JPH04333705A - コンクリート床版用繊維強化樹脂製永久型枠、コンクリート床版の施工法及び繊維強化樹脂−鉄筋コンクリート合成床版 - Google Patents
コンクリート床版用繊維強化樹脂製永久型枠、コンクリート床版の施工法及び繊維強化樹脂−鉄筋コンクリート合成床版Info
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- JPH04333705A JPH04333705A JP13054291A JP13054291A JPH04333705A JP H04333705 A JPH04333705 A JP H04333705A JP 13054291 A JP13054291 A JP 13054291A JP 13054291 A JP13054291 A JP 13054291A JP H04333705 A JPH04333705 A JP H04333705A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
筋コンクリート床版のコンクリート打設用の型枠であっ
て、コンクリート硬化後はそのまま取り外さず、床版の
補強部材として永久的に使用される補強部材兼用の型枠
及びその永久型枠と一体化したコンクリート床版とその
施工法に関する。
施工法としては、施工現場でコンクリートを打設する現
場施工法と、予め工場でコンクリート床版を製作するプ
レキャスト工法があり、いずれもそのコンクリート用型
枠としては、木製又は鋼製の型枠が用いられている。従
来の鋼製コンクリート用型枠の一部には、コンクリート
硬化後も取り外さず、そのままコンクリート床版の一部
となる永久型枠も用いられている。
版用型枠のうち、木製型枠は型枠材料や型枠職人の不足
が問題となっている。そこで鋼製型枠が用いられる場合
が増加しているが、鋼製型枠は重量が大であり、これを
施工現場でのコンクリート打設に用いると、その搬入、
撤去に大型の重機が必要となり、交通の遮断、施工期間
の長期化等の問題が生ずる。プレキャスト工法により現
場施工の簡略化、工期の短縮を図る場合も、大重量のプ
レキャスト床版の搬入に同じ問題がある。更に鋼製型枠
を永久型枠として用いる場合には、コンクリート床版の
下面の鋼板がコンクリートのひび割れを防止する効果が
あるが、コンクリート床版の下面に露出する鋼板の防蝕
のため、定期的な塗装等による保守の必要がある。又道
路橋を通過する重量車輛による動荷重が鋼製永久型枠を
用いたコンクリート床版に作用すると、鉄筋コンクリー
トと鋼製型枠のヤング率の差により、コンクリートと鋼
製型枠の接合面が剥離する虞があり、永久型枠による床
版補強効果の減殺、剥離した接合面に侵入する水による
鋼材の腐食、コンクリートのひび割れ防止効果の低下等
の問題がある。従って本発明は、上記従来のコンクリー
ト床版用型枠の問題点に鑑み、軽量で施工現場への搬入
が容易で、且つコンクリート打設後はそのまま取り外す
ことなくコンクリート床版の一部を構成する補強部材と
して利用され、その際腐食及びコンクリートとの剥離の
問題のないコンクリート床版用型枠と、その型枠を用い
た型枠一体化コンクリート床版、及びコンクリート床版
の施工法を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、繊維強化樹脂をコ
ンクリート床版用永久型枠として用いると、軽量で耐蝕
性にすぐれ、且つ鉄筋コンクリートと繊維強化樹脂のヤ
ング率が略等しいため、床版に動荷重が作用しても、コ
ンクリートと永久型枠が剥離する虞がなく、コンクリー
トと型枠が長期間良好な密着性を保ち、コンクリートの
劣化防止、ひび割れの防止に大きな効果を発揮し得るこ
とを見出し本発明を完成するに到った。即ち、本発明は
略水平方向に拡がる略平板状底板と、該底板上面に垂直
に立設され、所定間隔を隔てて互いに平行に配設された
所定高さの複数の板状リブとを繊維強化樹脂により一体
に成形してなり、該リブには配筋のため、リブ上縁より
切り込んだ切込み又はリブを貫通する透孔を、該リブに
