JPH0432702Y2 - - Google Patents
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- JPH0432702Y2 JPH0432702Y2 JP17420587U JP17420587U JPH0432702Y2 JP H0432702 Y2 JPH0432702 Y2 JP H0432702Y2 JP 17420587 U JP17420587 U JP 17420587U JP 17420587 U JP17420587 U JP 17420587U JP H0432702 Y2 JPH0432702 Y2 JP H0432702Y2
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- Japan
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- eva
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- marking film
- gas permeability
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
産業上の利用分野
この考案は、裏面に粘着剤層を有するマーキン
グフイルムから適宜の文字、図形等に切抜いて屋
外看板、車輌のボデイ等に貼着して装飾表示を形
成するのに用いられるマーキング材料に関する。 従来の技術 この種のマーキング材料のマーキングフイルム
としては、従来最も一般的には軟質塩化ビニル樹
脂製の厚さ50〜100μ程度のものが良く知られて
いる。この軟質塩化ビニル製のマーキングフイル
ムは、着色性に優れていて美麗なものに製作しう
ると共に、それ自体比較的優れたガス透過性を有
し、それが貼着された被着体側からアウトガスが
発生しても、それを透過して有害なふくれ欠陥を
生じることがなく、良好な貼着安定性を維持しう
るというような優位性を有する。 考案が解決しようとする問題点 ところが反面、従来の上記マーキングフイルム
は、それ自体が軟質の薄いものであるが故に、文
字等の表示片の形状に切目を入れたのち、それを
離型紙から剥離するさいに皺、まくれ等を生じ易
く、被着体に貼着するさいも腰がないために取扱
いに不便で皺寄りを生じ易く、それを被着体に均
整な形状を保つて貼着する操作が難しいものであ
つた。殊にその切り文字等の表示片が小さくて複
雑な形状を有するものである場合には、愈々上記
の剥離及び貼着の作業が困難なものとなり、その
改善が強く望まれるところであつた。 上記のような問題点に対しては、マーキングフ
イルム自体により一層腰のある硬質のものを用い
ることによつて解消しうることが容易に想到され
る。ところが、可塑剤の含有量の少ない硬質の塩
化ビニルフイルムを用いるときは、特に塩化ビニ
ル板、アクリル板等を被着体としてその表面に貼
着した場合、被着体から発生するアウトガスの影
響で経済的にふくれを生じ、特に比較的高い温度
雰囲気にさらされる場合には早期のうちに上記ふ
くれによつて表面が著しく凹凸状を呈し、外観体
裁の悪いものになつてしまうという一層重大な欠
陥が派生する。 そこで、更に他の硬質系の樹脂フイルム、例え
ばポリエチレン等の塩化ビニル以外のオレフイン
系樹脂フイルム、アクリル樹脂フイルム、ABS
樹脂フイルム、ポリカーボネート樹脂フイルム等
の適用が当然考慮されるが、それらはいずれもマ
ーキングフイルムに要求される諸特性に対し、そ
のすべてに満足を得ることができない。即ちポリ
エチレン等のオレフイン系樹脂フイルムでは、粘
着剤による被着体への貼着適性に乏しく、またア
クリル樹脂フイルムでは耐油性に劣り、ABS樹
脂フイルム及びポリカーボネート樹脂フイルムで
は、着色性や耐候性等に劣るというようなそれぞ
れに固有の問題点があり、いずれもマーキングフ
イルムとして好適に採用することができない。 問題点を解決するための手段 この考案は、上記のような技術的背景のなか
で、種々実験と研究を繰返したところ、EVA/
vcと略記しうるエチレン−酢酸ビニル−塩化ビ
ニル共重合体で、EVA量を所定範囲に規定した
マーキングフイルムを用いる場合、所要の硬さ、
リジツト性を保持しながらガス透過性が良好でふ
くれの欠陥をほとんど生じることがなく、しかも
