JPH04334325A - 血液凝固阻止剤 - Google Patents
血液凝固阻止剤Info
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- JPH04334325A JPH04334325A JP3105809A JP10580991A JPH04334325A JP H04334325 A JPH04334325 A JP H04334325A JP 3105809 A JP3105809 A JP 3105809A JP 10580991 A JP10580991 A JP 10580991A JP H04334325 A JPH04334325 A JP H04334325A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino acid
- polypeptide
- acid sequence
- slpi
- cathepsin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配列番号:1で表わされ
るポリペプチドを有効成分として含有する血液凝固阻止
剤に関する。
るポリペプチドを有効成分として含有する血液凝固阻止
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】血管が損傷を受けた場合に、2つの機構
が働いて止血されることは周知の通りである。その1つ
は血小板による止血栓(1次止血)であり、他は線維素
が赤血球を取りこんで作る血餅(2次止血)である。1
次止血では血管損傷で露出したコラーゲンなどに血小板
が粘着し、次いで変形して強固な血栓を作り止血する。 このとき血小板からセロトニンが放出され血管を収縮さ
せる。また、血液が速く流れる血管の血栓は主に小量の
線維素と血小板から成ることが知られている。
が働いて止血されることは周知の通りである。その1つ
は血小板による止血栓(1次止血)であり、他は線維素
が赤血球を取りこんで作る血餅(2次止血)である。1
次止血では血管損傷で露出したコラーゲンなどに血小板
が粘着し、次いで変形して強固な血栓を作り止血する。 このとき血小板からセロトニンが放出され血管を収縮さ
せる。また、血液が速く流れる血管の血栓は主に小量の
線維素と血小板から成ることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この一連の血小板の活
性化を誘起する物質の1つとしてカテプシンGが知られ
ている(Laboratory Investigat
ion, 62, 409, 1990)。 即ち、活性化好中球が放出するカテプシンGは血小板凝
集およびセロトニン放出を引き起こす。従って、カテプ
シンGを阻害する薬物は、血小板凝集およびセロトニン
放出を抑制し、血栓症を阻止すると考えられるため、抗
血小板剤または抗血栓剤として期待される。
性化を誘起する物質の1つとしてカテプシンGが知られ
ている(Laboratory Investigat
ion, 62, 409, 1990)。 即ち、活性化好中球が放出するカテプシンGは血小板凝
集およびセロトニン放出を引き起こす。従って、カテプ
シンGを阻害する薬物は、血小板凝集およびセロトニン
放出を抑制し、血栓症を阻止すると考えられるため、抗
血小板剤または抗血栓剤として期待される。
【0004】一方、ヒト多形核白血球エラスターゼ阻害
蛋白 (Secretary Leukocyte P
rotease Inhibitor)(以下、SLP
Iという)は人間の唾液中や精液中に存在し、すでに構
造決定されている(R.C. Thompson ら、
Nucl. Acid Res. 14, 7883〜
7896,1986;特表昭62−501262号公報
参照) 。
蛋白 (Secretary Leukocyte P
rotease Inhibitor)(以下、SLP
Iという)は人間の唾液中や精液中に存在し、すでに構
造決定されている(R.C. Thompson ら、
Nucl. Acid Res. 14, 7883〜
7896,1986;特表昭62−501262号公報
参照) 。
【0005】このSLPIは、白血球エラスターゼ、カ
テプシンGなどのキモトリプシン様酵素に対する阻害活
性を有しているが、同時に生理的に重要なトリプシン様
酵素、例えばトリプシンに対する阻害活性をあわせ有し
ている。このために、従ってSLPIは、エラスターゼ
阻害剤、カテプシンG阻害剤につながる優れた阻害活性
を有しているにも拘らず、ヒト疾患治療薬として用いる
ことが難しい。
テプシンGなどのキモトリプシン様酵素に対する阻害活
性を有しているが、同時に生理的に重要なトリプシン様
酵素、例えばトリプシンに対する阻害活性をあわせ有し
ている。このために、従ってSLPIは、エラスターゼ
阻害剤、カテプシンG阻害剤につながる優れた阻害活性
を有しているにも拘らず、ヒト疾患治療薬として用いる
ことが難しい。
【0006】この理由から、遺伝子工学的手法によりS
LPI(1位のSer− 107位のAla)から前半
のドメイン(1位のAla −54位のPro)を除去
し、後半ドメイン(55位のAsn − 107位のA
la ;以下 (Asn55−Ala107) SLP
Iという) が調製され、この(Asn55−Ala1
07) SLPIは、SLPIのエラスターゼ阻害活性
を維持しながらSLPIのトリプシン様酵素阻害活性を
実質的に有さないことがすでに確認されている (WO
89/06239 号明細書)。しかし、このようなS
LPI後半ドメインが、SLPIが有するカテプシンG
阻害活性を維持しているか否かについては、これまで明
らかでなかった。
LPI(1位のSer− 107位のAla)から前半
のドメイン(1位のAla −54位のPro)を除去
し、後半ドメイン(55位のAsn − 107位のA
la ;以下 (Asn55−Ala107) SLP
Iという) が調製され、この(Asn55−Ala1
07) SLPIは、SLPIのエラスターゼ阻害活性
を維持しながらSLPIのトリプシン様酵素阻害活性を
実質的に有さないことがすでに確認されている (WO
89/06239 号明細書)。しかし、このようなS
LPI後半ドメインが、SLPIが有するカテプシンG
阻害活性を維持しているか否かについては、これまで明
らかでなかった。
【0007】然るに、本発明者らは、SLPI後半ドメ
インはカテプシンG阻害活性を有すること、しかもSL
PI後半ドメインはカテプシンGを介する血小板凝集お
よびセロトニン放出を強力に阻害することを知見し、本
発明に到達したものである。
インはカテプシンG阻害活性を有すること、しかもSL
PI後半ドメインはカテプシンGを介する血小板凝集お
よびセロトニン放出を強力に阻害することを知見し、本
発明に到達したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に従えば、
配列番号:1で表わされるアミノ酸配列を有するポリペ
プチドもしくはそのアミノ酸配列を含有するポリペプチ
ドまたはそれらと生物学的に同等のアミノ酸配列を有す
るポリペプチドを有効成分として含む血液凝固阻止剤が
提供される。
配列番号:1で表わされるアミノ酸配列を有するポリペ
プチドもしくはそのアミノ酸配列を含有するポリペプチ
ドまたはそれらと生物学的に同等のアミノ酸配列を有す
るポリペプチドを有効成分として含む血液凝固阻止剤が
提供される。
【0009】本発明において配列番号:1で表わされる
アミノ酸配列を有するポリペプチドとは、配列番号:1
で表わされる53個のアミノ酸からなるポリペプチドを
いい、そのアミノ酸配列を含有するポリペプチドとは、
前記53個のアミノ酸を有し、さらにそのN端側および
/またはC端側に配列番号:1で表わされるアミノ酸配
列と同一またはその他の異なるアミノ酸配列を有するポ
リペプチドをいう。
アミノ酸配列を有するポリペプチドとは、配列番号:1
で表わされる53個のアミノ酸からなるポリペプチドを
いい、そのアミノ酸配列を含有するポリペプチドとは、
前記53個のアミノ酸を有し、さらにそのN端側および
/またはC端側に配列番号:1で表わされるアミノ酸配
列と同一またはその他の異なるアミノ酸配列を有するポ
リペプチドをいう。
【0010】また、これらと生物学的に同等のアミノ酸
配列を有するポリペプチドとは、配列番号:1で表わさ
れるアミノ酸配列を有するポリペプチドまたはそのアミ
ノ酸配列を含有するポリペプチドの一部分あるいは該ア
ミノ酸配列から1個または複数個のアミノ酸が欠失し、
該アミノ酸配列に1個または複数個のアミノ酸が付加さ
れ、そして/または該アミノ酸配列中の1個または複数
個のアミノ酸が他のアミノ酸により置き換えられている
アミノ酸配列を有するポリペプチドで、本発明の血液凝
固阻止剤としての生物学的性質を有するものをいう。
配列を有するポリペプチドとは、配列番号:1で表わさ
れるアミノ酸配列を有するポリペプチドまたはそのアミ
ノ酸配列を含有するポリペプチドの一部分あるいは該ア
ミノ酸配列から1個または複数個のアミノ酸が欠失し、
該アミノ酸配列に1個または複数個のアミノ酸が付加さ
れ、そして/または該アミノ酸配列中の1個または複数
個のアミノ酸が他のアミノ酸により置き換えられている
アミノ酸配列を有するポリペプチドで、本発明の血液凝
固阻止剤としての生物学的性質を有するものをいう。
【0011】そのようなポリペプチドとしては、例えば
配列番号:1で表わされるSLPIの55位のAsn
から 107位のAla までのアミノ酸配列を有する
(Asn55−Ala107) SLPIを挙げるこ
とができる。かかるポリペプチドは、例えば気道分泌液
、唾液、鼻汁、性液、子宮粘液などに存在する天然のS
LPIを単離・精製して、蛋白分解酵素処理することに
よって、あるいは、該ポリペプチドのアミノ酸配列をコ
ードする発現可能なDNA配列を単独あるいは融合蛋白
として遺伝子発現し、必要であればヒドロキシルアミン
またはトロンビン処理して、目的とするポリペプチドを
得ることができる。なかでも、例えば (Asn55−
Ala107) SLPIはWO89/06239 号
明細書に記載されているような遺伝子工学的手法によっ
て得られるものが好ましい。
配列番号:1で表わされるSLPIの55位のAsn
から 107位のAla までのアミノ酸配列を有する
(Asn55−Ala107) SLPIを挙げるこ
とができる。かかるポリペプチドは、例えば気道分泌液
、唾液、鼻汁、性液、子宮粘液などに存在する天然のS
LPIを単離・精製して、蛋白分解酵素処理することに
よって、あるいは、該ポリペプチドのアミノ酸配列をコ
ードする発現可能なDNA配列を単独あるいは融合蛋白
として遺伝子発現し、必要であればヒドロキシルアミン
またはトロンビン処理して、目的とするポリペプチドを
得ることができる。なかでも、例えば (Asn55−
Ala107) SLPIはWO89/06239 号
明細書に記載されているような遺伝子工学的手法によっ
て得られるものが好ましい。
【0012】本発明の血液凝固阻止剤は経口的に、ある
いは静脈内、皮下、筋肉内、経皮、直腸内等の非経口的
に投与することができる。経口投与の剤型としては、例
えば錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤、懸濁剤、カプセル剤な
どが挙げられる。
いは静脈内、皮下、筋肉内、経皮、直腸内等の非経口的
に投与することができる。経口投与の剤型としては、例
えば錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤、懸濁剤、カプセル剤な
どが挙げられる。
【0013】錠剤の形態にするには、例えば乳糖、デン
プン、結晶セルロースなどの賦形剤;カルボキシメチル
セルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン
などの結合剤;アルギン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどの崩壊剤等を用いて
通常の方法により成形することができる。丸剤、散剤、
顆粒剤も同様に上記の賦形剤等を用いて通常の方法によ
って成形することができる。
プン、結晶セルロースなどの賦形剤;カルボキシメチル
セルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン
などの結合剤;アルギン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどの崩壊剤等を用いて
通常の方法により成形することができる。丸剤、散剤、
顆粒剤も同様に上記の賦形剤等を用いて通常の方法によ
って成形することができる。
【0014】液剤、懸濁剤は、例えばトリカプリリン、
トリアセチンなどのグリセリンエステル類、エタノール
等のアルコール類などを用いて通常の方法によって成形
することができる。カプセル剤は顆粒剤、散剤または液
剤などをゼラチンなどのカプセルに充填することによっ
て成形することができる。
トリアセチンなどのグリセリンエステル類、エタノール
等のアルコール類などを用いて通常の方法によって成形
することができる。カプセル剤は顆粒剤、散剤または液
剤などをゼラチンなどのカプセルに充填することによっ
て成形することができる。
【0015】皮下、筋肉内、静脈内投与の剤型としては
、水性または非水性溶液剤などの形態にある注射剤が知
られている。水性溶液剤としては生理食塩水などが用い
られる。非水溶性溶液剤は、例えばプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、オリーブ油、オレイン酸
エチルなどが用いられ、これらに必要に応じて防腐剤、
安定剤などが添加される。注射剤はバクテリア保留フィ
ルターを通す濾過、殺菌剤の配合等の処理を適宜行うこ
とによって無菌化される。
、水性または非水性溶液剤などの形態にある注射剤が知
られている。水性溶液剤としては生理食塩水などが用い
られる。非水溶性溶液剤は、例えばプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、オリーブ油、オレイン酸
エチルなどが用いられ、これらに必要に応じて防腐剤、
安定剤などが添加される。注射剤はバクテリア保留フィ
ルターを通す濾過、殺菌剤の配合等の処理を適宜行うこ
とによって無菌化される。
【0016】経皮投与の剤型としては、例えば軟膏剤、
クリーム剤などが挙げられ、軟膏剤はヒマシ油、オリー
ブ油などの脂肪油;ワセリン等を用いて、クリーム剤は
脂肪油;ジエチレングリコール、ソルビタンモノ脂肪酸
エステルなどの乳化剤等を用いて通常の方法によって成
形することができる。直腸投与のためには、ゼラチンソ
フトカプセルなどの通常の坐剤が用いられる。
クリーム剤などが挙げられ、軟膏剤はヒマシ油、オリー
ブ油などの脂肪油;ワセリン等を用いて、クリーム剤は
脂肪油;ジエチレングリコール、ソルビタンモノ脂肪酸
エステルなどの乳化剤等を用いて通常の方法によって成
形することができる。直腸投与のためには、ゼラチンソ
フトカプセルなどの通常の坐剤が用いられる。
【0017】本発明のポリペプチドの投与量は、投与経
路、患者の年令、性別、疾患の程度によって異なるが、
通常1〜1000mg/回程度であり、投与回数は通常
1〜3回/日であり、このような条件を満足するように
製剤を調整するのが好ましい。本発明の血液凝固阻止剤
は既存の薬剤と併用することも可能である。
路、患者の年令、性別、疾患の程度によって異なるが、
通常1〜1000mg/回程度であり、投与回数は通常
1〜3回/日であり、このような条件を満足するように
製剤を調整するのが好ましい。本発明の血液凝固阻止剤
は既存の薬剤と併用することも可能である。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明するが、本発明をこれらの実施例に限定するものでな
いことはいうまでもない。
明するが、本発明をこれらの実施例に限定するものでな
いことはいうまでもない。
【0019】参考例1
(Asn55−Ala107) SLPIの製造WO8
9/06239 号明細書の実施例に従って(Asn5
5−Ala107) SLPIを製造した。配列表1で
表わされる(Asn55−Ala107) SLPIを
コードするDNAフラグメントを適当なコドンを用いて
E. coli中で化学合成した。ヒト成長ホルモン
遺伝子をトロンビンで切断し得るLeu−Val−Pr
o−Arg をコードするDNA配列を介して(Asn
55−Ala107) に融合した。このようにして得
られた発現ベクター(プラスミドpGH−TE) をE
. coli HB 101に導入した。形質転換され
た細胞(大腸菌HB 101株 (pGH−TE) を
培養して、包合体を得、トロンビン処理及びS−S再構
成さらにクロマトグラフィーで精製し、目的とする(A
sn55−Ala107) SLPIを得た。なお、上
記大腸菌HB 101株 (pGH−TE) は、微工
研条寄2168号 (FERM BP−2168)とし
て、工業技術院微生物工業研究所に1988年12月1
日付で国際寄託されているものである。
9/06239 号明細書の実施例に従って(Asn5
5−Ala107) SLPIを製造した。配列表1で
表わされる(Asn55−Ala107) SLPIを
コードするDNAフラグメントを適当なコドンを用いて
E. coli中で化学合成した。ヒト成長ホルモン
遺伝子をトロンビンで切断し得るLeu−Val−Pr
o−Arg をコードするDNA配列を介して(Asn
55−Ala107) に融合した。このようにして得
られた発現ベクター(プラスミドpGH−TE) をE
. coli HB 101に導入した。形質転換され
た細胞(大腸菌HB 101株 (pGH−TE) を
培養して、包合体を得、トロンビン処理及びS−S再構
成さらにクロマトグラフィーで精製し、目的とする(A
sn55−Ala107) SLPIを得た。なお、上
記大腸菌HB 101株 (pGH−TE) は、微工
研条寄2168号 (FERM BP−2168)とし
て、工業技術院微生物工業研究所に1988年12月1
日付で国際寄託されているものである。
【0020】実施例1
ヒト好中球エラスターゼおよびカテプシンGに対する(
Asn55−Ala107) SLPIの阻害活性を、
合成基質法により測定した。測定溶液中のヒト好中球エ
ラスターゼおよびカテプシンGの酵素濃度は 0.2μ
Mとし、合成基質はそれぞれN−succinyl−a
la−ala−ala−p−nitroanilide
, N−succinyl−ala−ala−pro−
phe−p−nitroanilideを使用し、測定
結果を図1(ヒト好中球エラスターゼ活性%)および図
2(カテプシンG活性%)に示した。図中、★印は有意
差(p<0.05)を示す。図1および図2から明らか
なように(Asn55−Ala107) SLPIは両
酵素を濃度依存的に阻害した。さらに、50%の阻害濃
度を示すポリペプチドの濃度(IC50値) を求め、
その結果を表1に示した。
Asn55−Ala107) SLPIの阻害活性を、
合成基質法により測定した。測定溶液中のヒト好中球エ
ラスターゼおよびカテプシンGの酵素濃度は 0.2μ
Mとし、合成基質はそれぞれN−succinyl−a
la−ala−ala−p−nitroanilide
, N−succinyl−ala−ala−pro−
phe−p−nitroanilideを使用し、測定
結果を図1(ヒト好中球エラスターゼ活性%)および図
2(カテプシンG活性%)に示した。図中、★印は有意
差(p<0.05)を示す。図1および図2から明らか
なように(Asn55−Ala107) SLPIは両
酵素を濃度依存的に阻害した。さらに、50%の阻害濃
度を示すポリペプチドの濃度(IC50値) を求め、
その結果を表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】実施例2
カテプシンGにより誘発されるヒト血小板の活性化、即
ち、ヒト血小板凝集およびセロトニン放出に対する(A
sn55−Ala107) SLPIの阻害活性を、カ
テプシンG濃度を 0.2μMとして(Asn55−A
la107) SLPI濃度を変化させて測定し、その
測定結果を図3(血小板凝集率%)および図4(セロト
ニン放出率%)に示した。図中、★印は有意差(p<0
.05)を示す。
ち、ヒト血小板凝集およびセロトニン放出に対する(A
sn55−Ala107) SLPIの阻害活性を、カ
テプシンG濃度を 0.2μMとして(Asn55−A
la107) SLPI濃度を変化させて測定し、その
測定結果を図3(血小板凝集率%)および図4(セロト
ニン放出率%)に示した。図中、★印は有意差(p<0
.05)を示す。
【0023】図3および図4から明らかなように、(A
sn55−Ala107) SLPI は血小板凝集お
よびセロトニン放出を濃度依存的に阻害した。さらに、
50%の阻害濃度を示すポリペプチドの濃度(IC50
値) を求め、その結果を表2に示した。
sn55−Ala107) SLPI は血小板凝集お
よびセロトニン放出を濃度依存的に阻害した。さらに、
50%の阻害濃度を示すポリペプチドの濃度(IC50
値) を求め、その結果を表2に示した。
【0024】
【表2】
【0025】実施例3
好中球が放出するカテプシンGによるヒト血小板凝集に
対する(Asn55−Ala107) SLPIの阻害
活性を、好中球とヒト血小板が共存する系で測定した。 好中球とヒト血小板が同時に存在する試験管に、図5お
よび図6に示したように0〜 2.5μMの範囲で濃度
を変化させた(Asn55−Ala107) SLPI
を加え、さらに1分後に好中球刺激剤 formyl−
Met−Leu−Phe (FMLP) 0.5μMを
加えた後、血小板凝集とセロトニン放出を測定した。そ
の結果を図5(血小板凝集率%)および図6(セロトニ
ン放出率%)に示した。図中、★印は有意差(p<0.
05)を示す。
対する(Asn55−Ala107) SLPIの阻害
活性を、好中球とヒト血小板が共存する系で測定した。 好中球とヒト血小板が同時に存在する試験管に、図5お
よび図6に示したように0〜 2.5μMの範囲で濃度
を変化させた(Asn55−Ala107) SLPI
を加え、さらに1分後に好中球刺激剤 formyl−
Met−Leu−Phe (FMLP) 0.5μMを
加えた後、血小板凝集とセロトニン放出を測定した。そ
の結果を図5(血小板凝集率%)および図6(セロトニ
ン放出率%)に示した。図中、★印は有意差(p<0.
05)を示す。
【0026】図5および図6から明らかなように、(A
sn55−Ala107) SLPI は血小板凝集お
よびセロトニン放出を濃度依存的に阻害し、有意(p<
0.05)な最小阻害濃度はそれぞれ 1.0μM、0
.75μMであった。さらに、50%の阻害濃度を示す
ポリペプチドの濃度(IC50値) を求め、その結果
を表3に示した。
sn55−Ala107) SLPI は血小板凝集お
よびセロトニン放出を濃度依存的に阻害し、有意(p<
0.05)な最小阻害濃度はそれぞれ 1.0μM、0
.75μMであった。さらに、50%の阻害濃度を示す
ポリペプチドの濃度(IC50値) を求め、その結果
を表3に示した。
【0027】
【表3】
【0028】一方、FMLP刺激による好中球からのβ
−glucuronidase放出は(Asn55−A
la107) SLPI添加により変化しなかった。従
って、(Asn55−Ala107) SLPI の血
小板凝集阻害活性は好中球に対する直接作用ではなく、
FMLP刺激により好中球が放出するカテプシンGを阻
害することによると理解された。
−glucuronidase放出は(Asn55−A
la107) SLPI添加により変化しなかった。従
って、(Asn55−Ala107) SLPI の血
小板凝集阻害活性は好中球に対する直接作用ではなく、
FMLP刺激により好中球が放出するカテプシンGを阻
害することによると理解された。
【0029】配列番号:1
配列の長さ:53
配列の型:アミノ酸
トポロジー:直線状
配列の種類:タンパク質
フラグメント型:C末端フラグメント
配列:
Asn Pro Thr Arg Arg Lys P
ro Gly Lys Cys Pro Val Th
r Tyr Gly Gln 1
5
10 15 C
ys Leu Met Leu Asn Pro Pr
o Asn Phe Cys Glu Met Asp
Gly Gln Cys
20 25
30 Lys Ar
g Asp Leu Lys Cys Cys Met
Gly Met Cys Gly Lys Ser
Cys Val 35
40
45 Ser Pro Val Lys
Ala 50
ro Gly Lys Cys Pro Val Th
r Tyr Gly Gln 1
5
10 15 C
ys Leu Met Leu Asn Pro Pr
o Asn Phe Cys Glu Met Asp
Gly Gln Cys
20 25
30 Lys Ar
g Asp Leu Lys Cys Cys Met
Gly Met Cys Gly Lys Ser
Cys Val 35
40
45 Ser Pro Val Lys
Ala 50
【図1】実施例1におけるポリペプチドのエステラーゼ
阻害活性を示すグラフ図である。
阻害活性を示すグラフ図である。
【図2】実施例1におけるポリペプチドのカテプシンG
阻害活性を示すグラフ図である。
阻害活性を示すグラフ図である。
【図3】実施例2におけるポリペプチドの血小板凝集阻
害活性を示すグラフ図である。
害活性を示すグラフ図である。
【図4】実施例2におけるポリペプチドのセロトニン放
出阻害活性を示すグラフ図である。
出阻害活性を示すグラフ図である。
【図5】実施例3におけるポリペプチドの血小板凝集阻
害活性を示すグラフ図である。
害活性を示すグラフ図である。
【図6】実施例3におけるポリペプチドのセロトニン放
出阻害活性を示すグラフ図である。
出阻害活性を示すグラフ図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 配列番号:1で表わされるアミノ酸配
列を有するポリペプチドもしくはそのアミノ酸配列を含
有するポリペプチドまたはそれらと生物学的に同等のア
ミノ酸配列を有するポリペプチドを有効成分として含む
血液凝固阻止剤。 - 【請求項2】 抗血小板凝集病疾患剤である請求項1
記載の血液凝固阻止剤。 - 【請求項3】 抗血栓病疾患剤である請求項1記載の
血液凝固阻止剤。 - 【請求項4】 該ポリペプチドが、遺伝子工学的手法
によって得られたポリペプチドである請求項1記載の血
液凝固阻止剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3105809A JP2768564B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 血液凝固阻止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3105809A JP2768564B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 血液凝固阻止剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334325A true JPH04334325A (ja) | 1992-11-20 |
| JP2768564B2 JP2768564B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=14417434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3105809A Expired - Fee Related JP2768564B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 血液凝固阻止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2768564B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP3105809A patent/JP2768564B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2768564B2 (ja) | 1998-06-25 |
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