JPH04335709A - ラッチ回路およびそれを用いたa/d変換器 - Google Patents

ラッチ回路およびそれを用いたa/d変換器

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JPH04335709A
JPH04335709A JP3107181A JP10718191A JPH04335709A JP H04335709 A JPH04335709 A JP H04335709A JP 3107181 A JP3107181 A JP 3107181A JP 10718191 A JP10718191 A JP 10718191A JP H04335709 A JPH04335709 A JP H04335709A
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JP
Japan
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signal
latch circuit
output terminal
input
converter
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JP3107181A
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Shoichiro Tada
多田 昭一郎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル回路中で用
いられクロック信号に従って入力信号を保持するラッチ
回路、および、アナログ信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術となるラッチ回路の一例
を図8に示す。
【0003】このラッチ回路は、スイッチ8A、8Bと
、インバータ7A、7B、7Cとから成っている。スイ
ッチ8A、8Bは、図7のように、nMOSトランジス
タとpMOSトランジスタとから成っている。
【0004】クロック信号5が負論理であるとき、スイ
ッチ8Aは導通状態になり、スイッチ8Bは遮断状態に
なる。したがって、入力信号1と等しい信号が非反転出
力端子3Aに現れ、その反転信号が反転出力端子3Bに
現われる。これが透過状態である。クロック信号5が負
論理から正論理に変化すると、スイッチ8Aは遮断状態
になり、スイッチ8Bは導通状態になる。したがって、
クロック信号5が変化した際の入力信号1の論理値と等
しい信号が非反転出力端子3Aに現れ、その反転信号が
反転出力端子3Bに現われる。これが、保持状態である
【0005】このとき、図8のラッチ回路の動作タイミ
ングは図10のようになる。ここで、記号の意味は以下
の通りである。TAHは入力信号1が正論理であるとき
にクロック信号5が正論理から負論理に変化してから非
反転出力端子3Aの信号が負論理から正論理に変化する
までの時間、TALは入力信号1が負論理であるときに
クロック信号5が正論理から負論理に変化してから非反
転出力端子3Aの信号が正論理から負論理に変化するま
での時間、TBLは入力信号1が正論理であるときにク
ロック信号5が正論理から負論理に変化してから反転出
力端子3Bの信号が正論理から負論理に変化するまでの
時間、TBHは入力信号1が負論理であるときにクロッ
ク信号5が正論理から負論理に変化してから反転出力端
子3Bの信号が負論理から正論理に変化するまでの時間
、T1Hはインバータ7Bの入力が正論理から負論理に
変化してから出力が負論理から正論理に変化するまでの
時間、T1Lはインバータ7Bの入力が負論理から正論
理に変化してから出力が正論理から負論理に変化するま
での時間である。ここで、反転出力端子3Bと非反転出
力端子3Aとの間はインバータ7Bで接続されているの
で、反転出力端子3Bの信号が変化してからT1Hまた
