は生じないことも確認された。
【0047】ところで、電熱ヒ−タは、通常700〜8
00℃で使用されるが、タバコが着火する寸前には、タ
バコの分解ガス(一酸化炭素や炭化水素のガス)と反応
し、電熱ヒ−タ部分の温度は1000〜1200℃に上
昇する。
【0048】一般に、1000℃以上になると、Ptや
Pt−Rh等の材料では、徐々に結晶化が進み、応力が
低下してクリ−プ破断を起こすが、Pt−Rh−Zr(
ZGS)は、他のPtやPt合金に比べ、20〜30倍
のクリ−プ破断強さがあり、電熱ヒ−タの長寿命化を図
るためには、Pt−Rh−Zr(ZGS)を用いるのが
最も好ましい。
【0049】なお、電熱ヒ−タの温度を低く抑えること
ができれば、前述の結晶化を防止でき、しかも省電力化
を図ることが可能となる。そこで、本発明者等は、電熱
ヒ−タおよび芯材の外面に、アルミナを主成分とするコ
−ジライトセラミックスや活性アルミナ等のセラミック
スを、50〜100μm塗布してから焼成し、電熱ヒ−
タと芯材とを一体化し、その後その外面に、活性度の高
いPt系触媒を担持して燃焼触媒層を形成し、触媒ヒ−
タとした。
【0050】その結果、電熱ヒ−タの電流が、300m
Aでも、タバコに充分着火させることができることが確
認された。また、電熱ヒ−タの温度を500〜600℃
に降下させても、タバコに充分着火させることができ、
燃焼触媒層の活性度がよければ、300℃程度でもタバ
コに充分着火させることができることが確認された。ま
た、電熱ヒ−タの白金は、タバコから発生する還元性の
ガスと反応して白金の炭化化合物ができ、電熱ヒ−タが
劣化するが、前記燃焼触媒層により、これも防止できる
ことが判った。そして、このようなことから、連続使用
で1000時間以上のヒ−タ寿命が得られ、大幅な長寿
命化が可能なことが確認された。
【0051】なお、燃焼触媒層の存在により、電熱ヒ−
タの温度を低く抑えることができるのは、次のような理
由による。すなわち、着火をよくするためには、触媒能
を備えていることが必要となるが、PtやPt合金では
、触媒能があっても活性度は高温にならなければ発揮さ
れないのに対し、前述の燃焼触媒層は、低温域から充分
な活性度が発揮されるためである。
【0052】図8および図9は、本発明の第2実施例を
示すもので、前記第1実施例におけるセラミックス製の
芯材2および受皿5a,5bに代え、耐熱繊維製の芯材
42および圧着端子45a,45bをそれぞれ用いるよ
うにしたものである。
【0053】すなわち、耐熱繊維製の芯材42は、図8
および図9に示すように、単繊維が5〜10μmのアル
ミナ長繊維あるいは炭化珪素長繊維等の耐熱繊維を、口
径が0.3〜0.4mmになるように束ねたり編んだも
のを、ポリビニ−ルアルコ−ル等の樹脂液に浸し繊維を
仮固定して形成されており、その外面には、前記第1実
施例と同様の電熱ヒ−タ1が巻設され、その両端は、芯
材42の両端部とともに、圧着端子45a,45bに圧
着固定あるいは圧着スポット溶接により固定されるよう
になっている。そして、これらはその後、通電あるいは
電気炉中にて、前記仮固定用の樹脂を分解除去した後、
芯材42の外面に、Pt,Pb,Rt等の触媒を付着さ
せることにより、触媒ヒ−タを構成するようになってい
る。なお、その他の点については、前記第1実施例と同
一構成となっている。
【0054】しかして、耐熱繊維製の芯材42は、繊維
特有の靭性を有し、引張強度も200〜300Kg/m
m2 程度あるので、タバコを押し付けた際に芯材42
が破壊したり、衝撃により芯材42が破壊することがな
く、信頼性を向上させることができる。
【0055】また、芯材42に触媒を付着させることに
より、前記第1実施例の場合と同様、より迅速な着火が
可能となるとともに、電熱ヒ−タ1への電力負担を50
%以上少なくすることができる。
【0056】なお、前記両実施例においては、電熱ヒ−
タ1あるいは芯材2,42の外面に触媒を付着させて触
媒ヒ−タとする場合について説明したが、着火スピ−ド
が多少遅くてもよい場合には、触媒は省略してもよい。
【0057】また、前記第1実施例では、電熱ヒ−タ1
および芯材2の外面にセラミックスおよび触媒層3を設
け、また前記第2実施例では、芯材42の外面にのみ触
媒を付着させる場合について説明したが、これらを逆に
してもよい。
【0058】また、前記両実施例では、電熱ヒ−タ1を
、芯材2,42の外面にコイル状に巻設する場合につい
て説明したが、電熱ヒ−タ1を芯材2,42の外面に方
形波状に屈曲させて配置する等、他の形状で配置するよ
うにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、触媒能を
有する電熱ヒ−タを用い、この電熱ヒ−タを、セラミッ
クス製の芯材あるいは耐熱繊維製の芯材の外面に配置す
