JPH04333607A - かつら - Google Patents

かつら

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JPH04333607A
JPH04333607A JP13067891A JP13067891A JPH04333607A JP H04333607 A JPH04333607 A JP H04333607A JP 13067891 A JP13067891 A JP 13067891A JP 13067891 A JP13067891 A JP 13067891A JP H04333607 A JPH04333607 A JP H04333607A
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JP
Japan
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wire
wig
shape
base
hair
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JP13067891A
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English (en)
Inventor
Sachiko Kosaka
向阪祥子
Mitsuko Kosaka
向阪光子
Kumiko Isaka
井阪くみ子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、かつらベースの端部
が目立たないかつらであって、形状記憶合金で製作され
た毛髪状の線材を用いて、かつらベースの端部を覆うよ
うな形状にその線材の形状を形成し、風などによって毛
髪材がめくれ上がっても、かつらベースの端部が露出せ
ず、かつ、好みの髪型にセットし易くしたかつらである
【0002】
【従来技術】かつらベースの外面に毛髪材を植設したか
つらにおいては、かつらベースの端部が露見しないよう
に心配・配慮する必要があり、できるだけベースの端部
を覆い隠すような髪型にすることが求められる。その結
果、好みの髪型を選べないだけでなく、風などでめくれ
上がることを恐れて、男性は常に不安な気持ちから逃れ
ることができない。また、髪を深く前に深く垂らしたよ
うな不自然な髪型を強いられる結果になる。
【0003】
【解決しようとする問題点】風などによって毛髪材がめ
くれ上がってベースが露見することを防止し、もし毛髪
材がめくれ上がっても、ベースの端部が露出しないよう
に構成して、男性を不安から開放すると共に、不自然な
髪型を強いられないように、髪型に対する制約を軽減し
、男性らしい髪型を形成することを可能にする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】A.発明1本発明1は
上述の問題点を解決したもので、かつらベースと、その
かつらベースの凸状外面に植設された毛髪材(H)とに
よって構成されたかつらにおいて、上記かつらベースの
近縁部に植設され、かつ上記かつらベースの端部から横
に遠ざかる方向に曲げられた多数の線材(F)を配する
と共に、その線材(F)はヒトの皮膚に接近する形状に
曲げられた皮膚接近部を有するように形成し、さらにそ
の線材(F)は形状記憶合金で構成され、その形状記憶
合金の変態温度は、かつら使用者の使用温度よりも低い
温度であるように構成されているものである。 B.発明2 本発明2は上記の発明1において、上記の皮膚接近部は
線材(F)の屈曲部で形成されているものである。 C.発明3 本発明3は上記の発明1において、上記の皮膚接近部は
線材(F)の先端部で形成されているものである。
【0005】
【作用】一般に形状記憶合金はその変態温度以下では形
状を任意に変形させることができるが、変態温度以上の
温度では記憶した形状に復元しようとする性質があり、
そのため、もし変形させても直ちに復元して、その形状
をヒトが自由に変えられない。この性質は“超弾性”と
呼ばれ、一面では“変形加工困難”という厄介な難点も
あるが、他方では優れた復元性があって、曲げられても
元に戻るという好ましい利点がある。
