JPH04320748A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH04320748A
JPH04320748A JP3113789A JP11378991A JPH04320748A JP H04320748 A JPH04320748 A JP H04320748A JP 3113789 A JP3113789 A JP 3113789A JP 11378991 A JP11378991 A JP 11378991A JP H04320748 A JPH04320748 A JP H04320748A
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temperature
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air blowing
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Akira Hidaka
彰 日高
Koji Iio
飯尾 幸司
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、使用者の位置及び温
度並びに壁、天井あるいは床面等の物体の温度に応じて
設定温度、送風速度及び送風方向を変更する空気調和機
の制御装置に関するものであり、また、使用者の温度を
精度よく検出するために使用者の位置を精度良く検出す
る人位置検知センサを備えた空気調和機の制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平1−167551
号公報に示された従来の空気調和機の自動温度設定装置
を示すものであり、図7において3は室内の温度を検出
する室内温度センサ、4は使用者が温熱感覚を入力する
ための感覚入力部、16は使用者である人体が輻射する
赤外線を検知して人位置を検出する人位置検知手段、1
7は使用者の位置における人体の体表面温度を検知する
体表面温度センサ、18は設定温度変更量を算出する中
央処理演算手段(以下、CPUと称す)である。
【0003】19はメモリ、5は上記体表面温度センサ
17によって検出された人体の体表面温度を、上記人位
置検知手段16によって検出された人位置が変化した場
合に、人位置の変化前と変化後とに区別して記憶する体
表面温度記憶部、6は上記室内温度センサ3、上記感覚
入力部4、上記入位置検知手段16及び上記体表面温度
センサ17と上記CPU18との間のデータのやり取り
を行うインターフェースである。20はインバータ部、
9aは圧縮機である。
【0004】次に、この様に構成された空気調和機の自
動温度設定装置の動作について説明する。人位置検出手
段16にて検出された人位置を示すデータ、体表面温度
センサ17にて検出された使用者の体表面温度を示すデ
ータ及び室内温度センサ3からの室内温度を示すデータ
がインターフェース6を介してCPU18に送られる。 また、使用者が感覚入力部4から温熱感覚を入力した場
合にも、感覚入力部4から入力されたデータがインター
フェース6を介してCPU18に送られる。同時に、C
PU18から使用者の位置の移動前後における体表面温
度センサ17にて検出された使用者の体表面温度を示す
データは、体表面温度記憶部5に記憶される。
【0005】CPU18では、体表面温度記憶部5に記
憶された使用者の位置の移動前後における体表面温度セ
ンサ17にて検出された使用者の体表面温度を示すデー
タによって使用者の体表面温度変化量を求め、この体表
面温度変化量と室内温度センサ3からの室内温度を示す
データとによって室温の設定温度変化量を算出し、この
設定温度変化量に基づいて室温の設定温度を変更する。 この室温の設定温度の変更はインターフェース6を介し
てインバータ部20に送信され、このインバータ部20
は変更された室温の設定温度に基づいて圧縮機9aを制
御、つまり、空気調和機からの送風温度を調整するもの
である。
【0006】この様に構成された空気調和機の自動温度
設定装置の動作を、さらに図8に示したフローチャート
によって説明を加える。まず、ステップ11にて人位置
検知手段16が使用者から輻射される赤外線を検知し、
