JPH0433493B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0433493B2 JPH0433493B2 JP58081636A JP8163683A JPH0433493B2 JP H0433493 B2 JPH0433493 B2 JP H0433493B2 JP 58081636 A JP58081636 A JP 58081636A JP 8163683 A JP8163683 A JP 8163683A JP H0433493 B2 JPH0433493 B2 JP H0433493B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alumina
- aqueous solution
- teflon
- hours
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J37/00—Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
- B01J37/0009—Use of binding agents; Moulding; Pressing; Powdering; Granulating; Addition of materials ameliorating the mechanical properties of the product catalyst
- B01J37/0018—Addition of a binding agent or of material, later completely removed among others as result of heat treatment, leaching or washing,(e.g. forming of pores; protective layer, desintegrating by heat)
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J21/00—Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
- B01J21/02—Boron or aluminium; Oxides or hydroxides thereof
- B01J21/04—Alumina
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J21/00—Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
- B01J21/12—Silica and alumina
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J35/00—Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties
- B01J35/50—Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties characterised by their shape or configuration
- B01J35/58—Fabrics or filaments
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
本発明は、アルミナ触媒担体の製造方法に関す
る。さらに詳しくは、本発明アルミナ担体の前駆
体に、ポリテトラフルオルエチレン樹脂(PTFE
樹脂という)粒子を添加することによつて細孔径
および細孔容積のよく制御された触媒担体を製造
する方法に関する。固体触媒を用いた不均一系の
反応においては、表面化学反応過程の他に、反応
物および生成物の触媒粒子内における拡散過程、
触媒表面との吸着・脱着過程があり、細孔構造が
反応速度および生成物の選択性に影響を与えるこ
とはよく知られている。 したがつて、触媒担体の細孔構造としては、反
応物および生成物の触媒粒子内における拡散に適
したものでなければならない。 このように触媒担体の細孔構造は、工業触媒を
設計し最適化する上で重要な要素であるにもかか
わらずその制御技術は充分に確立されたものとは
いえない。 これは、触媒担体の細孔構造に決定的な影響を
与える触媒担体前駆体であるコロイド粒子の充填
構造を制御することが困難であることによるとい
えよう。なぜなら、水酸化物、酸化物など触媒担
体前駆体は水和コロイドの状態で存在しており、
その粒子の凝集状態が、粒子の大きさ、形状、粒
径分布、組成、結合方式、電気二重層の厚さなど
粒子個有の性質のみならずPH、電解質の種類と濃
度、温度、粘度など水溶液の性質等余りにも多く
の因子によつて影響されるためである。 触媒物質もしくはその前駆体あるいは担体物質
もしくはその前駆体あるいはそれらの混合物など
