JPH04325559A - 高分子量ポリアミド類の製造方法 - Google Patents

高分子量ポリアミド類の製造方法

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JPH04325559A
JPH04325559A JP1837492A JP1837492A JPH04325559A JP H04325559 A JPH04325559 A JP H04325559A JP 1837492 A JP1837492 A JP 1837492A JP 1837492 A JP1837492 A JP 1837492A JP H04325559 A JPH04325559 A JP H04325559A
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JP
Japan
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copolymer
polyamides
weight
ηrel
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1837492A
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English (en)
Inventor
Hans-Detlef Heinz
ハンス−デトレフ・ハインツ
Helmut Schulte
ヘルムート・シユルテ
Friedrich Fahnler
フリードリツヒ・フアーンラー
Norbert Pamin
ノベルト・パミン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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Publication of JPH04325559A publication Critical patent/JPH04325559A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、高分子量ポリアミド類の製造方
法に関する。本発明はまた、本発明に従う方法によって
製造されたところの、≧4.5のηrel値を有するポ
リアミド類に関する。本発明はまた、成型品製造のため
の本発明に従って製造されたポリアミド類の使用、並び
に本発明に従って製造されたポリアミド類の成型品に関
する。本方法は、溶融状態で>3.6のηrel値を有
する脂肪族ポリアミド類を、オレフィン類とジカルボン
酸もしくはそれらの誘導体との特別な共重合体0.1〜
10重量%と一緒に均質化して、少なくとも≧4.5の
ηrel値(25℃、m−クレゾール中10%)を有す
るポリアミド類を生じさせることから成る。
【0002】ポリアミド類は、数多くの実際的用途にお
いて長年に渡って成功裏に用いられてきており、そして
種々の単位から種々の方法により製造され、そして特別
な場合、別々にか、或は加工助剤、安定剤、ポリマー状
ブレンド用成分(例えばエラストマー類)または補強材
料(例えば鉱物充填剤またはグラスファイバーなど)と
の組み合わせで、処理されて、特別に調節された特性組
み合わせを有する材料を生じ得る。
【0003】ポリアミド類の製造に関して数多くの公知
の方法が存在しており、ここで、所望の最終製品に応じ
て、マトリックスの特徴を決定する種々のモノマー単位
が用いられるか、所望の平均分子量を達成するための種
々の連鎖調節剤が用いられるか、或は「反応性を示す」
基を有するモノマー類(例えば、酸もしくは塩基性染料
のための、繊維の染色性を改良するためのアミノ基また
はスルホネート基)が、引き続く後処理のため用いられ
得る。
【0004】ポリアミド類製造のための、産業的に重要
な方法は全て、溶融状態での重縮合を伴っている(これ
に関連して、重縮合にはまた、ラクタム類の加水分解重
合も含まれると理解される)。しかしながら、分子量が
上昇すると溶融粘度が急速に上昇することを考慮すると
、これらの方法は、比較的低分子量の製品のみを与える
、と言うのは、過剰な溶融粘度が種々の問題をもたらす
からである。
【0005】従って、温度制御そして反応水の除去が次
第に困難になり、そして必要とされる高温での長い反応
時間のため次第に副反応が生じ、そして最終製品の品質
を著しく悪化し得るゲル粒子の生成をもたらす。非常に
高い溶融粘度での紡糸もまた益々困難になる。
【0006】従って、穏やかな条件下短い反応時間内で
制御が容易な方法により高分子量で粒子状のPAが製造
できる方法に対する必要性が存在している。
【0007】更に、非常に高い溶融粘度を有するポリア
ミド類、例えば自動車用ガソリンタンクの如き大型中空
成型品の押出しブロー成型に必要な種類のもの、が容易
にそして迅速に製造できることが望まれている。
【0008】ポリアミド類の後処理加工、例えばエポキ
シド(EP 0 295 906)および燐化合物(E
P 0 315 408;WO 90/05163;S
.M. Aharoni、W.B. Hammond、
J.S. Szobota、D. Masilaman
i、 J. Polym. Sci.、 Polym.
