JPH04337010A - 溝付き複合シリンダーの製造方法 - Google Patents
溝付き複合シリンダーの製造方法Info
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- JPH04337010A JPH04337010A JP11051391A JP11051391A JPH04337010A JP H04337010 A JPH04337010 A JP H04337010A JP 11051391 A JP11051391 A JP 11051391A JP 11051391 A JP11051391 A JP 11051391A JP H04337010 A JPH04337010 A JP H04337010A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック材料や、
食品材料或いは薬剤等の混練、射出、押し出しに用いら
れる一軸および多軸の溝付き複合シリンダーの製造方法
に関する。
食品材料或いは薬剤等の混練、射出、押し出しに用いら
れる一軸および多軸の溝付き複合シリンダーの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形機用多軸シリンダーの
製造法として、例えば、特開昭60−181208号公
報に記載の方法が公知である。この従来の製造方法は、
シリンダー本体に形成された下孔内に、中子を挿入して
、該中子の外周面と前記下孔の内周面間に間隙を形成し
、該間隙に金属粉末を充填し、該粉末を熱間静水圧加圧
(以下、「HIP」という)処理により固化し、その後
前記中子を機械加工により除去し、その後、通常の加工
法で孔内面の仕上げ加工を施しシリンダーを完成させる
ものであった。
製造法として、例えば、特開昭60−181208号公
報に記載の方法が公知である。この従来の製造方法は、
シリンダー本体に形成された下孔内に、中子を挿入して
、該中子の外周面と前記下孔の内周面間に間隙を形成し
、該間隙に金属粉末を充填し、該粉末を熱間静水圧加圧
(以下、「HIP」という)処理により固化し、その後
前記中子を機械加工により除去し、その後、通常の加工
法で孔内面の仕上げ加工を施しシリンダーを完成させる
ものであった。
【0003】従って、この従来法によるシリンダーの仕
上げ孔内面形状は、真円であった。一方、孔形状が真円
でない異形孔を、HIP処理により得る方法として、特
公昭58−11319号公報に記載の方法が公知である
。このHIPによる異形成型法は、カプセル内に真円で
ない異形のセグメント式中子を配し、該中子外周面とカ
プセル内周面間に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充
填して、HIP処理を行い、しかる後、カプセル並びに
中子を除去するものであり、且つ、前記中子は、金属粉
末と熱膨張を異にすると共に、HIP処理条件下で可塑
性を有し、自由に塑性変形する材料から成るものであっ
た。
上げ孔内面形状は、真円であった。一方、孔形状が真円
でない異形孔を、HIP処理により得る方法として、特
公昭58−11319号公報に記載の方法が公知である
。このHIPによる異形成型法は、カプセル内に真円で
ない異形のセグメント式中子を配し、該中子外周面とカ
プセル内周面間に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充
填して、HIP処理を行い、しかる後、カプセル並びに
中子を除去するものであり、且つ、前記中子は、金属粉
末と熱膨張を異にすると共に、HIP処理条件下で可塑
性を有し、自由に塑性変形する材料から成るものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、プ
ラスチックの押し出し、射出成形においては、プラスチ
ック基剤(ナチュラル)と充填剤(ガラス繊維など)は
、シリンダー内に組み込まれたスクリューやロータによ
って、混合され、均一分散をはかりながら加熱され、溶
融しながら混練した上で押し出し、射出される。
ラスチックの押し出し、射出成形においては、プラスチ
ック基剤(ナチュラル)と充填剤(ガラス繊維など)は
、シリンダー内に組み込まれたスクリューやロータによ
って、混合され、均一分散をはかりながら加熱され、溶
融しながら混練した上で押し出し、射出される。
【0005】前記充填剤の混合或いは混練効率の向上を
図るため、スクリューやロータの形状に改良が加えられ
ているが、シリンダー内壁面にくぼみまたは溝を設ける
ことによって更に高効率の混合、分散が得られる。従っ
て、溝付きシリンダーの製造技術は極めて重要である。 しかし、前記シリンダーは、耐摩耗・耐蝕性が求められ
るため、そのシリンダー内壁面は高硬度(HRc50〜
68) であって、機械加工による溝加工は極めて困難
であった。特に、シリンダーの軸方向長さLと、内径D
の比L/D=3〜30のように長いシリンダーでは、溝
の機械加工が不可能に近かった。
図るため、スクリューやロータの形状に改良が加えられ
ているが、シリンダー内壁面にくぼみまたは溝を設ける
ことによって更に高効率の混合、分散が得られる。従っ
て、溝付きシリンダーの製造技術は極めて重要である。 しかし、前記シリンダーは、耐摩耗・耐蝕性が求められ
るため、そのシリンダー内壁面は高硬度(HRc50〜
68) であって、機械加工による溝加工は極めて困難
であった。特に、シリンダーの軸方向長さLと、内径D
の比L/D=3〜30のように長いシリンダーでは、溝
の機械加工が不可能に近かった。
【0006】従って、前記特開昭60−181208号
公報に記載の従来法により断面真円のシリンダー孔を成
形し、その後機械加工または放電加工などにより、シリ
ンダー孔内面に溝を形成することは極めて困難であった
。一方、前記特公昭58−11319号公報に記載の方
法では、シリンダー孔内面に溝を形成することは可能で
あるが、中子がセグメント式であるため、HIP処理時
に変形を生じ、長尺化(L/D=3以上)が困難である
。そして、長尺物になると仕上げのために内面機械加工
が必要になり、この機械加工は困難であるから、結局、
長尺物の溝付きシリンダーは製作できないと言う問題が
あった。
公報に記載の従来法により断面真円のシリンダー孔を成
形し、その後機械加工または放電加工などにより、シリ
ンダー孔内面に溝を形成することは極めて困難であった
。一方、前記特公昭58−11319号公報に記載の方
法では、シリンダー孔内面に溝を形成することは可能で
あるが、中子がセグメント式であるため、HIP処理時
に変形を生じ、長尺化(L/D=3以上)が困難である
。そして、長尺物になると仕上げのために内面機械加工
が必要になり、この機械加工は困難であるから、結局、
長尺物の溝付きシリンダーは製作できないと言う問題が
あった。
【0007】そこで、本発明は、長尺のシリンダー孔内
面に、機械加工を施すことなく溝を精度良く成形するこ
とができる溝付き複合シリンダーの製造方法を提供する
ことを目的とする。
面に、機械加工を施すことなく溝を精度良く成形するこ
とができる溝付き複合シリンダーの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴
とするところは、シリンダー本体に形成された下孔に、
中子を挿入して、該中子の外周面と前記下孔の内周面間
に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充填し、該粉末を
HIP処理により固化し、その後前記中子を除去するこ
とにより複合シリンダーを製造する方法において、前記
中子は、中実であり、その外周面に軸心と平行な突条を
有し、HIP成形条件下において塑性変形を生じない一
体形構造物であり、前記シリンダー本体より熱膨張係数
が少なくとも4×10−6cm/℃以上大きく、且つ、
金属変態を生じない金属材料で成形されており、前記中
子の除去は、HIP成形品を所定温度に冷却した後、シ
リンダー本体から該中子を軸方向に抜き去ることにより
行われる点にある。
成するために、次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴
とするところは、シリンダー本体に形成された下孔に、
中子を挿入して、該中子の外周面と前記下孔の内周面間
に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充填し、該粉末を
HIP処理により固化し、その後前記中子を除去するこ
とにより複合シリンダーを製造する方法において、前記
中子は、中実であり、その外周面に軸心と平行な突条を
有し、HIP成形条件下において塑性変形を生じない一
体形構造物であり、前記シリンダー本体より熱膨張係数
が少なくとも4×10−6cm/℃以上大きく、且つ、
金属変態を生じない金属材料で成形されており、前記中
子の除去は、HIP成形品を所定温度に冷却した後、シ
リンダー本体から該中子を軸方向に抜き去ることにより
行われる点にある。
【0009】
【作用】本発明によれば、シリンダー本体に形成された
下孔に、円柱外周面に突条を有する中子を挿入して、該
中子の外周面と前記下孔の内周面間に間隙を形成し、該
間隙に金属粉末を充填し、該粉末をHIP処理により固
化し、その後所定温度まで冷却して、前記中子を軸方向
に押圧または引き抜いて除去し、溝付き複合シリンダー
を得るものである。
下孔に、円柱外周面に突条を有する中子を挿入して、該
中子の外周面と前記下孔の内周面間に間隙を形成し、該
間隙に金属粉末を充填し、該粉末をHIP処理により固
化し、その後所定温度まで冷却して、前記中子を軸方向
に押圧または引き抜いて除去し、溝付き複合シリンダー
を得るものである。
【0010】そして、前記中子は、中実であり、HIP
成形条件下において塑性変形を生じない一体形構造物で
あるため、該中子を完成品のシリンダー孔形状寸法に成
形することにより、シリンダー内径及び溝部の機械加工
を経ず、直接実用に供し得る精度品質のシリンダーを製
作することができる。更に、中子は、前記シリンダー本
体より熱膨張係数が少なくとも4×10−6cm/℃以
上大きく、且つ、金属変態を生じない金属材料で成形さ
れているため、HIP処理後冷却することにより、固化
した金属材料と中子との間に間隙が生じ、中子の軸方向
除去を容易としている。
成形条件下において塑性変形を生じない一体形構造物で
あるため、該中子を完成品のシリンダー孔形状寸法に成
形することにより、シリンダー内径及び溝部の機械加工
を経ず、直接実用に供し得る精度品質のシリンダーを製
作することができる。更に、中子は、前記シリンダー本
体より熱膨張係数が少なくとも4×10−6cm/℃以
上大きく、且つ、金属変態を生じない金属材料で成形さ
れているため、HIP処理後冷却することにより、固化
した金属材料と中子との間に間隙が生じ、中子の軸方向
除去を容易としている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1及び図2に示すものは、溝付き複合シリンダー
1の仕上がり完成品の断面図である。該溝付き複合シリ
ンダー1は、シリンダー本体2と、該本体2に形成され
た下孔3の内周面に所定厚みで形成された硬質ライニン
グ層4とからなる。該ライニング層4の内周面には、周
方向に等間隔をおいて断面半円状の溝5が、軸心と平行
に形成されている。
る。図1及び図2に示すものは、溝付き複合シリンダー
1の仕上がり完成品の断面図である。該溝付き複合シリ
ンダー1は、シリンダー本体2と、該本体2に形成され
た下孔3の内周面に所定厚みで形成された硬質ライニン
グ層4とからなる。該ライニング層4の内周面には、周
方向に等間隔をおいて断面半円状の溝5が、軸心と平行
に形成されている。
【0012】このような複合シリンダー1を成形するた
め、先ず、断面真円の下孔3を有するシリンダー本体2
を製作する。このシリンダー本体2の材質は、SCM
440とされている。また、図3及び図4に示すような
中実中子6を製作する。この中子6の外観形状寸法は、
前記仕上げ完成品の複合シリンダー1のシリンダー孔7
の形状寸法を反転させたものとされている。
め、先ず、断面真円の下孔3を有するシリンダー本体2
を製作する。このシリンダー本体2の材質は、SCM
440とされている。また、図3及び図4に示すような
中実中子6を製作する。この中子6の外観形状寸法は、
前記仕上げ完成品の複合シリンダー1のシリンダー孔7
の形状寸法を反転させたものとされている。
【0013】即ち、前記中子6は、断面真円の円柱体の
外周面に軸心と平行に突条8を有し、該突条8には軸方
向に沿って抜け勾配が付されている。この突条8が前記
シリンダー孔7の溝5を成形する。更に、前記中子6は
、HIP成形条件下において塑性変形を生じない一体形
構造物であり、前記シリンダー本体2より熱膨張係数が
少なくとも、4×10−6cm/℃以上大きく、且つ、
金属変態を生じない金属材料で成形されており、鋼並み
の快削性を有する。
外周面に軸心と平行に突条8を有し、該突条8には軸方
向に沿って抜け勾配が付されている。この突条8が前記
シリンダー孔7の溝5を成形する。更に、前記中子6は
、HIP成形条件下において塑性変形を生じない一体形
構造物であり、前記シリンダー本体2より熱膨張係数が
少なくとも、4×10−6cm/℃以上大きく、且つ、
金属変態を生じない金属材料で成形されており、鋼並み
の快削性を有する。
【0014】具体的には、前記中子6の材質はSUS
303であり、熱膨張率は21×10−6mm/℃(2
0〜1000℃) である。前記中子6の円柱部の外形
寸法Dcは、Dc=Df(1−2/1000) −R−
P但し、Df;シリンダー孔7の仕上げ寸法R ;離
型材のHIP固化後の厚み P ;HIP処理後のシリンダー孔7のポリシング代
とされている。
303であり、熱膨張率は21×10−6mm/℃(2
0〜1000℃) である。前記中子6の円柱部の外形
寸法Dcは、Dc=Df(1−2/1000) −R−
P但し、Df;シリンダー孔7の仕上げ寸法R ;離
型材のHIP固化後の厚み P ;HIP処理後のシリンダー孔7のポリシング代
とされている。
【0015】即ち、前記中子6の寸法Dcは、シリンダ
ー本体2の材質SCM440と、中子6の材質SUS
303の各々の熱膨張測定から、正確な相対的熱膨張差
を2/1000と求め、完成品図面寸法に(1−2/1
000) を乗じた寸法とされている。前記中子6は、
その表面粗度をガラスビーズによりRmax 4S以下
に機械加工目地を消滅ならしめている。
ー本体2の材質SCM440と、中子6の材質SUS
303の各々の熱膨張測定から、正確な相対的熱膨張差
を2/1000と求め、完成品図面寸法に(1−2/1
000) を乗じた寸法とされている。前記中子6は、
その表面粗度をガラスビーズによりRmax 4S以下
に機械加工目地を消滅ならしめている。
【0016】更に、シリンダー孔7の溝5の割れ防止を
図るため次の形状的条件が必要である。即ち、図5に示
すように、中子6に設けた突条8の最大高さhmax
と中子6の外形寸法Dcとの比は16.7%以下を維持
することが必要である。突条8がこれ以上高いと、中子
6の胴径寸法Dcにかかわらず、中子の収縮時において
、突条8がライニング層溝間でせり合い割れを生じる。
図るため次の形状的条件が必要である。即ち、図5に示
すように、中子6に設けた突条8の最大高さhmax
と中子6の外形寸法Dcとの比は16.7%以下を維持
することが必要である。突条8がこれ以上高いと、中子
6の胴径寸法Dcにかかわらず、中子の収縮時において
、突条8がライニング層溝間でせり合い割れを生じる。
【0017】また、中子6の突条8の形状は、図6に示
すようコーナ部のR寸法が、突条高さhと同寸又は同寸
以下で、必ず設けられていることが必要である。尚、突
条8の形状は角形、丸形いずれであっても良い。前記中
子6の表面に離型材9が塗布される。この離型材9は、
50μm以下のジルコニア+純水+無機質バインダーペ
ーストを約 0.2〜 0.3mm厚以内にスプレーコ
ーティングし、十分乾燥される。
すようコーナ部のR寸法が、突条高さhと同寸又は同寸
以下で、必ず設けられていることが必要である。尚、突
条8の形状は角形、丸形いずれであっても良い。前記中
子6の表面に離型材9が塗布される。この離型材9は、
50μm以下のジルコニア+純水+無機質バインダーペ
ーストを約 0.2〜 0.3mm厚以内にスプレーコ
ーティングし、十分乾燥される。
【0018】前記離型材9は、HIP昇温時ないし10
00℃近傍における分解変態に伴う揮発成分及び灼熱減
量の総和が、0.15wt%以下のジルコニア+純水+
無機質バインダーの混合剤である。0.15wt%以下
としたのは、それ以上だと、離型材9は前処理工程の
300〜400℃で予熱脱気せしめられるが、これを越
える温度での揮発分、灼熱減量によるガスにより粉末の
酸化を招き固化しない。 0.15wt%以下のみ固化可能である。
00℃近傍における分解変態に伴う揮発成分及び灼熱減
量の総和が、0.15wt%以下のジルコニア+純水+
無機質バインダーの混合剤である。0.15wt%以下
としたのは、それ以上だと、離型材9は前処理工程の
300〜400℃で予熱脱気せしめられるが、これを越
える温度での揮発分、灼熱減量によるガスにより粉末の
酸化を招き固化しない。 0.15wt%以下のみ固化可能である。
【0019】そして、前記離型材9中のアルミナ、シリ
カ等の成分は、少なくとも1wt%以下である。1wt
%以下としたのは、HIP時(約1000℃) 、シリ
カは金属中子6と溶融反応(ガラス化) を生じ、中子
6に固着するため、離型性が悪く、高い面粗度が得られ
ない。アルミナは、灼熱減量が大きく、熱膨張係数が小
さいためHIP昇温時の剥離が激しく有効でない。
カ等の成分は、少なくとも1wt%以下である。1wt
%以下としたのは、HIP時(約1000℃) 、シリ
カは金属中子6と溶融反応(ガラス化) を生じ、中子
6に固着するため、離型性が悪く、高い面粗度が得られ
ない。アルミナは、灼熱減量が大きく、熱膨張係数が小
さいためHIP昇温時の剥離が激しく有効でない。
【0020】次に、前記中子6を前記シリンダー本体2
の下孔3に同心に挿入し、該下孔3と中子6間に間隙を
形成する。そして、図7に示すように、前記間隙にNi
、Co基及びこれらにセラミックスをプレミックスした
耐摩耗、耐食合金の粉末10を充填し、両端部に蓋体を
溶接し、脱気密封のうえ、 960℃×1000kg/
cm2 ×5Hrの条件でHIP処理する。
の下孔3に同心に挿入し、該下孔3と中子6間に間隙を
形成する。そして、図7に示すように、前記間隙にNi
、Co基及びこれらにセラミックスをプレミックスした
耐摩耗、耐食合金の粉末10を充填し、両端部に蓋体を
溶接し、脱気密封のうえ、 960℃×1000kg/
cm2 ×5Hrの条件でHIP処理する。
【0021】尚、前記ライニング用Ni基、Co基高合
金粉末或いはこれらにセラミックスをプレミックスした
合金粉末などのサーメット粉末の何れであっても、その
熱膨張係数はシリンダー本体2より 0.5〜3×10
−6cm/℃小さい範囲である事が必要である。そして
、HIP処理後、所定温度まで冷却し、シリンダー本体
2両端のセンター基準で外形を荒削り加工した後、両端
部の蓋体を切断除去する。
金粉末或いはこれらにセラミックスをプレミックスした
合金粉末などのサーメット粉末の何れであっても、その
熱膨張係数はシリンダー本体2より 0.5〜3×10
−6cm/℃小さい範囲である事が必要である。そして
、HIP処理後、所定温度まで冷却し、シリンダー本体
2両端のセンター基準で外形を荒削り加工した後、両端
部の蓋体を切断除去する。
【0022】そして、油圧プレスにより、中子6をその
抜け勾配の方向に押圧し、抜き取る。前記方法により得
られた溝付き複合シリンダー1のシリンダー孔7の内径
寸法は、HIP前の中子の胴部外径のマイナス50〜1
00 μmを得た。また溝5の形状は、中子6の突条8
の形状と同一で実用に供し得る形状を得た。
抜け勾配の方向に押圧し、抜き取る。前記方法により得
られた溝付き複合シリンダー1のシリンダー孔7の内径
寸法は、HIP前の中子の胴部外径のマイナス50〜1
00 μmを得た。また溝5の形状は、中子6の突条8
の形状と同一で実用に供し得る形状を得た。
【0023】更に、内面粗度は、簡単なポリッシュでR
max 3.2 S以下の範囲であり、通常のシリンダ
ーの研削研磨粗度と変わらない水準であった。前記実施
例によれば、高硬度(HRc50〜68) 溝付き複合
シリンダーとして、HIP処理後の中実中子6を引き抜
き、内面を簡単にポリッシングし、離型皮膜を除去する
事により、シリンダー内径及び溝部の機械加工を経ずし
て、直接実用に供し得る精度品質のシリンダーが製作可
能となった。
max 3.2 S以下の範囲であり、通常のシリンダ
ーの研削研磨粗度と変わらない水準であった。前記実施
例によれば、高硬度(HRc50〜68) 溝付き複合
シリンダーとして、HIP処理後の中実中子6を引き抜
き、内面を簡単にポリッシングし、離型皮膜を除去する
事により、シリンダー内径及び溝部の機械加工を経ずし
て、直接実用に供し得る精度品質のシリンダーが製作可
能となった。
【0024】更に、半径方向に収縮した場合、ライニン
グ層(溝部) が割れる従来のセグメント方式に代わる
一体型高剛性中実中子6により、任意の高精度溝断面形
状と高い真直度を有する長尺溝付きシリンダー(L/D
=30まで可能) が製作できた。尚、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、溝付き2軸シリンダ
ー、短尺(L/D=4〜10) 大径溝付きスリーブ等
、耐食耐摩耗が要求される複合シリンダーの製造に適用
できる。
グ層(溝部) が割れる従来のセグメント方式に代わる
一体型高剛性中実中子6により、任意の高精度溝断面形
状と高い真直度を有する長尺溝付きシリンダー(L/D
=30まで可能) が製作できた。尚、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、溝付き2軸シリンダ
ー、短尺(L/D=4〜10) 大径溝付きスリーブ等
、耐食耐摩耗が要求される複合シリンダーの製造に適用
できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダー本体に形成
された下孔に、中子を挿入して、該中子の外周面と前記
下孔の内周面間に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充
填し、該粉末をHIP処理により固化し、その後前記中
子を除去することにより複合シリンダーを製造する方法
において、前記中子は、中実であり、その外周面に軸心
と平行な突条を有し、HIP成形条件下において塑性変
形を生じない一体形構造物であり、前記シリンダー本体
より熱膨張係数が少なくとも4×10−6cm/℃以上
大きく、且つ、金属変態を生じない金属材料で成形され
ており、前記中子の除去は、HIP成形品を所定温度に
冷却した後、シリンダー本体から該中子を軸方向に抜き
去ることにより行われることを特徴とするものであるか
ら、長尺シリンダーの内周面に機械加工を経ず溝を形成
する事ができた。
された下孔に、中子を挿入して、該中子の外周面と前記
下孔の内周面間に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充
填し、該粉末をHIP処理により固化し、その後前記中
子を除去することにより複合シリンダーを製造する方法
において、前記中子は、中実であり、その外周面に軸心
と平行な突条を有し、HIP成形条件下において塑性変
形を生じない一体形構造物であり、前記シリンダー本体
より熱膨張係数が少なくとも4×10−6cm/℃以上
大きく、且つ、金属変態を生じない金属材料で成形され
ており、前記中子の除去は、HIP成形品を所定温度に
冷却した後、シリンダー本体から該中子を軸方向に抜き
去ることにより行われることを特徴とするものであるか
ら、長尺シリンダーの内周面に機械加工を経ず溝を形成
する事ができた。
【図1】本発明方法により製造した溝付き複合シリンダ
ーの完成品の横断面図
ーの完成品の横断面図
【図2】図1の縦断面図
【図3】中子の横断面図
【図4】中子の斜視図
【図5】突条高さと中子径との関係を示す説明図
【図6
】突条の形状を示す部分拡大図
】突条の形状を示す部分拡大図
【図7】HIP成形前の断面図である。
1 溝付き複合シリンダー
2 シリンダー本体
3 下孔
6 中子
8 突条
10 金属粉末
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダー本体に形成された下孔に、
中子を挿入して、該中子の外周面と前記下孔の内周面間
に間隙を形成し、該間隙に金属粉末を充填し、該粉末を
HIP処理により固化し、その後前記中子を除去するこ
とにより複合シリンダーを製造する方法において、前記
中子は、中実であり、その外周面に軸心と平行な突条を
有し、HIP成形条件下において塑性変形を生じない一
体形構造物であり、前記シリンダー本体より熱膨張係数
が少なくとも4×10−6cm/℃以上大きく、且つ、
金属変態を生じない金属材料で成形されており、前記中
子の除去は、HIP成形品を所定温度に冷却した後、シ
リンダー本体から該中子を軸方向に抜き去ることにより
行われることを特徴とする溝付き複合シリンダーの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11051391A JPH04337010A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 溝付き複合シリンダーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11051391A JPH04337010A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 溝付き複合シリンダーの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04337010A true JPH04337010A (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=14537698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11051391A Pending JPH04337010A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 溝付き複合シリンダーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04337010A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125730A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Nippon Crucible Co Ltd | 伝熱容器およびその製造方法 |
| JP2011068983A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-04-07 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 立体形状のMo成形体およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP11051391A patent/JPH04337010A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125730A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Nippon Crucible Co Ltd | 伝熱容器およびその製造方法 |
| JP2011068983A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-04-07 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 立体形状のMo成形体およびその製造方法 |
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