JPH04329850A - 防振材料およびその製造方法 - Google Patents

防振材料およびその製造方法

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JPH04329850A
JPH04329850A JP12554391A JP12554391A JPH04329850A JP H04329850 A JPH04329850 A JP H04329850A JP 12554391 A JP12554391 A JP 12554391A JP 12554391 A JP12554391 A JP 12554391A JP H04329850 A JPH04329850 A JP H04329850A
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JP
Japan
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graphite
vibration
less
hardness
strength
Prior art date
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Pending
Application number
JP12554391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Murakawa
村川 義行
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防振性が良好な金属材料
およびその製造方法に係り、特に高強度で耐摩耗性に優
れ、鋳鉄と同程度もしくはそれ以上の減衰能を有するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、騒音、振動の問題は深刻化しつつ
あり、騒音、振動を可能な限りその発生源において低減
させることが望まれている。このためには、特に、騒音
、振動源を構成する材料そのものの減衰能を利用する方
法が望ましく、種々の防振材料が開発されている。この
ような状況において、例えば、Mn−Cu合金、Mg合
金、Fe−Cr−Al合金などでは、減衰能 1/Qが
10マイナス2乗以上という大きな材料が開発されてい
る。しかし、この種の防振材料は一般に強度、耐摩耗性
が劣るため適用部位が限られチップソー台金、コンクリ
ートカッタ台金等の構成材料としては不適当である。一
方、構造用防振材料として球状黒鉛鋳鉄あるいは片状黒
鉛鋳鉄がよく知られているが、これらの黒鉛鋳鉄は、減
衰能が(1〜4)×10マイナス3乗程度で上記防振材
料に比べるとやや小さいが、他の鉄系材料に比べると大
きいため、繰返し衝撃や摩擦に起因する振動、回転運動
や往復運動から発生する振動、騒音を防止する目的で広
く使用されている。しかしながら、強度延性面が不十分
である他、形状的制約が多く、薄物を作ることは不可能
に近い。防振性の良好な鋼板として黒鉛鋼(特公平3−
6205)が開示されているが、これは黒鉛量が少なく
、また、硬さも低いため構造用高強度防振材料としては
不満足である。さらに、高強度、耐摩耗性を目的とした
防振材料としては、軟鋼と硬質材との積層複合材(CA
MP−ISIJ  vol.2( ’89)−1328
)、あるいは防振合金に表面処理を施して表面のみを硬
化したものが報告されている(例えば特開昭59−43
865、特開昭64−11982等)。しかし、これら
で減衰能を高めるには、軟鋼部分あるいは、防振合金の
占める割合を増やすことが必要で、そのため表面硬さは
維持出来るものの全体的強度は小さいものになってしま
う欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題を解決し、黒鉛鋳鉄と同等以上の減衰能と黒鉛
鋳鉄をはるかに凌駕する強度、耐摩耗性を備える材料お
よびその製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、重量比でC0
.9〜2.0%、Si3.0%以下、Mn1.0%以下
を含み、さらにNi0.25%を越え5.0%以下およ
びAl0.1〜3.0%の1種または2種を含み、残部
不可避的不純物およびFeからなり、大部分が焼もどし
マルテンサイトと黒鉛からなり、硬さがHV350以上
であることを特徴とする防振材料および重量比でC0.
