JPH04325376A - 電動式動力舵取装置 - Google Patents

電動式動力舵取装置

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Publication number
JPH04325376A
JPH04325376A JP3121868A JP12186891A JPH04325376A JP H04325376 A JPH04325376 A JP H04325376A JP 3121868 A JP3121868 A JP 3121868A JP 12186891 A JP12186891 A JP 12186891A JP H04325376 A JPH04325376 A JP H04325376A
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JP
Japan
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steering
shaft
gear
axial direction
displacement
Prior art date
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Pending
Application number
JP3121868A
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English (en)
Inventor
Hirotetsu Sonoda
園田 博鐵
Yutaka Nishigori
錦織 裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は舵取ハンドルの操作力(
操舵力)を軽減するために用いられる動力舵取装置に関
し、特にその操舵補助力発生手段として電動モータを用
いてなる電動式動力舵取装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリングと呼ばれる動力舵取
装置として従来は油圧式が主流を占めていたが、近年電
動モータ等を利用した電動式も、たとえば特開昭61−
226362号公報等を始め種々提案されている。すな
わち、油圧式の動力舵取装置は、操舵補助力を発生させ
る油圧シリンダを始め油圧ポンプ、流路切換バルブおよ
びこれら各部を接続する油圧配管系等が必要で、構成部
品点数が多くしかも各部の構成が複雑で加工精度等が要
求され、製造、組立作業が面倒であるばかりでなく、装
置全体が大型化し重量も増大し、コスト高を招く等の問
題をもっている。このため、最近では、簡単な電気配線
により車載バッテリおよびコントローラ等に結線して使
用し得る電動モータを、操舵補助力発生手段とする電動
式が注目されており、上述した油圧式に比べ、装置構成
の簡素化が図れ、小型かつコンパクト化等も可能となる
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに電動モータを操舵補助力発生手段として動力舵取装
置に採用するにあたっては、運転者の操舵要求を適切か
つ確実に検出してモータを精度よく駆動制御し、適切な
操舵補助力が得られるような構成を採用することが必要
とされている。すなわち、車輌において停車中での据切
り時や低速走行中の舵取操作時にはきわめて軽い舵取操
作が行なえるとともに、高速走行中はある程度の重さを
有する剛性感をもつ舵取操作が望まれる。このため、運
転者の操舵要求である操舵力(操舵トルク)、操舵角速
度等を、車輌の走行速度と共に適切かつ確実に検出する
検出機構が必要とされるが、このような検出機構を、制
約の大きい装置内スペースに効率よくしかも簡単かつ確
実に組込み、さらにその動作性能を適切に確保するとと
もにメンテナンス作業なども容易に行なえる等という要
請を全て満足し得るものは、未だ提案されていない。す
なわち、この種の検出機構のうち、たとえば操舵力検出
機構として、ステアリングシャフトを構成する入、出力
軸間に、非接触型のトルクセンサおよびその信号処理回
路等からなるものを介在させてステアリングボディ内に
内設してなる構成のものが、従来から提案されているが
、この場合に上述した非接触型センサとしてのホール素
子や信号処理回路を構成する各種電気部品等を実装して
なるプリント配線回路基板を、可動部材である入、出力
軸の一方に付設するとともに、これら両軸間での相対的