はT1Lの後、非反転出力端子3Aの信号が変化する。 したがって、これらの時間の間には(数1)のような関
係があり、一般的にはTAHとTBH、TALとTBL
はそれぞれ等しくない。
【0006】
【数1】
【0007】次に第1の従来技術となるA/D変換器の
構成の一例を図3に示す。ラッチ回路10は、例えば図
8と同一の構成である。A/D変換器11A,11Bは
、それぞれA/D変換クロック入力端子の信号の立ち上
がりのタイミングで、アナログ信号12をA/D変換す
る。
【0008】図3の動作タイミングを図10に示す。A
/D変換器11Aは、ラッチ回路10の非反転出力端子
Qの信号の立ち上がりでアナログ信号12をA/D変換
し、その結果が図10のA1,A2である。一方A/D
変換器11Bは、ラッチ回路10の反転出力端子QBの
信号の立ち上がりでアナログ信号12をA/D変換し、
その結果がB1,B2である。A/D変換器11A,1
1BのA/D変換の周期はそれぞれ2Tであるが、図3
の回路は、2Tの時間の間に2回のA/D変換を行うA
/D変換器と等価である。図3の回路により低速のA/
D変換器を2個使用して等価的に2倍の速度のA/D変
換器を1個得ることができる。
【0009】第2の従来技術となるマスタスレーブ形ラ
ッチ回路の一例を図9に示す。このラッチ回路は、ラッ
チ回路2A,2Cと、インバータ6とから成っている。 ラッチ回路2A,2Cは、例えば図8のラッチ回路と等
しい構成である。
【0010】まず、クロック信号5が正論理であるとき
、ラッチ回路2Aは保持状態であり、ラッチ回路2Cは
透過状態である。したがって、ラッチ回路2Cの非反転
出力端子Qには、入力信号1と等しい論理の信号が現わ
れるが、非反転出力端子3Aおよび反転出力端子3Bに
現われる信号はそれ以前に保持した論理から変化しない
【0011】つぎに、クロック信号5が正論理から負論
理に変化すると、ラッチ回路2Aは透過状態に、ラッチ
回路2Cは保持状態にそれぞれ変化する。すると、ラッ
チ回路2Cの非反転出力端子Qおよび非反転出力端子3
Aにはクロック信号5が正論理から負論理に変化したと
きの入力信号1と等しい論理の信号が現われ、反転出力
端子3Bにはその反転が現われる。
【0012】さらに、クロック信号5が負論理から正論
理に変化すると、ラッチ回路2Aは保持状態に、ラッチ
回路2Cは透過状態にそれぞれ変化する。すると、ラッ
チ回路2Cの非反転出力端子Qには、入力信号1と等し
い論理の信号が現われるが、非反転出力端子3Aおよび
反転出力端子3Bに現われる信号は変化しない。
【0013】すなわち、このマスタスレーブ型ラッチ回
路は、クロック信号5が正論理から負論理に変化したと
きの入力信号1の論理を、つぎにクロック信号5が正論
理から負論理に変化するまで保持する。
【0014】このとき、図9のラッチ回路の動作タイミ
ングは図11のようになる。ここで、記号の意味は、第
1の従来の技術と同じであり、(数1)の関係も成り立
つ。ただし記号および(数1)の関係は、ラッチ回路2
Aのみに関するものであり、ラッチ回路2Cには関係し
ない。
【0015】次に第2の従来技術となるA/D変換器の
構成の一例を図4に示す。マスタスレーブ型ラッチ回路
13は、例えば図9と同一の構成である。A/D変換器
11A,11Bは、それぞれ、A/D変換クロック入力
端子の信号の立ち上がりのタイミングで、アナログ信号
12をA/D変換する。
【0016】図4の動作タイミングを図11に示す。A
/D変換器11Aは、ラッチ回路13の非反転出力端子
Qの信号の立ち上がりでアナログ信号12をA/D変換
し、その結果が図11のA1,A2である。一方A/D
変換器11Bは、ラッチ回路13の反転出力端子QBの
信号の立ち上がりでアナログ信号12をA/D変換し、
その結果がB1,B2である。A/D変換器11A,1
1BのA/D変換の周期はそれぞれ2Tであるが、図4
の回路は、2Tの時間の間に2回のA/D変換を行うA
