JPH04334312A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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- JPH04334312A JPH04334312A JP10455091A JP10455091A JPH04334312A JP H04334312 A JPH04334312 A JP H04334312A JP 10455091 A JP10455091 A JP 10455091A JP 10455091 A JP10455091 A JP 10455091A JP H04334312 A JPH04334312 A JP H04334312A
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- Japan
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- hair
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- polymer latex
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪化粧料に関し、更に
詳細には、化粧料が毛髪の損傷した部分に選択的に吸着
するため、毛髪の感触が良く、毛髪保護効果の強い毛髪
化粧料に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】過度の
ブラッシング、ドライヤー処理、パーマ処理、染毛処理
などの毛髪に対する美容処理の頻度が多くなるに従い、
毛髪の損傷も増える傾向にある。このような毛髪の損傷
が激しい場合、枝毛や切毛を生じることとなる。従来、
このような毛髪の損傷を防止するため毛髪保護作用を有
する毛髪化粧料が数多く開発されてきた。かかる毛髪化
粧料には、シリコーン(特開平1−272513号)、
被膜形成性ポリマー、複合体形成性ポリマー等が添加さ
れており、これらの成分を毛髪に吸着させることにより
毛髪を保護せんとするものであった。 【0003】しかしながら、毛髪へのこれらの成分の吸
着は、損傷部位だけでなく毛髪全体に及ぶため、毛髪全
体としては自然な仕上がりとはならず、違和感があり、
感触もよくないものであった。従って、毛髪の感触が良
く、自然な仕上がりを得ることのできる、優れた毛髪保
護効果を有する毛髪化粧料が望まれていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは、上記課題を解決すべく毛髪の損傷部位と非
損傷部位との比較研究を行った結果、毛髪の損傷部位が
プラスの電位を有しており、マイナスのζ電位を有する
ポリマーラテックスを含有し特定のpHを有する毛髪化
粧料が、毛髪の損傷部位に特異的に吸着し、感触の良い
、自然な仕上がりを毛髪にもたらし、しかも毛髪保護効
果に優れていることを見出し、本発明を完成した。 【0005】すなわち本発明は、マイナスのζ電位を有
するポリマーラテックスを0.01〜10重量%(固形
分)含有し、かつ化粧料全体のpHが3〜5.5である
毛髪化粧料を提供するものである。 【0006】本発明に関わるマイナスのζ電位を有する
ポリマーラテックスは、重合性モノマーを乳化重合する
方法やポリマーを乳化する等の公知の方法で製造するこ
とができる。乳化重合において、アニオン性の乳化剤を
使用して乳化重合を行えば、マイナスのζ電位を有する
ポリマーラテックスを容易に得ることができる。また、
通常の重合性モノマーの中にアニオン性モノマーを含有
させた場合や開始剤にアニオン性開始剤を使用した場合
には、ノニオン性の乳化剤を使用してもマイナスのζ電
位を有するポリマーラテックスを得ることができる。 【0007】重合性モノマーの中にスチレンスルフォン
酸塩等のアニオン性モノマーを含有させた場合には、乳
化重合時に乳化剤を全く使用しなくても、安定なマイナ
スζ電位を有するポリマーラテックスを得ることができ
る。ポリマーの乳化において、アニオン性の官能基を持
つポリマーの場合には、その非水溶剤溶液を水中に攪拌
混合しながら投入し、その後に非水溶剤を除去すれば、
マイナスのζ電位を有するポリマーラテックスを得るこ
とができる。アニオン性の官能基を持たないポリマーの
場合は、アニオン性乳化剤を使用しホモミキサー等の機
械力で乳化することにより、マイナスのζ電位を有する
ポリマーラテックスを得ることができる。 【0008】アニオン性官能基を持つ共重合体を具体的
に示すと、スチレン・メタクリル酸共重合体、アクリル
酸ブチル/メタクリル酸メチル・アクリル酸共重合体、
酢酸ビニル・メタクリル酸共重合体、スチレン・アクリ
ル酸−2−エチルオクチル・スチレンスルフォン酸共重
合体、イソブチルメタクリル酸・アクリル酸エチル・イ
タコン酸共重合体等を挙げることができる。 【0009】乳化重合およびポリマーの乳化で用いられ
るアニオン性の乳化剤としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸Na塩、ラウリルサルフェートNa塩、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテルの硫酸エステルNa塩、マ
レイン酸とオレフィンとの共重合体のNa塩、ナフタレ
ンスルフォン酸塩のホルマリン縮合物等を挙げることが
できる。また、乳化重合で用いられるアニオン性の開始
剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の
過硫酸塩、アゾビスシアノ吉草酸、p−エタンスルフォ
ン酸塩置換過酸化ベンゾイル等を挙げることができる。 【0010】アニオン性モノマーとしては、例えば、ア
クリル酸、メタクリル酸、スチレンスルホン酸、ビニル
ナフタレンスルホン酸、マレイン酸、フマル酸、クロト
ン酸、イタコン酸又はこれらの塩等のカルボン酸系又は
スルホン酸系のモノマーが挙げられる。これらのモノマ
ーは単独でも2種以上を混合して用いてもよい。 【0011】通常のモノマーとしては、例えばエチレン
、プロピレン、イソブテン、ブテン−1等のエチレン系
不飽和単量体;スチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン、ハロゲン化スチレン、ジビニルベンゼン等の
芳香族ビニル単量体;アクリル酸エチル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸−2−エチルヘキシル等のアルキル基
の炭素数が1〜20個のアクリル酸エステル;メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ラウリ
ル等の炭素数が1〜20個のメタクリル酸エステル;酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル;エ
チルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等の炭素数
が1〜20個のビニルエーテル;メチルビニルケトン、
エチルビニルケトン等の炭素数が1〜20個のビニルケ
トン;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニ
ルシアン単量体;塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリ
デン、臭化ビニリデン等のハロゲン化ビニル及びハロゲ
ン化ビニリデン;1,3−ブタジエン,2−メチル−1
,3−ブタジエン等の脂肪族共役ジエン等を挙げること
ができる。これらのモノマーは単独でも又2種以上を混
合しても使用することができる。 【0012】上記の如くして得られたポリマーラテック
スのζ電位はマイナスであるが、特に−20mV〜−1
00mV であることが好ましい(pH3〜5.5 )
。なお、ζ電位はPENKEM 社 LASER ZE
E Model 501 により測定したものである。 本発明毛髪化粧料は、上記の方法で合成したポリマーラ
テックスを含有するが、その粒径は10〜500μmで
あり、その配合量は固形分として0.01〜10重量%
、特に0.1〜5重量%が好ましい。配合量が0.01
重量%未満では充分な毛髪保護効果が得られず、10重
量%を超えると毛髪に必要以上に吸着し、感触が損なわ
れることがある。 【0013】本発明の毛髪化粧料のpHは3〜5.5
である。pHが3未満であると毛髪を傷め、5.5 を
超えると損傷部位への高分子の選択的吸着が起り難くな
り、いずれも好ましくない。pHの調節は、通常の毛髪
化粧料に用いられる公知の酸性若しくはアルカリ性物質
により行うことができる。 【0014】本発明化粧料には、更に毛髪化粧料に通常
使用される成分、例えば高級脂肪酸塩、アルキルアミン
オキサイド、脂肪酸アルカノールアミド、スクワレン、
ラノリン等の感触向上剤;プロピレングリコール、グリ
セリン、ソルビトール等の保湿剤;メチルセルロース、
カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エ
タノール等の粘度調整剤;パール化剤;香料;色素;紫
外線;吸収剤;酸化防止剤;トリクロサン、トリクロロ
カルバン等の殺菌剤;グリチルリチン酸カリウム、酢酸
トコフェロール等の抗炎症剤;ジンクピリチオン、オク
トピロックス等の抗フケ剤;メチルパラベン、ブチルパ
ラベン等の防腐剤などを発明の効果を損なわない範囲に
おいて任意に添加することも可能である。 【0015】本願発明の毛髪化粧料としては、ヘアコン
ディショナー、ヘアムース、ブロー剤、ヘアスプレー等
が挙げられ、洗い流すタイプ洗い流さないタイプのどち
らにも好適に用いることができるが、アニオンおよび/
または両性界面活性剤を10%以上併用するシャンプー
組成物においては所望の毛髪保護効果が得難く、好まし
くない。 【0016】 【実施例1】以下、合成例及び実施例を挙げて本発明を
更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。 【0017】合成例1 攪拌機、還流コンデンサー、滴下ロートおよび温度計を
備えた反応容器に、イオン交換水60部、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル P=50(エマルゲン15
0花王(株)製)を8.0部、過硫酸カリウム0.16
部を入れ、系内を窒素ガスにて置換した後、温度65℃
まで昇温する。 これに、スチレン38部とメタクリル酸2部の混合物を
4時間かけて滴下する。滴下終了後、70℃に昇温して
2時間熟成反応を行い、マイナスのζ電位を有するポリ
マーラテックスを得た。 【0018】合成例2 モノマーをスチレン39部、10%スチレンスルホン酸
ナトリウム塩水溶液10部をそれぞれ別個に滴下する方
法に変更した以外は実施例1と同様にして乳化重合を行
い、マイナスのζ電位を有するポリマーラテックスを得
た。 【0019】比較合成例1 モノマーをスチレン39部、ジメチルアミノエチルメタ
クリレート1部に変更した以外は合成例1と同様にして
乳化重合を行い、プラスのゼータ電位を有するポリマー
ラテックスを得た。 【0020】実施例1 合成例1、合成例2および比較合成例1で合成したポリ
マーラテックスを、固形分として0.1 重量%で且つ
所定のpHとなるように調整して、表1に示した毛髪化
粧料を得た。得られた毛髪化粧料を下記項目について試
験した。この結果を表2に示す。 【0021】試験項目 (1) 感触 損傷の多い、日本人のパーマ毛の毛束を、毛髪化粧料に
1分間浸漬し、絞った後、風乾した。これを20名の女
性専門パネラーが感触について評価した結果より、以下
の基準で判断した。 ○:20名中14人以上が良好と回答 △:20名中7〜13名が良好と回答 ×:20名中良好と回答したのは6名以下【0022】
(2) 毛髪損傷部位への選択的吸着性損傷の多い、
日本人のパーマ毛を毛髪化粧料に1分間浸漬し、次いで
、2分間蒸留水中に浸漬し、すすぎ、風乾した。この毛
髪を走査型電子顕微鏡を用いて観察し、毛髪表面上の高
分子の付着状態を下記評価基準により評価した。 A:毛髪損傷部に選択的に吸着している。 B:ほぼ全面に吸着している。 C:ほとんど吸着していない。 【0023】(3) 毛髪保護効果 日本人のパーマによる損傷が加えられた15cm200
本の毛髪を、毛髪化粧料に1分間浸漬し、絞った後、
風乾した。 【0024】この毛髪に対し、ナイロンのブラシを用い
、2秒に1回で、10,000回のブラッシングを行っ
た。 この後、枝毛及び切毛の発生本数を数えることにより、
ブラッシングに対する毛髪保護効果を評価した。 【0025】 【表1】 【0026】 【表2】 【0027】実施例2 コンディショナー組成物:
(重量%)スチレン/メタクリル酸
(38/2)コポリマー(高分子含量30%)(ζ=−
16.7mV) 1
メチルパラベン
0.1 エタノ
ール
10.0 水
バランス香料
0.2 計
100
pH=4.0 【0028】実施例3 ブロー剤組成物:
(重量%)スチレ
ン/スチレンスルフォン酸ナトリウム(39/1)コポ
リマー(高分子含量30%)(ζ=−59.0mV)
0.5 エタノール
30 ポリオキシエチレンスチ
アリルエーテル(20E.O.) 0.
3 バーチエキス
0.2 香料
1.0 水
バランス計
100 pH=4.
0 以上を配合し、良好な感触と毛髪保護機能を有する
均一で安定性のあるブロー剤組成物を得た。 【0029】実施例4 表3に示す組成のコンディショナー組成物を調製し、実
施例1と同様に評価した。結果を表3に示す。 【0030】 【表3】 【0031】 【表4】 【0032】 【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は毛髪損傷部位へ選
択的に吸着するため、毛髪の感触が良く、しかも毛髪保
護効果の優れたものである。
詳細には、化粧料が毛髪の損傷した部分に選択的に吸着
するため、毛髪の感触が良く、毛髪保護効果の強い毛髪
化粧料に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】過度の
ブラッシング、ドライヤー処理、パーマ処理、染毛処理
などの毛髪に対する美容処理の頻度が多くなるに従い、
毛髪の損傷も増える傾向にある。このような毛髪の損傷
が激しい場合、枝毛や切毛を生じることとなる。従来、
このような毛髪の損傷を防止するため毛髪保護作用を有
する毛髪化粧料が数多く開発されてきた。かかる毛髪化
粧料には、シリコーン(特開平1−272513号)、
被膜形成性ポリマー、複合体形成性ポリマー等が添加さ
れており、これらの成分を毛髪に吸着させることにより
毛髪を保護せんとするものであった。 【0003】しかしながら、毛髪へのこれらの成分の吸
着は、損傷部位だけでなく毛髪全体に及ぶため、毛髪全
体としては自然な仕上がりとはならず、違和感があり、
感触もよくないものであった。従って、毛髪の感触が良
く、自然な仕上がりを得ることのできる、優れた毛髪保
護効果を有する毛髪化粧料が望まれていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは、上記課題を解決すべく毛髪の損傷部位と非
損傷部位との比較研究を行った結果、毛髪の損傷部位が
プラスの電位を有しており、マイナスのζ電位を有する
ポリマーラテックスを含有し特定のpHを有する毛髪化
粧料が、毛髪の損傷部位に特異的に吸着し、感触の良い
、自然な仕上がりを毛髪にもたらし、しかも毛髪保護効
果に優れていることを見出し、本発明を完成した。 【0005】すなわち本発明は、マイナスのζ電位を有
するポリマーラテックスを0.01〜10重量%(固形
分)含有し、かつ化粧料全体のpHが3〜5.5である
毛髪化粧料を提供するものである。 【0006】本発明に関わるマイナスのζ電位を有する
ポリマーラテックスは、重合性モノマーを乳化重合する
方法やポリマーを乳化する等の公知の方法で製造するこ
とができる。乳化重合において、アニオン性の乳化剤を
使用して乳化重合を行えば、マイナスのζ電位を有する
ポリマーラテックスを容易に得ることができる。また、
通常の重合性モノマーの中にアニオン性モノマーを含有
させた場合や開始剤にアニオン性開始剤を使用した場合
には、ノニオン性の乳化剤を使用してもマイナスのζ電
位を有するポリマーラテックスを得ることができる。 【0007】重合性モノマーの中にスチレンスルフォン
酸塩等のアニオン性モノマーを含有させた場合には、乳
化重合時に乳化剤を全く使用しなくても、安定なマイナ
スζ電位を有するポリマーラテックスを得ることができ
る。ポリマーの乳化において、アニオン性の官能基を持
つポリマーの場合には、その非水溶剤溶液を水中に攪拌
混合しながら投入し、その後に非水溶剤を除去すれば、
マイナスのζ電位を有するポリマーラテックスを得るこ
とができる。アニオン性の官能基を持たないポリマーの
場合は、アニオン性乳化剤を使用しホモミキサー等の機
械力で乳化することにより、マイナスのζ電位を有する
ポリマーラテックスを得ることができる。 【0008】アニオン性官能基を持つ共重合体を具体的
に示すと、スチレン・メタクリル酸共重合体、アクリル
酸ブチル/メタクリル酸メチル・アクリル酸共重合体、
酢酸ビニル・メタクリル酸共重合体、スチレン・アクリ
ル酸−2−エチルオクチル・スチレンスルフォン酸共重
合体、イソブチルメタクリル酸・アクリル酸エチル・イ
タコン酸共重合体等を挙げることができる。 【0009】乳化重合およびポリマーの乳化で用いられ
るアニオン性の乳化剤としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸Na塩、ラウリルサルフェートNa塩、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテルの硫酸エステルNa塩、マ
レイン酸とオレフィンとの共重合体のNa塩、ナフタレ
ンスルフォン酸塩のホルマリン縮合物等を挙げることが
できる。また、乳化重合で用いられるアニオン性の開始
剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の
過硫酸塩、アゾビスシアノ吉草酸、p−エタンスルフォ
ン酸塩置換過酸化ベンゾイル等を挙げることができる。 【0010】アニオン性モノマーとしては、例えば、ア
クリル酸、メタクリル酸、スチレンスルホン酸、ビニル
ナフタレンスルホン酸、マレイン酸、フマル酸、クロト
ン酸、イタコン酸又はこれらの塩等のカルボン酸系又は
スルホン酸系のモノマーが挙げられる。これらのモノマ
ーは単独でも2種以上を混合して用いてもよい。 【0011】通常のモノマーとしては、例えばエチレン
、プロピレン、イソブテン、ブテン−1等のエチレン系
不飽和単量体;スチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン、ハロゲン化スチレン、ジビニルベンゼン等の
芳香族ビニル単量体;アクリル酸エチル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸−2−エチルヘキシル等のアルキル基
の炭素数が1〜20個のアクリル酸エステル;メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ラウリ
ル等の炭素数が1〜20個のメタクリル酸エステル;酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル;エ
チルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等の炭素数
が1〜20個のビニルエーテル;メチルビニルケトン、
エチルビニルケトン等の炭素数が1〜20個のビニルケ
トン;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニ
ルシアン単量体;塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリ
デン、臭化ビニリデン等のハロゲン化ビニル及びハロゲ
ン化ビニリデン;1,3−ブタジエン,2−メチル−1
,3−ブタジエン等の脂肪族共役ジエン等を挙げること
ができる。これらのモノマーは単独でも又2種以上を混
合しても使用することができる。 【0012】上記の如くして得られたポリマーラテック
スのζ電位はマイナスであるが、特に−20mV〜−1
00mV であることが好ましい(pH3〜5.5 )
。なお、ζ電位はPENKEM 社 LASER ZE
E Model 501 により測定したものである。 本発明毛髪化粧料は、上記の方法で合成したポリマーラ
テックスを含有するが、その粒径は10〜500μmで
あり、その配合量は固形分として0.01〜10重量%
、特に0.1〜5重量%が好ましい。配合量が0.01
重量%未満では充分な毛髪保護効果が得られず、10重
量%を超えると毛髪に必要以上に吸着し、感触が損なわ
れることがある。 【0013】本発明の毛髪化粧料のpHは3〜5.5
である。pHが3未満であると毛髪を傷め、5.5 を
超えると損傷部位への高分子の選択的吸着が起り難くな
り、いずれも好ましくない。pHの調節は、通常の毛髪
化粧料に用いられる公知の酸性若しくはアルカリ性物質
により行うことができる。 【0014】本発明化粧料には、更に毛髪化粧料に通常
使用される成分、例えば高級脂肪酸塩、アルキルアミン
オキサイド、脂肪酸アルカノールアミド、スクワレン、
ラノリン等の感触向上剤;プロピレングリコール、グリ
セリン、ソルビトール等の保湿剤;メチルセルロース、
カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エ
タノール等の粘度調整剤;パール化剤;香料;色素;紫
外線;吸収剤;酸化防止剤;トリクロサン、トリクロロ
カルバン等の殺菌剤;グリチルリチン酸カリウム、酢酸
トコフェロール等の抗炎症剤;ジンクピリチオン、オク
トピロックス等の抗フケ剤;メチルパラベン、ブチルパ
ラベン等の防腐剤などを発明の効果を損なわない範囲に
おいて任意に添加することも可能である。 【0015】本願発明の毛髪化粧料としては、ヘアコン
ディショナー、ヘアムース、ブロー剤、ヘアスプレー等
が挙げられ、洗い流すタイプ洗い流さないタイプのどち
らにも好適に用いることができるが、アニオンおよび/
または両性界面活性剤を10%以上併用するシャンプー
組成物においては所望の毛髪保護効果が得難く、好まし
くない。 【0016】 【実施例1】以下、合成例及び実施例を挙げて本発明を
更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。 【0017】合成例1 攪拌機、還流コンデンサー、滴下ロートおよび温度計を
備えた反応容器に、イオン交換水60部、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル P=50(エマルゲン15
0花王(株)製)を8.0部、過硫酸カリウム0.16
部を入れ、系内を窒素ガスにて置換した後、温度65℃
まで昇温する。 これに、スチレン38部とメタクリル酸2部の混合物を
4時間かけて滴下する。滴下終了後、70℃に昇温して
2時間熟成反応を行い、マイナスのζ電位を有するポリ
マーラテックスを得た。 【0018】合成例2 モノマーをスチレン39部、10%スチレンスルホン酸
ナトリウム塩水溶液10部をそれぞれ別個に滴下する方
法に変更した以外は実施例1と同様にして乳化重合を行
い、マイナスのζ電位を有するポリマーラテックスを得
た。 【0019】比較合成例1 モノマーをスチレン39部、ジメチルアミノエチルメタ
クリレート1部に変更した以外は合成例1と同様にして
乳化重合を行い、プラスのゼータ電位を有するポリマー
ラテックスを得た。 【0020】実施例1 合成例1、合成例2および比較合成例1で合成したポリ
マーラテックスを、固形分として0.1 重量%で且つ
所定のpHとなるように調整して、表1に示した毛髪化
粧料を得た。得られた毛髪化粧料を下記項目について試
験した。この結果を表2に示す。 【0021】試験項目 (1) 感触 損傷の多い、日本人のパーマ毛の毛束を、毛髪化粧料に
1分間浸漬し、絞った後、風乾した。これを20名の女
性専門パネラーが感触について評価した結果より、以下
の基準で判断した。 ○:20名中14人以上が良好と回答 △:20名中7〜13名が良好と回答 ×:20名中良好と回答したのは6名以下【0022】
(2) 毛髪損傷部位への選択的吸着性損傷の多い、
日本人のパーマ毛を毛髪化粧料に1分間浸漬し、次いで
、2分間蒸留水中に浸漬し、すすぎ、風乾した。この毛
髪を走査型電子顕微鏡を用いて観察し、毛髪表面上の高
分子の付着状態を下記評価基準により評価した。 A:毛髪損傷部に選択的に吸着している。 B:ほぼ全面に吸着している。 C:ほとんど吸着していない。 【0023】(3) 毛髪保護効果 日本人のパーマによる損傷が加えられた15cm200
本の毛髪を、毛髪化粧料に1分間浸漬し、絞った後、
風乾した。 【0024】この毛髪に対し、ナイロンのブラシを用い
、2秒に1回で、10,000回のブラッシングを行っ
た。 この後、枝毛及び切毛の発生本数を数えることにより、
ブラッシングに対する毛髪保護効果を評価した。 【0025】 【表1】 【0026】 【表2】 【0027】実施例2 コンディショナー組成物:
(重量%)スチレン/メタクリル酸
(38/2)コポリマー(高分子含量30%)(ζ=−
16.7mV) 1
メチルパラベン
0.1 エタノ
ール
10.0 水
バランス香料
0.2 計
100
pH=4.0 【0028】実施例3 ブロー剤組成物:
(重量%)スチレ
ン/スチレンスルフォン酸ナトリウム(39/1)コポ
リマー(高分子含量30%)(ζ=−59.0mV)
0.5 エタノール
30 ポリオキシエチレンスチ
アリルエーテル(20E.O.) 0.
3 バーチエキス
0.2 香料
1.0 水
バランス計
100 pH=4.
0 以上を配合し、良好な感触と毛髪保護機能を有する
均一で安定性のあるブロー剤組成物を得た。 【0029】実施例4 表3に示す組成のコンディショナー組成物を調製し、実
施例1と同様に評価した。結果を表3に示す。 【0030】 【表3】 【0031】 【表4】 【0032】 【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は毛髪損傷部位へ選
択的に吸着するため、毛髪の感触が良く、しかも毛髪保
護効果の優れたものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 マイナスのζ電位を有するポリマーラ
テックスを0.01〜10重量%(固形分)含有し、か
つ化粧料全体のpHが3〜5.5 である毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10455091A JPH04334312A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10455091A JPH04334312A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 毛髪化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334312A true JPH04334312A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=14383586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10455091A Pending JPH04334312A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04334312A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0673638A3 (en) * | 1994-03-24 | 1996-10-16 | Kao Corp | Cosmetic composition containing antibodies. |
| JPH09315926A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-09 | Lion Corp | 皮膚保護剤 |
| JP2009543855A (ja) * | 2006-07-19 | 2009-12-10 | クローダ インターナショナル パブリック リミティド カンパニー | ヘアスタイリングの用途におけるコポリマー |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP10455091A patent/JPH04334312A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0673638A3 (en) * | 1994-03-24 | 1996-10-16 | Kao Corp | Cosmetic composition containing antibodies. |
| JPH09315926A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-09 | Lion Corp | 皮膚保護剤 |
| JP2009543855A (ja) * | 2006-07-19 | 2009-12-10 | クローダ インターナショナル パブリック リミティド カンパニー | ヘアスタイリングの用途におけるコポリマー |
| JP2014098015A (ja) * | 2006-07-19 | 2014-05-29 | Croda International Plc | ヘアスタイリングの用途におけるコポリマー |
| KR101401837B1 (ko) * | 2006-07-19 | 2014-05-29 | 크로다 인터내셔날 피엘씨 | 헤어 스타일링 적용예에서의 공중합체 |
| US8778314B2 (en) | 2006-07-19 | 2014-07-15 | Croda International Plc | Co-polymers in hair styling applications |
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