JPH04325235A - 加工性に優れた表面処理鋼板とその製造方法 - Google Patents
加工性に優れた表面処理鋼板とその製造方法Info
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- JPH04325235A JPH04325235A JP11915791A JP11915791A JPH04325235A JP H04325235 A JPH04325235 A JP H04325235A JP 11915791 A JP11915791 A JP 11915791A JP 11915791 A JP11915791 A JP 11915791A JP H04325235 A JPH04325235 A JP H04325235A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、家電、建材製
品等に使用される加工性に優れた有機、無機複合鋼板と
その製造方法に関するものである。
品等に使用される加工性に優れた有機、無機複合鋼板と
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来加工後塗装を行っていたクロメート
処理鋼板に代わって、薄い有機、無機複合皮膜を被覆し
た表面処理鋼板が使用されている。この鋼板は下地にめ
っき皮膜を有し、その上に有機、無機複合皮膜を被覆し
たもので、溶接ができ、耐食性に優れた特徴をもつ。
処理鋼板に代わって、薄い有機、無機複合皮膜を被覆し
た表面処理鋼板が使用されている。この鋼板は下地にめ
っき皮膜を有し、その上に有機、無機複合皮膜を被覆し
たもので、溶接ができ、耐食性に優れた特徴をもつ。
【0003】これらの技術としては、特開昭60−50
181号公報、特開昭57−108292号公報記載の
ものがある。さらに、上記有機、無機複合皮膜中に潤滑
剤を含有させることにより皮膜に潤滑性を与えた潤滑表
面処理鋼板が開発されてきた(例えば特開昭63−16
2886号公報)。
181号公報、特開昭57−108292号公報記載の
ものがある。さらに、上記有機、無機複合皮膜中に潤滑
剤を含有させることにより皮膜に潤滑性を与えた潤滑表
面処理鋼板が開発されてきた(例えば特開昭63−16
2886号公報)。
【0004】これらはめっき鋼板の上にクロメート皮膜
と、0.01〜4.0μmの有機高分子とシリカさらに
は潤滑剤からなる皮膜を被覆したものである。しかしな
がら、品質的には満足いくものとは言えず、品質改良を
必要としている。
と、0.01〜4.0μmの有機高分子とシリカさらに
は潤滑剤からなる皮膜を被覆したものである。しかしな
がら、品質的には満足いくものとは言えず、品質改良を
必要としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クロメート皮膜上に有
機、無機複合皮膜を被覆した表面処理鋼板は、使用範囲
の拡大、例えばオーディオ製品内部基板等の内板から底
板、裏板等の外板への使用環境変化に対し、必ずしも品
質が充分とは言えず、プレス加工、特に連続クランクプ
レス等の成形速度が速く、かつ連続成形による金型、鋼
板の昇熱を伴う加工方法が用いられる場合には、加工時
のカジリ発生による鋼板の外観不良が発生し、外観要求
の厳しい外板用途の使用には耐えられなかった。また、
昨今の環境問題から、従来の油性のプレス油の代わりに
潤滑特性の劣る水系潤滑油を使用する頻度が増えるに従
って、このカジリ特性のさらなる改善要求が大きくなっ
てきた。
機、無機複合皮膜を被覆した表面処理鋼板は、使用範囲
の拡大、例えばオーディオ製品内部基板等の内板から底
板、裏板等の外板への使用環境変化に対し、必ずしも品
質が充分とは言えず、プレス加工、特に連続クランクプ
レス等の成形速度が速く、かつ連続成形による金型、鋼
板の昇熱を伴う加工方法が用いられる場合には、加工時
のカジリ発生による鋼板の外観不良が発生し、外観要求
の厳しい外板用途の使用には耐えられなかった。また、
昨今の環境問題から、従来の油性のプレス油の代わりに
潤滑特性の劣る水系潤滑油を使用する頻度が増えるに従
って、このカジリ特性のさらなる改善要求が大きくなっ
てきた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、めっき
鋼板上に第1層としてCr換算で5〜200mg/m2
のクロメート層を有し、さらに第2層として樹脂固形
分100重量部に対しソルビタン、ソルビド、ソルビッ
トの内1種もしくは2種以上を固形分として5〜50重
量部、潤滑剤を5〜30重量部、さらにシリカを固形分
として5〜50重量部含有する有機、無機複合皮膜を0
.5〜3.0g/m2 有することを特徴とする加工性
に優れた表面処理鋼板、および、樹脂固形分100重量
部に対しシリカを固形分として5〜50重量部、潤滑剤
を5〜30重量部、さらにソルビタン、ソルビド、ソル
ビットの内1種もしくは2種以上を固形分として5〜5
0重量部の割合で含有させた有機、無機複合塗料をクロ
メート皮膜を有するめっき鋼板に乾燥付着量として0.