対して垂直方向に配設すべき鉄筋の間隔に等しい間隔で
設けてなるコンクリート床版用繊維強化樹脂製永久型枠
を要旨とする。他の本発明は上記のコンクリート床版用
繊維強化樹脂製永久型枠を道路橋の桁の間に複数個掛け
渡し、該リブに平行にリブとリブの間に複数本の鉄筋を
配置し、該リブに垂直方向に該切込み又は透孔を貫通し
て互に平行に複数本の鉄筋を配置して、少なくとも一枚
の格子状に鉄筋を配設し、該型枠内に所定の厚さにコン
クリートを打設して、鉄筋コンクリートと繊維強化樹脂
製型枠を一体化した合成床版とするコンクリート床版の
施工法を要旨とする。更に他の本発明は前記のコンクリ
ート床版用繊維強化樹脂製永久型枠の該リブに平行にリ
ブとリブの間に複数本の鉄筋を配置し、該リブに垂直方
向に該切込み又は透孔を貫通して互に平行に複数本の鉄
筋を配置して、少なくとも一枚の格子状に鉄筋を配設し
、該型枠内に所定の厚さにコンクリートを打設硬化して
得られ、鉄筋コンクリートと繊維強化樹脂が一体化して
なる、繊維強化樹脂−鉄筋コンクリート合成床版を要旨
とする。
る。図1aは本発明のコンクリート床版用型枠の一例の
平面図、同bは正面BB矢視断面図、同cはAA矢視側
面断面図、図2は図1bの要部拡大図、図3は図1cの
要部拡大図である。型枠1は平板状底板2と、底板2上
面に一定間隔で立設した互に平行な複数本のリブ3より
なり、全体が繊維強化樹脂により一体に成形されている
。型枠1のリブ方向の両端部の一部分において、底板2
を下方に傾斜させた傾斜底板4として型枠1を深く形成
し型枠1両端に厚肉にコンクリートを打設するハンチ部
10を形成する。傾斜底板4を含む型枠1のハンチ部1
0は型枠中央部11と一体に成形せず、図4の組立図に
示すように別個に成形して、底板2の一部を重ね合わせ
、底板2の重畳部5を接着してもよい。その際には各リ
ブ3の突合わせ接合部の両側面に添接板6を接着して補
強する。16は水抜き孔である。各リブ3の上縁には一
定間隔で配筋用切込み7を設ける。8は切込み7に鉄筋
9を配筋後、リブ3の上縁に嵌合、接着する断面コ字状
の蓋部材であって、型枠1本体と同じ繊維強化樹脂で構
成される。リブ3上縁に接着された蓋部材8は型枠1の
強度を増加する。12は底板2のリブ3に平行な片側の
縁に沿って、一部を底板2下面に重ね、一部をその縁か
らはみ出すように接合された細長い板状の型枠連接用接
合片であって、施工現場で複数の型枠1を並べて互いに
接合する際に、図6に示すようにこの型枠連接用接合片
12を隣接する型枠1の底板2の下面に重ねて接着する
。型枠1のリブ3の間隔は特に制限はないが例えば20
0〜400mm間隔に配置される。リブ3の高さは特に
制限はないが、通常の道路橋の道路幅方向の桁間隔約2
000〜3000mmの間に掛渡す型枠の場合には、型
枠中央部11でリブの高さは50〜150mm、好まし
くは80〜120mmである。配筋用切込み7の間隔は
配筋される鉄筋9の間隔により定まるが、通常100〜
200mm、切込み7の深さは例えば40〜60mm程
度である。 型枠1の繊維強化樹脂の強化用繊維はガラス繊維その他
繊維強化樹脂用の公知の繊維が用いられ、又合成樹脂と
しては、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂その他繊維強
化樹脂として公知の熱可塑性樹脂が何れも使用可能であ
るが、コスト、耐久性、強度の点でガラス繊維強化ポリ
エステル樹脂が好ましく用いられる。繊維強化樹脂によ
り型枠1を製造するには、公知の繊維強化樹脂の製法が
適用できるが、型枠中央部11や蓋部材8の如く一定断
面形状の部材は、所定断面形状の口金より、強化用繊維
を含む溶融樹脂を引出しつつ冷却して成形するのが好ま
しい。これにより強化用繊維が引出し方向に配向して、
型枠1に必要な方向の強度が増加する。型枠1のコンク
リートを打設する面はコンクリートとの接合力を増すた
めに、適宜表面処理を行うのが好ましい。例えばコンク
リートとの接着性に優れたプライマーを塗布する方法、
接着剤を塗布する方法、サンドブラスト等により表面に
