JPH0433385Y2 - - Google Patents

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JPH0433385Y2
JPH0433385Y2 JP17830386U JP17830386U JPH0433385Y2 JP H0433385 Y2 JPH0433385 Y2 JP H0433385Y2 JP 17830386 U JP17830386 U JP 17830386U JP 17830386 U JP17830386 U JP 17830386U JP H0433385 Y2 JPH0433385 Y2 JP H0433385Y2
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nozzle vane
housing
thermal expansion
turbine
shroud
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、開度調整可能なノズルベーンを備え
た可変ノズル付過給機に関し、とくにノズルベー
ンまわりの壁部を構成するタービンハウジングの
構造に関する。
〔従来の技術〕
従来から、タービンハウジング内のタービンス
クロールからタービンホイールに通じるガス通路
に、開度調整可能なノズルベーンを設けた過給機
の構造は、たとえば実開昭58−82439号公報等に
より公知である。
第2図は、従来の可変ノズル付過給機の一例を
示している。図に示すように、機関から排出され
た排気ガスは、タービンハウジング1内のタービ
ンスクロール2からガス通路3に配置されるノズ
ルベーン4に送られる。ここで、排気ガスはノズ
ルベーン4より加速あるいは方向制御されてター
ビンホイール5側に流入し、タービンホイール5
が回転駆動される。これにより、軸6によつてタ
ービンホイール5と連結されたコンプレツサ側の
インペラ7が回転され、圧縮した空気が機関の吸
気系へと送られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のような可変ノズル付過給
機においては、第3図に拡大して示すように、タ
ービンスクロール2内、ガス通路3およびタービ
ンホイール5には高温の排気ガスが流れるため、
これらに囲まれるタービンハウジング1の一部分
が相当高温になる。すなわち、ノズルベーン4に
対向しタービンハウジング1のガス通路3を形成
するシユラウド部1aがとくに高温となる。その
ため、熱膨張によるシユラウド部1aの伸び(と
くにノズルベーン4に近づく方向への伸び)が、
外側が常温の雰囲気にさらされるタービンハウジ
ング1の外周側部位1bの伸びよりも大きくなる
おそれがある。図におけるX−X方向の寸法がシ
ユラウド部1aよりも部位1bの方が大きいにも
かかわらず、シユラウド部1aのX−X方向の熱
膨張量が部位1bのそれよりも大きくなると、ノ
ズルベーン4がセンタハウジング8とシユラウド
部1aの壁面間に挟まれるおそれがある。そうな
ると、ノズルベーン4はいわゆるステツクした状
態となり、その開度調整機能が損われるという問
題を招く。
本考案は、このような問題点に着目し、タービ
ンハウジングの熱膨張に起因するガス通路壁面と
可変ノズルベーンの接触を防止し、可変ノズル付
過給機の信頼性を向上させることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的に沿う本考案の可変ノズル付過給機
は、タービンハウジングにより形成されたタービ
ンスクロールからタービンホイールへと通じるガ
ス通路に、開度調整可能なノズルベーンを設けた
可変ノズル付過給機において、前記タービンハウ
ジングを、前記タービンスクロールを形成するハ
ウジング外周部と、前記ノズルベーンと対向し前
記ガス通路の壁面の一部を形成するシユラウド部
とに分割し、前記ハウジング外周部の内周側に、
前記シユラウド部の材質よりも熱膨張率の大きい
高熱膨張部材を配置し、該高熱膨張部材の一方を
前記ハウジング外周部に固定するとともに、他方
を前記シユラウド部に連結し、前記シユラウド部
を、前記高熱膨張部材の伸縮に応じて前記ノズル
ベーンの軸心方向に移動可能としたものから成
る。
〔作用〕
このように構成された可変ノズル付過給機にお
いては、高熱膨張部材は、一方がタービンハウジ
ングのハウジング外周部に固定されているので、
ハウジング外周部が高温になれば、ハウジング外
周部からの伝熱により高熱膨張部材も高温とな
り、ハウジング外周部に固定されない自由端は他
方へ伸びる。自由端となる高熱膨張部材の他方に
は、ノズルベーンと対向しガス通路の壁面を形成
するシユラウド部が連結されているので、シユラ
ウド部ば高熱膨張部材の伸縮に応じて、ノズルベ
ーンの軸心方向に移動される。すなわち、ノズル
ベーンとシユラウド部自体が膨張する高温時に
は、シユラウド部はノズルベーンから離れる方向
に移動し、逆にシユラウド部とノズルベーンが収
縮する低温時になるとシユラウド部は高熱膨張部
材によつてノズルベーン側に移動される。
したがつて、シユラウド部の移動により、ノズ
ルベーンとガス通路壁面との間のクリアランスは
常に適切な値に保たれ、ノズルベーンとガス通路
壁面との接触は確実に防止される。
〔実施例〕
以下に、本考案の可変ノズル付過給機の望まし
い実施例を、図面を参照して説明する。
第1図は、本考案の一実施例に係る可変ノズル
付過給機を示しており、とくにノズルベーンまわ
りの断面を示している。可変ノズル付過給機とし
ての全体構造は、第2図に示した構造に準じるの
で、詳細な説明は省略する。図において、11は
タービンハウジングを示しており、12はタービ
ンホイールを示している。タービンハウジング1
1は、機関からの排気ガスが導かれるタービンス
クロール13、タービンスクロール13からのタ
ービンホイール12側へと通じるガス通路14、
タービンホイール12を収容したガス通路15を
構成している。ガス通路14には、開度調整が可
能なノズルベーン16が設けられており、ノズル
ベーン16によつて速度制御、方向制御された排
気ガスがタービンホイール12のブレード12a
に当てられる。ノズルベーン16は、タービンの
円周方向に適当数配設されており、その軸部16
aはバツクプレート17側に設けられたブツシユ
26に回動可能に支持されている。この軸部16
aは、適当なリンク機構(図示略)に連結されて
おり、このリンク機構に連動してノズルベーン1
6が開度調整されるようになつている。
タービンハウジング11は、タービンスクロー
ル13を形成するハウジング外周部18と、ノズ
ルベーン16に対向しガス通路14の壁面の一部
を形成するシユラウド部19とに分割されてい
る。つまり、シユラウド部19は、ハウジング外
周部18の内周側に嵌合され、タービンホイール
12の軸心方向(ノズルベーン16の軸心A方
向)に移動可能となつている。ハウジング外周部
18の内周側には、周方向に延びる段部20が形
成されており、段部20にはハウジング外周部1
8の材質よりも熱膨張率の大きい高熱膨張部材2
1が配置されている。高熱膨張部材21は、リン
ク状に形成され、材質は、たとえば亜鉛合金等か
ら構成されている。
高熱膨張部材21の外周面21aは伝熱面とな
つており、ハウジング外周部18に密着されてい
る。高熱膨張部材21の内周面21bは〓間22
をもつてシユラウド部19の外周面19aと対向
している。高熱膨張部材21のノズルベーン16
側は、ボルト23によつてハウジング外周部18
に固定されており、高熱膨張部材21の他方は自
由端となつている。この自由端となつている高熱
膨張部材21の他方は、プレート24、ボルト2
5を介してシユラウド部19のノズルベーン16
と対向する壁面19bと反対側の端面19cに連
結されている。これにより、シユラウド部19
は、高熱膨張部材21の伸縮に応じてノズルベー
ン16の軸心A方向に移動可能になつている。
つぎに、上記の可変ノズル付過給機における作
用について説明する。
タービンハウジング11のタービンスクロール
13、ガス通路14、タービンロータ側のガス通
路15によつて囲まれたシユラウド部19は、周
囲から高温の排気ガスが直接接触するため相当高
温になり、X−X方向、つまりノズルベーン16
に接近する方向に熱膨張する。しかし、シユラウ
ド部19は、プレート24を介して高熱膨張部材
21の他方と連結されているので、高温時にはノ
ズルベン16から離れる方向にも移動する。この
場合、シユラウド部19自体が熱膨張してノズル
ベーン16側に伸びる量よりも、高熱膨張部材2
1の自由端が反対方向(タービン出口側)に伸び
る量が大となるので、ノズルベーン16と対向す
るガス通路15の壁面19bは、結果的にはノズ
ルベーン16から離れる方向に移動する。この状
態では、上述したようにノズルベーン16もガス
通路14の壁面19b側に延びるので、シユラウ
ド部19が移動してもノズルベーン16と壁面1
9bとの間のクリアランスは、低温時に比べて大
幅に変化することはなく、このクリアランスから
のガス漏れにより過給性能が実質的に低下するこ
とはない。
タービンハウジング11のハウジング外周部1
9の温度が低くなると、高熱膨張部材21が収縮
してシユラウド部19がノズルベーン16側に移
動するが、この場合は、シユラウド部19自体と
ノズルベーン16が収縮するので、ノズルベーン
16とガス通路14の壁面19bとの間のクリア
ランスは、ほぼ高温時に近い値に保たれる。
このように、ハウジング外周部18に固定され
た高熱膨張部材21の伸縮によつて、ガス通路1
4の壁面19bを形成するシユラウド部19を移
動させることが可能となり、ノズルベーン16が
ガス通路14の両壁面と接触してステイツクする
ことは防止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の可変ノズル付過
給機によるときは、タービンハウジングを、ター
ビンスクロールを形成するハウジング外周部と、
ノズルベーンと対向しガス通路の壁面の一部を形
成するシユラウド部とに分割し、このシユラウド
部を、一方がハウジング外周部に固定された高熱
膨張部材の伸縮に応じてノズルベーンの軸心方向
に移動可能としたので、シユラウド部が熱膨張し
た際には、シユラウド部のノズルベーン側の伸び
量を高熱膨張部材の反対方向への伸び量によつて
吸収することが可能となり、ノズルベーンとガス
通路壁面との接触が確実に防止される。
その結果、ノズルベーンの円滑な作動が確保さ
れ、可変ノズル付過給機の信頼性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る可変ノズル付
過給機のタービンハウジングの部分断面図、第2
図は従来の可変ノズル付過給機の全体縦断面図、
第3図は従来のタービンハウジングの部分断面
図、である。 11……タービンハウジング、12……タービ
ンホイール、13……タービンスクロール、14
……ガス通路、16……ノズルベーン、18……
ハウジング外周部、19……シユラウド部、21
……高熱膨張部材、24……プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タービンハウジングにより形成されたタービン
    スクロールからタービンホールへと通じるガス通
    路に、開度調整可能なノズルベーンを設けた可変
    ノズル付過給機において、前記タービンハウジン
    グを、前記タービンスクロールを形成するハウジ
    ング外周部と、前記ノズルベーンと対向し前記ガ
    ス通路の壁面の一部を形成するシユラウド部とに
    分割し、前記ハウジング外周部の内周側に、前記
    シユラウド部の材質よりも熱膨張率の大きい高熱
    膨張部材を配置し、該高熱膨張部材の一方を前記
    ハウジング外周部に固定するとともに、他方を前
    記シユラウド部に連結し、前記シユラウド部を、
    前記高熱膨張部材の伸縮に応じて前記ノズルベー
    ンの軸心方向に移動可能としたことを特徴とする
    可変ノズル付過給機。
JP17830386U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0433385Y2 (ja)

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JP17830386U JPH0433385Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JPS6383429U JPS6383429U (ja) 1988-06-01
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