JPH0433243B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0433243B2 JPH0433243B2 JP62102963A JP10296387A JPH0433243B2 JP H0433243 B2 JPH0433243 B2 JP H0433243B2 JP 62102963 A JP62102963 A JP 62102963A JP 10296387 A JP10296387 A JP 10296387A JP H0433243 B2 JPH0433243 B2 JP H0433243B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- precious wood
- wood veneer
- decorative
- decorative board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finished Plywoods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、床材、壁材等の建材や家具材に用い
られる化粧板に関するものである。 [従来の技術] 従来、この種の化粧板としては、厚み1mm以上
の厚突板を台板合板に、厚突板の繊維方向が台板
合板の甲板の繊維方向と直交するように接着剤で
熱圧接着した化粧板、あるいは、突板を和紙、不
織布等の繊維状シートを介して台板合板に接着剤
で熱圧接着した化粧板などがあつた。 [発明が解決しようとする問題点] 上記従来の化粧板のサンプルをJAS規格(特殊
合板のJAS規格)の寒熱繰返し試験を適用してそ
のサンプルの耐クラツク性を試験した結果、1〜
2回の試験でクラツクの発生が認められた。これ
は、銘木単板製造時の裏割れが原因である場合、
銘木単板乾燥時の部分的な収縮ひずみ(部分的な
収縮率の差異が原因となるひずみ)等の内部ひず
みが原因である場合、基板の部分的応力集中(基
板に合板を使用した場合は、合板の導管部、放射
組織等引張応力の弱い部分に基板の動きが集中す
ること)が原因である場合などが考えられる。一
般に銘木単板が厚くなるにつれて基板の応力集中
が原因となるクラツクが多くなる。また、このク
ラツクの原因となるクラツクよりも裏割れ、内部
ひずみ等の銘木単板自体に発生するひずみが原因
となるひずみは、銘木単板厚みの2乗に比例して
大きくなるといわれている。そこで、本発明者は
銘木単板を多層構造にすれば一枚当りの銘木単板
の厚みを薄くでき、内部ひずみを極力少なくでき
るのではないかと考えた。 他方、銘木単板の裏面に和紙、不織布等の繊維
状シートを貼着してえられた化粧シートを合板表
面に熱圧着する化粧板の製造方法も既に開示され
ている。 しかしながら、緩衝材としての働きを有する上
記繊維状シートを銘木単板と合板の甲板との間に
介在させて、合板の収縮ひずみによつて銘木単板
がひずむのを緩和し、結果的に上記銘木単板のク
ラツクを防止しようという手段は十分なものでな
く、耐クラツク性に未だ問題が残つている。 [問題を解決するための手段] 本発明は上記事情に鑑みて、耐クラツク性を向
上させた化粧板を提供することを目的とするもの
であり、2枚以上の銘木単板をその繊維方向を揃
えて貼り合わせた積層化粧シートが基板表面に貼
着された化粧板において、表層の銘木単板と第2
層の銘木単板との間に繊維状シートが、その繊維
状シートの長繊維の配列方向が上記表層銘木単板
の繊維方向と直交するように介在していることを
特徴とする化粧板に係るものである。 なお、上記化粧板には下塗り塗装、上塗り塗装
等の塗装加工が施こされていてもよい。また、使
用される銘木単板はスライサーでスライスされた
単板でもロータリー単板でもどちらでもよい。ま
た、基板としては合板、パーテイクルボード、ハ
ードボード等のようなものでよく、繊維状シート
としては和紙、不織布が一般的である。 このような化粧板の製造方法としては、2枚の
銘木単板の間に繊維状シートを介在させて接着し
