JPH04331328A - 物体表面の振動分布解析方法とその装置 - Google Patents
物体表面の振動分布解析方法とその装置Info
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- JPH04331328A JPH04331328A JP6985991A JP6985991A JPH04331328A JP H04331328 A JPH04331328 A JP H04331328A JP 6985991 A JP6985991 A JP 6985991A JP 6985991 A JP6985991 A JP 6985991A JP H04331328 A JPH04331328 A JP H04331328A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体表面の振動分布を
解析するための方法と該方法の実施に供せられる装置と
に関するものである。
解析するための方法と該方法の実施に供せられる装置と
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械の振動は、しばしば騒音を引き起こ
す。騒音源となっている構成部品を特定して騒音低減の
方策を検討するためには、機械表面の詳細な振動分布を
知ってこれを解析する必要がある。
す。騒音源となっている構成部品を特定して騒音低減の
方策を検討するためには、機械表面の詳細な振動分布を
知ってこれを解析する必要がある。
【0003】従来の物体表面の振動分布計測方法の1つ
に加速度センサを用いた接触式の手法がある。しかしな
がら、この手法では加速度センサが振動系に付加質量と
して影響を及ぼすだけでなく、該センサの取り付け、取
り外しに手間を要し、詳細な振動分布の計測に多大の労
力を要する問題があった。
に加速度センサを用いた接触式の手法がある。しかしな
がら、この手法では加速度センサが振動系に付加質量と
して影響を及ぼすだけでなく、該センサの取り付け、取
り外しに手間を要し、詳細な振動分布の計測に多大の労
力を要する問題があった。
【0004】一方、物体表面の振動分布を瞬時に計測で
きる非接触式の手法として、レーザーホログラフィー法
が有名である。ところが、この手法は周期加振実験での
振動パターンの観察に用いられるのが通常であって、実
運転中の機械について任意の周波数の振動分布を計測す
ることは困難であり、機械振動や騒音を定量的に評価し
得るデータを得ることは難しい。
きる非接触式の手法として、レーザーホログラフィー法
が有名である。ところが、この手法は周期加振実験での
振動パターンの観察に用いられるのが通常であって、実
運転中の機械について任意の周波数の振動分布を計測す
ることは困難であり、機械振動や騒音を定量的に評価し
得るデータを得ることは難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】他の非接触式手法とし
て、空気中を伝搬する音を通して物体表面の振動分布を
計測する方法、いわゆる音響インテンシティ計測法(例
えば自動車技術Vol.36,No.12,1982,
p1274〜p1280「音響インテンシティ計測によ
る騒音解析手法」参照。)が知られている。この手法は
、互いに近接させて配列した2本のマイクロホン(ペア
ーマイク)で計測した2点の音圧から音圧勾配を求め、
この音圧勾配から有限差分近似の計算により、空気中の
音のエネルギーの流れを示す「音の強さ」としての音響
インテンシティを求めるものであった。この手法によれ
ば、実運転中の機械の振動を定量的に計測することがで
きる。ところが、原理上、機械表面の振動分布の直接計
測が不可能であるだけでなく、マイクロホンの物理的な
大きさの制約から特に小さい物体では音源位置がぼやけ
てしまい、計測結果が不鮮明になる問題があった。
て、空気中を伝搬する音を通して物体表面の振動分布を
計測する方法、いわゆる音響インテンシティ計測法(例
えば自動車技術Vol.36,No.12,1982,
p1274〜p1280「音響インテンシティ計測によ
る騒音解析手法」参照。)が知られている。この手法は
、互いに近接させて配列した2本のマイクロホン(ペア
ーマイク)で計測した2点の音圧から音圧勾配を求め、
この音圧勾配から有限差分近似の計算により、空気中の
音のエネルギーの流れを示す「音の強さ」としての音響
インテンシティを求めるものであった。この手法によれ
ば、実運転中の機械の振動を定量的に計測することがで
きる。ところが、原理上、機械表面の振動分布の直接計
測が不可能であるだけでなく、マイクロホンの物理的な
大きさの制約から特に小さい物体では音源位置がぼやけ
てしまい、計測結果が不鮮明になる問題があった。
【0006】また従来は、振動分布の計測結果のみをコ
ンピュータグラフィックス表示していたので、高振動レ
ベルの位置が被解析物体のどの位置に対応するのかを即
座には解釈できない問題があった。
ンピュータグラフィックス表示していたので、高振動レ
ベルの位置が被解析物体のどの位置に対応するのかを即
座には解釈できない問題があった。
【0007】本発明の目的は、物体表面の振動分布を直
接、非接触、詳細かつ定量的に計測するとともに計測結
果と被解析物体との対応付けを明確にすることにより、
騒音低減の有効な指針が容易に得られるようにすること
にある。
接、非接触、詳細かつ定量的に計測するとともに計測結
果と被解析物体との対応付けを明確にすることにより、
騒音低減の有効な指針が容易に得られるようにすること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、レーザービームを用いて被解
析物体の表面の振動分布を非接触式に直接計測し、該計
測の結果を被解析物体のコンピュータグラフィックス(
以下、CGという。)モデルに重ね合わせて表示する構
成を採用したものである。
め、本発明の解決手段は、レーザービームを用いて被解
析物体の表面の振動分布を非接触式に直接計測し、該計
測の結果を被解析物体のコンピュータグラフィックス(
以下、CGという。)モデルに重ね合わせて表示する構
成を採用したものである。
【0009】具体的に説明すると、請求項1の発明は、
図1に示すように被解析物体(18)の表面上にレーザ