な回転変位による出力信号を、ブラシとスリップリング
等からなる出力信号配線手段により固定側に引出し、こ
れをコントローラ等に送ってモータの駆動制御を行なう
構成としなければならない。
【0004】しかしながら、このような従来構造によれ
ば、非接触型センサや磁石手段による検出手段を、共に
回転する入、出力軸に設けることが必要で、このために
その出力信号の取出しをブラシとスリップリングとによ
る直接摺動接触タイプのものを用いて行なうことが必要
で、特にブラシ等での強度や耐久性の面で問題を生じる
ばかりでなく、接触抵抗が使用時に増減したりし、セン
サ出力としての信頼性が低下する等の不具合があり、こ
のような入、出力軸間での相対的な回転変位を検出して
取出す際に実用面での問題を避けられないものであった
。さらに、このような従来構造では、そのセンサとして
の部材の取付個所等が限定されるため、その自由度が小
さく、装置全体の小型化等を図るうえで制約となるもの
で、このような問題点を一掃し得る何らかの対策を講じ
ることが望まれている。そして、その一方においてこの
種の電動式動力舵取装置において望まれることは、全体
の構成が簡単で製造、組立作業等を簡単に行なえるとと
もに装置全体の小型、軽量かつコンパクト化や低コスト
化が可能で、しかも動作上での性能面や実車搭載性の面
で優れてなる構成とすることである。このような要請は
、近年この種装置が特にスペース上での問題の大きい小
型車等においても採用されるようになっていることから
顕著であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る電動式動力舵取装置は、舵取ハンド
ル側の入力軸とこれにトーションバーを介して相対的に
回転変位可能に連結される操舵輪側の出力軸の一方に、
軸線方向に沿って移動可能な直動部材を、他方軸側に付
勢した状態で設けるとともに、この直動部材と他方軸と
の間に、両軸間での相対的な回転変位を軸線方向での直
線変位に変換するカム機構を介在させて設け、かつこの
カム機構による直動部材の直線変位動作を非接触状態で
検出し電動モータへの駆動制御信号を送出する操舵トル
ク検出手段を設けるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、舵取操作が行われ、入、出力
軸間に相対的に回転変位が生じると、カム手段により一
方の軸上で直動部材が、付勢力によってまたは該付勢力
に抗して軸線方向に移動する。そして、この直動部材の
動きが、固定側ボディ等との間に付設されている操舵ト
ルク検出手段により検出され、これにより得られる出力
信号によって電動モータを制御し得るものである。
【0007】
【実施例】図1ないし図4は本発明に係る電動式動力舵
取装置の一実施例を示しており、これらの図において、
まず、全体を符号1で示す電動式動力舵取装置の概略構
成を図4等を用いて簡単に説明すると、2は図示せぬ舵
取ハンドル側に連結される入力軸としてのスタブ軸、3
は図示せぬ操舵輪側に連結されるピニオン3aを有する
出力軸としてのピニオン軸、4はこれら両軸2,3を所
定角度範囲内で相対的に回動変位可能に連設するトーシ
ョンバーで、これらの部材によってステアリングシャフ
トが構成される。また、これらステアリングシャフトを
構成する軸2,3は、前記ピニオン3aと噛合するラッ
ク歯5aを有するラック5と共に、ステアリングギヤボ
ディ6,7内に貫通して配設されている。なお、8a,
8b,8c,8dはボディ6,7内で軸2,3を回転自
在に支持する軸受で、さらに上述したラック5は、周知
の通り、図示せぬタイロッド等と共に操舵輪間を連結す
る舵取リンク機構を構成する。また、図中9はピニオン
軸3の軸端側に臨んで設けられ舵取り操作に応じて操舵
輪側に操舵補助力を与える操舵系での出力側部材である
ピニオン軸3先端側での回転変位にて操舵角度、その角
速度を検出する操舵角速度センサである。
【0008】また、上述したステアリングシャフト機構
部において、舵取ハンドル側のスタブ軸2にトーション
バー4を介して連結された操舵輪側のピニオン軸3上に
は、ラック5側の側面が歯面10aとされたハイポイド
ギヤによる大ギヤ10が軸支して設けられるとともに、
この大ギヤ10を介してピニオン軸3側に操舵補助力を
与える電動モータ11を、前記ピニオン軸3に略直交し
て配置させ、そのモータ軸11a先端側に、大ギヤ10
と共に操舵補助力伝達用の歯車機構13となる減速歯車