使用者の位置を示すデータをインターフェース6を介し
てCPU18に送る。ステップ12では、CPU18が
人位置検知手段16からの人位置を示すデータに基づき
使用者の位置が変化したかを確認し、使用者の位置が変
化していると判断するとステップ13に進む。
【0007】ステップ13では、使用者の位置が変化し
たと判断してから一定時間経過したか否かを確認する。 一定時間経過していない場合はこのステップ13の処理
を一定時間経過するまで繰り返し、一定時間経過すると
ステップ14に進む。このステップ14では、体表面温
度センサ17が使用者の表面温度を検知し、使用者の表
面温度を示すデータをインターフェース6を介してCP
U18に送るとともに、体表面温度記憶部5に記憶さす
【0008】ステップ15では、CPU18が体表面温
度記憶部5に記憶された使用者の位置の移動前後におけ
る体表面温度センサ17にて検出された使用者の体表面
温度を示すデータによって使用者の体表面温度変化量△
TSを求め、この体表面温度変化量△TSと室内温度セ
ンサ3からの室内温度を示すデータとによって室温の設
定温度変化量△TSETを算出し、ステップ16に進む
。このステップ16では、この設定温度変化量△TSE
Tに基づいて室温の設定温度を変更する。この室温の設
定温度の変更はインターフェース6を介してインバータ
部20に送信され、このインバータ部20は変更された
室温の設定温度に基づいて圧縮機9aを制御、つまり、
空気調和機からの送風温度を調整するものである。
【0009】ステップ17では、CPU18が室内温度
センサ3からの室内温度を示すデータと変更された室温
の設定温度とを比較し、室内温度センサ3からの室内温
度を示すデータが変更された室温の設定温度に達してい
ない場合は、変更された室温の設定温度に達するまでこ
のステップ17の処理を繰り返し、変更された室温の設
定温度に達するとステップ11に戻り、上記した動作を
繰り返すことになる。なお、ステップ12において、C
PU18が使用者の位置が変化していないと判断した場
合は、ステップ13に進まずに、ステップ14に進み、
以降の処理が行われるものである。
【0010】図9は例えば、特開平1−121646号
公報に示された空気調和機の制御装置に用いられる人位
置検知センサを示すものであり、図9において21は使
用者である人体が輻射する赤外線を検知する赤外線検知
手段21aとこの赤外線検知手段21aの方向を変える
受光軸駆動手段21bとを有した人位置検知部、22は
この人位置検知部の赤外線検知手段21aからの検知信
号を増幅する増幅部、23はこの増幅部22で増幅され
た上記赤外線検知手段21aからの検知信号と基準値設
定手段23aからの基準値とを比較する比較器23bを
有した比較部である。
【0011】24はこの比較部からの比較結果を受け、
上記赤外線検知手段21aからの検知信号が人体からの
ものと判定すると、人体を検知した方向に風向を変える
よう指示する信号を出力するとともに、上記赤外線検知
手段21aからの検知信号が人体からのものでないと判
定すると上記人位置検知部21の受光軸駆動手段21b
を駆動させるための信号を出力するマイクロコンピュー
タ、25はこのマイクロコンピュータからの風向を変え
るよう指示する信号を受けて空気調和機の風向を変える
風向制御手段、26は上記マイクロコンピュータからの
受光軸駆動手段21bを駆動させるための信号を受けて
受光軸駆動手段21bを駆動させて赤外線検知手段21
aの方向を変えるための駆動回路である。
【0012】次に、図9のように構成された空気調和機
の制御装置に用いられる人位置検知センサの動作につい
て説明する。まず、人位置の検出動作に入ると、マイク
ロコンピュータ24から駆動回路26に信号を送り、駆
動回路26が受光軸駆動手段21bを駆動させて赤外線
検知手段21aの方向を変える。そして、赤外線検知手
段21aにて赤外線を検知した信号は増幅部22にて増
幅され、比較器23bにて基準値設定手段23aからの
基準値と比較される。この比較器23bからの比較結果
に基づいてマイクロコンピュータ24が赤外線検知手段
21aからの検知信号が人体からのものかどうかを判定
し、人体からのものでなければ、駆動回路26に信号を