材質上マーキングフイルムに要求される耐候性、
着色性、粘着剤適性等にも十分な満足が得られる
ことを見出すことによつて完成し得たものであ
る。 而して、この考案は、裏面に粘着剤層が設けら
れた表示片切り出し用のマーキングフイルムが、
エレチン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を5〜
20wt%の範囲に含有するエチレン−酢酸ビニル
−塩化ビニル共重合体(EVA/vc)をもつて構
成されてなることを特徴とする、装飾表示用マー
キング材料を要旨とする。 上記において、EVA/vcのEVA含有量が5〜
20wt%の範囲に規定されるのは次の理由による。
即ち、それが5wt%未満であるとガス透過性に劣
るものとなり、硬質塩化ビニル樹脂フイルムを用
いる場合と同じく被着体樹脂基板側からのアウト
ガスによるふくれの欠陥を生じ易いものとなる。
反対に20wt%をこえてEVAを多量に含むもので
は、フイルムの硬さが低下し、軟質塩化ビニル樹
脂フイルムの場合と同様に離型紙からの剥離作業
性、被着体への貼着作業性に劣るものとなる。最
も好適なEVA含有量は10〜15wt%程度である。 粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、シリコ
ン系等の汎用の粘着剤が用いられる。またマーキ
ングフイルムの取扱い、使用の便宜のため、マー
キングフイルムは通常上記粘着剤によつて離型紙
上に仮着状態にして提供されるものである。 実施例 図面において、1は裏面に粘着剤層2を有する
マーキングフイルム、3は離型紙である。マーキ
ングフイルム1は赤、青等の着色樹脂フイルムか
らなり、専用のカツターで所要の文字等の表示片
4の形状にカツテイングしたのち、離型紙3から
剥離して被着体に貼着することにより、装飾表示
を形成するものである。表示片4の剥離は、第1
図に示すように予めその周囲の不要部分5を剥離
したのち、表示片4を個々に剥離して被着体に貼
着する場合のほか、表示の文字形態及びその配列
を崩さないようにするためにその上面側に別途粘
着テープを貼り、該テープに付着させて状態で離
型紙3から剥離し、そのまゝ被着体に貼着したの
ち上記テープを剥脱除去する方法を採ることもあ
る。 ところで、この考案は上記マーキングフイルム
1の材質に特定配合のEVA/vcを用いることを
要旨とするものであり、その効果は次の具体的な
実施例によつて確認し得る。 マーキングフイルム1として次の各種のフイル
ム(いずれも厚さ100μm)を用いた。 EVA/vc…EVA量を3〜25wt%の範囲で各種に
変えたエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体 S−PVC…軟質塩化ビニル樹脂((可塑剤20wt
%、柔軟温度30℃以下) R−PVC…硬質塩化ビニル樹脂(可塑剤3wt%、
柔軟温度約55℃) そこで上記の各種マーキングフイルム1につい
てそのガス透過性を調べると共に、アクリル系粘
着剤層2を介して仮着した離型紙3上から表示片
4の剥離作業及び剥離した表示片の被着体への貼
着作業の難易性を手作業によるものとして評価し
た。 そしてまた、上記マーキングフイルム1を被着
体としてのメチルメタクリレート樹脂板(MMA
板)、及び塩化ビニル樹脂板(PVC板)に貼着
し、加熱促進試験によりふくれの発生状況を調べ
た。それらの結果を第1表にまとめて示す。 ここに、ガス透過性の測定及びふくれ試験は、
次の条件で行つた。 (ガス透過性測定) 測定機 :東洋精機製作所製ガス透過率 測定装置M−C3形 測定条件:温度 23℃ 湿度 50%RH ガス :O2,CO2(空気) (ふくれ試験) 100μm×25mm×125mmのマーキングフイルムを、
2.0mm×50mm×125mmのMMA板及びPVC板に、貼
り合せ荷重:2Kg/cm2、貼合せ速度:50mm/sec
の条件でロール押圧により貼着し、貼着後24時間
常温下に放置したのち、温度80℃のオーブン内に
200時間保持し、マーキングフイルムのふくれの
発生状態を目視検査した。
グフイルムから適宜の文字、図形等に切抜いて屋
外看板、車輌のボデイ等に貼着して装飾表示を形
成するのに用いられるマーキング材料に関する。 従来の技術 この種のマーキング材料のマーキングフイルム