機構を構成する小ギヤ12aを有するギヤ軸12を設け
、これによりモータ11からの操舵補助力を前記ピニオ
ン軸3側に伝達するように構成している。このような構
成によれば、ステアリングシャフト(2,3,4)等を
有するステアリングギヤボディ6,7、ピニオン軸3に
軸食違いギヤであるハイポイドギヤによる減速歯車機構
(傘歯車等でもよい)を介して連結されるモータ11な
どを効率よく連結し、結果として装置全体の小型、軽量
かつコンパクト化が可能となる。勿論、本実施例のよう
なハイポイドギヤによれば、軸の食違い分だけ軸線方向
での小型化が可能となる。ここで、本実施例では、操舵
輪側のステアリングシャフトであるピニオン軸3(出力
軸系)に操舵補助力を伝達する電動モータ11からの小
ギヤ12aおよび大ギヤ10による歯車機構13の途中
に介在されモータ軸11a側とピニオン軸3側への伝達
用の小ギヤ12aを有するギヤ軸12側との間での回転
伝達を選択的に連結、遮断する電磁クラッチ20を備え
ている。この電磁クラッチ20は、周知の通りの構造を
有するものであって、そのクラッチロータ21がモータ
軸11a上に設けられるとともに、フィールドコア22
により該ロータ21に磁気吸着されるアーマチュア23
を前記ギヤ軸12側に設けてなる構造をもち、選択的に
モータ11側の回転をギヤ軸12に伝達するように構成
されている。なお、図中24a,24b,24cはモー
タ軸11aとこれとインロー結合されているギヤ軸12
をそれぞれ回転自在に軸支する軸受である。また、これ
らの電磁クラッチ20やモータ11はそれぞれ周知の構
造を有し、さらに周知の動作を行なうものであり、その
詳細な説明は省略する。
【0009】さらに、本実施例によれば、歯面10aを
一側面側に有しピニオン軸3上に回転方向において連結
して軸支される被駆動側の大ギヤ10と、この大ギヤ1
0のギヤ部10aの一部に側方から噛合い電動モータ1
1からの回転駆動力を伝達する小ギヤ12aからなるハ
イポイドギヤ等の軸違い歯車による回転動力伝達用の歯
車機構13において、大ギヤ10における小ギヤ12a
のギヤ部への噛合い部分に対応する他側面側に、この大
ギヤ10の一部を小ギヤ12aに対して常時噛み合わせ
るように局部的に軸線方向に押圧する弾性支持用の付勢
手段30を付設するとともに、大ギヤ10を、ピニオン
軸3上に軸線方向に移動可能でかつ回転方向においての
み連結して軸支させてなるフランジ部材40に弾性筒体
41を介して弾性的に保持させた複数本(たとえば3本
)の止めねじ42を介して連結して一体的に設けている
。なお、上述したフランジ部材40は、必ずしも軸線方
向に摺動自在に設ける必要はなく、回転方向および軸線
方向に固定して設けてもよいものである。要は、大ギヤ
10が揺動可能であって、付勢手段30による機能を発
揮させ得るような可動可能な状態となっておればよい。 ここで、上述した大ギヤ10と小ギヤ12aとの噛合い
部分に、直接押圧付勢力を与える付勢手段30として、
ボディ6の一部に穿設したねじ孔に螺合して設けられる
プラグホルダ32内に、ボール33を受け部材34にて
保持した状態で軸線方向に移動可能に支持させ、これを
ばね35にて常時大ギヤ10の小ギヤ12aへの噛合い
部分を背面側から押圧して小ギヤ12aとの噛合い部分
にバックラッシュがほとんど零となるように付勢し得る
ようにしている。このような構成によれば、大ギヤ10
の一側面側にギヤ部10aにおいて、電動モータ11側
のギヤ軸12先端側の小ギヤ12aに対しての噛合い部
分のみを、付勢手段30により常時適切な噛合い状態が
得られるように直接押圧して付勢し、これによりこれら
大ギヤ10のギヤ部10aと小ギヤ12aのギヤ部との
間でのバックラッシュを、非操舵時には実質的に零とな
るようにし、左、右方向への操舵時においてがた付きに
よる歯打ち音等を防止することが可能で、しかもこれら
左、右いずれの方向への操舵時にあっては、大ギヤ10
が、付勢手段30の弾性支持力にて小ギヤ12aから若
干逃げてこれら両ギヤ10,12aの噛合い部において
、上述した歯打ち音等が問題とならず、所要の噛合い動
作が可能となる程度のバックラッシュを確保することも
可能で、従来のような倒れ現象等を招くことなく、所要
の回転伝達を適切に行えるものである。ここで、上述し
た大ギヤ10の小ギヤ12aへの噛合いは、上述した付
勢手段30で一旦バックラッシュを零とした後、若干緩
めてボール33の調整逃げ分だけのバックラッシュを確
保することで、所要の回転伝達を行える状態とし得るも
のである。
【0010】また、本実施例によれば、上述したような
僅かなバックラッシュによる両ギヤ10,12による噛
合い時の摺動音や打音によって生じる騒音問題を解決す
るために、大ギヤ10を、ピニオン軸3上に設けたフラ
ンジ部材40を、ピニオン軸3上にキー43にて軸線方
向には摺動可能な状態で設けるとともに、このフランジ
部材40の周方向において等配した位置に孔部を形成し
、この孔部に両側から一対をなす鍔付きの弾性筒体41
,41を嵌め込んで全体が略つつみ形状を呈するように
し、この部分に止めねじ42を差し込んでその先端側を
前記大ギヤ10に連結し、ナット45で固定することに
より、該大ギヤ10を、ピニオン軸3に対して弾性的に
支持するようにしている。なお、このような鍔付き弾性
筒体41,41としては、二つ割り形状に限らず、一体
構造のものを用いてもよいことは言うまでもない。また
、フランジ部材40は、上述したようにピニオン軸3上
に固定して設けておいてもよいことも勿論である。そし
て、このようにすれば、両ギヤ10,12aの噛合い部
において、所要の噛合い動作が可能となる程度のバック
ラッシュを確保して所要の回転伝達を行なえるようにし
た場合に、この大ギヤ10と小ギヤ12aとの噛合いに
よって生じる摺動音、打音等のステアリングシャフト側
(ピニオン軸3)への伝達を、前記フランジ部材40に
大ギヤ10を組付ける止めねじ42を保持する弾性筒体
41,41の存在によって、適切かつ確実に吸収して遮
断し得るもので、従来に比べて騒音問題を解消し得ると
いう利点がある。ここで、このような弾性筒体41,4
1の弾性支持状態は、止めねじ42とナット45との間
でプリロードをかけることによって得られる。なお、上
述した付勢手段30による付勢力としては、大ギヤ10
の噛合い部分のみを小ギヤ12aに対し直接軸線方向に
押圧して付勢することで、大ギヤ10のギヤ部10aと
小ギヤ12aとの間でのバックラッシュを実質的に零と
するか、あるいは歯打ち音が微少で外部に聞こえない範
囲で接している程度の大きさであって、操舵時等では大
ギヤ10を逃がして所要の噛合い状態を得られるような
弾性支持力を有するように設定するとよい。また、大ギ
ヤ10を保持するフランジ部材40のピニオン軸3への
軸支部は、回転方向に連結されておればよく、大ギヤ1
0の揺動変位と径方向への多少の動きを許容し得る程度
のものでよい。
【0011】さて、本発明によれば、上述したスタブ軸
2とピニオン軸3とのトーションバー4のねじれによる
相対的な回動変位を検出しモータ11を駆動するための
操舵トルク検出機構50を、図1ないし図3からも明ら
かなような構成としたところに特徴を有している。これ
を詳述すると、舵取ハンドル側のスタブ軸2とこれにト
ーションバー4を介して相対的に回転変位可能に連結さ
れる操舵輪側のピニオン軸3の一方(実施例ではスタブ
軸2)に、軸線方向に沿って移動可能な直動部材として
一端にフランジ部51aを有する筒状体51を設け、該
筒状体51を常時他方軸側に係合するように付勢した状
態とするとともに、この直動型の筒状体51と他方のピ
ニオン軸3との間に、両軸間での相対的な回転変位を軸
線方向での直線変位に変換するカム機構52を介在させ
て設け、かつこのカム機構52による筒状体51の付勢
力に伴うまたは付勢力に抗しての直線変位動作を、電気
的に非接触状態にて検出し電動モータ11への駆動制御
信号を送出する操舵トルク検出手段53を設けるように
したところに特徴を有している。
【0012】すなわち、筒状体51は、図1等から明ら
かなように、その内周部に設けた係合溝54にスタブ軸
2に立設させた係合ピン55の先端部をベアリングを介
して摺動可能に係入させることにより、該スタブ軸2上
で軸線方向に移動可能に保持され、かつコイルばね56
により常時ピニオン軸3側に付勢されてそのフランジ部
51aが、ピニオン軸3側に組み付けられているフラン
ジ部材40と対面し、カム機構52が係合状態となるよ
うに構成されている。そして、このフランジ部材40の
外周部に立設して設けた係合ピン58の先端部とベアリ
ング58aを介してカム係合するカム面52aが、図1
および図3から明かなように、前記筒状体51のフラン
ジ部51a側面に周方向に沿って形成され、該カム面5
2aの形状によって、これら両軸2,3間での相対的な
回転変位を、軸線方向への直線変位に変換し得るように
なっている。つまり、回転変位が、筒状体51の軸線方
向への動きに変換されるものである。そして、このよう
な構成では、筒状体51がばね56にて相手側に常時接
して位置付けられるので、その変位の検出をがた等が生
じない状態で行え、精度のよい変位検出が可能となるも
のである。また、図中60はボディ6に軸線方向に向か
って形成されている摺動孔61により軸線方向に直線変
位動作可能に設けられている変位取出し部材で、その筒
状体51のフランジ部51aへの接触端には、該フラン
ジ部51a側での回転変位による摩耗等を転動によって
防ぐボール62が設けられるとともに、その後端側筒部
内には軸線方向において極性が異なるような状態で永久
磁石63が埋設して設けられている。そして、この変位
取出し部材60は、ばね64により常時フランジ部51
aに接触するように付勢されている。ここで、このよう
にセンサとなる永久磁石63を円柱形状とすると、これ
らの部品の組込み性が容易である等の利点がある。
【0013】一方、ボディ6の外側には、該ボディ6に
穿設されている孔部を介して前記摺動孔61内の変位取
出し部材60における永久磁石63と対向し、その動き
を電圧変化によって検出するための非接触型センサとし
てのホール素子70を有する検出部ホルダ71がねじ止
めして取付け固定されている。そして、このような構成
では、上述したセンサ部分を、スタブ軸2やピニオン軸
3から独立して設置し得ることから、配設位置等の自由
度が大きくなり、また組立性等の面でも優れ、さらに信
頼性や耐久性等の面で問題となるスリップリング等の信
号取出し手段が不要となり、精度のよい変位検出が可能
となる等の利点がある。ここで、上述した永久磁石63
に対向させて設けられるホール素子70の付設位置は、
ホルダ71を、ボディ6外側で破線矢印で示す方向に調
整して位置決めすることが可能であり、これにより中立
位置合わせがきわめて簡単にしかも確実に行えるという
利点もある。また、上述した永久磁石63に対向するホ
ール素子70として、図2に示したように、永久磁石6
3の周方向において二個並べて設け、ダブルチェックを
行えるような構造とするとよい。さらに、このようなホ
ール素子70のホルダ71を、ボディ6外部に付設する
構造では、電気配線等も容易に行えるもので、またボデ
ィ6内部を所要のシール状態で構成し得るという利点も
ある。なお、本実施例では、永久磁石63とホール素子
70との組み合わせによって、直線変位からトルク検出
を行なう場合を説明したが、これに類する検出センサ手
段、たとえば直線運動を検出し得るポテンショメータや
光センサ等の近接センサ等を利用しても良いことは言う
までもない。
【0014】そして、以上の構成によれば、舵取操作が
行われ、入、出力軸2,3間に相対的に回転変位が生じ
ると、カム機構52により一方の軸上で筒状体51が軸
線方向に直動移動し、この動きが、固定側であるボディ
6等との間に付設されている永久磁石63とホール素子
70等による操舵トルク検出手段53によって検出され
、これにより得られる出力信号によって電動モータ11
を所要の状態で駆動制御し得るものである。
【0015】図5ないし図7は本発明に係る電動式動力
舵取装置の別の実施例を示すものであり、これらの図に
おいて上述した実施例と同一または相当する部分等には
同一番号を付して説明は省略する。さて、この実施例で
は、前述した変位取出し部材として永久磁石63の埋設
部とボディ6内で軸線方向に向かって組み込まれたガイ
ドロッド80,80に摺動自在に案内されるガイド部と
からなる側面視L字状を呈する構造のものを用いた場合
を示している。そして、この実施例では、この変位取出
し部材60の形状や案内構造について、上述した実施例
構造とは相違しているが、前述したと同様の作用効果を
得られることは言うまでもない。
【0016】なお、本発明は、上述した実施例構造に限
定されず、電動式動力舵取装置1各部の形状、構造等を
必要に応じて適宜変形、変更することは自由で、種々の
変形例が考えられよう。たとえば、上述した実施例では
、モータ11からの操舵補助力伝達用の歯車機構13と
して、ハイポイドギヤを用いた場合を例示したが、本発
明はこれに限定されず、平歯車を始め、はすば歯車、遊
星歯車、傘歯車等による軸違い歯車からなる歯車機構1
3であってもよいもので、種々の変形例が考えられる。 また、上述した実施例では、大ギヤ10を保持するフラ
ンジ部材40のステアリングシャフトとしてのピニオン