ービーム(14)を照射しながら該照射したレーザービ
ーム(14)と被解析物体(18)の表面から反射して
くるレーザービームとの間の周波数シフトを通して被解
析物体(18)の表面の振動分布を計測し、図3に示す
ように該計測の結果を示す計測面CGモデル(30)を
半透明のカラーコンタ図として被解析物体(18)のC
Gモデル(34)に重ね合わせて表示する構成を採用し
たものである。
図1に示すように被解析物体(18)の表面上にレーザ
ービーム(14)を照射しながら該照射したレーザービ
ーム(14)と被解析物体(18)の表面から反射して
くるレーザービームとの間の周波数シフトを通して被解
析物体(18)の表面の振動分布を計測し、図3に示す
ように該計測の結果を示す計測面CGモデル(30)を
半透明のカラーコンタ図として被解析物体(18)のC
Gモデル(34)に重ね合わせて表示する構成を採用し
たものである。
【0010】請求項2の発明は、被解析物体(18)の
表面の振動速度(v)の分布を計測し、図2に示すよう
に該振動速度(v)の分布に基づいて被解析物体(18
)の表面の音響インテンシティ(I)の分布を求め、該
音響インテンシティ(I)の分布を計測面CGモデル(
30)として表示するものである。
表面の振動速度(v)の分布を計測し、図2に示すよう
に該振動速度(v)の分布に基づいて被解析物体(18
)の表面の音響インテンシティ(I)の分布を求め、該
音響インテンシティ(I)の分布を計測面CGモデル(
30)として表示するものである。
【0011】請求項3の発明は、被解析物体(18)の
表面の振動速度(v)の分布を計測し、図2に示すよう
に該振動速度(v)の分布に基づいて被解析物体(18
)の表面の音響インテンシティ(I)の分布を求め、さ
らに該音響インテンシティ(I)の分布に基づいて被解
析物体(18)の表面の音響パワー(P)の分布を求め
、該音響パワー(P)の分布を計測面CGモデル(30
)として表示するものである。
表面の振動速度(v)の分布を計測し、図2に示すよう
に該振動速度(v)の分布に基づいて被解析物体(18
)の表面の音響インテンシティ(I)の分布を求め、さ
らに該音響インテンシティ(I)の分布に基づいて被解
析物体(18)の表面の音響パワー(P)の分布を求め
、該音響パワー(P)の分布を計測面CGモデル(30
)として表示するものである。
【0012】請求項4の発明は、図4に示すように複数
の音源を有する前記被解析物体(18)の表面を各音源
に対応する複数の領域に分割し、音響インテンシティ(
I)の分布に基づいて各領域毎の音響パワー(P)を求
め、該音響パワー(P)の総和に対する各領域毎の音響
パワー(P)の比率を各領域毎の寄与率として算出する
構成を採用したものである。
の音源を有する前記被解析物体(18)の表面を各音源
に対応する複数の領域に分割し、音響インテンシティ(
I)の分布に基づいて各領域毎の音響パワー(P)を求
め、該音響パワー(P)の総和に対する各領域毎の音響
パワー(P)の比率を各領域毎の寄与率として算出する
構成を採用したものである。
【0013】請求項5の発明は、図1に示すように被解
析物体(18)の表面上にレーザービーム(14)を照
射するためのレーザースキャニング装置(12,16,
24)と、該照射したレーザービーム(14)と被解析
物体(18)の表面から反射してくるレーザービームと
の間の周波数シフトを通して被解析物体(18)の表面
の振動分布を計測するためのレーザードップラー式振動
計(10)とを組み合わせてなる計測部を備えた構成を
採用したものである。本発明は、さらに該計測の結果を
表示するための表示装置(20,22,26)を備え、
この表示装置は、図3に示すように計測結果を示す計測
面CGモデル(30)を半透明のカラーコンタ図として
被解析物体(18)のCGモデル(34)に重ね合わせ
て表示するものである。
析物体(18)の表面上にレーザービーム(14)を照
射するためのレーザースキャニング装置(12,16,
24)と、該照射したレーザービーム(14)と被解析
物体(18)の表面から反射してくるレーザービームと
の間の周波数シフトを通して被解析物体(18)の表面
の振動分布を計測するためのレーザードップラー式振動
計(10)とを組み合わせてなる計測部を備えた構成を
採用したものである。本発明は、さらに該計測の結果を
表示するための表示装置(20,22,26)を備え、
この表示装置は、図3に示すように計測結果を示す計測
面CGモデル(30)を半透明のカラーコンタ図として
被解析物体(18)のCGモデル(34)に重ね合わせ
て表示するものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、レーザービーム(1
4)のドップラー効果を利用することにより、被解析物
体(18)の表面の振動分布が直接、非接触、詳細かつ
定量的に計測される。ただし、振動分布の計測結果は、
振動速度(v)、音響インテンシティ(I)あるいは音
響パワー(P)のいずれの形で表現されてもよい。この
計測結果は、計測面CGモデル(30)として表示され
る。ただし、計測面CGモデル(30)は、半透明のカ
ラーコンタ図として被解析物体(18)自体のCGモデ
ル(34)にオーバーラップ表示される。これにより、
被解析物体(18)の表面の振動分布がリアルに可視化
され、計測結果と被解析物体(18)との対応付けが明
確になる。
4)のドップラー効果を利用することにより、被解析物
体(18)の表面の振動分布が直接、非接触、詳細かつ
定量的に計測される。ただし、振動分布の計測結果は、
振動速度(v)、音響インテンシティ(I)あるいは音
響パワー(P)のいずれの形で表現されてもよい。この
計測結果は、計測面CGモデル(30)として表示され
る。ただし、計測面CGモデル(30)は、半透明のカ
ラーコンタ図として被解析物体(18)自体のCGモデ
ル(34)にオーバーラップ表示される。これにより、
被解析物体(18)の表面の振動分布がリアルに可視化
され、計測結果と被解析物体(18)との対応付けが明
確になる。
【0015】請求項2の発明によれば、レーザービーム
(14)を利用して被解析物体(18)の表面の振動速
度(v)の分布が計測され、該振動速度(v)の分布に