て積層化粧シートを予め製造し、この積層化粧シ
ートを基板表面に接着剤を介在させて熱圧接着さ
せてもよいし、基板表面に、順次銘木単板・繊維
状シート・銘木単板をそれぞれ接着剤を介在させ
て積層し、熱圧接着させてもよい。 [作用] 基板表面に銘木単板が貼着された化粧板は銘木
単板が厚い場合には銘木単板自体に発生するひず
みがクラツク発生の大きな原因となる。そこで銘
木単板を薄くしてその銘木単板を多層構造にする
ように貼り合わせ、さらに、表層の銘木単板と第
2層目の銘木単板との間に繊維状シートをその長
繊維の配列方向が表層銘木単板の繊維方向と直交
するように介在させると、クラツクの原因となる
ひずみは銘木単板厚みの2乗に比例して大きくな
るという現象を極力抑制することができる。した
がつて、クラツクの原因となる収縮ひずみを少な
くして耐クラツク性をいつそう大きく向上させる
こととなる。 [発明の効果] 従来の如く厚さ1mm以上の銘木単板を繊維状シ
ートを介在させて基板に貼着した化粧板では、そ
の表面の厚単板自体の収縮ひずみが大きく、クラ
ツクの緩衝材となつている繊維状シートの機能が
十分に果たされず、結果的に化粧板表面の耐クラ
ツク性は不十分であつたが、本発明の化粧板で
は、銘木単板を薄くしてその銘木単板を多層構造
にするように貼合させ、表層の銘木単板と第2層
目の銘木単板との間に繊維状シートをその長繊維
の配列方向が表層銘木単板の繊維方向と直交する
ように介在させるので、クラツク原因となるひず
みが銘木単板厚みの2乗に比例して大きくなると
いう現象を極力抑制することができ、耐クラツク
性をいつそう大きくさせる効果を奏する。 [実施例 1] ナラ・ハーフロータリー単板(0.5m/m厚)
に尿素・メラミン樹脂−酢酸ビニル系接着剤を60
〜80g/m2塗装後、不織布(330g/m2)を、上記
銘木単板の繊維方向と不織布の長繊維の配列方向
とが直交するように貼り合わせた。次に、この不
織布側に同じ接着剤を60〜80g/m2塗布しナラ・
ハーフロータリー単板(0.5mm厚)を載置し、熱
プレスを行なつて積層突板シートをえた。さら
に、この積層突板シートを酢酸ビニル・ウレタン
共重合樹脂接着剤を用いて合板(12mm厚)に熱プ
レスで接着した。その後、表面に透明なウレタン
塗装を施こし、所望の化粧板Aをえた。 [比較例 1] 実施例1において、ナラ・ハーフロータリー単
板の繊維方向と不織布の長繊維の配列方向とが平
行になるようにした以外は実施例1と同様にして
化粧板Bを得た。 [比較例 2] ナラ・ハーフロータリー単板(1mm厚)を合板
(12mm厚)にその繊維方向と合板の甲板の繊維方
向とが直交するように尿素メラミン・酢酸ビニル
系接着剤を用いて熱プレスで接着した。これに透
明なウレタン塗装を施こし化粧板Cをえた。 [比較例 3] 実施例1において、透明なウレタン塗装の代わ
りに透明なアミノアルキツド樹脂塗料を塗布する
以外は、実施例1と同様にして、化粧板Dを得
た。 [耐クラツク性試験] 以上、実施例1と比較例3つの計4つの製造方
法でえられた化粧板A〜Dを各々5片ずつ用いて
JAS規格の寒熱繰返しB試験(80℃ドライヤーに
2Hr.→−20℃冷凍機に2Hr.の工程を2回繰返す)
を6回行ない、クラツクの判定を行なつた。判定
は5点法で(割れなし…5点、1〜3本の割れ…
4点、10本までの割れ…3点、20本までの割れ…
2点、20本を越える割れ…1点)で行なつた。そ
の結果を第1表に示す。 【表】
られる化粧板に関するものである。 [従来の技術] 従来、この種の化粧板としては、厚み1mm以上
の厚突板を台板合板に、厚突板の繊維方向が台板
合板の甲板の繊維方向と直交するように接着剤で
熱圧接着した化粧板、あるいは、突板を和紙、不
織布等の繊維状シートを介して台板合板に接着剤
で熱圧接着した化粧板などがあつた。 [発明が解決しようとする問題点] 上記従来の化粧板のサンプルをJAS規格(特殊
合板のJAS規格)の寒熱繰返し試験を適用してそ
のサンプルの耐クラツク性を試験した結果、1〜
2回の試験でクラツクの発生が認められた。これ
は、銘木単板製造時の裏割れが原因である場合、