に有機あるいは無機繊維状物質を添加し、乾燥焼
成などを径て、触媒成形体の強度、多孔性などを
向上させる方法については、特開昭56−33043号
あるいは特開昭56−44045号などに開示されてい
る。しかしながら、これらのいずれもが、多孔性
物質の細孔構造および細孔分布の制御技術という
観点からみると、それら添加物が乾燥収縮した部
分もしくは焼成により消失した部分に空孔が発生
するという事実にふれているのみであり、とく
に、添加方法によつて多孔性物質の細孔の構造や
分布を制御しうる現象には全く言及していない。
また繊維状物質としてテフロン繊維を用いた場
合、アルミナ触媒担体の製造工程途上維同志が凝
集、肥大化するため、収用効果が殆んど期待でき
ない。 本発明者らは、アルミナ触媒担体の製造方法に
ついて鋭意研究を重ねた結果、PTFE樹脂粒子を
用いると触媒担体の細孔構造が著しい影響をうけ
ることを見出した。本発明はこの知見に基づいて
完成されたものである。すなわち、本発明はアル
ミナ担体の前駆体にポリテトラフルオルエチレン
樹脂粒子を添加混合し、混合物を加温し、該混合
物に混合機で圧縮・剪断作用を施したのち、乾
燥・焼成することを特徴とするアルミナ触媒担体
の製造方法を提供する。 本発明において用いるアルミナ担体の前駆体と
は、アルミナの水溶液、ゾル状またはゲル状を呈
するものである。 該アルミナの水溶液は一般に用いられているも
のであればよく、例えばアルミナ水酸化物合成時
の出発物質を含む水溶液あるいはアルミナ水酸化
物希薄溶液などが例示できる。 該ゾル状またはゲル状物は一般に用いられてい
るものであればよく例えば非晶質アルミナ水和物
などが例示できる。 該非晶質アルミナ水和物は、硫酸アルミニウ
ム、硝酸アルミニウムなどのアルミニウム塩の加
水分解あるいはアルミン酸ナトリウムなどのアル
ミン酸アルカリの酸、アルミニウム塩などによる
加水分解などで調製することができる。 本発明で用いるポリテトラフルオルエチレン樹
脂(PTFE樹脂)は室温転位点である20℃以上の
温度でこれに圧縮・剪断、撹拌作用を施すと容易
に繊維化し、くもの巣状の網を形成する性質(フ
イブリル化性)を有するものである。該樹脂の比
重は2.13〜2.20で、粒径は210〜2380μ、好ましく
は350〜840μの粉末粒子である。例えば市販品と
して粉体のハーシヨウ社製テフロンK10−Jおよ
び水性懸濁液(水中に微粒子が濃度約30%に分散
したもの)の同社製テフロンK20−Jが例示でき
る。 本発明の担体の製造方法は、水溶液、ゾル状ま
たはゲル状を呈するアルミナ担体の前駆体に
PTFE樹脂粒子を添加混合し、混合物を40〜90
℃、好ましくは50〜80℃に加温し、それに混合機
により圧縮剪断作用を施したのち、乾燥焼成する
ことを特徴とする。 とくに、例えば、アルミン酸ナトリウム水溶液
に硫酸アルミニウム水溶液を滴下してアルミナを
調製する場合、硫酸アルミニウムの水溶液に所定
量のPTFE樹脂粒子を添加しておくことによつて
優れた物性をもつたアルミナを調製できる。
PTFE樹脂粒子はゾル状またはゲル状を呈する触
媒担体前駆体に添加することも勿論有効である
が、とくに上記の例のように出発物質を含む水溶
液に添加することが最も望ましい。前記アルミナ
担体の前駆体に対するPTFE樹脂粒子の混合割合
は乾燥した該前駆体に対して0.1〜30wt%、好ま
しくは0.5〜15wt%である。 該混合物に圧縮・剪断作用を施すために用いる
混合機は乾式、湿式で「粉砕」「混合」「撹拌」
「練り合わせ」等の各作業を同時に行うことので
きる装置であればよい。例えば自動乳鉢、スクリ
ユーニーダー、ボールミル、回転羽根付撹拌機等
がある。 前記の圧縮・剪断作用とは粉体粒子群内の速度
分布によつて生ずる粒子相互のすべりや衝突、撹
拌羽根の先端と壁面および底面などの間の粉体粒
子集塊が圧縮と伸張などによつて解砕される作用
をいう。前記の乾燥は100〜200℃、1〜24hrで行
い、焼成は500〜800℃、2〜10hrで行う。 本発明による触媒担体の製造方法によつて触媒
担体の細孔構造を制御できる理由は明らかではな
い。 触媒担体前駆体例えば水酸化アルミニウムを合
成するための出発物質例えばAl2(SO4)3を含む水
溶液にPTFE樹脂粒子を添加した場合を考える
と、合成条件下で水酸化アルミニウムの生成と
PTFE樹脂のフイブリル発生が同時に進行し、両
者の相互作用が高められ、コロイド粒子の充てん
もしくは凝集構造が影響され、その結果細孔の構
造と分布が変化するとも推定される。 以下に本発明の実施例を、比較例と共に示す。
この例は本発明を説明するものであつて、本発明
を何ら制限するものではない。 実施例 1 イオン交換水798へNa2O11.3%とAl2O322%
を有するアルミン酸ナトリウム水溶液1.932Kgを
加え、撹拌後、50%グルコン酸水溶液を7.5Kg加
えて、60℃に加温した。この液へ0.13%のテフロ
ンK10−J(粒径500μ)を含む8.4%硫酸アルミニ
ウム水溶液をPHが7.2になるまで自動乳鉢で撹拌
