JPH0432362Y2 - - Google Patents

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JPH0432362Y2
JPH0432362Y2 JP1984150342U JP15034284U JPH0432362Y2 JP H0432362 Y2 JPH0432362 Y2 JP H0432362Y2 JP 1984150342 U JP1984150342 U JP 1984150342U JP 15034284 U JP15034284 U JP 15034284U JP H0432362 Y2 JPH0432362 Y2 JP H0432362Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、断面が円形、楕円形等の円筒ある
いはそれに似た形状(以下、円筒状という)を持
つ軽量物体、たとえば食品、薬品等の円筒状軽量
固形物に、輸送しながら加熱、冷却、乾燥等の処
理を施す、空気式輸送コンベアを使用した処理装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
食品、薬品等の軽量固形物に加熱、冷却、乾燥
等の処理を施す装置としては、従来より、処理室
内にネツトコンベアを設けたものが知られてい
る。この処理装置は、処理室内を所定の加熱等の
処理状態にしておき、食品、薬品等の処理物体を
ネツトコンベアに乗せて低速度で移動させること
により加熱等の処理を行うものである。
他方、断面形状をV字状やU字状とし、輸送路
の底面を構成するプレナムの上面板に複数個のス
ロツトやホールを並設して、これらのスロツト等
より輸送路内に空気を吹き出して物体を浮揚させ
ながら移動させる空気式輸送コンベアが、従来よ
り知られている(例えば実開昭49−125494号公報
参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記従来の処理装置は、嵩高で据付
けスぺースが大きい上に、処理物体をネツト上に
載せてそのまま移動するのみであるため、処理物
体の全面を一様に処理することができないと共
に、処理の効率も低いという難点がある。
そこで、前記ネツトコンベアの代わりに前記空
気式輸送コンベアを処理室内に設け、輸送物体の
浮揚及び推進を行う空気に加熱、冷却、乾燥等の
処理を施してスロツトやホールより吹き出すよう
にして、食品、薬品等の処理物体を輸送しながら
同時に処理を行うようにすることが考えられる。
しかし、前記従来の空気式輸送コンベアは、輸
送路が直線状で物体は一方向に輸送されるのみで
あり、また輸送路の断面形状は異なるV字形ない
しU字形である。このため、次のような問題が生
じる。
すなわち、処理室内において、前述した公知の
空気式輸送コンベアによつて輸送しながら円筒状
とした処理物体の加熱、冷却、乾燥等の処理を行
う場合には、スペースの節約及び処理効率の向上
を図るため、できるだけ多くのコンベアを処理室
内に配設して一時に大量に処理を行えるようにす
る必要がある。このため、通常、多くのコンベア
を少し傾斜して設けて斜め上方に処理物体を輸送
するようにすると共に、第一のコンベアの終端部
付近の下方に第二のコンベアの始端部を配置し、
続いて同様に、第二のコンベアの終端部付近の下
方に第三のコンベアの始端部を配置するというよ
うに構成し、各コンベアによつて前記処理物体を
連続輸送することになる。この場合、処理室のス
ペースが限られているため、例えば、前記の三つ
のコンベアをコ字形をなすように互いに90°をな
して配置したりして、輸送中に輸送方向を適宜変
えることが必要となる。
前述のように各コンベアを配置すると、第一の
コンベアで輸送された円筒状物体は、その終端部
から落下して第2のコンベアの始端部に載せら
れ、そのままで終端部まで輸送される。次に、第
2のコンベアの終端部まで来ると、落下して第3
のコンベアの始端部に載せられる、というように
して連続輸送される。そして、落下する際に輸送
方向の転換をも同時に行うのである。
しかし、前述の如く、空気式輸送コンベアは、
スロツト等から吹き出す空気によつて物体を浮揚
しながら移送するものであり、しかも円筒状物体
は、凹形の輸送路にその中心軸を輸送方向に一致
させて載せられるのである。従つて、輸送路の終
端部から食品等の処理物体をそのまま次のコンベ
アの輸送路まで落下させると、処理物体が次のコ
ンベアの輸送路に前述した輸送姿勢で載らなかつ
たり、輸送路に載らず落下してしまう恐れがあ
る。前述した輸送姿勢で載らないと、処理物体が
停滞したり円滑に移動しなくなつてしまい、また
落下した処理物体には処理がなされないことにな
る。さらに、輸送路からの落下の際に処理物体が
損傷する恐れもある。
この危険性は、隣接する二つのコンベア間での
輸送方向の変化の度合いが大きい程増加する。
他方、この危険性を少なくしようとすると、輸
送方向の変化を小さくする、すなわち各コンベア
の輸送路をできるだけ直線状に近づける必要が生
じ、処理室内での各コンベアの配置方法が限定さ
れてしまうという難点が生じて来る。
そこで、この考案の目的は、略円筒状とした処
理物体に、全面にわたつて満遍なく加熱、冷却、
乾燥等の処理を施すことができると共に、処理効
率が良く、しかも処理室内のスペースの有効利用
を図ることができる略円筒状物体の処理装置を提
供することである。
この考案の他の目的は、処理物体の移動が円滑
かつ確実に行われると共に、処理物体に損傷を与
える恐れがない略円筒状物体の処理装置を提供す
ることである。
この考案のさらに他の目的は、吹き出す空気流
が有効に使用され、装置の運転効率が高く省エネ
ルギーに貢献できる略円筒状物体の処理装置を提
供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案では次のよ
うな技術的手段を講じている。
すなわち、処理室内に於いて、コンベア部によ
つて略円筒状の処理物体を連続して輸送しなが
ら、当該処理物体の加熱、冷却、乾燥等の処理を
行う処理装置であつて、 プレナムの上面に設けた直線状の輸送路に前記
プレナムの内部より空気を吹き出して略円筒状の
処理物体を輸送するコンベア部を、処理室内に少
なくとも二つ含んで成り、 前記各コンベア部の輸送路を構成する前記プレ
ナムの上面板は、略平面状の底面とその両側に起
立する略垂直面とを有する断面囲い型の底部と、
当該底部の略垂直面の上端の両側に左右対称に傾
斜して設けた一対の平板状の側部とを備えている
と共に、前記一対の側部が上方に開いた形に形成
されており、 前記底部の底面には、前記輸送路内に前記プレ
ナムの内部から上方に空気を吹き出す複数のホー
ルが、輸送方向に並設され、 前記一対の側部には、前記輸送路内に前記プレ
ナムの内部からほぼ輸送方向に平行に空気を吹き
出す複数のスロツトが、輸送方向に並設され、 前記底部の両略垂直面の間の幅は処理物体の径
よりも小さく設定されるとともに、その深さが一
定の空気溜めの空間が形成できるように設定さ
れ、 前記各コンベア部は、プレナムの内部より加
熱、冷却、乾燥等の処理をされた空気を輸送路に
吹き出すように構成されているとともに、連結路
を介して各輸送路が水平又は傾斜した状態で、平
面的に見ると互いに略平行に連結されており、 前記連結路は、互いに隣接する前記コンベア部
のうちの上流側にあるコンベア部の輸送路の終端
部と、下流側にあるコンベア部の輸送路の始端部
との間に設けてあり、かつ前記両コンベア部の輸
送路の側部は、前記連結路の接続部において切欠
されており、 さらに前記上流側のコンベア部の輸送路の側部
には、前記連結路との接続部に対向する位置に、
前記連結路に向かつて処理物体を移動させるよう
に空気を吹き出す複数のホールが設けてあり、 前記各コンベア部の輸送路及び連結路を通つて
処理物体を連続して輸送するようにしたことを特
徴とするものである。
ここで、断面が円形でない処理物体の場合は、
その径は、輸送時の状態における処理物体の幅方
向(輸送方向に直交する方向)の長さを意味する
ものとする。
〔作用〕
以上のように構成した結果、コンベア部の輸送
路に円筒状の処理物体を置くと、処理物体には、
輸送路の底部に設けたホールより吹き出される空
気流と、一対の側部に設けたスロツトより吹き出
される空気流が当たる。底部のホールからの空気
流は上方に向いているので、これによつて輸送物
体は浮揚せしめられ、また、側部のスロツトから
の空気流は輸送方向にほぼ平行なので、これによ
つて処理物体は前方に推進される。
処理物体は、各コンベア部の輸送路と連結路を
通つて連続的に輸送されるので、処理物体を最初
のコンベア部の輸送路に載せるだけで、処理を自
動的に行うことができる。
前記ホールとスロツトから吹き出す空気は、処
理物体の処理に合わせて予め加熱、冷却、乾燥等
されているため、処理物体はこの空気によつて加
熱等の処理が施されながら移動するが、この空気
は、処理室内に拡散する前に輸送路内で処理物体
に吹き付けられるので、処理効率は良好となる。
また、処理物体は、空気により浮揚されながら
移動するので、その周囲に容易に空気が触れるこ
とができ、処理物体の処理を満遍なく行うことが
できる。
さらに、この考案では、各コンベア部の輸送路
において、上面板の底部の両略垂直面間の幅が処
理物体の径よりも小さく設定してあるので、輸送
中の処理物体は、その斜め下方の湾曲した側面を
上面板の一対の側部に最も近接した状態で浮揚し
つつ移動する。このため、側部の処理物体が最も
近接する位置にスロツトを設けて、スロツトから
吹き出す空気流を吹き出された直後に処理物体に
当てることができ、空気流による推進力を極めて
有効に利用することができると共に、処理の効率
も向上する。
他方、この考案では、上面板の底部の略垂直面
の深さを一定の空気溜の空間が形成できるように
設定しているので、処理物体と上面板の間には、
単なるV字形の上面板を用いた場合よりも幅広い
空間が生じている。輸送時には、底部の底面に設
けたホールから吹き出した空気は、ほとんどすべ
てが処理物体に当たり、前記空間に一時的に溜め
られる。また、側部に設けたスロツトから吹き出
した空気も、処理物体に当たつて一部が処理物体
の下方に流れると考えられるので、その空気流の
一部も前記空間に一時的に溜められることにな
る。この溜まつた空気が処理物体を浮揚させる作
用をする。
従つて、この考案によれば、スロツトから吹き
出す空気流による推進力を有効に利用することが
でき、しかも、ホールから吹き出す空気流(動
圧)による浮揚力と、前記空間内に一時的に溜ま
つた空気(静圧)による浮揚力の双方を利用する
ことができるので、空気流を有効に活用すること
ができ、ひいては十分な処理物体の浮揚力を得る
ことができる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。
第1図及び第2図は、室1内に五つのコンベア
部A,B,C,D,Eを連結してなる処理装置を
示したもので、コンベア部A及びそれと連結され
たコンベア部は共に上行状態に傾斜して設置さ
れ、コンベア部Bに連結されたコンベア部Cは水
平状態にて設置されている。さらに、コンベア部
Cに連結されたコンベア部D及びそれと連結され
たコンベア部Eは、共に下行状態に傾斜して設置
されている。
各コンベア部A,B,C,D,Eにおいて、2
はプレナムを示している。またコンベア部A及び
Cにおいて、3は送風機、4は送風管、5は調
温・調湿装置であり、これらは室1の外部に設け
られている。
各コンベア部A,B,C,D,Eのプレナム2
の上面板6は、第5図に見るような断面形状をし
ており、従来の空気式輸送コンベアのような断面
が単なるV字形のものとは異なつている。この上
面板6は、中央の略平面状の底面とその両側に起
立する略垂直面とを有する断面囲い型の底部6a
と、この底部の略垂直面の上端の両側に左右対称
となるように傾斜して設けた一対の平板状の側部
6bから構成されており、両側部6bは上方に開
いた形になつている。
さらに言えば、一対の側部6bをV字形の一部
をなすように上方に斜めに開いて形成し、その間
に上述したような底部6aを、両側部6bの下端
縁が底部6aの略垂直面の上端縁と接続するよう
に設けているのである。そして、上面板6の上方
を輸送路7としている。
上面板6の底部6aの底面の中央すなわち対称
軸上には、複数のホール8が間隔をおいて並設さ
れている。この実施例では、ホール8は丸孔で、
底部6aの水平な底面に対して直角に設けられて
おり、プレナム2内部の空気が輸送方向に対して
直角に輸送路7に吹き出すようになつている。
前記底部6aの両略垂直面の間の幅は、円筒状
の処理物体19の径よりも小さく設定してあるた
め、輸送中は、処理物体19の側面の斜め下部分
が両側部6bに最も近接し、前記略垂直面の深さ
を一定の空気溜めの空間が形成できるように設定
しているので、処理物体19と底部6aとの間に
は幅広い空間が生じるようになつている。
左右の側部6bには、底部6aの水平面すなわ
ち輸送路7の底面から一定の高さにおいて、複数
のスロツト9が前記ホール8と同様に、輸送方向
に間隔をおいて並設されている。この実施例のス
ロツト9は、第7図に示すような断面形状をして
おり、プレナム2内部の空気が側部6bにほぼ平
行に吹き出すようになつている。従つて、スロツ
ト9から輸送路7内に吹き出した空気流は、輸送
方向にほぼ平行となる。
この実施例では、左右両側部6bに並設された
一対のスロツト9は、2個の成形部を有する金型
(図示せず)により同時にプレス成形して形成し
たものである。このため、従来の各側部6bに別
個の工程で形成する方法に比して工程が半分とな
り、また、一対のスロツト9の位置がずれる恐れ
がない。
前記スロツト9の輸送路7の底面からの高さ
は、輸送中に処理物体19の側面が両側部6bに
最も近接する位置、あるいはその近傍に設定して
いる。こうすると、スロツト9から吹き出た空気
流が直ちに(推進力が弱まる前に)処理物体19
に当たるため、空気流による推進力を最大限に利
用することができる。
なお、底部6aの底面には、ホール8を対称軸
に沿つて2列以上並設してもよいが、この場合に
は、浮揚力のバランスを考慮して、各列を対称軸
に対して左右対称または千鳥形に配置するのが好
ましい。またスロツト9についても、これと同様
に複数列とすることができるのは勿論である。
次に、各コンベア部A,B,C,D,Eの連結
部の構造について説明する。
第3図及び第4図に見るように、コンベア部A
のプレナム2は、終端部において、コンベア部B
側の上面板6及び側板10が、上面板6の底部6
aの水平面とほぼ同一の深さに切欠され、この切
欠部11には連結部材12の一端が接続されてい
る。従つて、上面板6の底部6aと連結部材12
の表面は面一となつている。
コンベア部Bのプレナム2は、その始端部にお
いて、前記と同様に、コンベア部A側の上面板6
及び側板10が底部6aとほぼ同一の深さに切欠
され、この切欠部13に前記連結部材12の他端
が接続されている。こうして連結部材12の上方
に連結路14を形成し、両方の輸送路7,8を互
いに連結している。
連結部材12の下方には、両プレナム2を接続
する連結管15が設けてあり、この連結管15を
介して、コンベア部Aの送風機3によりコンベア
部Bのプレナム2内に空気を供給することができ
る。
コンベア部Aの上面板6の切欠部11すなわち
連結部材12との接続部に対向する位置におい
て、側部6bには複数個の方向転換用のホール1
6が並設されている。これらのホール16は、底
部6aに平行にかつコンベア部Aでの輸送方向に
対して直角に設けてあり、ホール16より吹き出
した空気は連結路14の方向に平行となる。しか
し、処理物体の種類によつては必ずしも直角でな
くてもよい。
ホール16をこのように設けたのは、コンベア
部Bがコンベア部Aと平行に並設されているの
で、その方向に処理物体19を移動するためであ
る。従つて、コンベア部Bの配置されている方向
がこれと異なれば、その移動に適した方向に吹き
出すようにする必要がある。
一方、コンベア部Bの上面板6の切欠部13す
なわち連結部材12との接続部に対向する位置に
おいては、側部6bにスロツト9と同様のスロツ
ト17が設けられている。このスロツト17は、
連結路14を通つてコンベア部Bの輸送路7に到
達した処理物体19を、輸送路7のスロツト9及
びホール8が設けられた部分まで移動させる作用
をする。
コンベア部Aのプレナム2の終端部とコンベア
部Bのプレナム2の始端部には、停止部材18が
設けられており、コンベア部Aの輸送路7の終端
部を閉鎖して処理物体19がその方向に移動する
のを防止すると共に、コンベア部Bの輸送路7の
始端部を閉鎖している。
両コンベア部A,Bは互いに傾斜して設けられ
ているので、連結部材12は単なる平板でなく、
例えば両側部を少し撓ませた板と取り付けるよう
にすれば、互いに傾斜した各輸送路7を滑らかに
接続することができる。
さらに、コンベア部Bのプレナム2の終端部に
おいて、コンベア部C側の上面板6及び側板10
が前記と同様に切欠され、連結部材20によつて
コンベア部Cと連結されている。連結部材20の
上方が連結路21となつている。22は側部6b
に穿設された方向転換用のホールであり、23は
停止部材である。他のコンベア部C,D及びEの
各連結部も、上記とまつたく同様の構成である。
なお、24は、室1内の空気を外部に排出する
ための排気装置であり、25は、各コンベア部
A,B,C,D,Eから室1内に吹き出された空
気の一部を再利用するため、室1と送風機3の間
に設けられた空気還流装置である。
次に、以上の構成とした処理装置の使用状態に
ついて説明する。
各コンベア部A,B,C,D,Eにおいて、送
風機3により発生した空気流は、送風管4及び調
温・調湿装置5を通つてプレナム2内に達し、ホ
ール8及びスロツト9より輸送路7内に吹き出さ
れる。
処理物体19をコンベア部Aの輸送路7の始端
(室1外にある)に入れると、処理物体19はホ
ール8より吹き出す調温・調湿された空気により
浮揚されると同時にスロツト9より吹き出す空気
により移動される。輸送路7の終端に達すると、
処理物体19はホール16より吹き出す方向転換
用の空気により輸送路7に対して直角に移動さ
れ、連結路14を通つてコンベア部Bの輸送路7
に送られる。すると、上記同様にして処理物体1
9は輸送路7を移動し、その終端に達すると、ホ
ール22より吹き出す方向転換用の空気により輸
送路7に対して直角に移動され、連結路21を通
つてコンベア部Cの輸送路7に送られる。
以後、同様にしてコンベア部D,Eによつて輸
送され、処理物体19は室1外にあるコンベア部
Eの輸送路7の終端まで達する。こうして、室1
内で処理物体19の加熱、冷却、乾燥、保温等の
処理が輸送されながら自動的に行われる。
室1内の空気は、排気装置24によつて適宜外
部に排出されるが、一部は空気還流装置25によ
つて再利用される。
第8図はこの考案の他の実施例を示しており、
この実施例は、調温・調湿装置5をコンベア部と
は別に室1に取り付け、各コンベア部A,B,
C,D,Eは調温・調湿された室1内の空気を利
用してプレナム2内に空気を送るようにしたもの
である。こうすれば、調温・調湿装置5を一つ設
けるだけでよい。
室1内に設置するコンベア部の数及びその配置
方法は、処理物体の種類や処理方法の如何によつ
て自由に変更することができるのは勿論である。
また、連結路14,21を処理物体19がスム
ーズに移動するように、連結部材12,20にホ
ール8と同様のホールを設けて、空気を上方に吹
き出すようにしてもよい。また、連結部材12,
20を上方または下方に傾斜させて取り付けても
よく、各コンベア部A,B,C,D,Eの配設位
置に応じて適宜構成すればよい。
なお、前記実施例のように、各コンベア部A,
B,C,D,Eの輸送路7を互いに平行として輸
送方向を180°変更するばかりでなく、必要に応じ
て、処理物体が連結路を転がつて移動できる程度
に180°から多少ずれていてもよい。この場合は、
前記連結路14,21をその角度に合わせて設け
て各コンベア部A,B,C,D,Eを連結する必
要がある。
断面V字形の輸送路では、ホール8を加工する
こと自体が容易ではないと共に、ホール8を複数
列設けることも困難であるが、この考案では両略
垂直面の間の幅を処理物体の径より小さく設定し
た底部6aが設けてあるので、一列としたホール
8の加工作業が容易であるのみならず、複数列の
ホール8を設けることも容易であるという利点が
ある。
なお、以上の説明では処理物体19を円筒形と
したが、この考案に掛かる装置は、断面楕円形の
物体やそれに似た形状の他の円筒状物体も同様に
輸送することができる。
〔考案の効果〕
この考案は上述の構成を有するものであり、次
のような優れた効果を有している。
略円筒状の処理物体19は、プレナム2の内
部から輸送路7に吹き出す処理済の空気によつ
て、浮揚しながら輸送されるので、処理物体1
9の全面にわたつて満遍なく加熱、冷却、乾燥
等の種々の処理を施すことができ、また処理物
体19には、処理済の空気が室1内に拡散する
前に効率良く吹き付けられるので、処理効率を
大きく向上することができる。
互いに隣接する二つのコンベア部は、連結部
材12,20によつて連結され、しかも、一方
のコンベア部の輸送路7の側部から連結部材1
2,20の上方に設けた連結路14,21の方
向に空気を吹き出して、処理物体19を他方の
コンベア部に移動するようにして構成している
ので、処理物体19は非常に容易に両コンベア
部間を移動することができる。このため、各コ
ンベア部を種々の多用な形に、かなり大きな自
由度をもつて配置することができ、従つてコン
ベア部自体の幅が狭いことともあいまつて処理
室内のスペースを有効に利用することができ
る。
処理物体19は、輸送路7を浮揚しながら輸
送され、しかも、各コンベア部間は連結路1
4,21によつて連結されていて、処理物体1
9が連結路14,21を移動する際には、輸送
路の側部であつて連結路との接続部に対向する
位置に設けてある複数のホール16,22から
連結路に向かつて輸送物体を移動させるように
吹き出す空気によつて方向転換されるので、処
理物体19は輸送路14,21上を転がりある
いは滑つて非常に容易に両コンベア部間を移動
することができ、従つて処理物体19が円滑か
つ確実に移動され、しかも損傷する恐れがな
い。
スロツトから吹き出す空気流による推進力を
有効に利用することができ、しかも、ホールか
ら吹き出す空気流(動圧)による浮揚力と、前
記空間的に一時的に溜まつた空気(静圧)によ
る浮揚力の双方を利用することができるので、
吹き出す空気流を有効に使用して処理装置の運
転効率を向上させ、もつて省エネルギーに貢献
することができる。
処理物体19を空気流によつて浮揚しながら
輸送するので、ネツトコンベアのような機械的
な回転部分が存在せず、従つて室1内やコンベ
ア部自体の清掃、洗浄等の作業が楽であり、し
かも回転部分に必要な潤滑剤等が不要となるた
め、非常に衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る空気式輸送コンベア
を使用した処理装置の一実施例の内部構造を示す
平面説明図。第2図は、同側面説明図。第3図
は、コンベアAとコンベアBの平面図。第4図
は、第3図におけるX−X線断面説明図。第5図
は、同Y−Y線断面図。第6図は、プレナムの部
分拡大平面図。第7図は、第5図におけるZ−Z
線断面図。第8図は、他の実施例を示す第1図と
同様の図。 A,B,C,D,E……コンベア部、1……
室、2……プレナム、3……送風機、4……送風
管、5……調温・調湿装置、6……上面板、6a
……底部、6b……側部、7……輸送路、8,1
6,22……ホール、9,17……スロツト、1
0……側板、11,13切欠部、12,20……
連結部材、14,21……連結路、15……連結
管、18,23……停止部材、19……処理物
体、24……排気装置、25……空気還流装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 処理室内に於いて、コンベア部によつて略円筒
    状の処理物体を連続して輸送しながら、当該処理
    物体の加熱、冷却、乾燥等の処理を行う処理装置
    であつて、 プレナムの上面に設けた直線状の輸送路に前記
    プレナムの内部より空気を吹き出して略円筒状の
    処理物体を輸送するコンベア部を、処理室内に少
    なくとも二つ含んで成り、 前記各コンベア部の輸送路を構成する前記プレ
    ナムの上面板は、略平面状の底面とその両側に起
    立する略垂直面とを有する断面囲い型の底部と、
    当該底部の略垂直面の上端の両側に左右対称に傾
    斜して設けた一対の平板状の側部とを備えている
    と共に、前記一対の側部が上方に開いた形に形成
    されており、 前記底部の底面には、前記輸送路内に前記プレ
    ナムの内部から上方に空気を吹き出す複数のホー
    ルが、輸送方向に並設され、 前記一対の側部には、前記輸送路内に前記プレ
    ナムの内部からほぼ輸送方向に平行に空気を吹き
    出す複数のスロツトが、輸送方向に並設され、 前記底部の両略垂直面の間の幅は処理物体の径
    よりも小さく設定されるとともに、その深さが一
    定の空気溜めの空間が形成できるように設定さ
    れ、 前記各コンベア部は、プレナムの内部より加
    熱、冷却、乾燥等の処理をされた空気を輸送路に
    吹き出すように構成れているとともに、連絡路を
    介して各輸送路が水平又は傾斜した状態で、平面
    的に見ると互いに略平行に連結されており、 前記連結路は、互いに隣接する前記コンベア部
    のうちの上流側にあるコンベア部の輸送路の終端
    部と、下流側にあるコンベア部の輸送路の始端部
    との間に設けてあり、かつ前記両コンベア部の輸
    送路の側部は、前記連結路の接続部において切欠
    されており、 さらに前記上流側のコンベア部の輸送路の側部
    には、前記連結部との接続部に対向する位置に、
    前記連結路に向かつて処理物体を移動させるよう
    に空気を吹き出す複数のホールが設けてあり、 前記各コンベア部の輸送路及び連結部を通つて
    処理物体を連続して輸送するようにしたことを特
    徴とする空気式輸送コンベアを使用した処理装
    置。
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