銘木単板乾燥時の部分的な収縮ひずみ(部分的な
収縮率の差異が原因となるひずみ)等の内部ひず
みが原因である場合、基板の部分的応力集中(基
板に合板を使用した場合は、合板の導管部、放射
組織等引張応力の弱い部分に基板の動きが集中す
ること)が原因である場合などが考えられる。一
般に銘木単板が厚くなるにつれて基板の応力集中
が原因となるクラツクが多くなる。また、このク
ラツクの原因となるクラツクよりも裏割れ、内部
ひずみ等の銘木単板自体に発生するひずみが原因
となるひずみは、銘木単板厚みの2乗に比例して
大きくなるといわれている。そこで、本発明者は
銘木単板を多層構造にすれば一枚当りの銘木単板
の厚みを薄くでき、内部ひずみを極力少なくでき
るのではないかと考えた。 他方、銘木単板の裏面に和紙、不織布等の繊維
状シートを貼着してえられた化粧シートを合板表
面に熱圧着する化粧板の製造方法も既に開示され
ている。 しかしながら、緩衝材としての働きを有する上
記繊維状シートを銘木単板と合板の甲板との間に
介在させて、合板の収縮ひずみによつて銘木単板
がひずむのを緩和し、結果的に上記銘木単板のク
ラツクを防止しようという手段は十分なものでな
く、耐クラツク性に未だ問題が残つている。 [問題を解決するための手段] 本発明は上記事情に鑑みて、耐クラツク性を向
上させた化粧板を提供することを目的とするもの
であり、2枚以上の銘木単板をその繊維方向を揃
えて貼り合わせた積層化粧シートが基板表面に貼
着された化粧板において、表層の銘木単板と第2
層の銘木単板との間に繊維状シートが、その繊維
状シートの長繊維の配列方向が上記表層銘木単板
の繊維方向と直交するように介在していることを
特徴とする化粧板に係るものである。 なお、上記化粧板には下塗り塗装、上塗り塗装
等の塗装加工が施こされていてもよい。また、使
用される銘木単板はスライサーでスライスされた
単板でもロータリー単板でもどちらでもよい。ま
た、基板としては合板、パーテイクルボード、ハ
ードボード等のようなものでよく、繊維状シート
としては和紙、不織布が一般的である。 このような化粧板の製造方法としては、2枚の
銘木単板の間に繊維状シートを介在させて接着し
て積層化粧シートを予め製造し、この積層化粧シ
ートを基板表面に接着剤を介在させて熱圧接着さ
せてもよいし、基板表面に、順次銘木単板・繊維
状シート・銘木単板をそれぞれ接着剤を介在させ
て積層し、熱圧接着させてもよい。 [作用] 基板表面に銘木単板が貼着された化粧板は銘木
単板が厚い場合には銘木単板自体に発生するひず
みがクラツク発生の大きな原因となる。そこで銘
木単板を薄くしてその銘木単板を多層構造にする
ように貼り合わせ、さらに、表層の銘木単板と第
2層目の銘木単板との間に繊維状シートをその長
繊維の配列方向が表層銘木単板の繊維方向と直交
するように介在させると、クラツクの原因となる
ひずみは銘木単板厚みの2乗に比例して大きくな
るという現象を極力抑制することができる。した
がつて、クラツクの原因となる収縮ひずみを少な
くして耐クラツク性をいつそう大きく向上させる
こととなる。 [発明の効果] 従来の如く厚さ1mm以上の銘木単板を繊維状シ
ートを介在させて基板に貼着した化粧板では、そ
の表面の厚単板自体の収縮ひずみが大きく、クラ
ツクの緩衝材となつている繊維状シートの機能が
十分に果たされず、結果的に化粧板表面の耐クラ
ツク性は不十分であつたが、本発明の化粧板で
は、銘木単板を薄くしてその銘木単板を多層構造
にするように貼合させ、表層の銘木単板と第2層
目の銘木単板との間に繊維状シートをその長繊維
の配列方向が表層銘木単板の繊維方向と直交する
ように介在させるので、クラツク原因となるひず
みが銘木単板厚みの2乗に比例して大きくなると
いう現象を極力抑制することができ、耐クラツク
性をいつそう大きくさせる効果を奏する。 [実施例 1] ナラ・ハーフロータリー単板(0.5m/m厚)
に尿素・メラミン樹脂−酢酸ビニル系接着剤を60
〜80g/m2塗装後、不織布(330g/m2)を、上記
銘木単板の繊維方向と不織布の長繊維の配列方向