しながら添加し、その所要量は3,600Kgであつ
た。中和後1Hr放置してから、減圧ろ過器へ投入
し、0.2%アンモニア水で掛水洗浄した。洗浄後
Na2OおよびSO4の大部分が除去された、フイル
ターケーキが1,215Kg得られた。同様にしてテ
フロンK10−J添加量を0.013%に変えてフイル
ターケーキの試製を行つた。それらの1部を分取
し、調湿後押出し機で1.5mmの円筒状に押出成型
した。 押出されたアルミナ成型品は130℃で3時間乾
燥してX線回折で粒子径とテフロン含有量を測定
した(表−1に示す)。さらに550℃で3時間焼成
した。この550℃焼成品のX線回折図はそれぞれ
擬ベーマイトおよびテフロンは認められずガンマ
ーアルミナの結晶形になつていた。 実施例 2 実施例1で得られたフイルターケーキの1部を
分取し、130℃×3時間乾燥し、調湿後、押出し
機で1.5mmの円筒状に押出成型した。押出された
アルミナ成型品は130℃×時間乾燥してX線回折
で粒子径とテフロン含有量を測定した(表−1に
示す)。 さらに550℃×3Hr焼成した。この550%焼成品
のX線回折図は擬ベーマイトおよびテフロンは認
められずガンマーアルミナの結晶形になつてい
た。 実施例 3 イオン交換水425c.c.へNa2O11.3%とAl2O318%
を含有するアルミン酸ナトリウム水溶液212.2g
を加え、撹拌後、50%グルコン酸水溶液を7.5g
加えて60℃に加温した。この液へ55℃に加温した
8.4%の硫酸アルミニウム水溶液をPHが7.2になる
まで添加し、その所要量は780gであつた。中和
後1時間放置してから減圧ろ過器へ供給し、0.2
%のアンモニア水で掛水洗浄した。洗浄後Na2O
およびSO4の大部分が除去され、フイルターケー
キが243gを得られた。 このフイルターケーキにテフロンK10−J(粒
径500μ)を12.8g添加し、自動乳鉢にて室温で6
時間混練した。その後調湿を行い押出し機で1.5
mmの円筒状に押出成型した。押し出されたアルミ
ナ成型品は、130℃で3時間乾燥してX線回折で
粒子径とテフロン含有量を測定した(表−1に示
す)。さらに550℃で3時間焼成した。この550℃
焼成品のX線回折図は、擬ベーマイトおよびテフ
ロンは認められずガンマーアルミナの結晶形にな
つていた。 実施例 4 実施例3で得られた自動乳鉢6時間混練品の1
部を分取し、130℃÷3時間乾燥し、調湿後、押
出し機で1.5mmの円筒状に押出成型した。押出さ
れたアルミナ成型品は130℃×3Hr乾燥してX線
回折で粒子径とテフロン含有量を測定した(表−
1に示す)。さらに550℃で3Hr焼成した。この焼
成品のX線回折図は、擬ベーマイトおよびテフロ
ンは認められずガンマーアルミナの結晶形になつ
ていた。 比較例 1 イオン交換水500c.c.へNa2O11.3%とAl2O318%
を含有するアルミン酸ナトリウム水溶液200gを
加え撹拌後、50%グルコン酸水溶液を7.5gを加
えて60℃に加温した。この液へ55℃に加温した
8.4%の硫酸アルミニウム水溶液をPHが7.2になる
まで添加し、その所要量は750gであつた。調合
後1時間放置してから減圧ろ過器へ供給し、0.2
%のアンモニア水で掛水洗浄することによつてア
ルミナケーキが得られた。 アルミナケーキの1部を分取し、130℃×3時
間乾燥後調湿し、押出し機により1.5mm円筒状に
押出し成型し、一昼夜放置後、130℃×3時間乾
燥し、X線回折で粒子径を測定した(表−1に示
す)。さらに550℃×3Hr焼成した。X線回折図は
擬ベーマイトは認められずガンマーアルミナの結
晶形になつていた。 比較例 2 イオン交換水425c.c.へNa2O11.3%とAl2O318%
を含有するアルミン酸ナトリウム水溶液212.2g
を加え撹忰後、50%グルコン酸水溶液を7.5gを
加え60℃に加温した。この液へテフロン繊維(平
均繊維径2μ、平均繊維長3mm)を12.8g添加し、
撹拌後、55℃に加温した8.4%の硫酸アルミニウ
ム水溶液をPHが7.2になるまで添加し、その所要
量は780gであつた。中和後1時間放置してから
減圧ろ過器へ供給し、0.2%のアンモニア水で掛
水洗浄した。 このようにして得られたフイルターケーキを自
動乳鉢にて室温で6時間混練した。その後調湿を
行い押出し機で1.5mmの円筒状に押出成型した。 押出されたアルミナ成型品は、130℃×3Hr乾
燥してX線回折で粒子径とテフロン含有量を測定
した(表−1に示す)。さらに550℃で3時間焼成
した。この550℃焼成品のX線回折図は、擬ベー
マイトおよびテフロンは認められずガンマーアル
ミナの結晶形になつていた。 比較例1、2、実施例1〜4でそれぞれ得られ
たアルミナの各種物性を測定した結果は表−1の
通りであつた。
る。さらに詳しくは、本発明アルミナ担体の前駆
体に、ポリテトラフルオルエチレン樹脂(PTFE
樹脂という)粒子を添加することによつて細孔径
および細孔容積のよく制御された触媒担体を製造
