JPH04328921A - 並列スペクトル拡散変調復調装置 - Google Patents
並列スペクトル拡散変調復調装置Info
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- JPH04328921A JPH04328921A JP3125402A JP12540291A JPH04328921A JP H04328921 A JPH04328921 A JP H04328921A JP 3125402 A JP3125402 A JP 3125402A JP 12540291 A JP12540291 A JP 12540291A JP H04328921 A JPH04328921 A JP H04328921A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は並列スペクトル拡散変調
復調装置に係り、特に、並列SS(スペクトル拡散)方
式に符号間干渉抑圧技術を導入して、情報速度と符号間
干渉とのトレードオフを大巾に改善し、高速化を可能に
した、並列スペクトル拡散変調復調装置に関する。
復調装置に係り、特に、並列SS(スペクトル拡散)方
式に符号間干渉抑圧技術を導入して、情報速度と符号間
干渉とのトレードオフを大巾に改善し、高速化を可能に
した、並列スペクトル拡散変調復調装置に関する。
【0002】
【技術的背景】情報を扱う種々の分野において、決めら
れた制限の中で如何に情報量を高めるかは永遠のテーマ
でもある。近年の技術の進歩や方向は、高能率な符号化
技術や変復調技術で代表されると言っても過言ではなく
、たとえば通信分野での多値QAM{Quadratu
re Amplitude Modulation;直
交振幅変調}の移動通信への応用の例にも見られるよう
に、定められた周波数帯域の中で伝送速度を高める技術
の研究,開発が一般的と言える。 かかる分野における前途有望な通信方式の1つに、スペ
クトル拡散(Spread Spectrum:以下“
SS”とも記載する)変調復調方式がある。
れた制限の中で如何に情報量を高めるかは永遠のテーマ
でもある。近年の技術の進歩や方向は、高能率な符号化
技術や変復調技術で代表されると言っても過言ではなく
、たとえば通信分野での多値QAM{Quadratu
re Amplitude Modulation;直
交振幅変調}の移動通信への応用の例にも見られるよう
に、定められた周波数帯域の中で伝送速度を高める技術
の研究,開発が一般的と言える。 かかる分野における前途有望な通信方式の1つに、スペ
クトル拡散(Spread Spectrum:以下“
SS”とも記載する)変調復調方式がある。
【0003】SS変調復調方式とは、変調側では情報信
号等を広帯域の雑音状の拡散符号により拡散変調して、
非常に広い周波数帯域に拡散すると共に、復調側では変
調側で使用する拡散符号と等価な拡散符号で逆拡散する
方式である。かかる変調復調方式を用いて通信を行なう
SS通信方式は、秘話性が非常に高く、外部干渉や雑音
,故意の妨害に強く、従来システムと共存でき、しかも
微弱な電力で送信でき、更に、疑似雑音符号を変えるこ
とにより同一周波数帯域内に多重できる等々多くの特長
があるので、現在では単に通信機器分野に止まらず各分
野での応用が進んでおり、民生機器への展開も始まりつ
つある。
号等を広帯域の雑音状の拡散符号により拡散変調して、
非常に広い周波数帯域に拡散すると共に、復調側では変
調側で使用する拡散符号と等価な拡散符号で逆拡散する
方式である。かかる変調復調方式を用いて通信を行なう
SS通信方式は、秘話性が非常に高く、外部干渉や雑音
,故意の妨害に強く、従来システムと共存でき、しかも
微弱な電力で送信でき、更に、疑似雑音符号を変えるこ
とにより同一周波数帯域内に多重できる等々多くの特長
があるので、現在では単に通信機器分野に止まらず各分
野での応用が進んでおり、民生機器への展開も始まりつ
つある。
【0004】
【従来の技術】SS通信方式を含むSS変調復調方式は
、ジャミングや狭帯域の干渉,及び伝送路の変動に強い
が、帯域の制限された伝送路においては、伝送するデー
タの持つ周波数帯域を非常に広い帯域に拡散して伝送す
るという性質がある。その特徴を生かそうとして拡散比
を取ると、伝送する信号の占有する帯域に対して、デー
タ速度が低くなるという短所がある。そこで、SS方式
の利点を極力損わないようにしてデータ速度の向上を図
ろうとして、SS方式の他の特徴である符号分割性を利
用した、SS方式による並列データ通信システムが、例
えば電子情報通信学会誌(IEICE) August
,4,5 ’89等に紹介されている。更に、データの
高速化に伴って並列チャンネル数が増加し、それと共に
系列間の相互相関による干渉の影響により性能が劣化す
ることに対する改善策として、M−ary SS方式に
よる並列データ通信システム等も、同誌に紹介されてい
る。
、ジャミングや狭帯域の干渉,及び伝送路の変動に強い
が、帯域の制限された伝送路においては、伝送するデー
タの持つ周波数帯域を非常に広い帯域に拡散して伝送す
るという性質がある。その特徴を生かそうとして拡散比
を取ると、伝送する信号の占有する帯域に対して、デー
タ速度が低くなるという短所がある。そこで、SS方式
の利点を極力損わないようにしてデータ速度の向上を図
ろうとして、SS方式の他の特徴である符号分割性を利
用した、SS方式による並列データ通信システムが、例
えば電子情報通信学会誌(IEICE) August
,4,5 ’89等に紹介されている。更に、データの
高速化に伴って並列チャンネル数が増加し、それと共に
系列間の相互相関による干渉の影響により性能が劣化す
ることに対する改善策として、M−ary SS方式に
よる並列データ通信システム等も、同誌に紹介されてい
る。
【0005】ここで、SS方式による並列データ通信シ
ステムの原理について簡単に説明する。まず、送信(変
調)側では、通信データを直列→並列(シリパラ)変換
にて複数ch.(チャンネル)の、より低速なデータに
分割し、これを全ch.のデータの同期をとった後、各
ch.毎にPN系列を用いて拡散して送信する。一方、
受信側では各ch.毎にデータを復調し、並列→直列(
パラシリ)変換によって最終的な受信データを得るもの
である。この様な並列データ通信システムには、拡散符
号として相互相関値を小さくできること等から、直交拡
散符号が用いられ、結果的に並列データ数を増すことが
できる。
ステムの原理について簡単に説明する。まず、送信(変
調)側では、通信データを直列→並列(シリパラ)変換
にて複数ch.(チャンネル)の、より低速なデータに
分割し、これを全ch.のデータの同期をとった後、各
ch.毎にPN系列を用いて拡散して送信する。一方、
受信側では各ch.毎にデータを復調し、並列→直列(
パラシリ)変換によって最終的な受信データを得るもの
である。この様な並列データ通信システムには、拡散符
号として相互相関値を小さくできること等から、直交拡
散符号が用いられ、結果的に並列データ数を増すことが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこの方式では
、SS信号の伝送周波数帯域が広く取れており、SS信
号の伝送ロスが無い場合に効果が得られるもので、伝送
周波数帯域に制限が生じると、直交拡散符号の直交性が
損われることになり、相互相関値が大きくなって{即ち
逆拡散出力における符号間干渉ノイズが大きくなり}、
結果的に並列データ数があまり高められない等の問題が
生じる。
、SS信号の伝送周波数帯域が広く取れており、SS信
号の伝送ロスが無い場合に効果が得られるもので、伝送
周波数帯域に制限が生じると、直交拡散符号の直交性が
損われることになり、相互相関値が大きくなって{即ち
逆拡散出力における符号間干渉ノイズが大きくなり}、
結果的に並列データ数があまり高められない等の問題が
生じる。
【0007】また、このようなシステムは、伝送途上に
おいて混入してくる干渉波や雑音等においては、従来よ
りのSS方式におけるプロセスゲインによる抑圧効果は
期待できるが、抑圧効果を更に高めるための性能は持ち
合せていない。そこで、妨害等に対する抑圧効果を更に
高めながら、この抑圧効果と情報速度とのtrade
off(両立)問題を改善できる、並列型SS通信方式
(SS変調復調装置)の出現が渇望されていた。
おいて混入してくる干渉波や雑音等においては、従来よ
りのSS方式におけるプロセスゲインによる抑圧効果は
期待できるが、抑圧効果を更に高めるための性能は持ち
合せていない。そこで、妨害等に対する抑圧効果を更に
高めながら、この抑圧効果と情報速度とのtrade
off(両立)問題を改善できる、並列型SS通信方式
(SS変調復調装置)の出現が渇望されていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の並列スペクトル
拡散変調復調装置は、情報信号を直列/並列変換して低
速化したN個の低速化データを得、これらN個の低速化
データを夫々異なるN個の拡散符号でスペクトル拡散変
調を行ない、得られたN個のスペクトル拡散変調信号を
加算して複合スペクトル拡散変調信号として出力するよ
う構成したスペクトル拡散変調部と、複合スペクトル拡
散変調信号を入力して、入力信号のうち拡散符号のメイ
ンローブ帯域以上の高域干渉信号成分を除去する入力フ
ィルタを伝送させてからN個の復調回路に供給し、夫々
の信号を変調時に使用された拡散符号と夫々等価な拡散
符号にて逆拡散による復調を行なって得られたN個の低
速化データを並列/直列変換して元の情報信号を得るよ
う構成したスペクトル拡散復調部とを備えた並列スペク
トル拡散変調復調装置において、スペクトル拡散復調部
を構成するN個の逆拡散復調部に夫々独立した符号間干
渉ノイズ抑圧手段を設け、この抑圧手段にて符号間干渉
ノイズを低減してから各N個の逆拡散復調信号を並列/
直列変換して元の情報信号を得るよう構成することによ
り、上記課題を解決した。
拡散変調復調装置は、情報信号を直列/並列変換して低
速化したN個の低速化データを得、これらN個の低速化
データを夫々異なるN個の拡散符号でスペクトル拡散変
調を行ない、得られたN個のスペクトル拡散変調信号を
加算して複合スペクトル拡散変調信号として出力するよ
う構成したスペクトル拡散変調部と、複合スペクトル拡
散変調信号を入力して、入力信号のうち拡散符号のメイ
ンローブ帯域以上の高域干渉信号成分を除去する入力フ
ィルタを伝送させてからN個の復調回路に供給し、夫々
の信号を変調時に使用された拡散符号と夫々等価な拡散
符号にて逆拡散による復調を行なって得られたN個の低
速化データを並列/直列変換して元の情報信号を得るよ
う構成したスペクトル拡散復調部とを備えた並列スペク
トル拡散変調復調装置において、スペクトル拡散復調部
を構成するN個の逆拡散復調部に夫々独立した符号間干
渉ノイズ抑圧手段を設け、この抑圧手段にて符号間干渉
ノイズを低減してから各N個の逆拡散復調信号を並列/
直列変換して元の情報信号を得るよう構成することによ
り、上記課題を解決した。
【0009】
【実施例】本発明の並列スペクトル拡散変調復調装置(
以下「並列SS変調復調装置」とも記載する)の一実施
例について、図面と共に説明する。図1は本発明の並列
SS変調復調装置1のブロック構成図であり、10は変
調部、40は復調部である。図中、2は直列/並列(シ
リパラ)変換器、3は加算器、4〜9は拡散符号発生回
路(PNG)、11〜22は乗算器、24及び25〜2
7は伝達関数HL (s) の夫々入力フィルタ及び等
化フィルタ(通常LPF)、37〜39は逆数回路、2
8〜30はLCF(ローカットフィルタ,高域濾波器)
、31〜33はHCF(ハイカットフィルタ,低域濾波
器)、41〜43はイコライザ回路、44〜46は減算
器、34〜36はLPF(低域濾波器)、47〜49は
波形整形回路、50は並列/直列(パラシリ)変換器で
ある。なお、イコライザ回路41〜43の特性は、例え
ば本出願人の先願である特願平2−253689号に開
示されたものと同等な特性で良い。
以下「並列SS変調復調装置」とも記載する)の一実施
例について、図面と共に説明する。図1は本発明の並列
SS変調復調装置1のブロック構成図であり、10は変
調部、40は復調部である。図中、2は直列/並列(シ
リパラ)変換器、3は加算器、4〜9は拡散符号発生回
路(PNG)、11〜22は乗算器、24及び25〜2
7は伝達関数HL (s) の夫々入力フィルタ及び等
化フィルタ(通常LPF)、37〜39は逆数回路、2
8〜30はLCF(ローカットフィルタ,高域濾波器)
、31〜33はHCF(ハイカットフィルタ,低域濾波
器)、41〜43はイコライザ回路、44〜46は減算
器、34〜36はLPF(低域濾波器)、47〜49は
波形整形回路、50は並列/直列(パラシリ)変換器で
ある。なお、イコライザ回路41〜43の特性は、例え
ば本出願人の先願である特願平2−253689号に開
示されたものと同等な特性で良い。
【0010】次に、本発明の並列SS変調復調装置1の
機能,動作について、図2のスペクトル図を併せ参照し
て説明する。まず変調部10においては、入力端子In
1 よりデータ等の情報信号d(t) を直列/並列変
換器2に供給して低速化情報d1(t),d2(t),
d3(t)に変換する。変換された低速化情報d1(t
)〜d3(t)は夫々のSS変調部を構成する乗算器1
1〜13に供給される。一方、入力端子In2,〜In
4 からはクロック信号C(t) が夫々PNG4〜6
に供給されており、これらPNG4〜6はこのクロック
信号を基に互いに異なる拡散符号P1(t)〜P3(t
)(通常は擬似雑音符号)を生成して、夫々乗算器11
〜13の他方の入力端子に供給している。
機能,動作について、図2のスペクトル図を併せ参照し
て説明する。まず変調部10においては、入力端子In
1 よりデータ等の情報信号d(t) を直列/並列変
換器2に供給して低速化情報d1(t),d2(t),
d3(t)に変換する。変換された低速化情報d1(t
)〜d3(t)は夫々のSS変調部を構成する乗算器1
1〜13に供給される。一方、入力端子In2,〜In
4 からはクロック信号C(t) が夫々PNG4〜6
に供給されており、これらPNG4〜6はこのクロック
信号を基に互いに異なる拡散符号P1(t)〜P3(t
)(通常は擬似雑音符号)を生成して、夫々乗算器11
〜13の他方の入力端子に供給している。
【0011】乗算器11〜13では、夫々低速化情報d
1(t)〜d3(t)の拡散符号P1(t)〜P3(t
)との乗算によるSS変調を夫々行ない、SS信号SS
1(t){図2(A)参照},SS2(t),SS3(
t),即ちP1(t)d1(t)〜P3(t)d3(t
)を生成する。それら3個のSS信号は加算器3にて加
算,合成されて、加算SS信号Sm(t){図2(B)
参照}となって、出力端子Out1を介して例えばアン
テナ(図示せず)より出力される。従って、加算SS信
号Sm(t)は、次式 Sm(t)=P1(t)d1(t)+P2(t)d
2(t)+P3(t)d3(t) …………………
(1) で表わされる。
1(t)〜d3(t)の拡散符号P1(t)〜P3(t
)との乗算によるSS変調を夫々行ない、SS信号SS
1(t){図2(A)参照},SS2(t),SS3(
t),即ちP1(t)d1(t)〜P3(t)d3(t
)を生成する。それら3個のSS信号は加算器3にて加
算,合成されて、加算SS信号Sm(t){図2(B)
参照}となって、出力端子Out1を介して例えばアン
テナ(図示せず)より出力される。従って、加算SS信
号Sm(t)は、次式 Sm(t)=P1(t)d1(t)+P2(t)d
2(t)+P3(t)d3(t) …………………
(1) で表わされる。
【0012】次に、復調部40側の機能,動作について
、図2の周波数スペクトル図を併せ参照し乍ら説明する
。なお、乗算器14,17,20から夫々波形整形回路
47,48,49に至る各逆拡散復調部の構成及び動作
原理は同等なので、乗算器14から波形整形回路47に
至る1つの逆拡散復調部について主に説明する。但し、
PNG7〜9で生成される拡散符号は互いに異なり、P
NG7,8,9の拡散符号は夫々P1(t),P2(t
),P3(t){即ち夫々PNG4,5,6で生成され
る拡散符号と同じ}である。
、図2の周波数スペクトル図を併せ参照し乍ら説明する
。なお、乗算器14,17,20から夫々波形整形回路
47,48,49に至る各逆拡散復調部の構成及び動作
原理は同等なので、乗算器14から波形整形回路47に
至る1つの逆拡散復調部について主に説明する。但し、
PNG7〜9で生成される拡散符号は互いに異なり、P
NG7,8,9の拡散符号は夫々P1(t),P2(t
),P3(t){即ち夫々PNG4,5,6で生成され
る拡散符号と同じ}である。
【0013】復調部40の入力端子In5 から、加算
SS信号Sm(t)を入力フィルタ24に供給し、ここ
で不要な周波数帯域の雑音成分{拡散信号のメインロー
ブ以外の周波数成分}等を除去した後、各逆拡散復調部
へ伝送する。その際、加算SS信号Sm(t)は入力フ
ィルタ24でその情報の一部が損われて、Sm’(t)
となる。即ち、と表わされる。即ち、P1’(t)*
d1(t),P2’(t)*d2(t),P3’(t)
*d3(t)が損失情報であり、かかる加算SS信号S
m’(t) は、逆拡散用の乗算器14,17,及び2
0に供給される。
SS信号Sm(t)を入力フィルタ24に供給し、ここ
で不要な周波数帯域の雑音成分{拡散信号のメインロー
ブ以外の周波数成分}等を除去した後、各逆拡散復調部
へ伝送する。その際、加算SS信号Sm(t)は入力フ
ィルタ24でその情報の一部が損われて、Sm’(t)
となる。即ち、と表わされる。即ち、P1’(t)*
d1(t),P2’(t)*d2(t),P3’(t)
*d3(t)が損失情報であり、かかる加算SS信号S
m’(t) は、逆拡散用の乗算器14,17,及び2
0に供給される。
【0014】一方、入力端子In6 〜In8 からの
クロック信号C(t) を基にPNG7〜9で生成され
る拡散符号P1(t)〜P3(t)は、夫々変調時の拡
散符号P1(t)〜P3(t)と同時間に同一符号とし
て発生しているものである。拡散符号P1(t)は、上
記入力フィルタ24と伝達関数の等しい等化フィルタ2
5を通過した際、その特性によりP1(t)−P1’(
t) となって、逆数回路37と乗算器15に供給され
る。そして、逆数回路37からは 1/{P1(t)−
P1’(t)}なる逆数信号が出力され、逆拡散用の乗
算器14及び16に供給される。従って、乗算器14の
出力SD1(t) は、 となる。この式で、右辺第1項は復調された低速化情報
d1(t)であり、同第2項は他のSS信号との同期の
とれない拡散信号成分である{図2(C)参照}。
クロック信号C(t) を基にPNG7〜9で生成され
る拡散符号P1(t)〜P3(t)は、夫々変調時の拡
散符号P1(t)〜P3(t)と同時間に同一符号とし
て発生しているものである。拡散符号P1(t)は、上
記入力フィルタ24と伝達関数の等しい等化フィルタ2
5を通過した際、その特性によりP1(t)−P1’(
t) となって、逆数回路37と乗算器15に供給され
る。そして、逆数回路37からは 1/{P1(t)−
P1’(t)}なる逆数信号が出力され、逆拡散用の乗
算器14及び16に供給される。従って、乗算器14の
出力SD1(t) は、 となる。この式で、右辺第1項は復調された低速化情報
d1(t)であり、同第2項は他のSS信号との同期の
とれない拡散信号成分である{図2(C)参照}。
【0015】かかる逆拡散出力SD1(t) は、減算
器44に供給されると共に、情報除去用のLCF28に
供給されて、ここで低速化情報d1(t)と、この周波
数帯域に含まれる拡散成分の一部が、図2(D) に曲
線aで示す如く除去される。その除去成分をU(t)
とすると、LCF28の出力S1(t)は、 となる。かかるフィルタ出力S1(t)は、乗算器15
にて上記補正された拡散符号P1(t)−P1’(t)
を乗算されて、次式のような出力S2(t)が得られ
る。
器44に供給されると共に、情報除去用のLCF28に
供給されて、ここで低速化情報d1(t)と、この周波
数帯域に含まれる拡散成分の一部が、図2(D) に曲
線aで示す如く除去される。その除去成分をU(t)
とすると、LCF28の出力S1(t)は、 となる。かかるフィルタ出力S1(t)は、乗算器15
にて上記補正された拡散符号P1(t)−P1’(t)
を乗算されて、次式のような出力S2(t)が得られ
る。
【0016】
この乗算出力S2(t)は、図2(E) に示すよ
うなスペクトルとなるが、この図において、曲線b,c
,dは夫々{P2(t)−P2’(t)}d2(t),
{P3(t)−P3’(t)}d3(t),及び{P1
(t)−P1’(t)}U(t)(破線は負成分である
ことを表わす)を示している。かかる乗算出力S2(t
)を次段のHCF31に供給すると、HCF31は図2
(F) から察せられるように、SS周波数帯域のメイ
ンローブの高域に遮断周波数を有するフィルタなので、
これにより、上記信号成分b,c,dは夫々図2(F)
のe,f,gとなり、数式で表現すると、 となる。
うなスペクトルとなるが、この図において、曲線b,c
,dは夫々{P2(t)−P2’(t)}d2(t),
{P3(t)−P3’(t)}d3(t),及び{P1
(t)−P1’(t)}U(t)(破線は負成分である
ことを表わす)を示している。かかる乗算出力S2(t
)を次段のHCF31に供給すると、HCF31は図2
(F) から察せられるように、SS周波数帯域のメイ
ンローブの高域に遮断周波数を有するフィルタなので、
これにより、上記信号成分b,c,dは夫々図2(F)
のe,f,gとなり、数式で表現すると、 となる。
【0017】かかるHCF出力S3(t)は乗算器16
に供給されて、ここで上記逆数回路37からの逆数化拡
散符号1/{P1(t)−P1’(t)}との乗算が行
なわれ、その出力としてS4(t)が得られる{図2(
G) 参照}。これを数式で表現すると、 第7式中、右辺の第3項は希望しない信号成分であ
り、G(t) を1にすれば、この第3項は0にできる
。
に供給されて、ここで上記逆数回路37からの逆数化拡
散符号1/{P1(t)−P1’(t)}との乗算が行
なわれ、その出力としてS4(t)が得られる{図2(
G) 参照}。これを数式で表現すると、 第7式中、右辺の第3項は希望しない信号成分であ
り、G(t) を1にすれば、この第3項は0にできる
。
【0018】即ち、第10式において、拡散符号P1(
t)のパワースペクトルを1とし、等化フィルタ25に
より削られる成分P1’(t) を0.2 、HCF3
1により除かれる成分P1”(t) を0.3 とすれ
ば、合計した値は0.375 となり、G(t) を2
.67倍すればG(t) =1となる。次段のイコライ
ザ回路41はG(t) の値を1にする働きを有し、従
って、イコライザ回路41の出力S5(t)は、S5(
t)=[{P2(t)−P2’(t)}d2(t)−V
1(t)]/{P1(t)−P1’(t)}+[{P3
(t)−P3’(t)}d3(t)−V2(t)]/{
P1(t)−P1’(t)}……(11)となる。要す
るに、情報除去用のフィルタであるLCF28により拡
散成分の一部がU(t) として失われるが、G(t)
=1にすればU(t) =0となり、失われた拡散成
分が図2(H) に示すように生成されたことを意味し
、情報除去用のLCF28の低域遮断周波数fc より
も低い周波数帯域を2.67倍増強する特性をこのイコ
ライザ回路41に持たせて、G(t) =1となるよう
にしているわけである。なお、第11式中のV1(t)
及びV2(t)は、第8,9式に夫々示されるような拡
散成分であり、そのパワースペクトルは図2(H) に
破線kで示したように非常に小さいので、近似的に省略
しても良い。
t)のパワースペクトルを1とし、等化フィルタ25に
より削られる成分P1’(t) を0.2 、HCF3
1により除かれる成分P1”(t) を0.3 とすれ
ば、合計した値は0.375 となり、G(t) を2
.67倍すればG(t) =1となる。次段のイコライ
ザ回路41はG(t) の値を1にする働きを有し、従
って、イコライザ回路41の出力S5(t)は、S5(
t)=[{P2(t)−P2’(t)}d2(t)−V
1(t)]/{P1(t)−P1’(t)}+[{P3
(t)−P3’(t)}d3(t)−V2(t)]/{
P1(t)−P1’(t)}……(11)となる。要す
るに、情報除去用のフィルタであるLCF28により拡
散成分の一部がU(t) として失われるが、G(t)
=1にすればU(t) =0となり、失われた拡散成
分が図2(H) に示すように生成されたことを意味し
、情報除去用のLCF28の低域遮断周波数fc より
も低い周波数帯域を2.67倍増強する特性をこのイコ
ライザ回路41に持たせて、G(t) =1となるよう
にしているわけである。なお、第11式中のV1(t)
及びV2(t)は、第8,9式に夫々示されるような拡
散成分であり、そのパワースペクトルは図2(H) に
破線kで示したように非常に小さいので、近似的に省略
しても良い。
【0019】以上の動作原理により、イコライザ回路4
1の出力S5(t)は、 となる。即ち、これは前記第3式の右辺第2項と同じ値
であり、これを次段の減算器44に供給して、前記逆拡
散復調出力SD1(t) と引算することにより拡散成
分は打消されて、ほぼ低速化情報d1(t)のみが得ら
れる。この引算出力には、実際には情報周波数帯域以外
の雑音も、図2(I) に破線lで示すように含まれて
いるので、この不要な雑音成分lを次段のLPF34で
除去している。 そして、次段の波形整形回路47でロジック信号として
波形を整形した後、並列/直列変換器50に供給し、こ
こで波形整形回路48及び49からの低速化情報d2(
t)及びd3(t)を時系列的に加算,合成して、元の
復調情報データd(t) を復元し、出力端子Out2
より出力するわけである。
1の出力S5(t)は、 となる。即ち、これは前記第3式の右辺第2項と同じ値
であり、これを次段の減算器44に供給して、前記逆拡
散復調出力SD1(t) と引算することにより拡散成
分は打消されて、ほぼ低速化情報d1(t)のみが得ら
れる。この引算出力には、実際には情報周波数帯域以外
の雑音も、図2(I) に破線lで示すように含まれて
いるので、この不要な雑音成分lを次段のLPF34で
除去している。 そして、次段の波形整形回路47でロジック信号として
波形を整形した後、並列/直列変換器50に供給し、こ
こで波形整形回路48及び49からの低速化情報d2(
t)及びd3(t)を時系列的に加算,合成して、元の
復調情報データd(t) を復元し、出力端子Out2
より出力するわけである。
【0020】なお、前記したように、乗算器17,20
から夫々波形整形回路48,49に至る各逆拡散復調部
の基本的動作は、以上の乗算器14乃至波形整形回路4
7の動作原理と同等なので、その説明を省略する。また
、以上の説明においては、低速化データの数Nを3とし
たが、変調部10の拡散復調部の数と復調部40の逆拡
散復調部の数が等しければ、3に限らず他の数でも良い
。
から夫々波形整形回路48,49に至る各逆拡散復調部
の基本的動作は、以上の乗算器14乃至波形整形回路4
7の動作原理と同等なので、その説明を省略する。また
、以上の説明においては、低速化データの数Nを3とし
たが、変調部10の拡散復調部の数と復調部40の逆拡
散復調部の数が等しければ、3に限らず他の数でも良い
。
【0021】
【発明の効果】叙上の如く、本発明の並列スペクトル拡
散変調復調装置によれば、干渉波や妨害波,雑音等の抑
圧効果を持たせ乍ら、情報速度と符号間干渉とのトレー
ドオフを大幅に改善し得、高速化を可能とした並列SS
変調復調装置を実現できる。これにより、SS通信装置
の復調用として幅広い応用が可能となり、例えば車載用
無線電話機やコードレステレホン等の普及,発展にも寄
与し得るという優れた特長を有する。
散変調復調装置によれば、干渉波や妨害波,雑音等の抑
圧効果を持たせ乍ら、情報速度と符号間干渉とのトレー
ドオフを大幅に改善し得、高速化を可能とした並列SS
変調復調装置を実現できる。これにより、SS通信装置
の復調用として幅広い応用が可能となり、例えば車載用
無線電話機やコードレステレホン等の普及,発展にも寄
与し得るという優れた特長を有する。
【図1】本発明の並列スペクトル拡散変調復調装置の一
実施例のブロック図である。
実施例のブロック図である。
【図2】本発明の並列SS変調復調装置の動作説明用信
号スペクトル図である。
号スペクトル図である。
1 並列スペクトル拡散変調復調装置2 直列/並
列変換器 3 加算器 4〜9 拡散符号発生回路(PNG)11〜22
乗算器 24 入力フィルタ 25〜27 等化フィルタ 28〜30 LCF(ローカットフィルタ)31〜3
3 HCF(ハイカットフィルタ)34〜36 L
PF(低域濾波器) 37〜39 逆数回路 44〜46 減算器 41〜43 イコライザ回路 47〜49 波形整形回路 50 並列/直列変換器。
列変換器 3 加算器 4〜9 拡散符号発生回路(PNG)11〜22
乗算器 24 入力フィルタ 25〜27 等化フィルタ 28〜30 LCF(ローカットフィルタ)31〜3
3 HCF(ハイカットフィルタ)34〜36 L
PF(低域濾波器) 37〜39 逆数回路 44〜46 減算器 41〜43 イコライザ回路 47〜49 波形整形回路 50 並列/直列変換器。
Claims (2)
- 【請求項1】データ等の情報信号を直列/並列変換して
低速化したN個(Nは2以上の整数)の低速化データを
得、該得られたN個の低速化データを夫々異なるN個の
拡散符号でスペクトル拡散変調を行ない、該得られたN
個のスペクトル拡散変調信号を加算して複合スペクトル
拡散変調信号として出力するよう構成したスペクトル拡
散変調部と、複合スペクトル拡散変調信号を入力して、
該入力信号のうち拡散符号のメインローブ帯域以上の高
域干渉信号成分を除去する入力フィルタを伝送させてか
らN個の復調回路に供給し、夫々の信号を変調時に使用
された拡散符号と夫々等価な拡散符号にて逆拡散による
復調を行なって得られたN個の低速化データを並列/直
列変換して元の情報信号を得るよう構成したスペクトル
拡散復調部とを備えた並列スペクトル拡散変調復調装置
であって、上記スペクトル拡散復調部を構成するN個の
逆拡散復調部に夫々独立した符号間干渉ノイズ抑圧手段
を設け、該抑圧手段にて符号間干渉ノイズを低減してか
ら各N個の逆拡散復調信号を並列/直列変換して元の情
報信号を得るよう構成したことを特徴とする、並列スペ
クトル拡散変調復調装置。 - 【請求項2】スペクトル拡散復調部を構成する複数の逆
拡散復調部における符号間干渉ノイズ抑圧手段として、
逆拡散用の拡散符号を上記入力フィルタと略等しい伝達
関数を有する等化フィルタと、拡散符号発生回路からの
拡散符号信号を該等化フィルタを伝送させることにより
得られる補正拡散符号の逆数をとる逆数回路と、該逆数
回路の出力を上記入力フィルタの出力信号に乗算するこ
とにより逆拡散を行なう第1の乗算器と、該乗算器の出
力信号のうち復調情報信号成分を除去するローカットフ
ィルタと、該ローカットフィルタの出力に上記補正拡散
符号を乗算する第2の乗算器と、該第2の乗算器の出力
のうち高域周波数成分を除去するハイカットフィルタと
、該ハイカットフィルタの出力に上記逆数回路の出力を
乗算する第3の乗算器と、該第3の乗算器で得られた拡
散干渉信号のスペクトルを上記第1の乗算器出力中の拡
散干渉信号のスペクトルに略等しくなるよう補正するイ
コライザ回路と、該イコライザ回路の出力と上記第1の
乗算器出力との減算を行なう減算器と、該減算器出力の
うち上記復調情報信号以上の高域周波数成分を除去する
低域濾波器とを備えて構成したことを特徴とする、請求
項1記載の並列スペクトル拡散変調復調装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3125402A JP2600518B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 並列スペクトル拡散変調復調装置 |
| US07/813,735 US5239556A (en) | 1990-12-28 | 1991-12-27 | Demodulation system for spread spectrum communication |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3125402A JP2600518B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 並列スペクトル拡散変調復調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04328921A true JPH04328921A (ja) | 1992-11-17 |
| JP2600518B2 JP2600518B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=14909242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3125402A Expired - Lifetime JP2600518B2 (ja) | 1990-12-28 | 1991-04-26 | 並列スペクトル拡散変調復調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600518B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05347599A (ja) * | 1992-06-15 | 1993-12-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高速データ伝送装置 |
| JPH06164536A (ja) * | 1992-11-18 | 1994-06-10 | Rohm Co Ltd | 高速通信方法及びそれを用いた有線又は無線機器システム |
| JPH06268630A (ja) * | 1993-03-11 | 1994-09-22 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | セルラー式移動通信システム |
| JPH09153843A (ja) * | 1995-11-30 | 1997-06-10 | Nec Corp | 符号多重化通信装置 |
| JPH10178413A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Nec Corp | Cdma方式のマルチコード送信装置 |
| JPH10224322A (ja) * | 1997-02-05 | 1998-08-21 | Y R P Ido Tsushin Kiban Gijutsu Kenkyusho:Kk | スペクトル拡散多重伝送装置 |
| JPH10233752A (ja) * | 1997-02-19 | 1998-09-02 | Nec Corp | メッセージ伝送システム |
| US6744807B1 (en) * | 2000-05-31 | 2004-06-01 | University Of Pretoria | Multi-dimensional spread spectrum modem |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58148540A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | スペクトル拡散通信方式における干渉除去方式 |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP3125402A patent/JP2600518B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58148540A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | スペクトル拡散通信方式における干渉除去方式 |
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| JPH06268630A (ja) * | 1993-03-11 | 1994-09-22 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | セルラー式移動通信システム |
| JPH09153843A (ja) * | 1995-11-30 | 1997-06-10 | Nec Corp | 符号多重化通信装置 |
| JPH10178413A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Nec Corp | Cdma方式のマルチコード送信装置 |
| JPH10224322A (ja) * | 1997-02-05 | 1998-08-21 | Y R P Ido Tsushin Kiban Gijutsu Kenkyusho:Kk | スペクトル拡散多重伝送装置 |
| JPH10233752A (ja) * | 1997-02-19 | 1998-09-02 | Nec Corp | メッセージ伝送システム |
| US6744807B1 (en) * | 2000-05-31 | 2004-06-01 | University Of Pretoria | Multi-dimensional spread spectrum modem |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600518B2 (ja) | 1997-04-16 |
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