/D変換器と等価である。図4の回路により低速のA/
D変換器を2個使用して等価的に2倍の速度のA/D変
換器を1個得ることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したように第1の
従来の技術となる図8のラッチ回路は、クロック信号5
が立ち下がってから非反転出力端子3Aの信号が変化す
るまでの時間と、反転出力端子3Bの信号が変化するま
での時間とが異なっているという問題があった。この問
題は、入力信号1およびクロック信号5が周期信号であ
るとき、特に重大となる。以下、入力信号1の周期がク
ロック信号5の周期の2倍である場合について説明する
。このとき、動作タイミングは図10のようになる。 ここで、Tはクロック信号5の周期、TABXは非反転
出力端子3Aの信号が立ち上がってから反転出力端子3
Bの信号が立ち上がるまでの時間、TBAXは反転出力
端子3Bの信号が立ち上がってから非反転出力端子3A
の信号が立ち上がるまでの時間である。すると、TAB
XとTBAXは(数2)のように表わすことができる。
【0018】
【数2】
【0019】ここで(数1)を用いると、TABXとT
BAXとの関係は(数3)のようになり、一般的には、
この2つは互いに異なっている。
【0020】
【数3】
【0021】また同様に、非反転出力端子3Aの信号が
立ち下がってから反転出力端子3Bの信号が立ち下がる
までの時間と、反転出力端子3Bの信号が立ち下がって
から非反転出力端子3Aの信号が立ち下がるまでの時間
とも異なっている。
【0022】したがって、このラッチ回路の非反転出力
端子3Aの信号の立ち上がりのタイミングで動作を開始
する回路11Aと、反転出力端子3Bの信号の立ち上が
りのタイミングで動作を開始する回路11Bとがあると
すると、回路11Aが動作を開始してから回路11Bが
動作を開始するまでの時間と、回路11Bが動作を開始
してから回路11Aが動作を開始するまでの時間とが異
なっている。そのため、回路11Aと回路11Bとは交
互に動作するが、2つの回路の動作の開始は、一定時間
毎には行われないという問題があった。また、例えば回
路11Aと11Bとが同時に動作することを禁止しなけ
ればならないような場合、2つの回路の動作時間はそれ
ぞれTABXとTBAXで制限されることとなる。した
がって、回路11Aおよび回路11Bのうち少なくとも
一方の動作時間は、非反転出力端子3Aの信号および反
転出力端子3Bの信号の周期2Tの半分よりも小さくし
なければならないという問題があった。
【0023】第1の従来技術となるA/D変換器では、
上述したように、図10において、入力信号1およびク
ロック信号5が周期信号であるときに、A/D変換器1
1AがA/D変換を行ってからA/D変換器11BがA
/D変換を行うまでの時間と、A/D変換器11BがA
/D変換を行ってからA/D変換器11AがA/D変換
を行うまでの時間とは異なっている。そのため、A/D
変換器11Aと11BとによるA/D変換は、一定時間
毎には行われないという問題があった。また、それによ
り、例えばアナログ信号12が時間に対して一定の割合
で変化している場合でも、A/D変換結果は時間に対し
て一定の割合では変化しないということで分かるように
、A/D変換を一定時間毎に行う理想的なA/D変換器
と比較して、このA/D変換器は、A/D変換結果に誤
差を含むという問題があった。
【0024】上述したように、第2の従来の技術となる
図9のマスタスレーブ型ラッチ回路は、クロック信号5
が立ち下がってから非反転出力端子3Aの信号が変化す
るまでの時間と、反転出力端子3Bの信号が変化するま
での時間とが異なっているという問題があった。この問
題は、入力信号1およびクロック信号5が周期信号であ
るとき、特に重大となる。以下、入力信号1の周期がク
ロック信号5の周期の2倍である場合について説明する