るようにしているので、少ない消費電力で確実かつ迅速
にタバコに着火することができ、かつ消費電力を下げる
ために電熱ヒ−タを細くしても、芯材の補強効果により
、電熱ヒ−タの変形,断線を防止し、長寿命化を図るこ
とができる。また、電熱ヒ−タの発生熱の一部は、芯材
に保持されるので、タバコを電熱ヒ−タに接触させた際
の温度降下を極力抑制し、タバコへの着火をより容易な
ものとすることができる。
【0060】そして、本発明において、少なくとも芯材
の外面に、燃焼触媒を付着させることにより、低温でも
容易にタバコに着火することができ、電熱ヒ−タの温度
を下げて長寿命化を図ることができる。
【0061】また、芯材および電熱ヒ−タの外面に、セ
ラミックスをコ−ティングして芯材と電熱ヒ−タとを一
体化し、その外面に燃焼触媒を付着させるようにするこ
とにより、電熱ヒ−タの強度を向上させることができる
とともに、タバコから発生する還元性の一酸化炭素や炭
化水素から電熱ヒ−タを保護することができ、より電熱
ヒ−タの長寿命化を図ることができる。
【0062】さらに、芯材の両端部を、電熱ヒ−タに接
続される通電端子兼用の一対の取付金具に固定し、これ
ら両取付金具を、基板上に固定してユニット化すること
により、ユニットの構造を簡素化できるとともに、ユニ
ット単位で取扱うことができるので取扱いが容易となり
、また性能を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電池ライタ−のヒ−
タ周りの構造を示す斜視図である。
【図2】図1の電熱ヒ−タおよび芯材の断面図である。
【図3】受皿の形状および触媒ヒ−タの固定状態を示す
説明図である。
【図4】受皿の形状および触媒ヒ−タの固定状態を示す
説明図である。
【図5】ヒ−タユニットおよびその給電回路の一例を示
す構成図である。
【図6】ヒ−タユニットが組込まれた電池ライタ−の一
例を示す斜視図である。
【図7】ヒ−タユニットが組込まれた電池ライタ−の他
の例を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す図1相当図である。
【図9】図8電熱ヒ−タおよび芯材の断面図である。
【符号の説明】
1  電熱ヒ−タ 2,42  芯材 3  セラミックスおよび触媒層 4a,4b  取付金具 5a,5b  受皿 6a,6b  固定脚 8  プリント配線基板 9  ヒ−タユニット 11  電池 45a,45b  圧着端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  曲げ強度が3000Kg/cm2 以
    上のセラミックス製の筒状をなす芯材の外面に、Pt,
    Pt−Rh合金またはZrを含有するPt−Rh合金製
    の細線を電熱ヒ−タとして配置し、この電熱ヒ−タの発
    生熱の一部を、前記芯材に保持させることを特徴とする
    電池ライタ−。
  2. 【請求項2】  セラミックス製の芯材に代えて、引張
    強度が200Kg/mm2 以上の耐熱繊維を、束ねた
    り編んで形成される耐熱繊維製の芯材を用いることを特
    徴とする請求項1記載の電池ライタ−。
  3. 【請求項3】  少なくとも芯材の外面に、燃焼触媒を
    付着させたことを特徴とする請求項1または2記載の電
    池ライタ−。
  4. 【請求項4】  芯材および電熱ヒ−タの外面に、セラ
    ミックスをコ−ティングして芯材と電熱ヒ−タとを一体
    化し、その外面に燃焼触媒を付着させたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の電池ライタ−。
  5. 【請求項5】  芯材の両端部を、電熱ヒ−タに接続さ
    れる通電端子兼用の一対の取付金具に固定し、これら両
    取付金具を、基板上に固定してユニット化したことを特
    徴とする請求項1,2,3または4記載の電池ライタ−
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0697566A3 (en) * 1994-08-19 1999-03-24 Tokai Corporation Catalyst member for a lighter and process for producing the same
EP0766043A3 (en) * 1995-09-28 1999-04-28 Tokai Corporation Catalyst support member
JP2012042067A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Sarome:Kk 電熱式ライタ

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