 Chem. Ed. 22、2567−77(198
4))を用いた処理で、ポリアミド類の分子量を安定化
そして上昇させるための種々の公知の方法が存在してい
る。溶融状態での、末端基マスキング剤(酸無水物、塩
化物、カルボン酸エステル類、アミド類、カーボネート
類、イソシアネート類、カルボジイミド類)を用いた反
応によりポリアミド類の末端アミド基含有量を低下させ
ることができることも公知であり(EP 0 285 
692、0 285693);問題となるこの開示に従
って、これらの末端基マスキング剤はその分子量を減少
させる傾向がある。エポキシドまたはイソシアネート類
の使用に関する欠点は、とりわけ、これらが、一般的に
、多少とも揮発性を示しそして毒物学的に有害な化合物
であることである。更に、これらはしばしば変色した生
成物を生じさせる(DD 161 135参照)。 比較的低い分子量を有するポリアミド類を、酸無水物と
低級オレフィン類との特定交互共重合体と、そして任意
にエチレン/ビニルアルコール共重合体と、混合するこ
とができることも公知である(DD 161 135、
0 248368)。
【0009】驚くべきことに、少量の特別なオレフィン
/無水物共重合体を該ポリアミド類に添加して押出すこ
とにより、非常に高い分子量を有するポリアミド類が得
られることをここに見い出した。この簡潔な方法によっ
て、驚くべきことに、8およびそれ以上の明白に上昇し
た相対溶液粘度(25℃、m−クレゾール中1%)を有
するポリアミド類を製造するかまたは処理することが可
能である。この新規な方法は、その用途において多様性
を示しそして実施が簡単である。より詳細には、この新
規な方法は単軸押出し機を用いて実施されてもよい。好
ましい特性のスペクトルを有する均質混合物が得られる
ことに関してこれは驚くべきことでありそして予想外で
ある。従って、この新規な方法は驚くべきことであり、
そして従来技術から派生するものではない。
【0010】従って、本発明は、 1.相対溶液粘度(m−クレゾール中1%、25℃)が
3.6以上、しかしながら好適には≦4.5、特に≦4
.0の熱可塑性脂肪族ポリアミド類を90〜99.9重
量%、そして 2.不飽和ジカルボン酸および/またはそれらの誘導体
と特定のオレフィン類との共重合体、即ちa)式(I)
【0011】
【化3】 [式中、R1は、水素またはC1−3アルキル基、特に
水素を表し、R2は、水素またはC1−5アルキル基ま
たはハロゲン(例えば塩素)、特に水素を表し、Arは
、C6−24アリール基、特にフェニル基を表し、xは
、0〜3の整数、特に0を表す]に相当する芳香族ビニ
ル化合物を用いた統計学的共重合体、および b)式(II)
【0012】
【化4】 H2C=CH−R                 
        (II)[式中、Rは、C11−20
基、特にC12−16基を表す]に相当するα−オレフ
ィンを用いた交互共重合体、を0.1〜10重量%[こ
こで、該共重合体2.a)は、少なくとも3重量%の不
飽和ジカルボン酸もしくはそれらの誘導体を有する]、
押出し機内で溶融および均質化し;この得られるポリア
ミド類は少なくとも4.5、より詳細には少なくとも5
の相対溶液粘度を有するべきであり、そしてこの得られ
るポリアミド類の平均分子量(Mn)は、好適には25
,000gmol−1以上であり、そして燐触媒を用い
ていないポリアミド類1.を用いたときのηrel値の
上昇が少なくとも0.5ηrel単位である、ことを特
徴とする、高分子量ポリアミド類の製造方法に関する。
【0013】本発明はまた、本発明に従う方法によって
製造されたポリアミド類、成型品製造のためのそれらの
使用、並びに本発明に従って製造されたポリアミド類の
成型品に関する。
【0014】本発明はまた、本発明に従う方法で製造さ
れたところの、改良された物性を有するポリアミド成型
用コンパウンドに関する。
【0015】本発明の目的に適切なポリアミド類1.は
、熱可塑剤として加工することができ、そしてこの鎖内
に少なくとも25重量%の脂肪族単位を有するポリアミ
ド類である。好適なポリアミド類は、PA6、66、4
6、69、610、11、12および1212、そして
PA6もしくはPA66を基とするコポリアミド類であ
る。特に好適なポリアミド類は、PA6、PA66そし
てPA6もしくはPA66を基とするコポリアミド類で