軸3上に、キー結合等によって軸線方向に摺動可能に軸
支するようにした場合を示しているが、大ギヤ10を回
転方向において連結した状態で支持し得る支持構造であ
ればよいもので、従来から周知の支持構造を採用し得る
ものである。さらに、上述した実施例では、ステアリン
グギヤとしてラックピニオン型を例示したが、これに限
定されず、ボールねじ型などに適用してもよいことも勿
論である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電動式
動力舵取装置によれば、トーションバーにより相対的に
回転変位可能に連結される入、出力軸の一方に、軸線方
向に沿って移動可能な直動部材を、他方軸側に付勢させ
て設けるとともに、この直動部材と他方軸との間に、両
軸間での相対的な回転変位を軸線方向での直線変位に変
換するカム機構を介在させて設け、かつこのカム機構に
よる直動部材の直線変位動作を非接触状態で検出し電動
モータへの駆動制御信号を送出する操舵トルク検出手段
を設けるようにしたので、簡単かつ安価な構成にもかか
わらず、舵取操作による入、出力軸間での相対的な回転
変位を、カム手段にて直動部材の軸線方向への直線変位
に変換し、これを必要最小限の部品点数によって得られ
る操舵トルク検出手段で検出することにより、操舵トル
クの検出を適切かつ確実に行えるという種々優れた効果
がある。そして、このような本発明によれば、検出手段
を、入、出力軸側からは独立させて設置することが可能
で、また検出手段等を含めた各部の動作上での信頼性や
耐久性等を、従来の直接接触型の信号取出し手段等に比
べて大幅に向上させ得るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式動力舵取装置の一実施例を
示す要部拡大断面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】本発明装置全体の概略構成を示す概略断面図で
ある。
【図5】本発明装置の別の実施例を示す要部拡大断面図
である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図5におけるVIIA−VIIA線断面を右側
に、VIIB−VIIB線断面を左側に示した断面図で
ある。
【符号の説明】
1    電動式動力舵取装置 2    スタブ軸(入力軸) 3    ピニオン軸(出力軸) 4    トーションバー 5    ラック 6    ステアリングギヤボディ 7    ステアリングギヤボディ 10    ハイポイドギヤを構成する大ギヤ10a 
 歯面 11    電動モータ 11a  モータ軸 12    ハイポイドギヤを構成する小ギヤのギヤ軸
12a  小ギヤ 20    電磁クラッチ 30    付勢手段 40    フランジ部材 41    弾性筒体 50    操舵トルク検出機構 51    筒状体(直動部材) 51a  フランジ部 52    カム機構 52a  カム面 53    操舵トルク検出手段 56    コイルばね 58    係合ピン 60    変位取出し部材 62    ボール 63    永久磁石 64    ばね 70    ホール素子 71    ホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  舵取ハンドル側の入力軸とこれにトー
    ションバーを介して連結される操舵輪側の出力軸間での
    相対的な回転変位によって操舵トルクを検出することに
    より、操舵輪に至る出力軸系に操舵補助力を与える電動
    モータを駆動制御するように構成されている電動式動力
    舵取装置において、前記入、出力軸の一方に、軸線方向
    に沿って移動可能な直動部材を、他方軸側に付勢した状
    態で設けるとともに、この直動部材と前記他方軸との間
    に、両軸間での相対的な回転変位を軸線方向での直線変
    位に変換するカム機構を介在させて設け、かつこのカム
    機構による前記直動部材の直線変位動作を非接触状態で
    検出する操舵トルク検出手段を設けたことを特徴とする
    電動式動力舵取装置。
JP3121868A 1991-04-25 1991-04-25 電動式動力舵取装置 Pending JPH04325376A (ja)

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