基づいて被解析物体(18)の表面の音響インテンシテ
ィ(I)の分布が求められる。振動面のごく近傍では音
波が平面波の形式で伝播するものと仮定すれば、空気の
固有音響抵抗(ρc)に上記測定で得られた振動速度(
v)の2乗値をかけることにより音響インテンシティ(
I)を求めることができる。この音響インテンシティ(
I)の分布は、計測面CGモデル(30)として被解析
物体(18)のCGモデル(34)にオーバーラップ表
示される。
(14)を利用して被解析物体(18)の表面の振動速
度(v)の分布が計測され、該振動速度(v)の分布に
基づいて被解析物体(18)の表面の音響インテンシテ
ィ(I)の分布が求められる。振動面のごく近傍では音
波が平面波の形式で伝播するものと仮定すれば、空気の
固有音響抵抗(ρc)に上記測定で得られた振動速度(
v)の2乗値をかけることにより音響インテンシティ(
I)を求めることができる。この音響インテンシティ(
I)の分布は、計測面CGモデル(30)として被解析
物体(18)のCGモデル(34)にオーバーラップ表
示される。
【0016】請求項3の発明によれば、レーザービーム
(14)を利用して被解析物体(18)の表面の振動速
度(v)の分布が計測され、該振動速度(v)の分布に
基づいて被解析物体(18)の表面の音響インテンシテ
ィ(I)の分布が求められるだけでなく、該音響インテ
ンシティ(I)の分布に基づいて被解析物体(18)の
表面の音響パワー(P)の分布が求められる。各測定点
の音響インテンシティ(I)を総和してこれに面積(Δ
S)をかければ音響パワー(P)を求めることができる
。この音響パワー(P)の分布は、計測面CGモデル(
30)として被解析物体(18)のCGモデル(34)
にオーバーラップ表示される。
(14)を利用して被解析物体(18)の表面の振動速
度(v)の分布が計測され、該振動速度(v)の分布に
基づいて被解析物体(18)の表面の音響インテンシテ
ィ(I)の分布が求められるだけでなく、該音響インテ
ンシティ(I)の分布に基づいて被解析物体(18)の
表面の音響パワー(P)の分布が求められる。各測定点
の音響インテンシティ(I)を総和してこれに面積(Δ
S)をかければ音響パワー(P)を求めることができる
。この音響パワー(P)の分布は、計測面CGモデル(
30)として被解析物体(18)のCGモデル(34)
にオーバーラップ表示される。
【0017】請求項4の発明によれば、被解析物体(1
8)が複数の音源を有する場合に該被解析物体(18)
の全体から放射される音に対する各音源毎の寄与率を明
らかにするために、被解析物体(18)の表面が各音源
に対応する複数の領域に分割される。そして、音響イン
テンシティ(I)の分布に基づいて各領域毎の音響パワ
ー(P)が求められ、該音響パワー(P)の総和に対す
る各領域毎の音響パワー(P)の比率が各領域毎の寄与
率として算出される。
8)が複数の音源を有する場合に該被解析物体(18)
の全体から放射される音に対する各音源毎の寄与率を明
らかにするために、被解析物体(18)の表面が各音源
に対応する複数の領域に分割される。そして、音響イン
テンシティ(I)の分布に基づいて各領域毎の音響パワ
ー(P)が求められ、該音響パワー(P)の総和に対す
る各領域毎の音響パワー(P)の比率が各領域毎の寄与
率として算出される。
【0018】請求項5の発明によれば、レーザースキャ
ニング装置(12,16,24)とレーザードップラー
式振動計(10)とを組み合わせてなる計測部により、
被解析物体(18)の表面の振動分布が直接、非接触、
詳細かつ定量的に計測される。ただし、振動分布の計測
結果は、振動速度(v)、音響インテンシティ(I)る
いは音響パワー(P)のいずれの形で表現されてもよい
。この計測結果は、表示装置(20,22,26)に伝
達され、この表示装置により2つのCGモデルが描かれ
る。1つは被解析物体(18)自体のCGモデル(34
)である。他の1つは上記計測部による計測結果を示す
計測面CGモデル(30)であり、これが半透明のカラ
ーコンタ図として被解析物体(18)のCGモデル(3
4)にオーバーラップ表示される。これにより、被解析
物体(18)の表面の振動分布がリアルに可視化され、
計測結果と被解析物体(18)との対応付けが明確にな
る。
ニング装置(12,16,24)とレーザードップラー
式振動計(10)とを組み合わせてなる計測部により、
被解析物体(18)の表面の振動分布が直接、非接触、
詳細かつ定量的に計測される。ただし、振動分布の計測
結果は、振動速度(v)、音響インテンシティ(I)る
いは音響パワー(P)のいずれの形で表現されてもよい
。この計測結果は、表示装置(20,22,26)に伝
達され、この表示装置により2つのCGモデルが描かれ
る。1つは被解析物体(18)自体のCGモデル(34
)である。他の1つは上記計測部による計測結果を示す
計測面CGモデル(30)であり、これが半透明のカラ
ーコンタ図として被解析物体(18)のCGモデル(3
4)にオーバーラップ表示される。これにより、被解析
物体(18)の表面の振動分布がリアルに可視化され、
計測結果と被解析物体(18)との対応付けが明確にな
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0020】図1は、本発明の物体表面の振動分布解析
装置の実施例の構成を示す概念図である。同図に示すよ
うにレーザードップラー式振動計(10)がHe−Ne
レーザーヘッド(12)に接続されている。レーザーヘ
ッド(12)から発するレーザービーム(14)は、ミ
ラー(16)で反射を受けて被解析物体(18)すなわ
ち被測定機械、例えば空調用圧縮機のケーシングに照射
される。被解析物体(18)の表面から反射してくるレ
ーザービームは、再びミラー(16)で反射を受けてレ
ーザーヘッド(12)に戻る。ミラー(16)は、水平
方向、垂直方向各々2枚の鏡面を有し、各鏡面の回転に
より被解析物体(18)へのレーザービーム(14)の
照射位置が移動する。
装置の実施例の構成を示す概念図である。同図に示すよ
うにレーザードップラー式振動計(10)がHe−Ne
レーザーヘッド(12)に接続されている。レーザーヘ
ッド(12)から発するレーザービーム(14)は、ミ