ある。PA6、そしてこの鎖内に多くとも25重量%の
コモノマーを有するところの、PA6を基とするコポリ
アミド類が、最も詳細に好適である。
【0016】好適な共重合体2.は、特に、少なくとも
5重量%、より好適には少なくとも6重量%の量の、マ
レイン酸または無水マレイン酸またはマレイン酸イミド
類、例えばマレイン酸N−フェニルイミド、或はイタコ
ン酸または無水イタコン酸を含有している。無水マレイ
ン酸が該不飽和ジカルボン酸モノマーとして特に好適で
ある。
【0017】適切なコモノマー類は、例えば1−テトラ
デセン、1−オクタデセン、1−ヘキサデセン、スチレ
ンおよびm−もしくはp−メチルスチレンである。好適
なオレフィン類は、1−オクタデセン、1−ヘキサデセ
ンおよびスチレンである。
【0018】相当する共重合体は公知であるか、或は公
知の方法(例えば、「ポリマーの科学工学百科事典」(
Encyclopedia of Polymer S
cience and Engineering)、第
9巻、 Wiley Interscience、 J
ohn Wiley & Sons、New York
 1987;章の表題「マレイン酸およびフマル酸ポリ
マー類」(Maleic and Fumaric P
olymers)参照)によって製造されてもよい。適
切な共重合体2.の特定例は、統計学的スチレン/無水
マレイン酸共重合体、交互1−テトラデセン/無水マレ
イン酸共重合体、または1−ヘキサデセン/無水マレイ
ン酸共重合体、或は1−オクタデセン/無水マレイン酸
共重合体である。
【0019】該不飽和ジカルボン酸およびそれらの誘導
体および該オレフィン類(I)に加えて、該共重合体2
.は、他のモノマー類、例えばアクリルもしくはメタア
クリル酸エステル類(上記「ポリマーの科学工学百科事
典」(Encyclopedia of Polyme
r Science & Engineering)参
照)も含有していてもよく、これらの他のモノマー類は
一般に少量でのみ存在している。
【0020】好適な共重合体2.は、5〜25重量%、
より詳細には6〜15重量%の無水マレイン酸(MA)
含有量を有するところの、スチレンと無水マレイン酸と
の統計学的共重合体、および13〜20個の炭素原子を
有するα−オレフィン類、例えば1−オクタデセンまた
は1−ヘキサデセンまたは1−テトラデセンと無水マレ
イン酸との交互共重合体であり、相当する共重合体2.
は、例えば「ダイラーク」(Dylark)(統計学的
スチレン/無水マレイン酸共重合体;上記「ポリマーの
科学工学百科事典」(Encyclopedia of
 Polymer Science & Engine
ering)に従い、これはまた少量の第三モノマーも
含有している;ARCO CHEMICAL COMP
ANYの製品)および「PA18」(1−オクタデセン
と無水マレイン酸との交互共重合体;CHEVRON 
CHEMICAL CORPORATIONの製品)の
商標で入手可能である。本発明に従う方法において、ポ
リマー類1.および2.を、例えば二軸押出し機中、溶
融状態で一緒に混合する。しかしながら、好適な具体例
において、これらのポリマー類を、予備コンパウンド化
無しに単軸押出し機内で一緒に混合した後押出すことで
、例えば半仕上げ品もしくは仕上げ品を製造する。この
終わりに、ポリマー類1.および2.は、粒状混合物の
形態で使用されてもよいが、個々の成分を個別に導入し
てもよい。本発明の好適な具体例において、ポリマー類
1.および2.の別々に調製した粒状混合物を単軸押出
し機内で直接加工して、半仕上げ品もしくは仕上げ品を
製造してもよい。均質なポリマー混合物もしくはブレン
ド物を製造するためには、通常強いせん断を伴う、非常
に高効率の混合効果を有する二軸押出し機を通常使用す
る必要があることを考慮すると、良好な均質性を示す高
粘度のポリアミド溶融物が得られたことは特に驚くべき
ことである。本発明のこの点は特に予測できなかったこ
とである。
【0021】本発明に従って、好適な出発材料は2種類
のポリアミド類であり、より詳細にはポリアミド6であ
り;そして一方、例えばVK管内でカプロラクタムの加
水分解重合を行った後、任意に固相後縮合を行うことに
よる産業的規模で典型的に得られる種類の、>3.6〜
5.3のηrel値(25℃のm−クレゾール中1%溶
液を用いて測定)を有するもの、そして他方、好適には
5〜13のηrel値を有するところの、本出願者の以
前の未公開特許出願        (LeA 26 
974および26 999)に好適に従う燐化合物によ
って触媒させた固相後縮合によって得られる種類の生成
物である。
【0022】本発明に従って、相対溶液粘度そしてまた
溶融粘度は、一番目の範囲の粘度を有する生成物を用い
たときかなり上昇するが、一方、共重合体2.が入って
いない比較生成物を用いた場合、通常、非常に小さい変
化を生じるか粘度減少を生じる可能性もある。本発明に
従って、この第一グループに属する生成物を用いる場合
、少なくとも0.5、好適には1.0単位のηrel値
の上昇が存在すべきである。より詳細には、該共重合体
2.を1重量%もしくはそれ以下の量で用いた場合、こ
れらは上昇すべきである。
【0023】第二グループに属する生成物の場合、共重
合体2.無しで押出すことによる加工では、溶液もしく
は溶融粘度値は著しく降下するが、これは恐らくは、分
子量が低下するためであると考えられる、一方、該共重
合体2.が存在していると、この低下は一定の尺度に従
って減少するか、全く生じなくなる;二者択一的に、こ
の溶液および溶融粘度値は上昇さえし得る。
【0024】低分子量の無水物、例えば無水こはく酸、
無水ピロメリット酸または無水トリメシン酸などは、一
般に、二押出し機内でさせも分子量の上昇を示さないば
かりでなく、該粘度値を減少さえさせることから、本発
明の方法は特に驚くべきことである。
【0025】比較的高い分子量を有するポリアミド類を
用いた場合一般的にあまり上昇しないと言われているが
、本発明に従って使用される共重合体2)を含有してい
るところの、3.6よりも低い初期粘度を有するポリア
ミド類、例えば3.0のηrel値を有するポリアミド
6は、比較的高い粘度値を示すことを見い出したことも
驚くべきことである。
【0026】これらの効果は従来技術から派生し得るも
のではない。
【0027】本発明に従って、いかなる問題も無く、例
えば8〜9の粘度値(ηrel)を有する溶融安定性ポ
リアミド類が製造できる。これらは、例えば270℃/
0.5s−1で4,000pa.sの位の、非常に高い
溶融粘度を有する。従ってこれらは、優位には、例えば
押出しまたはブロー成型による大型の中空成型品、例え
ば管またはタンクなど、の製造に適切である。本発明に
従う好適なポリアミド類は、25,000g.mol−
1以上の分子量(Mn)を有する。
【0028】使用する共重合体2.の量を多くすればす
る程、粘度上昇の度合が一般に大きくなる。この共重合
体2.は、不飽和ジカルボン酸の含有量に応じて、好適
には0.5〜8重量%、より好適には0.5〜6重量%
の量で使用される。反応性を示すモノマーの含有量が比
較的低い共重合体2.に対しては、好適にはより多い量
が用いられ、そしてその逆も言える。
【0029】更に、与えられた量の共重合体2.で得ら
れる粘度値は、一般に、押出し機内での溶融物滞留時間
に依存しており、これは例えば、スクリューの回転速度
によって変化し得る。多くの場合、温度もまた粘度上昇
の度合に関する重要な因子である。
【0030】DD 161 153には、無水マレイン
酸もしくはイタコン酸とC2−10α−オレフィンとの
交互共重合体を用いた架橋用低粘度のPA6に関する方
法が開示されている。本発明の基となっておりそしてD
D 161 153からは必然的でないところの、驚く
べき発見は、比較的高い分子量を有するポリアミドを用
いることで、DD 161 153で典型的に用いられ
ている2.5〜3.0のηrel値(H2SO4;20
〜25℃で1%;25℃のm−クレゾール中1%の約η
rel2.6〜3.0に相当する)を有するPA6種を
用いたときよりも有意に高い粘度上昇が達成できること
であった。
【0031】本発明に従って、従来技術で述べられてい
る種類の添加剤、例えば安定剤、抗酸化剤、染料、顔料
、充填剤および補強材料(グラスファイバー、ガラスビ
ード、アラミド繊維、炭素繊維、ガラスビード、鉱物充
填剤など)、核形成剤、ポリマー状ブレンド用成分[エ
チレン/酸モノマー(任意に金属イオンで中和させたも
の)共重合体を除く]、滑剤、離型剤、オイルなど、を
該押出し工程中に添加してもよい。しかしながら、これ
らは同様に、ポリマー類1.または2.内に既に存在し
ていてもよい。これらは、該PA含有量を基準にして1
50重量%以下の量で存在し得る。
【0032】本発明に従う方法は、非常に簡潔な方法で
高分子量のポリアミド類を製造することを可能にする。 これによってまた、加工中に通常粘度低下を生じるとこ
ろの、特に高い分子量を有するポリアミド類を、もしあ
ったとしても、極めて少ない溶融もしくは溶液粘度損失
でもって、加工することが可能になる。公知の方法、例
えばEP 0 295 906に従う方法に比較して、
本発明に従う方法では、容易に計量可能な固体として通
常存在しているところの、毒物学的に安全な物質を用い
る。
【0033】共重合体の種類および量そして滞留時間お
よび温度を正確に選択することで、安定な粘度値が短期
間に達成される。
【0034】従って、本発明に従う方法は従来技術に対
する価値ある付加を表している。
【0035】本発明に従う方法によって製造されたポリ
アミド類は、通常、押出し後直ちに、半仕上げ品もしく
は仕上げ品、例えば管または中空成型品などに加工され
る。しかしながら、これらはまた、粒状にされた後、例
えば他の方法もしくは処理で用いられてもよい。これら
は好適には、25,000gmol−1以上、より好適
には少なくとも27,000gmol−1、最も好適に
は少なくとも29,000gmol−1の分子量(Mn
)を有する。
【0036】典型的な出発材料を典型的な量で用いた下
記の実施例は、いかなる方法でも本発明の範囲を制限す
ることなく本発明を説明するものである。
【0037】
【実施例】用いる共重合体2): 共重合体2).1.:統計学的スチレン/無水マレイン
酸共重合体;Vicat B 130℃;(Dylar
kR 332; ARCO CHEMICAL COM
PANYの製品)共重合体2).2.:統計学的スチレ
ン/無水マレイン酸共重合体;Vicat B 110
℃;(DylarkR 232; ARCO CHEM
ICAL COMPANYの製品)共重合体2).3.
:1−オクタデセンと無水マレイン酸との交互共重合体
(PA18; CHEVRON CHEMICAL C
OMPANYの製品) 実施例1〜4 4.0の相対粘度(25℃、m−クレゾール中1%)を
有するポリアミド−6を、種々の量の共重合体2).1
.と一緒にドライブレンドした後、得られるブレンド物
を、単軸押出し機の平板フィルムダイスを通してフィル
ムに押出した(45φ20D;262〜264℃;スク
リュー速度40r.m.p.−1)。この押出し機のダ
イス直前の圧力蓄積を測定し、そして流動性の尺度とす
る、即ち圧力蓄積が高ければ高い程、この溶融物の粘度
が高い。
【0038】1つのバッチに関して、このスクリューの
速度を40から60r.m.p.−1に上昇させた。
【0039】このサンプルの組成、圧力蓄積およびηr
el値を表1に示す。
【0040】実施例5〜8 共重合体2).2.を含有している同様のPA−6粒状
物を同様にして押出した(データに関しては表1参照)
【0041】比較実施例1 共重合体2)が入っていない同様のPA−6粒状物を同
様にして押出した(データに関しては表1を参照)。
【0042】
【表1】                     表1   
 実施例      共重合体        量  
      圧力蓄積1)      ηrel2) 
                         
    (%)      1        2).
1.      0.5       40‐41  
     5.56      2         
  〃         0.75     51‐5
2       6.94      23))   
     〃           〃       
 62‐64       6.41      3 
          〃         1.0  
     64             7.56 
     4           〃       
  2.0     100            
 9.08      5        2).2.
      0.5          ―     
       4.77      6       
    〃         1.0        
  ―            5.87      
7           〃         2.0
          ―            8.
23      8           〃    
     4.0          ―      
      8.98    18        2
).3.      0.5        47  
          4.87    19     
      〃         1.0      
  63            5.66    比
較1         ―          ―  
        32            3.7
21)  ランダム単位で 2)  m−クレゾール中1%、20℃3)  60r
.m.p.−1の回転速度、即ちより短い滞留時間。
【0043】得られたフィルムは完全に無色であった。
【0044】実施例9および10 H3PO4(約0.01〜0.015重量%)で触媒さ
せた固相後縮合による本出願者の以前の未公開ヨーロッ
パ特許出願90 113422.1に従って製造した高
分子量PA−6(ηrel〜8)を、種々の量の共重合
体2).2.と一緒にドライブレンドした後、得られる
ブレンド物を、290℃の単軸押出し機(スクリューの
長さ約30cm、直径約6cm)で水浴中に押出し、粒
状にした後、乾燥した。
【0045】ηrel値を表2に示す。
【0046】実施例11〜13 種々の量の共重合体2).3.を含有している同様のP
Aを同様にして押出した(表2参照)。
【0047】比較実施例2 共重合体2)が入っていない同様のポリアミドを同様に
して押出した(表2参照)。
【0048】
【表2】                     表2   
   実施例        共重合体       
   量          ηrel       
                         
    (%)         9        
 2).2.         1.0       
 6.96       10           
 〃            2.0        
9.54       11         2).
3.         0.5        6.5
5       12            〃  
          1.0        7.36
       13            〃   
         1.5        7.68 
     比較2           ―     
        ―          5.21比較
実施例3〜10 低分子量の酸無水物を含有している同様のPA6粒状物
を、実施例9〜13と同様にして、290℃で押出した
。粘度値を表3に示す。
【0049】
【表3】                     表3   
   実施例          無水物      
              量        ηr
el                       
                       (%
)      比較3      無水こはく酸   
              0.1       5
.59      〃  4          〃 
                      0.5
       5.25      〃  5    
      〃                  
     1.0       5.20      
〃  6          〃          
             2.0       4.
94      〃  7      二無水ピロメリ
ット酸         0.1       6.1
3      〃  8          〃   
                    0.5  
     6.01      〃  9      
    〃                    
   1.0       4.90      〃1
0          〃             
          2.0       3.92 
     〃  2      添加なし      
                ―        
 5.21      〃11      共重合体 
 2).3.           0.5     
  3.16      〃12          
〃                       1
.0       3.78      〃20   
   共重合体  2).1.           
0.5       5.17      〃21  
        〃                
       0.75     5.76     
 〃22      共重合体  2).3.    
       0.5       4.64    
  〃23                    
               1.0       
5.41低分子量の無水物を用いた比較実施例は、たと
えあったとしても若干のみ粘度降下を減少させるが、一
般に、粘度が実際上大きく減少することを示している。 比較実施例6と7および9〜11の生成物は変色してお
り、無水物の量を上昇させるにつれて、この色強度は上
昇した。
【0050】比較実施例11および12PA1)に関し
て定義した範囲外の相対粘度(ηrel3.0)を有す
るPA6を、実施例1〜8と同様にして二軸押出し機(
ZSK30、生産量12kgh−1、275〜276℃
)により共重合体2).3.と一緒に押出した。粘度値
は表3に示す。本発明に従って用いるポリアミドに比較
して非常に小さい粘度上昇であることは明らかである。
【0051】実施例14〜17 実施例9〜13で用いたPA6粒状物を、種々の量の共
重合体2).2.および2).3.と一緒にドライブレ
ンドした後、得られるブレンド物を、270℃の同じ単
軸押出し機で押出した(滞留時間約2〜3分)。次に、
前記押出し段階で回収した粒状物40重量%を新しい粒
状混合物と混合した後、この得られる混合物を再び押出
すことによって、回収物の再利用を模擬した。このよう
にして、40%の「廃棄物」(例えば、複雑な成型品の
ブロー成型における経済性にとって決定的に重要である
)を含有している粒状物が得られた。この一連の段階を
全体で3回繰り返した。
【0052】ηrel値を表4に示す。
【0053】比較実施例13 実施例9〜11の純粋なPA6粒状物を用いて同様の試
験を繰り返した(データに関しては表4を参照)。
【0054】
【表4】                     表4   
 実施例     共重合体       量    
    x回の押出し段階後のηrel       
                     (%) 
       1.      2.      3.
     14      2).2.      1
.5      7.89     ―      8
.53     15        〃      
    2.0      8.78     ―  
    8.52     16      2).3
.      1.5      7.07   8.
00   7.58     17        〃
          2.0      8.12  
 8.33   7.82    比較3      
 ―            ―       6.0
8   5.00   5.45本発明に従う追加的利
点により、高い相対粘度がこの3回から成る加工処理段
階に渡って実質的に一定に維持されるが、一方、共重合
体2)無しでは、顕著な粘度低下が生じることが分かる
【0055】実施例18および19 実施例1〜8と同様にして、共重合体2).3.を用い
た試験を繰り返した。粘度データ、そして押出し機内で
の圧力蓄積に関する値を表1に示す。
【0056】実施例20〜23 277〜282℃の温度の二軸押出し機(ZSK30)
を用いて、種々の量の共重合体2).1.および2).
3.と一緒にPA−6(ηrel4)を押出した。
【0057】このPAのηrel値を表3に示す。
【0058】このような条件下での、1回押出し段階後
の出発材料の粘度は約3.8〜4.1である。
【0059】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0060】1.  1.相対溶液粘度が3.6以上(
m−クレゾール中1%、25℃)の熱可塑性脂肪族ポリ
アミド類が90〜99.9重量%、そして2.不飽和ジ
カルボン酸および/またはそれらの誘導体と特定のオレ
フィン類との共重合体、即ちa)式(I)
【0061】
【化5】 [式中、R1は、水素またはC1−3アルキル基、特に
水素を表し、R2は、水素またはC1−5アルキル基ま
たはハロゲン(例えば塩素)、特に水素を表し、Arは
、C6−24アリール基、特にフェニル基を表し、xは
、0〜3の整数、特に0を表す]に相当する芳香族ビニ
ル化合物を用いた統計学的共重合体、および b)式(II)
【0062】
【化6】 H2C=CH−R                 
        (II)[式中、Rは、C11−20
基、特にC12−16基を表す]に相当するα−オレフ
ィンを用いた交互共重合体、が0.1〜10重量%[こ
こで、該共重合体2.a)は、少なくとも3重量%の不
飽和ジカルボン酸もしくはそれらの誘導体を有する、但
し、得られるポリアミド内にいかなるエチレン/酸モノ
マー(任意に金属イオンで中和されてもよい)コモノマ
ー類もポリマー状ブレンド成分として存在していないこ
とを条件とする]、であることを特徴とする、好適には
25,000gmol−1以上の分子量(Mn)を有す
る高分子量ポリアミド類の製造方法。
【0063】2.  該共重合体2.用モノマーとして
、好適には、一方、少なくとも5重量%、より好適には
少なくとも6重量%の量の、マレイン酸または無水マレ
イン酸またはマレイン酸イミド類、例えばマレイン酸N
−フェニルイミド、或はイタコン酸または無水イタコン
酸、より詳細には無水マレイン酸、そして他方、1−オ
クタデセン、1−ヘキサデセン、1−テトラデセン、ス
チレンまたはm−およびp−メチルスチレン、或はこれ
らの2つの混合物、そして任意に比較的少量の他のビニ
ルモノマー類を用いる、ことを特徴とする第1項記載の
方法。
【0064】3.  該共重合体2.として、比較的少
量の他のモノマー類、例えば(メタ)アクリル酸エステ
ルを含有していてもよい統計学的スチレン/無水マレイ
ン酸共重合体、および1−オクタデセンまたは1−ヘキ
サデセンまたは1−テトラデセンと無水マレイン酸との
交互共重合体を用いることを特徴とする第1および2項
記載の方法。
【0065】4.  該ポリアミド1.が、好適には、
PA6、66、46、69、610、11、12、12
12、それらの混合物、そしてPA6もしくはPA66
を基とするコポリアミド類であり、特に好適なポリアミ
ド類1.がPA6、PA66そしてPA6もしくはPA
66を基とするコポリアミド類であることを特徴とする
第1〜3項記載の方法。
【0066】5.  ポリマー類1.および2.の粒状
混合物を直接単軸押出し機で押出すことで半仕上げ品も
しくは仕上げ品を製造ことを特徴とする第1〜4項記載
の方法。
【0067】6.  該ポリアミド類1.が、好適には
、少なくとも3.7、より好適には少なくとも3.8、
