JPH0432360Y2 - - Google Patents
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- JPH0432360Y2 JPH0432360Y2 JP1984150340U JP15034084U JPH0432360Y2 JP H0432360 Y2 JPH0432360 Y2 JP H0432360Y2 JP 1984150340 U JP1984150340 U JP 1984150340U JP 15034084 U JP15034084 U JP 15034084U JP H0432360 Y2 JPH0432360 Y2 JP H0432360Y2
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- JP
- Japan
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- transport
- plenum
- air
- transportation
- bottom portion
- Prior art date
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、断面が円形、楕円形等の円筒ある
いはそれに似た形状(以下、円筒状という)を持
つ軽量物体、たとば食品、薬品等の円筒状軽量固
形物を輸送するのに使用する空気式輸送コンベア
に関するものである。
いはそれに似た形状(以下、円筒状という)を持
つ軽量物体、たとば食品、薬品等の円筒状軽量固
形物を輸送するのに使用する空気式輸送コンベア
に関するものである。
従来、この種コンベアは、プレナムの上面に断
面V字形の輸送路を設けると共に、その底部より
一定の高さにおいて輸送路の両側面に複数個のス
ロツトを設け、これらスロツトから空気を輸送方
向にほぼ平行に吹き出すようにしていた。そし
て、この空気流により、物体を浮揚させつつ輸送
するものであつた(例えば実開昭49−125494号公
報参照)。
面V字形の輸送路を設けると共に、その底部より
一定の高さにおいて輸送路の両側面に複数個のス
ロツトを設け、これらスロツトから空気を輸送方
向にほぼ平行に吹き出すようにしていた。そし
て、この空気流により、物体を浮揚させつつ輸送
するものであつた(例えば実開昭49−125494号公
報参照)。
しかし、従来のこの種コンベアは、スロツトか
ら吹き出す空気のみによつて物体の浮揚と移動を
行わせるため、空気流による浮揚力はあまり大き
くなく、従つて輸送可能な物体の重量は非常に小
さいものであつた。
ら吹き出す空気のみによつて物体の浮揚と移動を
行わせるため、空気流による浮揚力はあまり大き
くなく、従つて輸送可能な物体の重量は非常に小
さいものであつた。
また、少し大きな重量の物を輸送しようとする
と、プレナムに供給する空気の圧力を上昇させ、
空気の吹き出し速度を増加してより大きな浮揚力
を得る必要があるが、こうすると輸送速度も増加
してしまうため、好ましくない場合が多かつた。
と、プレナムに供給する空気の圧力を上昇させ、
空気の吹き出し速度を増加してより大きな浮揚力
を得る必要があるが、こうすると輸送速度も増加
してしまうため、好ましくない場合が多かつた。
そこで、この考案の目的は、空気の吹き出し速
度を増加することなく、従来の空気式輸送コンベ
アよりも重量の大きな物体を輸送することができ
る空気式輸送コンベアを提供することである。
度を増加することなく、従来の空気式輸送コンベ
アよりも重量の大きな物体を輸送することができ
る空気式輸送コンベアを提供することである。
この考案の他の目的は、吹き出す空気流を有効
に使用してコンベアの運転効率を向上させ、もつ
て省エネルギーに貢献することができる空気式輸
送コンベアを提供することである。
に使用してコンベアの運転効率を向上させ、もつ
て省エネルギーに貢献することができる空気式輸
送コンベアを提供することである。
この考案のさらに他の目的は、プレナムの上面
に設けられる空気吹き出し用孔の形成作業が非常
に簡単である空気式輸送コンベアを提供すること
である。
に設けられる空気吹き出し用孔の形成作業が非常
に簡単である空気式輸送コンベアを提供すること
である。
上記目的を達成するため、この考案は、プレナ
ム1の上面に設けた輸送路5に前記プレナム1の
内部より空気を吹き出して、略円筒状の輸送物体
9を輸送する方式の空気式輸送コンベアにおい
て、 前記輸送路5を構成する前記プレナム1の上面
板4が、略平面状の底面とその両側に起立する略
垂直面とを有する断面囲い型の底部4aと、当該
底部4aの略垂直面の上端の両側に左右対称に傾
斜して設けた一対の平板状の側部4bとを備えて
いると共に、前記一対の側部4bが上方に開いた
形に形成されており、 前記底部4aの底面には、前記輸送路5内に前
記プレナム1の内部から上方に空気を吹き出す複
数のホール6が、輸送方向に並設され、 また前記一対の側部4bには、前記輸送路5内
に前記プレナム1の内部からほぼ輸送方向に平行
に空気を吹き出す複数のスロツト7が、輸送方向
に並設され、 さらに、前記底部4aの両略垂直面の間の幅が
前記輸送物体9の径よりも小さく設定されるとと
もに、その深さが一定の空気溜めの空間が形成で
きるように設定されている。
ム1の上面に設けた輸送路5に前記プレナム1の
内部より空気を吹き出して、略円筒状の輸送物体
9を輸送する方式の空気式輸送コンベアにおい
て、 前記輸送路5を構成する前記プレナム1の上面
板4が、略平面状の底面とその両側に起立する略
垂直面とを有する断面囲い型の底部4aと、当該
底部4aの略垂直面の上端の両側に左右対称に傾
斜して設けた一対の平板状の側部4bとを備えて
いると共に、前記一対の側部4bが上方に開いた
形に形成されており、 前記底部4aの底面には、前記輸送路5内に前
記プレナム1の内部から上方に空気を吹き出す複
数のホール6が、輸送方向に並設され、 また前記一対の側部4bには、前記輸送路5内
に前記プレナム1の内部からほぼ輸送方向に平行
に空気を吹き出す複数のスロツト7が、輸送方向
に並設され、 さらに、前記底部4aの両略垂直面の間の幅が
前記輸送物体9の径よりも小さく設定されるとと
もに、その深さが一定の空気溜めの空間が形成で
きるように設定されている。
ここで、前記ホール6から吹き出る空気流は、
必ずしも真上(輸送方向に直交する方向)に向く
必要はない。多少前方に傾斜して吹き出ていても
差し支えない。
必ずしも真上(輸送方向に直交する方向)に向く
必要はない。多少前方に傾斜して吹き出ていても
差し支えない。
また、断面が円形でない輸送物体9の場合は、
その径は、輸送時の状態における輸送物体9の幅
方向(輸送方向に直交する方向)の長さを意味す
るものとする。
その径は、輸送時の状態における輸送物体9の幅
方向(輸送方向に直交する方向)の長さを意味す
るものとする。
以上のように構成した結果、輸送路5に円筒状
の輸送物体9を置くと、輸送物体9には、上面板
4の底部4aの底面に設けたホール6より吹き出
される空気流と、一対の側部4bに設けたスロツ
ト7より吹き出される空気流が当たる。底部4a
の底面のホール6からの空気流は上方に向いてい
るので、これによつて輸送物体9は浮揚せしめら
れ、また、側部4bのスロツト7からの空気流は
輸送方向にほぼ平行なので、これによつて輸送物
体9は前方に推進される。
の輸送物体9を置くと、輸送物体9には、上面板
4の底部4aの底面に設けたホール6より吹き出
される空気流と、一対の側部4bに設けたスロツ
ト7より吹き出される空気流が当たる。底部4a
の底面のホール6からの空気流は上方に向いてい
るので、これによつて輸送物体9は浮揚せしめら
れ、また、側部4bのスロツト7からの空気流は
輸送方向にほぼ平行なので、これによつて輸送物
体9は前方に推進される。
このように、輸送物体9の浮揚及び推進を別個
の空気流により行うので、空気の吹き出し速度を
増加することなく、従来のこの種コンベアより大
きな重量の物をも輸送することが可能となるので
ある。
の空気流により行うので、空気の吹き出し速度を
増加することなく、従来のこの種コンベアより大
きな重量の物をも輸送することが可能となるので
ある。
また、この考案では、上面板4の底部4aの両
略垂直面の間の幅を前記輸送物体9の径よりも小
さく設定しているので、輸送中の輸送物体9は、
底部4a内にすつぽりと収まることがなく、その
斜め下方の湾曲した側面を上面板4の一対の側部
4bに最も近接した状態で浮揚しつつ移動する。
このため、側部4bの輸送物体9が最も近接する
位置にスロツト7を設ければ、スロツト7から吹
き出す空気流は吹き出された直後に輸送物体9に
当たることになり、空気流による推進力を極めて
有効に利用することができる。
略垂直面の間の幅を前記輸送物体9の径よりも小
さく設定しているので、輸送中の輸送物体9は、
底部4a内にすつぽりと収まることがなく、その
斜め下方の湾曲した側面を上面板4の一対の側部
4bに最も近接した状態で浮揚しつつ移動する。
このため、側部4bの輸送物体9が最も近接する
位置にスロツト7を設ければ、スロツト7から吹
き出す空気流は吹き出された直後に輸送物体9に
当たることになり、空気流による推進力を極めて
有効に利用することができる。
他方、この考案では、上面板4の底部4aの略
垂直面の深さを一定の空気溜めの空間が形成でき
るように設定しているので、輸送物体9と上面板
4の間には、単なるV字形の上面板を用いた場合
よりも幅広い空間が生じている。輸送時には、底
部4aが底面に設けたホール6から吹き出した空
気は、ほどんどすべてが輸送物体9に当たり、前
記空間に一時的に溜められる。また、側部4bに
設けたスロツト7から吹き出した空気も、輸送物
体9に当たつて一部が輸送物体9の下方に流れる
と考えられるので、その空気流の一部も前記空間
に一時的に溜められることになる。この溜まつた
空気は輸送物体9を浮揚させる作用をする。
垂直面の深さを一定の空気溜めの空間が形成でき
るように設定しているので、輸送物体9と上面板
4の間には、単なるV字形の上面板を用いた場合
よりも幅広い空間が生じている。輸送時には、底
部4aが底面に設けたホール6から吹き出した空
気は、ほどんどすべてが輸送物体9に当たり、前
記空間に一時的に溜められる。また、側部4bに
設けたスロツト7から吹き出した空気も、輸送物
体9に当たつて一部が輸送物体9の下方に流れる
と考えられるので、その空気流の一部も前記空間
に一時的に溜められることになる。この溜まつた
空気は輸送物体9を浮揚させる作用をする。
従つて、この考案によれば、スロツト7から吹
き出す空気流による推進力を有効に利用すること
ができ、しかも、ホール6から吹き出す空気流
(動圧)による浮揚力と前記空間内に一時的に溜
まつた空気(静圧)による浮揚力と、前記空間内
に一時的に溜まつた空気(静圧)による浮揚力の
双方を利用することができるので、空気流を有効
に活用することができるので、空気流を有効に活
用することができ、ひいては十分な輸送物体9の
浮揚力を得ることができる。
き出す空気流による推進力を有効に利用すること
ができ、しかも、ホール6から吹き出す空気流
(動圧)による浮揚力と前記空間内に一時的に溜
まつた空気(静圧)による浮揚力と、前記空間内
に一時的に溜まつた空気(静圧)による浮揚力の
双方を利用することができるので、空気流を有効
に活用することができるので、空気流を有効に活
用することができ、ひいては十分な輸送物体9の
浮揚力を得ることができる。
さらに上面板4を上方に開いた形に形成してい
るので、両側部4bのスロツト7を上面板4の上
方から同時にプレス成形等によつて簡単に形成す
ることができる。また、底部4aの底面のホール
6も同様にして、打ち抜き等によつて簡単に形成
することができる。
るので、両側部4bのスロツト7を上面板4の上
方から同時にプレス成形等によつて簡単に形成す
ることができる。また、底部4aの底面のホール
6も同様にして、打ち抜き等によつて簡単に形成
することができる。
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。
説明する。
第1図ないし第3図は、この考案に係る空気式
輸送コンベアの一実施例を示したもので、1はプ
レナム、2は送風機、3は送風管である。
輸送コンベアの一実施例を示したもので、1はプ
レナム、2は送風機、3は送風管である。
プレナム1の上面板4は、従来のコンベアのよ
うな断面が単なるV字形のものとは異なり、中央
の略平面状の底面とその両側に起立する略垂直面
とを有する断面囲い型の底部4aと、この底部4
aの略垂直面の上端の両側に左右対称となるよう
に傾斜して設けられた一対の平板状の側部4bか
ら構成されており、両側部4bは上方に開いた形
になつている。さらに言えば、一対の側部4bを
V字形の一部をなすように上方に斜めに開いて形
成し、その間に上述したような底部4aを、両側
部4bの下端縁が底部4aの略垂直面の上端縁と
接続するように設けているのである。そして、上
面板4の上方を輸送路5としている。
うな断面が単なるV字形のものとは異なり、中央
の略平面状の底面とその両側に起立する略垂直面
とを有する断面囲い型の底部4aと、この底部4
aの略垂直面の上端の両側に左右対称となるよう
に傾斜して設けられた一対の平板状の側部4bか
ら構成されており、両側部4bは上方に開いた形
になつている。さらに言えば、一対の側部4bを
V字形の一部をなすように上方に斜めに開いて形
成し、その間に上述したような底部4aを、両側
部4bの下端縁が底部4aの略垂直面の上端縁と
接続するように設けているのである。そして、上
面板4の上方を輸送路5としている。
上面板4の底部4aの底面の中央すなわち対称
軸上には、複数のホール6が間隔をおいて一列に
配設されている。この実施例では、ホール6は丸
孔で、底部4aの水平な底面に対して直角に設け
られており、プレナム1内部の空気が輸送方向に
対して直角に輸送路5内に吹き出すようになつて
いる。ホール6の位置及び列の数は、最適な輸送
速度を得るように適宜設定される。
軸上には、複数のホール6が間隔をおいて一列に
配設されている。この実施例では、ホール6は丸
孔で、底部4aの水平な底面に対して直角に設け
られており、プレナム1内部の空気が輸送方向に
対して直角に輸送路5内に吹き出すようになつて
いる。ホール6の位置及び列の数は、最適な輸送
速度を得るように適宜設定される。
前記底部4aの両垂直面の間の幅は、輸送物体
9の径よりも小さく設定してあるため、輸送中
は、輸送物体9の側面の斜め下部分が両側部4b
に最も近接し、前記略垂直面の深さを一定の空気
溜めの空間が形成できるように設定しているの
で、輸送物体9と底部4aとの間には大きな〓間
が生じる。
9の径よりも小さく設定してあるため、輸送中
は、輸送物体9の側面の斜め下部分が両側部4b
に最も近接し、前記略垂直面の深さを一定の空気
溜めの空間が形成できるように設定しているの
で、輸送物体9と底部4aとの間には大きな〓間
が生じる。
上面板4の左右の側部4bには、上面板4の底
部4aの水平面すなわち輸送路5の底面から一定
の高さにおいて、複数のスロツト7が前記ホール
6と同様に、輸送方向に間隔をおいて並設されて
いる。この実施例のスロツト7は、第3図に示す
ような断面形状をしており、プレナム1内部の空
気が側部4bにほぼ平行に吹き出すようになつて
いる。従つて、スロツト7から輸送路5内に吹き
出した空気流は、輸送方向にほぼ平行となる。
部4aの水平面すなわち輸送路5の底面から一定
の高さにおいて、複数のスロツト7が前記ホール
6と同様に、輸送方向に間隔をおいて並設されて
いる。この実施例のスロツト7は、第3図に示す
ような断面形状をしており、プレナム1内部の空
気が側部4bにほぼ平行に吹き出すようになつて
いる。従つて、スロツト7から輸送路5内に吹き
出した空気流は、輸送方向にほぼ平行となる。
この実施例では、左右両側部4bに並設された
一対のスロツト7は、同時にプレス成形により形
成したものである。すなわち、まず第4図及び第
5図に示すように、上金型8に二列に成形部8a
を形成しておき、第2図に示したような断面形状
に予め屈曲した上面板4を底部4aの底面が水平
となるように下金型(図示せず)上に載置する。
次に、その上に上金型8を降下させ、両側部4b
を略台形状に押圧して一部に長孔を形成すると同
時に、押圧部分を第3図のような傾斜した形状に
形成することにより、左右一対、または複数対の
スロツト7を同時に形成するのである。そして、
上面板4または上金型8を一定距離移動させた
後、同様にしてスロツト7をプレス成形する。こ
のようにして各スロツト7を形成しているので、
各側部4bに別個の工程で形成する方法に比し
て、工程が半分となり、また左右両側部4bに形
成される一対のスロツト7の位置がずれる恐れが
ない。もし、スロツト7の位置がずれると、輸送
物体9の両側に作用する浮揚・推進力が不均衡と
なり、輸送が円滑に行えなくなる恐れがある。
一対のスロツト7は、同時にプレス成形により形
成したものである。すなわち、まず第4図及び第
5図に示すように、上金型8に二列に成形部8a
を形成しておき、第2図に示したような断面形状
に予め屈曲した上面板4を底部4aの底面が水平
となるように下金型(図示せず)上に載置する。
次に、その上に上金型8を降下させ、両側部4b
を略台形状に押圧して一部に長孔を形成すると同
時に、押圧部分を第3図のような傾斜した形状に
形成することにより、左右一対、または複数対の
スロツト7を同時に形成するのである。そして、
上面板4または上金型8を一定距離移動させた
後、同様にしてスロツト7をプレス成形する。こ
のようにして各スロツト7を形成しているので、
各側部4bに別個の工程で形成する方法に比し
て、工程が半分となり、また左右両側部4bに形
成される一対のスロツト7の位置がずれる恐れが
ない。もし、スロツト7の位置がずれると、輸送
物体9の両側に作用する浮揚・推進力が不均衡と
なり、輸送が円滑に行えなくなる恐れがある。
前記スロツト7の輸送路5の底面からの高さ
は、輸送中に輸送物体9の側面が両側部4bに最
も近接する位置、あるいはその近傍に設定してい
る。こうすると、スロツト7から吹き出た空気流
が直ちに(推進力が弱まる前に)輸送物体9に当
たるため、空気流による推進力を最大限に利用す
ることができる。
は、輸送中に輸送物体9の側面が両側部4bに最
も近接する位置、あるいはその近傍に設定してい
る。こうすると、スロツト7から吹き出た空気流
が直ちに(推進力が弱まる前に)輸送物体9に当
たるため、空気流による推進力を最大限に利用す
ることができる。
なお、底部4aの底面には、ホール6を対称軸
に沿つて2列以上並設してもよいが、この場合に
は、浮揚力のバランスを考慮して、第6図に見る
ように、各列を対称軸に対して左右対称または千
鳥形に配置するのが好ましい。またスロツト7に
ついても、これと同様に複数列とすることができ
るのは勿論である。
に沿つて2列以上並設してもよいが、この場合に
は、浮揚力のバランスを考慮して、第6図に見る
ように、各列を対称軸に対して左右対称または千
鳥形に配置するのが好ましい。またスロツト7に
ついても、これと同様に複数列とすることができ
るのは勿論である。
次に、以上の構成とした空気式輸送コンベアの
使用状態について説明する。
使用状態について説明する。
送風機2により発生した空気流は、送風管3を
通つてプレナム1内に達し、ホール6及びスロツ
ト7を介して輸送路5内に吹き出される。
通つてプレナム1内に達し、ホール6及びスロツ
ト7を介して輸送路5内に吹き出される。
円柱形の輸送物体9をその中心軸が輸送方向に
一致するように輸送路5内に置くと、ホール6か
ら吹き出される空気流によつて上方に持ち上げら
れ、同時に、左右のスロツト7からほぼ輸送方向
に平行に吹き出される空気流によつて側部4bと
の接触が妨げられるため、輸送物体9は、第2図
に見るように、側面の左右の斜め下部分が両側部
4bに最も近接し、中央下部と底部4aの底面と
の間の距離が、輸送物体9と両側部4b間の距離
よりもかなり大きい状態を保ちながら浮揚する。
そして、スロツト7からの空気流によつて前方に
推進されるのである。
一致するように輸送路5内に置くと、ホール6か
ら吹き出される空気流によつて上方に持ち上げら
れ、同時に、左右のスロツト7からほぼ輸送方向
に平行に吹き出される空気流によつて側部4bと
の接触が妨げられるため、輸送物体9は、第2図
に見るように、側面の左右の斜め下部分が両側部
4bに最も近接し、中央下部と底部4aの底面と
の間の距離が、輸送物体9と両側部4b間の距離
よりもかなり大きい状態を保ちながら浮揚する。
そして、スロツト7からの空気流によつて前方に
推進されるのである。
実際に、この考案の空気式輸送コンベアと、輸
送路の断面形状がU字状のものとV字状のものを
用意して、直径25mm、全長115mm、重さ30gの
円柱棒を輸送したところ、必要な空気圧力が断面
U字状のものに対しては約25%、断面V字状のも
のに対して約15%低くて済んだ。
送路の断面形状がU字状のものとV字状のものを
用意して、直径25mm、全長115mm、重さ30gの
円柱棒を輸送したところ、必要な空気圧力が断面
U字状のものに対しては約25%、断面V字状のも
のに対して約15%低くて済んだ。
なお、以上の説明では輸送物体9を円柱形とし
たが、この考案に係るコンベアは、断面楕円形の
物体やそれらに似た形状の他の円筒状物体も同様
に輸送することができる。
たが、この考案に係るコンベアは、断面楕円形の
物体やそれらに似た形状の他の円筒状物体も同様
に輸送することができる。
この考案は上述の構成を有するものであり、次
のような優れた効果を有している。
のような優れた効果を有している。
輸送物体9は、主として、中央の底部4aの
底面に設けたホール6から吹き出す空気流によ
つて浮揚され、同時に、両側部4bに設けたス
ロツト7から吹き出す空気流によつて推進され
るので、空気の吹き出し速度を増加することな
く、従来の空気式輸送コンベアよりも重量の大
きな物体を輸送することができる。これは、逆
に言えば、空気流の吹出速度を低下し得ること
を意味するので、送風機2の動力を従来のコン
ベアよりも下げて運転することができ、省エネ
ルギーにも貢献するものである。
底面に設けたホール6から吹き出す空気流によ
つて浮揚され、同時に、両側部4bに設けたス
ロツト7から吹き出す空気流によつて推進され
るので、空気の吹き出し速度を増加することな
く、従来の空気式輸送コンベアよりも重量の大
きな物体を輸送することができる。これは、逆
に言えば、空気流の吹出速度を低下し得ること
を意味するので、送風機2の動力を従来のコン
ベアよりも下げて運転することができ、省エネ
ルギーにも貢献するものである。
また、これによつて、輸送路5を傾斜して輸
送物体9を斜め上方に輸送したり、輸送路5を
曲線状にして曲線に沿つて輸送することも可能
となる。
送物体9を斜め上方に輸送したり、輸送路5を
曲線状にして曲線に沿つて輸送することも可能
となる。
両側部4bのスロツト7からの空気流が、吹
き出した直後に輸送物体9に当たり、この空気
流による推進力を有効に利用することができる
と共に、底部4aの底面のホール6から吹き出
た空気流(動圧)による浮揚力のみならず、輸
送物体9の下方に溜まる空気(静圧)による浮
揚力も作用するので、空気流による作用を有効
に使用してコンベアの運転効率を向上すること
ができる。これも、省エネルギーに貢献するも
のである。
き出した直後に輸送物体9に当たり、この空気
流による推進力を有効に利用することができる
と共に、底部4aの底面のホール6から吹き出
た空気流(動圧)による浮揚力のみならず、輸
送物体9の下方に溜まる空気(静圧)による浮
揚力も作用するので、空気流による作用を有効
に使用してコンベアの運転効率を向上すること
ができる。これも、省エネルギーに貢献するも
のである。
プレナム1の上面板4が、上方に開いて形成
されているので、上面板4に設けられるホール
6及びスロツト7をプレス成形等によつて簡単
に形成することができる。
されているので、上面板4に設けられるホール
6及びスロツト7をプレス成形等によつて簡単
に形成することができる。
上面板4の底部4aの両略垂直面の深さを一
定の空気溜めの空間が形成できるように設定し
ているので、両側部4bのなす角度を大きくし
たりしても、輸送物体9の下方に常に大きな空
間が確保され、空気の静圧による作用を有効に
利用することができると共に、輸送物体9の浮
揚力が安定する。
定の空気溜めの空間が形成できるように設定し
ているので、両側部4bのなす角度を大きくし
たりしても、輸送物体9の下方に常に大きな空
間が確保され、空気の静圧による作用を有効に
利用することができると共に、輸送物体9の浮
揚力が安定する。
断面V字形の輸送路では、ホール6を設けるべ
き対称軸部分が屈曲しているため、上面板4に
ホール6を正確な位置及び形状で加工すること
が容易ではないと共に、上面板4が傾斜してい
るため、ホール6を複数列設けることも困難で
ある。
き対称軸部分が屈曲しているため、上面板4に
ホール6を正確な位置及び形状で加工すること
が容易ではないと共に、上面板4が傾斜してい
るため、ホール6を複数列設けることも困難で
ある。
しかし、この考案では上面板4の底部4aの両
略垂直の間の幅を前記輸送物体9の径よりも小さ
く設定しているとともに、その両略垂直面の深さ
が一定の空気溜めの空間が形成できるように設定
されている底部4aが設けてあるので、最適な輸
送速度となるようにホール6の位置及び列数を任
意に設定することができ、しかもホール6を正確
な位置及び形状として容易に形成することができ
る。
略垂直の間の幅を前記輸送物体9の径よりも小さ
く設定しているとともに、その両略垂直面の深さ
が一定の空気溜めの空間が形成できるように設定
されている底部4aが設けてあるので、最適な輸
送速度となるようにホール6の位置及び列数を任
意に設定することができ、しかもホール6を正確
な位置及び形状として容易に形成することができ
る。
第1図は、この考案に係る空気式輸送コンベア
の一実施例を示す平面図。第2図は、第1図にお
けるA−A線断面図。第3図は、第2図における
B−B線断面図。第4図は、プレナムの部分拡大
平面図。第5図は、スロツトをプレス成形する方
法を示す説明図。第6a図は、2列のホールを左
右対称に配設したプレナムの部分平面図。第6b
図は、2列のホールを千鳥形に配設したプレナム
の部分平面図。 1……プレナム、2……送風機、3……送風
管、4……上面板、4a……底部、4b……側
部、5……輸送路、6……ホール、7……スロツ
ト、8……上金型、8a……成形部、9……輸送
物体。
の一実施例を示す平面図。第2図は、第1図にお
けるA−A線断面図。第3図は、第2図における
B−B線断面図。第4図は、プレナムの部分拡大
平面図。第5図は、スロツトをプレス成形する方
法を示す説明図。第6a図は、2列のホールを左
右対称に配設したプレナムの部分平面図。第6b
図は、2列のホールを千鳥形に配設したプレナム
の部分平面図。 1……プレナム、2……送風機、3……送風
管、4……上面板、4a……底部、4b……側
部、5……輸送路、6……ホール、7……スロツ
ト、8……上金型、8a……成形部、9……輸送
物体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プレナム1の上面に設けた輸送路5に前記プレ
ナム1の内部より空気を吹き出して、略円筒状の
輸送物体9を輸送する方式の空気敷輸送コンベア
において、 前記輸送路5を構成する前記プレナム1の上面
板4が、略平面状の底面とその両側に起立する略
垂直面とを有する断面囲い型の底部4aと、当該
底部4aの略垂直面の上端の両側に左右対称に傾
斜して設けた一対の平板状の側部4bとを備えて
いると共に、前記一対の側部4bが上方に開いた
形に形成されており、 前記底部4aの底面には、前記輸送路5内に前
記プレナム1の内部から上方に空気を吹き出す複
数のホール6が、輸送方向に並設され、 また前記一対の側部4bには、前記輸送路5内
に前記プレナム1の内部からほぼ輸送方向に平行
に空気を吹き出す複数のスロツト7が、輸送方向
に並設され、 さらに、前記底部4aの両略垂直面の間の幅が
前記輸送物体9の径よりも小さく設定されるとと
もに、その深さが一定の空気溜めの空間が形成で
きるように設定されていることを特徴とする空気
式輸送コンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984150340U JPH0432360Y2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984150340U JPH0432360Y2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6165025U JPS6165025U (ja) | 1986-05-02 |
| JPH0432360Y2 true JPH0432360Y2 (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=30708486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984150340U Expired JPH0432360Y2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432360Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4559353B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2010-10-06 | オリンパス株式会社 | 浮上搬送方法及び浮上搬送装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5185489U (ja) * | 1974-12-27 | 1976-07-08 | ||
| JPS5822232A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-09 | Daido Steel Co Ltd | 浮遊式搬送装置 |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP1984150340U patent/JPH0432360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6165025U (ja) | 1986-05-02 |
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