凹凸を設ける方法、砂等の粒子を予め型枠表面に接着す
る方法、型枠表面に格子状或いは網状に成形した樹脂を
接着する方法等何れも使用可能である。
工現場でコンクリートを打設するには、図5a、b、c
の3面図に示すように、道路橋の道路の方向に沿って一
定間隔で設けられた桁の主桁フランジ13の間を跨いで
、型枠1をそのリブ3を主桁フランジ13と直角方向に
向けて掛渡す。主桁フランジ13と型枠1のハンチ部1
0の端部の底板2を接着する。主桁フランジ13の方向
に複数の型枠1を順次並べ、前述の如く互に型枠連接用
接合片12により接合する。隣接する桁の間隙にも同様
に型枠1を並べ、このようにして多数の型枠1を縦横に
拡がるように配列して並べ接着固定する。次に型枠1の
リブ3に沿って、リブ3とリブ3の間にそれぞれ下段主
鉄筋9aを複数の型枠1を貫通して配筋する。図5では
各リブ3間隔に2本宛下段主鉄筋9aが配されている。 その上に下段主鉄筋9aと直交して格子状をなすように
下段配力鉄筋9bを切込み7を通り、隣接する型枠1に
貫通して配筋する。下段主鉄筋9aと下段配力鉄筋9b
は適数箇所を互に結索する。リブ3の上縁に蓋部材8を
嵌合して接着する。更にリブ3より上側に同様に上段主
鉄筋9c及び上段配力鉄筋9dを適当な間隔で格子状に
配筋し、型枠1上に必要な深さまでコンクリート14を
打設する。コンクリート硬化後は型枠1はコンクリート
床版15の一部となり、鉄筋コンクリートと繊維強化樹
脂製の型枠が一体化して、繊維強化樹脂−鉄筋コンクリ
ート合成床版となる。各リブ3は床版に働く荷重に対し
て面が平行に配置され、コンクリート打設時のコンクリ
ートの重量による曲げ応力に抵抗し、硬化するまでのコ
ンクリートの重量を効果的に支持することができる。コ
ンクリート硬化後は床版に作用する荷重により、最も大
きな引張応力が作用する床版下面に引張強度の大なる繊
維強化樹脂製の型枠底板2が配置されるので、引張強度
が小で、ひび割れを生じ易いコンクリートの弱点をカバ
ーすることができる。更に、鉄筋コンクリートと繊維強
化樹脂のヤング率が略等しいため、道路を通過する重量
車輛による動荷重により、コンクリートと繊維強化樹脂
製の型枠の接合面が剥離する虞がない。本発明のコンク
リート床版用型枠は現場でのコンクリート打設用の型枠
としてのみでなく、プレキャスト床版用の型枠としても
同様に利用可能である。又上記実施例では、リブ3に切
込み7を設けて現場施工時に隣接する型枠を貫通する長
い下段配力鉄筋9bの配筋を容易にしたが、プレキャス
ト床版のように比較的短い鉄筋を下段配力鉄筋9bとし
て使用する場合は、リブ3の切込み7の代わりにリブ3
の適数箇所に鉄筋挿通用の透孔を設けてもよい。 この場合は蓋部材8は必要がなく、この部分を型枠本体
と一体に成形することができる。本発明のコンクリート
床版用型枠は道路の床版としてだけでなく、一般建築用
の床版としても利用可能である。
床版用型枠によれば、鉄筋コンクリートと繊維強化樹脂
製型枠が一体に結合され、軽量で引張強度の大なる繊維
強化樹脂製の型枠は床版の強度部材として有効に作用し
、コンクリートとの合成作用によりコンクリート床版を
補強することができるため、その分だけ鉄筋の使用量を
削減し、或いはコンクリートの厚みを減らすことができ
、それだけ床版の死荷重を減少させ、橋梁全体の設計に
有利となる。繊維強化樹脂は引張強度が極めて大なため
、コンクリートのひび割れを防止し、生じたひび割れの
進展を抑制することができる。特に、鉄筋コンクリート
と繊維強化樹脂のヤング率が略等しいため、道路を通過
する重量車輛による動荷重により、コンクリートと繊維
強化樹脂製の型枠の接合面が剥離する虞がなく、コンク
リートと型枠は長期間良好な密着状態を保つため、両者
の剥離面に雨水が侵入してコンクリートの成分を溶出し
、コンクリートにひび割れを生じさせる虞がない。繊維
強化樹脂製の型枠は軽量であるため、現場への搬入が容
易で、重機を必要とせず人手により容易に搬入でき、工
期の短縮を図ることができる。繊維強化樹脂は耐水性耐
蝕性に優れ、特別な保守を必要とせず維持管理が容易で