。このとき、動作タイミングは図11のようになる。 ここで、記号の意味は図10と同じであり、(数2)お
よび(数3)の関係も成り立つ。したがって、このとき
、上記と同様の問題があった。
【0025】第2の従来技術となるA/D変換器では、
上述したように、図9において、入力信号1およびクロ
ック信号5が周期信号であるときに、A/D変換器11
AがA/D変換を行ってからA/D変換器11BがA/
D変換を行うまでの時間と、A/D変換器11BがA/
D変換を行ってからA/D変換器11AがA/D変換を
行うまでの時間とは異なっている。そのため、第1の従
来技術となるA/D変換器と同様の問題があった。
【0026】本発明は、以上のような従来のラッチ回路
およびA/D変換器の欠点について考案研究した結果に
よりなされたものであり、クロック信号が変化してから
非反転出力端子の信号が立ち上がるまでの時間と、クロ
ック信号が変化してから反転出力端子の信号が立ち上が
るまでの時間とが等しく、また、クロック信号が変化し
てから非反転出力端子の信号が立ち下がるまでの時間と
、クロック信号が変化してから反転出力端子の信号が立
ち下がるまでの時間とが等しいラッチ回路および、それ
を用いた一定時間毎にA/D変換を行うA/D変換器を
提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ラッチ回路は、クロック信号により透過状態または保持
状態となる第1および第2のラッチ回路から成り、入力
信号を前記第1のラッチ回路の入力端子に入力し、入力
信号の反転信号を前記第2のラッチ回路の入力端子に入
力し、クロック信号を前記第1のラッチ回路及び第2の
ラッチ回路のクロック信号入力端子に入力し、前記第1
のラッチ回路の出力信号を非反転出力信号とし、前記第
2のラッチ回路の出力信号を反転出力信号とする。
【0028】本発明の請求項2記載のマスタスレーブ型
ラッチ回路は、クロック信号により透過状態または保持
状態となる第1および第2および第3のラッチ回路から
成り、入力信号を前記第3のラッチ回路の入力端子に入
力し、前記第3のラッチ回路の出力信号を前記第1のラ
ッチ回路の入力端子に入力し、前記第3のラッチ回路の
出力信号の反転信号を前記第2のラッチ回路の入力端子
に入力し、クロック信号を前記第1のラッチ回路及び第
2のラッチ回路のクロック信号入力端子に入力し、クロ
ック信号の反転信号を前記第3のラッチ回路のクロック
信号入力端子に入力し、前記第1のラッチ回路の出力信
号を非反転出力信号とし、前記第2のラッチ回路の出力
信号を反転出力信号とする。
【0029】本発明の請求項3記載のA/D変換器は、
請求項1のラッチ回路と、第1および第2のA/D変換
器とから成り、同一のアナログ信号を、前記第1のA/
D変換器は前記ラッチ回路の非反転出力信号によって与
えられたタイミングでA/D変換し、前記第2のA/D
変換器は前記ラッチ回路の反転出力信号によって与えら
れたタイミングでA/D変換することを特徴とする。
【0030】本発明の請求項4記載のA/D変換器は、
請求項2のマスタスレーブ型ラッチ回路と、第1および
第2のA/D変換器とから成り、同一のアナログ信号を
、前記第1のA/D変換器は前記ラッチ回路の非反転出
力信号によって与えられたタイミングでA/D変換し、
前記第2のA/D変換器は前記ラッチ回路の反転出力信
号によって与えられたタイミングでA/D変換すること
を特徴とする。
【0031】
【作用】請求項1記載のラッチ回路は、上述の構成によ
り、第1および第2のラッチの入力端子には、それぞれ
相反する論理値の信号が加えられ、クロック入力端子に
は、それぞれ相等しいクロック信号が加えられる。2つ
のラッチ回路を等しい構成にしておけば、動作遅延時間
は互いに相等しくなるので、クロック信号が変化してか
ら第1のラッチ回路の出力端子の信号が立ち上がるまで
の時間と、クロック信号が変化してから第2のラッチ回
路の出力端子の信号が立ち上がるまでの時間とは相等し
くなる。すなわち、クロック信号が変化してから非反転
出力端子の信号が立ち上がるまでの時間と、クロック信
号が変化してから反転出力端子の信号が立ち上がるまで
の時間とは、互いに相等しい。また同様に、クロック信
号が変化してから非反転出力端子の信号が立ち下がるま
での時間と、クロック信号が変化してから反転出力端子
の信号が立ち下がるまでの時間とは互いに相等しい。
【0032】請求項2記載のマスタスレーブ型ラッチ回
路は、上述の構成により、第1および第2のラッチの入
力端子には、それぞれ相反する論理値の信号が加えられ
、クロック入力端子には、それぞれ相等しいクロック信
号が加えられる。2つのラッチ回路を等しい構成にして
おけば、動作遅延時間は互いに相等しくなるので、クロ
ック信号が変化してから第1のラッチ回路の出力端子の
信号が立ち上がるまでの時間と、クロック信号が変化し
てから第2のラッチ回路の出力端子の信号が立ち上がる
までの時間とは相等しくなる。すなわち、クロック信号
が変化してから非反転出力端子の信号が立ち上がるまで
の時間と、クロック信号が変化してから反転出力端子の
信号が立ち上がるまでの時間とは、互いに相等しい。 また同様に、クロック信号が変化してから非反転出力端
子の信号が立ち下がるまでの時間と、クロック信号が変
化してから反転出力端子の信号が立ち下がるまでの時間
とは、互いに相等しい。
【0033】請求項3記載のA/D変換器は、上述の構
成により、上述したように、(請求項1)のラッチ回路
は、クロック信号が変化してから非反転出力端子の信号
が立ち上がるまでの時間と、クロック信号が変化してか
ら反転出力端子の信号が立ち上がるまでの時間とは互い
に相等しく、また、クロック信号が変化してから非反転
出力端子の信号が立ち下がるまでの時間と、クロック信
号が変化してから反転出力端子の信号が立ち下がるまで
の時間とは互いに相等しい。したがって、このラッチ回
路の入力信号およびクロック信号が周期信号であり、入
力信号の周期がクロック信号の周期の2倍であるときに
は、このラッチ回路の非反転出力端子の信号によって与
えられたタイミングでA/D変換するA/D変換器と、
反転出力端子の信号によって与えられたタイミングでA
/D変換するA/D変換器とは、一定時間毎に交互にA
/D変換をする。
【0034】請求項4記載のA/D変換器は、上述の構
成により、上述したように、請求項2のマスタスレーブ
型ラッチ回路は、クロック信号が変化してから非反転出
力端子の信号が立ち上がるまでの時間と、クロック信号
が変化してから反転出力端子の信号が立ち上がるまでの
時間とは互いに相等しく、また、クロック信号が変化し
てから非反転出力端子の信号が立ち下がるまでの時間と
、クロック信号が変化してから反転出力端子の信号が立
ち下がるまでの時間とは互いに相等しい。したがって、
請求項3と同様に作用する。
【0035】
【実施例】 (実施例1)図1に、本発明の請求項1記載のラッチ回
路の構成の一例を示す。
【0036】この回路は、第1のラッチ回路2A,2B
とインバータ4とから成り、インバータ4によって入力
信号1の反転信号が作成され、ラッチ回路2Bの入力端
子Dに加えられる。ラッチ回路2A,2Bは相等しく、
例えば図8のラッチ回路と等しい構成である。
【0037】まず、クロック信号が負論理であるとき、
ラッチ回路2A,2Bは透過状態となる。したがって、
入力信号1と等しい信号が非反転出力端子3Aに現れ、
その反転信号が反転出力端子3Bに現われて、図1のラ
ッチ回路は透過状態である。
【0038】つぎに、クロック信号5が正論理に変化す
ると、ラッチ回路2A,2Bは保持状態となる。したが
って、クロック信号5が変化した際の入力信号1の論理
値と等しい信号が非反転出力端子3Aに現れ、その反転
信号が反転出力端子3Bに現われて、図1のラッチ回路
は保持状態となる。
【0039】図1のラッチ回路動作タイミングは図5の
ようになる。ここで、記号の意味は以下の通りである。 TAHはラッチ回路2A,2Bにおいて、入力端子の信
号が正論理であるときにクロック信号5が正論理から負
論理に変化してから出力端子の信号が負論理から正論理
に変化するまでの時間、TALはラッチ回路2A,2B
において、入力端子の信号が負論理であるときにクロッ
ク信号5が正論理から負論理に変化してから出力端子の
信号が正論理から負論理に変化するまでの時間である。
【0040】すると、入力端子1に正論理信号が加えら
れていて、クロック信号5が正論理から負論理に変化し
てから非反転出力端子3Aの信号が負論理から正論理に
変化するまでの時間と、入力端子1に負論理信号が加え
られていて、クロック信号5が正論理から負論理に変化
してから反転出力端子3Bの信号が負論理から正論理に
変化するまでの時間とは、ともにTAHであり相等しい
【0041】同様に、入力端子1に負論理信号が加えら
れていて、クロック信号5が正論理から負論理に変化し
てから非反転出力端子3Aの信号が正論理から負論理に
変化するまでの時間と、入力端子1に正論理信号が加え
られていて、クロック信号5が正論理から負論理に変化
してから反転出力端子3Bの信号が正論理から負論理に
変化するまでの時間とも、ともにTALであり相等しい
【0042】さらに、図1のラッチ回路において、入力
信号1およびクロック信号5が周期信号であって、入力
信号1の周期がクロック信号5の周期の2倍であった場
合のことを考えると、図1のラッチ回路の動作タイミン
グは図5のようになる。
【0043】ここで、記号の意味は以下の通りである。 Tはクロック信号5の周期、TABは非反転出力端子3
Aの信号が立ち上がってから反転出力端子3Bの信号が
立ち上がるまでの時間、TBAは反転出力端子3Bの信
号が立ち上がってから非反転出力端子3Aの信号が立ち
上がるまでの時間である。すると、TABとTBAは(
数4)のように表わすことができる。
【0044】
【数4】
【0045】したがって、TABとTBAとの関係は(
数5)のようになり、相等しい。
【0046】
【数5】
【0047】また同様に、非反転出力端子3Aの信号が
立ち下がってから反転出力端子3Bの信号が立ち下がる
までの時間と、反転出力端子3Bの信号が立ち下がって
から非反転出力端子3Aの信号が立ち下がるまでの時間
は、ともにTであり相等しい。これにより、従来の技術
の問題点は解決される。
【0048】(実施例2)図2に、本発明の請求項2記
載のマスタスレーブ型ラッチ回路の構成の一例を示す。 この回路は、ラッチ回路2A,2B,2Cとインバータ
4,6とから成り、インバータ4によって入力信号1の
反転信号が作成され、ラッチ回路2Bの入力端子に加え
られ、インバータ6によってクロック信号5の反転信号
が作成され、ラッチ回路2Cのクロック信号入力端子に
加えられる。ラッチ回路2A,2Bは相等しく、例えば
図8のラッチ回路と等しい構成である。ラッチ回路2C
は、2A,2Bと等しい構成である必要はないが、同様
に動作する。
【0049】まず、クロック信号5が正論理であるとき
、ラッチ回路2A,2Bは保持状態であり、ラッチ回路
2Cは透過状態である。したがって、ラッチ回路2Cの
非反転出力端子Qには、入力信号1と等しい論理の信号
が現われるが、非反転出力端子3Aおよび反転出力端子
3Bに現われる信号はそれ以前に保持した論理から変化
しない。
【0050】つぎに、クロック信号5が正論理から負論
理に変化すると、ラッチ回路2A,2Bは透過状態に、
ラッチ回路2Cは保持状態にそれぞれ変化する。すると
、ラッチ回路2Cの非反転出力端子Qおよび非反転出力
端子3Aにはクロック信号5が正論理から負論理に変化
したときの入力信号1と等しい論理の信号が現われ、反
転出力端子3Bにはその反転が現われる。
【0051】さらに、クロック信号5が負論理から正論
理に変化すると、ラッチ回路2A,2Bは保持状態に、
ラッチ回路2Cは透過状態にそれぞれ変化する。すると
、ラッチ回路2Cの非反転出力端子には、入力信号1と
等しい論理の信号が現われるが、非反転出力端子3Aお
よび反転出力端子3Bに現われる信号は変化しない。
【0052】すなわち、このマスタスレーブ型ラッチ回
路は、図9の従来のマスタスレーブ型ラッチ回路と同様
に、クロック信号5が正論理から負論理に変化したとき
の入力信号1の論理を、つぎにクロック信号5が正論理
から負論理に変化するまで保持する。
【0053】このとき、図2のラッチ回路の動作タイミ
ングは図6のようになる。ここで、記号の意味は、実施
例1と同じであり、(数4)および(数5)の関係も成
り立つ。ただし記号および(数4),(数5)の関係は
、ラッチ回路2A,2Bのみに関するものであり、ラッ
チ回路2Cには関係しない。
【0054】したがって、実施例1と同様に、従来の技
術の問題点は解決される。 (実施例3)図3に、本発明の請求項3記載のA/D変
換器の構成の一例を示す。
【0055】この構成は従来のA/D変換器と同様であ
り、A/D変換器11A,11Bが、それぞれA/D変
換クロック入力端子の信号の立ち上がりのタイミングで
アナログ信号12をA/D変換する点も同じであるが、
ラッチ回路10が図1のラッチ回路である点が異なって
いる。
【0056】このときの図3の動作タイミングを図5に
示す。本発明の請求項3記載のA/D変換器は、従来の
A/D変換器と同様に動作し、低速のA/D変換器を2
個使用して等価的に2倍の速度のA/D変換器を1個得
ている。ただし、実施例1で述べたように、図5におい
て、入力信号1およびクロック信号5が周期信号である
ときに、A/D変換器11AがA/D変換を行ってから
A/D変換器11BがA/D変換を行うまでの時間と、
A/D変換器11BがA/D変換を行ってからA/D変
換器11AがA/D変換を行うまでの時間とは相等しい
。したがって、A/D変換器11Aと11BとによるA
/D変換は、一定時間毎に行われる。また、例えばアナ
ログ信号12が時間に対して一定の割合で変化している
場合にはA/D変換結果も時間に対して一定の割合では
変化し、A/D変換結果には誤差を含まない。
【0057】(実施例4)図4に、本発明の請求項4記
載のA/D変換器の構成の一例を示す。
【0058】この構成は従来のA/D変換器と同様であ
り、A/D変換器11A,11Bが、それぞれA/D変
換クロック入力端子の信号の立ち上がりのタイミングで
アナログ信号12をA/D変換する点も同じであるが、
マスタスレーブ型ラッチ回路13が図2のマスタスレー
ブ型ラッチ回路である点が異なっている。
【0059】このときの図4の動作タイミングを図6に
示す。本発明の請求項4記載のA/D変換器は、従来の
A/D変換器と同様に動作し、低速のA/D変換器を2
個使用して等価的に2倍の速度のA/D変換器を1個得
ている。ただし、実施例2で述べたように、図6におい
て、入力信号1およびクロック信号5が周期信号である
ときに、A/D変換器11AがA/D変換を行ってから
A/D変換器11BがA/D変換を行うまでの時間と、
A/D変換器11BがA/D変換を行ってからA/D変
換器11AがA/D変換を行うまでの時間とは相等しい
。したがって、実施例3と同様に、従来の技術の問題点
は解決される。
【0060】なお、以上の説明では図1および図2のラ
ッチ回路2A,2B,2Cは図8のラッチ回路であると
したが、クロック信号の論理により透過状態または保持
状態となるラッチ回路であれば、どのような回路でも同
様である。
【0061】また、入力信号1およびクロック信号5が
周期信号であり、入力信号1の周期がクロック信号5の
周期の2倍である場合について説明したが、それ以外の
場合にも本発明は有効である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、ク
ロック信号が変化してから非反転出力端子の信号が立ち
上がるまでの時間と、クロック信号が変化してから反転
出力端子の信号が立ち上がるまでの時間とが等しく、ま
た、クロック信号が変化してから非反転出力端子の信号
が立ち下がるまでの時間と、クロック信号が変化してか
ら反転出力端子の信号が立ち下がるまでの時間とが等し
いラッチ回路を得ることができる。また、一定時間毎に
A/D変換を行うA/D変換器を得ることができるため
、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1記載のラッチ回路の構成図で
ある。
【図2】本発明の請求項2記載のマスタスレーブ型ラッ
チ回路の構成図である。
【図3】本発明の請求項3記載または従来のA/D変換
器の構成図である。
【図4】本発明の請求項4記載または従来のA/D変換
器の構成図である。
【図5】図1のラッチ回路および図3のA/D変換器の
タイミング図である。
【図6】図2のマスタスレーブ型ラッチ回路および図4
のA/D変換器のタイミング図である。
【図7】スイッチの構成図である。
【図8】従来のラッチ回路の構成図である。
【図9】従来のマスタスレーブ型ラッチ回路の構成図で
ある。
【図10】図8のラッチ回路のタイミング図である。
【図11】図9のマスタスレーブ型ラッチ回路のタイミ
ング図である。
【符号の説明】
1  入力信号 2A  第1のラッチ回路 2B  第2のラッチ回路 3A  非反転出力端子 3B  反転出力端子 4  インバータ 5  クロック信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クロック信号により透過状態または保
    持状態となる第1および第2のラッチ回路から成り、入
    力信号を前記第1のラッチ回路の入力端子に入力し、入
    力信号の反転信号を前記第2のラッチ回路の入力端子に
    入力し、クロック信号を前記第1のラッチ回路及び第2
    のラッチ回路のクロック信号入力端子に入力し、前記第
    1のラッチ回路の出力信号を非反転出力信号とし、前記
    第2のラッチ回路の出力信号を反転出力信号とするラッ
    チ回路。
  2. 【請求項2】  クロック信号により透過状態または保
    持状態となる第1および第2および第3のラッチ回路か
    ら成り、入力信号を前記第3のラッチ回路の入力端子に
    入力し、前記第3のラッチ回路の出力信号を前記第1の
    ラッチ回路の入力端子に入力し、前記第3のラッチ回路
    の出力信号の反転信号を前記第2のラッチ回路の入力端
    子に入力し、クロック信号を前記第1のラッチ回路及び
    第2のラッチ回路のクロック信号入力端子に入力し、ク
    ロック信号の反転信号を前記第3のラッチ回路のクロッ
    ク信号入力端子に入力し、前記第1のラッチ回路の出力
    信号を非反転出力信号とし、前記第2のラッチ回路の出
    力信号を反転出力信号とするマスタスレーブ型ラッチ回
    路。
  3. 【請求項3】  請求項1記載のラッチ回路と、第1お
    よび第2のA/D変換器とから成り、同一のアナログ信
    号を、前記第1のA/D変換器は前記ラッチ回路の非反
    転出力信号によって与えられたタイミングでA/D変換
    し、前記第2のA/D変換器は前記ラッチ回路の反転出
    力信号によって与えられたタイミングでA/D変換する
    ことを特徴とするA/D変換器。
  4. 【請求項4】  請求項2記載のマスタスレーブ型ラッ
    チ回路と、第1および第2のA/D変換器とから成り、
    同一のアナログ信号を、前記第1のA/D変換器は前記
    ラッチ回路の非反転出力信号によって与えられたタイミ
    ングでA/D変換し、前記第2のA/D変換器は前記ラ
    ッチ回路の反転出力信号によって与えられたタイミング
    でA/D変換することを特徴とするA/D変換器。
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