とが直交するように貼り合わせた。次に、この不
織布側に同じ接着剤を60〜80g/m2塗布しナラ・
ハーフロータリー単板(0.5mm厚)を載置し、熱
プレスを行なつて積層突板シートをえた。さら
に、この積層突板シートを酢酸ビニル・ウレタン
共重合樹脂接着剤を用いて合板(12mm厚)に熱プ
レスで接着した。その後、表面に透明なウレタン
塗装を施こし、所望の化粧板Aをえた。 [比較例 1] 実施例1において、ナラ・ハーフロータリー単
板の繊維方向と不織布の長繊維の配列方向とが平
行になるようにした以外は実施例1と同様にして
化粧板Bを得た。 [比較例 2] ナラ・ハーフロータリー単板(1mm厚)を合板
(12mm厚)にその繊維方向と合板の甲板の繊維方
向とが直交するように尿素メラミン・酢酸ビニル
系接着剤を用いて熱プレスで接着した。これに透
明なウレタン塗装を施こし化粧板Cをえた。 [比較例 3] 実施例1において、透明なウレタン塗装の代わ
りに透明なアミノアルキツド樹脂塗料を塗布する
以外は、実施例1と同様にして、化粧板Dを得
た。 [耐クラツク性試験] 以上、実施例1と比較例3つの計4つの製造方
法でえられた化粧板A〜Dを各々5片ずつ用いて
JAS規格の寒熱繰返しB試験(80℃ドライヤーに
2Hr.→−20℃冷凍機に2Hr.の工程を2回繰返す)
を6回行ない、クラツクの判定を行なつた。判定
は5点法で(割れなし…5点、1〜3本の割れ…
4点、10本までの割れ…3点、20本までの割れ…
2点、20本を越える割れ…1点)で行なつた。そ
の結果を第1表に示す。 【表】
Claims (1)
- 1 2枚以上の銘木単板をその繊維方向を揃えて
貼り合わせた、厚さ1mm以上の積層化粧シートが
基板表面に貼着された化粧板において、表層の銘
木単板と第2層の銘木単板との間に繊維状シート
が、その繊維状シートの長繊維の配列方向が上記
表層銘木単板の繊維方向と直交するように介在し
ていることを特徴とする化粧板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10296387A JPS63267501A (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 | 化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10296387A JPS63267501A (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 | 化粧板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63267501A JPS63267501A (ja) | 1988-11-04 |
| JPH0433243B2 true JPH0433243B2 (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=14341436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10296387A Granted JPS63267501A (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 | 化粧板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63267501A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49133507A (ja) * | 1973-05-02 | 1974-12-21 |
-
1987
- 1987-04-25 JP JP10296387A patent/JPS63267501A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63267501A (ja) | 1988-11-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |