JPH04328177A - 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物 - Google Patents

耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物

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JPH04328177A
JPH04328177A JP12295591A JP12295591A JPH04328177A JP H04328177 A JPH04328177 A JP H04328177A JP 12295591 A JP12295591 A JP 12295591A JP 12295591 A JP12295591 A JP 12295591A JP H04328177 A JPH04328177 A JP H04328177A
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木戸 厚一路
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のような美粧性
および長期の耐候性の要求される塗料組成物に関し、更
に詳しくはメタリック粉末や着色顔料等の着色剤を配合
したベース塗料とクリヤー塗料とを用いて2コート・1
ベーク方式により塗膜を形成する際のベース塗料として
使用するのに好適で、かつ耐チッピング性に優れた塗膜
の得られるアクリル系ベース塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル系塗料組成物は、その塗膜物性
、特に光沢性、耐候性、耐薬品性、耐汚染性に優れてい
るため、自動車ボディの塗装に重用されている。しかし
ながら、従来のアクリル系塗料組成物には以下の問題点
があり、その改善が望まれていた。すなわち、走行中の
自動車が、小石が飛びはねることにより車体の塗膜が瞬
間的に破損される現象、所謂チッピングにより、自動車
塗膜が損傷を受け、ボディが腐食されるという問題点が
あった。
【0003】通常、自動車の塗装系は、化成処理、電着
プライマー、中塗り塗装および上塗り塗装の各工程から
構成されており、耐チッピング性は、特開昭62−14
3978号公報および特開昭63−59375号公報に
開示されるように、中塗り塗膜により確保される例が多
い。
【0004】本発明のような上塗り塗膜においても、チ
ッピングを防止するためには、衝撃により発生するエネ
ルギーを途中の塗膜に吸収させ、素地金属まで伝達しな
いようにするという中塗り塗膜と同じ発想による改良も
検討された。
【0005】しかしながら、上塗り塗膜は、美粧性の付
与と耐候性などの塗膜品質の達成を目的としているので
、耐チッピング性の付与との両立は従来技術では困難で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の問題点を解決すべく鋭意検討の結果完成されたもので
、本発明の目的は、アクリル系塗料組成物本来の光沢性
、塗膜性能並びにメタリック粉末や着色顔料を含有する
場合の美粧性を損うことなく、塗膜の耐チッピング性が
改善されたアクリル系ベース塗料を提供することにある
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のベー
ス塗料組成物は、着色剤を配合したベース塗料を塗装し
、次いでクリヤー塗料を重ね塗りした後、加熱硬化させ
塗膜を得る塗装系に用いるベース塗料において、該ベー
ス塗料が (a) 一般式 (I) CH2=CR1−CO−NH−R2−OR3    (
I)(式中、R1は水素原子またはメチル基を示し、R
2は炭素数が 1〜 3の分岐を有してもよいアルキレ
ン基を示し、R3は水素原子または炭素数が 1〜15
の芳香族、脂環族もしくは脂肪族炭化水素基を示す。) で表わされる(メタ)アクリルアミド系単量体    
             3〜40重量% (b) 一般式 (II) または(III)HOOC
CH=CHCOOR4           (II)
CH2=C(COOH)CH2COOR5     (
III)                     
   0.2〜15重量% (式中、R4およびR5は水素原子または炭素数が 1
〜12のアルキル基を示す。)で表わされるカルボキシ
ル基含有単量体 (c) 水酸基含有ビニル単量体          
                       5〜
50重量% (d) 一般式 (IV) CH2=CR6−CO−O−R7          
(IV)(式中、R6は水素原子またはメチル基を示し
、R7は炭素数が 1〜20の芳香族、脂環族もしくは
脂肪族炭化水素基を示す。) で表わされる(メタ)アクリル酸エステル      
              30〜85重量% および (e) 上記(a) 〜(d) 成分と共重合可能な他
のビニル単量体      0〜50重量% を共重合して得られる水酸基価が20〜100mgKO
H/g、酸価が 0.1〜40mgKOH/g 、重量
平均分子量が3000〜150000であるアクリル系
共重合体(A) 50〜95重量%と、硬化剤(B) 
5〜50重量%とから成る。
【0008】
【作用】本発明のベース塗料組成物に使用されるアクリ
ル系共重合体(A) は、前記の特定構造の単量体(a
) 〜(e) (ただし、単量体(e) の使用は任意
)を特定の比率で共重合させて得られるもので、かつ水
酸基価が20〜100mgKOH/g、酸価が 0.1
〜40mgKOH/g 、重量平均分子量が3000〜
150000のアクリル系共重合体でなければならない
【0009】前記一般式(I)で表わされるアクリルア
ミド系単量体(a) は、塗膜の耐チッピング性の向上
に著しい効果を発揮する成分である。単量体(a) の
使用量は、 3〜40重量%が適当である。使用量が3
重量%未満の場合には、目的とする耐チッピング性の改
良効果が十分でなく、40重量%を越えると塗膜の耐水
性、光沢性、メタリック感が低下する。耐チッピング性
と他の塗膜物性のバランスを考慮すると、好ましい使用
量の範囲は10〜30重量%である。
【0010】前記一般式(I)で表わされる単量体(a
) の具体例としては、N−メチロールアクリルアミド
、N−メチロールメタクリルアミド、N−メトキシメチ
ルアクリルアミド、N−メトキシメチルメタクリルアミ
ド、N−エトキシメチルアクリルアミド、N−エトキシ
メチルメタクリルアミド、N−プロポキシメチルアクリ
ルアミド、N−プロポキシメチルメタクリルアミド、N
−ブトキシメチルアクリルアミド、N−ブトキシメチル
メタクリルアミド、N−フェノキシメチルアクリルアミ
ド、N−フェノキシメチルメタクリルアミド、N−ヘキ
シロキシメチルアクリルアミド、N−ヘキシロキシメチ
ルメタクリルアミド等が挙げられる。
【0011】また、前記一般式 (II) または(I
II) で表わされるフマール酸(エステル)、マレイ
ン酸(エステル)またはイタコン酸(エステル)は、 
0.2〜15重量%の範囲で使用される。 0.2重量
%未満の場合には、耐チッピング性の改良効果が十分で
なく、15重量%を越えると樹脂溶液の粘度が高くなり
、塗料固型分が低くなると共に、顔料および硬化剤を含
むベース塗料の貯蔵安定性が低下するので適当ではない
。好ましい使用量の範囲は 1〜 8重量%である。
【0012】水酸基含有ビニル単量体(c) の具体例
としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレート類;カージュラE(シエ
ル化学社製の合成脂肪酸のグリシジルエステル)に代表
されるモノエポキシ化合物と(メタ)アクリル酸、フマ
ール酸、マレイン酸等とのエステル化反応物;等が挙げ
られる。単量体(c) は、得られるアクリル系共重合
体(A) の水酸基価が20〜100mgKOH/gと
なるように、 5〜50重量%の範囲で使用される。 
5重量%未満では、塗膜の架橋密度が低下し、耐チッピ
ング性や耐溶剤性が低下し、50重量%を越えると耐水
性が低下する。好ましい使用量の範囲は10〜30重量
%である。
【0013】前記一般式 (IV) で表わされる炭素
数が20以下の炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸
エステル(d) は、メタリック感、光沢感の付与に寄
与すると共に、塗膜の耐溶剤性、耐薬品性、耐候性等を
向上させる特性をも有する。具体例としては、メチル(
メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プ
ロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アク
リレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、sec 
−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
、n−オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ
)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、セ
チル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリ
レート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、フェニ
ル(メタ)アクリレート、フェニルエチル(メタ)アク
リレート、ベンジル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。(メタ)アクリル酸エステル(d) の使用量は3
0〜85重量%が適当である。30重量%未満では前記
効果が不十分であり、85重量%を越えると塗膜の耐薬
品性、耐溶剤性が低下し好ましくない。
【0014】本発明に用いる上記(a) 〜(d) 成
分と共重合可能な他のビニル単量体(e) としては、
アクリル酸、メタクリル酸等のカルボキシル基含有単量
体;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等
のスチレン誘導体;アクリロニトリル、メタクリロニト
リル等の重合性不飽和ニトリル類;酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル等のビニルエステル類;グリシジル(メタ
)アクリレート、(メタ)アリルグリシジルエーテル、
メタグリシジル(メタ)アクリル酸エステル等のエポキ
シ基含有モノマー;ジメチルアミノエチル(メタ)アク
リル酸、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリル酸等の
塩基性モノマー等が挙げられる。これら単量体(e) 
は、本発明の主たる用途である自動車用塗料等における
品質性能、例えば耐候性、美粧性、耐薬品性、耐溶剤性
、耐水性、可撓性、付着性等に影響を与えるため、これ
らの性能を損わない範囲で適宜選択して使用される。単
量体(e) の使用範囲は0〜50重量%であるが、好
ましくは40重量%以下である。
【0015】本発明におけるベース塗料用アクリル系共
重合体(A) の重合方法としては、溶液重合法、塊状
重合法、乳化重合法等の公知の何れの重合法でもよいが
、とりわけ溶液重合法による重合体であることが好まし
い。 溶液重合法による場合、有機溶剤および重合開始剤の存
在下に、前記モノマーの混合物を共重合させる。有機溶
剤としては、イソプロピルアルコール、n−ブタノール
、トルエン、キシレン等の通常用いられる有機溶剤が使
用でき、また、重合開始剤もアゾビスイソブチロニトリ
ル、過酸化ベンゾイル、クメンヒドロペルオキシド等の
通常用いられる重合開始剤が使用できる。また、必要に
応じて2−メルカプトエタノール、n−オクチルメルカ
プタン等の連鎖移動剤を使用することができる。
【0016】本発明のアクリル系共重合体(A) は水
酸基価が20〜100mgKOH/gであるが、水酸基
価が20mgKOH/g 未満であると硬化塗膜の架橋
密度が低く、耐溶剤性が低下し、クリヤー塗膜との層間
密着性も低下する。また、100mgKOH/gを越え
ると、塗膜の耐水性が低下する。また、アクリル系共重
合体(A) の酸価は 0.1〜40mgKOH/g 
である。酸価が 0.1mgKOH/g 未満であると
硬化塗膜の架橋密度が低く、耐溶剤性、耐候性が低下し
、酸価が40mgKOH/g を越えると、耐水性が低
下するので適当ではない。更に、アクリル系共重合体(
A) の重量平均分子量は3000〜150000であ
る。重量平均分子量が3000未満であると、耐候性や
耐溶剤性が低下し、重量平均分子量が150000を越
えると、塗装時の不揮発分が低下するので適当ではない
【0017】本発明のベース塗料組成物は、本発明の主
たる用途である自動車用塗料等に於ける前記品質性能を
満足させるため、硬化剤(B) を含有する。硬化剤(
B) としては、例えばアミノ樹脂、イソシアネートプ
レポリマー、ブロックトポリイソシアネート、シランカ
ップリング剤、アルミニウムキレート系硬化剤が使用で
きる。
【0018】硬化剤(B) の使用量は、5〜50重量
%である。硬化剤の使用量が5重量%未満では塗膜の耐
候性、耐溶剤性、耐水性等が不十分であり、50重量%
を越えると塗膜の光沢性、メタリック感を始め、物理性
能、化学性能全般に劣り、好ましくない。
【0019】アミノ樹脂の具体例としては、アミノトリ
アジン、尿素、ジシアンジアミド、N,N−エチレン尿
素のメチロール化物をシクロヘキサノールまたは炭素原
子数が1〜6のアルカノールでアルキルエーテル化した
ものであり、特にアミノトリアジンより得られたもの、
例えばメチルエーテル化メラミン樹脂、ブチルエーテル
化メラミン樹脂等が好適である。
【0020】アミノ樹脂を硬化剤として使用する場合に
は、ベース塗料組成物にパラトルエンスルホン酸、ドデ
シルベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸または
それらのアミン中和物等で代表される外部触媒を添加す
ることができる。
【0021】本発明にいうイソシアネートプレポリマー
とは、1分子中に遊離またはブロックされたイソシアネ
ート基を2個以上含有する化合物であり、具体的には、
テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、トリメチルヘキサンジイソシアネート等
の脂肪族イソシアネート類、イソホロンジイソシアネー
ト、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシア
ネート)等の脂環族系ジイソシアネート類、キシリレン
ジイソシアネート、トリレンジイソシアネート等の芳香
族ジイソシアネート類、その他イソシアネートへのエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール、トリメチロールプロパン等の多価アルコー
ル付加物や、イソシアネート基と反応する官能基を有す
る低分子量のポリエステル樹脂または水等の付加物また
はビュレット体、ジイソシアネート同志の重合体、更に
低級1価アルコール、メチルエチルケトオキシム等公知
のブロック化剤でこれら化合物のイソシアネート基をブ
ロックしたもの等が挙げられる。
【0022】イソシアネートプレポリマーを使用する場
合についても、ジブチルチンジラウレート、トリエチル
アミン等の外部触媒を添加することができる。
【0023】本発明のベース塗料組成物は、基本的には
上記アクリル系共重合体(A) と硬化剤(B) とか
らなるが、これら以外に本発明の目的とする塗膜の優れ
た耐チッピング性を損なわない範囲で、ポリエステル系
樹脂、エポキシ樹脂、繊維素樹脂等のアクリル系以外の
樹脂を含有させることができる。通常、これら樹脂の使
用量は、ベース塗料組成物に対して30重量%未満であ
る。30重量%を越えると加熱硬化後のクリヤー塗膜と
の付着性が低下したり、耐候性が低下する場合がある。
【0024】なお、本発明のベース塗料組成物は、塗料
として用いるに際し、従来公知の下記成分を含有するこ
とができる。すなわち、アルミニウムペースト、雲母、
リン片状酸化鉄等の光輝剤;酸化チタン、カーボンブラ
ック、キナクリドン、シアニンブルー等の顔料;ポリエ
ステル系樹脂、エポキシ樹脂、繊維素樹脂等のアクリル
系以外の樹脂;表面調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
、顔料沈降防止剤、揺変性付与剤等の補助的添加剤;等
が挙げられる。
【0025】本発明のベース塗料用組成物は、前記した
各成分を一般的な配合方法により配合して製造される。 ベース塗料として使用するに際しては、各種の希釈溶剤
を用いてフォードカップ No.4による20℃におけ
る粘度が10〜20秒の範囲内となるように調整して、
これを基材に対して乾燥膜厚が10〜30μm となる
ように直接塗装するか、あるいは予め基材上にプライマ
ー塗膜を形成させた所へ、乾燥膜厚が10〜30μm 
となるように塗装する。
【0026】次いで常温下に数分間放置した後、例えば
アクリル系樹脂/アミノ樹脂系やアクリル系樹脂/イソ
シアネートプレポリマーをビヒクルとし、必要に応じて
紫外線吸収剤、光安定剤、垂れ防止剤等の補助的添加剤
等を配合してなる熱硬化性クリヤー塗料を希釈溶剤でフ
ォードカップ No.4による20℃の粘度が13〜4
0秒の範囲内となるように調整し、これをベース用塗膜
の上に、乾燥膜厚が20〜50μm となるよう重ね塗
りし、常温下に数分間放置する。しかる後、硬化剤とし
てアミノ樹脂を用いた場合には60℃〜 180℃なる
温度範囲で、またイソシアネートプレポリマーを用いた
場合には常温〜 140℃の温度範囲で10〜40分間
で硬化させる。このようにして耐チッピング性に優れた
2コート・1ベーク方式の硬化塗膜を形成することがで
きる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により具
体的に説明するが、部および%は特に断りのない限り、
全て重量基準による。 <ベース塗料用アクリル系共重合体B−1 〜B−5 
の合成>表1に示した組成の溶剤を90℃に加熱した後
、表1に示した組成のモノマーおよび重合開始剤の混合
物を4時間で滴下し、更に3時間同温度で重合させ、ベ
ース塗料用アクリル系共重合体B−1 〜B−5 を合
成した。 <クリヤー塗料用共重合体C−1 及びC−2 の合成
>表2に示した組成の溶剤を 130℃に加熱した後、
表2に示した組成のモノマーおよび重合開始剤の混合物
を4時間で滴下し、更に2時間同温度で重合させ、クリ
ヤー塗料用共重合体C−1 およびC−2 を合成した
。 実施例1および比較例1 ソリッドカラー用ベース塗料の調製 下記配合のソリッドカラー用ベース塗料BP−1および
BP−2を調製した。
【0028】     アクリル系共重合体(B−1 またはB−2 
)                        
 160部    ユーバン20SE(三井東圧化学(
株)製ブチル化メラミン樹脂)      33部  
  ルビクロン500RG (トーソー(株)製赤色顔
料)                   5部  
  キシレン                   
                         
          20部    セロソルブアセテ
ート                       
                   20部クリヤ
ー塗料の調製 下記配合のクリヤー塗料CP−1を調製した。
【0029】     クリヤー塗料用共重合体C−1       
                         
    117部    ユーバン20SE     
                         
                    50部  
  ソルベッソ#150 (エッソ社製芳香族石油誘導
体)                20部    
n−ブタノール                  
                         
      5部    チヌビン328 (チバガイ
ギー社製紫外線吸収剤)              
   0.7部    サノールLS−770(三共(
株)製光安定剤)                 
      0.4部    モダフロー(モンサント
社製レベリング剤)                
     0.2部塗装試験 リン酸亜鉛で化成処理した 0.8mm×90mm×3
0mmのダル鋼板に、カチオン電着、中塗塗膜を施し、
サンディングして得たテストピース上に、トルエン:酢
酸エチル:ソルベッソ#150 を4:3:3(重量)
の割合で混合した溶剤を用いて No.4フォードカッ
プで14秒になるように粘度調整したソリッドカラー用
ベース塗料を2ステージで20μm になるように塗装
した。3分間室温で放置した後、ソルベッソ#100:
ソルベッソ#150を2:1(重量)の割合で混合した
溶剤を用い、No.4フォードカップで28秒になるよ
う粘度調整したクリヤー塗料を35μm になるように
塗装し、10分間室温で放置した後、 140℃×30
分間焼付を行った。耐チッピング性および他の塗膜性能
の評価結果を表3に示した。
【0030】表から明らかなように、実施例1の場合に
は、耐チッピング性および他の塗膜性能が良好な2コー
ト・1ベーク系塗膜が形成できたのに対し、比較例1の
場合には、ベース塗膜と中塗り塗膜の間で層間剥離が多
く見られ、耐チッピング性は低位であった。 実施例2〜4および比較例2 メタリック用ベース塗料の調製 下記配合で、メタリック用ベース塗料BP−3〜BP−
6を調製した。
【0031】     アクリル系共重合体( B−3〜B−6 ) 
                         
   160部    ユーバン20SE      
                         
                   33部   
   アルペースト1109MA(東洋アルミ(株)製
アルミニウムペースト)  15部      キシレ
ン                        
                         
     20部  クリヤー塗料には、前記CP−1
を使用した。
【0032】かくして得られたメタリック用ベース塗料
およびクリヤー塗料を、前記のソリッドカラー用の場合
と同様の工程により2コート・1ベーク系塗膜を形成し
た。評価結果を表4に示した。
【0033】実施例2〜4の場合には、耐チッピング性
、他の塗膜性能ともに良好な2コート・1ベーク系塗膜
が形成できたのに対し、比較例2では耐チッピング性が
低位であった。 実施例5および比較例3 メタリックベース用塗料の調製 下記配合で、メタリック用ベース塗料BP−7および 
BP−8 を調製した。
【0034】     アクリル系共重合体( B−7またはB−8 
)                        
 160部    スミジュールN−75      
                         
                         
    (住友化学(株)製イソシアネートプレポリマ
ー)            25部      アル
ペースト1109MA               
                         
    15部      キシレン        
                         
                     20部 
  クリヤー塗料の調製 下記配合のクリヤー塗料CP−2を調製した。
【0035】     クリヤー塗料用共重合体C−2       
                         
    120部    スミジュールN−75   
                         
                  36部    
  キシレン                   
                         
          20部    チヌビン328 
                         
                        0
.7部    サノールLS770         
                         
              0.4部    モダフ
ロー                       
                         
   0.2部このようにして得たメタリック用ベース
塗料およびクリヤー塗料を、前記テストピース上に、ト
ルエン:酢酸エチル:ソルベッソ#150を6:3:1
(重量)の割合で混合した溶剤にて、 No.4フォー
ドカップで13秒に粘度調整したメタリックベース塗料
を2ステージで20μm になるように塗装した。3分
間室温で放置した後、ソルベッソ#100にて、 No
.4フォードカップで22秒となるように粘度調整した
クリヤー塗料を35μm となるよう塗装し、10分間
室温で放置した後、 140℃×30分間焼付を行った
。耐チッピング性、他の塗膜性能の評価結果を第5表に
示した。
【0036】実施例5では、耐チッピング性、他の塗膜
性能共に良好な2コート・1ベーク系塗膜が形成できた
のに対し、比較例3の塗膜では、耐チッピング性が低位
となった。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】 *1:石油製芳香族系炭化水素(エッソ社製)
【003
9】
【表3】 *1)飛石試験機(JA−400型、スガ試験機(株)
製)を用い、−30℃の恒温槽内で、3kg/cm2の
エヤー圧で7号細石(500g)を塗膜に対して45度
の角度より衝突させ、剥離の状況を目視にて判定。 *2)日石レギュラーガソリン  室温×24時間浸漬
、引上後外観判定 *3)10% H2SO4スポット  室温×24時間
後、外観判定*4)50℃温水  2週間浸漬、引上後
外観判定*5)サンシャイン W−O−M  2000
時間後、50℃、98%RHにて耐湿 240時間経過
後の外観 *6)*5の条件後、ゴバン目セロテープ剥離試験を行
い、付着率を表示なお、表中の記号は次の意味を有する
【0040】◎非常に良好    ○良好    △不
良   ×極めて不良
【0041】
【表4】 *1〜*6)それぞれ表3と同意である。
【0042】 *1〜*6)それぞれ表3と同意である。
【0043】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明のアクリル系ベース塗料用組成物を用いて2コート
・1ベーク方式で積層塗膜を形成すると、優れた美粧性
、塗膜性能を保持しながら耐チッピング性が改善された
塗膜が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  着色剤を配合したベース塗料を塗装し
    、次いでクリヤー塗料を重ね塗りした後、加熱硬化させ
    塗膜を得る塗装系に用いるベース塗料において、該ベー
    ス塗料が (a) 一般式 (I) CH2=CR1−CO−NH−R2−OR3    (
    I)(式中、R1は水素原子またはメチル基を示し、R
    2は炭素数が 1〜 3の分岐を有してもよいアルキレ
    ン基を示し、R3は水素原子または炭素数が 1〜15
    の芳香族、脂環族もしくは脂肪族炭化水素基を示す。) で表わされる(メタ)アクリルアミド系単量体    
                 3〜40重量% (b) 一般式 (II) または(III)HOOC
    CH=CHCOOR4           (II)
    CH2=C(COOH)CH2COOR5     (
    III)                     
       0.2〜15重量% (式中、R4およびR5は水素原子または炭素数が 1
    〜12のアルキル基を示す。)で表わされるカルボキシ
    ル基含有単量体 (c) 水酸基含有ビニル単量体          
                           5〜
    50重量% (d) 一般式 (IV) CH2=CR6−CO−O−R7          
    (IV)(式中、R6は水素原子またはメチル基を示し
    、R7は炭素数が 1〜20の芳香族、脂環族もしくは
    脂肪族炭化水素基を示す。) で表わされる(メタ)アクリル酸エステル      
                  30〜85重量% および (e) 上記(a) 〜(d) 成分と共重合可能な他
    のビニル単量体      0〜50重量% を共重合して得られる水酸基価が20〜100mgKO
    H/g、酸価が 0.1〜40mgKOH/g 、重量
    平均分子量が3000〜150000であるアクリル系
    共重合体(A) 50〜95重量%と、硬化剤(B) 
    5〜50重量%とから成るベース塗料組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017185480A (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 関西ペイント株式会社 複層塗膜形成方法
JP2017189763A (ja) * 2016-04-08 2017-10-19 関西ペイント株式会社 複層塗膜形成方法

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