5〜3.0g/m2 塗布した後、焼き付けることを特
徴とする加工性に優れた表面処理鋼板の製造方法である
。
鋼板上に第1層としてCr換算で5〜200mg/m2
のクロメート層を有し、さらに第2層として樹脂固形
分100重量部に対しソルビタン、ソルビド、ソルビッ
トの内1種もしくは2種以上を固形分として5〜50重
量部、潤滑剤を5〜30重量部、さらにシリカを固形分
として5〜50重量部含有する有機、無機複合皮膜を0
.5〜3.0g/m2 有することを特徴とする加工性
に優れた表面処理鋼板、および、樹脂固形分100重量
部に対しシリカを固形分として5〜50重量部、潤滑剤
を5〜30重量部、さらにソルビタン、ソルビド、ソル
ビットの内1種もしくは2種以上を固形分として5〜5
0重量部の割合で含有させた有機、無機複合塗料をクロ
メート皮膜を有するめっき鋼板に乾燥付着量として0.
5〜3.0g/m2 塗布した後、焼き付けることを特
徴とする加工性に優れた表面処理鋼板の製造方法である
。
【0007】
【作用】前述の問題点を解決する手段の検討を重ねた結
果、有機、無機複合皮膜中にソルビタン、ソルビド、ソ
ルビットの内1種もしくは2種以上を添加することによ
り、加工時のカジリ性を改善するという新たな手段を見
出すに到った。
果、有機、無機複合皮膜中にソルビタン、ソルビド、ソ
ルビットの内1種もしくは2種以上を添加することによ
り、加工時のカジリ性を改善するという新たな手段を見
出すに到った。
【0008】本発明は、特に連続クランクプレス加工時
に発生するカジリを改善する手段として、有機、無機複
合皮膜にソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種も
しくは2種以上を添加することにより従来技術を越える
性能を得ることに成功したものである。
に発生するカジリを改善する手段として、有機、無機複
合皮膜にソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種も
しくは2種以上を添加することにより従来技術を越える
性能を得ることに成功したものである。
【0009】連続クランクプレス時のカジリ発生の主な
原因は、加工時に金型との摩擦による発熱や、素材の加
工変形による発熱で鋼板と金型あるいはロールとの間の
潤滑性が不足することである。また、この現象は油性の
プレス油に比べ潤滑特性の劣る水系潤滑油を使用する際
にはさらに増長される。
原因は、加工時に金型との摩擦による発熱や、素材の加
工変形による発熱で鋼板と金型あるいはロールとの間の
潤滑性が不足することである。また、この現象は油性の
プレス油に比べ潤滑特性の劣る水系潤滑油を使用する際
にはさらに増長される。
【0010】潤滑特性の劣る水系潤滑油の使用に際して
、発熱を低減させる手段として、水和により吸熱する物
質であるソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種も
しくは2種以上を有機、無機複合皮膜中に添加する事を
検討し、加工時のカジリ発生を非常に軽減させる事を見
いだしたのである。すなわち、連続クランクプレス時に
於いて、有機、無機複合皮膜中のソルビタン、ソルビド
、ソルビットが水系潤滑油に含まれる水分と水和し、吸
熱作用を起こす。その時、金型との摩擦による発熱や、
素材の加工変形による発熱を相殺し、鋼板と金型との間
の潤滑性の不足を防止する為、カジリ発生を改善できる
。
、発熱を低減させる手段として、水和により吸熱する物
質であるソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種も
しくは2種以上を有機、無機複合皮膜中に添加する事を
検討し、加工時のカジリ発生を非常に軽減させる事を見
いだしたのである。すなわち、連続クランクプレス時に
於いて、有機、無機複合皮膜中のソルビタン、ソルビド
、ソルビットが水系潤滑油に含まれる水分と水和し、吸
熱作用を起こす。その時、金型との摩擦による発熱や、
素材の加工変形による発熱を相殺し、鋼板と金型との間
の潤滑性の不足を防止する為、カジリ発生を改善できる
。
【0011】以下、本発明の加工性に優れた表面処理鋼
板及びその製造方法について詳細に説明する。
板及びその製造方法について詳細に説明する。
【0012】本発明で対象とする表面処理鋼板の素地と
しては、電気亜鉛めっき鋼板、電気Zn−Niめっき鋼
板、溶融亜鉛めっき鋼板、亜鉛アルミニウム溶融めっき
鋼板のような各種亜鉛系めっき鋼板、アルミニウムめっ
き鋼板、クロムめっき鋼板、スズめっき鋼板、あるいは
これらの多層めっき鋼板、複合めっき等を挙げる事がで
きる。各めっき鋼板とも、めっき付着量は片面1g/m
2 以上とする事が好ましく、これを下回ると耐食性が
低下する。本発明は、このような鋼板のめっき面に下層
から第1層としてクロメート皮膜を、また第2層として
有機、無機複合皮膜を形成させる。
しては、電気亜鉛めっき鋼板、電気Zn−Niめっき鋼
板、溶融亜鉛めっき鋼板、亜鉛アルミニウム溶融めっき
鋼板のような各種亜鉛系めっき鋼板、アルミニウムめっ
き鋼板、クロムめっき鋼板、スズめっき鋼板、あるいは
これらの多層めっき鋼板、複合めっき等を挙げる事がで
きる。各めっき鋼板とも、めっき付着量は片面1g/m