9〜2.0%、Si3.0%以下、Mn1.0%以下を
含み、さらにNi0.25%を越え5.0%以下および
Al0.1〜3.0%のうち1種または2種を含み、残
部不可避的不純物およびFeからなる合金を600〜9
00℃の温度範囲の焼鈍で黒鉛を分散析出させる工程と
、焼入れ焼もどしにより硬さをHV350以上とする工
程を包含することを特徴とする防振材料の製造方法であ
る。
【0005】
【作用】本発明は限定した組成によりグラファイトを分
散析出したのち、焼入れ焼もどしにより、基質の硬さを
高め、高強度性、耐摩耗性と防振性を向上せしめた防振
合金材料およびその製造方法である。各元素についての
限定理由は以下の通りである。Cは、鋼中に、グラファ
イトを析出せしめて、防振効果を高めると同時に、摺動
抵抗を低めて耐摩耗性を向上する効果と、焼入れ焼もど
し硬さ上昇による基質の強度と耐摩耗性を付与するため
に必要であり、そのためには0.9%以上が必要である
。しかし、2.0%を越えると加工性および延性が低下
するので0.9〜2.0%とした。Siは、強力な黒鉛
化促進元素であり、黒鉛量を増加させ、また、熱間加工
時に、黒鉛をひも状に変形させ、界面長さを増加し、減
衰能の増大に効果を示すほか、脱酸剤として用いられる
。しかし、過剰に含有すると加工性を著しく劣化させる
ので上限は3%とした。望ましくは0.3%以上である
。Mnは、脱酸および熱間割れの防止のために必要とさ
れるが、本来、黒鉛化を阻止する作用があり、本発明の
趣旨からは少ない方が好ましいので1%以下に限定した
【0006】Niは、黒鉛化を促進する働きを有し、本
発明のC範囲において、黒鉛量を増加させ、防振効果、
耐摩耗性の増大に寄与するので0.25%を越えて添加
する。しかし、3%を越える添加は効果が飽和するので
3%以下に限定した。望ましくは1%以上である。Al
はNiと同様に強力な黒鉛化促進元素であり同様の効果
を有するので、0.1%以上添加する。多量に含有する
と酸化物を形成し、内部性状を劣化し、靱性を低下させ
るので上限を3%とした。望ましくは0.3%以上であ
る。なお、本発明の材料にCu、Zr、Caを添加して
みたが顕著な効果はみられなかった。
【0007】上記成分の合金は、600〜900℃のの
温度範囲で焼鈍することによって黒鉛を分散析出して減
衰能の向上あるいは相手材との摺動抵抗を低下させる。 焼鈍温度が600℃未満の場合には、析出する黒鉛の量
が少なく十分ではない。また、900℃以上では炭素が
基質に固溶する温度範囲となり黒鉛量が少なくなる。ま
た、900℃を越えると結晶粒粗大化を生じ易い。した
がって、600〜900℃の範囲に限定した。なお、焼
鈍加熱時間は黒鉛化を促進するために、1時間以上とす
るのが望ましい。また、加熱後の冷却方法は、A1 変
態点以下の加熱では急冷でもよいが、A1 変態点以上
の加熱の場合は徐冷が望ましい。その意味では、例え9
00℃を越える温度の加熱でもA1 変態点近傍を非常
にゆっくりと徐冷すれば、本発明の目的は一応達成でき
るが、この場合は前述のごとく結晶粒の粗大化を生ずる
。また、黒鉛化焼鈍の前処理として、冷間圧延あるいは
、焼入れ処理等により歪を与えておけばグラファイトの
分散析出が促進される。上記、黒鉛化処理した状態では
、減衰能は大きな値を示すが硬さが低いので強度を増大
するために、最終熱処理として焼入れ、焼もどしの熱処
理を実施する。焼入れ焼もどしの温度条件は、所望する
強度、靱性等の機械的性質により、鋼の通常の焼入れ焼
もどし温度範囲に準じて選定されるが、本発明において
は、焼入れ焼もどし硬さをHV350以上とする。HV
350未満では、本発明の特徴である強度、耐摩耗性が
不十分である。本発明の材料は、形状的には鋳造まま、
熱間圧延または鍛造による棒、線、帯等またはさらにこ
れ等を冷間加工したもの等とすることができる。
【0008】
【実施例】表1に示す成分の各材料を5.0mm厚さに
熱延し、脱スケール後、さらに2.5mmに冷延し、7
00℃で5時間保持後空冷の黒鉛化焼鈍を施したのち、
800〜950℃の間の温度で最高焼入れ硬さの得られ
る温度から焼入れし、さらに400℃の焼もどしを行っ
た。但し、 No.13(黒鉛鋳鉄)は割れ発生のため
、熱延および冷延は行なわず、また焼入れにより割れ易
いため黒鉛化焼鈍のままとした。上記により作成したテ
ストピースについて、硬さおよび減衰能(内部摩擦 1
/Q)を測定し、その結果を表1に併せて示した。本発
明材料は、焼もどしマルテンサイト中に例えば No.
4では面積率で3.3%程度の黒鉛が分散析出したもの
であった。 表1によると、本発明 No.1〜10は、硬さHV3
72〜502で、かつ 1/Qが2.8〜3.8×10
マイナス3乗の高い値が得られた。これは、 No.1
3の3.3×10マイナス3乗に匹敵する。これに対し
て、比較例 No.11、12は硬さは高いものの、 
1/Qが0.5×10マイナス3乗、0.8×10マイ
ナス3乗と低い値を示している。また、黒鉛鋳鉄 No
.13は、1/Qは高い値が得られるものの、非常に脆
く、かつ低強度という欠点がある。なお、表1からCu
、Zr、Caの単独および複合添加効果は顕著でないこ
とが判る。
【0009】
【表1】
【0010】表2は、表1の No.4と同一成分の鋼
について、同様に2.5mmに冷延したのち、黒鉛化焼
鈍条件を種々変えた場合の硬さと減衰能 1/Qの測定
結果を示す。すなわち表2の No.17は成分組成お
よび処理条件とも No.4と同一である。表2の N
o.15、16、18〜21は No.4と黒鉛化焼鈍
条件のみが異なる。但し、焼入れ焼もどし熱処理の条件
は、各試料について同一の850℃×30分油焼入れ、
400℃×1hの焼もどしとした。表2から、600℃
未満の焼鈍では、黒鉛の分散析出が不十分で 1/Qの
値が小さいこと、900℃を越える焼鈍では、炉冷であ
れば 1/Qは幾分大きくなるが、空冷では小さな値と
なることが判る。No.20は焼入れ、焼もどしの熱処
理を経ないものであり、硬さが低く、十分な強度、耐摩
耗性を望めない。
【0011】
【表2】
【0012】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は従来の防
振材料に比べて特に、耐摩耗性、靭性、強度が高く、か
つ、振動、騒音の発生源やその伝達経路であり、高強度
、耐摩耗性が要求される工具部材、構造部材に用いて有
効である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  重量比でC0.9〜2.0%、Si3
    .0%以下、Mn1.0%以下を含み、さらにNi0.
    25%を越え5.0%以下およびAl0.1〜3.0%
    の1種または2種を含み、残部不可避的不純物およびF
    eからなり、大部分が焼もどしマルテンサイトと黒鉛か
    らなり、硬さがHV350以上であることを特徴とする
    防振材料。
  2. 【請求項2】  重量比でC0.9〜2.0%、Si3
    .0%以下、Mn1.0%以下を含み、さらにNi0.
    25%を越え5.0%以下およびAl0.1〜3.0%
    のうち1種または2種を含み、残部不可避的不純物およ
    びFeからなる合金を600〜900℃の温度範囲の焼
    鈍で黒鉛を分散析出させる工程と、焼入れ焼もどしによ
    り硬さをHV350以上とする工程を包含することを特
    徴とする防振材料の製造方法。
JP12554391A 1991-04-26 1991-04-26 防振材料およびその製造方法 Pending JPH04329850A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1529852A4 (en) * 2002-07-01 2006-09-13 Hitachi Metals Ltd MATERIAL FOR SELF-LUBRICATING SLIDING PARTS AND WIRE MATERIAL FOR PISTON SEGMENT
CN113355603A (zh) * 2021-06-15 2021-09-07 北京科技大学 一种结构功能一体化高碳阻尼减振钢及其制备方法
JP2022071775A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 Jfeスチール株式会社 制振合金およびその製造方法

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