ラー(16)で反射を受けて被解析物体(18)すなわ
ち被測定機械、例えば空調用圧縮機のケーシングに照射
される。被解析物体(18)の表面から反射してくるレ
ーザービームは、再びミラー(16)で反射を受けてレ
ーザーヘッド(12)に戻る。ミラー(16)は、水平
方向、垂直方向各々2枚の鏡面を有し、各鏡面の回転に
より被解析物体(18)へのレーザービーム(14)の
照射位置が移動する。
【0021】ミニコンピュータ(20)は、シグナルプ
ロセッサ(22)を通してレーザードップラー式振動計
(10)との間の交信を行なうとともに、スキャン・コ
ントローラ(24)を介してミラー(16)の回転を駆
動する。レーザーヘッド(12)、ミラー(16)及び
スキャン・コントローラ(24)は、被解析物体(18
)の表面上にレーザービーム(14)を照射するための
レーザースキャニング装置を構成する。レーザードップ
ラー式振動計(10)は、照射したレーザービーム(1
4)と被解析物体(18)の表面から反射してくるレー
ザービームとの間の周波数シフトを通して被解析物体(
18)の表面の振動速度(v)の分布を計測するもので
あって、レーザースキャニング装置(12,16,24
)と組み合わされて振動の計測部が構成される。ワーク
ステーション(26)は、シグナルプロセッサ(22)
及びミニコンピュータ(20)を通して得た振動の計測
結果に基づいて作成された計測面CGモデルを半透明の
カラーコンタ図として被解析物体(18)のCGモデル
に重ね合わせて表示するものである。
ロセッサ(22)を通してレーザードップラー式振動計
(10)との間の交信を行なうとともに、スキャン・コ
ントローラ(24)を介してミラー(16)の回転を駆
動する。レーザーヘッド(12)、ミラー(16)及び
スキャン・コントローラ(24)は、被解析物体(18
)の表面上にレーザービーム(14)を照射するための
レーザースキャニング装置を構成する。レーザードップ
ラー式振動計(10)は、照射したレーザービーム(1
4)と被解析物体(18)の表面から反射してくるレー
ザービームとの間の周波数シフトを通して被解析物体(
18)の表面の振動速度(v)の分布を計測するもので
あって、レーザースキャニング装置(12,16,24
)と組み合わされて振動の計測部が構成される。ワーク
ステーション(26)は、シグナルプロセッサ(22)
及びミニコンピュータ(20)を通して得た振動の計測
結果に基づいて作成された計測面CGモデルを半透明の
カラーコンタ図として被解析物体(18)のCGモデル
に重ね合わせて表示するものである。
【0022】図2は、以上に説明した振動分布解析装置
の動作を示すフローチャート図である。同図を参照しな
がら本解析装置の動作を説明する。ミラー(16)の回
転駆動と振動値データの収集・保存とは、1台のミニコ
ンピュータ(20)で行なわれるのであって、まず計測
ポイントの座標値が入力される(ステップS1)。ミニ
コンピュータ(20)は、設定された計測ポイントへレ
ーザービーム(14)を移動させた後(ステップS2)
、振動速度(v)のスペクトルを計測し、各ポイント毎
の計測データを周波数毎に別々のファイルに保存し(ス
テップS3)、再びレーザービーム(14)を移動させ
る(ステップS4)という作業を繰り返すことにより、
半自動的に振動分布の計測を行なう。なお、振動速度(
v)のスペクトルに加えて基準ポイントの振動値データ
との位相差を同時に計測することにより、各ポイント間
の位相情報を得ている。
の動作を示すフローチャート図である。同図を参照しな
がら本解析装置の動作を説明する。ミラー(16)の回
転駆動と振動値データの収集・保存とは、1台のミニコ
ンピュータ(20)で行なわれるのであって、まず計測
ポイントの座標値が入力される(ステップS1)。ミニ
コンピュータ(20)は、設定された計測ポイントへレ
ーザービーム(14)を移動させた後(ステップS2)
、振動速度(v)のスペクトルを計測し、各ポイント毎
の計測データを周波数毎に別々のファイルに保存し(ス
テップS3)、再びレーザービーム(14)を移動させ
る(ステップS4)という作業を繰り返すことにより、
半自動的に振動分布の計測を行なう。なお、振動速度(
v)のスペクトルに加えて基準ポイントの振動値データ
との位相差を同時に計測することにより、各ポイント間
の位相情報を得ている。
【0023】全ポイントの振動計測が終了すると、ステ
ップS4からステップS11に進む。ステップS11で
は、解析する周波数の全ポイントについて振動速度(v
)のデータを呼び出す。この際、所望によりステップS
21〜S23に進み、振動速度(v)に基づいて音響イ
ンテンシティ(I)の計算、音響パワー(P)の計算及
び騒音全体に対する寄与率の計算を行なう。音響インテ
ンシティ(I)と音響パワー(P)とは、I=ρcv2
P=ΣI・ΔS によって計算される。ここに、ρは空気の密度、cは空
気中の音速(したがって、ρcは空気の固有音響抵抗を
表わす。)、ΔSは音源の面積を表わす。
ップS4からステップS11に進む。ステップS11で
は、解析する周波数の全ポイントについて振動速度(v
)のデータを呼び出す。この際、所望によりステップS
21〜S23に進み、振動速度(v)に基づいて音響イ
ンテンシティ(I)の計算、音響パワー(P)の計算及
び騒音全体に対する寄与率の計算を行なう。音響インテ
ンシティ(I)と音響パワー(P)とは、I=ρcv2
P=ΣI・ΔS によって計算される。ここに、ρは空気の密度、cは空
気中の音速(したがって、ρcは空気の固有音響抵抗を
表わす。)、ΔSは音源の面積を表わす。
【0024】本解析装置によれば、微小に分割された振
動面の各領域毎の振動速度(v)のデータを周波数別に
定量的に得ることができるので、計測された振動速度(
v)のデータをもとにして被解析物体(18)の表面の
音のエネルギー流量すなわち音響インテンシティ(I)
を求めることができる。振動面のごく近傍では音波が平
面波の形式で伝播するものと仮定すれば、上記のとおり
空気の固有音響抵抗(ρc)に各ポイントの振動速度(
v)の2乗値をかけることにより音響インテンシティ(
I)を求めることができるのである。さらに、上記のよ
うに各振動計測領域の音響インテンシティ(I)を総和
してこれに該領域の面積(ΔS)をかければ、被解析物
体(18)の表面から放射される音のエネルギーすなわ
ち音響パワー(P)を求めることも可能である。 音響パワー(P)が分かると被解析物体(18)の発生
音圧を概算することができる。また、被解析物体(18
)に複数の音源がある場合、各々の音源の音響パワー(
P)が分かれば、各音源の全体騒音レベルへの寄与率を
も明らかにすることができる。
動面の各領域毎の振動速度(v)のデータを周波数別に
定量的に得ることができるので、計測された振動速度(
v)のデータをもとにして被解析物体(18)の表面の
音のエネルギー流量すなわち音響インテンシティ(I)
を求めることができる。振動面のごく近傍では音波が平
面波の形式で伝播するものと仮定すれば、上記のとおり
空気の固有音響抵抗(ρc)に各ポイントの振動速度(
v)の2乗値をかけることにより音響インテンシティ(
I)を求めることができるのである。さらに、上記のよ
うに各振動計測領域の音響インテンシティ(I)を総和
してこれに該領域の面積(ΔS)をかければ、被解析物
体(18)の表面から放射される音のエネルギーすなわ
ち音響パワー(P)を求めることも可能である。 音響パワー(P)が分かると被解析物体(18)の発生
音圧を概算することができる。また、被解析物体(18
)に複数の音源がある場合、各々の音源の音響パワー(
P)が分かれば、各音源の全体騒音レベルへの寄与率を
も明らかにすることができる。
【0025】以上のようにして得られた振動速度(v)
、音響インテンシティ(I)又は音響パワー(P)は、
カラーコンタ図用データフォーマットに変換される(ス
テップS12)。一方、被解析物体(18)の表面形状
に対応する形状の計測面CGモデルが作成され(ステッ
プS13)、該計測面CGモデルが振動速度(v)、音
響インテンシティ(I)又は音響パワー(P)の計測結
果にしたがってカラーコンタ図化される(ステップS1
4)。カラーコンタ図化された計測面CGモデルには、
さらに半透明処理が施される(ステップS15)。また
、被解析物体(18)すなわち被測定機械自体のCGモ
デルが作成され(ステップS16)、この被測定機械自
体のCGモデルにカラーコンタ図化された半透明の計測
面CGモデルがワークステーション(26)に重ね表示
される(ステップS17)。
、音響インテンシティ(I)又は音響パワー(P)は、
カラーコンタ図用データフォーマットに変換される(ス
テップS12)。一方、被解析物体(18)の表面形状
に対応する形状の計測面CGモデルが作成され(ステッ
プS13)、該計測面CGモデルが振動速度(v)、音
響インテンシティ(I)又は音響パワー(P)の計測結
果にしたがってカラーコンタ図化される(ステップS1
4)。カラーコンタ図化された計測面CGモデルには、
さらに半透明処理が施される(ステップS15)。また
、被解析物体(18)すなわち被測定機械自体のCGモ
デルが作成され(ステップS16)、この被測定機械自
体のCGモデルにカラーコンタ図化された半透明の計測
面CGモデルがワークステーション(26)に重ね表示
される(ステップS17)。
【0026】空調用圧縮機のケーシングを被解析物体(
18)として振動計測を行ない、この計測の結果をワー
クステーション(26)にCG表示した例を図3に示す
。振動の計測は、圧縮機ケーシングの半面について周方
向18点、鉛直方向26点の合計468点で実施した。 同図に示したのは供試圧縮機で振動レベルが高かった振
動周波数3800Hzの結果であって、ケーシング表面
の音響パワー(P)の分布を示す計測面CGモデル(3
0)がカラーコンタ図として表示されている。カラーコ
ンタ図は、カラーで振動レベルの高低を表示したもので
あって、振動レベルの高い部分が赤みの強い色で、振動
レベルの低い部分が青みの強い色で表示される。しかも
、この計測面CGモデル(30)は半透明処理が施され
ており、圧縮機ケーシングのCGモデル(34)にオー
バーラップ表示されている。同図中、ケーシング下部に
見える閉じた等高線(32)で囲まれた部分が赤みの強
い色で表示された部分であって、圧縮機ケーシングが下
部で局所的に大きく振動しているのがよく分かる。
18)として振動計測を行ない、この計測の結果をワー
クステーション(26)にCG表示した例を図3に示す
。振動の計測は、圧縮機ケーシングの半面について周方
向18点、鉛直方向26点の合計468点で実施した。 同図に示したのは供試圧縮機で振動レベルが高かった振
動周波数3800Hzの結果であって、ケーシング表面
の音響パワー(P)の分布を示す計測面CGモデル(3
0)がカラーコンタ図として表示されている。カラーコ
ンタ図は、カラーで振動レベルの高低を表示したもので
あって、振動レベルの高い部分が赤みの強い色で、振動
レベルの低い部分が青みの強い色で表示される。しかも
、この計測面CGモデル(30)は半透明処理が施され
ており、圧縮機ケーシングのCGモデル(34)にオー
バーラップ表示されている。同図中、ケーシング下部に
見える閉じた等高線(32)で囲まれた部分が赤みの強
い色で表示された部分であって、圧縮機ケーシングが下
部で局所的に大きく振動しているのがよく分かる。
【0027】図4は、被解析物体(18)である空調用
圧縮機のケーシング表面を5つの領域A、B、C、D、
Eに分割し、各領域毎に音響インテンシティ(I)を総
和することによって各領域毎の音響パワー(P)を求め
た結果を示す図であって、同図(a)は計測面CGモデ
ル(30)上の分割の仕方を示す図、同図(b)は各領
域毎の音響パワー(P)の周波数スペクトル図である。 この図から、それぞれの周波数でどの領域から発生する
音が圧縮機全体の騒音に対する寄与率が大きいかを知る
ことができる。具体的には、1900Hz近辺の周波数
を除く全ての周波数においてケーシング下部のD部に騒
音源が集中していることを、はっきりと認めることがで
きる。
圧縮機のケーシング表面を5つの領域A、B、C、D、
Eに分割し、各領域毎に音響インテンシティ(I)を総
和することによって各領域毎の音響パワー(P)を求め
た結果を示す図であって、同図(a)は計測面CGモデ
ル(30)上の分割の仕方を示す図、同図(b)は各領
域毎の音響パワー(P)の周波数スペクトル図である。 この図から、それぞれの周波数でどの領域から発生する
音が圧縮機全体の騒音に対する寄与率が大きいかを知る
ことができる。具体的には、1900Hz近辺の周波数
を除く全ての周波数においてケーシング下部のD部に騒
音源が集中していることを、はっきりと認めることがで
きる。
【0028】図5は、同じ空調用圧縮機のケーシング表
面を6つの領域A、B、C、D1、D2、Eに分割し(
図4のD部をさらに2つの領域D1、D2に分割した。 )、各領域毎にオーバーオールの音響パワー(P)を求
め、この音響パワー(P)を各領域の面積で除すことに
よって各領域毎の平均化音響インテンシティ(I)を求
めた結果を示す図であって、同図(a)は計測面CGモ
デル上の分割の仕方を示す図、同図(b)は各領域毎の
平均化音響インテンシティ(I)のレベルを示す棒グラ
フである。平均化音響インテンシティ(I)の各々のレ
ベルは、各領域の平均の振動速度(v)に対応するもの
であり、D2部が最も大きいことから、ここが大きな振
動源になっているものと判明する。したがって、供試圧
縮機の場合には、その振動低減ひいては騒音低減を図る
ためには、ケーシング下部の特にD2部に重点をおいて
対策を施せばよいと判断できる。
面を6つの領域A、B、C、D1、D2、Eに分割し(
図4のD部をさらに2つの領域D1、D2に分割した。 )、各領域毎にオーバーオールの音響パワー(P)を求
め、この音響パワー(P)を各領域の面積で除すことに
よって各領域毎の平均化音響インテンシティ(I)を求
めた結果を示す図であって、同図(a)は計測面CGモ
デル上の分割の仕方を示す図、同図(b)は各領域毎の
平均化音響インテンシティ(I)のレベルを示す棒グラ
フである。平均化音響インテンシティ(I)の各々のレ
ベルは、各領域の平均の振動速度(v)に対応するもの
であり、D2部が最も大きいことから、ここが大きな振
動源になっているものと判明する。したがって、供試圧
縮機の場合には、その振動低減ひいては騒音低減を図る
ためには、ケーシング下部の特にD2部に重点をおいて
対策を施せばよいと判断できる。
【0029】以上のとおり、本実施例によれば、機械表
面の振動分布を直接、非接触、詳細かつ定量的に計測す
るシステムを構築し、この計測の結果を効果的に可視化
する構成を採用したので、機械の局所的な振動源をも明
確に表示することができる。また、得られた振動速度(
v)のデータから音響インテンシティ(I)及び音響パ
ワー(P)を求め、騒音寄与率分析を行なうことで、機
械の低振動化、低騒音化を図るための有力な情報を得る
ことができる。
面の振動分布を直接、非接触、詳細かつ定量的に計測す
るシステムを構築し、この計測の結果を効果的に可視化
する構成を採用したので、機械の局所的な振動源をも明
確に表示することができる。また、得られた振動速度(
v)のデータから音響インテンシティ(I)及び音響パ
ワー(P)を求め、騒音寄与率分析を行なうことで、機
械の低振動化、低騒音化を図るための有力な情報を得る
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1の発明
によれば、レーザービーム(14)のドップラー効果を
利用した構成を採用したので、被解析物体(18)の表
面の振動分布を直接、非接触、詳細かつ定量的に計測す
ることができる。しかも、該計測の結果を示す計測面C
Gモデル(30)を被解析物体(18)自体のCGモデ
ル(34)にオーバーラップ表示する構成を採用したの
で、計測結果と被解析物体(18)との対応付けが明確
になる。したがって、物体の振動状態(位置、大きさ)
の理解が容易になり、例えば機械の局所的な振動が明ら
かになるので、機械の振動、騒音対策が的確に行なえる
ようになる効果がある。
によれば、レーザービーム(14)のドップラー効果を
利用した構成を採用したので、被解析物体(18)の表
面の振動分布を直接、非接触、詳細かつ定量的に計測す
ることができる。しかも、該計測の結果を示す計測面C
Gモデル(30)を被解析物体(18)自体のCGモデ
ル(34)にオーバーラップ表示する構成を採用したの
で、計測結果と被解析物体(18)との対応付けが明確
になる。したがって、物体の振動状態(位置、大きさ)
の理解が容易になり、例えば機械の局所的な振動が明ら
かになるので、機械の振動、騒音対策が的確に行なえる
ようになる効果がある。
【0031】請求項2の発明によれば、計測で得られた
被解析物体(18)の表面の振動速度(v)の分布に基
づいて該表面の音響インテンシティ(I)の分布を求め
る構成を採用したので、被解析物体(18)の表面の音
響インテンシティ(I)の分布を計測面CGモデル(3
0)の形で表示することができる。
被解析物体(18)の表面の振動速度(v)の分布に基
づいて該表面の音響インテンシティ(I)の分布を求め
る構成を採用したので、被解析物体(18)の表面の音
響インテンシティ(I)の分布を計測面CGモデル(3
0)の形で表示することができる。
【0032】請求項3の発明によれば、計測で得られた
被解析物体(18)の表面の振動速度(v)の分布に基
づいて該表面の音響インテンシティ(I)の分布を求め
るだけでなく、さらに該音響インテンシティ(I)の分
布に基づいて被解析物体(18)の表面の音響パワー(
P)の分布を求める構成を採用したので、被解析物体(
18)の表面の音響パワー(P)の分布を計測面CGモ
デル(30)の形で表示することができる。
被解析物体(18)の表面の振動速度(v)の分布に基
づいて該表面の音響インテンシティ(I)の分布を求め
るだけでなく、さらに該音響インテンシティ(I)の分
布に基づいて被解析物体(18)の表面の音響パワー(
P)の分布を求める構成を採用したので、被解析物体(
18)の表面の音響パワー(P)の分布を計測面CGモ
デル(30)の形で表示することができる。
【0033】請求項4の発明によれば、被解析物体(1
8)が複数の音源を有する場合に該被解析物体(18)
の表面を各音源に対応する複数の領域に分割し、各領域
毎の音響パワー(P)を求めて総音響パワーに対する各
領域毎の寄与率を算出する構成を採用したので、該被解
析物体(18)の全体から放射される騒音に対する各音
源毎の寄与率を明らかにすることができ、機械の低振動
化、低騒音化を図るための有力な情報が容易に得られる
。
8)が複数の音源を有する場合に該被解析物体(18)
の表面を各音源に対応する複数の領域に分割し、各領域
毎の音響パワー(P)を求めて総音響パワーに対する各
領域毎の寄与率を算出する構成を採用したので、該被解
析物体(18)の全体から放射される騒音に対する各音
源毎の寄与率を明らかにすることができ、機械の低振動
化、低騒音化を図るための有力な情報が容易に得られる
。
【0034】請求項5の発明によれば、レーザースキャ
ニング装置(12,16,24)とレーザードップラー
式振動計(10)とを組み合わせてなる計測部によって
被解析物体(18)の表面の振動分布を計測し、該計測
の結果を示す計測面CGモデル(30)を被解析物体(
18)のCGモデル(34)にオーバーラップ表示する
構成を採用したので、被解析物体(18)の表面の振動
分布を直接、非接触、詳細かつ定量的に計測することが
できるだけでなく、計測結果と被解析物体(18)との
対応付けが明確になる。したがって、物体の振動状態の
理解が容易になり、例えば機械の振動、騒音対策が的確
に行なえるようになる効果がある。
ニング装置(12,16,24)とレーザードップラー
式振動計(10)とを組み合わせてなる計測部によって
被解析物体(18)の表面の振動分布を計測し、該計測
の結果を示す計測面CGモデル(30)を被解析物体(
18)のCGモデル(34)にオーバーラップ表示する
構成を採用したので、被解析物体(18)の表面の振動
分布を直接、非接触、詳細かつ定量的に計測することが
できるだけでなく、計測結果と被解析物体(18)との
対応付けが明確になる。したがって、物体の振動状態の
理解が容易になり、例えば機械の振動、騒音対策が的確
に行なえるようになる効果がある。
【図1】 本発明の物体表面の振動分布解析装置の実
施例の構成を示す概念図である。
施例の構成を示す概念図である。
【図2】 図1の振動分布解析装置の動作を示すフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図3】 図1の振動分布解析装置のコンピュータグ
ラフィックス表示の画面の例を示す図である。
ラフィックス表示の画面の例を示す図である。
【図4】 被解析物体の一例である空調用圧縮機のケ
ーシング表面を5つの領域に分割し、各領域毎に音響パ
ワーを求めた結果を示す図であって、(a)は計測面C
Gモデル上の分割の仕方を示す図、(b)は各領域毎の
音響パワーの周波数スペクトル図である。
ーシング表面を5つの領域に分割し、各領域毎に音響パ
ワーを求めた結果を示す図であって、(a)は計測面C
Gモデル上の分割の仕方を示す図、(b)は各領域毎の
音響パワーの周波数スペクトル図である。
【図5】 被解析物体の一例である空調用圧縮機のケ
ーシング表面を6つの領域に分割し、各領域毎に平均化
音響インテンシティを求めた結果を示す図であって、(
a)は計測面CGモデル上の分割の仕方を示す図、(b
)は各領域毎の平均化音響インテンシティのレベルを示
す棒グラフである。
ーシング表面を6つの領域に分割し、各領域毎に平均化
音響インテンシティを求めた結果を示す図であって、(
a)は計測面CGモデル上の分割の仕方を示す図、(b
)は各領域毎の平均化音響インテンシティのレベルを示
す棒グラフである。
10…レーザードップラー式振動計
12…レーザーヘッド(レーザースキャニング装置)1
4…レーザービーム 16…ミラー(レーザースキャニング装置)18…空調
用圧縮機(被解析物体) 20…ミニコンピュータ(表示装置) 22…シグナルプロセッサ(表示装置)24…スキャン
・コントローラ(レーザースキャニング装置) 26…ワークステーション(表示装置)30…計測面C
Gモデル 32…等高線 34…被解析物体のCGモデル v…振動速度 I…音響インテンシティ P…音響パワー
4…レーザービーム 16…ミラー(レーザースキャニング装置)18…空調
用圧縮機(被解析物体) 20…ミニコンピュータ(表示装置) 22…シグナルプロセッサ(表示装置)24…スキャン
・コントローラ(レーザースキャニング装置) 26…ワークステーション(表示装置)30…計測面C
Gモデル 32…等高線 34…被解析物体のCGモデル v…振動速度 I…音響インテンシティ P…音響パワー
Claims (5)
- 【請求項1】 被解析物体(18)の表面上にレーザ
ービーム(14)を照射しながら該照射したレーザービ
ーム(14)と前記被解析物体(18)の表面から反射
してくるレーザービームとの間の周波数シフトを通して
前記被解析物体(18)の表面の振動分布を計測し、該
計測の結果を示す計測面コンピュータグラフィックスモ
デル(30)を半透明のカラーコンタ図として前記被解
析物体(18)のコンピュータグラフィックスモデル(
34)に重ね合わせて表示することを特徴とする物体表
面の振動分布解析方法。 - 【請求項2】 前記被解析物体(18)の表面の振動
速度(v)の分布を計測し、該振動速度(v)の分布に
基づいて前記被解析物体(18)の表面の音響インテン
シティ(I)の分布を求める請求項1記載の振動分布解
析方法であって、前記計測面コンピュータグラフィック
スモデル(30)は、前記音響インテンシティ(I)の
分布を示すことを特徴とする物体表面の振動分布解析方
法。 - 【請求項3】 前記被解析物体(18)の表面の振動
速度(v)の分布を計測し、該振動速度(v)の分布に
基づいて前記被解析物体(18)の表面の音響インテン
シティ(I)の分布を求め、該音響インテンシティ(I
)の分布に基づいて前記被解析物体(18)の表面の音
響パワー(P)の分布を求める請求項1記載の振動分布
解析方法であって、前記計測面コンピュータグラフィッ
クスモデル(30)は、前記音響パワー(P)の分布を
示すことを特徴とする物体表面の振動分布解析方法。 - 【請求項4】 複数の音源を有する前記被解析物体(
18)の表面を各音源に対応する複数の領域に分割する
請求項3記載の振動分布解析方法であって、前記音響イ
ンテンシティ(I)の分布に基づいて前記各領域毎の音
響パワー(P)を求め、該音響パワー(P)の総和に対
する前記各領域毎の音響パワー(P)の比率を前記各領
域毎の寄与率として算出することを特徴とする物体表面
の振動分布解析方法。 - 【請求項5】 被解析物体(18)の表面上にレーザ
ービーム(14)を照射するためのレーザースキャニン
グ装置(12,16,24)と、該照射したレーザービ
ーム(14)と前記被解析物体(18)の表面から反射
してくるレーザービームとの間の周波数シフトを通して
前記被解析物体(18)の表面の振動分布を計測するた
めのレーザードップラー式振動計(10)とを組み合わ
せてなる計測部と、該計測の結果を示す計測面コンピュ
ータグラフィックスモデル(30)を半透明のカラーコ
ンタ図として前記被解析物体(18)のコンピュータグ
ラフィックスモデル(34)に重ね合わせて表示するた
めの表示装置(20,22,26)とを備えたことを特
徴とする物体表面の振動分布解析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6985991A JPH04331328A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 物体表面の振動分布解析方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6985991A JPH04331328A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 物体表面の振動分布解析方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331328A true JPH04331328A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=13414954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6985991A Pending JPH04331328A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 物体表面の振動分布解析方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04331328A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004184377A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-02 | Railway Technical Res Inst | 構造物の振動特性の非接触計測による同定方法及び装置 |
| JP2006084241A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Japan Atom Energy Res Inst | 核破砕中性子源水銀ターゲット容器の診断方法及び装置 |
| JP2015102363A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | 日本電気株式会社 | 振動解析装置 |
| WO2016027422A1 (ja) * | 2014-08-19 | 2016-02-25 | アルウェットテクノロジー株式会社 | 干渉型振動観測装置、振動観測プログラム、記録媒体、振動観測方法および振動観測システム |
| JP2017058157A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 株式会社東芝 | 振動計測システム |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP6985991A patent/JPH04331328A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004184377A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-02 | Railway Technical Res Inst | 構造物の振動特性の非接触計測による同定方法及び装置 |
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| JP2015102363A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | 日本電気株式会社 | 振動解析装置 |
| WO2016027422A1 (ja) * | 2014-08-19 | 2016-02-25 | アルウェットテクノロジー株式会社 | 干渉型振動観測装置、振動観測プログラム、記録媒体、振動観測方法および振動観測システム |
| JPWO2016027422A1 (ja) * | 2014-08-19 | 2017-06-29 | アルウェットテクノロジー株式会社 | 干渉型振動観測装置、振動観測プログラム、記録媒体、振動観測方法および振動観測システム |
| US10718659B2 (en) | 2014-08-19 | 2020-07-21 | Alouette Technology Inc. | Interferometric vibration observation device, vibration observation program, recording medium, vibration observation method and vibration observation system |
| US10989589B2 (en) | 2014-08-19 | 2021-04-27 | Alouette Technology Inc. | Interferometric vibration observation device, vibration observation program, recording medium, vibration observation method and vibration observation system |
| JP2017058157A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 株式会社東芝 | 振動計測システム |
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