最も好適には3.9〜4.0、の相対粘度を有すること
を特徴とする第1〜5項記載の方法。
【0068】7.  好適に用いられる該ポリアミド類
1.が、一方、溶融相縮合に続く任意の固相後縮合によ
って典型的に製造された種類の、3.6〜5.3のηr
el値(m−クレゾール中1%、25℃)を有するもの
であり、そして他方、燐化合物、例えば燐酸、によって
触媒される第1級ポリアミドの固相後縮合によって製造
されたところの、5〜13のηrel値を有するもので
あり;1番目として、特に1重量%またはそれ以下の共
重合体2.を用いたとき、共重合体の入っていないPA
に関して少なくとも0.5の相対ηrel値、好適には
少なくとも1.0ηrel単位の上昇を生じさせるべき
であり;2番目として、このηrel値は、共重合体の
入っていないPAに関して、同じままであるか或は上昇
するか或は少なくとも比較的低い減少を示すべきである
、ことを特徴とする第1〜6項記載の方法。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1.相対溶液粘度が3.6以上(m−クレ
    ゾール中1%、25℃)の熱可塑性脂肪族ポリアミド類
    が90〜99.9重量%、そして 2.不飽和ジカルボン酸および/またはそれらの誘導体
    と特定のオレフィン類との共重合体、即ちa)式(I) 【化1】 [式中、R1は、水素またはC1−3アルキル基、特に
    水素を表し、R2は、水素またはC1−5アルキル基ま
    たはハロゲン(例えば塩素)、特に水素を表し、Arは
    、C6−24アリール基、特にフェニル基を表し、xは
    、0〜3の整数、特に0を表す]に相当する芳香族ビニ
    ル化合物を用いた統計学的共重合体、および b)式(II) 【化2】H2C=CH−R        (II)[
    式中、Rは、C11−20基、特にC12−16基を表
    す]に相当するα−オレフィンを用いた交互共重合体、
    が0.1〜10重量%[ここで、該共重合体2.a)は
    、少なくとも3重量%の不飽和ジカルボン酸もしくはそ
    れらの誘導体を有する、但し、得られるポリアミド内に
    いかなるエチレン/酸モノマー(任意に金属イオンで中
    和されてもよい)コモノマー類もポリマー状ブレンド成
    分として存在していないことを条件とする]、であるこ
    とを特徴とする、好適には25,000gmol−1以
    上の分子量(Mn)を有する高分子量ポリアミド類の製
    造方法。
  2. 【請求項2】  該共重合体2.用モノマーとして、好
    適には、一方、少なくとも5重量%、より好適には少な
    くとも6重量%の量の、マレイン酸または無水マレイン
    酸またはマレイン酸イミド類、例えばマレイン酸N−フ
    ェニルイミド、或はイタコン酸または無水イタコン酸、
    より詳細には無水マレイン酸、そして他方、1−オクタ
    デセン、1−ヘキサデセン、1−テトラデセン、スチレ
    ンまたはm−およびp−メチルスチレン、或はこれらの
    2つの混合物、そして任意に比較的少量の他のビニルモ
    ノマー類を用いる、ことを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】  好適に用いられる該ポリアミド類1.
    が、一方、溶融相縮合に続く任意の固相後縮合によって
    典型的に製造された種類の、3.6〜5.3のηrel
    値(m−クレゾール中1%、25℃)を有するものであ
    り、そして他方、燐化合物、例えば燐酸、によって触媒
    される第1級ポリアミドの固相後縮合によって製造され
    たところの、5〜13のηrel値を有するものであり
    ;1番目として、特に1重量%またはそれ以下の共重合
    体2.を用いたとき、共重合体の入っていないPAに関
    して少なくとも0.5の相対ηrel値、好適には少な
    くとも1.0ηrel単位の上昇を生じさせるべきであ
    り;2番目として、このηrel値は、共重合体の入っ
    ていないPAに関して、同じままであるか或は上昇する
    か或は少なくとも比較的低い減少を示すべきである、こ
    とを特徴とする請求項1または2記載の方法。
JP1837492A 1991-01-15 1992-01-08 高分子量ポリアミド類の製造方法 Pending JPH04325559A (ja)

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