JPH04321785A - スクロール圧縮機の可変クランク機構 - Google Patents
スクロール圧縮機の可変クランク機構Info
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- F04C29/005—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
他のあらゆるスクロール圧縮機に応用可能な、漏れと機
械損失を少なくして高性能化を図る可変クランク機構に
関する。
88645 号に見られるように主バランスウェイトの
遠心力が主軸中心と偏心軸中心を結ぶ線上に作用する従
動クランク構造であった。系全体の慣性バランスをとる
設計上、主バランスウェイトの遠心力は旋回スクロール
の遠心力より大きくなるため、偏心軸は旋回半径を小さ
くする方向に力を受ける。この力を相殺して旋回半径を
大きくする方向に力を作用させ、ラップ同士の径方向隙
間をゼロにする目的で、ガス圧縮荷重によるモーメント
を利用して、枢動ピンを中心として旋回半径を大きくす
る方向に偏心軸を回転させるような力を作用させていた
。
動クランク構造において主バランスウェイトを二分して
いるが、これはスペース上の問題解決を図ったものであ
る。
ンスウェイトの遠心力がそのまま偏心軸に作用し旋回ス
クロールの遠心力とアンバランスなので、回転数により
このアンバランス量が異なり、回転数によらず、ほぼ、
一定のガス圧縮荷重でこの遠心力を常にバランスさせる
ことはできない。従って、可変速圧縮機において、高速
回転のときに適度なラップ接触荷重になるように設計し
ておくと、低速回転では遠心力が小さくなるため、ガス
圧縮荷重が大きくなりすぎ、ラップ接触荷重が過大にな
る可能性がある。ラップ接触荷重が過大になると、振動
,騒音の原因になったり、機械損失を増大させて性能を
低下させたり、ラップの摩耗が増大して信頼性を低下さ
せたりする。
力が常に旋回スクロールの遠心力と釣り合うようにして
、ガス圧縮荷重の一部を偏心軸の旋回半径を大きくする
方向に作用させ、回転数によらずラップ接触荷重がほぼ
一定になるようにして、振動,騒音や機械損失が少なく
、ラップの摩耗も少ない、高効率で高信頼性のスクロー
ル圧縮機を提供する。
ンク構造において、主バランスウェイトの遠心力作用線
を偏心軸中心から枢動ピン側へ少しずらし、枢動ピンを
中心とする旋回スクロールの遠心力による回転モーメン
トと、主バランスウエイトによる回転モーメントが釣り
合うようにする。その上でガス圧縮荷重を、枢動ピンを
中心として偏心軸が偏心量が大きくなる方向へ回転する
ように作用さる。
し、一方をその遠心力が旋回スクロールの遠心力と釣り
合う大きさにして偏心軸に装着し、他方を残りの遠心力
を発生する大きさにして主軸に装着する。その上で、偏
心軸が主軸に対し半径方向にスライドできるように嵌合
させた非円形軸と孔の機構を用いて、スライド方向を偏
心方向から反回転方向に傾かせ、ガス圧縮荷重の分力が
偏心軸の偏心量を大きくするように作用させる。
を任意に設定できるので、常に適度な力で旋回スクロー
ルラップを固定スクロールラップに押しつけるようにこ
れを設定する。このようにすることによって、旋回スク
ロールのラップと固定スクロールのラップは径方向の隙
間がゼロになり、低速回転でももれが少なくなるので高
性能化が図ることができる。また、ラップの押しつけ力
が回転数によらず常に適度な大きさになるため、振動,
騒音が少なくなる。さらに、ラップの摩耗も少なくなる
。
造を示している。密閉容器1内に固定スクロール2及び
旋回スクロール3からなる圧縮部と旋回スクロール3を
駆動する主軸4及び偏心軸5からなる駆動軸,主軸4を
支持し固定スクロールを固定するフレーム6,主軸4の
下部には駆動用の電動機が装着されて、これらが一体と
なって収納されている。旋回スクロール3はオルダムリ
ング7により自転を拘束され、主軸4の回転により偏心
軸5によって旋回駆動される。主軸4には旋回スクロー
ルの遠心力を打ち消して振動の発生を防ぐために、主バ
ランスウェイト9及び副バランスウェイト10が取り付
けられている。ガスは吸入管11から吸入され、圧縮室
12で圧縮されて吐出ポート13から吐出室へ吐出され
、下部室16を経て吐出管17から密閉容器外へ吐出さ
れる。軸受や摺動部へは油18が主軸下方から給油され
る。
心力の関係を図2により説明する。駆動軸は主軸4と偏
心軸5からなっており、偏心軸には旋回スクロール3の
遠心力Fc が作用する。主軸4にはFc を相殺する
ために上部に主バランスウエイト9を、下部に副バラン
スウェイト10を装着する。主バランスウェイト9の遠
心力をFb ,副バランスウェイト10の遠心力をFb
sとし、旋回スクロール3と副バランスウエイト10の
軸方向重心間距離をLc ,主バランスウェイト9と副
バランスウェイト10の軸方向重心間距離をLb とす
ると、これらの間には次の関係がある。
+Fbs
(1)
=Fb×Lb
(2)式(2)を変形すると次のよ
うになる。
=Lc/Lb(>1)
(3)式(1)及び式(3)から分かるよう
に、fbはFcよりも大きくなる。
り説明する。
せを示している。主軸4と偏心軸5及び主バランスウェ
イト9は別体で構成されている。主軸4の上部には枢動
ピン4bとストッパ孔4bが設けられている。主軸4に
は、まず、主バランスウェイト9が組み合わせられる。 主バランスウェイト9には幅が枢動ピン4bと隙間無く
はめ合わされる寸法で、長さはこれより少し長い長孔9
bと、係合孔9cとが設けられている。組み付けは長孔
9bを枢動ピン4bに通して行なわれる。次に、偏心軸
5が組み付けられる。偏心軸5には被枢動孔5bが設け
られ、基底部5aには主バランスウェイト係合ピン6c
が下向きに設けられている。被枢動孔は枢動ピン4bに
、係合ピン6cは係合孔9cにそれぞれはめ合わされる
。係合ピン6cはさらにストッパ孔4cに挿入される。 ストッパ孔4cの直径は係合ピン6cの直径よりやや大
きくなっており、偏心軸5は枢動ピン4bを中心として
僅かに回転することができる。
力の作用について説明する。方向については便宜上、図
に示したように、x,yにそれぞれ符号を付けて定義す
る。Oc は主軸4の中心である。Os は偏心軸5の
中心であり、Oc から旋回半径の距離にある。今、主
軸4は時計方向に回転するものとする。枢動ピン4b及
び被枢動孔5bは、Os に対して+x方向にLsx,
+y方向にLsyの位置にある。
び係合孔4cの中心である。ObはOc及びOs から
+x方向にLbxの位置にある。また、ObはOsより
も−yの方向にある。
、+yの方向に作用する。ガス圧縮荷重は、旋回軌道接
線方向荷重Fgtと半径方向荷重Fgrに分割して考え
ると、図のように作用する。主バランスウエイト9の重
心はOsとOcを通る直線上にあるが、長穴9bは枢動
ピン4bからx方向にのみ拘束され、y方向には拘束さ
れないので、主バランスウエイト9の遠心力FbはOb
に対して−y方向に作用する。ここで、LsxとLbx
を次のように設定する。
sx=Fc/Fb
(4)Od を中心とする遠心力の
モーメントは、時計回りを正として次のようになる。
るモーメントMcは
×Lsx
(5)2)主バランスウエイト
の遠心力によるモーメントMbは
b×Lbx
(6)式(4)の関係からMc+
Mb=0となり、偏心軸に作用する遠心力による荷重は
釣り合うことになる。
ε、バランスウェイトの質量をmb、重心半径をeとす
ると、Fc及びFbは次式で表される。
×ε
(7)
×e
(8)よって、式(4)は次の
ように表すことができる。
sx=ms×ε/(mb×e)
(9)一方、ガス圧縮荷重によるモーメント
の関係は次のようになる。
Mgt
gt×Lsy
(10) 2)半径方向荷重FgrによるモーメントMgr
29】
Fgr×Lsx
(11)Mgt+Mgrが正になるよ
うにすると、偏心軸5は偏心量が大きくなる方向に力を
受ける。ストッパ孔4cの直径と係合ピン5cの直径の
差を適度に設定すると、図1に示した旋回スクロールラ
ップ3aは固定スクロールラップ2aに押しつけられ、
隙間が0になる。この条件を式で表すと式(10),(
11)から次のように表すことができる。
sy−Fgr×Lsx>0
(12)式(12)を変形すると次のように
なる。
/Lsx>Fgr/Fgt
(13)Mgt+Mgrが圧縮機に必要な全
運転範囲において、負にならない範囲でなるべく小さく
なるようにLsx及びLsyを設定すると、ラップの押
しつけ力は小さく、かつ隙間を0にすることができる。 通常、FgrはFgtより小さいので、Fgr/Fgt
<1であり、適正なLsxとLsyの関係を次のように
表すことができる。
sx>Fgr/Fgt
(14)したがって、適正な枢動ピン4
b及び被枢動孔5bの位置を、運転範囲の中で、吐出圧
力と吸入圧力の差圧が最も大きい条件で、Lsx及びL
syが式(19)を満たす適切な位置に設定すればよい
。
6により説明する。
せを示している。主軸4と偏心軸5は別体で構成されて
いる。主軸4の上部には方形の駆動軸4dが設けられて
いる。主軸4には偏心軸5が組み付けられる。偏心軸5
には、駆動軸4dと幅が微小隙間ではめあわされ、これ
と直角方向には少し大きな隙間があくような、長方形の
被駆動孔5dが設けられ、基底部5aには主バランスウ
ェイト主部9Aの装着孔9Aaがやきばめなどによって
とりつけられる。また主バランスウェイト副部9Bが同
様な方法で駆動軸4dの下にとりつけられる。
力の作用について説明する。方向についてはここでも便
宜上、図に示したようにように、x,yにそれぞれ符号
を付けて定義する。Oc は主軸4の中心である。Os
は偏心軸5の中心であり、Ocから旋回半径の距離に
ある。今、主軸4は時計方向に回転するものとする。駆
動軸4d及び被駆動孔5dのスライド面はy軸に対して
少し傾いて設定されている。偏心軸5はスライド面の方
向に駆動軸4dと被駆動孔5dの隙間の分だけ移動可能
である。
、+yの方向に作用する。ガス圧縮荷重は、旋回軌道接
線方向荷重Fgtと半径方向荷重Fgrである。主バラ
ンスウエイト主部9Aの遠心力Fb1 は、偏心軸5に
−y方向に作用する。主バランスウェイト副部の遠心力
Fb2は、主軸4に−y方向に作用する。Fb1とFb
2及び式(1)の上bとの関係を次のように設定する。
b2=Fb
(15)また、偏心軸に作用する遠
心力が常に釣り合うように、Fb1を次のように設定す
る。
c
(16)図7は駆動軸4dと被
駆動孔5dのスライド面の傾きθと接線方向荷重Fgt
の作用を示したものである。Fgtのy方向分力Fgt
yは次のように表される。
Fgt×tanθ
(17)Fgty がFgrより僅かに大
きくなるようにθを設定すると、図1に示した旋回スク
ロールラップ3aは固定スクロールラップ2aに小さい
力で押しつけられ、隙間が0になる。また、Fgrは通
常Fgtより小さいので、Fgty はFgtを超える
必要は無い。以上の関係を式で表すと、
gty>Fgr
(18)式(17)を代入すると式
(18)は、
gt×tanθ>Fgr
(19)式(19)を変形すると、
θ>Fgr/Fgt
(20)したがって、適正なスライド面の傾き
角θを、運転範囲の中で、吐出圧力と吸入圧力の差圧が
最も大きい条件において、式(20)を満たす適切な値
に設定すればよい。
。本実施例では、駆動機構を第一の実施例と同様の構造
にし、バランスウェイトを第二の実施例と同様の構造に
してある。本実施例では、式(14)を満たすように枢
動ピンおよび被枢動孔の位置を設定し、式(15)及び
(16)を満たすように主バランスウェイトを設計する
ことによって同じ効果が得られることは明らかである。
心軸の遠心力を常にバランスさせた上で、圧力条件が一
定であれば回転数によらずほぼ一定になるガス圧縮荷重
を利用して偏心軸に半径方向の力を作用させ、旋回スク
ロールラップを小さな力で固定スクロールラップに押し
つけるようにしたので、高速運転のときにラップの接触
荷重が増大することが無く、また、低速運転のときにも
押しつけ荷重が確保されているのでラップ間に隙間が生
じることが無く、もれを生じない。したがって、幅広い
可変速範囲で機械損失やもれ損失が小さく、高効率のス
クロール圧縮機を実現することができる。また、ラップ
間の押しつけ荷重が常に適正になるので、振動や騒音が
少なく、ラップの摩耗も少なくなり、静かで信頼性の高
いスクロール圧縮機を提供することができる。
関係を示す説明図。
。
。
。
。
係を示す部分平面図。
。
ランスウェイト、10…副バランスウェイト。
Claims (1)
- 【請求項1】端板に渦巻状のラップを直立させた固定ス
クロール部材と、旋回スクロール部材を互いにラップを
向き合わせ、偏心させて組み合わせ、前記旋回スクロー
ル部材を自転することなく旋回運動させてガスを圧縮す
るようにしたスクロール圧縮機において、旋回スクロー
ルを駆動する偏心軸部は、主軸とは別体であり、前記主
軸の上部に設けた枢動ピンに前記偏心軸に設けた被枢動
孔が回転自在に係合し、前記枢動ピン及び被枢動孔の位
置は、前記偏心軸の中心を通る旋回軌道円接線より外周
側で、前記偏心軸の中心と前記主軸の中心を結ぶ平面よ
り回転方向に進んだ位置にあり、前記偏心軸の下部には
主バランスウェイトを係合して遠心力を作用させる係合
ピンを設け、前記係合ピン中心の位置は前記偏心軸の中
心と前記主軸の中心を通る平面より、前記枢動ピンの中
心側へずれていることを特徴とするスクロール圧縮機の
可変クランク機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088135A JP2897449B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スクロール圧縮機の可変クランク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088135A JP2897449B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スクロール圧縮機の可変クランク機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04321785A true JPH04321785A (ja) | 1992-11-11 |
| JP2897449B2 JP2897449B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=13934488
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3088135A Expired - Fee Related JP2897449B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スクロール圧縮機の可変クランク機構 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2897449B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-04-19 JP JP3088135A patent/JP2897449B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2897449B2 (ja) | 1999-05-31 |
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