2 以上とする事が好ましく、これを下回ると耐食性が
低下する。本発明は、このような鋼板のめっき面に下層
から第1層としてクロメート皮膜を、また第2層として
有機、無機複合皮膜を形成させる。
【0013】第1層のクロメート皮膜は通常の処理方法
に従えば良く、例えば無水クロム酸、クロム酸塩、重ク
ロム酸等を主剤とした水溶液中での浸漬クロメート処理
、電解クロメート処理、および上記水溶液にコロイダル
シリカ等を混合した処理液を塗布する塗布型クロメート
処理等によってクロム水和物を主体とする皮膜を形成す
る。
に従えば良く、例えば無水クロム酸、クロム酸塩、重ク
ロム酸等を主剤とした水溶液中での浸漬クロメート処理
、電解クロメート処理、および上記水溶液にコロイダル
シリカ等を混合した処理液を塗布する塗布型クロメート
処理等によってクロム水和物を主体とする皮膜を形成す
る。
【0014】クロメート皮膜の付着量は、Cr換算で5
〜200mg/m2 とする。付着量が5mg/m2
未満では充分な耐食性が得られず、200mg/m2
を越えると皮膜の密着性が低下する。
〜200mg/m2 とする。付着量が5mg/m2
未満では充分な耐食性が得られず、200mg/m2
を越えると皮膜の密着性が低下する。
【0015】この皮膜の上に、第2層として有機、無機
複合皮膜を形成する。
複合皮膜を形成する。
【0016】有機、無機複合皮膜として用いる樹脂とし
ては、水系溶媒とともに用いる水系樹脂と油系溶媒とと
もに用いる油系樹脂がある。水系樹脂としてはアクリル
エステル・アクリル酸共重合物、エポキシ・アクリル酸
、オレフィンアクリル酸共重合物、オレフィンアイオノ
マー、スチレンアクリル酸共重合物、ウレタンアクリル
酸共重合物、ウレタンエポキシ樹脂、エチレンイミンア
クリル樹脂等が使用でき、塗料としては水系溶媒に分散
させたエマルジョン型を用いるのがよい。また、必要に
より各種メラミン樹脂、アミノ樹脂等の架橋剤を添加し
てもよい。これらの内では、特に加工時の滑り性が良い
オレフィン基を持つオレフィンアクリル酸共重合物を用
いるのが好ましい。一方、油系樹脂としてはエポキシ、
アクリル、ウレタン、ポリエステル、アルキッド、ブタ
ジエン、ビニル、フタル酸系の合成樹脂、その他の天然
樹脂、及びこれらの変性樹脂等を使用できる。これらの
内、特に加工性と耐食性を考慮したエポキシ系樹脂を用
いるのが望ましい。
ては、水系溶媒とともに用いる水系樹脂と油系溶媒とと
もに用いる油系樹脂がある。水系樹脂としてはアクリル
エステル・アクリル酸共重合物、エポキシ・アクリル酸
、オレフィンアクリル酸共重合物、オレフィンアイオノ
マー、スチレンアクリル酸共重合物、ウレタンアクリル
酸共重合物、ウレタンエポキシ樹脂、エチレンイミンア
クリル樹脂等が使用でき、塗料としては水系溶媒に分散
させたエマルジョン型を用いるのがよい。また、必要に
より各種メラミン樹脂、アミノ樹脂等の架橋剤を添加し
てもよい。これらの内では、特に加工時の滑り性が良い
オレフィン基を持つオレフィンアクリル酸共重合物を用
いるのが好ましい。一方、油系樹脂としてはエポキシ、
アクリル、ウレタン、ポリエステル、アルキッド、ブタ
ジエン、ビニル、フタル酸系の合成樹脂、その他の天然
樹脂、及びこれらの変性樹脂等を使用できる。これらの
内、特に加工性と耐食性を考慮したエポキシ系樹脂を用
いるのが望ましい。
【0017】これら有機樹脂にソルビタン、ソルビド、
ソルビットの内1種もしくは2種以上を添加する。これ
らは化1〜4で示されるものである。
ソルビットの内1種もしくは2種以上を添加する。これ
らは化1〜4で示されるものである。
【0018】
【化1】
【0019】
【化2】
【0020】
【化3】
【0021】
【化4】
【0022】ソルビットはグルコースを白金、ニッケル
等を触媒として水素で還元する方法や、グルコースを電
解還元する方法で得られる。また、ソルビタン、ソルビ
ドはソルビットを加熱脱水することで得ることができる
。
等を触媒として水素で還元する方法や、グルコースを電
解還元する方法で得られる。また、ソルビタン、ソルビ
ドはソルビットを加熱脱水することで得ることができる
。
【0023】この様にして得られたソルビタン、ソルビ
ド、ソルビットの内1種もしくは2種以上を前述した樹
脂固形分100重量部に対し5〜50重量部、望ましく
は10〜40重量部添加する。5重量部以下ではその効
果がほとんど得られない。また、50重量部を越える添
加は皮膜の吸水性を助長するため、耐食性が低下する。
ド、ソルビットの内1種もしくは2種以上を前述した樹
脂固形分100重量部に対し5〜50重量部、望ましく
は10〜40重量部添加する。5重量部以下ではその効
果がほとんど得られない。また、50重量部を越える添
加は皮膜の吸水性を助長するため、耐食性が低下する。
【0024】さらに、この有機皮膜に耐食性を向上させ
るためにシリカを添加する。シリカとしては、コロイダ
ルシリカ(例えば、日産化学(株)製、スノーテックス
−O、スノーテックス−N、スノーテックス−C、スノ
ーテックス−UP等)や、シリカ粉末(例えば、アエロ
ジル社製、アエロジル300、R972等)を使用でき
る。
るためにシリカを添加する。シリカとしては、コロイダ
ルシリカ(例えば、日産化学(株)製、スノーテックス
−O、スノーテックス−N、スノーテックス−C、スノ
ーテックス−UP等)や、シリカ粉末(例えば、アエロ
ジル社製、アエロジル300、R972等)を使用でき
る。
【0025】シリカは樹脂固形分100重量部に対し5
〜50重量部添加する。5重量部未満では耐食性が不十
分であり、50重量部を越すと皮膜強度が高まり、加工
時に型カジリを生じる。
〜50重量部添加する。5重量部未満では耐食性が不十
分であり、50重量部を越すと皮膜強度が高まり、加工
時に型カジリを生じる。
【0026】さらに、この有機、無機複合皮膜に、プレ
ス加工時の皮膜とプレス金型との摩擦抵抗を下げる効果
を発揮させるために潤滑剤を含有させる。潤滑剤として
は、ポリエチレンワックス、パラフィン、ラウリン酸、
ステアリン酸、ステアリン酸アミド、ステアリン酸カル
シウム、ラウリン酸カルシウム、二硫化モリブデン、ア
ルカリ金属硫酸塩等を用いることができる。これらの内
では、潤滑特性に優れたポリエチレンワックスやフッ素
樹脂を用いるのが好ましい。
ス加工時の皮膜とプレス金型との摩擦抵抗を下げる効果
を発揮させるために潤滑剤を含有させる。潤滑剤として
は、ポリエチレンワックス、パラフィン、ラウリン酸、
ステアリン酸、ステアリン酸アミド、ステアリン酸カル
シウム、ラウリン酸カルシウム、二硫化モリブデン、ア
ルカリ金属硫酸塩等を用いることができる。これらの内
では、潤滑特性に優れたポリエチレンワックスやフッ素
樹脂を用いるのが好ましい。
【0027】これらの潤滑剤を、樹脂固形分100重量
部に対し5〜30重量部の比率で混合させる。5未満で
は皮膜の潤滑性を得ることが困難となり、加工時の型カ
ジリが発生し易くなる。また、30を越えると耐食性が
低下する。
部に対し5〜30重量部の比率で混合させる。5未満で
は皮膜の潤滑性を得ることが困難となり、加工時の型カ
ジリが発生し易くなる。また、30を越えると耐食性が
低下する。
【0028】この様な有機、無機複合皮膜をあらかじめ
クロメート処理を施しためっき鋼板に塗布する事で目的
の表面処理鋼板が得られるが、その付着量は0.5〜3
g/m2 の範囲である。付着量が0.3g/m2 未
満では鋼板表面の凹凸を埋めきれず、耐食性が劣り、ま
た3g/m2を越えると耐食性の向上はあるが溶接が困
難になる。
クロメート処理を施しためっき鋼板に塗布する事で目的
の表面処理鋼板が得られるが、その付着量は0.5〜3
g/m2 の範囲である。付着量が0.3g/m2 未
満では鋼板表面の凹凸を埋めきれず、耐食性が劣り、ま
た3g/m2を越えると耐食性の向上はあるが溶接が困
難になる。
【0029】これらの有機、無機複合皮膜を形成させる
ための塗料の塗布方法については、従来から用いられて
いるスプレー、ロールコーター、刷毛塗り、浸漬、ある
いはこれらの後ガスワイプにて付着量を調整する方法等
を用いて良い。
ための塗料の塗布方法については、従来から用いられて
いるスプレー、ロールコーター、刷毛塗り、浸漬、ある
いはこれらの後ガスワイプにて付着量を調整する方法等
を用いて良い。
【0030】また、焼き付け板温度は特に限定するもの
では無いが、80℃以上とする事が望ましい。80℃未
満では塗料中の溶剤を完全に揮発させる事が難しく、皮
膜自身の耐食性が低下するためである。
では無いが、80℃以上とする事が望ましい。80℃未
満では塗料中の溶剤を完全に揮発させる事が難しく、皮
膜自身の耐食性が低下するためである。
【0031】また、焼き付け設備については特に規制す
るものではないが、熱風吹き付け、ヒーターによる間接
加熱方法、赤外線加熱、誘導加熱による方法ならびにこ
れらを併用する方法等が採用できる。
るものではないが、熱風吹き付け、ヒーターによる間接
加熱方法、赤外線加熱、誘導加熱による方法ならびにこ
れらを併用する方法等が採用できる。
【0032】
【実施例】下記条件の下で、本発明の表面処理鋼板の試
験片を作製した。
験片を作製した。
【0033】1)めっき鋼板の種類
A:電気亜鉛めっき鋼板(板厚0.8mm)Znめっき
付着量20g/m2 B:電気Zn−Niめっき鋼板(板厚0.8mm)Zn
−Niめっき付着量20g/m2 Ni含有率12% C:溶融亜鉛めっき鋼板(板厚0.8mm)Znめっき
付着量60g/m2 D:合金化溶融亜鉛めっき鋼板(板厚0.8mm)Zn
めっき付着量45g/m2 Fe含有率10%
付着量20g/m2 B:電気Zn−Niめっき鋼板(板厚0.8mm)Zn
−Niめっき付着量20g/m2 Ni含有率12% C:溶融亜鉛めっき鋼板(板厚0.8mm)Znめっき
付着量60g/m2 D:合金化溶融亜鉛めっき鋼板(板厚0.8mm)Zn
めっき付着量45g/m2 Fe含有率10%
【0034】2)クロメート処理
前記各供試材のめっき鋼帯(板厚0.8mm×幅914
mm)に、電気亜鉛めっき鋼板の場合には反応型クロメ
ート処理液(日本パーカライジング社製ZM3367)
をスプレーで処理し、水洗後、熱風乾燥炉を通過させ到
達板温80℃で乾燥させた。
mm)に、電気亜鉛めっき鋼板の場合には反応型クロメ
ート処理液(日本パーカライジング社製ZM3367)
をスプレーで処理し、水洗後、熱風乾燥炉を通過させ到
達板温80℃で乾燥させた。
【0035】また、電気Zn−Niめっき鋼板の場合に
は、クロム酸50g/↑、硫酸0.3g/↑に浴中で電
流密度10A/dm2 で所定の電気量を通電し、電解
型クロメート処理を施した後水洗し、熱風乾燥炉を通過
させ、到達板温80℃で乾燥させた。
は、クロム酸50g/↑、硫酸0.3g/↑に浴中で電
流密度10A/dm2 で所定の電気量を通電し、電解
型クロメート処理を施した後水洗し、熱風乾燥炉を通過
させ、到達板温80℃で乾燥させた。
【0036】さらに、溶融亜鉛めっき鋼板ならびに合金
化溶融亜鉛めっき鋼板の場合には、Cr:10g/↑(
Cr6+/Cr3+:5/5)、SiO2 :60g/
↑、PO4 3−:20g/↑からなる塗布型クロメー
ト処理液をスプレーで処理した後、エアーナイフにて所
定の付着量になるように調整し、熱風乾燥炉を通過させ
、最高到達板温80℃で乾燥させた。
化溶融亜鉛めっき鋼板の場合には、Cr:10g/↑(
Cr6+/Cr3+:5/5)、SiO2 :60g/
↑、PO4 3−:20g/↑からなる塗布型クロメー
ト処理液をスプレーで処理した後、エアーナイフにて所
定の付着量になるように調整し、熱風乾燥炉を通過させ
、最高到達板温80℃で乾燥させた。
【0037】3)有機、無機複合皮膜処理前記クロメー
ト処理しためっき鋼帯に、表1、2に示す組成の塗料を
ロールコートで所定の付着量塗布し、熱風焼き付け炉に
て所定の到達板温まで焼き付け、有機、無機複合皮膜を
形成した。
ト処理しためっき鋼帯に、表1、2に示す組成の塗料を
ロールコートで所定の付着量塗布し、熱風焼き付け炉に
て所定の到達板温まで焼き付け、有機、無機複合皮膜を
形成した。
【0038】このようにして得られた試験片について、
表1、2に示す各種性能試験を行った。
表1、2に示す各種性能試験を行った。
【0039】1)平板耐食性
得られた試験片に塩水噴霧試験(JIS Z−237
1)を行い、錆発生までの時間で評価した。
1)を行い、錆発生までの時間で評価した。
【0040】2)加工性
水系プレス油(日本工作油(株)製#G930 5倍
希釈液)を塗布し、35mm角の角形ポンチ、ポンチ肩
半径5mm、ダイス肩半径5mm、成形高さ20mmの
条件で2秒に1回の間隔で連続クランクプレス成形加工
し、50個目の試験片の型カジリの発生状況を目視にて
判定した。
希釈液)を塗布し、35mm角の角形ポンチ、ポンチ肩
半径5mm、ダイス肩半径5mm、成形高さ20mmの
条件で2秒に1回の間隔で連続クランクプレス成形加工
し、50個目の試験片の型カジリの発生状況を目視にて
判定した。
【0041】評点
1:全面に型カジリ発生
2:型カジリ面積が50%以上である
3:型カジリが軽微である
4:型カジリの発生が認められない
この評価では3点以上が望ましい。
【0042】3)連続溶接性
溶接電流 8500A
通電時間 10サイクル(50Hzにて)電
極先端径 4.5mmφ 電極加圧力 200kg−f の条件で連続スポット溶接試験を行い、安定してナゲッ
ト径が3mmφ以上形成できる打点数を求めた。
極先端径 4.5mmφ 電極加圧力 200kg−f の条件で連続スポット溶接試験を行い、安定してナゲッ
ト径が3mmφ以上形成できる打点数を求めた。
【0043】これらの試験結果を表1、2に示した。
【0044】表1、2中のクロメート付着量については
、蛍光X線分析を行い、その付着量をCrの付着量とし
て換算表記した。また、皮膜付着量は皮膜塗装、焼き付
け前後の鋼板の重量増加量をg/m2 換算として表記
した。
、蛍光X線分析を行い、その付着量をCrの付着量とし
て換算表記した。また、皮膜付着量は皮膜塗装、焼き付
け前後の鋼板の重量増加量をg/m2 換算として表記
した。
【0045】No.1〜20は鋼板として電気亜鉛めっ
き鋼板を用い、樹脂として油系の樹脂であるウレタン変
性エポキシ樹脂をキシレン、エチルセロソルブ、メチル
エチルケトン混合溶媒で溶解、塗料化したものを用いた
結果である。
き鋼板を用い、樹脂として油系の樹脂であるウレタン変
性エポキシ樹脂をキシレン、エチルセロソルブ、メチル
エチルケトン混合溶媒で溶解、塗料化したものを用いた
結果である。
【0046】No.1は電気亜鉛めっき鋼板に反応型ク
ロメート処理を100mg/m2 行い、前記した油系
樹脂であるウレタン変性エポキシ樹脂100重量部に対
し、シリカとしてアエロジル300(日本アエロジル(
株)製)を30重量部、潤滑剤としてフッ素樹脂を12
重量部含有させた皮膜を2.0g/m2 被覆し、到達
板温230℃で焼付けた比較例である。耐食性は比較的
良好であるが、溶接性が2100点、型カジリ性が評点
2と劣っている。
ロメート処理を100mg/m2 行い、前記した油系
樹脂であるウレタン変性エポキシ樹脂100重量部に対
し、シリカとしてアエロジル300(日本アエロジル(
株)製)を30重量部、潤滑剤としてフッ素樹脂を12
重量部含有させた皮膜を2.0g/m2 被覆し、到達
板温230℃で焼付けた比較例である。耐食性は比較的
良好であるが、溶接性が2100点、型カジリ性が評点
2と劣っている。
【0047】No.2〜6はNo.1と同じ有機、無機
複合皮膜中にソルビタンを10〜50重量部添加した本
発明例である。No.3、4、5は耐食性、型カジリ性
、溶接性のいずれも優れた性能を示した。但しソルビッ
トの添加量が10重量部と少ないNo.2は型カジリ性
