JPH04337010A - 溝付き複合シリンダーの製造方法 - Google Patents

溝付き複合シリンダーの製造方法

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JPH04337010A
JPH04337010A JP11051391A JP11051391A JPH04337010A JP H04337010 A JPH04337010 A JP H04337010A JP 11051391 A JP11051391 A JP 11051391A JP 11051391 A JP11051391 A JP 11051391A JP H04337010 A JPH04337010 A JP H04337010A
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JP
Japan
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core
cylinder
cylinder body
hip
peripheral surface
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Application number
JP11051391A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kusabe
草部 一郎
Toshiyuki Minamide
南出 俊幸
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック材料や、
食品材料或いは薬剤等の混練、射出、押し出しに用いら
れる一軸および多軸の溝付き複合シリンダーの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形機用多軸シリンダーの
製造法として、例えば、特開昭60−181208号公
報に記載の方法が公知である。この従来の製造方法は、
シリンダー本体に形成された下孔内に、中子を挿入して
、該中子の外周面と前記下孔の内周面間に間隙を形成し
、該間隙に金属粉末を充填し、該粉末を熱間静水圧加圧
(以下、「HIP」という)処理により固化し、その後
前記中子を機械加工により除去し、その後、通常の加工
法で孔内面の仕上げ加工を施しシリンダーを完成させる
ものであった。
【0003】従って、この従来法によるシリンダーの仕
上げ孔内面形状は、真円であった。一方、孔形状が真円
でない異形孔を、HIP処理により得る方法として、特
公昭58−11319号公報に記載の方法が公知である
。このHIPによる異形成型法は、カプセル内に真円で
ない異形のセグメント式中子を配し、該中子外周面とカ
プセル内周面間に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充
填して、HIP処理を行い、しかる後、カプセル並びに
中子を除去するものであり、且つ、前記中子は、金属粉
末と熱膨張を異にすると共に、HIP処理条件下で可塑
性を有し、自由に塑性変形する材料から成るものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、プ
ラスチックの押し出し、射出成形においては、プラスチ
ック基剤(ナチュラル)と充填剤(ガラス繊維など)は
、シリンダー内に組み込まれたスクリューやロータによ
って、混合され、均一分散をはかりながら加熱され、溶
融しながら混練した上で押し出し、射出される。
【0005】前記充填剤の混合或いは混練効率の向上を
図るため、スクリューやロータの形状に改良が加えられ
ているが、シリンダー内壁面にくぼみまたは溝を設ける
ことによって更に高効率の混合、分散が得られる。従っ
て、溝付きシリンダーの製造技術は極めて重要である。 しかし、前記シリンダーは、耐摩耗・耐蝕性が求められ
るため、そのシリンダー内壁面は高硬度(HRc50〜
68) であって、機械加工による溝加工は極めて困難
であった。特に、シリンダーの軸方向長さLと、内径D
の比L/D=3〜30のように長いシリンダーでは、溝
の機械加工が不可能に近かった。
【0006】従って、前記特開昭60−181208号
公報に記載の従来法により断面真円のシリンダー孔を成
形し、その後機械加工または放電加工などにより、シリ
ンダー孔内面に溝を形成することは極めて困難であった
。一方、前記特公昭58−11319号公報に記載の方
法では、シリンダー孔内面に溝を形成することは可能で
あるが、中子がセグメント式であるため、HIP処理時
に変形を生じ、長尺化(L/D=3以上)が困難である
。そして、長尺物になると仕上げのために内面機械加工
が必要になり、この機械加工は困難であるから、結局、
長尺物の溝付きシリンダーは製作できないと言う問題が
あった。
【0007】そこで、本発明は、長尺のシリンダー孔内
面に、機械加工を施すことなく溝を精度良く成形するこ
とができる溝付き複合シリンダーの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴
とするところは、シリンダー本体に形成された下孔に、
中子を挿入して、該中子の外周面と前記下孔の内周面間
に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充填し、該粉末を
HIP処理により固化し、その後前記中子を除去するこ
とにより複合シリンダーを製造する方法において、前記
中子は、中実であり、その外周面に軸心と平行な突条を
有し、HIP成形条件下において塑性変形を生じない一
体形構造物であり、前記シリンダー本体より熱膨張係数
が少なくとも4×10−6cm/℃以上大きく、且つ、
金属変態を生じない金属材料で成形されており、前記中
子の除去は、HIP成形品を所定温度に冷却した後、シ
リンダー本体から該中子を軸方向に抜き去ることにより
行われる点にある。
【0009】
【作用】本発明によれば、シリンダー本体に形成された
下孔に、円柱外周面に突条を有する中子を挿入して、該
中子の外周面と前記下孔の内周面間に間隙を形成し、該
間隙に金属粉末を充填し、該粉末をHIP処理により固
化し、その後所定温度まで冷却して、前記中子を軸方向
に押圧または引き抜いて除去し、溝付き複合シリンダー
を得るものである。
【0010】そして、前記中子は、中実であり、HIP
成形条件下において塑性変形を生じない一体形構造物で
あるため、該中子を完成品のシリンダー孔形状寸法に成
形することにより、シリンダー内径及び溝部の機械加工
を経ず、直接実用に供し得る精度品質のシリンダーを製
作することができる。更に、中子は、前記シリンダー本
体より熱膨張係数が少なくとも4×10−6cm/℃以
上大きく、且つ、金属変態を生じない金属材料で成形さ
れているため、HIP処理後冷却することにより、固化
した金属材料と中子との間に間隙が生じ、中子の軸方向
除去を容易としている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1及び図2に示すものは、溝付き複合シリンダー
1の仕上がり完成品の断面図である。該溝付き複合シリ
ンダー1は、シリンダー本体2と、該本体2に形成され
た下孔3の内周面に所定厚みで形成された硬質ライニン
グ層4とからなる。該ライニング層4の内周面には、周
方向に等間隔をおいて断面半円状の溝5が、軸心と平行
に形成されている。
【0012】このような複合シリンダー1を成形するた
め、先ず、断面真円の下孔3を有するシリンダー本体2
を製作する。このシリンダー本体2の材質は、SCM 
440とされている。また、図3及び図4に示すような
中実中子6を製作する。この中子6の外観形状寸法は、
前記仕上げ完成品の複合シリンダー1のシリンダー孔7
の形状寸法を反転させたものとされている。
【0013】即ち、前記中子6は、断面真円の円柱体の
外周面に軸心と平行に突条8を有し、該突条8には軸方
向に沿って抜け勾配が付されている。この突条8が前記
シリンダー孔7の溝5を成形する。更に、前記中子6は
、HIP成形条件下において塑性変形を生じない一体形
構造物であり、前記シリンダー本体2より熱膨張係数が
少なくとも、4×10−6cm/℃以上大きく、且つ、
金属変態を生じない金属材料で成形されており、鋼並み
の快削性を有する。
【0014】具体的には、前記中子6の材質はSUS 
303であり、熱膨張率は21×10−6mm/℃(2
0〜1000℃) である。前記中子6の円柱部の外形
寸法Dcは、Dc=Df(1−2/1000) −R−
P但し、Df;シリンダー孔7の仕上げ寸法R  ;離
型材のHIP固化後の厚み P  ;HIP処理後のシリンダー孔7のポリシング代
とされている。
【0015】即ち、前記中子6の寸法Dcは、シリンダ
ー本体2の材質SCM440と、中子6の材質SUS 
303の各々の熱膨張測定から、正確な相対的熱膨張差
を2/1000と求め、完成品図面寸法に(1−2/1
000) を乗じた寸法とされている。前記中子6は、
その表面粗度をガラスビーズによりRmax 4S以下
に機械加工目地を消滅ならしめている。
【0016】更に、シリンダー孔7の溝5の割れ防止を
図るため次の形状的条件が必要である。即ち、図5に示
すように、中子6に設けた突条8の最大高さhmax 
と中子6の外形寸法Dcとの比は16.7%以下を維持
することが必要である。突条8がこれ以上高いと、中子
6の胴径寸法Dcにかかわらず、中子の収縮時において
、突条8がライニング層溝間でせり合い割れを生じる。
【0017】また、中子6の突条8の形状は、図6に示
すようコーナ部のR寸法が、突条高さhと同寸又は同寸
以下で、必ず設けられていることが必要である。尚、突
条8の形状は角形、丸形いずれであっても良い。前記中
子6の表面に離型材9が塗布される。この離型材9は、
50μm以下のジルコニア+純水+無機質バインダーペ
ーストを約 0.2〜 0.3mm厚以内にスプレーコ
ーティングし、十分乾燥される。
【0018】前記離型材9は、HIP昇温時ないし10
00℃近傍における分解変態に伴う揮発成分及び灼熱減
量の総和が、0.15wt%以下のジルコニア+純水+
無機質バインダーの混合剤である。0.15wt%以下
としたのは、それ以上だと、離型材9は前処理工程の 
300〜400℃で予熱脱気せしめられるが、これを越
える温度での揮発分、灼熱減量によるガスにより粉末の
酸化を招き固化しない。 0.15wt%以下のみ固化可能である。
【0019】そして、前記離型材9中のアルミナ、シリ
カ等の成分は、少なくとも1wt%以下である。1wt
%以下としたのは、HIP時(約1000℃) 、シリ
カは金属中子6と溶融反応(ガラス化) を生じ、中子
6に固着するため、離型性が悪く、高い面粗度が得られ
ない。アルミナは、灼熱減量が大きく、熱膨張係数が小
さいためHIP昇温時の剥離が激しく有効でない。
【0020】次に、前記中子6を前記シリンダー本体2
の下孔3に同心に挿入し、該下孔3と中子6間に間隙を
形成する。そして、図7に示すように、前記間隙にNi
、Co基及びこれらにセラミックスをプレミックスした
耐摩耗、耐食合金の粉末10を充填し、両端部に蓋体を
溶接し、脱気密封のうえ、 960℃×1000kg/
cm2 ×5Hrの条件でHIP処理する。
【0021】尚、前記ライニング用Ni基、Co基高合
金粉末或いはこれらにセラミックスをプレミックスした
合金粉末などのサーメット粉末の何れであっても、その
熱膨張係数はシリンダー本体2より 0.5〜3×10
−6cm/℃小さい範囲である事が必要である。そして
、HIP処理後、所定温度まで冷却し、シリンダー本体
2両端のセンター基準で外形を荒削り加工した後、両端
部の蓋体を切断除去する。
【0022】そして、油圧プレスにより、中子6をその
抜け勾配の方向に押圧し、抜き取る。前記方法により得
られた溝付き複合シリンダー1のシリンダー孔7の内径
寸法は、HIP前の中子の胴部外径のマイナス50〜1
00 μmを得た。また溝5の形状は、中子6の突条8
の形状と同一で実用に供し得る形状を得た。
【0023】更に、内面粗度は、簡単なポリッシュでR
max 3.2 S以下の範囲であり、通常のシリンダ
ーの研削研磨粗度と変わらない水準であった。前記実施
例によれば、高硬度(HRc50〜68) 溝付き複合
シリンダーとして、HIP処理後の中実中子6を引き抜
き、内面を簡単にポリッシングし、離型皮膜を除去する
事により、シリンダー内径及び溝部の機械加工を経ずし
て、直接実用に供し得る精度品質のシリンダーが製作可
能となった。
【0024】更に、半径方向に収縮した場合、ライニン
グ層(溝部) が割れる従来のセグメント方式に代わる
一体型高剛性中実中子6により、任意の高精度溝断面形
状と高い真直度を有する長尺溝付きシリンダー(L/D
=30まで可能) が製作できた。尚、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、溝付き2軸シリンダ
ー、短尺(L/D=4〜10) 大径溝付きスリーブ等
、耐食耐摩耗が要求される複合シリンダーの製造に適用
できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダー本体に形成
された下孔に、中子を挿入して、該中子の外周面と前記
下孔の内周面間に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充
填し、該粉末をHIP処理により固化し、その後前記中
子を除去することにより複合シリンダーを製造する方法
において、前記中子は、中実であり、その外周面に軸心
と平行な突条を有し、HIP成形条件下において塑性変
形を生じない一体形構造物であり、前記シリンダー本体
より熱膨張係数が少なくとも4×10−6cm/℃以上
大きく、且つ、金属変態を生じない金属材料で成形され
ており、前記中子の除去は、HIP成形品を所定温度に
冷却した後、シリンダー本体から該中子を軸方向に抜き
去ることにより行われることを特徴とするものであるか
ら、長尺シリンダーの内周面に機械加工を経ず溝を形成
する事ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により製造した溝付き複合シリンダ
ーの完成品の横断面図
【図2】図1の縦断面図
【図3】中子の横断面図
【図4】中子の斜視図
【図5】突条高さと中子径との関係を示す説明図
【図6
】突条の形状を示す部分拡大図
【図7】HIP成形前の断面図である。
【符号の説明】
1  溝付き複合シリンダー 2  シリンダー本体 3  下孔 6  中子 8  突条 10  金属粉末

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シリンダー本体に形成された下孔に、
    中子を挿入して、該中子の外周面と前記下孔の内周面間
    に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充填し、該粉末を
    HIP処理により固化し、その後前記中子を除去するこ
    とにより複合シリンダーを製造する方法において、前記
    中子は、中実であり、その外周面に軸心と平行な突条を
    有し、HIP成形条件下において塑性変形を生じない一
    体形構造物であり、前記シリンダー本体より熱膨張係数
    が少なくとも4×10−6cm/℃以上大きく、且つ、
    金属変態を生じない金属材料で成形されており、前記中
    子の除去は、HIP成形品を所定温度に冷却した後、シ
    リンダー本体から該中子を軸方向に抜き去ることにより
    行われることを特徴とする溝付き複合シリンダーの製造
    方法。
JP11051391A 1991-05-15 1991-05-15 溝付き複合シリンダーの製造方法 Pending JPH04337010A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125730A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Nippon Crucible Co Ltd 伝熱容器およびその製造方法
JP2011068983A (ja) * 2009-08-31 2011-04-07 Sanyo Special Steel Co Ltd 立体形状のMo成形体およびその製造方法

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