JPH04318060A - 光散乱性ポリカーボネート系樹脂組成物、光散乱性ポリカーボネート系樹脂成形品及びその製造方法 - Google Patents
光散乱性ポリカーボネート系樹脂組成物、光散乱性ポリカーボネート系樹脂成形品及びその製造方法Info
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- JPH04318060A JPH04318060A JP8400591A JP8400591A JPH04318060A JP H04318060 A JPH04318060 A JP H04318060A JP 8400591 A JP8400591 A JP 8400591A JP 8400591 A JP8400591 A JP 8400591A JP H04318060 A JPH04318060 A JP H04318060A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光散乱性ポリカーボネ
ート系樹脂組成物、光散乱性ポリカーボネート系樹脂成
形品及びその製造方法に関する。
ート系樹脂組成物、光散乱性ポリカーボネート系樹脂成
形品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりポリカーボネート系樹脂は、透
明で衝撃強さのある樹脂として使用されているが、光拡
散を重んじた半透明用途では、その透明性を減じさせる
方法として体質顔料や白色顔料を混合することが一般的
である。
明で衝撃強さのある樹脂として使用されているが、光拡
散を重んじた半透明用途では、その透明性を減じさせる
方法として体質顔料や白色顔料を混合することが一般的
である。
【0003】半透明用途の例として照明カバーが挙げら
れるが、光学的特性として乳白色で明るく(光線透過量
が多く)、光源の輪郭が透視されない(拡散透過量が多
く)ことが望ましく、厚さ1〜3mmの成形物で通常、
全光線透過率(入射光線量に対する光線透過量の比)は
35〜50%でかつ、曇価(光線透過量に対する拡散透
過量の比)は90%以上あるのが一般的である。
れるが、光学的特性として乳白色で明るく(光線透過量
が多く)、光源の輪郭が透視されない(拡散透過量が多
く)ことが望ましく、厚さ1〜3mmの成形物で通常、
全光線透過率(入射光線量に対する光線透過量の比)は
35〜50%でかつ、曇価(光線透過量に対する拡散透
過量の比)は90%以上あるのが一般的である。
【0004】体質顔料としては0.1〜10μの硫酸バ
リウムや炭酸カルシウムが用いられ、白色顔料としては
0.2〜0.3μの酸化チタンが用いられている。いず
れも溶融した樹脂へ混練して加えることにより所望の半
透明状態を現出させている。
リウムや炭酸カルシウムが用いられ、白色顔料としては
0.2〜0.3μの酸化チタンが用いられている。いず
れも溶融した樹脂へ混練して加えることにより所望の半
透明状態を現出させている。
【0005】一方、ポリカーボネート系樹脂にポリメチ
ルメタアクリレート等の屈折率の異なる熱可塑性樹脂を
加える方法も知られている。
ルメタアクリレート等の屈折率の異なる熱可塑性樹脂を
加える方法も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ポリカーボ
ネート系樹脂に体質顔料を加えて曇価を高めようとする
と体質顔料を多量に加えなくてはならず、多量に加える
とポリカーボネート系樹脂の溶融成形時の熱分解を促進
し衝撃強さを減じ、黄変という欠点を生じさせていた。
ネート系樹脂に体質顔料を加えて曇価を高めようとする
と体質顔料を多量に加えなくてはならず、多量に加える
とポリカーボネート系樹脂の溶融成形時の熱分解を促進
し衝撃強さを減じ、黄変という欠点を生じさせていた。
【0007】又、酸化チタンのような白色顔料は少量の
添加で曇価を高めることができるが、全光線透過率が低
く(50%以下)なってしまい、照明カバーとして明る
さを高めるには望ましくなく、体質顔料と同様にポリカ
ーボネート系樹脂の溶融成形時の熱分解を促進させると
いう欠点も有している。
添加で曇価を高めることができるが、全光線透過率が低
く(50%以下)なってしまい、照明カバーとして明る
さを高めるには望ましくなく、体質顔料と同様にポリカ
ーボネート系樹脂の溶融成形時の熱分解を促進させると
いう欠点も有している。
【0008】ポリカーボネート系樹脂にポリメチルメタ
アクリレート等の屈折率の異なる熱可塑性樹脂を加える
方法も考案されるが、いずれもポリカーボネート系樹脂
中で、真珠様光沢の相溶性不良現象を生じたり、ポリカ