送り、赤外線検知手段21aの方向を変えて同様の処理
が繰り返される。
【0013】そして、マイクロコンピュータ24が赤外
線検知手段21aからの検知信号が人体からのものであ
ると判定すると、風向制御手段25に信号を送り、風向
制御手段25が使用者を検知した方向に空気調和機から
の風向がなるように制御し、所定の処理を終了するもの
である。そして、上記所定の処理を終了した後、所定時
間経過すると、人位置の検出動作に再び入り、上記と同
様の動作が繰り返されるものである。
【0014】
【発明が解決するための課題】しかるに、図7に示した
従来の空気調和機の自動温度設定装置にあっては、人位
置検知手段16からの検知出力から使用者の位置の変化
を判定して変化したときに設定温度の変更を行なってい
るだけであるので、使用者が頻繁に移動しているときに
は空気調和機の制御が追従できず、例え追従できたとし
ても室内の温度むらが大きくなるものであった。また、
使用者の位置の変更前と変更後の体表面温度差により設
定温度を変更しているので、必ずしも、使用者が感じて
いる温感とは一致しておらず、細かい温度制御ができな
いものであった。さらに、使用者が室温、風向及び風速
を設定しない限り一定に保たれているために使用者にと
っては退屈な空調となり、しかも使用者の活動状況にか
かわらず一定であるため不快に感じる場合もあるもので
あった。
【0015】また、図9に示した従来の空気調和機の制
御装置に用いられる人位置検知センサにあっては、赤外
線検知手段21aからの検知出力と固定の基準値とを比
較して人位置を判定しているために、使用者の周囲の温
度の影響、例えば、太陽が当たっている壁は温度が高い
、窓は気温の影響を受けやすい、壁、天井、床面などは
空調の影響を受けやすいなどの影響を受けて、常に人位
置を正確に判定できないという問題が生じた。
【0016】この発明は、上記した点に鑑みてなされた
ものであり、部屋全体をむらなく空調でき、しかも使用
者の活動状況に応じて室温、風向及び風速を制御できる
空気調和機の制御装置を得ることを目的とするものであ
る。また、第2の目的は、使用者の周囲温度の影響を補
正して検出精度が高く、安定した人位置検知センサを有
した空気調和機の制御装置を得ることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係わる空気調和機の制御装置は、人体が輻射する赤外線
を検知して人体の存在位置及び温度を検出するとともに
、壁、天井あるいは床面等の物体が輻射する赤外線を検
知して物体の温度を検出する輻射温度検出手段と、この
輻射温度検出手段からの検出出力を受けて設定温度を演
算する設定温度演算手段と、輻射温度検出手段からの検
出出力を受けて送風速度を演算する送風速度演算手段と
、輻射温度検出手段からの検出出力を受けて送風方向を
演算する送風方向演算手段と、設定温度演算手段からの
演算出力を受けて設定温度を変更する設定温度変更手段
と、送風速度演算手段からの演算出力を受けて送風速度
を変更する送風速度変更手段と、送風方向演算手段から
の演算出力を受けて送風方向を変更する送風方向変更手
段とを設けたものである。
【0018】この発明の第2の発明に係わる空気調和機
の制御装置は、人体が輻射する赤外線を検知して人体の
温度を検出するとともに、人体の周囲に存在する壁、天
井あるいは床面等の物体が輻射する赤外線を検知して物
体の温度を検出する輻射温度検出手段と、この輻射温度
検出手段からの人体の温度を示す検出出力と基準値とを
比較して人体を判別するための判別手段と、輻射温度検
出手段からの物体の温度を示す検出出力を受けて判別手
段に入力される基準値を変更する基準値変更手段とを設
けたものである。
【0019】
【作用】この発明の第1の発明にあっては、輻射温度検
出手段が人体の位置及び温度を検出すると共に物体の温
度を検出し、この輻射温度検出手段からの検出出力によ
って、設定温度演算手段及び設定温度変更手段が設定温
度を変更し、送風速度演算手段及び送風速度変更手段が
送風速度を変更し、送風方向演算手段及び送風方向変更
手段が送風方向を変更して使用者の位置及び活動状況に
よって適切な空調を行なわせしめる。
【0020】この発明の第2の発明にあっては、基準値
変更手段が判別手段の基準値を輻射温度検出手段からの
物体の温度を示す検出出力によって変更し、周囲環境に
て補正しながら使用者の位置を検出する。
【0021】
【実施例】実施例1.以下に、この発明の実施例1を図
1ないし図4に基づいて説明すると、図1において、1
は使用者である人体が輻射する赤外線を検知して人体の
存在位置及び表面温度を検出する人体検知手段で、サー
モパイル型赤外線センサによって構成されているもので
ある。2は使用者の周囲に存在する壁、天井及び床面等
の物体が輻射する赤外線を検知して物体の表面温度を検
出する物体温度検出手段で、サーモパイル型赤外線セン
サを放射温度計として使用したものによって構成したも
のであり、上記人体検知手段1とで輻射温度検出手段を
構成しているものである。
【0022】3は空気調和機の吸込口に設けられて室内
の温度を検出する室内温度センサで、サーモスタットな
どによって構成されている。4は使用者が感じた暑い、
寒い、むす及び快適等の温熱感覚をキー入力するための
感覚入力部、5は上記人体検知手段1及び物体温度検知
手段2からの検出出力を記憶する体表面温度記憶部で、
検出された人体の体表面温度を、人位置が変化した場合
に、人位置の変化前と変化後とに区別して記憶するもの
である。
【0023】6は上記人体検知手段1、上記物体温度検
知手段2、上記室内温度センサ3及び上記感覚入力部4
からのデータのやり取りを行なうインターフェース、7
は上記人体検知手段1及び上記物体温度検知手段2から
の検出出力と上記感覚入力部4によって入力された情報
とを上記インターフェース6を介して入力され、最適な
室温の設定温度、送風速度及び送風方向を演算する演算
手段で、上記人体検知手段1及び物体温度検知手段2か
らなる輻射温度検出手段からの検出出力を受けて設定温
度を演算する設定温度演算手段7aと、上記輻射温度検
出手段からの検出出力を受けて送風速度を演算する送風
速度演算手段7bと、上記輻射温度検出手段からの検出
出力を受けて送風方向を演算する送風方向演算手段7c
とによって構成されているものである。
【0024】8は上記演算手段7からの演算結果を上記
インターフェース6を介して受け、室温の設定温度、送
風速度及び送風方向を変更する変更手段で、上記設定温
度演算手段7aからの演算出力を受けて設定温度を変更
する設定温度変更手段8aと、上記送風速度演算手段7
bからの演算出力を受けて送風速度を変更する送風速度
変更手段8bと、上記送風方向演算手段7cからの演算
出力を受けて送風方向を変更する送風方向変更手段8c
とから構成されているものである。
【0025】9は上記変更手段8からの出力を受けて制
御される空調制御手段で、冷媒を圧縮する圧縮機9aと
、送風を行なう送風機9bと、送風方向を変更して配風
を行なう風向変更翼9cとからなるものである。なお、
上記インターフェース6、演算手段7及び変更手段8は
マイクロコンピュータによって構成しても良いものであ
る。また、図3の(a)及び(b)は使用者10が頻繁
に活動している状態を示す図及び使用者10が静止して
いる状態を示す図であり、11は空気調和機、12は壁
、13は天井、14は床面、15は高温部を示している
【0026】次に、この様に構成された空気調和機の制
御装置の動作について説明する。人体検知手段1にて検
出された使用者10の位置を示す人位置及び使用者の体
表面温度を示すデータと、物体温度検知手段2にて検出
された壁12、天井13及び床面14等の物体の表面温
度を示すデータがインターフェース6を介して演算手段
7に送られる。また、使用者10が感覚入力部4から温
熱感覚を入力した場合にも、感覚入力部4から入力され
たデータがインターフェース6を介して演算手段7に送
られる。同時に、演算手段7から使用者10の位置の移
動前後における人体検知手段1にて検出された使用者1
0の体表面温度を示すデータは、体表面温度記憶部5に
記憶される。
【0027】演算手段7では、設定温度演算手段7a、
送風速度演算手段7b及び送風方向演算手段7cそれぞ
れが入力された人体検知手段1からの使用者10の体表
面温度及び物体温度検知手段2からの物体の表面温度を
示すデータに基づいて室温の設定温度、送風速度及び送
風方向を演算する。
【0028】ここで、図3の(a)に示すように使用者
10が活動状況にあるときの演算手段7の演算方法を説
明する。人体検知手段1から検出された人位置が一定時
間に何回か移動していたことにより使用者10が活動状
況にあることを判断して活動状態の演算が行なわれる。 演算手段7における設定温度演算手段7aでは、室内温
度センサ3によって検出された室温に応じて設定されて
いた設定温度から1〜2℃低い設定温度に再設定する。 例えば、室内温度センサ3によって検出された室温が2
4℃以上の場合には再設定温度を設定温度より2℃低い
温度に、室温が24℃以下の場合には再設定温度を設定
温度より1℃低い温度に、室温が20℃以下の場合には
再設定温度を設定温度と同じ温度に再設定する。
【0029】また、演算手段7における送風速度演算手
段7bでは、例えば、設定温度演算手段7aにて設定さ
れた再設定温度と室内温度センサ3によって検出された
室温が2℃以上違う場合には急ノッジに、2℃以下の場
合には弱ノッジに設定するとともに、物体温度検知手段
2によって検知した壁12、天井13及び床面14等の
物体の温度が再設定温度より高い場合には急ノッジに、
低い場合には弱ノッジに設定する。さらに、演算手段7
における送風方向演算手段7cでは、人体検知手段1に
より検出した使用者10の位置方向以外に送風するよう
に送風方向を演算するものであり、物体温度検知手段2
によって検出された壁12、天井13及び床面14等の
物体の表面温度の情報によって輻射利用の空調を行なう
ように送風方向を演算するものであり、例えば、太陽光
が差し込む床面14の表面温度が壁12や天井13の表
面温度に比較して高い場合には、暖房時は壁12方向に
、冷房時は床面14方向に送風方向を設定するものであ
る。
【0030】一方、図3の(b)に示すように使用者1
0が静止状態である場合の演算手段7における演算は以
下のように行なっているものである。つまり、演算手段
7における設定温度演算手段7aでは、室内温度センサ
3によって検出された室温に応じて設定されていた設定
温度から1〜2℃高い設定温度に再設定する。例えば、
室内温度センサ3によって検出された室温が24℃以上
の場合には再設定温度を設定温度と同じ温度に、室温が
24℃以下の場合には再設定温度を設定温度より1℃高
い温度に、室温が20℃以下の場合には再設定温度を設
定温度より2℃高い温度に再設定する。
【0031】また、演算手段7における送風速度演算手
段7bでは、例えば、送風停止、弱ノッジ、強ノッジ及
び急ノッジを一定間隔で行なうように送風速度を演算す
るか、1/f揺らぎ制御に従った送風速度を演算すると
ともに、物体温度検知手段2により検出された壁12、
天井13及び床面14等の物体の表面温度が再設定温度
より高い場合は急ノッジに、低い場合は弱ノッジに設定
するものである。さらに、演算手段7における送風方向
演算手段7cでは、人体検知手段1により検出した使用
者10の位置方向に送風するように送風方向を演算する
ものであり、物体温度検知手段2によって検出された壁
12、天井13及び床面14等の物体の表面温度の情報
によって輻射利用の空調を行なうように送風方向を演算
するものである。
【0032】そして、上記のようにして演算手段7によ
って演算された演算結果は、インターフェース6を介し
て変更手段8に送られる。この変更手段8における設定
温度変更手段8aでは、演算手段7における設定温度演
算手段7aからの演算結果から設定温度の再設定を行な
い、空調制御手段9における圧縮機9a及び送風機9b
を室内温度センサ3にて検出された室温が再設定温度に
なるように制御する。
【0033】また、変更手段8における送風速度変更手
段8bでは、演算手段7における送風速度演算手段7b
からの演算結果に基づいて空調制御手段9における送風
機9bの回転数を制御して送風速度を変更するように制
御する。さらに、変更手段8における送風速度変更手段
8cでは、演算手段7における送風速度演算手段7cか
らの演算結果に基づいて空調制御手段9における風向変
更翼9cの向きを制御して送風方向を変更するように制
御する。
【0034】この様に構成された空気調和機の制御装置
の動作を、さらに図2に示したフローチャートによって
図3の(a)及び(b)に示した冷房の場合について説
明を加える。まず、ステップ1にて、人体検知手段1に
