JPH04324294A - 光放射電子管点灯装置 - Google Patents
光放射電子管点灯装置Info
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- JPH04324294A JPH04324294A JP9379891A JP9379891A JPH04324294A JP H04324294 A JPH04324294 A JP H04324294A JP 9379891 A JP9379891 A JP 9379891A JP 9379891 A JP9379891 A JP 9379891A JP H04324294 A JPH04324294 A JP H04324294A
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Links
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Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カソードとなるフィラ
メントと、フィラメントから放出された電子を加速する
加速用電極とが、加速電子の衝突により励起されて発光
する光放射気体および希ガスを封入したバルブ内に対置
された光放射電子管を点灯させる光放射電子管点灯装置
に関するものである。
メントと、フィラメントから放出された電子を加速する
加速用電極とが、加速電子の衝突により励起されて発光
する光放射気体および希ガスを封入したバルブ内に対置
された光放射電子管を点灯させる光放射電子管点灯装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5に示すような構造の光放
射電子管1が知られている(たとえば、特開昭57−1
30364号公報)。光放射電子管1は、ガラス等の透
光性材料により形成されたバルブ1の中に、熱電子放出
型のカソードとなるフィラメント1bと、フィラメント
1bから放出された電子を加速する加速用電極1cとを
対置した構成を有している。バルブ1aの内部は、水銀
蒸気などの光放射気体および希ガスであるネオンの混合
ガスが数ミリTorr程度封入されて低真空になってい
る。 また、バルブ1aの内周面には、紫外線を可視光線に変
換する蛍光体(図示せず)が塗布されている。
射電子管1が知られている(たとえば、特開昭57−1
30364号公報)。光放射電子管1は、ガラス等の透
光性材料により形成されたバルブ1の中に、熱電子放出
型のカソードとなるフィラメント1bと、フィラメント
1bから放出された電子を加速する加速用電極1cとを
対置した構成を有している。バルブ1aの内部は、水銀
蒸気などの光放射気体および希ガスであるネオンの混合
ガスが数ミリTorr程度封入されて低真空になってい
る。 また、バルブ1aの内周面には、紫外線を可視光線に変
換する蛍光体(図示せず)が塗布されている。
【0003】光放射電子管1を点灯させるには、フィラ
メント1bの両端間に給電することによって電子を放出
させるとともに、フィラメント1bが負極、加速用電極
1cが正極となるようにフィラメント1bと加速用電極
1cとの間に加速用電圧を印加することによって電子を
加速する。加速電子は、バルブ1aの中に封入された気
体の原子や分子に衝突することによって、電離させたり
励起したりするのであって、光放射気体が水銀蒸気であ
れば主として紫外線が放射されることになる。この紫外
線は蛍光体によって可視光線に変換され、バルブ1aか
ら可視光線が放射されるのである。この光放射電子管1
は、小形、軽量、低コスト、高効率という長所を有し、
今後、需要が増加するものとして期待されている。
メント1bの両端間に給電することによって電子を放出
させるとともに、フィラメント1bが負極、加速用電極
1cが正極となるようにフィラメント1bと加速用電極
1cとの間に加速用電圧を印加することによって電子を
加速する。加速電子は、バルブ1aの中に封入された気
体の原子や分子に衝突することによって、電離させたり
励起したりするのであって、光放射気体が水銀蒸気であ
れば主として紫外線が放射されることになる。この紫外
線は蛍光体によって可視光線に変換され、バルブ1aか
ら可視光線が放射されるのである。この光放射電子管1
は、小形、軽量、低コスト、高効率という長所を有し、
今後、需要が増加するものとして期待されている。
【0004】ところで、この種の光放射電子管1は、フ
ィラメント1bと加速用電極1cとの間に通電される管
電流が比較的少ない特定の領域において、希ガスによる
発光が生じるという問題がある。たとえば、希ガスがネ
オンであると、赤色に発光するのである。この現象につ
いて考察する。フィラメント1bの両端に印加する電圧
が一定である場合には、図6に示すように、光出力は管
電流にほぼ比例することになる。また、管電圧は、図7
に示すように、管電流に応じて変化する。すなわち、管
電圧は、管電流が比較的多い領域ではほぼ一定であるが
、管電流が30%前後の領域では高くなるのである。 一方、管電圧と光出力の色温度とには、図8に示すよう
な関係があり、管電圧が上昇すると色温度が下がる傾向
がある。したがって、調光を行う際に管電流が比較的低
い特定の領域において、赤色の発光が生じるのである。
ィラメント1bと加速用電極1cとの間に通電される管
電流が比較的少ない特定の領域において、希ガスによる
発光が生じるという問題がある。たとえば、希ガスがネ
オンであると、赤色に発光するのである。この現象につ
いて考察する。フィラメント1bの両端に印加する電圧
が一定である場合には、図6に示すように、光出力は管
電流にほぼ比例することになる。また、管電圧は、図7
に示すように、管電流に応じて変化する。すなわち、管
電圧は、管電流が比較的多い領域ではほぼ一定であるが
、管電流が30%前後の領域では高くなるのである。 一方、管電圧と光出力の色温度とには、図8に示すよう
な関係があり、管電圧が上昇すると色温度が下がる傾向
がある。したがって、調光を行う際に管電流が比較的低
い特定の領域において、赤色の発光が生じるのである。
【0005】そこで、光放射電子管1を連続調光する際
に、管電流を小さくして光出力を低出力にしても管電圧
の上昇に伴う色温度の変化を抑制することを目的とした
光放射電子管点灯装置が提案されている(特願平2−4
0555号参照)。この光放射電子管点灯装置は、図1
0に示すような構成を有しているのであって、この種の
光放射電子管1では、図9に示すように、管電圧がフィ
ラメント1bへの給電電力に依存して変化するという知
見に基づいて構成されている。
に、管電流を小さくして光出力を低出力にしても管電圧
の上昇に伴う色温度の変化を抑制することを目的とした
光放射電子管点灯装置が提案されている(特願平2−4
0555号参照)。この光放射電子管点灯装置は、図1
0に示すような構成を有しているのであって、この種の
光放射電子管1では、図9に示すように、管電圧がフィ
ラメント1bへの給電電力に依存して変化するという知
見に基づいて構成されている。
【0006】すなわち、フィラメント1bと加速用電極
1cとの間にフィラメント1bから放出された電子を加
速する加速用電圧を印加する点灯用給電回路2と、フィ
ラメント1bへの加熱用の電力を供給するフィラメント
加熱回路3とを備えているのであって、フィラメント加
熱回路3は、フィラメント1bと加速用電極1cとの間
の管電圧を検出するとともに管電圧の高低に応じてフィ
ラメントへの供給電力を増減させるようにフィードバッ
ク制御を行うことによって管電圧をほぼ一定に保つよう
に構成されている。したがって、管電圧が上昇しようと
すると、フィラメント1bへの供給電力を増加させて管
電圧の上昇を抑制するのである。
1cとの間にフィラメント1bから放出された電子を加
速する加速用電圧を印加する点灯用給電回路2と、フィ
ラメント1bへの加熱用の電力を供給するフィラメント
加熱回路3とを備えているのであって、フィラメント加
熱回路3は、フィラメント1bと加速用電極1cとの間
の管電圧を検出するとともに管電圧の高低に応じてフィ
ラメントへの供給電力を増減させるようにフィードバッ
ク制御を行うことによって管電圧をほぼ一定に保つよう
に構成されている。したがって、管電圧が上昇しようと
すると、フィラメント1bへの供給電力を増加させて管
電圧の上昇を抑制するのである。
【0007】さらに詳しく説明すると、点灯用給電回路
2およびフィラメント加熱回路3の主回路は、ともに商
用交流電源などの交流電源ACを、ダイオードブリッジ
よりなるブリッジ整流器RE1 によって全波整流した
後、コンデンサC1 により平滑化して得た直流電圧を
電源とする。コンデンサC1 の両端間には、出力トラ
ンスT1 の1次巻線とスイッチング素子Q1 との直
列回路、および加熱トランスT2 の1次巻線とスイッ
チング素子Q2 との直列回路が接続される。したがっ
て、スイッチング素子Q1 ,Q2 を制御回路Sによ
ってオン、オフ制御することによって、出力トランスT
1 および加熱トランスT2 の2次巻線にそれぞれ2
次電圧が誘起される。 出力トランスT1 の2次巻線に誘起された2次電圧は
、ダイオードD1 により半波整流された後、コンデン
サC2 によって平滑化され、光放射電子管1のフィラ
メント1bと加速用電極1cとの間に印加される。一方
、加熱トランスT2 の2次巻線に誘起された2次電圧
は、ダイオードD2 により半波整流された後、コンデ
ンサC3 によって平滑化され、光放射電子管1のフィ
ラメント1bの両端間に印加される。すなわち、スイッ
チング素子Q1 のオンデューティやスイッチング周波
数を制御すれば、光放射電子管1への供給電力を制御し
て調光することができるのであり、スイッチング素子Q
2 のオンデューティやスイッチング周波数を制御すれ
ば、フィラメント1bへの電力を調節することができる
のである。
2およびフィラメント加熱回路3の主回路は、ともに商
用交流電源などの交流電源ACを、ダイオードブリッジ
よりなるブリッジ整流器RE1 によって全波整流した
後、コンデンサC1 により平滑化して得た直流電圧を
電源とする。コンデンサC1 の両端間には、出力トラ
ンスT1 の1次巻線とスイッチング素子Q1 との直
列回路、および加熱トランスT2 の1次巻線とスイッ
チング素子Q2 との直列回路が接続される。したがっ
て、スイッチング素子Q1 ,Q2 を制御回路Sによ
ってオン、オフ制御することによって、出力トランスT
1 および加熱トランスT2 の2次巻線にそれぞれ2
次電圧が誘起される。 出力トランスT1 の2次巻線に誘起された2次電圧は
、ダイオードD1 により半波整流された後、コンデン
サC2 によって平滑化され、光放射電子管1のフィラ
メント1bと加速用電極1cとの間に印加される。一方
、加熱トランスT2 の2次巻線に誘起された2次電圧
は、ダイオードD2 により半波整流された後、コンデ
ンサC3 によって平滑化され、光放射電子管1のフィ
ラメント1bの両端間に印加される。すなわち、スイッ
チング素子Q1 のオンデューティやスイッチング周波
数を制御すれば、光放射電子管1への供給電力を制御し
て調光することができるのであり、スイッチング素子Q
2 のオンデューティやスイッチング周波数を制御すれ
ば、フィラメント1bへの電力を調節することができる
のである。
【0008】両スイッチング素子Q1 ,Q2 をオン
、オフ制御する制御回路Sは、スイッチング素子Q1
をオン、オフ制御する点灯用電力制御部Saと、スイッ
チング素子Q2 をオン、オフ制御する加熱用電力制御
部Sbとを備える。要するに、スイッチング素子Q1
や出力トランスT1 などと点灯用電力制御部Saとに
よって点灯用給電回路2が構成され、スイッチング素子
Q2 や加熱トランスT2 などと加熱用電力制御部S
bとによってフィラメント加熱回路3が構成されるので
ある。管電圧は、加熱用電力制御部Sbによって検出さ
れており、管電圧の上昇に伴ってフィラメント1bへの
供給電力を増加させるようにフィードバック制御するの
である。
、オフ制御する制御回路Sは、スイッチング素子Q1
をオン、オフ制御する点灯用電力制御部Saと、スイッ
チング素子Q2 をオン、オフ制御する加熱用電力制御
部Sbとを備える。要するに、スイッチング素子Q1
や出力トランスT1 などと点灯用電力制御部Saとに
よって点灯用給電回路2が構成され、スイッチング素子
Q2 や加熱トランスT2 などと加熱用電力制御部S
bとによってフィラメント加熱回路3が構成されるので
ある。管電圧は、加熱用電力制御部Sbによって検出さ
れており、管電圧の上昇に伴ってフィラメント1bへの
供給電力を増加させるようにフィードバック制御するの
である。
【0009】このような動作によって、管電圧の上昇を
抑制し、希ガスの発光による色温度の変化(希ガスがネ
オンであれば赤色に変化する)を抑制するのである。希
ガスの発光は、調光時ばかりでなく、周囲温度が低くフ
ィラメント1bからの電子の放出量が少ないときや、点
灯直後であってフィラメント1bの温度が比較的低いと
きにも生じるが、このような場合にも、管電圧が高くな
るから、フィラメント1bへの供給電力が増加して希ガ
スの発光を抑制するのである。すなわち、発光色の色温
度の変化を抑制できるのである。
抑制し、希ガスの発光による色温度の変化(希ガスがネ
オンであれば赤色に変化する)を抑制するのである。希
ガスの発光は、調光時ばかりでなく、周囲温度が低くフ
ィラメント1bからの電子の放出量が少ないときや、点
灯直後であってフィラメント1bの温度が比較的低いと
きにも生じるが、このような場合にも、管電圧が高くな
るから、フィラメント1bへの供給電力が増加して希ガ
スの発光を抑制するのである。すなわち、発光色の色温
度の変化を抑制できるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の光放射電子
管点灯装置では、管電圧の変化が比較的遅い場合には、
色温度の変化を抑制できる。しかしながら、点灯用電力
制御部Saへの調光信号を急激に変化させることによっ
て(たとえば、光出力を100%と5%との間で変化さ
せるように調光信号を変化させる)、管電圧を急激に変
化させた場合には、フィラメント1bへの供給電力の制
御に要する時間遅れが問題になる。すんわち、図11に
示すように、管電圧の急激な変化によって、発光色の色
温度が変化したり、管電圧が点灯用給電回路2の出力電
圧よりも高くなって立ち消え(図11の両破線の間の区
間)が生じたりするという問題がある。
管点灯装置では、管電圧の変化が比較的遅い場合には、
色温度の変化を抑制できる。しかしながら、点灯用電力
制御部Saへの調光信号を急激に変化させることによっ
て(たとえば、光出力を100%と5%との間で変化さ
せるように調光信号を変化させる)、管電圧を急激に変
化させた場合には、フィラメント1bへの供給電力の制
御に要する時間遅れが問題になる。すんわち、図11に
示すように、管電圧の急激な変化によって、発光色の色
温度が変化したり、管電圧が点灯用給電回路2の出力電
圧よりも高くなって立ち消え(図11の両破線の間の区
間)が生じたりするという問題がある。
【0011】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、調光信号の急激な変化による管電圧の急激な
変化を抑制することによって、調光信号を変化させても
発光色の色温度の変化や立ち消えが生じないようにした
光放射型電子管点灯装置を提供しようとするものである
。
のであり、調光信号の急激な変化による管電圧の急激な
変化を抑制することによって、調光信号を変化させても
発光色の色温度の変化や立ち消えが生じないようにした
光放射型電子管点灯装置を提供しようとするものである
。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、カソードとな
るフィラメントと、フィラメントから放出された電子を
加速する加速用電極とが、加速電子の衝突により励起さ
れて発光する光放射気体および希ガスを封入したバルブ
内に対置された光放射電子管を点灯させる光放射電子管
点灯装置において、フィラメントと加速用電極との間に
フィラメントから放出された電子を加速する加速用電圧
を印加する点灯用給電手段と、フィラメントと加速用電
極との間の管電圧を検出するとともに管電圧の高低に応
じてフィラメントに供給する加熱用の電力を増減させる
ことによって管電圧をほぼ一定に保つフィラメント加熱
手段とを具備することを前提とする。
るフィラメントと、フィラメントから放出された電子を
加速する加速用電極とが、加速電子の衝突により励起さ
れて発光する光放射気体および希ガスを封入したバルブ
内に対置された光放射電子管を点灯させる光放射電子管
点灯装置において、フィラメントと加速用電極との間に
フィラメントから放出された電子を加速する加速用電圧
を印加する点灯用給電手段と、フィラメントと加速用電
極との間の管電圧を検出するとともに管電圧の高低に応
じてフィラメントに供給する加熱用の電力を増減させる
ことによって管電圧をほぼ一定に保つフィラメント加熱
手段とを具備することを前提とする。
【0013】請求項1の発明では、上記目的を達成する
ために、点灯用給電手段から光放射電子管への供給電力
を調節させる調光信号の変化率を一定以下に制限する変
化率制限手段を設けているのである。請求項2の発明で
は、点灯用給電手段から光放射電子管への供給電力を調
節させる調光信号に対応してフィラメントへの供給電力
を設定する加熱電力設定手段を設けているのである。
ために、点灯用給電手段から光放射電子管への供給電力
を調節させる調光信号の変化率を一定以下に制限する変
化率制限手段を設けているのである。請求項2の発明で
は、点灯用給電手段から光放射電子管への供給電力を調
節させる調光信号に対応してフィラメントへの供給電力
を設定する加熱電力設定手段を設けているのである。
【0014】
【作用】請求項1の構成によれば、調光信号の変化率を
制限するから、調光信号の急激な変化による管電圧の急
激な変化が抑制できるのであって、調光量を変化させて
も、発光色の色温度が変化したり立ち消えが生じたりす
るのを防止できるのである。
制限するから、調光信号の急激な変化による管電圧の急
激な変化が抑制できるのであって、調光量を変化させて
も、発光色の色温度が変化したり立ち消えが生じたりす
るのを防止できるのである。
【0015】請求項2の構成によれば、調光信号に対応
してフィラメントへの供給電力を設定するから、調光量
を変化させる場合には、点灯用給電手段から光放射電子
管への供給電力が変化した後の管電圧の高低によってフ
ィラメントへの供給電力を増減する場合のような時間遅
れが生じないのであって、点灯用給電手段からの供給電
力の変化に遅滞することなくフィラメントへの供給電力
を変化させることができることになる。その結果、発光
色の色温度の変化や立ち消えが抑制できるのである。
してフィラメントへの供給電力を設定するから、調光量
を変化させる場合には、点灯用給電手段から光放射電子
管への供給電力が変化した後の管電圧の高低によってフ
ィラメントへの供給電力を増減する場合のような時間遅
れが生じないのであって、点灯用給電手段からの供給電
力の変化に遅滞することなくフィラメントへの供給電力
を変化させることができることになる。その結果、発光
色の色温度の変化や立ち消えが抑制できるのである。
【0016】
(実施例1)図1に示すように、基本的には、光放射電
子管1に対して加速用電圧を印加する点灯用給電回路2
と、光放射電子管1のフィラメント1bに加熱用の電力
を供給するフィラメント加熱回路3とを備える。点灯用
給電回路2およびフィラメント加熱回路2は、商用交流
電源などの交流電源ACによって電力が供給される。点
灯用給電回路2は、外部から遅延回路4を通して入力さ
れる調光信号によって光放射電子管1への供給電力を制
御し、光放射電子管1の光出力を調節する。フィラメン
ト加熱回路3は、フィラメント1bに対して加熱用の電
力を供給するとともに、光放射電子管1のフィラメント
1bと加速用電極1cとの間の管電圧を検出しており、
管電圧が上昇すると、フィラメント1bへの供給電力を
増加させることによって管電圧を下げるようにフィード
バック制御する。すなわち、管電圧の上昇を抑制して、
色温度の変化や立ち消えを防止しているのである。
子管1に対して加速用電圧を印加する点灯用給電回路2
と、光放射電子管1のフィラメント1bに加熱用の電力
を供給するフィラメント加熱回路3とを備える。点灯用
給電回路2およびフィラメント加熱回路2は、商用交流
電源などの交流電源ACによって電力が供給される。点
灯用給電回路2は、外部から遅延回路4を通して入力さ
れる調光信号によって光放射電子管1への供給電力を制
御し、光放射電子管1の光出力を調節する。フィラメン
ト加熱回路3は、フィラメント1bに対して加熱用の電
力を供給するとともに、光放射電子管1のフィラメント
1bと加速用電極1cとの間の管電圧を検出しており、
管電圧が上昇すると、フィラメント1bへの供給電力を
増加させることによって管電圧を下げるようにフィード
バック制御する。すなわち、管電圧の上昇を抑制して、
色温度の変化や立ち消えを防止しているのである。
【0017】ところで、上述したように、調光信号は遅
延回路4を通して点灯用給電回路2に入力されている。 遅延回路4は、入力値を平滑化した出力値を送出する回
路であって、入力信号の変化率が急激であるときに出力
信号の変化率が所定値以下になるように変化率制限手段
として機能する。たとえば、入力信号がアナログ信号で
あれば所定の時定数を有する積分回路などを用いて構成
すればよく、入力信号がディジタル信号であれば所定時
間ごとの移動平均値などを求めて出力するように構成す
ればよい。
延回路4を通して点灯用給電回路2に入力されている。 遅延回路4は、入力値を平滑化した出力値を送出する回
路であって、入力信号の変化率が急激であるときに出力
信号の変化率が所定値以下になるように変化率制限手段
として機能する。たとえば、入力信号がアナログ信号で
あれば所定の時定数を有する積分回路などを用いて構成
すればよく、入力信号がディジタル信号であれば所定時
間ごとの移動平均値などを求めて出力するように構成す
ればよい。
【0018】光放射電子管1を点灯させるには、まず、
点灯用給電回路2の動作を停止させた状態でフィラメン
ト加熱回路3を動作させ、フィラメント1bを予熱する
。光放射電子管1が発光するのに必要な量の電子を放出
できる温度までフィラメント1bが加熱されると、点灯
用給電回路2によって加速用電圧が光放射電子管1に印
加されて光放射電子管1が点灯するのである。フィラメ
ント加熱回路3は、光放射電子管1の点灯後も点灯維持
に必要な量の電子が放出できるように必要に応じてフィ
ラメント1bに電力を供給する。
点灯用給電回路2の動作を停止させた状態でフィラメン
ト加熱回路3を動作させ、フィラメント1bを予熱する
。光放射電子管1が発光するのに必要な量の電子を放出
できる温度までフィラメント1bが加熱されると、点灯
用給電回路2によって加速用電圧が光放射電子管1に印
加されて光放射電子管1が点灯するのである。フィラメ
ント加熱回路3は、光放射電子管1の点灯後も点灯維持
に必要な量の電子が放出できるように必要に応じてフィ
ラメント1bに電力を供給する。
【0019】図2および図3に具体回路の例を示す。こ
こにおいて、図2と図3との丸付きの文字a〜eの箇所
は、同じ文字の部分が互いに接続される関係を示すもの
とする。点灯用給電回路2およびフィラメント加熱回路
3の主回路は、図10に示した従来構成と同様であって
、商用交流電源などの交流電源ACを、ダイオードブリ
ッジよりなるブリッジ整流器RE1 によって全波整流
した後、コンデンサC1 により平滑化して得た直流電
圧を電源とする。コンデンサC1 の両端間には、出力
トランスT1 の1次巻線とスイッチング素子Q1 と
の直列回路、および加熱トランスT2 の1次巻線とス
イッチング素子Q2 との直列回路が接続される。した
がって、各スイッチング素子Q1 ,Q2 を図3に示
す制御回路によってオン、オフ制御することにより、出
力トランスT1 および加熱トランスT2 の2次巻線
にそれぞれ2次電圧が誘起される。出力トランスT1
の2次巻線に誘起された2次電圧は、ダイオードD1
により半波整流された後、コンデンサC2 によって平
滑化され、光放射電子管1のフィラメント1bと加速用
電極1cとの間に印加される。一方、加熱トランスT2
の2次巻線に誘起された2次電圧は、ダイオードD2
により半波整流された後、コンデンサC3 によって
平滑化され、光放射電子管1のフィラメント1bの両端
間に印加される。すなわち、スイッチング素子Q1 の
オンデューティやスイッチング周波数を制御すれば、光
放射電子管1への供給電力を制御して調光することがで
きるのであり、スイッチング素子Q2 のオンデューテ
ィやスイッチング周波数を制御すれば、フィラメント1
bへの供給電力を調節することができるのである。
こにおいて、図2と図3との丸付きの文字a〜eの箇所
は、同じ文字の部分が互いに接続される関係を示すもの
とする。点灯用給電回路2およびフィラメント加熱回路
3の主回路は、図10に示した従来構成と同様であって
、商用交流電源などの交流電源ACを、ダイオードブリ
ッジよりなるブリッジ整流器RE1 によって全波整流
した後、コンデンサC1 により平滑化して得た直流電
圧を電源とする。コンデンサC1 の両端間には、出力
トランスT1 の1次巻線とスイッチング素子Q1 と
の直列回路、および加熱トランスT2 の1次巻線とス
イッチング素子Q2 との直列回路が接続される。した
がって、各スイッチング素子Q1 ,Q2 を図3に示
す制御回路によってオン、オフ制御することにより、出
力トランスT1 および加熱トランスT2 の2次巻線
にそれぞれ2次電圧が誘起される。出力トランスT1
の2次巻線に誘起された2次電圧は、ダイオードD1
により半波整流された後、コンデンサC2 によって平
滑化され、光放射電子管1のフィラメント1bと加速用
電極1cとの間に印加される。一方、加熱トランスT2
の2次巻線に誘起された2次電圧は、ダイオードD2
により半波整流された後、コンデンサC3 によって
平滑化され、光放射電子管1のフィラメント1bの両端
間に印加される。すなわち、スイッチング素子Q1 の
オンデューティやスイッチング周波数を制御すれば、光
放射電子管1への供給電力を制御して調光することがで
きるのであり、スイッチング素子Q2 のオンデューテ
ィやスイッチング周波数を制御すれば、フィラメント1
bへの供給電力を調節することができるのである。
【0020】両スイッチング素子Q1 ,Q2 をオン
、オフ制御する制御回路は、図3のように構成される。 制御回路への給電は、交流電源ACを降圧トランスT3
によって降圧した後、ダイオードブリッジよりなるブ
リッジ整流器RE2 によって全波整流し、電圧安定化
回路RGによって安定化する電源回路9によりなされる
。スイッチング素子Q1 をオン、オフ制御する制御回
路、すなわち、点灯用給電回路2の制御回路は、スイッ
チングレギュレータ用の集積回路IC1 (たとえば、
NEC製のμPC494)を主構成要素とするものであ
って、5番端子に接続されたコンデンサC4 および6
番端子に接続された抵抗R4 により決定される時定数
の三角波を内部で発生させ、4番端子に入力される調光
電圧と上記三角波とを比較することによって、4番端子
への入力電圧よりも三角波の電圧のほうが高い期間にH
レベルになる矩形波を9番端子から出力するようになっ
ている。調光電圧は、14番端子より出力される基準電
圧(5V)を抵抗R5 ,R6 、可変抵抗器VR1
によって分圧した電圧(図1の調光信号に相当する)を
、抵抗RxとコンデンサCxとの直列回路である遅延回
路4の両端間に印加することにより、コンデンサCxの
両端電圧として得られる。抵抗R5 ,R6 、可変抵
抗器VR1 の直列回路には、スイッチング素子である
トランジスタQ3 のコレクタ−エミッタ間が直列に接
続されており、トランジスタQ3 がオフであるときに
は、4番端子への入力電圧が14番端子から出力される
基準電圧と等しくなって、9番端子の出力が常時Lレベ
ルに保たれるようになっている。9番端子の出力は、出
力部5を通してスイッチング素子Q1 を制御するので
あって、9番端子の出力がHレベルである期間にスイッ
チング素子Q1 がオンになる。 したがって、オンデューティが大きいほど光放射電子管
1への供給電力が大きくなるのである。すなわち、可変
抵抗器VR1 の抵抗値を変えて遅延回路4に印加され
る調光信号を変化させることによって、9番端子からの
出力信号のオンデューティを増減できるのである。ここ
において、遅延回路4では、両端電圧が急激に変化して
も抵抗RxとコンデンサCxとにより決定される時定数
によって変化が平滑化されるから、4番端子への入力電
圧の変化率はつねに一定値以下になるのである。その結
果、可変抵抗器VR1 の抵抗値を急激に変化させても
、光放射電子管1への供給電力の変化は緩やかになるの
である。
、オフ制御する制御回路は、図3のように構成される。 制御回路への給電は、交流電源ACを降圧トランスT3
によって降圧した後、ダイオードブリッジよりなるブ
リッジ整流器RE2 によって全波整流し、電圧安定化
回路RGによって安定化する電源回路9によりなされる
。スイッチング素子Q1 をオン、オフ制御する制御回
路、すなわち、点灯用給電回路2の制御回路は、スイッ
チングレギュレータ用の集積回路IC1 (たとえば、
NEC製のμPC494)を主構成要素とするものであ
って、5番端子に接続されたコンデンサC4 および6
番端子に接続された抵抗R4 により決定される時定数
の三角波を内部で発生させ、4番端子に入力される調光
電圧と上記三角波とを比較することによって、4番端子
への入力電圧よりも三角波の電圧のほうが高い期間にH
レベルになる矩形波を9番端子から出力するようになっ
ている。調光電圧は、14番端子より出力される基準電
圧(5V)を抵抗R5 ,R6 、可変抵抗器VR1
によって分圧した電圧(図1の調光信号に相当する)を
、抵抗RxとコンデンサCxとの直列回路である遅延回
路4の両端間に印加することにより、コンデンサCxの
両端電圧として得られる。抵抗R5 ,R6 、可変抵
抗器VR1 の直列回路には、スイッチング素子である
トランジスタQ3 のコレクタ−エミッタ間が直列に接
続されており、トランジスタQ3 がオフであるときに
は、4番端子への入力電圧が14番端子から出力される
基準電圧と等しくなって、9番端子の出力が常時Lレベ
ルに保たれるようになっている。9番端子の出力は、出
力部5を通してスイッチング素子Q1 を制御するので
あって、9番端子の出力がHレベルである期間にスイッ
チング素子Q1 がオンになる。 したがって、オンデューティが大きいほど光放射電子管
1への供給電力が大きくなるのである。すなわち、可変
抵抗器VR1 の抵抗値を変えて遅延回路4に印加され
る調光信号を変化させることによって、9番端子からの
出力信号のオンデューティを増減できるのである。ここ
において、遅延回路4では、両端電圧が急激に変化して
も抵抗RxとコンデンサCxとにより決定される時定数
によって変化が平滑化されるから、4番端子への入力電
圧の変化率はつねに一定値以下になるのである。その結
果、可変抵抗器VR1 の抵抗値を急激に変化させても
、光放射電子管1への供給電力の変化は緩やかになるの
である。
【0021】一方、スイッチング素子Q2 をオン、オ
フ制御する制御回路、すなわち、フィラメント加熱回路
3の制御回路は、点灯用給電回路2の制御回路と同様に
スイッチングレギュレータ用の集積回路IC2 (たと
えば、NEC製のμPC494)を主構成要素としてい
る。内部で発生する三角波の時定数は、5番端子に接続
されたコンデンサC7 と6番端子に接続された抵抗R
7 とにより決定される。また、14番端子より出力さ
れる基準電圧は、一対の抵抗R8 ,R9 により分圧
されて4番端子に入力され、上記三角波と比較される。 ところで、1番端子には電源回路9の出力電圧を一対の
抵抗R10,R11により分圧した基準電圧が入力され
、2番端子には、管電圧(e端子を通して検出される)
を一対の抵抗R12,R13により分圧した比較電圧が
ダイオードD3 を介して入力され、内部の差動増幅器
によって差分が増幅される。ここに、1番端子への基準
電圧は2番端子への比較電圧よりも低くなるように設定
されている。9番端子より出力される矩形波のオン期間
は、内部で発生する三角波の電圧が4番端子に入力され
る基準電圧以上である期間を最大とし、1番端子に入力
される基準電圧と2番端子に入力される比較電圧との差
が小さいほど短くなるのである。9番端子より出力され
る矩形波は、出力部6を介してスイッチング素子Q2
をオン、オフ制御するのであって、9番端子の出力がH
レベルである期間にスイッチング素子Q2 がオンにな
る。したがって、オンデューティが大きいほどフィラメ
ント1bへの供給電力が大きくなるのである。その結果
、管電圧が上昇して2番端子への比較電圧が上昇すると
、1番端子に入力された基準電圧との差が大きくなって
、9番端子より出力される矩形波のオンデューティが大
きくなるから、フィラメント1bへの供給電力が増加し
、管電圧が下げられるのである。また、9番端子から出
力される矩形波のオンデューティの最大値は、4番端子
に入力される基準電圧によって制限されているから、フ
ィラメント1bへの供給電力の上限が規制されることに
なる。
フ制御する制御回路、すなわち、フィラメント加熱回路
3の制御回路は、点灯用給電回路2の制御回路と同様に
スイッチングレギュレータ用の集積回路IC2 (たと
えば、NEC製のμPC494)を主構成要素としてい
る。内部で発生する三角波の時定数は、5番端子に接続
されたコンデンサC7 と6番端子に接続された抵抗R
7 とにより決定される。また、14番端子より出力さ
れる基準電圧は、一対の抵抗R8 ,R9 により分圧
されて4番端子に入力され、上記三角波と比較される。 ところで、1番端子には電源回路9の出力電圧を一対の
抵抗R10,R11により分圧した基準電圧が入力され
、2番端子には、管電圧(e端子を通して検出される)
を一対の抵抗R12,R13により分圧した比較電圧が
ダイオードD3 を介して入力され、内部の差動増幅器
によって差分が増幅される。ここに、1番端子への基準
電圧は2番端子への比較電圧よりも低くなるように設定
されている。9番端子より出力される矩形波のオン期間
は、内部で発生する三角波の電圧が4番端子に入力され
る基準電圧以上である期間を最大とし、1番端子に入力
される基準電圧と2番端子に入力される比較電圧との差
が小さいほど短くなるのである。9番端子より出力され
る矩形波は、出力部6を介してスイッチング素子Q2
をオン、オフ制御するのであって、9番端子の出力がH
レベルである期間にスイッチング素子Q2 がオンにな
る。したがって、オンデューティが大きいほどフィラメ
ント1bへの供給電力が大きくなるのである。その結果
、管電圧が上昇して2番端子への比較電圧が上昇すると
、1番端子に入力された基準電圧との差が大きくなって
、9番端子より出力される矩形波のオンデューティが大
きくなるから、フィラメント1bへの供給電力が増加し
、管電圧が下げられるのである。また、9番端子から出
力される矩形波のオンデューティの最大値は、4番端子
に入力される基準電圧によって制限されているから、フ
ィラメント1bへの供給電力の上限が規制されることに
なる。
【0022】ところで、集積回路IC2 の2番端子に
は、ダイオードD3 とともにオア回路を構成するダイ
オードD4 を介してトランジスタQ4 のコレクタが
接続されている。トランジスタQ4 のコレクタ−エミ
ッタ間は、抵抗R14と直列に接続され、この直列回路
は電源回路4 の出力端間に接続されている。さらに、
トランジスタQ4 のベースは、一対の抵抗R15,R
16よりなる直列回路の接続点に接続されている。抵抗
R15,R16の直列回路は、抵抗R11と並列に接続
される。抵抗R11は、トランジスタQ5 のコレクタ
−エミッタ間にも並列接続される。トランジスタQ5
のコレクタ−エミッタ間は抵抗R17と直列に接続され
て、この直列回路は電源回路9の出力端間に接続される
。したがって、トランジスタQ5 がオフであれば、ト
ランジスタQ4 はオンになり、ダイオードD4 のア
ノードがLレベルになるから、2番端子への電圧には影
響を与えず、上記の動作をすることになる。一方、トラ
ンジスタQ5 がオンであると、トランジスタQ4 が
オフになって、ダイオードD4 のアノードがHレベル
になるから、集積回路IC2 の2番端子への入力電圧
は、管電圧とは無関係にHレベルになる。また、抵抗R
11の両端間が短絡されるから、1番端子への基準電圧
はLレベルになる。すなわち、トランジスタQ5 がオ
ンになると、集積回路IC2 の9番端子から出力され
る矩形波のオンデューティが上限値に達して、フィラメ
ント1bへの供給電力が最大になるのである。トランジ
スタQ5 のコレクタは、トランジスタQ3 のベース
にも接続されているから、トランジスタQ5 がオンに
なれば、トランジスタQ3 がオフになり、集積回路I
C1 の9番端子の出力が上述したようにLレベルにな
る。
は、ダイオードD3 とともにオア回路を構成するダイ
オードD4 を介してトランジスタQ4 のコレクタが
接続されている。トランジスタQ4 のコレクタ−エミ
ッタ間は、抵抗R14と直列に接続され、この直列回路
は電源回路4 の出力端間に接続されている。さらに、
トランジスタQ4 のベースは、一対の抵抗R15,R
16よりなる直列回路の接続点に接続されている。抵抗
R15,R16の直列回路は、抵抗R11と並列に接続
される。抵抗R11は、トランジスタQ5 のコレクタ
−エミッタ間にも並列接続される。トランジスタQ5
のコレクタ−エミッタ間は抵抗R17と直列に接続され
て、この直列回路は電源回路9の出力端間に接続される
。したがって、トランジスタQ5 がオフであれば、ト
ランジスタQ4 はオンになり、ダイオードD4 のア
ノードがLレベルになるから、2番端子への電圧には影
響を与えず、上記の動作をすることになる。一方、トラ
ンジスタQ5 がオンであると、トランジスタQ4 が
オフになって、ダイオードD4 のアノードがHレベル
になるから、集積回路IC2 の2番端子への入力電圧
は、管電圧とは無関係にHレベルになる。また、抵抗R
11の両端間が短絡されるから、1番端子への基準電圧
はLレベルになる。すなわち、トランジスタQ5 がオ
ンになると、集積回路IC2 の9番端子から出力され
る矩形波のオンデューティが上限値に達して、フィラメ
ント1bへの供給電力が最大になるのである。トランジ
スタQ5 のコレクタは、トランジスタQ3 のベース
にも接続されているから、トランジスタQ5 がオンに
なれば、トランジスタQ3 がオフになり、集積回路I
C1 の9番端子の出力が上述したようにLレベルにな
る。
【0023】トランジスタQ5 のオン、オフは、タイ
マ用の集積回路IC3 (たとえば、NEC製のμPC
5555)を主構成要素とするタイマ回路7の出力によ
って制御される。このタイマ回路7は、電源投入時にト
リガ信号を発生する起動回路8からのトリガ信号が2番
端子に入力されると、コンデンサC18と抵抗R18に
よって設定された限時時間が経過するまでの間、3番端
子からの出力をHレベルに保ち、その後、出力をLレベ
ルに切り換えるように構成されている。3番端子は、ト
ランジスタQ5 のベースに接続されているから、電源
投入から限時時間が経過するまでは、トランジスタQ5
がオンになるのである。
マ用の集積回路IC3 (たとえば、NEC製のμPC
5555)を主構成要素とするタイマ回路7の出力によ
って制御される。このタイマ回路7は、電源投入時にト
リガ信号を発生する起動回路8からのトリガ信号が2番
端子に入力されると、コンデンサC18と抵抗R18に
よって設定された限時時間が経過するまでの間、3番端
子からの出力をHレベルに保ち、その後、出力をLレベ
ルに切り換えるように構成されている。3番端子は、ト
ランジスタQ5 のベースに接続されているから、電源
投入から限時時間が経過するまでは、トランジスタQ5
がオンになるのである。
【0024】以上の動作をまとめると、まず、電源投入
からタイマ回路7の限時時間が経過するまでの間は、ト
ランジスタQ5 がオンになり、スイッチング素子Q1
がオフに保たれるとともに、光放射電子管1の管電圧
とは無関係に集積回路IC2 の9番端子から出力され
る矩形波のオンデューティが最大になってフィラメント
1bに供給される電力が最大になる。要するに、フィラ
メント1bが予熱されるのである。その後、タイマ回路
7の限時時間が経過して、光放射電子管1を点灯できる
程度までフィラメント1bが加熱されると、トランジス
タQ5 がオフになり、可変抵抗器VR1 によって設
定された電力が光放射電子管1のフィラメント1bと加
速用電極1cとの間に供給される。また、同時に、管電
圧に比例する電圧が集積回路IC2 の2番端子に入力
されて、管電圧をほぼ一定に保つようにフィラメント1
bへの供給電力がフィードバック制御されるのである。 すなわち、可変抵抗器VR1 によって調光を行ったり
、周囲温度が変化したときに、管電圧が上昇しそうにな
ると、管電圧を下げるようにフィラメント1bへの供給
電力が制御され、希ガスによる発光色が生じるのを抑制
するのである。
からタイマ回路7の限時時間が経過するまでの間は、ト
ランジスタQ5 がオンになり、スイッチング素子Q1
がオフに保たれるとともに、光放射電子管1の管電圧
とは無関係に集積回路IC2 の9番端子から出力され
る矩形波のオンデューティが最大になってフィラメント
1bに供給される電力が最大になる。要するに、フィラ
メント1bが予熱されるのである。その後、タイマ回路
7の限時時間が経過して、光放射電子管1を点灯できる
程度までフィラメント1bが加熱されると、トランジス
タQ5 がオフになり、可変抵抗器VR1 によって設
定された電力が光放射電子管1のフィラメント1bと加
速用電極1cとの間に供給される。また、同時に、管電
圧に比例する電圧が集積回路IC2 の2番端子に入力
されて、管電圧をほぼ一定に保つようにフィラメント1
bへの供給電力がフィードバック制御されるのである。 すなわち、可変抵抗器VR1 によって調光を行ったり
、周囲温度が変化したときに、管電圧が上昇しそうにな
ると、管電圧を下げるようにフィラメント1bへの供給
電力が制御され、希ガスによる発光色が生じるのを抑制
するのである。
【0025】また、経年変化によってフィラメント1b
に塗布された電子放射物質が減少して寿命末期になると
、電子の放出量が減少して管電圧が上昇するのであって
、フィラメント1bへの供給電力も増加するが、集積回
路IC2 から出力される矩形波のオンデューティの上
限が規制されているから、フィラメント1bへの供給電
力の最大値が制限されるのである。その結果、スイッチ
ング素子Q2 や加熱トランスT2 に過大な電流が流
れることが防止できるのであって、安全性を高めること
ができるのである。
に塗布された電子放射物質が減少して寿命末期になると
、電子の放出量が減少して管電圧が上昇するのであって
、フィラメント1bへの供給電力も増加するが、集積回
路IC2 から出力される矩形波のオンデューティの上
限が規制されているから、フィラメント1bへの供給電
力の最大値が制限されるのである。その結果、スイッチ
ング素子Q2 や加熱トランスT2 に過大な電流が流
れることが防止できるのであって、安全性を高めること
ができるのである。
【0026】しかも、可変抵抗器VR1 を調節して光
放射電子管1の光出力を調光するときに、可変抵抗器V
R1 の抵抗値の変化速度を大きくしても、遅延回路4
が存在していることによって、変化速度は一定値以上に
は速くならないのであって、遅延回路4の時定数を適宜
設定しておくことによって、管電圧の急激な変化を防止
できるのである。その結果、発光色の色温度の変化や立
ち消えが防止できるのである。
放射電子管1の光出力を調光するときに、可変抵抗器V
R1 の抵抗値の変化速度を大きくしても、遅延回路4
が存在していることによって、変化速度は一定値以上に
は速くならないのであって、遅延回路4の時定数を適宜
設定しておくことによって、管電圧の急激な変化を防止
できるのである。その結果、発光色の色温度の変化や立
ち消えが防止できるのである。
【0027】(実施例2)本実施例では、図4に示すよ
うに、調光信号を点灯用給電回路2だけではなく、フィ
ラメント加熱回路3にも入力するようにしている。フィ
ラメント加熱回路3では、調光信号の調光量に対応して
フィラメント1bへの供給電力が設定されている。すな
わち、フィラメント加熱回路3は、加熱電力設定手段を
備えているのである。したがって、調光信号による調光
量が変化したときには、管電圧を検出することなく、フ
ィラメント1bへの供給電力が変化するのであって、調
光信号による調光量の変化に対して、フィラメント1b
への供給電力を遅滞なく変化させることができることに
なる。ここにおいて、一般的には、点灯用給電回路2の
出力の変化に対して、フィラメント加熱回路3の出力を
同時に変化させればよいが、必要があれば、フィラメン
ト加熱回路3の出力を先に変化させるようにしてもよい
。
うに、調光信号を点灯用給電回路2だけではなく、フィ
ラメント加熱回路3にも入力するようにしている。フィ
ラメント加熱回路3では、調光信号の調光量に対応して
フィラメント1bへの供給電力が設定されている。すな
わち、フィラメント加熱回路3は、加熱電力設定手段を
備えているのである。したがって、調光信号による調光
量が変化したときには、管電圧を検出することなく、フ
ィラメント1bへの供給電力が変化するのであって、調
光信号による調光量の変化に対して、フィラメント1b
への供給電力を遅滞なく変化させることができることに
なる。ここにおいて、一般的には、点灯用給電回路2の
出力の変化に対して、フィラメント加熱回路3の出力を
同時に変化させればよいが、必要があれば、フィラメン
ト加熱回路3の出力を先に変化させるようにしてもよい
。
【0028】
【発明の効果】上述のように、請求項1の構成によれば
、調光信号の変化率を制限するから、調光信号の急激な
変化による管電圧の急激な変化が抑制できるのであって
、調光量を変化させても、発光色の色温度が変化したり
立ち消えが生じたりするのを防止できるという利点があ
る。
、調光信号の変化率を制限するから、調光信号の急激な
変化による管電圧の急激な変化が抑制できるのであって
、調光量を変化させても、発光色の色温度が変化したり
立ち消えが生じたりするのを防止できるという利点があ
る。
【0029】請求項2の構成によれば、調光信号に対応
してフィラメントへの供給電力を設定するから、調光量
を変化させる場合には、点灯用給電手段から光放射電子
管への供給電力が変化した後の管電圧の高低によってフ
ィラメントへの供給電力を増減する場合のような時間遅
れが生じないのであって、点灯用給電手段からの供給電
力の変化に遅滞することなくフィラメントへの供給電力
を変化させることができることになる。その結果、発光
色の色温度の変化や立ち消えが抑制できるという効果を
奏するのである。
してフィラメントへの供給電力を設定するから、調光量
を変化させる場合には、点灯用給電手段から光放射電子
管への供給電力が変化した後の管電圧の高低によってフ
ィラメントへの供給電力を増減する場合のような時間遅
れが生じないのであって、点灯用給電手段からの供給電
力の変化に遅滞することなくフィラメントへの供給電力
を変化させることができることになる。その結果、発光
色の色温度の変化や立ち消えが抑制できるという効果を
奏するのである。
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例1の主回路を示す回路図である。
【図3】実施例1の制御回路を示す回路図である。
【図4】実施例2を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る光放射電子管を示す斜視図である
。
。
【図6】光放射電子管の動作特性を示す説明図である。
【図7】光放射電子管の動作特性を示す説明図である。
【図8】光放射電子管の動作特性を示す説明図である。
【図9】光放射電子管の動作特性を示す説明図である。
【図10】従来例を示す回路図である。
【図11】図10に示した従来例の問題点を示す説明図
である。
である。
1 光放射電子管
1a バルブ
1b フィラメント
1c 加速用電極
2 点灯用給電回路
3 フィラメント加熱回路
4 遅延回路
Claims (2)
- 【請求項1】 カソードとなるフィラメントと、フィ
ラメントから放出された電子を加速する加速用電極とが
、加速電子の衝突により励起されて発光する光放射気体
および希ガスを封入したバルブ内に対置された光放射電
子管を点灯させる光放射電子管点灯装置において、フィ
ラメントと加速用電極との間にフィラメントから放出さ
れた電子を加速する加速用電圧を印加する点灯用給電手
段と、フィラメントと加速用電極との間の管電圧を検出
するとともに管電圧の高低に応じてフィラメントに供給
する加熱用の電力を増減させることによって管電圧をほ
ぼ一定に保つフィラメント加熱手段と、点灯用給電手段
から光放射電子管への供給電力を調節させる調光信号の
変化率を一定以下に制限する変化率制限手段とを具備し
て成ることを特徴とする光放射電子管点灯装置。 - 【請求項2】 カソードとなるフィラメントと、フィ
ラメントから放出された電子を加速する加速用電極とが
、加速電子の衝突により励起されて発光する光放射気体
および希ガスを封入したバルブ内に対置された光放射電
子管を点灯させる光放射電子管点灯装置において、フィ
ラメントと加速用電極との間にフィラメントから放出さ
れた電子を加速する加速用電圧を印加する点灯用給電手
段と、フィラメントと加速用電極との間の管電圧を検出
するとともに管電圧の高低に応じてフィラメントに供給
する加熱用の電力を増減させることによって管電圧をほ
ぼ一定に保つフィラメント加熱手段と、点灯用給電手段
から光放射電子管への供給電力を調節させる調光信号に
対応してフィラメントへの供給電力を設定する加熱電力
設定手段とを具備して成ることを特徴とする光放射電子
管点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9379891A JPH04324294A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 光放射電子管点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9379891A JPH04324294A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 光放射電子管点灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04324294A true JPH04324294A (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=14092441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9379891A Withdrawn JPH04324294A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 光放射電子管点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04324294A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008060842A3 (en) * | 2006-11-09 | 2008-12-11 | Apple Inc | Brightness control of a status indicator light |
| US7750282B2 (en) | 2008-05-21 | 2010-07-06 | Apple Inc. | Dual purpose ambient light sensor |
| US8138687B2 (en) | 2009-06-30 | 2012-03-20 | Apple Inc. | Multicolor lighting system |
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| US9086737B2 (en) | 2006-06-15 | 2015-07-21 | Apple Inc. | Dynamically controlled keyboard |
| US9247611B2 (en) | 2009-06-01 | 2016-01-26 | Apple Inc. | Light source with light sensor |
| US11835382B2 (en) | 2021-03-02 | 2023-12-05 | Apple Inc. | Handheld electronic device |
| US12355907B2 (en) | 2022-01-10 | 2025-07-08 | Apple Inc. | Handheld electronic device |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP9379891A patent/JPH04324294A/ja not_active Withdrawn
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9086737B2 (en) | 2006-06-15 | 2015-07-21 | Apple Inc. | Dynamically controlled keyboard |
| EP2437575A3 (en) * | 2006-11-09 | 2015-12-09 | Apple Inc. | Brightness control of a status indicator light |
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| US12355907B2 (en) | 2022-01-10 | 2025-07-08 | Apple Inc. | Handheld electronic device |
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