ーボネート系樹脂の衝撃強さを減じさせてしまうという
問題があった。
アクリレート等の屈折率の異なる熱可塑性樹脂を加える
方法も考案されるが、いずれもポリカーボネート系樹脂
中で、真珠様光沢の相溶性不良現象を生じたり、ポリカ
ーボネート系樹脂の衝撃強さを減じさせてしまうという
問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記実状に
鑑み鋭意検討したところ、樹脂粒子として、ポリカーボ
ネート系樹脂の加熱溶融条件下では溶融せず、しかもポ
リカーボネート系樹脂の屈折率と異なる屈折率の樹脂粒
子を用いた組成物を用いれば、衝撃強さを損なわれてい
ない、光の透過量が適当で、光源の輪郭が透視されるこ
とがない成形品が得られることを見い出し、本発明を完
成するに至った。
鑑み鋭意検討したところ、樹脂粒子として、ポリカーボ
ネート系樹脂の加熱溶融条件下では溶融せず、しかもポ
リカーボネート系樹脂の屈折率と異なる屈折率の樹脂粒
子を用いた組成物を用いれば、衝撃強さを損なわれてい
ない、光の透過量が適当で、光源の輪郭が透視されるこ
とがない成形品が得られることを見い出し、本発明を完
成するに至った。
【0010】即ち本発明は、ポリカーボネート系樹脂(
A)に、ポリカーボネート系樹脂(A)の加熱溶融条件
下では溶融せず、しかもポリカーボネート系樹脂(A)
の屈折率と異なる屈折率の樹脂粒子(B)が分散した光
散乱性ポリカーボネート系樹脂組成物を提供するもので
ある。
A)に、ポリカーボネート系樹脂(A)の加熱溶融条件
下では溶融せず、しかもポリカーボネート系樹脂(A)
の屈折率と異なる屈折率の樹脂粒子(B)が分散した光
散乱性ポリカーボネート系樹脂組成物を提供するもので
ある。
【0011】本発明に係るポリカーボネート系樹脂(A
)としては、芳香族ポリカーボネート、脂肪族ポリカー
ボネート等が挙げられ、公知慣用のものがいずれも使用
できるが、例えばジオキシ化合物とホスゲン又は炭酸ジ
エステルとから製造される重合体や、環状カーボネート
の開環重合体が挙げられる。
)としては、芳香族ポリカーボネート、脂肪族ポリカー
ボネート等が挙げられ、公知慣用のものがいずれも使用
できるが、例えばジオキシ化合物とホスゲン又は炭酸ジ
エステルとから製造される重合体や、環状カーボネート
の開環重合体が挙げられる。
【0012】上記ジオキシ化合物としては、例えばビス
フェノールA、ビスフェノールF、ハイドロキノン、レ
ゾルシン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロアルカン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホキシド等が挙げられる。
フェノールA、ビスフェノールF、ハイドロキノン、レ
ゾルシン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロアルカン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホキシド等が挙げられる。
【0013】具体的な樹脂(A)としては、例えばビス
フェノールAやビスフェノールF等とホスゲンとを反応
せしめた芳香族ポリカーボネート、水添ビスフェノール
Aや水添ビスフェノールF等とホスゲンとを反応せしめ
た脂肪族ポリカーボネート、ビスフェノールAと水添ビ
スフェノールAとの混合物とホスゲンとを反応せしめた
芳香族−脂肪族コポリカーボネート、ビスフェノールA
とエチレングリコールとの混合物とホスゲンとを反応せ
しめたもの、ビスフェノールAとプロピレングリコール
との混合物とホスゲンとを反応せしめたもの、ビスフェ
ノールAと1,6−ヘキサンジオールとの混合物とホス
ゲンとを反応せしめたものの様な脂肪族−芳香族コポリ
カーボネート、ビスフェノールAとテトラブロモビスフ
ェノールAとの混合物とホスゲンとを反応せしめたもの
、ビスフェノールAとビスフェノールCとの混合物とホ
スゲンとを反応せしめたもの、ビスフェノールAとパラ
キシレングリコールとの混合物とホスゲンとを反応せし
めたものの様な芳香族コポリカーボネート、ビスフェノ
ールAとアジピン酸とをホスゲンと反応せしめたもの、
ビスフェノールAとアジピン酸とをホスゲンと反応せし
めたもの等のエステル結合含有ポリカーボネート、ビス
フェノールAとピペラジンとの反応物のホスゲンを反応
せしめたウレタン結合含有芳香族ポリカーボネート、ビ
スフェノールAビスクロロホルメートにホスゲンとチオ
ホスゲンを反応せしめたチオカーボネート結合含有芳香
族ポリカーボネート等が挙げられる。
フェノールAやビスフェノールF等とホスゲンとを反応
せしめた芳香族ポリカーボネート、水添ビスフェノール
Aや水添ビスフェノールF等とホスゲンとを反応せしめ
た脂肪族ポリカーボネート、ビスフェノールAと水添ビ
スフェノールAとの混合物とホスゲンとを反応せしめた
芳香族−脂肪族コポリカーボネート、ビスフェノールA
とエチレングリコールとの混合物とホスゲンとを反応せ
しめたもの、ビスフェノールAとプロピレングリコール
との混合物とホスゲンとを反応せしめたもの、ビスフェ
ノールAと1,6−ヘキサンジオールとの混合物とホス
ゲンとを反応せしめたものの様な脂肪族−芳香族コポリ
カーボネート、ビスフェノールAとテトラブロモビスフ
ェノールAとの混合物とホスゲンとを反応せしめたもの
、ビスフェノールAとビスフェノールCとの混合物とホ
スゲンとを反応せしめたもの、ビスフェノールAとパラ
キシレングリコールとの混合物とホスゲンとを反応せし
めたものの様な芳香族コポリカーボネート、ビスフェノ
ールAとアジピン酸とをホスゲンと反応せしめたもの、
ビスフェノールAとアジピン酸とをホスゲンと反応せし
めたもの等のエステル結合含有ポリカーボネート、ビス
フェノールAとピペラジンとの反応物のホスゲンを反応
せしめたウレタン結合含有芳香族ポリカーボネート、ビ
スフェノールAビスクロロホルメートにホスゲンとチオ
ホスゲンを反応せしめたチオカーボネート結合含有芳香
族ポリカーボネート等が挙げられる。
【0014】樹脂(A)は、分子量15000〜500
00のものが好ましく、特に2000〜35000のも
のが好ましい。本発明で用いる、ポリカーボネート系樹
脂(A)の加熱溶融条件下では溶融せず、しかもポリカ
ーボネート系樹脂(A)の屈折率と異なる屈折率の樹脂
粒子(B)は、公知慣用のものを適宜選択して使用すれ
ばよい。樹脂粒子(B)は、例えば樹脂(A)としてビ
スフェノールAとホスゲンとを反応せしめたポリカーボ
ネートを用いる場合には、融点又は軟化点が330℃以
上のものが好ましい。
00のものが好ましく、特に2000〜35000のも
のが好ましい。本発明で用いる、ポリカーボネート系樹
脂(A)の加熱溶融条件下では溶融せず、しかもポリカ
ーボネート系樹脂(A)の屈折率と異なる屈折率の樹脂
粒子(B)は、公知慣用のものを適宜選択して使用すれ
ばよい。樹脂粒子(B)は、例えば樹脂(A)としてビ
スフェノールAとホスゲンとを反応せしめたポリカーボ
ネートを用いる場合には、融点又は軟化点が330℃以
上のものが好ましい。
【0015】又、例えば屈折率1.60の樹脂(A)を
用いるならば、樹脂(A)の屈折率と異なる屈折率の、
例えば屈折率1.50の樹脂粒子を用いればよい。樹脂
粒子(B)の樹脂の種類は特に制限されるものではなく
、例えばエポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール
系樹脂、尿素系樹脂、オレフィン系樹脂、フッ素系樹脂
、シリコーン系樹脂等が挙げられる。これら各種の樹脂
の中でも、アクリル系樹脂が好ましい。
用いるならば、樹脂(A)の屈折率と異なる屈折率の、
例えば屈折率1.50の樹脂粒子を用いればよい。樹脂
粒子(B)の樹脂の種類は特に制限されるものではなく
、例えばエポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール
系樹脂、尿素系樹脂、オレフィン系樹脂、フッ素系樹脂
、シリコーン系樹脂等が挙げられる。これら各種の樹脂
の中でも、アクリル系樹脂が好ましい。
【0016】アクリル系樹脂は、ポリカーボネート系樹
脂(A)の加熱溶融条件下では溶融せず、かつポリカー
ボネート系樹脂(A)の屈折率と異なる屈折率の樹脂で
あればよいのは勿論であり、どの様なものでもよいが、
架橋されたアクリル系樹脂が好ましい。
脂(A)の加熱溶融条件下では溶融せず、かつポリカー
ボネート系樹脂(A)の屈折率と異なる屈折率の樹脂で
あればよいのは勿論であり、どの様なものでもよいが、
架橋されたアクリル系樹脂が好ましい。
【0017】アクリル系樹脂は、(メタ)アクリル酸エ
ステルを必須成分として、必要に応じて触媒の存在下、
(メタ)アクリル酸、架橋性単量体と重合を行えば容易
に得られる。アクリル系樹脂は、例えば乳化重合、ソー
プフリー重合、シード重合、分散重合などで容易に得ら
れるものである。以下、(メタ)アクリル酸の記載は、
メタアクリル酸とアクリル酸の両方を表わすものとする
。
ステルを必須成分として、必要に応じて触媒の存在下、
(メタ)アクリル酸、架橋性単量体と重合を行えば容易
に得られる。アクリル系樹脂は、例えば乳化重合、ソー
プフリー重合、シード重合、分散重合などで容易に得ら
れるものである。以下、(メタ)アクリル酸の記載は、
メタアクリル酸とアクリル酸の両方を表わすものとする
。
【0018】(メタ)アクリル酸エステルとしては、例
えばメチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)ア
クリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。
えばメチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)ア
クリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。
【0019】重合体形成時に架橋構造を持たしうる単量
体としては、例えばジビニルベンゼン、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコール(
メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン(トリ)
アクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ジシク
ロペンタニルジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンテ
ニルジ(メタ)アクリレート、N−メチロール(メタ)
アクリルアミド等が挙げられる。
体としては、例えばジビニルベンゼン、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコール(
メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン(トリ)
アクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ジシク
ロペンタニルジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンテ
ニルジ(メタ)アクリレート、N−メチロール(メタ)
アクリルアミド等が挙げられる。
【0020】樹脂粒子(B)の屈折率は、特に制限され
るものではなく、用いる樹脂(A)の種類により適宜選
択する必要があるが、樹脂粒子(B)としては、通常樹
脂(A)の屈折率よりも低いものを用いることが好まし
い。参考までに、例えばポリカーボネートの屈折率は約
1.59、メチル(メタ)アクリレートとジビニルベン
ゼンの共重合体のそれは約1.49である。
るものではなく、用いる樹脂(A)の種類により適宜選
択する必要があるが、樹脂粒子(B)としては、通常樹
脂(A)の屈折率よりも低いものを用いることが好まし
い。参考までに、例えばポリカーボネートの屈折率は約
1.59、メチル(メタ)アクリレートとジビニルベン
ゼンの共重合体のそれは約1.49である。
【0021】樹脂粒子(B)の粒径は特に制限されない
が、樹脂(A)自体の衝撃強さ及び成形物表面の平滑性
を損なわれにくい点で、通常10μm未満が好ましく、
中でも0.05〜5.0μm、特に0.2〜2.5μm
であることが好ましい。より粒径の小さい樹脂粒子(B
)を用いた方が、少量加えるだけで望ましい半透明状態
が得られるという利点がある。樹脂粒子(B)の形状は
、特に限定されないが、球状粒子であることが好ましい
。
が、樹脂(A)自体の衝撃強さ及び成形物表面の平滑性
を損なわれにくい点で、通常10μm未満が好ましく、
中でも0.05〜5.0μm、特に0.2〜2.5μm
であることが好ましい。より粒径の小さい樹脂粒子(B
)を用いた方が、少量加えるだけで望ましい半透明状態
が得られるという利点がある。樹脂粒子(B)の形状は
、特に限定されないが、球状粒子であることが好ましい
。
【0022】本発明での樹脂粒子(B)の使用量は、特
に制限されるものではなく、樹脂(A)と樹脂粒子(B
)を必須成分とする本発明の組成物をどの程度の厚みに
成形するかにより、適宜増減させることができる。 通常樹脂(A)100重量部に対し、0.1〜3.0重
量部である。
に制限されるものではなく、樹脂(A)と樹脂粒子(B
)を必須成分とする本発明の組成物をどの程度の厚みに
成形するかにより、適宜増減させることができる。 通常樹脂(A)100重量部に対し、0.1〜3.0重
量部である。
【0023】樹脂粒子(B)は、用いる樹脂(A)の成
形温度で溶融又は分解しないものであるので、樹脂(A
)中に屈折率の異なる分散相が形成できる。樹脂粒子(
B)が球状粒子であると、屈折率の異なる分散層をより
均一に形成させることができるので、従来用いられてい
る白色顔料や体質顔料で得られる半透明状態とは外観上
も異なるものとなる。
形温度で溶融又は分解しないものであるので、樹脂(A
)中に屈折率の異なる分散相が形成できる。樹脂粒子(
B)が球状粒子であると、屈折率の異なる分散層をより
均一に形成させることができるので、従来用いられてい
る白色顔料や体質顔料で得られる半透明状態とは外観上
も異なるものとなる。
【0024】本発明の組成物の成形温度は、用いる樹脂
(A)の種類により適宜選択されるものであるが、例え
ばビスフェノールAとホスゲンとを反応せしめたポリカ
ーボネートの場合は、通常240〜330℃である。
(A)の種類により適宜選択されるものであるが、例え
ばビスフェノールAとホスゲンとを反応せしめたポリカ
ーボネートの場合は、通常240〜330℃である。
【0025】本発明組成物には、所望の光学的特性を満
足させる為、樹脂粒子(B)の他に従来より用いられて
いる白色顔料や体質顔料を適宜組み合わせて用いること
もできる。白色顔料としては、例えば酸化チタン、プラ
スチックピグメント(中空樹油脂粒子)等が、体質顔料
としては、例えば硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カ
ルシウム、タルク、マイカ、クレー、カオリン等が挙げ
られる。
足させる為、樹脂粒子(B)の他に従来より用いられて
いる白色顔料や体質顔料を適宜組み合わせて用いること
もできる。白色顔料としては、例えば酸化チタン、プラ
スチックピグメント(中空樹油脂粒子)等が、体質顔料
としては、例えば硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カ
ルシウム、タルク、マイカ、クレー、カオリン等が挙げ
られる。
【0026】樹脂粒子(B)の樹脂(A)への混合は通
常用いられているタンブラー、リボンブレンダー、V型
ブレンダー、高速ミキサー、ニーダー等で行うことがで
き、混合した物を単に押出機等で溶融混練するだけで所
望の組成物が得られる。
常用いられているタンブラー、リボンブレンダー、V型
ブレンダー、高速ミキサー、ニーダー等で行うことがで
き、混合した物を単に押出機等で溶融混練するだけで所
望の組成物が得られる。
【0027】なお本発明の組成物を調製する際して、難
燃剤、離型剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
、顔料、滑剤等の従来公知の添加剤を添加しても良いこ
とは勿論である。
燃剤、離型剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
、顔料、滑剤等の従来公知の添加剤を添加しても良いこ
とは勿論である。
【0028】この様にして得られた本発明の組成物は、
公知慣用の成形方法、例えば射出成形、押出成形、ブロ
ー成形、圧縮成形、粉末成形等で成形で成形することが
できる。
公知慣用の成形方法、例えば射出成形、押出成形、ブロ
ー成形、圧縮成形、粉末成形等で成形で成形することが
できる。
【0029】本発明の組成物は、公知慣用の用途、例え
ば反射板、標識、信号、照明カバー、ブラインド、窓硝
子、屋根、釣り糸、包装フィルム・シート、光ファイバ
ークラッド材、光導波路クラッド材等に使用することが
できる。
ば反射板、標識、信号、照明カバー、ブラインド、窓硝
子、屋根、釣り糸、包装フィルム・シート、光ファイバ
ークラッド材、光導波路クラッド材等に使用することが
できる。
【0030】
【実施例】次に実施例、比較例を挙げて本発明を具体的
に説明する。なお例中の部はすべて重量部である。 実施例1〜2 120℃で4時間真空乾燥した分子量25000のビス
フェノールA系ポリカーボネートペレット100部に0
.4μm及び2.0μmの架橋ポリメチルメタクリレー
ト球状粒子粉末をそれぞれ表−1記載の添加率で加え、
それぞれ良く混合した後、2軸押出機(L/D=25)
で樹脂温度270℃にて押出しペレットとした。
に説明する。なお例中の部はすべて重量部である。 実施例1〜2 120℃で4時間真空乾燥した分子量25000のビス
フェノールA系ポリカーボネートペレット100部に0
.4μm及び2.0μmの架橋ポリメチルメタクリレー
ト球状粒子粉末をそれぞれ表−1記載の添加率で加え、
それぞれ良く混合した後、2軸押出機(L/D=25)
で樹脂温度270℃にて押出しペレットとした。
【0031】このペレットを120℃で4時間真空乾燥
した後、インラインスクリュー式射出成形機(型締力4
0t,金型80℃)により、樹脂温度280℃にて厚み
2.5mmの50×50mm角平板とJIS K711
0に準じた1/8インチのアイゾット衝撃試験片を成形
した。これら成形片の中で得られた平板は半透明状態を
評価するため、JIS K7105に準じ全光線透過率
と曇価を測定し、かつ色相も観察した。
した後、インラインスクリュー式射出成形機(型締力4
0t,金型80℃)により、樹脂温度280℃にて厚み
2.5mmの50×50mm角平板とJIS K711
0に準じた1/8インチのアイゾット衝撃試験片を成形
した。これら成形片の中で得られた平板は半透明状態を
評価するため、JIS K7105に準じ全光線透過率
と曇価を測定し、かつ色相も観察した。
【0032】又、JIS K7110に準じアイゾット
試験も得られた成形片で行った。更に、ペレットを27
0℃で加熱溶融プレスし、厚さ約40〜50μmのフィ
ルムを得、200倍倍率の光学顕微鏡でポリカーボネー
ト中の粒子の分散状態を調べた。
試験も得られた成形片で行った。更に、ペレットを27
0℃で加熱溶融プレスし、厚さ約40〜50μmのフィ
ルムを得、200倍倍率の光学顕微鏡でポリカーボネー
ト中の粒子の分散状態を調べた。
【0033】各種粒子の評価結果を表−1に示した。
比較例1〜6
架橋ポリメチルメタクリレート球状粒子粉末に代えて、
ルチル型酸化チタン粉末(比較例1)、炭酸カルシウム
粉末(比較例2)、酸化亜鉛粉末(比較例3)、沈降性
硫酸バリウム粉末(比較例4)、粉末ポリメチルメタク
リレート(比較例5)を用いた以外は実施例と全く同様
な操作を行い、同様な評価を行った。それぞれの評価結
果を表−1に示した。 参考例 実施例1の分子量25000のビスフェノールA系ポリ
カーボネートペレットのみを用いて実施例と同様な操作
を行い、同様な評価を行った。この評価結果も表−1に
示した。
ルチル型酸化チタン粉末(比較例1)、炭酸カルシウム
粉末(比較例2)、酸化亜鉛粉末(比較例3)、沈降性
硫酸バリウム粉末(比較例4)、粉末ポリメチルメタク
リレート(比較例5)を用いた以外は実施例と全く同様
な操作を行い、同様な評価を行った。それぞれの評価結
果を表−1に示した。 参考例 実施例1の分子量25000のビスフェノールA系ポリ
カーボネートペレットのみを用いて実施例と同様な操作
を行い、同様な評価を行った。この評価結果も表−1に
示した。
【0034】尚、実施例1では、綜研化学株式会社製架
橋ポリメチルメタクリレートMP−3100を、実施例
2では、同社製架橋ポリメチルメタクリレートMR−2
Gを、比較例1では、同社製未架橋ポリメチルメタクリ
レートMP−1000を用いた。
橋ポリメチルメタクリレートMP−3100を、実施例
2では、同社製架橋ポリメチルメタクリレートMR−2
Gを、比較例1では、同社製未架橋ポリメチルメタクリ
レートMP−1000を用いた。
【0035】
【表1】
【0036】表−1からわかるように、従来の成形品が
、全光線透過率、曇価、衝撃強度のうち一つの性能が劣
っているのに対し、本発明組成物の成形品はこら全てに
渡って優れていることが明らかである。
、全光線透過率、曇価、衝撃強度のうち一つの性能が劣
っているのに対し、本発明組成物の成形品はこら全てに
渡って優れていることが明らかである。
【0037】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート系樹脂組成物
には、光拡散性物質として、ポリカーボネート系樹脂の
加熱溶融条件下では溶融せず、しかもポリカーボネート
系樹脂の屈折率と異なる屈折率の樹脂粒子が分散してい
るので、全光線透過率、曇価、衝撃強度のいずれの点で
も満足できる、半透明で光拡散性の良い乳白色な衝撃強
さの優れたポリカーボネート成形品が容易に得られると
いう格別顕著な効果を奏する。
には、光拡散性物質として、ポリカーボネート系樹脂の
加熱溶融条件下では溶融せず、しかもポリカーボネート
系樹脂の屈折率と異なる屈折率の樹脂粒子が分散してい
るので、全光線透過率、曇価、衝撃強度のいずれの点で
も満足できる、半透明で光拡散性の良い乳白色な衝撃強
さの優れたポリカーボネート成形品が容易に得られると
いう格別顕著な効果を奏する。
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリカーボネート系樹脂(A)に、ポ
リカーボネート系樹脂(A)の加熱溶融条件下では溶融
せず、しかもポリカーボネート系樹脂(A)の屈折率と
異なる屈折率の樹脂粒子(B)が分散した光散乱性ポリ
カーボネート系樹脂組成物。 - 【請求項2】 樹脂粒子(B)が、アクリル系樹脂粒
子である請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 樹脂粒子(B)が、融点又は軟化点3
30℃以上のアクリル系樹脂粒子である請求項1記載の
組成物。 - 【請求項4】 樹脂粒子(B)が、平均粒子径0.0
5〜10.0μmのアクリル系樹脂粒子である請求項2
又は3記載の組成物。 - 【請求項5】 ポリカーボネート系樹脂に、ポリカー
ボネート系樹脂(A)の屈折率と異なる屈折率の樹脂粒
子が分散した光散乱性ポリカーボネート系樹脂成形品。 - 【請求項6】 ポリカーボネート系樹脂(A)に、ポ
リカーボネート系樹脂(A)の加熱溶融条件下では溶融
せず、しかもポリカーボネート系樹脂(A)の屈折率と
異なる屈折率の樹脂粒子(B)を分散した後、加熱溶融
成形する光散乱性ポリカーボネート系樹脂成形品の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8400591A JPH04318060A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 光散乱性ポリカーボネート系樹脂組成物、光散乱性ポリカーボネート系樹脂成形品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8400591A JPH04318060A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 光散乱性ポリカーボネート系樹脂組成物、光散乱性ポリカーボネート系樹脂成形品及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04318060A true JPH04318060A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=13818488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8400591A Pending JPH04318060A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 光散乱性ポリカーボネート系樹脂組成物、光散乱性ポリカーボネート系樹脂成形品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04318060A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006131833A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 光拡散性ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
| JP2011157536A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-08-18 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | ポリカーボネート樹脂組成物及びそれからなる成形品 |
| JP2012077174A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Sekisui Plastics Co Ltd | 光拡散性樹脂組成物および光拡散性部材 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP8400591A patent/JPH04318060A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006131833A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 光拡散性ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
| JP2011157536A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-08-18 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | ポリカーボネート樹脂組成物及びそれからなる成形品 |
| JP2012077174A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Sekisui Plastics Co Ltd | 光拡散性樹脂組成物および光拡散性部材 |
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