JPH043295B2 - - Google Patents
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Description
本発明はポリオレフインターポリンに関する。
従来、ターポリンは、ナイロン、ポリエステル
等のマルチフイラメントの平織メツシユ織布を基
材として、その表面又は表裏面にカレンダー法や
ラミネート法により柔軟なポリ塩化ビニル等の合
成樹脂やゴム等の被膜を貼着して形成せしめてい
た。 しかし、平織メツシユ織布を基材とした従来タ
ーポリンは、基材製織時域いは被膜形成工程時に
目ずれが起り、製品に皺が生じる等、単に外観上
の問題だけでなく、不均斉な目の配列によつて、
その強度の大半を負担する基材としての強度を完
全に発揮させ得ず、又強度のバヤツキが大きくな
るという欠点があつた。そこで、種々の目ずれ防
止法が提案されているが、未だ良好なものがなく
ターポリンについての大きな問題点とされてい
る。 また、従来ターポリンは被膜樹脂と基材との糸
引抜抵抗が低く、このためかターポリンとしても
つとも要求される溶着クリープや溶着剥離強度が
低いという欠点があり、これを改良すべく基材種
類、基材樹脂組成等の改良が研究されている。そ
れによると、ターポリンの基材に使用する樹脂
は、被膜加工時や高周波シール時の高温に耐え得
ることが必要であるとされ、従来より、基材には
融点の高いナイロンやポリエステルが使用され、
ポリプロピレンや高密度ポリエチレン等のポリオ
レフインの如き比較的融点の低い樹脂は使用でき
ないというふうに考えられてきた。しかしなが
ら、本発明者らの検討によれば、本発明の如く基
材としてカラミ織メツシユ織物を用い、しかも酢
酸ビニル含量10〜30%のエチレン酢酸ビニル共重
合体(以下EVAと称する)を表皮材とする場合
にはポリプロピレン(PP)やポリエチレン
(PE)等のポリオレフイン高延伸糸状物を使用す
ることにより、ポリオレフインの軽量、安価で紡
糸が容易であるという利点を生かしかつ高周波シ
ールが可能で溶着クリープ及び溶着剥離強度の高
いターポリンが得られることを見出し本発明を完
成した。 即ち本発明はかかる状況下に鑑み鋭意検討した
結果完成されたものであり、ポリプロピレン30〜
90重量%と高密度ポリエチレン10〜70重量%から
成る樹脂組成物を溶融押出後、10倍以上の過延伸
状態迄強延伸した後、エンボスロールで押圧加工
して成る600〜3000デニールで偏平比が1:2〜
1:10である偏平モノフイラメントを経糸とし、
1200〜6000デニールのポリオレフイン高延伸糸状
物を緯糸とし、経糸のカラミ織より成る5〜15
本/インチ打込みのメツシユ織物を基材として、
当該基材の表面又は/及び裏面に酢酸ビニル含量
10〜30重量%のエチレン酢酸ビニル共重合体を片
面0.2mm以上貼着して成る溶着クリープや溶着剥
離強度が高く、又高周波シールが可能であり軽量
で高強力の優れた性能を有するターポリンに存す
る。 本発明で使用する経糸の繊維形状は高強力が得
られ製織時の織劣化が小さく製織トラブルが無く
表皮材との接着性が良好な偏平モノフイラメント
である。この偏平糸は特定割合のPPとPEとの樹
脂組成物を溶融押出し後、高温で過延伸状態迄強
延伸した後、エンボス加工したものである。 本発明において、PPとPEとの樹脂組成物を使
用し、強延伸した後エンボス加工した偏平糸を使
用するのは次の理由からである。 即ち、上記の如くすることによりPE成分とPP
成分のミクロな相分離によりミクロフイブリル化
された柔軟なモノフイラメントが得られる。又そ
の表面はミクロにフイブリル化された状態にある
為に微小な毛羽が発生しており、この毛羽が被膜
形成時に被膜層とのアンカー効果を発揮し、基材
と表皮材との接着性を高めるからである。 又、エンボス加工を施してあるのでモノフイラ
メントの表面に凹凸が有り、これも被膜とのアン
カー効果を発現し、且つその凹凸の存在により基
材の目ずれの防止にも寄与することができるから
である。 更に、以上述べたような毛羽の発生した柔軟な
モノフイラメントを得るには、10倍以上の過延伸
状態迄強延伸する事が必須であり、延伸倍率が低
いとミクロフイブリル化されたモノフイラメント
は得られない。延伸時の温度は80℃以上好ましく
は95゜〜130℃が好ましい。 一方PPとPEとからなる樹脂組成物の組成割合
は下記のとおりである。 即ち、PEが10重量%以下、PPが90重量%以上
の場合、高倍率での延伸が困難であり、又延伸白
化後の過延伸状態での安定運転が不能である。一
方PE70重量%以上、PP30重量%以下の場合に
は、耐クリープ性、強度に問題がある他、この場
合にも過延伸状態での安定運転が困難である。 従つて、組成物割合はPP30〜90重量%、PE10
〜70重量%が良好であり、該組成物を過延伸状態
迄延伸する事により上述したような利点のあるモ
ノフイラメントが得られる。 使用するPP,PEはいずれのものでも良いが好
ましくはPPではMFIが1.0〜4.0のもの、PEでは
密度が0.945以上でMFIが0.3〜1.5の高密度ポリエ
チレン(HDPE)が好ましい。 次に本発明において経糸に偏平モノフイラメン
トを使用するのは次の理由からである。 マルチフイラメントは紡糸が高価で、またカラ
ミ織時単糸切れによる製織トラブルが多い。また
延伸テープは織劣化が激しく所定の強度が得られ
ず、更に細デニール(600デニール未満)のモノ
フイラメント撚糸は集束性の悪さからカラミ織時
の製織トラブルが多い。そこで、太デニールのモ
ノフイラメントを使用するが、この場合真円モノ
フイラメントでは紡糸時に真空気泡が入り延伸性
が低下し強度が著しく劣り、また柔軟性に欠け、
カラミ織りによる基布の厚さを薄く出来ないとい
う欠点がある。これに対して偏平モノフイラメン
トでは上述の欠点が大巾に改良される。 当該偏平モノフイラメントの偏平比は1:2〜
1:10とする必要がある。即ち1:2以下の偏平
比では偏平モノフイラメントとしての効果が小さ
く、又1:10以上だとモノフイラメント紡糸時の
糸揺れが大きく、この為延伸性が悪くなるという
問題やメツシユ目が小さくなり被膜層のブリツヂ
効果が小さくなり基材と被膜層との接着性が劣る
という問題がある。 又当該偏平モノフイラメントは600〜3000デニ
ールのものを使用する。即ち600デニール未満で
は強度の点で問題があり、3000デニールを越える
と糸が硬くなり過ぎカラミ織り性が不良となり、
かつ得られた基布の柔軟性が欠けるという問題が
ある。 本発明ターポリンにおいてカラミ織より成るメ
ツシユ織物の使用は重要である。 通常平織基布使用のターポリンの場合、それ自
身のクリープ性は大きな問題ではないが、高周波
シール溶着部のクリープ性が低いという問題があ
る。特に縦方向溶着部の耐クリープ性はフレキシ
ブルコンテナー等では重視される事から溶着クリ
ープ強度の向上が望まれている。 このため、従来平織ターポリンでは、この問題
を改良すべく原糸繊維の単糸繊度を小さくし、ラ
ミネート層樹脂との接着面積を広くしたり、処理
剤による処理をしたり、またEVA平織ターポリ
ンでは高周波シール性を犠性にして酢酸ビニル含
量を10%以下に減量したりする等諸物性やコスト
を犠性にして改良を計つているものの充分ではな
かつた。 本発明に係るカラミ織基布はこの溶着クリープ
を飛躍的に改良するものである。即ち経糸のカラ
ミ織によつてクリープ荷重に依る緯糸のズレが防
止され、耐溶着クリープ性が大巾に向上する。 また本発明に係る基布は当該基布と被膜との接
着性を改善する。即ちターポリンを製造する際に
基布の目に表裏の表皮材が喰い込んで結合しブリ
ツヂ効果を生じて剥離強度を向上させることがで
きる。メツシユ目がなくブリツヂ効果がない場合
には基布と被膜層とが剥離し易く、溶着クリープ
等にも問題を生じターポリンのように機械的性質
が高度に要求される分野のものとしては適さない
ものとなる。特に本発明のようにPP,PE等の基
布に高周波シール性のあるEVA被膜を形成する
ような場合にはブリツヂ効果は不可欠なものであ
る。 本発明のカラミ織より成るメツシユ織物の間隔
は、次のような打込み本数で設定する必要があ
る。 経糸は溶着クリープ性、強度、剥離性の点で5
×(2)本/インチ以上が、また製織性、メツシユ間
隔の点で15×(2)本/インチ以下が好ましい。緯糸
も同様な理由で5〜15本/インチが好ましい。 本発明において基材に被膜する樹脂は酢酸ビニ
ル含量10〜30重量%のエチレン酢酸ビニル共重合
体である。これによつて軽量で高周波シール性が
良く、可塑剤の外部移行による衛生上の問題の無
いターポリンが得られる。即ち酢酸ビニル含量が
10%未満の時は高周波シール性に問題を生じ、30
%を越えるとブロツキング性に問題が生じる。こ
の被膜樹脂には高周波シール性を向上させる添加
剤や塩素化ポリエチレン等の添加物を少量混入し
ても良く、又一般に使用される抗酸化剤、耐光
剤、滑剤、顔料等を適宜に添加しても本発明の効
果を阻害しない。又被膜形成の方法については特
に制限されるものではない。 該被膜層の厚さは片面0.2mm以上とする必要が
ある。被膜層が0.2mm未満では被膜層表裏のブリ
ツヂ効果の発現が無く剥離性や溶着クリープ性は
著しく低下する。また高周波ウエルダー時スパー
クの危険もある。 本発明で使用する緯糸は1200〜6000デニールの
ポリオレフイン高延伸状物である。該糸状物の形
状は安価で、高強度が得られ、織劣化が小さく、
製織性の良いものであれば特に問わないが、糸の
太さは強度と製織性とのバランスから1200〜6000
デニールが良好である。この緯糸に使用されるポ
リオレフイン樹脂としてはPPが好ましく、PP/
HDPE,PP/LDPE(低密度ポリエチレン)、
PP/EVAのブレンドでも良い。これはPPが特
にクリープ性が良い事からである。又、EVAを
30%以下好ましくは10〜20%ブンドすると溶着ク
リープ、剥離性が大巾に改良される。 本発明者らの鋭意検討によれば、経糸、緯糸が
ポリオレフイン樹脂より成り、且経糸がカラミ織
より成るメツシユ織物を基材として用いることに
より縦方向の溶着クリープ性に優れたターポリン
が得られることが見い出されたが、特に横方向の
耐溶着クリープ性が要求される場合には、緯糸に
ポリプロピレンスプリツトフアイバーの撚り糸や
ポリプロピレンモノフイラメントの撚り糸、PP
マルチフイラメントを用いれば良いことが判つ
た。これは次の理由からである。 即ち、ポリプロピレンスプリツトフアイバーは
微細に割裂された繊維間と撚り目に表皮材が喰い
込み易いこと、及び表面に毛羽が発生しているの
で表皮材とのアンカー効果が大きくなる為に基材
と表皮材との接着力を高めるからである。スプリ
ツトフアイバーは非常に柔軟であるので、カラミ
織である経糸との馴染みが良く基材の目ズレが防
止されるからである。ポリプロピレンモノフイラ
メントの撚り糸はその撚り目に表皮材が喰込み易
い為に上述したような効果が得られるからであ
る。さらにモノフイラメント撚糸は特に高強度が
要求される場合に適している。 第1図に本発明ポリオレフインターポリンの一
例を示す。第1図にて、1はカラミ織経糸、2は
緯糸、3はエチレン酢酸ビニル共重合体被膜を示
す。 本発明では前述の如くして得られたターポリン
をその縦方向をフキシブルコンテナーの胴体部の
周方向に使用することによつて、軽量で高強力、
耐溶着クリープ性に優れたフキシブルコンテナー
の開発に成功した。 次に本発明を実施例及び比較例を以つて説明す
る。尚例中に用いた各種試験項目の測定方法は次
の通りである。 (1) 溶着強さ(Kg/3cm) 精電舎製高周波ウエルダーKW2000を使用し
て、出力2KW、溶着圧力2.5Kg/cm2、12秒で各試
料を溶着させる。重なり部分の長さは50m/m、
その中、溶着巾は30m/mとする。又チヤツク間
を200m/mとし、引張速度を200mm/minとす
る。 (2) 溶着クリープ 第2図に示す方法で測定した。即ち基台4にウ
エルド部5を有する試験片6を吊下し、これに荷
重7をかけて溶着クリープを測定する測定条件は
次の通り。 溶着巾 30m/m/巾 長さ 60m/mL 試料長 120m/mL 40Kg荷重、30℃48時間放置後、40℃24時間更
に放置し、残存強度を測定 (3) 糸引抜抵抗(Kg/2ヤーン) 試料に第3図に示す如くノツチ8を3箇所つ
け、この試料を図中矢標で示す如く左右に引張つ
て糸引抜抵抗を測定する。尚図中のその他の数字
は寸法を示し、その単位はmmである。又引張速度
は200mm/mとした。 (4) 耐熱性 1Kg/6m2荷重、70℃1時間でのプロツキング
の有無を観察。 (5) 剥離強度 第4図に示す如き態様で、ウエルダー部9を有
する試験片を左右から引張り、剥離強度を測定。
測定条件は次の通り。 ウエルダー巾 30mm 長さ 30mm チヤツク間距離 200mm 引張速度 200mm/min (6) 引裂強度 JIS Z1651に準拠。シングルタンング法によ
る。 (7) 引張強さ JIS Z1651に準拠。 実施例 1 MFI2.5g/10分のポリプロピレン(PP)と
MI0.8g/10分の高密度ポリエチレン(HD)の
70/30混合比からなる樹脂組成物を偏平比1:
2.5なるノズルより押出し12倍延伸した後エンボ
ス加工した偏平比1:4なる1500デニールの偏平
糸をタテ糸とし、ヨコ糸に2500デニールポリプロ
ピレンスプリツト撚糸を使用し、トヨタスルザー
製110インチカラミ織装置付スルザーでタテ糸10
×(2)本/inch、ヨコ糸8本/inchのカラミ織メツ
シユ基布となし、この基布にVA含量18.0%、
MI3.5g/10分のEVAを三菱重工(株)製120m/
mTダイヤ巾160m/mラミネーターを使用し成
形スピード10m/minで両面貼着(片面300μ)
し、厚さ0.92m/mのターポリンを得た。結果を
第1表に示すが、このターポリンのタテ方向溶着
強さは214Kg/3cm、ヨコ方向溶着強さは169Kg/