する方法に関する。固体触媒を用いた不均一系の
反応においては、表面化学反応過程の他に、反応
物および生成物の触媒粒子内における拡散過程、
触媒表面との吸着・脱着過程があり、細孔構造が
反応速度および生成物の選択性に影響を与えるこ
とはよく知られている。 したがつて、触媒担体の細孔構造としては、反
応物および生成物の触媒粒子内における拡散に適
したものでなければならない。 このように触媒担体の細孔構造は、工業触媒を
設計し最適化する上で重要な要素であるにもかか
わらずその制御技術は充分に確立されたものとは
いえない。 これは、触媒担体の細孔構造に決定的な影響を
与える触媒担体前駆体であるコロイド粒子の充填
構造を制御することが困難であることによるとい
えよう。なぜなら、水酸化物、酸化物など触媒担
体前駆体は水和コロイドの状態で存在しており、
その粒子の凝集状態が、粒子の大きさ、形状、粒
径分布、組成、結合方式、電気二重層の厚さなど
粒子個有の性質のみならずPH、電解質の種類と濃
度、温度、粘度など水溶液の性質等余りにも多く
の因子によつて影響されるためである。 触媒物質もしくはその前駆体あるいは担体物質
もしくはその前駆体あるいはそれらの混合物など
に有機あるいは無機繊維状物質を添加し、乾燥焼
成などを径て、触媒成形体の強度、多孔性などを
向上させる方法については、特開昭56−33043号
あるいは特開昭56−44045号などに開示されてい
る。しかしながら、これらのいずれもが、多孔性
物質の細孔構造および細孔分布の制御技術という
観点からみると、それら添加物が乾燥収縮した部
分もしくは焼成により消失した部分に空孔が発生
するという事実にふれているのみであり、とく
に、添加方法によつて多孔性物質の細孔の構造や
分布を制御しうる現象には全く言及していない。
また繊維状物質としてテフロン繊維を用いた場
合、アルミナ触媒担体の製造工程途上維同志が凝
集、肥大化するため、収用効果が殆んど期待でき
ない。 本発明者らは、アルミナ触媒担体の製造方法に
ついて鋭意研究を重ねた結果、PTFE樹脂粒子を
用いると触媒担体の細孔構造が著しい影響をうけ
ることを見出した。本発明はこの知見に基づいて
完成されたものである。すなわち、本発明はアル
ミナ担体の前駆体にポリテトラフルオルエチレン
樹脂粒子を添加混合し、混合物を加温し、該混合
物に混合機で圧縮・剪断作用を施したのち、乾
燥・焼成することを特徴とするアルミナ触媒担体
の製造方法を提供する。 本発明において用いるアルミナ担体の前駆体と
は、アルミナの水溶液、ゾル状またはゲル状を呈
するものである。 該アルミナの水溶液は一般に用いられているも
のであればよく、例えばアルミナ水酸化物合成時
の出発物質を含む水溶液あるいはアルミナ水酸化
物希薄溶液などが例示できる。 該ゾル状またはゲル状物は一般に用いられてい
るものであればよく例えば非晶質アルミナ水和物
などが例示できる。 該非晶質アルミナ水和物は、硫酸アルミニウ
ム、硝酸アルミニウムなどのアルミニウム塩の加
水分解あるいはアルミン酸ナトリウムなどのアル
ミン酸アルカリの酸、アルミニウム塩などによる
加水分解などで調製することができる。 本発明で用いるポリテトラフルオルエチレン樹
脂(PTFE樹脂)は室温転位点である20℃以上の
温度でこれに圧縮・剪断、撹拌作用を施すと容易
に繊維化し、くもの巣状の網を形成する性質(フ
イブリル化性)を有するものである。該樹脂の比
重は2.13〜2.20で、粒径は210〜2380μ、好ましく
は350〜840μの粉末粒子である。例えば市販品と
して粉体のハーシヨウ社製テフロンK10−Jおよ
び水性懸濁液(水中に微粒子が濃度約30%に分散
したもの)の同社製テフロンK20−Jが例示でき
る。 本発明の担体の製造方法は、水溶液、ゾル状ま
たはゲル状を呈するアルミナ担体の前駆体に
PTFE樹脂粒子を添加混合し、混合物を40〜90
℃、好ましくは50〜80℃に加温し、それに混合機
により圧縮剪断作用を施したのち、乾燥焼成する
ことを特徴とする。 とくに、例えば、アルミン酸ナトリウム水溶液
に硫酸アルミニウム水溶液を滴下してアルミナを
調製する場合、硫酸アルミニウムの水溶液に所定
量のPTFE樹脂粒子を添加しておくことによつて
優れた物性をもつたアルミナを調製できる。
PTFE樹脂粒子はゾル状またはゲル状を呈する触
媒担体前駆体に添加することも勿論有効である
が、とくに上記の例のように出発物質を含む水溶
液に添加することが最も望ましい。前記アルミナ
担体の前駆体に対するPTFE樹脂粒子の混合割合
は乾燥した該前駆体に対して0.1〜30wt%、好ま
しくは0.5〜15wt%である。 該混合物に圧縮・剪断作用を施すために用いる
混合機は乾式、湿式で「粉砕」「混合」「撹拌」
「練り合わせ」等の各作業を同時に行うことので
きる装置であればよい。例えば自動乳鉢、スクリ
ユーニーダー、ボールミル、回転羽根付撹拌機等
がある。 前記の圧縮・剪断作用とは粉体粒子群内の速度
分布によつて生ずる粒子相互のすべりや衝突、撹
拌羽根の先端と壁面および底面などの間の粉体粒
子集塊が圧縮と伸張などによつて解砕される作用
をいう。前記の乾燥は100〜200℃、1〜24hrで行
い、焼成は500〜800℃、2〜10hrで行う。 本発明による触媒担体の製造方法によつて触媒
担体の細孔構造を制御できる理由は明らかではな
い。 触媒担体前駆体例えば水酸化アルミニウムを合
成するための出発物質例えばAl2(SO4)3を含む水
溶液にPTFE樹脂粒子を添加した場合を考える
と、合成条件下で水酸化アルミニウムの生成と
PTFE樹脂のフイブリル発生が同時に進行し、両
者の相互作用が高められ、コロイド粒子の充てん
もしくは凝集構造が影響され、その結果細孔の構
造と分布が変化するとも推定される。 以下に本発明の実施例を、比較例と共に示す。
この例は本発明を説明するものであつて、本発明
を何ら制限するものではない。 実施例 1 イオン交換水798へNa2O11.3%とAl2O322%
を有するアルミン酸ナトリウム水溶液1.932Kgを
加え、撹拌後、50%グルコン酸水溶液を7.5Kg加
えて、60℃に加温した。この液へ0.13%のテフロ
ンK10−J(粒径500μ)を含む8.4%硫酸アルミニ
ウム水溶液をPHが7.2になるまで自動乳鉢で撹拌
しながら添加し、その所要量は3,600Kgであつ
た。中和後1Hr放置してから、減圧ろ過器へ投入
し、0.2%アンモニア水で掛水洗浄した。洗浄後
Na2OおよびSO4の大部分が除去された、フイル
ターケーキが1,215Kg得られた。同様にしてテ
フロンK10−J添加量を0.013%に変えてフイル
ターケーキの試製を行つた。それらの1部を分取
し、調湿後押出し機で1.5mmの円筒状に押出成型
した。 押出されたアルミナ成型品は130℃で3時間乾
燥してX線回折で粒子径とテフロン含有量を測定
した(表−1に示す)。さらに550℃で3時間焼成
した。この550℃焼成品のX線回折図はそれぞれ
擬ベーマイトおよびテフロンは認められずガンマ
ーアルミナの結晶形になつていた。 実施例 2 実施例1で得られたフイルターケーキの1部を
分取し、130℃×3時間乾燥し、調湿後、押出し
機で1.5mmの円筒状に押出成型した。押出された
アルミナ成型品は130℃×時間乾燥してX線回折
で粒子径とテフロン含有量を測定した(表−1に
示す)。 さらに550℃×3Hr焼成した。この550%焼成品
のX線回折図は擬ベーマイトおよびテフロンは認
められずガンマーアルミナの結晶形になつてい
た。 実施例 3 イオン交換水425c.c.へNa2O11.3%とAl2O318%
を含有するアルミン酸ナトリウム水溶液212.2g
を加え、撹拌後、50%グルコン酸水溶液を7.5g
加えて60℃に加温した。この液へ55℃に加温した
8.4%の硫酸アルミニウム水溶液をPHが7.2になる
まで添加し、その所要量は780gであつた。中和
後1時間放置してから減圧ろ過器へ供給し、0.2
%のアンモニア水で掛水洗浄した。洗浄後Na2O
およびSO4の大部分が除去され、フイルターケー
キが243gを得られた。 このフイルターケーキにテフロンK10−J(粒
径500μ)を12.8g添加し、自動乳鉢にて室温で6
時間混練した。その後調湿を行い押出し機で1.5
mmの円筒状に押出成型した。押し出されたアルミ
ナ成型品は、130℃で3時間乾燥してX線回折で
粒子径とテフロン含有量を測定した(表−1に示
す)。さらに550℃で3時間焼成した。この550℃
焼成品のX線回折図は、擬ベーマイトおよびテフ
ロンは認められずガンマーアルミナの結晶形にな
つていた。 実施例 4 実施例3で得られた自動乳鉢6時間混練品の1
部を分取し、130℃÷3時間乾燥し、調湿後、押
出し機で1.5mmの円筒状に押出成型した。押出さ
れたアルミナ成型品は130℃×3Hr乾燥してX線
回折で粒子径とテフロン含有量を測定した(表−
1に示す)。さらに550℃で3Hr焼成した。この焼
成品のX線回折図は、擬ベーマイトおよびテフロ
ンは認められずガンマーアルミナの結晶形になつ
ていた。 比較例 1 イオン交換水500c.c.へNa2O11.3%とAl2O318%
を含有するアルミン酸ナトリウム水溶液200gを
加え撹拌後、50%グルコン酸水溶液を7.5gを加
えて60℃に加温した。この液へ55℃に加温した
8.4%の硫酸アルミニウム水溶液をPHが7.2になる
まで添加し、その所要量は750gであつた。調合
後1時間放置してから減圧ろ過器へ供給し、0.2
%のアンモニア水で掛水洗浄することによつてア
ルミナケーキが得られた。 アルミナケーキの1部を分取し、130℃×3時
間乾燥後調湿し、押出し機により1.5mm円筒状に
押出し成型し、一昼夜放置後、130℃×3時間乾
燥し、X線回折で粒子径を測定した(表−1に示
す)。さらに550℃×3Hr焼成した。X線回折図は
擬ベーマイトは認められずガンマーアルミナの結
晶形になつていた。 比較例 2 イオン交換水425c.c.へNa2O11.3%とAl2O318%
を含有するアルミン酸ナトリウム水溶液212.2g
を加え撹忰後、50%グルコン酸水溶液を7.5gを
加え60℃に加温した。この液へテフロン繊維(平
均繊維径2μ、平均繊維長3mm)を12.8g添加し、
撹拌後、55℃に加温した8.4%の硫酸アルミニウ
ム水溶液をPHが7.2になるまで添加し、その所要
量は780gであつた。中和後1時間放置してから
減圧ろ過器へ供給し、0.2%のアンモニア水で掛
水洗浄した。 このようにして得られたフイルターケーキを自
動乳鉢にて室温で6時間混練した。その後調湿を
行い押出し機で1.5mmの円筒状に押出成型した。 押出されたアルミナ成型品は、130℃×3Hr乾
燥してX線回折で粒子径とテフロン含有量を測定
した(表−1に示す)。さらに550℃で3時間焼成
した。この550℃焼成品のX線回折図は、擬ベー
マイトおよびテフロンは認められずガンマーアル
ミナの結晶形になつていた。 比較例1、2、実施例1〜4でそれぞれ得られ
たアルミナの各種物性を測定した結果は表−1の
通りであつた。
【表】
比較例2で得られたアルミナの物理性状は比較
例1のそれに酷似しており、テフロン繊維を用い
た効果は殆んど認められない。むしろ強度の低下
が認められる。 実施例1によれば、テフロン粒子1wt%添加す
ることによつて比較例1とくらべ平均細孔径が拡
大する。しかもこの場合細孔径分布が大きい方に
シフトするという特徴がある。 テフロン粒子10wt%添加すると、平均細孔径
はさらに拡大することを示す。 これらの実施例において、強度はいずれも比較
例1とくらべて大きく、実用に十分供することが
できる。
例1のそれに酷似しており、テフロン繊維を用い
た効果は殆んど認められない。むしろ強度の低下
が認められる。 実施例1によれば、テフロン粒子1wt%添加す
ることによつて比較例1とくらべ平均細孔径が拡
大する。しかもこの場合細孔径分布が大きい方に
シフトするという特徴がある。 テフロン粒子10wt%添加すると、平均細孔径
はさらに拡大することを示す。 これらの実施例において、強度はいずれも比較
例1とくらべて大きく、実用に十分供することが
できる。
Claims (1)
- 1 アルミナ担体の前駆体にポリテトラフルオル
エチレン樹脂粒子を添加混合し、混合物を加温
し、該混合物に混合機で圧縮・剪断作用を施した
のち、乾燥・焼成することを特徴とするアルミナ
触媒担体の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58081636A JPS59209645A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 触媒担体の製造方法 |
| NL8401522A NL191014C (nl) | 1983-05-12 | 1984-05-11 | Werkwijze voor het bereiden van een katalysatordrager. |
| US06/609,136 US4508849A (en) | 1983-05-12 | 1984-05-11 | Method for preparation of catalyst carriers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58081636A JPS59209645A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 触媒担体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59209645A JPS59209645A (ja) | 1984-11-28 |
| JPH0433493B2 true JPH0433493B2 (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=13751819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58081636A Granted JPS59209645A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 触媒担体の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4508849A (ja) |
| JP (1) | JPS59209645A (ja) |
| NL (1) | NL191014C (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6268546A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-28 | Nippon Oil Co Ltd | 触媒担体の製造方法 |
| US5009971A (en) * | 1987-03-13 | 1991-04-23 | Ppg Industries, Inc. | Gas recombinant separator |
| CA1301400C (en) * | 1987-11-09 | 1992-05-19 | Sellathurai Suppiah | Porous composite materials and methods for preparing them |
| DE3803899C1 (ja) * | 1988-02-09 | 1989-04-13 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt, De | |
| US5217940A (en) * | 1989-09-19 | 1993-06-08 | Halabi Ma Mum A | Process for making high-strength alumina substrates and catalysts and products made therefrom |
| JPH03284637A (ja) * | 1990-03-31 | 1991-12-16 | Du Pont Mitsui Fluorochem Co Ltd | ハイドロクロロフルオロカーボンの異性化方法 |
| DE69511742T2 (de) * | 1994-02-24 | 2000-04-27 | Fina Research S.A., Seneffe | Verfahren zur Herstellung von Siliziumdioxid-Aluminiumdioxidträgern, Verfahren zur Herstellung von Hydrierkatalysatoren und ihre Verwendung zur Hydrierung von Aromaten |
| ZA96131B (en) * | 1995-02-01 | 1996-07-30 | Norton Chem Process Prod | Catalyst carrier |
| US6764672B2 (en) * | 2001-04-03 | 2004-07-20 | Alcoa Inc. | Thermally stable alumina particulates |
| EP2089155B1 (en) * | 2006-11-01 | 2020-04-01 | Dow Global Technologies LLC | Methods for the preparation of shaped porous bodies of alpha-alumina |
| CN113694942B (zh) * | 2020-05-20 | 2024-03-29 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种碳三馏分选择加氢催化剂及其制备方法 |
| CN113713795B (zh) * | 2020-05-25 | 2024-05-07 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种复合氧化物载体及其制备方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3091550A (en) * | 1958-09-24 | 1963-05-28 | Union Carbide Corp | Adsorbent compositions and method of coating therewith |
| FR1317683A (ja) * | 1961-03-23 | 1963-05-10 | ||
| US3467602A (en) * | 1966-10-24 | 1969-09-16 | Air Prod & Chem | Preparing porous refractory oxides by adding and removing polypropylene microspheres |
| US3679605A (en) * | 1970-07-17 | 1972-07-25 | Sinclair Research Inc | Extruded alumina catalyst support and the preparation thereof |
| SU425419A1 (ru) * | 1970-10-26 | 1974-10-15 | Л. Н. Москвин , М. Ф. Гумеров | Способ получения твердого сорбента |
| DE2326169A1 (de) * | 1973-05-23 | 1974-12-12 | Bosch Gmbh Robert | Anordnung zur rekombination der in einer sekundaerzelle entstehenden gase |
| CA1063587A (en) * | 1976-06-25 | 1979-10-02 | John P. Butler | Process for the exchange of hydrogen isotopes between streams of gaseous hydrogen and liquid water and catalyst |
-
1983
- 1983-05-12 JP JP58081636A patent/JPS59209645A/ja active Granted
-
1984
- 1984-05-11 US US06/609,136 patent/US4508849A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-05-11 NL NL8401522A patent/NL191014C/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| NL191014B (nl) | 1994-07-18 |
| NL8401522A (nl) | 1984-12-03 |
| JPS59209645A (ja) | 1984-11-28 |
| US4508849A (en) | 1985-04-02 |
| NL191014C (nl) | 1994-12-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4818508A (en) | Process for preparing molecular sieve bodies | |
| CN104923284B (zh) | 一种成型分子筛催化剂及其制备方法和应用 | |
| JPH0433493B2 (ja) | ||
| US3906076A (en) | Process for producing zeolite X molecular sieve bodies | |
| KR20190039400A (ko) | 지오폴리머 또는 지오폴리머 복합체의 제조방법 | |
| US3353910A (en) | Alumina particles and method of preparation | |
| EP0159578B1 (en) | Amorphous silica particles, a method for producing same, and use thereof | |
| RU2766506C1 (ru) | Способ получения носителей на основе оксида алюминия для катализаторов процессов нефтепереработки | |
| US3284369A (en) | Silica supported catalysts and method of preparation thereof | |
| JP4831663B2 (ja) | 薄板状多孔質シリカ金属複合体粒子とその製造方法 | |
| WO2005049191A2 (en) | Method of producing alumina-silica catalyst supports | |
| JP7141980B2 (ja) | 連結メソポーラスシリカ粒子及びその製造方法 | |
| WO1997012670A1 (en) | Process for preparing alumina support | |
| JPS6172624A (ja) | 活性が高く、低見掛密度の分散酸化アルミニウム水和物の製法 | |
| US2562888A (en) | Preparation of a silica-metal oxide granular catalyst | |
| JPH0416572A (ja) | 触媒用アルミナの製造方法 | |
| JP2003002636A (ja) | バインダーレスゼオライトビーズ成形体およびその製造方法並びにこれを用いた吸着除去方法 | |
| JPS63151356A (ja) | 酸−解膠された触媒組成物中の表面活性剤 | |
| Ugal et al. | Preparation of zeolite type 13X from locally available raw materials | |
| JP2620127B2 (ja) | シリカーアルミナ押出物 | |
| US3671463A (en) | Process for extruded catalyst and catalyst supports | |
| RU2097328C1 (ru) | Способ получения активного оксида алюминия | |
| JPH0132169B2 (ja) | ||
| JPH01254254A (ja) | 触媒担体の製造方法 | |
| CN115181360A (zh) | 一种含模板剂zsm-5改性聚丙烯功能塑料粒子制备方法 |