JPH0433795Y2 - - Google Patents

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JPH0433795Y2
JPH0433795Y2 JP1987164618U JP16461887U JPH0433795Y2 JP H0433795 Y2 JPH0433795 Y2 JP H0433795Y2 JP 1987164618 U JP1987164618 U JP 1987164618U JP 16461887 U JP16461887 U JP 16461887U JP H0433795 Y2 JPH0433795 Y2 JP H0433795Y2
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container
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、マスカラーなどの液状化粧料容器に
関するもので、特にキヤツプを容器本体から外す
時にキヤツプが勢いよくとび跳ねる、いわゆるポ
ンプアツプ現象を防止した液状化粧料容器に関す
るものである。
[従来の技術とその問題点] マスカラーなどの液状化粧料容器は、キヤツプ
に塗布軸を長く突出させて取付け、液状化粧料を
収容している容器本体に塗布軸を挿入してキヤツ
プを締めるようになつている。使用に際し、キヤ
ツプを回して塗布軸を引き抜くと、軸とその先端
に余剰液が多量に付着して出てきて、手や衣服を
汚すので、容器本体の口部に余剰液をしごき取る
シゴキゴムが設けられる。
しかし、このシゴキゴムを通して再び塗布軸を
挿入すると塗布軸に残存していた化粧料液が今度
はシゴキゴムの上に溜まつて、塗布軸の根本付近
に再付着し汚れの原因になるので、再挿入時にシ
ゴキゴムを擦過する掻き取り部材(環状凸起)を
塗布軸根元付近に設けたものが既に知られている
(例えば、本出願人の実願昭59−140392号=実開
昭61−54709号)。
しかしながら、このような汚れ防止構造におい
ては、塗布軸の再挿入時にシゴキゴムがほとんど
完全に塗布軸周囲に密着したまま塗布軸が密室で
ある容器本体に進入していくため、密室内の空気
圧が高まり、特に化粧料液が容器本体内に多量に
ある時は密室内の空気の圧縮比が大きくなり、次
に開栓しようとしてキヤツプをねじり回し弛める
と、キヤツプおよび塗布軸が勢いよくとび出して
しまう、いわゆるポンプアツプ現象が起きる。
これを防止しようとして、シゴキゴムの塗布軸
に対する密着度を弛くすれば、塗布軸に付着する
余剰液のシゴキ取り作用が低下し、汚れ防止機能
が損なわれる。
[考案の目的] 従つて本考案は、マスカラーなどの液状化粧料
容器の塗布軸汚れ防止機能を損なうことなく、開
栓時のポンプアツプ現象を防止した液状化粧料容
器を提供することを目的とする。
[考案の概要] 上記目的を達成するため、本考案は、マスカラ
ーなどの液状化粧料を入れる容器本体の口部内に
塗布軸の余剰液をシゴキ取るシゴキ部材を有し、
このシゴキ部材を通して挿抜される長さの塗布軸
をキヤツプ体に取付け、その取付け部分に近い塗
布軸の根本部分にシゴキ部材を掻き取り凸起を設
けたパツキン体を嵌着した液状化粧料容器におい
て、前記パツキン体の掻き取り凸起より先端側に
シゴキ部材との間にエア抜き通路を形成する凸
条、または凹条、または凸条と凹条との組合せを
設けたものである。
エア抜き通路は、塗布軸を容器本体内へ挿入し
ていく時の終りの方で、しかもパツキン体の掻き
取り凸起がシゴキ部材を通過する直前に、高まり
つつある密室内の空気圧を容器の開口側へ通じさ
せ、容器外へ逃がすから、シゴキ部材による塗布
軸からの残存液のシゴキ取り作用や、その掻き取
り凸起による掻き取り作用と干渉することがな
く、液状化粧料容器の汚れ防止機能を何ら損なう
ことなく、ポンプアツプ現象を防止することがで
きる。
[考案の実施例] 図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。第1図は本考案の一実施例に係る容器全体の
一部断面側面図、第2図はそのA−A線断面拡大
図である。
第1図において、本考案のポンプアツプ防止液
状化粧料容器は、塗布体を備えたキヤツプ本体1
と、液状化粧料、例えばマスカラーを収容する容
器本体7とから成る。
キヤツプ本体1は、一端が開口した有底筒体か
ら成り、その内部に固定した内キヤツプ2は開口
部近くにメネジを有すると共に、内奥部で塗布軸
4の後端を保持している。塗布軸4は、キヤツプ
本体1から突出して容器本体7の中まで延びる長
さを有し、先端に塗布体4a、例えば刷毛または
ブラシを有している。
塗布軸4の根元には、好適にゴム製のほぼ筒状
をなすパツキン体3が嵌着される。パツキン体3
の口部31は肉厚に径方向に張り出し、その開口
側の表面にシール凸起32を有する。塗布軸4に
沿つて延びる軸部33は、途中で掻き取り凸起3
4を環状に形成し、そこから先端にかけてエア抜
き通路を構成する凸条35を軸方向に数本形成さ
れている。
第2図を参照すると、この凸条35は円周上に
等間隔で4本形成されている。これら凸条が後述
のシゴキ部を通過する時、凸条35の両脇にエア
抜き通路が形成される。
再び第1図に戻つて、液状化粧料を入れる容器
本体7は、一端が開口した有底筒体から成り、そ
の開口端には口ネジ部材5が設けられ、口ネジ部
材5の容器本体7より突出する部分の外周にはオ
ネジが刻設され、このオネジは内キヤツプ2の前
記メネジと螺合する。口ネジ部材5の開口先端
は、パツキン体口部31のシール凸起32と係合
する。
口ネジ部材5の奥には、好適にゴム製のシゴキ
パツキン6がその内端の取付部61などにより固
着される。シゴキパツキン6の筒部62は塗布体
4aを楽に通過させる内径の筒体として開口側へ
軸方向に延び、延びきつた先端(図で左端)付近
から切頭円錐状に円の中心方向に折り返し、シゴ
キ部63を形成する。シゴキ部63の最小内径
は、塗布軸4の外周に密着する寸法とする。な
お、前記パツキン体3の掻き取り凸起34の外径
は、この切頭円錐状シゴキ部63の外方面(図で
左側)を掻き取るのに足りるものであればよく、
口ネジ部材5の開口部側内径と密封状に摺接する
必要はない。
容器本体7内には、マスカラーなどの液状化粧
料が入れられ、容器を立てると液位は第1図に示
す鎖線Lの如くなる。このような液体の中に漬け
られている塗布体4aおよび塗布軸4には多量の
液が付着しているので、キヤツプ体1を回して塗
布軸4を引き抜く時、余剰液をシゴキパツキン6
のシゴキ部63がシゴキ取つて容器本体7に戻
す。反対に塗布軸4を容器本体7に返す時は、塗
布体4aになお残存している液が、シゴキ部63
の外方面(図で左側)にしごかれて付着し、塗布
軸4の軸部を汚すので、掻き取り凸起34がこれ
を掻き取り、シゴキ部63を弾力的にこじあける
ようにして容器本体7内へ戻す。この時、シゴキ
部63は、ほんの一瞬拡径されるだけで、塗布軸
4の進入中、ほとんどの間軸部4に密着している
ので、容器本体7内で高まる空気圧は外へ逃げる
ことがきず、高圧のまま封じ込められ、次に開栓
の時に弊害をもたらすことは前述の通りである。
しかし、本考案によれば、塗布軸4を容器本体
7へ挿入していく時、シゴキ部63が軸部に密着
して塗布軸4が容器本体7内へ進入していくため
起こる容器本体7内の高圧をパツキン体3の軸部
33の先端に形成した凸条35がシゴキ部63と
の間にすき間を作つてシゴキ部63より開口側へ
通じさせる。開口側では掻き取り凸起34が口ネ
ジ部材5の開口先端側の内径には弾力的に撓みな
がら軽く接触しているだけであるから、空気を通
さない密封状態ではなく、シゴキ部63を通過し
てくる高圧を容器開口へ有効に逃がすことができ
る。エア抜き通路を構成する凸条35は、塗布軸
4の根元近くにあり、塗布軸4の実質的部分がシ
ゴキ部63を通過(外から内へ)した後にエア抜
きをするから、以後わずかな長さを塗布軸4が挿
入されても容器本体7内が高圧になることはな
い。
エア抜き通路は、第3図に示すような他の形状
にすることもできる。この例では、パツキン体軸
部33の掻き取り凸起34より先端側に凹条36
が軸方向に数個形成されている。このようなエア
抜き通路であれば、シゴキ部63を通過中にシゴ
キ部先端の断面円形を変形させることがないの
で、シゴキ部63のシゴキ作用ならびに掻き取り
凸起34の掻き取り作用を全く損なうことがな
い。
第4図はエア抜き通路のさらに他の実施例を示
す。この例では、第2図の場合と同様な凸条35
の両脇に2本の凹条36が形成されている。シゴ
キ部63を通過する時、凸条35がシゴキ部先端
を持ち上げる隙間と凹条36とが相俟つて、より
大きなエア抜き通路が形成される。
[考案の効果] こうして本考案によれば、塗布軸がシゴキ部を
通つて容器本体内へ挿入されていく最後の時点
で、容器本体内の空気圧を外へ逃がすことができ
るから、シゴキ作用や密封性の高い容器の場合で
も、開栓時にキヤツプがとび跳ねるポンプアツプ
現象を解消することができ、安心して化粧に臨む
ことができる。また、エア抜き通路の存在によつ
ても、従来からの汚れ防止のためのしごき作用や
掻き取り作用が損なわれることはなく、なお、容
器のシール性は、シゴキパツキンのシゴキ部とパ
ツキン体の軸部との密封接触に加えて、口ネジ部
材の開口部径方向面とキヤツプ体の開口の径方向
表面のシール凸起との係合により、従来より一層
強化されるから、内部の化粧料の品質保持の面で
もすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るポンプアツプ防止液状化
粧料容器の一実施例を示す一部断面側面図、第2
図は第1図A−A線に相当するエア抜き通路部分
の断面拡大図、第3図は同じくエア抜き通路部分
の他の実施例の断面拡大図、第4図は同じくエア
抜き通路部分のさらに他の実施例の断面拡大図で
ある。 主要符号、1……キヤツプ体、3……パツキン
体、34……掻き取り凸起、35……凸条、36
……凹条、4……塗布軸、6……シゴキパツキ
ン、63……シゴキ部、7……容器本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤツプ体1の内部に取付けられ該キヤツプ体
    より突出して軸方向に延びる塗布軸4の根元部分
    に、該塗布軸とは異なる弾性材料製で別体のパツ
    キン体3を設けて、該パツキン体はその口部31
    を肉厚に径方向へ張り出すと共に該口部の径方向
    面にシール凸起32を突設し、該口部に続いて前
    記塗布軸に沿つて延びるパツキン体の軸部33の
    先端より手前に可撓性の掻き取り凸起34を環状
    に形成し、該掻き取り凸起から先端へかけては軸
    部33の外周に凸条35、凹条36、又はこれら
    の組合せで形成するエア抜き通路を設けておき、 液状化粧料を入れる容器本体7の開口部に前記
    掻き取り凸起の外径を軽く接触させる内径の口ネ
    ジ部材5を設けて該口ネジ部材の開口先端の径方
    向面を前記パツキン体の前記シール凸起と係合可
    能ならしめ、該口ネジ部材の内奥部にシゴキパツ
    キン6を嵌め込み、該シゴキパツキンの内壁上
    の、前記キヤツプ体を容器本体上に閉じた時前記
    掻き取り凸起より容器開口部側にくる位置に、容
    器本体の奥へ向かつて細まる切頭円錐形のシゴキ
    部63を形成してその最小内径を前記塗布軸の外
    周に密着する寸法として成り、 前記キヤツプ体を前記容器本体上に閉じていく
    時に前記シゴキ部が塗布軸に密封状に摺接するこ
    とにより容器本体内部に高まつた空気圧を前記エ
    ア抜き通路上のシゴキ部の擦過と、前記可撓性掻
    き取り凸起と前記口ネジ部材内径との非密封状接
    触とにより容器外へ逃がすようにしたことを特徴
    とするポンプアツプ防止液状化粧料容器。
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JPH0169409U JPH0169409U (ja) 1989-05-09
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