としては、従来最も一般的には軟質塩化ビニル樹
脂製の厚さ50〜100μ程度のものが良く知られて
いる。この軟質塩化ビニル製のマーキングフイル
ムは、着色性に優れていて美麗なものに製作しう
ると共に、それ自体比較的優れたガス透過性を有
し、それが貼着された被着体側からアウトガスが
発生しても、それを透過して有害なふくれ欠陥を
生じることがなく、良好な貼着安定性を維持しう
るというような優位性を有する。 考案が解決しようとする問題点 ところが反面、従来の上記マーキングフイルム
は、それ自体が軟質の薄いものであるが故に、文
字等の表示片の形状に切目を入れたのち、それを
離型紙から剥離するさいに皺、まくれ等を生じ易
く、被着体に貼着するさいも腰がないために取扱
いに不便で皺寄りを生じ易く、それを被着体に均
整な形状を保つて貼着する操作が難しいものであ
つた。殊にその切り文字等の表示片が小さくて複
雑な形状を有するものである場合には、愈々上記
の剥離及び貼着の作業が困難なものとなり、その
改善が強く望まれるところであつた。 上記のような問題点に対しては、マーキングフ
イルム自体により一層腰のある硬質のものを用い
ることによつて解消しうることが容易に想到され
る。ところが、可塑剤の含有量の少ない硬質の塩
化ビニルフイルムを用いるときは、特に塩化ビニ
ル板、アクリル板等を被着体としてその表面に貼
着した場合、被着体から発生するアウトガスの影
響で経済的にふくれを生じ、特に比較的高い温度
雰囲気にさらされる場合には早期のうちに上記ふ
くれによつて表面が著しく凹凸状を呈し、外観体
裁の悪いものになつてしまうという一層重大な欠
陥が派生する。 そこで、更に他の硬質系の樹脂フイルム、例え
ばポリエチレン等の塩化ビニル以外のオレフイン
系樹脂フイルム、アクリル樹脂フイルム、ABS
樹脂フイルム、ポリカーボネート樹脂フイルム等
の適用が当然考慮されるが、それらはいずれもマ
ーキングフイルムに要求される諸特性に対し、そ
のすべてに満足を得ることができない。即ちポリ
エチレン等のオレフイン系樹脂フイルムでは、粘
着剤による被着体への貼着適性に乏しく、またア
クリル樹脂フイルムでは耐油性に劣り、ABS樹
脂フイルム及びポリカーボネート樹脂フイルムで
は、着色性や耐候性等に劣るというようなそれぞ
れに固有の問題点があり、いずれもマーキングフ
イルムとして好適に採用することができない。 問題点を解決するための手段 この考案は、上記のような技術的背景のなか
で、種々実験と研究を繰返したところ、EVA/
vcと略記しうるエチレン−酢酸ビニル−塩化ビ
ニル共重合体で、EVA量を所定範囲に規定した
マーキングフイルムを用いる場合、所要の硬さ、
リジツト性を保持しながらガス透過性が良好でふ
くれの欠陥をほとんど生じることがなく、しかも
材質上マーキングフイルムに要求される耐候性、
着色性、粘着剤適性等にも十分な満足が得られる
ことを見出すことによつて完成し得たものであ
る。 而して、この考案は、裏面に粘着剤層が設けら
れた表示片切り出し用のマーキングフイルムが、
エレチン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を5〜
20wt%の範囲に含有するエチレン−酢酸ビニル
−塩化ビニル共重合体(EVA/vc)をもつて構
成されてなることを特徴とする、装飾表示用マー
キング材料を要旨とする。 上記において、EVA/vcのEVA含有量が5〜
20wt%の範囲に規定されるのは次の理由による。
即ち、それが5wt%未満であるとガス透過性に劣
るものとなり、硬質塩化ビニル樹脂フイルムを用
いる場合と同じく被着体樹脂基板側からのアウト
ガスによるふくれの欠陥を生じ易いものとなる。
反対に20wt%をこえてEVAを多量に含むもので
は、フイルムの硬さが低下し、軟質塩化ビニル樹
脂フイルムの場合と同様に離型紙からの剥離作業
性、被着体への貼着作業性に劣るものとなる。最
も好適なEVA含有量は10〜15wt%程度である。 粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、シリコ
ン系等の汎用の粘着剤が用いられる。またマーキ
ングフイルムの取扱い、使用の便宜のため、マー
キングフイルムは通常上記粘着剤によつて離型紙
上に仮着状態にして提供されるものである。 実施例 図面において、1は裏面に粘着剤層2を有する
マーキングフイルム、3は離型紙である。マーキ
ングフイルム1は赤、青等の着色樹脂フイルムか
らなり、専用のカツターで所要の文字等の表示片
4の形状にカツテイングしたのち、離型紙3から
剥離して被着体に貼着することにより、装飾表示
を形成するものである。表示片4の剥離は、第1
図に示すように予めその周囲の不要部分5を剥離
したのち、表示片4を個々に剥離して被着体に貼
着する場合のほか、表示の文字形態及びその配列
を崩さないようにするためにその上面側に別途粘
着テープを貼り、該テープに付着させて状態で離
型紙3から剥離し、そのまゝ被着体に貼着したの
ち上記テープを剥脱除去する方法を採ることもあ
る。 ところで、この考案は上記マーキングフイルム
1の材質に特定配合のEVA/vcを用いることを
要旨とするものであり、その効果は次の具体的な
実施例によつて確認し得る。 マーキングフイルム1として次の各種のフイル
ム(いずれも厚さ100μm)を用いた。 EVA/vc…EVA量を3〜25wt%の範囲で各種に
変えたエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体 S−PVC…軟質塩化ビニル樹脂((可塑剤20wt
%、柔軟温度30℃以下) R−PVC…硬質塩化ビニル樹脂(可塑剤3wt%、
柔軟温度約55℃) そこで上記の各種マーキングフイルム1につい
てそのガス透過性を調べると共に、アクリル系粘
着剤層2を介して仮着した離型紙3上から表示片
4の剥離作業及び剥離した表示片の被着体への貼
着作業の難易性を手作業によるものとして評価し
た。 そしてまた、上記マーキングフイルム1を被着
体としてのメチルメタクリレート樹脂板(MMA
板)、及び塩化ビニル樹脂板(PVC板)に貼着
し、加熱促進試験によりふくれの発生状況を調べ
た。それらの結果を第1表にまとめて示す。 ここに、ガス透過性の測定及びふくれ試験は、
次の条件で行つた。 (ガス透過性測定) 測定機 :東洋精機製作所製ガス透過率 測定装置M−C3形 測定条件:温度 23℃ 湿度 50%RH ガス :O2,CO2(空気) (ふくれ試験) 100μm×25mm×125mmのマーキングフイルムを、
2.0mm×50mm×125mmのMMA板及びPVC板に、貼
り合せ荷重:2Kg/cm2、貼合せ速度:50mm/sec
の条件でロール押圧により貼着し、貼着後24時間
常温下に放置したのち、温度80℃のオーブン内に
200時間保持し、マーキングフイルムのふくれの
発生状態を目視検査した。
【表】
上記第1表の結果から判るように、S−PVC
によるときは、ガス透過性に優れていることから
ふくれ欠陥を生じない反面、軟質であるために離
型紙からの剥離、被着体への貼着の作業性が悪
い。これに対し、R−PVCでは、ガス透過性に
劣るためにふくれ欠陥を生じ易い。 EVA/vcを用いるときは、そのEVA量によつ
てガス透過性が変化し、かつフイルムの硬さも相
対的に変化する。EVA量とガス透過性の関係は
第3図のとおりである。ふくれ欠陥の発生を回避
するためには、ガス透過性として約1.8cm3・cm/
cm2・seccmHg×1011以上を必要とし、従つて、
EVA量が5wt%以上であることが必要である。
しかしEVA量が増えるに従つて、ガス透過性は
向上する反面フイルムの硬さが低下し、20wt%
をこえるともはや柔軟温度が52℃以下の軟質フイ
ルムの領域に達するため、S−PVCの場合と同
様に剥離・貼着作業性の悪いものとなり、マーキ
ングフイルムとしての好適性を欠くものとなる。
従つて、第1表に示す結果から、第3図に鎖線で
示すEVA量が5〜20wt%の領域範囲Sに規定さ
れたEVA/vcフイルムを用いることにより、ふ
くれ及び剥離・貼着作業性の両面においていずれ
も良好な結果が得られるものであることが判る。 考案の効果 この考案に係るマーキング材料は、そのマーキ
ングフイルム自体の固有の物性から、耐候性、耐
油性、着色性、粘着剤による貼着適性等のいずれ
にも優れているのはもとより、比較的良好なガス
透過性を介してふくれ欠陥を発生することがな
く、従つて装飾表示としての耐久性に優れたもの
となしうると共に、適度の硬さを有して、離型紙
からの表示片の剥離及び被着体への貼着のいずれ
の作業も行い易く、型くずれや皺のない鮮明で均
整な装飾表示を能率的に貼着形成せしめ得る。
によるときは、ガス透過性に優れていることから
ふくれ欠陥を生じない反面、軟質であるために離
型紙からの剥離、被着体への貼着の作業性が悪
い。これに対し、R−PVCでは、ガス透過性に
劣るためにふくれ欠陥を生じ易い。 EVA/vcを用いるときは、そのEVA量によつ
てガス透過性が変化し、かつフイルムの硬さも相
対的に変化する。EVA量とガス透過性の関係は
第3図のとおりである。ふくれ欠陥の発生を回避
するためには、ガス透過性として約1.8cm3・cm/
cm2・seccmHg×1011以上を必要とし、従つて、
EVA量が5wt%以上であることが必要である。
しかしEVA量が増えるに従つて、ガス透過性は
向上する反面フイルムの硬さが低下し、20wt%
をこえるともはや柔軟温度が52℃以下の軟質フイ
ルムの領域に達するため、S−PVCの場合と同
様に剥離・貼着作業性の悪いものとなり、マーキ
ングフイルムとしての好適性を欠くものとなる。
従つて、第1表に示す結果から、第3図に鎖線で
示すEVA量が5〜20wt%の領域範囲Sに規定さ
れたEVA/vcフイルムを用いることにより、ふ
くれ及び剥離・貼着作業性の両面においていずれ
も良好な結果が得られるものであることが判る。 考案の効果 この考案に係るマーキング材料は、そのマーキ
ングフイルム自体の固有の物性から、耐候性、耐
油性、着色性、粘着剤による貼着適性等のいずれ
にも優れているのはもとより、比較的良好なガス
透過性を介してふくれ欠陥を発生することがな
く、従つて装飾表示としての耐久性に優れたもの
となしうると共に、適度の硬さを有して、離型紙
からの表示片の剥離及び被着体への貼着のいずれ
の作業も行い易く、型くずれや皺のない鮮明で均
整な装飾表示を能率的に貼着形成せしめ得る。
第1図はこの考案の実施例を示すマーキングフ
イルムの一部を離型紙から剥離して示した斜視
図、第2図は第1図−線の拡大断面図、第3
図はEVA/vcフイルムの含有EVA量とガス透過
性の変化の態様を示すグラフである。 1……マーキングフイルム、2……粘着剤層、
3……離型紙。
イルムの一部を離型紙から剥離して示した斜視
図、第2図は第1図−線の拡大断面図、第3
図はEVA/vcフイルムの含有EVA量とガス透過
性の変化の態様を示すグラフである。 1……マーキングフイルム、2……粘着剤層、
3……離型紙。
Claims (1)
- 裏面に粘着剤層が設けられた表示片切り出し用
のマーキングフイルムが、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)を5〜20wt%の範囲に含有す
るエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体
(EVA/vc)をもつて構成されてなることを特徴
とする、装飾表示用マーキング材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17420587U JPH0432702Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17420587U JPH0432702Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0177684U JPH0177684U (ja) | 1989-05-25 |
| JPH0432702Y2 true JPH0432702Y2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=31466077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17420587U Expired JPH0432702Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432702Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP17420587U patent/JPH0432702Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0177684U (ja) | 1989-05-25 |
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