【0006】本発明は形状記憶合金の形状復元力を利用
するものである。そのため、毛髪材として金属の線材を
使用するという奇抜さに抵抗感があるが、かつらの外観
としては、材質が金属線材であることをヒトは見破るこ
とができない。従って、かつらベースの端部が露見しな
いような形状に上述の形状記憶合金の線材を高温で成型
加工すれば、常温では常に記憶した形状に復元しようと
して高温成型した形状に戻る。上記の高温成型温度は例
えば350°C〜550°Cであり、かつらの使用者が
使用する温度(常温)は寒い日で−10°、暑い日で4
0°C程度であると考えるとき、形状記憶合金の変態温
度としては例えば−10°以下のものを用いる。従って
常温では常に形状が復元しょうとする状態にある。形状
記憶合金の形状復元能力は、天然毛髪・人工毛髪に比べ
て比較にならないほど強く、実験によると、風に抵抗し
て形状を保つ保形力はヒトが奇妙に思うほどの強さを示
す。
【0007】
【実施例1】第1図において、かつら1は、かつらベー
ス2と、そのかつらベース2の凸状外面に植設された毛
髪材Hとによって構成されている。また、上記かつらベ
ースの近縁部3には線材Fが植設されている。毛髪材H
と線材Fは共にベース2に対して多数植設されるが、図
示し易いように、本数を少なくして粗く描き、線材Fは
実線で描き、毛髪材Hは2点鎖線で描いてある。線材F
は上記かつらベース2の端部4から横へ遠ざかる方向に
向けて曲げ、さらにその線材Fはヒトの皮膚6に接近す
る形状に曲げられて皮膚接近部7が形成されている。こ
の線材Fは一種の針金ではあるが、毛髪材Hと似た色彩
、似た光沢、似た外観(太さ)のものを用いる。もし必
要があれば毛髪材Hより細いものを用いてもよい。線材
が細い場合はヒトの肉眼の識別能力を低下させるので都
合がよい場合がある。
【0008】線材Fは形状記憶合金で構成され、その形
状記憶合金の変態温度は、かつら使用者の使用温度より
も低い温度、例えば−10°Cのものを使用する。従っ
て常温では線材Fは常に設定された形状に戻ろうとする
性質を有し、ヒトは自由に曲げることができず、仮に風
などで曲げられても直ちに元の形状に戻る。
【0009】第1図の場合は請求項2(発明2)の状態
を示し、皮膚近接部7は線材Fの屈曲部Rで形成されて
いる。従って、かつらベースの端部4は多数の線材Fで
覆われ、そのため、端部4は隠されていて見えない。も
し風が吹いても、線材Fは普通の毛髪材Hよりも強い復
元力をもっているので、風に抵抗する力が強く、また速
やかに復元する。
【0010】ヒトの毛髪は各人それぞれ差異があるため
、一例だけでは示し難いが、第4図はその一例を平面図
状に描いたものでり、ヒトの前額部の左半分を示す。 この例では頂部9に毛髪がない人の場合であり、側部8
には毛髪hがある。このヒトに対しては第5図のように
、毛髪のない頂部9にかつらベース2を被せるが、かつ
らベースには第6図のように毛髪材H(2点鎖線)と線
材F(実線)が多数に植設されている。その第6図はベ
ース2が透けて見えるように粗く描いてあるが、現物は
第7図のように線材Fと毛髪材Hが密生していて、かつ
らベースの端部4は全く見えず、図のような外観になる
。この第7図の髪型の他にも、いろいろな髪型を試みる
ことができる。例えば第8図のようなベース2aに線材
Fを粗く植設すると第9図のようになり、密生させると
第10図のようになる。
【0011】第2図、第3図の場合は請求項3(発明3
)の状態を示し、皮膚接近部7は線材Fの先端Pで形成
されている。もし、この先端Pを皮膚6に接触するよう
に形成しておくと、線材Fは皮膚から生えているように
見えて、先端Pが毛根側であるような錯覚に陥る。この
ような錯覚現象を応用すると、いろいろな髪型を試みる
ことができる。例えば第3図のように用いて人工的な“
生えぎわ”を形成することができる。いずれにしても、
第2図、第3図のように先端Pを皮膚に接近させると、
毛髪材Hのめくれ上がり時にもベース端部が隠されてい
て露見しない。
【0012】
【実施例2】線材Fのうち任意の本数は皮膚に接触する
皮膚接近部7を形成しないで例えば第1図・第2図の符
号7bのように、全く皮膚に接触しない線材Fを設けて
もよい。その効果としては、ベース端部4を間接的に覆
って隠すと共に、生えぎわ付近の髪型を保持することを
助ける。
【0013】
【実施例3】以上はかつらベースの端部とその近傍(近
縁部3と呼称する)に線材Fを植設したものについて述
べたが、線材Fを植設する領域を広げて近縁部以外にも
線材Fを植設してもよく、または、頭頂部などの毛髪材
Hと混在させてもよい。このように領域を広げる場合に
は、かつらベースの端部(または近縁部)と無関係に線
材Fを植設または混用する。その効果としては毛髪材H
全体の形状保機能を向上できる。この実施例による髪型
保持機能を応用すれば女性用かつらにも利用できる。そ
の場合にはセットされた髪型を永く保持し、セットに要
する時間や費用を節約できるだけでなく、風に乱されて
実現できなかったような新しい髪型を創作できる可能性
もある。
【0014】
【実施例4】価格の高くなることを我慢すれば、上述の
毛髪材Hをすべて線材Fで置き替えて、毛髪状の部分を
すべて線材Fで構成してもよい。この場合、上記の女性
用も含めて、前項[0013]と同様に利用でき、前項
と同様の効果が得られる。
【0015】
【実施例5】以上に述べた線材Fは成型困難という難題
をかかえているため、かつらの製作は従来のものより困
難である。そのような製作困難という難題を覚悟の上で
、製作方法の一例を次に示してみる。これは一例に過ぎ
ず、この手段に限定されるものでない。
【0016】[製法A](1)  線材Fを変態温度以
下に冷却しながら、その線材を成型加工する。 (2)  次に、高温(例500°C)で高温処理(セ
ット)する。 (3)  次に常温のもとで、ベースを用意して、例え
ば図11、図12のベ−スB1のような帯状のベ−スに
して、それに線材f1を並列に多数植設する。植設の代
わりに樹脂で埋めてもよい。樹脂はエラストマ状の弾性
のあるものがよい。このように形成したものを上方から
見ると第12図のような櫛の歯状になる。 (4)  左端から2番目の狭い帯状のベースB2を用
意して、それに線材f2を並列に多数植設し、または樹
脂・エラストマで保持させる。 (5)  f3についても同様に繰り返す。それぞれの
帯状のベースB1,B2,B3と、それぞれの線材f1
,f2,f3は、いずれも第12図のような櫛の歯のよ
うな形になる。 (6)  上記の工程を一度に済ませることもできる。 例えば、列をなして並べたf1の列、f2の列、f3の
列を、それぞれの列が適宜に間隔を保つように適宜のス
ペ−サを介して保持し、その一群の線材の毛根部を共通
にエラストマなどを用いて埋め、人工皮膚状に形成する
【0017】[製法B](a)  図13(a)のよう
に、線材保持板10は孔11を多数有し、その材質は形
状記憶合金で形成され、その形状記憶合金は常温よりも
高い変態温度で記憶した形状に復元するものとする。と
ころが常温では上述の図13(a)のような形状を保つ
ように塑性変形加工されて形成されている。 (b)  線材保持板10を変態温度以上に加熱すると
記憶させた形状に戻る。この実施例では、加熱によって
復元させるように記憶させた形状は図13(b)のよう
になり、また、断面は図13(c)のようになる。この
形状は線材Fを所望の3次元の形状にセットする形状で
ある。 (c)  また、補助板12は、図13(d)のように
、線材保持板10と同じように孔13を多数有し、その
材質もまた線材保持板10と同じように形状記憶合金で
形成され、その形状記憶合金もまた高温で線材保持板1
0と同様の形状に復元するものとする。これも常温では
上述の図13(d)のような形状を保つように塑性変形
加工されて形成されている。なお、符号14で示した多
数の黒点はは線材Fの横滑りを防ぐために直立させた針
であり次項(d)で説明する。 (d)  図14に拡大して示すように、まず、常温の
線材保持板10に対して線材Fを巻き付け、その線材を
挟むように補助板を押し付ける。この実施例では補助板
は12a、12bの2枚を用いた。片方の12aには上
述の針14が立っていて、その針は線材保持板10の孔
11を貫通している。 (e)  このように線材保持板10に線材Fを巻き付
け、補助板で押さえ付けた状態で上述のように加熱する
と、線材保持板と補助板は共に図13(b)、(c)の
ように変形し、線材Fの3次元の形状が形成される。 (f)  冷却して常温に戻ると、線材Fはコイル状に
なっているので、例えば粘着テ−プまたは櫛などでコイ
ルの端部15、16を仮保持しながら線材保持板や補助
板を抜き去る。粘着テ−プなどが片方の場合は櫛状に仮
保持されたコイルが得られ、両方の場合は梯子状に仮保
持されたコイルが得られる。 (g)人工皮膚面に対する仮想垂線を軸にして線材Fを
旋回させ、人工皮膚に対して斜め向きに、例えば図15
のように埋め込みたい場合には、毛根部はル−プ状のま
まに保ち、毛先部のル−プを切断して毛先を自由に開放
してもよい。
【0018】以上、各実施例および各図面を通じて、説
明の便宜上、線材F,fは大部分を直線状に描いて説明
したが、現実には繊維業界や美容業界で広く行われるよ
うに、若干の捲縮性(繊維業界)、ウエ−ブ(美容業界
)を与える方がよく、それによって嵩を大きく見せるこ
とができる。その手段は上述の線材保持板や補助板を波
状に形状記憶させればよい。
【0019】以下の参考例は[請求項]から逸脱するの
で本来は別の出願とすべきものであ。 [参考例]女性用かつらとして利用する場合など“生え
ぎわ”が露出しても、はずかしくないときは、請求項で
いうベ−スの端部から横へ遠ざかる方向に曲げられた部
分や皮膚接近部は設けなくてもよい。
【0020】
【効果】(1)  超弾性と呼ばれる形状記憶合金の形
状復元力によって、風などに抵抗して髪型を保持して復
元する力が強く、また、もし風などでめくれても直ちに
復元する。 (2)  かつら端部が露見するかも知れないという男
性の不安を解消し、従来の垂れ下がった、かつら特有の
髪型から脱却して、男性らしい“生えぎわ”をもったか
つらを形成することができる。 (3)  女性用に用いるとセットされた髪型を永く保
持し、復元する。また、風で乱されて実現できなかった
未知の髪型の創作も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】本発明の実施例の断面図である。
【図3】本発明の実施例の断面図である。
【図4】本発明の作用を示す説明図である。
【図5】本発明の作用を示す説明図である。
【図6】本発明の作用を示す説明図である。
【図7】本発明の作用を示す説明図である。
【図8】本発明の作用を示す説明図である。
【図9】本発明の作用を示す説明図である。
【図10】本発明の作用を示す説明図である。
【図11】本発明の製造工程の一例を示す概略説明図で
ある。
【図12】上記図11のように製造されたベ−スと線材
を上方から見た概略説明図である。
【図13】本発明の製造工程の一例を示す概略説明図で
ある。
【図14】本発明の製造工程の一例を示す概略説明図で
ある。
【図15】本発明の製造工程の一例を示す概略説明図で
ある。
【符号の説明】
H……毛髪材 F……線材 R……屈曲部 P……先端 2……かつらのベース 4……かつらのベースの端部 7……皮膚接近部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  かつらベースと、そのかつらベースの
    凸状外面に植設された毛髪材(H)とによって構成され
    たかつらにおいて、上記かつらベースの近縁部に植設さ
    れ、かつ上記かつらベースの端部から横へ遠ざかる方向
    に曲げられた多数の線材(F)を配すると共に、その線
    材(F)はヒトの皮膚に接近する形状に曲げられた皮膚
    接近部を有するように形成し、さらにその線材(F)は
    形状記憶合金で構成され、その形状記憶合金の変態温度
    は、かつら使用者の使用温度よりも低い温度であるよう
    に構成されていることを特徴とするかつら。
  2. 【請求項2】  上記の皮膚接近部は線材(F)の屈曲
    部で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    かつら。
  3. 【請求項3】  上記の皮膚接近部は線材(F)の先端
    部で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    かつら。
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