JPH0433307B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0433307B2 JPH0433307B2 JP62199132A JP19913287A JPH0433307B2 JP H0433307 B2 JPH0433307 B2 JP H0433307B2 JP 62199132 A JP62199132 A JP 62199132A JP 19913287 A JP19913287 A JP 19913287A JP H0433307 B2 JPH0433307 B2 JP H0433307B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- synthetic zeolite
- fruits
- antifogging agent
- vegetables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、防曇剤と合成ゼオライトを含有して
いることを特徴とする包装用フイルムに関するも
のであり、より詳しくは、特に野菜、果物等の生
鮮青果物を長期間保存することを可能とする青果
物の鮮度保持効果に優れた包装用フイルムを提供
するものである。 [従来の技術] 果実、野菜等の青果物の輸送もしくは、貯蔵中
の成熟、老化を防止し鮮度を保持するために、従
来から青果物をダンボール箱やプラスチツク容器
に入れたり、プラスチツクフイルムで包装して、
低温状態で輸送したり貯蔵することが一般に実施
されている。又、最近、特公昭56−42888、特開
昭56−144048、特開昭58−193678、特開昭58−
209934、特開昭60−94056等に見られるように通
気性のある小袋の中にガス吸着剤、吸湿剤、ガス
分解剤、等を封入したものを、青果物を包装する
際に一緒に包装収納し、もつて包装容器あるい
は、包装袋の内部の酸素ガス濃度や炭酸ガス濃
度、水分等を調整し、或いは青果物の成熟を促進
するエチレンガスを吸着除去する簡便単な方法が
提案され、注目されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、低温での輸送、貯蔵は、設備が大がか
りで費用が高く取扱いが不便な上に、ガス障害、
低温障害等の現象が見られるという問題がある。
又、最近注目されているガス吸着剤等の小袋に封
入し青果物と一緒に包装収納する方法は、各種類
の小袋を準備しなければならない上に、場合によ
つては数個の小袋を同時に包装収納しなければな
らず、包装作業が複雑になり、手間がかかる等の
問題がある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記問題点を解決するために鋭意
検討した結果、防曇剤と合成ゼオライトを合成樹
脂に添加混練するか、防曇剤をシリカに吸着させ
たものと合成ゼオライトを合成樹脂に添加混練し
てフイルム化した合成樹脂フイルムで青果物を包
装すると、優れた鮮度保持効果が得られることを
見い出し、本発明に到つた。即ち、本発明は融点
が40℃以下の防曇剤0.1〜5.0重量%と合成ゼオラ
イトX型3〜20重量%を添加した合成樹脂からな
る青果物用包装フイルムを供給するものであり、
本発明のフイルムで青果物を包装するだけで、優
れた鮮度保持が得られるものである。 本発明で使用する合成ゼオライトには、SiO2
とAl2O3のモル比が2.4〜2.8でA型に比べてシリ
カ含量が多く、細孔径が9〜10Åである合成ゼオ
ライトX型が、各種化合物の選択吸着能に優れ、
好ましい。本発明のフイルム中への合成ゼオライ
トの添加量は3〜20重量%である。 3重量%以下では効果が少なく、20重量%以上
では、フイルムの外観が悪くなるのと、フイルム
の強度が低下し成膜時膜切れし易い等の問題があ
る。 本発明で使用される防曇剤としては、多価アル
コール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エ
ステルのアルキレンオキサイド付加物、高級アウ
コールアルキレンオキサイド付加物、ポリオキシ
アルキルフエノールエーテル、及びポリオキシア
ルケニルフエノールエーテル、があげられる。こ
れらを単独でも、あるいは2種以上混合して用い
ても良い。又、前もつてシリカに吸着せしめて使
用することも出来る。ここで、多価アルコール脂
肪酸エステルの多価アルコールとは、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、グリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレン
グリコール、ペンタエリスリトール、トリメチロ
ールプロパン、ソルビタン、ソルビトール、シヨ
糖などをいい、脂肪酸とは、酢酸、酪酸、カプロ
ン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、リシノレン酸、エルカ酸など
の炭素数2〜22の脂肪酸をいい、ヤシ油、パーム
油、大豆油、綿実油、牛脂、鶏脂、魚油などの混
合脂肪酸も使用される。 また高級アルコールアルキレンオキサイド付加
物は、炭素数10〜20の飽和、または不飽和アルコ
ールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ドなどを2〜30モル付加させたものである。 これらの防曇剤の中では、融点が40℃以下のも
のが、フイルム表面にブリードして来る防曇剤に
よるフイルム表面のくもりが小さく、透明性が良
好で好ましく、更には、融点40℃以下の防曇剤を
前もつてシリカに吸着せしめて使用すれば、防曇
剤がフイルム表面にブリードするのを抑制し、防
曇剤の飛散を防止する効果が生じ、特に好まし
い。 これらの防曇剤の本発明フイルム中への添加量
は、0.1〜5.0重量%、好ましくは0.3〜2.0重量%
である。 0.1重量%以下では効果が不足し、5重量%以
上は、フイルム表面のベトツキが大きく、袋の口
開きが悪くなり好ましくない。 本発明フイルムに使用される合成樹脂として
は、ポリエチレンポリプロピレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−ブチレン共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
ビニルアルコール、ポリスチレン、ポリエステル
などがあげられる。 本発明フイルムの製造方法としては、防曇剤、
又は防曇剤をシリカに吸着せしめたものと、合成
ゼオライト及び合成樹脂とをタンブラー等の混合
機で所定の濃度で混合し、インフレーシヨン加
工、T−ダイ加工、カレンダー加工などの通常の
成形加工方法でフイルムに加工する方法、あるい
は、前記所定の濃度で混合したものをバンバリー
混練り機、一軸あるいは多軸のスクリユータイプ
の混練り機等で混練し、防曇剤と合成ゼオライト
を、合成樹脂に均一に混練分散させたものを前記
通常の成形加工方法でフイルムに成形する方法、
あるいは、防曇剤と合成ゼオライトの濃度を所定
の濃度よりも高い濃度になるように合成樹脂と混
合し、前記の混練り機等で混練し一旦マスターバ
ツチとした後、新たに合成樹脂を加え、所定の濃
度に希釈し、通常の成形加工方法でフイルムに成
形する方法等があげられる。 又、本発明フイルムには必要に応じ、滑剤、酸
化防止剤、アレチブロツキング剤などの添加剤を
配合してもかまわない。 [作用] 本発明フイルムは、防曇剤と合成ゼオライトが
均一に分散混合されており、水滴が付着せず、青
果物の成熟ホルモンであるエチレンガスを効率良
く吸着除去するため、青果物の成熟、老化を抑制
することが出来る。 即ち、天然ゼオライトでなく、成分、組成ある
いは細孔径等がコントロール出来て、均一で安定
した品質が得られる合成ゼオライトを防曇剤と混
合使用することにより、防曇剤の界面活性作用も
加わり、フイルム中に合成ゼオライトが均一に分
散され、水滴の付着がなくエチレンガスの吸着性
にすぐれたフイルムが得られるものである。又、
合成ゼオライトが均一に分散されることにより、
フイルムの透明性、外観が非常に良好となる。 [効果] 本発明のフイルムで野菜、果物等の青果物を包
装すると、水滴が付着せず青果物の成熟を促進す
るエチレンガスを吸着除去するので、包装された
青果物が、水滴が付着して腐敗したり、エチレン
ガスの作用で成熟、老化が促進されるのを防止す
ることが出来、青果物の鮮度を落すことなく、長
期間保存することが出来る。 本発明フイルムで包装したものは、産地から市
場への流通において、保冷庫、冷凍車等を使用し
なくても、鮮度の低下が少なく、商品価値を下げ
ることもなく輸送可能である。又、一般家庭での
保存青果物も本発明フイルムを使用すると長期間
保存が可能となり、無駄なく消費出来る。 [実施例] 以下実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 低密度ポリエチレン70重量部と合成ゼオライト
13X,25部防曇剤としてジグリセリンモノオレイ
ン酸エステル、5部とを、二軸のスクリユータイ
プの混合機で混練し、マスターバツチを製造し、
更にこのマスターバツチ20部と低密度ポリエチレ
ン80部とをタンブラーで混合し、インフレーシヨ
ン法により、厚み30μのフイルムを製造した。 更に、前記合成ゼオライト13Xの代りに、合成
ゼオライト3Aを用いて同様方法により、フイル
ムを製造した(比較例−6。一方、比較例とし
て、低密度ポリエチレン単独(比較例−1)及び
低密度ポリエチレン75部と合成ゼオライト13X25
部を前記と同様の方法で、マスタバツチを製造
し、更にこのマスターバツチ20部と低密度ポリエ
チレン80部とをタンブラーで混合したもの(比較
例−2)、更には、前記合成ゼオライト13Xの代
りに合成ゼオライト3Aを用いて同様方法で低密
度ポリエチレンと混合したもの(比較例−3)を
インフレーシヨン法でフイルムを製造した。 前記各フイルムで生シイタケを充填包装し、含
気密封シールし常温(16〜21℃)に保存し、外観
(色)、臭気(香り)の変化から鮮度保持効果を比
較した結果は、表−1に示す通りで、本発明フイ
ルムが優れた効果を示している。
いることを特徴とする包装用フイルムに関するも
のであり、より詳しくは、特に野菜、果物等の生
鮮青果物を長期間保存することを可能とする青果
物の鮮度保持効果に優れた包装用フイルムを提供
するものである。 [従来の技術] 果実、野菜等の青果物の輸送もしくは、貯蔵中
の成熟、老化を防止し鮮度を保持するために、従
来から青果物をダンボール箱やプラスチツク容器
に入れたり、プラスチツクフイルムで包装して、
低温状態で輸送したり貯蔵することが一般に実施
されている。又、最近、特公昭56−42888、特開
昭56−144048、特開昭58−193678、特開昭58−
209934、特開昭60−94056等に見られるように通
気性のある小袋の中にガス吸着剤、吸湿剤、ガス
分解剤、等を封入したものを、青果物を包装する
際に一緒に包装収納し、もつて包装容器あるい
は、包装袋の内部の酸素ガス濃度や炭酸ガス濃
度、水分等を調整し、或いは青果物の成熟を促進
するエチレンガスを吸着除去する簡便単な方法が
提案され、注目されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、低温での輸送、貯蔵は、設備が大がか
りで費用が高く取扱いが不便な上に、ガス障害、
低温障害等の現象が見られるという問題がある。
又、最近注目されているガス吸着剤等の小袋に封
入し青果物と一緒に包装収納する方法は、各種類
の小袋を準備しなければならない上に、場合によ
つては数個の小袋を同時に包装収納しなければな
らず、包装作業が複雑になり、手間がかかる等の
問題がある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記問題点を解決するために鋭意
検討した結果、防曇剤と合成ゼオライトを合成樹
脂に添加混練するか、防曇剤をシリカに吸着させ
たものと合成ゼオライトを合成樹脂に添加混練し
てフイルム化した合成樹脂フイルムで青果物を包
装すると、優れた鮮度保持効果が得られることを
見い出し、本発明に到つた。即ち、本発明は融点
が40℃以下の防曇剤0.1〜5.0重量%と合成ゼオラ
イトX型3〜20重量%を添加した合成樹脂からな
る青果物用包装フイルムを供給するものであり、
本発明のフイルムで青果物を包装するだけで、優
れた鮮度保持が得られるものである。 本発明で使用する合成ゼオライトには、SiO2
とAl2O3のモル比が2.4〜2.8でA型に比べてシリ
カ含量が多く、細孔径が9〜10Åである合成ゼオ
ライトX型が、各種化合物の選択吸着能に優れ、
好ましい。本発明のフイルム中への合成ゼオライ
トの添加量は3〜20重量%である。 3重量%以下では効果が少なく、20重量%以上
では、フイルムの外観が悪くなるのと、フイルム
の強度が低下し成膜時膜切れし易い等の問題があ
る。 本発明で使用される防曇剤としては、多価アル
コール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エ
ステルのアルキレンオキサイド付加物、高級アウ
コールアルキレンオキサイド付加物、ポリオキシ
アルキルフエノールエーテル、及びポリオキシア
ルケニルフエノールエーテル、があげられる。こ
れらを単独でも、あるいは2種以上混合して用い
ても良い。又、前もつてシリカに吸着せしめて使
用することも出来る。ここで、多価アルコール脂
肪酸エステルの多価アルコールとは、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、グリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレン
グリコール、ペンタエリスリトール、トリメチロ
ールプロパン、ソルビタン、ソルビトール、シヨ