3cm、溶着クリープは72時間クリープ後タテ方向
109%の残存強度、ヨコ方向92%の残存強度があ
り、比較例のターポリンに比して溶着クリープ、
溶着強度、糸引抜抵抗等が非常に大きいことが理
解される。 実施例 2 ヨコ糸に中部日本繊維ロープ協業組合製ポリプ
ロピレン2040デニールマルチフイラメントを使用
した以外は実施例1と同様にして厚さ0.89m/m
のターポリンを得た。結果を第1表に示す。 実施例 3 ヨコ糸をMFI1.5g/10分のポリプロピレンを
7倍に延伸してなる380デニールポリプロピレン
モノフイラメントを6本集合し2280デニールのト
ワイン(撚り糸)とした以外は実施例1と同様に
してターポリンを得た。結果を第1表に示す。 実施例 4 ヨコ糸に、ポリプロピレン85重量%とEVA
(MI5g/min、酢酸ビニル含量15重量%)15重
量%とからなる樹脂組成物を用いて成る380デニ
ールモノフイラメントを6本集合し2280デニール
のトワインとした以外は実施例1と同様にしてタ
ーポリンを得た。結果を第1表に示す。 比較例 1 MFI2.5g/10分のポリプロピレン(PP)と
MI0.8g/10分の高密度ポリエチレン(HD)と
の70/30混合比からなる組成物を偏平比1:2.5
なるノズルより押出し、12.0倍延伸した後、エン
ボス加工し偏平比1:4なる1800デニールの偏平
糸をタテ糸、ヨコ糸とし、且打込み本数タテ12本
×ヨコ12本の平織基布に酢酸ビニル(VA)含量
18.3%、MI3.5g/10分のエチレン酢酸ビニル共
重合体(EVA)を貼着して厚さ0.84m/mのター
ポリンを得た。結果を第1表に示すが、このター
ポリンのタテ方向溶着強さは127Kg/3cm、ヨコ
方向溶着強さは125Kg/3cm、タテ方向溶着クリ
ープについては10時間途中で切断し、又ヨコ方向
溶着クリープについては13時間途中で切断した。
又このターポリンについての糸引抜抵抗はタテ
15.8Kg/2ヤーン、ヨコ16.3Kg/2ヤーンであつ
た。 なお、製織時、貼着加工時目ズレトラブルが見
られた。この比較例1のデータは比較的目ズレの
トラブルの少ないものを使用した。 比較例 2 実施例1において、タテ糸の延伸倍率を7倍と
した。タテ糸が硬く、からみ不良が発生し、製織
不良で、以後の測定を中止した。 比較例 3 実施例1において、タテ糸の紡糸を丸ノズルに
より行い、かつ延伸を行わなかつた。比較例2と
同様の結果を得、以後の測定を中止した。 比較例 4 実施例1において、タテ糸に、ポリプロピレン
と高密度ポリエチレンの92/8混合比からなる樹
脂組成物を用いかつ延伸を行わなかつた。比較例
2と同様の結果を得た。 比較例 5 タテ糸の樹脂組成物をポリプロピレン/高密度
ポリエチレン=20/80とした以外は実施例1と同
様にして厚さ0.91m/mのターポリンを得た。結
果を第1表に示す。
等のマルチフイラメントの平織メツシユ織布を基
材として、その表面又は表裏面にカレンダー法や
ラミネート法により柔軟なポリ塩化ビニル等の合
成樹脂やゴム等の被膜を貼着して形成せしめてい
た。 しかし、平織メツシユ織布を基材とした従来タ
ーポリンは、基材製織時域いは被膜形成工程時に
目ずれが起り、製品に皺が生じる等、単に外観上
の問題だけでなく、不均斉な目の配列によつて、
その強度の大半を負担する基材としての強度を完
全に発揮させ得ず、又強度のバヤツキが大きくな
るという欠点があつた。そこで、種々の目ずれ防
止法が提案されているが、未だ良好なものがなく
ターポリンについての大きな問題点とされてい
る。 また、従来ターポリンは被膜樹脂と基材との糸
引抜抵抗が低く、このためかターポリンとしても
つとも要求される溶着クリープや溶着剥離強度が
低いという欠点があり、これを改良すべく基材種
類、基材樹脂組成等の改良が研究されている。そ
れによると、ターポリンの基材に使用する樹脂
は、被膜加工時や高周波シール時の高温に耐え得
ることが必要であるとされ、従来より、基材には
融点の高いナイロンやポリエステルが使用され、
ポリプロピレンや高密度ポリエチレン等のポリオ
レフインの如き比較的融点の低い樹脂は使用でき
ないというふうに考えられてきた。しかしなが
ら、本発明者らの検討によれば、本発明の如く基
材としてカラミ織メツシユ織物を用い、しかも酢
酸ビニル含量10〜30%のエチレン酢酸ビニル共重
合体(以下EVAと称する)を表皮材とする場合
にはポリプロピレン(PP)やポリエチレン
(PE)等のポリオレフイン高延伸糸状物を使用す
ることにより、ポリオレフインの軽量、安価で紡
糸が容易であるという利点を生かしかつ高周波シ
ールが可能で溶着クリープ及び溶着剥離強度の高
いターポリンが得られることを見出し本発明を完
成した。 即ち本発明はかかる状況下に鑑み鋭意検討した
結果完成されたものであり、ポリプロピレン30〜
90重量%と高密度ポリエチレン10〜70重量%から
成る樹脂組成物を溶融押出後、10倍以上の過延伸
状態迄強延伸した後、エンボスロールで押圧加工
して成る600〜3000デニールで偏平比が1:2〜
1:10である偏平モノフイラメントを経糸とし、
1200〜6000デニールのポリオレフイン高延伸糸状
物を緯糸とし、経糸のカラミ織より成る5〜15
本/インチ打込みのメツシユ織物を基材として、
当該基材の表面又は/及び裏面に酢酸ビニル含量
10〜30重量%のエチレン酢酸ビニル共重合体を片
面0.2mm以上貼着して成る溶着クリープや溶着剥
離強度が高く、又高周波シールが可能であり軽量
で高強力の優れた性能を有するターポリンに存す
る。 本発明で使用する経糸の繊維形状は高強力が得
られ製織時の織劣化が小さく製織トラブルが無く
表皮材との接着性が良好な偏平モノフイラメント
である。この偏平糸は特定割合のPPとPEとの樹
脂組成物を溶融押出し後、高温で過延伸状態迄強
延伸した後、エンボス加工したものである。 本発明において、PPとPEとの樹脂組成物を使
用し、強延伸した後エンボス加工した偏平糸を使
用するのは次の理由からである。 即ち、上記の如くすることによりPE成分とPP
成分のミクロな相分離によりミクロフイブリル化
された柔軟なモノフイラメントが得られる。又そ
の表面はミクロにフイブリル化された状態にある
為に微小な毛羽が発生しており、この毛羽が被膜
形成時に被膜層とのアンカー効果を発揮し、基材
と表皮材との接着性を高めるからである。 又、エンボス加工を施してあるのでモノフイラ
メントの表面に凹凸が有り、これも被膜とのアン
カー効果を発現し、且つその凹凸の存在により基
材の目ずれの防止にも寄与することができるから
である。 更に、以上述べたような毛羽の発生した柔軟な
モノフイラメントを得るには、10倍以上の過延伸
状態迄強延伸する事が必須であり、延伸倍率が低
いとミクロフイブリル化されたモノフイラメント
は得られない。延伸時の温度は80℃以上好ましく
は95゜〜130℃が好ましい。 一方PPとPEとからなる樹脂組成物の組成割合
は下記のとおりである。 即ち、PEが10重量%以下、PPが90重量%以上
の場合、高倍率での延伸が困難であり、又延伸白
化後の過延伸状態での安定運転が不能である。一
方PE70重量%以上、PP30重量%以下の場合に
は、耐クリープ性、強度に問題がある他、この場
合にも過延伸状態での安定運転が困難である。 従つて、組成物割合はPP30〜90重量%、PE10
〜70重量%が良好であり、該組成物を過延伸状態
迄延伸する事により上述したような利点のあるモ
ノフイラメントが得られる。 使用するPP,PEはいずれのものでも良いが好
ましくはPPではMFIが1.0〜4.0のもの、PEでは
密度が0.945以上でMFIが0.3〜1.5の高密度ポリエ
チレン(HDPE)が好ましい。 次に本発明において経糸に偏平モノフイラメン
トを使用するのは次の理由からである。 マルチフイラメントは紡糸が高価で、またカラ
ミ織時単糸切れによる製織トラブルが多い。また
延伸テープは織劣化が激しく所定の強度が得られ
ず、更に細デニール(600デニール未満)のモノ
フイラメント撚糸は集束性の悪さからカラミ織時
の製織トラブルが多い。そこで、太デニールのモ
ノフイラメントを使用するが、この場合真円モノ
フイラメントでは紡糸時に真空気泡が入り延伸性
が低下し強度が著しく劣り、また柔軟性に欠け、
カラミ織りによる基布の厚さを薄く出来ないとい
う欠点がある。これに対して偏平モノフイラメン
トでは上述の欠点が大巾に改良される。 当該偏平モノフイラメントの偏平比は1:2〜
1:10とする必要がある。即ち1:2以下の偏平
比では偏平モノフイラメントとしての効果が小さ
く、又1:10以上だとモノフイラメント紡糸時の
糸揺れが大きく、この為延伸性が悪くなるという
問題やメツシユ目が小さくなり被膜層のブリツヂ
効果が小さくなり基材と被膜層との接着性が劣る
という問題がある。 又当該偏平モノフイラメントは600〜3000デニ
ールのものを使用する。即ち600デニール未満で
は強度の点で問題があり、3000デニールを越える
と糸が硬くなり過ぎカラミ織り性が不良となり、
かつ得られた基布の柔軟性が欠けるという問題が
ある。 本発明ターポリンにおいてカラミ織より成るメ
ツシユ織物の使用は重要である。 通常平織基布使用のターポリンの場合、それ自
身のクリープ性は大きな問題ではないが、高周波
シール溶着部のクリープ性が低いという問題があ
る。特に縦方向溶着部の耐クリープ性はフレキシ
ブルコンテナー等では重視される事から溶着クリ
ープ強度の向上が望まれている。 このため、従来平織ターポリンでは、この問題
を改良すべく原糸繊維の単糸繊度を小さくし、ラ
ミネート層樹脂との接着面積を広くしたり、処理
剤による処理をしたり、またEVA平織ターポリ
ンでは高周波シール性を犠性にして酢酸ビニル含
量を10%以下に減量したりする等諸物性やコスト
を犠性にして改良を計つているものの充分ではな
かつた。 本発明に係るカラミ織基布はこの溶着クリープ
を飛躍的に改良するものである。即ち経糸のカラ
ミ織によつてクリープ荷重に依る緯糸のズレが防
止され、耐溶着クリープ性が大巾に向上する。 また本発明に係る基布は当該基布と被膜との接
着性を改善する。即ちターポリンを製造する際に
基布の目に表裏の表皮材が喰い込んで結合しブリ
ツヂ効果を生じて剥離強度を向上させることがで
きる。メツシユ目がなくブリツヂ効果がない場合
には基布と被膜層とが剥離し易く、溶着クリープ
等にも問題を生じターポリンのように機械的性質
が高度に要求される分野のものとしては適さない
ものとなる。特に本発明のようにPP,PE等の基
布に高周波シール性のあるEVA被膜を形成する
ような場合にはブリツヂ効果は不可欠なものであ
る。 本発明のカラミ織より成るメツシユ織物の間隔
は、次のような打込み本数で設定する必要があ
る。 経糸は溶着クリープ性、強度、剥離性の点で5
×(2)本/インチ以上が、また製織性、メツシユ間
隔の点で15×(2)本/インチ以下が好ましい。緯糸
も同様な理由で5〜15本/インチが好ましい。 本発明において基材に被膜する樹脂は酢酸ビニ
ル含量10〜30重量%のエチレン酢酸ビニル共重合
体である。これによつて軽量で高周波シール性が
良く、可塑剤の外部移行による衛生上の問題の無
いターポリンが得られる。即ち酢酸ビニル含量が
10%未満の時は高周波シール性に問題を生じ、30
%を越えるとブロツキング性に問題が生じる。こ
の被膜樹脂には高周波シール性を向上させる添加
剤や塩素化ポリエチレン等の添加物を少量混入し
ても良く、又一般に使用される抗酸化剤、耐光
剤、滑剤、顔料等を適宜に添加しても本発明の効
果を阻害しない。又被膜形成の方法については特
に制限されるものではない。 該被膜層の厚さは片面0.2mm以上とする必要が
ある。被膜層が0.2mm未満では被膜層表裏のブリ
ツヂ効果の発現が無く剥離性や溶着クリープ性は
著しく低下する。また高周波ウエルダー時スパー
クの危険もある。 本発明で使用する緯糸は1200〜6000デニールの
ポリオレフイン高延伸状物である。該糸状物の形
状は安価で、高強度が得られ、織劣化が小さく、
製織性の良いものであれば特に問わないが、糸の
太さは強度と製織性とのバランスから1200〜6000
デニールが良好である。この緯糸に使用されるポ
リオレフイン樹脂としてはPPが好ましく、PP/
HDPE,PP/LDPE(低密度ポリエチレン)、
PP/EVAのブレンドでも良い。これはPPが特
にクリープ性が良い事からである。又、EVAを
30%以下好ましくは10〜20%ブンドすると溶着ク
リープ、剥離性が大巾に改良される。 本発明者らの鋭意検討によれば、経糸、緯糸が
ポリオレフイン樹脂より成り、且経糸がカラミ織
より成るメツシユ織物を基材として用いることに
より縦方向の溶着クリープ性に優れたターポリン
が得られることが見い出されたが、特に横方向の
耐溶着クリープ性が要求される場合には、緯糸に
ポリプロピレンスプリツトフアイバーの撚り糸や
ポリプロピレンモノフイラメントの撚り糸、PP
マルチフイラメントを用いれば良いことが判つ
た。これは次の理由からである。 即ち、ポリプロピレンスプリツトフアイバーは
微細に割裂された繊維間と撚り目に表皮材が喰い
込み易いこと、及び表面に毛羽が発生しているの
で表皮材とのアンカー効果が大きくなる為に基材
と表皮材との接着力を高めるからである。スプリ
ツトフアイバーは非常に柔軟であるので、カラミ
織である経糸との馴染みが良く基材の目ズレが防
止されるからである。ポリプロピレンモノフイラ
メントの撚り糸はその撚り目に表皮材が喰込み易
い為に上述したような効果が得られるからであ
る。さらにモノフイラメント撚糸は特に高強度が
要求される場合に適している。 第1図に本発明ポリオレフインターポリンの一
例を示す。第1図にて、1はカラミ織経糸、2は
緯糸、3はエチレン酢酸ビニル共重合体被膜を示
す。 本発明では前述の如くして得られたターポリン
をその縦方向をフキシブルコンテナーの胴体部の
周方向に使用することによつて、軽量で高強力、
耐溶着クリープ性に優れたフキシブルコンテナー
の開発に成功した。 次に本発明を実施例及び比較例を以つて説明す
る。尚例中に用いた各種試験項目の測定方法は次
の通りである。 (1) 溶着強さ(Kg/3cm) 精電舎製高周波ウエルダーKW2000を使用し
て、出力2KW、溶着圧力2.5Kg/cm2、12秒で各試
料を溶着させる。重なり部分の長さは50m/m、
その中、溶着巾は30m/mとする。又チヤツク間
を200m/mとし、引張速度を200mm/minとす
る。 (2) 溶着クリープ 第2図に示す方法で測定した。即ち基台4にウ
エルド部5を有する試験片6を吊下し、これに荷
重7をかけて溶着クリープを測定する測定条件は
次の通り。 溶着巾 30m/m/巾 長さ 60m/mL 試料長 120m/mL 40Kg荷重、30℃48時間放置後、40℃24時間更
に放置し、残存強度を測定 (3) 糸引抜抵抗(Kg/2ヤーン) 試料に第3図に示す如くノツチ8を3箇所つ
け、この試料を図中矢標で示す如く左右に引張つ
て糸引抜抵抗を測定する。尚図中のその他の数字
は寸法を示し、その単位はmmである。又引張速度
は200mm/mとした。 (4) 耐熱性 1Kg/6m2荷重、70℃1時間でのプロツキング
の有無を観察。 (5) 剥離強度 第4図に示す如き態様で、ウエルダー部9を有
する試験片を左右から引張り、剥離強度を測定。
測定条件は次の通り。 ウエルダー巾 30mm 長さ 30mm チヤツク間距離 200mm 引張速度 200mm/min (6) 引裂強度 JIS Z1651に準拠。シングルタンング法によ
る。 (7) 引張強さ JIS Z1651に準拠。 実施例 1 MFI2.5g/10分のポリプロピレン(PP)と
MI0.8g/10分の高密度ポリエチレン(HD)の
70/30混合比からなる樹脂組成物を偏平比1:
2.5なるノズルより押出し12倍延伸した後エンボ
ス加工した偏平比1:4なる1500デニールの偏平
糸をタテ糸とし、ヨコ糸に2500デニールポリプロ
ピレンスプリツト撚糸を使用し、トヨタスルザー
製110インチカラミ織装置付スルザーでタテ糸10
×(2)本/inch、ヨコ糸8本/inchのカラミ織メツ
シユ基布となし、この基布にVA含量18.0%、
MI3.5g/10分のEVAを三菱重工(株)製120m/
mTダイヤ巾160m/mラミネーターを使用し成
形スピード10m/minで両面貼着(片面300μ)
し、厚さ0.92m/mのターポリンを得た。結果を
第1表に示すが、このターポリンのタテ方向溶着
強さは214Kg/3cm、ヨコ方向溶着強さは169Kg/
3cm、溶着クリープは72時間クリープ後タテ方向
109%の残存強度、ヨコ方向92%の残存強度があ
り、比較例のターポリンに比して溶着クリープ、
溶着強度、糸引抜抵抗等が非常に大きいことが理
解される。 実施例 2 ヨコ糸に中部日本繊維ロープ協業組合製ポリプ
ロピレン2040デニールマルチフイラメントを使用
した以外は実施例1と同様にして厚さ0.89m/m
のターポリンを得た。結果を第1表に示す。 実施例 3 ヨコ糸をMFI1.5g/10分のポリプロピレンを
7倍に延伸してなる380デニールポリプロピレン
モノフイラメントを6本集合し2280デニールのト
ワイン(撚り糸)とした以外は実施例1と同様に
してターポリンを得た。結果を第1表に示す。 実施例 4 ヨコ糸に、ポリプロピレン85重量%とEVA
(MI5g/min、酢酸ビニル含量15重量%)15重
量%とからなる樹脂組成物を用いて成る380デニ
ールモノフイラメントを6本集合し2280デニール
のトワインとした以外は実施例1と同様にしてタ
ーポリンを得た。結果を第1表に示す。 比較例 1 MFI2.5g/10分のポリプロピレン(PP)と
MI0.8g/10分の高密度ポリエチレン(HD)と
の70/30混合比からなる組成物を偏平比1:2.5
なるノズルより押出し、12.0倍延伸した後、エン
ボス加工し偏平比1:4なる1800デニールの偏平
糸をタテ糸、ヨコ糸とし、且打込み本数タテ12本
×ヨコ12本の平織基布に酢酸ビニル(VA)含量
18.3%、MI3.5g/10分のエチレン酢酸ビニル共
重合体(EVA)を貼着して厚さ0.84m/mのター
ポリンを得た。結果を第1表に示すが、このター
ポリンのタテ方向溶着強さは127Kg/3cm、ヨコ
方向溶着強さは125Kg/3cm、タテ方向溶着クリ
ープについては10時間途中で切断し、又ヨコ方向
溶着クリープについては13時間途中で切断した。
又このターポリンについての糸引抜抵抗はタテ
15.8Kg/2ヤーン、ヨコ16.3Kg/2ヤーンであつ
た。 なお、製織時、貼着加工時目ズレトラブルが見
られた。この比較例1のデータは比較的目ズレの
トラブルの少ないものを使用した。 比較例 2 実施例1において、タテ糸の延伸倍率を7倍と
した。タテ糸が硬く、からみ不良が発生し、製織
不良で、以後の測定を中止した。 比較例 3 実施例1において、タテ糸の紡糸を丸ノズルに
より行い、かつ延伸を行わなかつた。比較例2と
同様の結果を得、以後の測定を中止した。 比較例 4 実施例1において、タテ糸に、ポリプロピレン
と高密度ポリエチレンの92/8混合比からなる樹
脂組成物を用いかつ延伸を行わなかつた。比較例
2と同様の結果を得た。 比較例 5 タテ糸の樹脂組成物をポリプロピレン/高密度
ポリエチレン=20/80とした以外は実施例1と同
様にして厚さ0.91m/mのターポリンを得た。結
果を第1表に示す。
【表】
第1図は本発明ターポリンの一例を示す一部切
欠斜視図、第2図は溶着クリープテストの説明
図、第3図は糸引抜抵抗テスストの説明図、第4
図は剥離強度テストの説明図である。 1……経糸、2……緯糸、3……被膜、4……
基台、5……ウエルド部、6……試験片、7……
荷重、8……ノツチ、9……ウエルダー部。
欠斜視図、第2図は溶着クリープテストの説明
図、第3図は糸引抜抵抗テスストの説明図、第4
図は剥離強度テストの説明図である。 1……経糸、2……緯糸、3……被膜、4……
基台、5……ウエルド部、6……試験片、7……
荷重、8……ノツチ、9……ウエルダー部。
Claims (1)
- 1 ポリプロピレン30〜90重量%と高密度ポリエ
チレン10〜70重量%から成る樹脂組成物を溶融押
出後、10倍以上の過延伸状態迄強延伸した後、エ
ンボスロールで押圧加工して成る600〜3000デニ
ールで偏平比が1:2〜1:10である偏平モノフ
イラメントを経糸とし、1200〜6000デニールのポ
リオレフイン高延伸糸状物を緯糸とし、経糸のカ
ラミ織より成る5〜15本/インチ打込みのメツシ
ユ織物を基材として、当該基材の表面又は/及び
裏面に酢酸ビニル含量10〜30重量%のエチレン酢
酸ビニル共重合体を片面0.2mm以上貼着して成る
ポリオレフインターポリン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18519683A JPS6078733A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | ポリオレフインタ−ポリン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18519683A JPS6078733A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | ポリオレフインタ−ポリン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6078733A JPS6078733A (ja) | 1985-05-04 |
| JPH043295B2 true JPH043295B2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=16166537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18519683A Granted JPS6078733A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | ポリオレフインタ−ポリン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6078733A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100439560B1 (ko) * | 2002-04-22 | 2004-07-12 | 기영상 | 고강도 피이 타포린의 제조방법 |
| DE10328632B4 (de) * | 2003-06-26 | 2007-08-09 | Performance Fibers Gmbh | Textiles Flächengebilde |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP18519683A patent/JPS6078733A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6078733A (ja) | 1985-05-04 |
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