よって使用者10の存在位置及び使用者10の体表面温
度が検出されるとともに、物体温度検知手段2からの壁
12、天井13及び床面14等の物体の表面温度が検出
される。そして、この検出されたデータはステップ2に
て記憶部5に記憶されてステップ3に進む。
【0035】ステップ3では人体検知手段1にて使用者
10の検知動作を開始してから一定時間経過したかどう
かを確認し、一定時間経過していなければステップ1に
戻る。このステップ3では、例えば、人体検知手段1に
て使用者の検知を行い、10秒毎に記憶部5の内容を演
算手段7に転送し、その都度記憶部5の記憶内容をクリ
アにする構成にしておけば記憶部5の記憶容量を比較的
少なくできるものである。ステップ3で一定時間経過し
ていると確認されるとステップ4に進み、このステップ
4では使用者が一定時間内に一定回数以上存在位置を移
動したか否かを確認する。例えば、人体検知手段1にて
使用者の位置を確認した回数をカウントし、このカウン
ト数が3回/10秒以上であれば使用者10の活動が頻
繁に行なわれているとみなし、3回/10秒以下であれ
ば使用者10は静止しているとみなす。
【0036】そして、このステップ4で使用者が一定回
数以上存在位置を移動したと確認すると、使用者が活動
状態であると判断してステップ5以降のステップに進み
、一定回数以下であると確認すると使用者が静止状態で
あると判断してステップ8以降のステップに進む。ステ
ップ5では、演算手段7において人体検知手段1及び物
体温度検知手段2からの検知出力に基づいて演算してス
テップ6に進む。ステップ6では、演算手段7にて演算
された演算結果に基づき変更手段8が空調制御手段9を
制御する。すなわち、送風方向は使用者10を避け、演
算結果に基づいた風速に従って、演算結果により再設定
された設定温度になるまで、図3の(a)に示したよう
に、使用者を包み込むような輻射を利用した空調が行な
われることになる。そして、ステップ7に進み、室内温
度センサ3からの室温が再設定温度になったか否かを確
認し、再設定温度に達したならばステップ1に戻って上
記した動作を繰り返すものである。
【0037】一方、ステップ8に進むと、ステップ8に
て演算手段7において人体検知手段1及び物体温度検知
手段2からの検知出力に基づいて演算してステップ9に
進む。ステップ9では、演算手段7にて演算された演算
結果に基づき変更手段8が空調制御手段9を制御する。 すなわち、送風方向は使用者10の方向に、演算結果に
基づいた風速に従って演算結果により再設定された設定
温度になるように、図3の(b)に示したように、自然
感覚のドラフト感のある送風が行なわれるものである。 そして、ステップ10に進み、ステップ9による空調を
始めてから一定時間、例えば1分間、経過したかどうか
を確認し、一定時間経過していればステップ1に戻って
上記した動作を繰り返すものである。
【0038】実施例2.図4はこの発明の実施例2を示
すものであり、空気調和機の制御装置に用いられる人位
置検知センサを示すものである。この人位置検出センサ
は上記実施例1で示した人体検知手段1及び物体温度検
知手段2からなる輻射温度検知手段に適用できるもので
ある。図4において27は使用者である人体が輻射する
赤外線を検知するとともに使用者の周囲にある壁、天井
、床面等の物体が輻射する赤外線を検知する輻射温度検
知部で、サーモパイル型の赤外線検知センサを放射温度
計として使用して複数用いたものであっても良く、駆動
部にこの放射温度計を1つ設けたものであっても良いも
のであり、また、サーモパイル型の赤外線センサを放射
温度計として使用して使用者の周囲にある物体の表面温
度を検知し、焦電型赤外線センサにて検知エリア内の赤
外線エネルギー変化を検知することによって使用者の位
置を検知するものであっても良いものである。
【0039】22はこの輻射温度検知部からの検知出力
を増幅する増幅部で、上記輻射温度検知部27としてサ
ーモパイル型のものだけを使用した場合は微分型の増幅
器を追加して焦電型赤外線センサと同様なものとして使
用者の位置を検知するようにしても良いものである。2
3bはこの増幅部22で増幅された上記輻射温度検知部
27からの検知信号が一方の入力端に入力される比較器