ある。木製型枠のような現場施工がなく、殆ど工場で生
産できるため現場の工期が短縮でき、施工後撤去作業の
必要もない。繊維強化樹脂は樹脂自体に自由に着色でき
るため、塗装を行うことなく人目に触れる床版下面を自
由に彩色することができ、美観のすぐれた道路橋を建設
することができる。
久型枠の3面図。
久型枠の要部拡大BB断面図。
久型枠の要部拡大CC面図。
久型枠の組立図。
久型枠を用いるコンクリート床版の施工法を示す3面図
。
Claims (3)
- 【請求項1】 略水平方向に拡がる略平板状底板と、
該底板上面に垂直に立設され、所定間隔を隔てて互いに
平行に配設された所定高さの複数の板状リブとを繊維強
化樹脂により一体に成形してなり、該リブには配筋のた
め、リブ上縁より切り込んだ切込み又はリブを貫通する
透孔を、該リブに対して垂直方向に配設すべき鉄筋の間
隔に等しい間隔で設けてなるコンクリート床版用繊維強
化樹脂製永久型枠。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンクリート床版用繊
維強化樹脂製永久型枠を道路橋の桁の間に複数個掛け渡
し、該リブに平行にリブとリブの間に複数本の鉄筋を配
置し、該リブに垂直方向に該切込み又は透孔を貫通して
互に平行に複数本の鉄筋を配置して、少なくとも一枚の
格子状に鉄筋を配設し、該型枠内に所定の厚さにコンク
リートを打設して、鉄筋コンクリートと繊維強化樹脂製
型枠を一体化した合成床版とするコンクリート床版の施
工法。 - 【請求項3】 請求項1記載のコンクリート床版用繊
維強化樹脂製永久型枠の該リブに平行にリブとリブの間
に複数本の鉄筋を配置し、該リブに垂直方向に該切込み
又は透孔を貫通して互に平行に複数本の鉄筋を配置して
、少なくとも一枚の格子状に鉄筋を配設し、該型枠内に
所定の厚さにコンクリートを打設硬化して得られ、鉄筋
コンクリートと繊維強化樹脂が一体化してなる、繊維強
化樹脂−鉄筋コンクリート合成床版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3130542A JP2561570B2 (ja) | 1991-05-05 | 1991-05-05 | コンクリート床版用繊維強化樹脂製永久型枠、コンクリート床版の施工法及び繊維強化樹脂−鉄筋コンクリート合成床版 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3130542A JP2561570B2 (ja) | 1991-05-05 | 1991-05-05 | コンクリート床版用繊維強化樹脂製永久型枠、コンクリート床版の施工法及び繊維強化樹脂−鉄筋コンクリート合成床版 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04333705A true JPH04333705A (ja) | 1992-11-20 |
| JP2561570B2 JP2561570B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=15036779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3130542A Expired - Lifetime JP2561570B2 (ja) | 1991-05-05 | 1991-05-05 | コンクリート床版用繊維強化樹脂製永久型枠、コンクリート床版の施工法及び繊維強化樹脂−鉄筋コンクリート合成床版 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561570B2 (ja) |
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- 1991-05-05 JP JP3130542A patent/JP2561570B2/ja not_active Expired - Lifetime
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