糖などをいい、脂肪酸とは、酢酸、酪酸、カプロ
ン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、リシノレン酸、エルカ酸など
の炭素数2〜22の脂肪酸をいい、ヤシ油、パーム
油、大豆油、綿実油、牛脂、鶏脂、魚油などの混
合脂肪酸も使用される。 また高級アルコールアルキレンオキサイド付加
物は、炭素数10〜20の飽和、または不飽和アルコ
ールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ドなどを2〜30モル付加させたものである。 これらの防曇剤の中では、融点が40℃以下のも
のが、フイルム表面にブリードして来る防曇剤に
よるフイルム表面のくもりが小さく、透明性が良
好で好ましく、更には、融点40℃以下の防曇剤を
前もつてシリカに吸着せしめて使用すれば、防曇
剤がフイルム表面にブリードするのを抑制し、防
曇剤の飛散を防止する効果が生じ、特に好まし
い。 これらの防曇剤の本発明フイルム中への添加量
は、0.1〜5.0重量%、好ましくは0.3〜2.0重量%
である。 0.1重量%以下では効果が不足し、5重量%以
上は、フイルム表面のベトツキが大きく、袋の口
開きが悪くなり好ましくない。 本発明フイルムに使用される合成樹脂として
は、ポリエチレンポリプロピレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−ブチレン共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
ビニルアルコール、ポリスチレン、ポリエステル
などがあげられる。 本発明フイルムの製造方法としては、防曇剤、
又は防曇剤をシリカに吸着せしめたものと、合成
ゼオライト及び合成樹脂とをタンブラー等の混合
機で所定の濃度で混合し、インフレーシヨン加
工、T−ダイ加工、カレンダー加工などの通常の
成形加工方法でフイルムに加工する方法、あるい
は、前記所定の濃度で混合したものをバンバリー
混練り機、一軸あるいは多軸のスクリユータイプ
の混練り機等で混練し、防曇剤と合成ゼオライト
を、合成樹脂に均一に混練分散させたものを前記
通常の成形加工方法でフイルムに成形する方法、
あるいは、防曇剤と合成ゼオライトの濃度を所定
の濃度よりも高い濃度になるように合成樹脂と混
合し、前記の混練り機等で混練し一旦マスターバ
ツチとした後、新たに合成樹脂を加え、所定の濃
度に希釈し、通常の成形加工方法でフイルムに成
形する方法等があげられる。 又、本発明フイルムには必要に応じ、滑剤、酸
化防止剤、アレチブロツキング剤などの添加剤を
配合してもかまわない。 [作用] 本発明フイルムは、防曇剤と合成ゼオライトが
均一に分散混合されており、水滴が付着せず、青
果物の成熟ホルモンであるエチレンガスを効率良
く吸着除去するため、青果物の成熟、老化を抑制
することが出来る。 即ち、天然ゼオライトでなく、成分、組成ある
いは細孔径等がコントロール出来て、均一で安定
した品質が得られる合成ゼオライトを防曇剤と混
合使用することにより、防曇剤の界面活性作用も
加わり、フイルム中に合成ゼオライトが均一に分
散され、水滴の付着がなくエチレンガスの吸着性
にすぐれたフイルムが得られるものである。又、
合成ゼオライトが均一に分散されることにより、
フイルムの透明性、外観が非常に良好となる。 [効果] 本発明のフイルムで野菜、果物等の青果物を包
装すると、水滴が付着せず青果物の成熟を促進す
るエチレンガスを吸着除去するので、包装された
青果物が、水滴が付着して腐敗したり、エチレン
ガスの作用で成熟、老化が促進されるのを防止す
ることが出来、青果物の鮮度を落すことなく、長
期間保存することが出来る。 本発明フイルムで包装したものは、産地から市
場への流通において、保冷庫、冷凍車等を使用し
なくても、鮮度の低下が少なく、商品価値を下げ
ることもなく輸送可能である。又、一般家庭での
保存青果物も本発明フイルムを使用すると長期間
保存が可能となり、無駄なく消費出来る。 [実施例] 以下実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 低密度ポリエチレン70重量部と合成ゼオライト
13X,25部防曇剤としてジグリセリンモノオレイ
ン酸エステル、5部とを、二軸のスクリユータイ
プの混合機で混練し、マスターバツチを製造し、
更にこのマスターバツチ20部と低密度ポリエチレ
ン80部とをタンブラーで混合し、インフレーシヨ
ン法により、厚み30μのフイルムを製造した。 更に、前記合成ゼオライト13Xの代りに、合成
ゼオライト3Aを用いて同様方法により、フイル
ムを製造した(比較例−6。一方、比較例とし
て、低密度ポリエチレン単独(比較例−1)及び
低密度ポリエチレン75部と合成ゼオライト13X25
部を前記と同様の方法で、マスタバツチを製造
し、更にこのマスターバツチ20部と低密度ポリエ
チレン80部とをタンブラーで混合したもの(比較
例−2)、更には、前記合成ゼオライト13Xの代
りに合成ゼオライト3Aを用いて同様方法で低密
度ポリエチレンと混合したもの(比較例−3)を
インフレーシヨン法でフイルムを製造した。 前記各フイルムで生シイタケを充填包装し、含
気密封シールし常温(16〜21℃)に保存し、外観
(色)、臭気(香り)の変化から鮮度保持効果を比
較した結果は、表−1に示す通りで、本発明フイ
ルムが優れた効果を示している。
【表】
【表】
比較例3
実施例 3,4,5 ラウリルアルコールの5モルエチレンオキサイ
ド付加物、40部をシリカ60部に吸着させたもの15
部と、合成ゼオライト10X、24部及び低密度ポリ
エチレン61部とを二軸のスクリユータイプ混合機
で混練し、マスターバツチを製造し、更にこのマ
スターバツチ25部と低密度ポリエチレン75部をタ
ンブラーで混合しインフレーシヨン法により厚み
30μのフイルムを製造した(実施例−3)。又、
同じくマスターバツチ25部と低密度ポリエチレン
175部とを同様にタンブラーで混合し、インフレ
ーシヨン法により厚み30μのフイルムを製造した
(実施例−4)。更に前記防曇剤をシリカに吸着さ
せたもの7.5部と合成ゼオライト10X,12部、及
びポリ塩化ビニリデン樹脂、380.5部をタンブラ
ーで均一に混合し、蒸気加熱式の押出機でインフ
レーシヨン法により厚み30μのフイルムを製造し
た(実施例−5)。本発明の実施例−3,4,5
の各フイルム及び比較例として低密度ポリエチレ
ンフイルム(比較例−4)、ポリ塩化ビニリデン
フイルム(比較例−5)とで各々リンゴを含気密
封包装して、常温(16〜21℃)に保存し、リンゴ
の外観、味、香りの変化を対象に鮮度保持効果を
試験した。結果を表−2に示す。本発明のフイル
ムが優れた効果を示している。
実施例 3,4,5 ラウリルアルコールの5モルエチレンオキサイ
ド付加物、40部をシリカ60部に吸着させたもの15
部と、合成ゼオライト10X、24部及び低密度ポリ
エチレン61部とを二軸のスクリユータイプ混合機
で混練し、マスターバツチを製造し、更にこのマ
スターバツチ25部と低密度ポリエチレン75部をタ
ンブラーで混合しインフレーシヨン法により厚み
30μのフイルムを製造した(実施例−3)。又、
同じくマスターバツチ25部と低密度ポリエチレン
175部とを同様にタンブラーで混合し、インフレ
ーシヨン法により厚み30μのフイルムを製造した
(実施例−4)。更に前記防曇剤をシリカに吸着さ
せたもの7.5部と合成ゼオライト10X,12部、及
びポリ塩化ビニリデン樹脂、380.5部をタンブラ
ーで均一に混合し、蒸気加熱式の押出機でインフ
レーシヨン法により厚み30μのフイルムを製造し
た(実施例−5)。本発明の実施例−3,4,5
の各フイルム及び比較例として低密度ポリエチレ
ンフイルム(比較例−4)、ポリ塩化ビニリデン
フイルム(比較例−5)とで各々リンゴを含気密
封包装して、常温(16〜21℃)に保存し、リンゴ
の外観、味、香りの変化を対象に鮮度保持効果を
試験した。結果を表−2に示す。本発明のフイル
ムが優れた効果を示している。
【表】
【表】
実施例 6,7
ソルビタンラウリン酸エステル20部、ポリオキ
シエチレン5ノニルフエノールエーテル30部を混
合し、シリカ50部に吸着させたもの4部と合成ゼ
オライト13X、7部と低密度ポリエチレン89部と
をスクリユータイプの二軸混合機で押出混練しペ
レツト状に加工したものを通常のインフレーシヨ
ン法で厚さ30μのフイルムを製造した(実施例−
6)。又、前記低密度ポリエチレンの代りにポリ
プロピレンを用いて、同様に二軸混合機で押出混
練し、ペレツト状に加工したものを水冷インフレ
ーシヨン法によつて、厚さ30μのフイルムを製造
した(実施例−7)。 前記実施例−6,7の各フイルムと比較例とし
て低密度ポリエチレン、ポリプロピレンの各々の
単独のフイルム及び合成ゼオライト13Xを7重量
%混入したフイルムでブロツコリーを含気密封包
装し、冷蔵庫(5〜6℃)に保存し、ブロツコリ
ーが新鮮な緑色から黄色に変色し異臭が発生する
までの日数を比較した所、実施例−6のフイルム
と実施例−7のフイルムで包装したものは、9日
間経過しても黄変及び異臭の発生は全く認められ
なかつたが、低密度ポリエチレン及びポリプロピ
レン単独のフイルムは、4日目から黄変と異臭の
発生が認められ、合成ゼオライト13Xのみを7重
量%混入した低密度ポリエチレン及びポリプロピ
レンのフイルムも5日目から黄変と異臭の発生が
認められた。防曇剤と合成ゼオライトを混入した
本発明のフイルムが非常に大きな効果を示した。
シエチレン5ノニルフエノールエーテル30部を混
合し、シリカ50部に吸着させたもの4部と合成ゼ
オライト13X、7部と低密度ポリエチレン89部と
をスクリユータイプの二軸混合機で押出混練しペ
レツト状に加工したものを通常のインフレーシヨ
ン法で厚さ30μのフイルムを製造した(実施例−
6)。又、前記低密度ポリエチレンの代りにポリ
プロピレンを用いて、同様に二軸混合機で押出混
練し、ペレツト状に加工したものを水冷インフレ
ーシヨン法によつて、厚さ30μのフイルムを製造
した(実施例−7)。 前記実施例−6,7の各フイルムと比較例とし
て低密度ポリエチレン、ポリプロピレンの各々の
単独のフイルム及び合成ゼオライト13Xを7重量
%混入したフイルムでブロツコリーを含気密封包
装し、冷蔵庫(5〜6℃)に保存し、ブロツコリ
ーが新鮮な緑色から黄色に変色し異臭が発生する
までの日数を比較した所、実施例−6のフイルム
と実施例−7のフイルムで包装したものは、9日
間経過しても黄変及び異臭の発生は全く認められ
なかつたが、低密度ポリエチレン及びポリプロピ
レン単独のフイルムは、4日目から黄変と異臭の
発生が認められ、合成ゼオライト13Xのみを7重
量%混入した低密度ポリエチレン及びポリプロピ
レンのフイルムも5日目から黄変と異臭の発生が
認められた。防曇剤と合成ゼオライトを混入した
本発明のフイルムが非常に大きな効果を示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 融点が40℃以下の防曇剤0.1〜5.0重量%と合
成ゼオライトX型3〜20重量%を添加した合成樹
脂からなる青果物用包装フイルム。 2 融点が40℃以下の防曇剤が多価アルコール脂
肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステルの
アルキレンオキサイド付加物、高級アルコールア
ルキレンオキサイド付加物、ポリオキシアルキル
フエノールエーテル、ポリオキシアルケニルフエ
ノールエーテルから選ばれた融点40℃以下のもの
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の青果物用包装フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19913287A JPS6443543A (en) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | Packaging film |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19913287A JPS6443543A (en) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | Packaging film |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6443543A JPS6443543A (en) | 1989-02-15 |
| JPH0433307B2 true JPH0433307B2 (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=16402675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19913287A Granted JPS6443543A (en) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | Packaging film |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6443543A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2589861B2 (ja) * | 1990-02-23 | 1997-03-12 | 明治チューインガム株式会社 | 天然樹脂の分離法 |
| JPH04220445A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-11 | Sumitomo Chem Co Ltd | 防曇性フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物 |
| JP6956557B2 (ja) * | 2016-12-20 | 2021-11-02 | 共同印刷株式会社 | 光透過性吸湿フィルム及びその製造方法 |
| JP7108266B2 (ja) * | 2018-11-07 | 2022-07-28 | 興人フィルム&ケミカルズ株式会社 | オーバーラップ熱収縮包装用ポリエチレン系多層フィルム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56115230A (en) * | 1980-02-19 | 1981-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | Container having freshness maintaining effect and manufacture thereof |
| JPS6262843A (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-19 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリエチレン樹脂組成物 |
-
1987
- 1987-08-11 JP JP19913287A patent/JPS6443543A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6443543A (en) | 1989-02-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5811142A (en) | Modified atmosphere package for cut of raw meat | |
| US4840823A (en) | Plastic film packaging material | |
| KR101264313B1 (ko) | 식품포장용 가스흡착 수지조성물 및 이를 포함하는 성형물 | |
| JP3230853B2 (ja) | 青果物鮮度保持包装用フィルム | |
| US2955045A (en) | Packaging cheese | |
| JPH0433307B2 (ja) | ||
| JPH01207339A (ja) | 鮮度保持および消臭にすぐれるプラスチックフィルム包装材 | |
| JPS6094056A (ja) | ブロツコリ−保存袋 | |
| US3946118A (en) | Process for retaining freshness of fruits, vegetables and cereals | |
| JPH03167261A (ja) | 青果物鮮度保持用合成樹脂フィルム及び鮮度保持方法 | |
| JP6212813B2 (ja) | 食品鮮度保持用発泡ネット及び発泡シート | |
| KR101826624B1 (ko) | 산소 제거수단이 구비된 포장지의 제조방법 | |
| US8404340B2 (en) | Permeable films | |
| JP2001169722A (ja) | 青果物鮮度保持用包装体 | |
| WO2003028977A1 (en) | A film, and method of forming, for in-situ controlled production of so2 gases | |
| JP2001149004A (ja) | 青果物鮮度保持用包装体 | |
| JP4052747B2 (ja) | 青果物の鮮度保持方法 | |
| JPS63307069A (ja) | 農水産物包装法及び複合段ボ−ル箱 | |
| CN112500663A (zh) | 一种可降解气调的农产品包装袋 | |
| JP2026514255A (ja) | 食品と接触することを意図した生分解性でコンポスト化可能な包装用の熱可塑性組成物 | |
| JPH02142840A (ja) | 樹脂組成物および包装材 | |
| JPH02115245A (ja) | 包装用ポリブタジェンフイルム組成物 | |
| JPS6041984B2 (ja) | 酸素吸収剤 | |
| JPH05254570A (ja) | 多層包装フィルム,青果物の鮮度保持用包装材料及び鮮度保持方法 | |
| JP2005073529A (ja) | ビワ用包装材、ビワ用包装袋及びビワの包装体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080602 Year of fee payment: 16 |