からなる判別手段である。28は上記輻射温度検出手段
からの物体の温度を示す検出出力を受けて上記判別手段
を構成する比較器23bの他方の入力端に入力される基
準値を変更する基準値変更手段で、上記増幅部22から
の増幅された上記輻射温度検知部27からの物体の温度
を示す検出出力をデジタル信号に変換するアナログ/デ
ジタル変換器28aと、この変換器28aからのデジタ
ル信号を受けて図5に示す補正グラフに基づいて基準値
を求めて上記比較器23bのための基準デジタル値を出
力するとともに、上記比較器23bからの比較結果を受
けて人体検知結果を出力するマイクロコンピュータから
なる基準値発生部28bと、この基準値発生部28bか
らの基準デジタル値を受けて基準アナログ値に変換して
上記比較器23bの他方の入力端に出力するデジタル/
アナログ変換器28cとから構成されているものである
【0040】なお、図5は基準値を出力するための図で
あり、横軸は上記輻射温度検知部27にて検知された使
用者の周囲にある壁、天井及び床面等の物体の表面温度
を示す値であり、縦軸は基準値を示す値である。使用者
から輻射されて検知された使用者の体表面温度はほぼ一
定であるが、壁、天井及び床面等の物体の表面温度は天
候及び空調によって変化しており、使用者の周囲の温度
に応じて安定した精度の高い使用者の位置検出を行なう
ために、この実施例では図5に示すように物体の表面温
度が25℃(Tmax)以上のとき基準値を35℃(T
max)にし、物体の表面温度が15℃(Tmin)以
下のとき基準値を25℃(Tmin)にし、物体の表面
温度が25℃〜15℃の範囲にあるときは基準値を35
℃と25℃とを直線上に結ぶ値にしているものである。
【0041】次に、図4のように構成された空気調和機
の制御装置に用いられる人位置検知センサの動作につい
て図6に示したフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、人位置の検出動作に入ると、ステップ1にて基準値
変更手段28の基準値発生部28bから基準値の最大値
(Tmax)が出力され、ステップ2に進む。ステップ
2では、輻射温度検知部27における人体検知センサか
らの検知出力と基準値発生部28bからの基準値の最大
値(Tmax)とを比較器23bにて比較し、検知出力
が基準値の最大値(Tmax)よりおおきければ使用者
の位置を確認したと判断してステップ3に進み、使用者
の位置にあった空調を行なうものである。
【0042】また、ステップ2にて検知出力が基準値の
最大値(Tmax)より小さいと確認されるとステップ
4に進み、ステップ4にて輻射温度検知部27における
物体温度検知センサからの検知出力が基準値変更手段2
8の基準値発生部28bに入力されてステップ5に進む
。 ステップ5では、輻射温度検知部27から検知された物
体の表面温度がどの範囲の温度であるかを判定し、ステ
ップ6、7あるいは8の1つのステップに進む。ステッ
プ6、7あるいは8では、それぞれ図5に示した関係に
基づいて基準値を変更し、ステップ1に戻り、上記の処
理が繰り返されて使用者の位置が確認されるものである
【0043】なお、ステップ6、7あるいは8からステ
ップ1に戻って輻射温度検知部27からの使用者の体表
面温度を示す検知出力が基準値発生部28bからの基準
値以下であると、その検知範囲には使用者がいないと判
断して次の検知範囲にて上記と同様の動作を繰り返すも
のである。また、この図4に示されたものを図1に示し
た実施例1のものの人位置検出に使用すれば、さらに精
度の良い制御ができるものである。
【0044】
【発明の効果】この発明の第1の発明は、以上に述べた
ように、人体が輻射する赤外線を検知して人体の存在位
置及び温度を検出するとともに、壁、天井あるいは床面
等の物体が輻射する赤外線を検知して物体の温度を検出
する輻射温度検出手段と、この輻射温度検出手段からの
検出出力を受けて設定温度を演算する設定温度演算手段
と、輻射温度検出手段からの検出出力を受けて送風速度
を演算する送風速度演算手段と、輻射温度検出手段から
の検出出力を受けて送風方向を演算する送風方向演算手
段と、設定温度演算手段からの演算出力を受けて設定温
度を変更する設定温度変更手段と、送風速度演算手段か
らの演算出力を受けて送風速度を変更する送風速度変更
手段と、送風方向演算手段からの演算出力を受けて送風
方向を変更する送風方向変更手段とを設けたので、使用
者の活動状況及び使用者の周囲の環境を考慮した空調が
行なえ、部屋全体をむらなく空調でき、しかも使用者の
活動状況に応じて室温、風向及び風速を制御できる空気
調和機の制御装置が得られるという効果を有するもので
ある。
【0045】この発明の第2の発明は、人体が輻射する
赤外線を検知して人体の温度を検出するとともに、人体
の周囲に存在する壁、天井あるいは床面等の物体が輻射
する赤外線を検知して物体の温度を検出する輻射温度検
出手段と、この輻射温度検出手段からの人体の温度を示
す検出出力と基準値とを比較して人体を判別するための
判別手段と、輻射温度検出手段からの物体の温度を示す
検出出力を受けて判別手段に入力される基準値を変更す
る基準値変更手段とを設けたので、使用者の周囲温度の
影響を補正して検出精度が高く、安定した人位置検知セ
ンサを有した空気調和機の制御装置が得られるという効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック線図。
【図2】この発明の実施例1の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図3】この発明の実施例1における制御状態を説明す
るための図。
【図4】この発明の実施例2を示すブロック線図。
【図5】この発明の実施例2における物体の表面温度と
基準値との関係を示す図。
【図6】この発明の実施例2の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図7】従来の空気調和機の自動温度設定装置を示すブ
ロック線図。
【図8】図8に示したものの動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図9】従来の空気調和機の制御装置における人体検知
センサを示すブロック線図。
【符号の説明】
1      人体検知手段 2      物体温度検知手段 7      演算手段 7a    設定温度演算手段 7b    送風速度演算手段 7c    送風方向演算手段 8      変更手段 8a    設定温度変更手段 8b    送風速度変更手段 8c    送風方向変更手段 23b  判別手段である比較器 27    輻射温度検出手段 28    基準値変更手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  人体が輻射する赤外線を検知して人体
    の存在位置及び温度を検出するとともに、壁、天井ある
    いは床面等の物体が輻射する赤外線を検知して物体の温
    度を検出する輻射温度検出手段、この輻射温度検出手段
    からの検出出力を受けて設定温度を演算する設定温度演
    算手段、上記輻射温度検出手段からの検出出力を受けて
    送風速度を演算する送風速度演算手段、上記輻射温度検
    出手段からの検出出力を受けて送風方向を演算する送風
    方向演算手段、上記設定温度演算手段からの演算出力を
    受けて設定温度を変更する設定温度変更手段、上記送風
    速度演算手段からの演算出力を受けて送風速度を変更す
    る送風速度変更手段、上記送風方向演算手段からの演算
    出力を受けて送風方向を変更する送風方向変更手段を備
    えた空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】  人体が輻射する赤外線を検知して人体
    の温度を検出するとともに、人体の周囲に存在する壁、
    天井あるいは床面等の物体が輻射する赤外線を検知して
    物体の温度を検出する輻射温度検出手段、この輻射温度
    検出手段からの人体の温度を示す検出出力と基準値とを
    比較して人体を判別するための判別手段、上記輻射温度
    検出手段からの物体の温度を示す検出出力を受けて上記
    判別手段に入力される基準値を変更する基準値変更手段
    を備えた空気調和機の制御装置。
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