が評点2と低く、逆に添加量が50重量部と多いNo.
6は耐食性が少し劣っていた。但し、他の性能はいずれ
も優れていた。
複合皮膜中にソルビタンを10〜50重量部添加した本
発明例である。No.3、4、5は耐食性、型カジリ性
、溶接性のいずれも優れた性能を示した。但しソルビッ
トの添加量が10重量部と少ないNo.2は型カジリ性
が評点2と低く、逆に添加量が50重量部と多いNo.
6は耐食性が少し劣っていた。但し、他の性能はいずれ
も優れていた。
【0048】No.7〜10は有機、無機複合皮膜の付
着量を0.6〜2.8g/m2 と変化させた本発明例
である。皮膜付着量が比較的少ないNo.7は耐食性が
少し劣っていた。また、逆に皮膜付着量が多いNo.9
、10は溶接性が低下する傾向を示した。但し、皮膜付
着量が0.9g/m2 のNo.8はいずれの性能も優
れていた。
着量を0.6〜2.8g/m2 と変化させた本発明例
である。皮膜付着量が比較的少ないNo.7は耐食性が
少し劣っていた。また、逆に皮膜付着量が多いNo.9
、10は溶接性が低下する傾向を示した。但し、皮膜付
着量が0.9g/m2 のNo.8はいずれの性能も優
れていた。
【0049】No.11はNo.4のソルビタンのかわ
りにソルビドを、同じくNo.12はソルビットを用い
た本発明例である。いずれの試験片も総合的に優れてい
た。
りにソルビドを、同じくNo.12はソルビットを用い
た本発明例である。いずれの試験片も総合的に優れてい
た。
【0050】No.13〜16はソルビタン、ソルビド
、ソルビットを混合して用いた本発明例であるが、耐食
性、耐型カジリ性、溶接性の全ての性能が優れていた。
、ソルビットを混合して用いた本発明例であるが、耐食
性、耐型カジリ性、溶接性の全ての性能が優れていた。
【0051】No.17、18はソルビットを用い、シ
リカ添加を20、50重量部と変化させた本発明例であ
る。シリカ添加量が20重量部のNo.17は耐食性が
890時間と少し劣っているが他の性能は優れており、
50重量部のNo.18は耐型カジリ性が評点2と少し
劣っていたが他の性能は優れていた。
リカ添加を20、50重量部と変化させた本発明例であ
る。シリカ添加量が20重量部のNo.17は耐食性が
890時間と少し劣っているが他の性能は優れており、
50重量部のNo.18は耐型カジリ性が評点2と少し
劣っていたが他の性能は優れていた。
【0052】No.19、20はクロメート付着量が8
0、190mg/m2 の本発明例であるが、耐食性、
耐型カジリ性、溶接性のいずれも優れた性能を示した。
0、190mg/m2 の本発明例であるが、耐食性、
耐型カジリ性、溶接性のいずれも優れた性能を示した。
【0053】No.21〜25は電気Zn−Niめっき
鋼板に電解型クロメート処理を行い、水系樹脂であるア
ミン添加オレフィンアクリル酸共重合型エマルジョン樹
脂にシリカとしてスノーテックスN(日産化学(株)製
)、並びにソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種
もしくは2種以上を含有させた皮膜を被覆した本発明例
である。
鋼板に電解型クロメート処理を行い、水系樹脂であるア
ミン添加オレフィンアクリル酸共重合型エマルジョン樹
脂にシリカとしてスノーテックスN(日産化学(株)製
)、並びにソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種
もしくは2種以上を含有させた皮膜を被覆した本発明例
である。
【0054】No.21は電気Zn−Niめっき鋼板に
電解型クロメート処理を45mg/m2 施し、前記の
水系樹脂100重量部に対しシリカを35重量部、ソル
ビタンを30重量部、潤滑剤としてフッ素樹脂を25重
量部添加した有機、無機複合皮膜を1.5g/m2 塗
布した本発明例である。耐食性は1000時間以上、型
カジリ性評点3点、溶接性は5000点以上で、優れた
性能を示した。
電解型クロメート処理を45mg/m2 施し、前記の
水系樹脂100重量部に対しシリカを35重量部、ソル
ビタンを30重量部、潤滑剤としてフッ素樹脂を25重
量部添加した有機、無機複合皮膜を1.5g/m2 塗
布した本発明例である。耐食性は1000時間以上、型
カジリ性評点3点、溶接性は5000点以上で、優れた
性能を示した。
【0055】No.22はNo.21のシリカ添加量を
40重量部とした本発明例であるが、No.21と同じ
く優れていた。
40重量部とした本発明例であるが、No.21と同じ
く優れていた。
【0056】No.23はNo.21のソルビタンの代
わりにソルビドを15重量部添加し、皮膜付着量を1.
0g/m2 とした本発明例であるが、耐カジリ性が2
点であったが、他の性能は優れていた。
わりにソルビドを15重量部添加し、皮膜付着量を1.
0g/m2 とした本発明例であるが、耐カジリ性が2
点であったが、他の性能は優れていた。
【0057】No.24はNo.21のクロメート付着
量を30g/m2に、ソルビタンの代わりにソルビドを
25重量部、潤滑剤としてオレフィンワックスを用いた
本発明例であるが、耐食性、型カジリ性、溶接性のいず
れも優れていた。
量を30g/m2に、ソルビタンの代わりにソルビドを
25重量部、潤滑剤としてオレフィンワックスを用いた
本発明例であるが、耐食性、型カジリ性、溶接性のいず
れも優れていた。
【0058】No.25はNo.24のクロメート付着
量を45g/m2、ソルビットを30重量部用いた本発
明例であるが、いずれの性能も優れていた。
量を45g/m2、ソルビットを30重量部用いた本発
明例であるが、いずれの性能も優れていた。
【0059】No.26〜28は鋼板として溶融亜鉛め
っき鋼板を用い、塗布型クロメート処理を施し、樹脂と
して油系の樹脂であるエポキシ樹脂にシリカとしてアエ
ロジルR972(日本アエロジル(株)製)、ならびに
ソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種もしくは2
種以上を含有させた皮膜を被覆し、到達板温度190℃
で焼き付けた本発明例である。
っき鋼板を用い、塗布型クロメート処理を施し、樹脂と
して油系の樹脂であるエポキシ樹脂にシリカとしてアエ
ロジルR972(日本アエロジル(株)製)、ならびに
ソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種もしくは2
種以上を含有させた皮膜を被覆し、到達板温度190℃
で焼き付けた本発明例である。
【0060】No.26は溶融亜鉛めっき鋼板に塗布型
クロメートを15mg/m2 施し、前記油系樹脂10
0重量部に対しシリカを35重量部、ソルビットを30
重量部、潤滑剤としてオレフィンワックスを10重量部
含有した皮膜を1.5g/m2 被覆した本発明例であ
る。 耐食性は1000時間以上、型カジリ性が評点3点、溶
接性が2800点であった。
クロメートを15mg/m2 施し、前記油系樹脂10
0重量部に対しシリカを35重量部、ソルビットを30
重量部、潤滑剤としてオレフィンワックスを10重量部
含有した皮膜を1.5g/m2 被覆した本発明例であ
る。 耐食性は1000時間以上、型カジリ性が評点3点、溶
接性が2800点であった。
【0061】No.27はNo.26のクロメート付着
量を20mg/m2 、ソルビットの代わりにソルビド
を30重量部とした本発明例であるが、溶接性が300
0点であり、耐食性、耐型カジリ性はNo.26と同等
で良好であった。
量を20mg/m2 、ソルビットの代わりにソルビド
を30重量部とした本発明例であるが、溶接性が300
0点であり、耐食性、耐型カジリ性はNo.26と同等
で良好であった。
【0062】No.28はNo.26のクロメート付着
量を40mg/m2 、ソルビットの代わりにソルビタ
ンを30重量部とした本発明例であるが、溶接性が26
00点であり、耐食性、耐型カジリ性は良好であった。
量を40mg/m2 、ソルビットの代わりにソルビタ
ンを30重量部とした本発明例であるが、溶接性が26
00点であり、耐食性、耐型カジリ性は良好であった。
【0063】No.29〜31は合金化溶融亜鉛めっき
鋼板に塗布型クロメート処理を行い、水系樹脂であるア
ミン添加オレフィンアクリル酸共重合型エマルジョン樹
脂にシリカとしてスノーテックスUP(日産化学(株)
製)、並びにソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1
種もしくは2種以上を含有させた皮膜を到達板温120
℃で焼付け被覆した本発明例である。
鋼板に塗布型クロメート処理を行い、水系樹脂であるア
ミン添加オレフィンアクリル酸共重合型エマルジョン樹
脂にシリカとしてスノーテックスUP(日産化学(株)
製)、並びにソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1
種もしくは2種以上を含有させた皮膜を到達板温120
℃で焼付け被覆した本発明例である。
【0064】No.29は合金化溶融亜鉛めっき鋼板に
塗布型クロメートを10mg/m2 施し、前記水系樹
脂100重量部に対しシリカを35重量部、潤滑剤とし
てフッ素樹脂を12重量部、ソルビットを30重量部添
加した皮膜を1.0g/m2 被覆した本発明例である
。耐食性は1000時間以上、型カジリ性が評点3点、
溶接性が3500点であった。
塗布型クロメートを10mg/m2 施し、前記水系樹
脂100重量部に対しシリカを35重量部、潤滑剤とし
てフッ素樹脂を12重量部、ソルビットを30重量部添
加した皮膜を1.0g/m2 被覆した本発明例である
。耐食性は1000時間以上、型カジリ性が評点3点、
溶接性が3500点であった。
【0065】No.30はクロメート付着を30mg/
m2 施し、シリカを樹脂100重量部に対し35重量
部、フッ素樹脂を12重量部、ソルビットを30重量部
添加した皮膜を1.5g/m2 被覆した本発明例であ
る。溶接性が3100点、他の特性はNo.29と同等
で良好であった。
m2 施し、シリカを樹脂100重量部に対し35重量
部、フッ素樹脂を12重量部、ソルビットを30重量部
添加した皮膜を1.5g/m2 被覆した本発明例であ
る。溶接性が3100点、他の特性はNo.29と同等
で良好であった。
【0066】No.31はNo.29のクロメート付着
量を60mg/m2 とし、無機、有機複合皮膜中のフ
ッ素樹脂添加量を25重量部、ソルビタンを30重量部
、付着量を2.0g/m2 とした本発明例である。溶
接性が2100点、耐食性が1000時間以上、耐型カ
ジリ性が評点3と優れていた。
量を60mg/m2 とし、無機、有機複合皮膜中のフ
ッ素樹脂添加量を25重量部、ソルビタンを30重量部
、付着量を2.0g/m2 とした本発明例である。溶
接性が2100点、耐食性が1000時間以上、耐型カ
ジリ性が評点3と優れていた。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【発明の効果】本発明による表面処理鋼板およびその製
造方法は、需要家での水系潤滑油使用時の連続クランク
プレス成形加工時の型カジリ性を改善することから、需
要家での使用用途を拡大し、汎用性が高く種々の家電製
品、自動車、建材等の広範囲の用途に使用できる。
造方法は、需要家での水系潤滑油使用時の連続クランク
プレス成形加工時の型カジリ性を改善することから、需
要家での使用用途を拡大し、汎用性が高く種々の家電製
品、自動車、建材等の広範囲の用途に使用できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 めっき鋼板上に第1層としてCr換算
で5〜200mg/m2 のクロメート層を有し、さら
に第2層として樹脂固形分100重量部に対しソルビタ
ン、ソルビド、ソルビットの内1種もしくは2種以上を
固形分として5〜50重量部、潤滑剤を5〜30重量部
、さらにシリカを固形分として5〜50重量部含有する
有機、無機複合皮膜を0.5〜3.0g/m2 有する
ことを特徴とする加工性に優れた表面処理鋼板。 - 【請求項2】 樹脂固形分100重量部に対しシリカ
を固形分として5〜50重量部、潤滑剤を5〜30重量
部、さらにソルビタン、ソルビド、ソルビットの内1種
もしくは2種以上を固形分として5〜50重量部の割合
で含有させた有機、無機複合塗料をクロメート皮膜を有
するめっき鋼板に乾燥付着量として0.5〜3.0g/
m2 塗布した後、焼き付けることを特徴とする加工性
に優れた表面処理鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11915791A JPH04325235A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 加工性に優れた表面処理鋼板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11915791A JPH04325235A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 加工性に優れた表面処理鋼板とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04325235A true JPH04325235A (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=14754332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11915791A Withdrawn JPH04325235A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 加工性に優れた表面処理鋼板とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04325235A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG84542A1 (en) * | 1998-08-24 | 2001-11-20 | Kobe Steel Ltd | Surface-coated steel sheet with good heat resistance and releasability |
| WO2023215341A1 (en) * | 2022-05-06 | 2023-11-09 | The Lubrizol Corporation | Acrylic-olefin hybrid polymers and their uses as rust preventatives |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP11915791A patent/JPH04325235A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG84542A1 (en) * | 1998-08-24 | 2001-11-20 | Kobe Steel Ltd | Surface-coated steel sheet with good heat resistance and releasability |
| WO2023215341A1 (en) * | 2022-05-06 | 2023-11-09 | The Lubrizol Corporation | Acrylic-olefin hybrid polymers and their uses as rust preventatives |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |