JPH04338324A - マルチリザ−バ−型徐放性顆粒剤およびその製法 - Google Patents
マルチリザ−バ−型徐放性顆粒剤およびその製法Info
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- JPH04338324A JPH04338324A JP13831591A JP13831591A JPH04338324A JP H04338324 A JPH04338324 A JP H04338324A JP 13831591 A JP13831591 A JP 13831591A JP 13831591 A JP13831591 A JP 13831591A JP H04338324 A JPH04338324 A JP H04338324A
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Description
単位が医薬活性成分を含有する粉末コ−ティング薬物層
および該粉末コ−ティング薬物層を被覆する水不溶性フ
ィルム層からなることを特徴とする徐放性顆粒剤および
その製造方法を提供する。よって、本発明は、複数の医
薬活性成分を含有し、それら個別の放出制御を必要とす
る製剤、例えば徐放性総合感冒剤等に適用できる。
制御する徐放化技術は、マトリックス形成法、隔膜分離
法、化学吸着の利用、水溶性ゲルマトリックスの利用等
、多数開示されている。ただし、いずれも単一の医薬活
性成分の徐放化を目的としたものであり、複数種の医薬
活性成分に対して個別に放出制御する試みはなされてい
ない。
る技術はいくつか開示されているが、溶出曲線をゼロ次
型とするための技法(特開昭63−27424)や、同
一医薬活性成分の徐放部と速放部を組み合わせた多層構
造製剤のための技法(特開昭60−4120)であって
、複数種の医薬活性成分の溶出特性を個別に制御出来る
徐放化技術に関する記載は見られない。
された複数種の医薬活性成分を含有する徐放性顆粒剤で
は、医薬活性成分間の溶解度、配合量、溶解速度等の相
違により、各医薬活性成分は異なる溶出挙動を示すこと
が多く、すべての医薬活性成分に対して合目的な溶出特
性を同時に与えることは極めて困難である。一方、各医
薬活性成分に対して個別に徐放性顆粒を調製し、これら
を混合して一製剤として使用する場合は、周知の如く混
合時の偏析により、目的とする製剤の医薬活性成分の含
量、溶出特性等を精密に制御し管理するのが困難である
。
者らは、一顆粒中に医薬活性成分を収納できる複数の薬
物層を設置し、さらに、各薬物層を水不溶性フィルム層
で分離して多層構造とするならば、各医薬活性成分の放
出速度を任意に制御できることを見出し、本発明を完成
した。さらに詳しくは、本発明は、多層構造の各層の構
成単位が医薬活性成分を含有する粉末コ−ティング薬物
層(以下、単に薬物層とも言う)および該粉末コ−ティ
ング薬物層を被覆する水不溶性フィルム層(以下、単に
フィルム層とも言う)からなり、各薬物層がフィルム層
で隔離されたリザ−バ−を形成していることを特徴とす
る徐放性顆粒剤を提供するものである。
。本製剤は、下記の2工程を一単位とする操作を複数回
行なうことにより、製造することができる。 a工程:医薬活性成分を含有する粉末の粉末コ−ティン
グ工程 b工程:ひき続き行なう水不溶性フィルムコ−ティング
工程各工程について、以下に説明する。
質または本製法のb工程完了後に得られる粒子の表面に
、医薬活性成分を含有する粉末を、粉末コ−ティング法
によりコ−ティングして、薬物層を形成する工程である
。
ものであれば、医薬活性成分およびその溶出性に悪影響
を与えないものである限り幅広く使用可能であり、メチ
ルセルロ−ス、エチルセルロ−ス、ヒドロキシエチルセ
ルロ−ス、ヒドロキシプロピルセルロ−ス、キサンタン
ガム等が例示される。
使用する医薬活性成分となんら相互作用のない物質であ
れば使用可能であり、しょ糖、乳糖、マンニト−ル、果
糖、等の糖類、セルロ−ス類、デンプン類、糖脂肪酸エ
ステル類などが例示され、これらを単独、その結晶、ま
たは混合物として使用すればよい。ただし、水不溶性フ
ィルム基剤によるコ−ティングを、水系のスプレ−を使
用して行なう場合は、芯物質が膨潤して崩壊しやすくな
るので、膨潤による崩壊のない結晶セルロ−ス粒等を使
用するのが好ましい。使用量は、目的とする顆粒の大き
さにより任意に選べる。
ィングの操作性を向上させるための適当な賦形剤やその
他の添加剤と医薬活性成分との混合末である。
あれば特に限定されないが、例えばマレイン酸クロルフ
ェニラミン、d−マレイン酸クロルフェニラミン、フマ
ル酸クレマスチン、マレイン酸カルビノキサミン、塩酸
プロメタジン、ジフェンヒドラミン、テルフェナジン等
の抗ヒスタミン剤、アスピリン、サルチルアミド、エテ
ンザミド、アセトアミノフェン、ジクロフェナクナトリ
ウム、リン酸ジヒドロコデイン、硫酸モルヒネ、塩酸モ
ルヒネ、リン酸コデイン等の解熱鎮痛または鎮痛剤、メ
シル酸ビトルテロ−ル等の気管支拡張剤、臭化水素酸デ
キストロメトルファン、塩酸クロペラスチン、塩酸フェ
ニルプロパノ−ルアミン、メチルエフェドリン、硫酸カ
リウムクレゾ−ル、ベラドンナ総アルカロイド等の鎮咳
去痰剤、セトラキサ−ト、ラニチジン、ファモチジン等
の抗潰瘍剤、ピンドロ−ル、プロプラノロ−ル、アルプ
レノロ−ル、オキシプリノ−ル、ジルチアゼム、ピナシ
ジル等の循環器系薬剤、5−フルオロウラシル、テガフ
−ル等の抗腫瘍剤、シノキサシン、エノキサシン、ロメ
フロキサシン等の抗菌剤、セファレキシン、セファクロ
ル等の抗生物質等が例示される。賦形剤は特に限定され
ず、乳糖やコ−ンスタ−チ等の有機物、リン酸カルシウ
ム等の無機物等一般的に使用されるものならば幅広く使
用可能である。使用量も必ずしも限定されないが、配合
量が少なくかつ溶解度の大きな医薬活性成分即ち中心部
近くに配合される医薬活性成分については、出来るだけ
使用量を減ずることが好ましい。
等が使用される。滑沢剤としては、ステアリン酸マグネ
シウム、グリセリン脂肪酸エステル等が例示される。保
水剤としては、コ−ンスタ−チ、結晶セルロ−ス、部分
アルファ−化デンプン等が例示される。ただし、いずれ
の添加剤の場合も、医薬活性成分を含有する粉末の粉末
コ−ティングの操作性を高めるために使用されるので、
種類や使用量は必ずしも限定されない。
子(以下、素顆粒という)の表面に水不溶性フィルムコ
−ティング基剤をコ−ティングして、フィルム層を形成
する工程である。所望により、腸溶性コ−ティング基剤
、水溶性コ−ティング基剤、滑沢剤、増量剤、可塑剤等
の添加剤を添加して使用してもよい。
−ティング基剤としては、エチルセルロ−ス、メタアク
リル酸エチル・メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニ
ウム共重合体、アクリル酸エチル・メタアクリル酸メチ
ル共重合体の乳濁液(オイドラギットNE30D、30
%水エマルジョン、樋口商会(株))、セラック、高重
合度ポリビニルアルコ−ル、水不溶性ポリビニルピロリ
ドン、ポリ塩化ビニル、セルロ−スアセテ−ト、ポリウ
レタン、テトラフルオロエチレン、ポリスチレン、ポリ
プロピレン、乳酸重合体、ヒドロキシエチルメタアクリ
レ−ト、グルコ−ル酸重合体、ポリエチレンテレフタレ
−ト、ポリエチレン、ポリアミド、ポリアクリロニトリ
ル、ポリカルボン酸、シアノアクリレ−ト重合体等が例
示される。
緻密なフィルムが要求されるので、可塑性に富みシ−ム
レス化が容易でかつ水浸透性が高い前記オイドラギット
NE30Dが好ましい。また、水不溶性フィルムコ−テ
ィング基剤には、必要により添加剤を加えても良いが、
上記の理由により造膜性や、水の浸透性に悪影響を及ぼ
さない範囲で極力使用量を減ずるのが好ましい。
量は、該基剤の種類、薬物層中の医薬活性成分の配合量
、溶解度、裸顆粒の表面積および目的とする溶出特性等
によって変化するので一概には規定できないが、一般的
には素顆粒に対して1〜50%重量増、好ましくは1〜
20%重量増の範囲である。上限以上では、中心部に近
い薬物層に配合された医薬活性成分の放出制御に著しい
悪影響を及ぼし、下限以下では、フィルム層は放出制御
膜として有効ではなく、含有医薬活性成分の徐放化が十
分に達成されない。尚、各工程で得られた粒子に対して
、若干の乾燥を行なった後、次の工程へ進むのが望まし
い。
シプロピルメチルセルロ−スフタレ−ト(HPMCP)
、ヒドロキシプロピルメチルセルロ−スアセテ−トサク
シネ−ト(HPMC−AS)、メタアクリル酸・メタア
クリル酸メチル共重合体、セルロ−スアセテ−トフタレ
−ト(CAP)などが例示される。水溶性コ−ティング
基剤としては、メチルセルロ−ス(MC)、ヒドロキシ
プロピルセルロ−ス(HPC)、ポリビニルピロリドン
(PVP)、ポリビニルアルコ−ル(PVA)、ゼラチ
ン、ヒドロキシプロピルメチルセルロ−ス(HPMC)
、ポリカルボン酸、澱粉、アルギン酸ナトリウムなどが
例示される。滑沢剤としては、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸等が例示される。増量剤としては、タ
ルク、炭酸カルシウム等が例示される。可塑剤としては
、トリアセチン、クエン酸トリエチル等が例示される。
操作(以下、単にコ−ティング操作という)を複数回行
なうことにより製造出来る。よって、例えば2層構造よ
りなる製剤は、コ−ティング操作を2回行なうことによ
り、3層構造よりなる製剤であれば、3回行なうことに
より製造でき、さらに4層、5層構造の製剤も同様の方
法により製造可能である。つまり、目的とする薬物層の
数に応じて、コ−ティング操作を反復すれば、さらに多
層の構造を有する製剤も製造可能である。
の放出制御を可能とする。この作用機構は以下のように
説明される。投与された製剤が胃内に到達した後、胃内
の水分は最外層のフィルム層を通過して内部へ浸透し、
各薬物層中に充満する。薬物層中に充満した水は、薬物
層中の各医薬活性成分の一部を溶解した後、各フィルム
層を拡散透過しつつ放出される。
活性成分の溶解およびフィルム層における拡散透過であ
る。よって、溶解速度および拡散透過速度を制御するこ
とにより、該医薬活性成分に目的とする溶出特性を与え
ることができる。溶解速度は、各医薬活性成分の薬物層
の容積を変化させることにより、また拡散透過速度は、
フィルム層の組成および厚さを変化させることによりそ
れぞれ制御可能である。
て徐放化するためには、その医薬活性成分のリザ−バ中
の配合密度を高くする方が望ましいことが知られている
。よって、溶解度が大きくかつ配合量が少ない医薬活性
成分ほど、顆粒の中心部近くに配合しかつ薬物層の容積
を小さくするのが好ましく、このためには医薬活性成分
以外の添加剤を出来るだけ減ずることが好ましい。
層を直接被覆するフィルム層のみに依存し、これより外
部のフィルム層には実質的に影響されないことが好まし
い。このためには、各フィルム層が出来るだけ薄く、緻
密でかつ水浸透性が良好である方が好ましいので、水不
溶性フィルムコ−ティング基剤にタルク等の増量剤を添
加しない方が望ましい。
、各医薬活性成分の溶出特性を各個にかつ任意に制御す
ることができる。また、医薬活性成分の溶解度または配
合量等を考慮すれば、例えば、各医薬活性成分の溶出特
性をほぼ同一にすることも可能である。なお、各薬物層
中の医薬活性成分は、必ずしもすべて異種のものである
必要はなく、徐放化剤の目的に応じて、一部またはすべ
て同種のものであっても、何等不都合は生じない。
めに各実施例および各参考例を示すが、これらは何等本
発明を制限するものではない。
粒機(CF−360,フロイント産業(株))を使用し
、転動を止めずに前記a工程およびb工程を以下のよう
に繰り返して被覆操作を行なう。
粒子径が320μmφである結晶セルロ−ス粒(アビセ
ルSP,旭化成(株))または、b工程完了後に得られ
る粒子を中心核となりうる物質とし、結合剤スプレ−液
を噴霧しつつ、粉末コ−ティング薬物第n層(以下、単
に薬物第n層という,nは1以上の整数を表わす)を形
成する混合末を中心核となりうる物質の表面にコ−ティ
ングする。次いで、約50℃、約300NL/minの
空気を底部より約15分間送風して、若干の乾燥を行な
う。
程 a工程で得られた素顆粒に対して、約40℃、約200
NL/minの空気を送風しつつ、アクリル酸エチル・
メタアクリル酸メチル共重合体乳濁液(オイドラギット
NE30D,30%水エマルジョン,樋口商会(株))
を、約10g/minの速度で所定量コ−ティングする
。次いで少量のタルクを散布して水不溶性フィルム第n
層(以下、単にフィルム第n層という,nは1以上の整
数を表わす)を形成させた後、約50℃、約300NL
/minの空気を送風して若干の乾燥を行なう。
造する場合には、下記の6工程を行なう。第一工程:薬
物第一層形成 前記結晶セルロ−ス粒を芯物質として、a工程を行ない
薬物第一層を形成する。第二工程:フィルム第一層形成
第一工程で得られた素顆粒に対して、b工程を行ないフ
ィルム第一層を形成する。
れた粒子に対して、a工程を行ない薬物第二層を形成す
る。 第四工程:フィルム第二層形成 第三工程で得られた素顆粒に対して、b工程を行ないフ
ィルム第二層を形成する。
れた粒子に対して、a工程を行ない薬物第三層を形成す
る。 第六工程:フィルム第三層形成 第五工程で得られた素顆粒に対して、b工程を行ないフ
ィルム第三層を形成させた後、転動を中止し、得られる
粒子を取りだす。
機(WSG5型,グラット社)により約50℃で約1h
r乾燥させることにより、目的のマルチリザ−バ−型徐
放性顆粒剤を得る。次に、使用した各医薬活性成分の水
溶解度を表1に示す。
を調製した。第一工程:薬物第一層形成芯物質として、
50%平均粒子径が320μmΦである結晶セルロ−ス
粒(アビセルSP,旭化成(株))を1000g使用し
、その表面に、結合剤として2%メチルセルロ−ス25
cps 15%エタノ−ル水溶液340gを噴霧しつつ
、臭化水素酸デキストロメトルファン88.8g、ステ
アリン酸マグネシウム4.4gからなる混合末を粉末コ
−ティングし、薬物第一層を形成する。 次いで、約50℃、約300NL/minの空気を底部
より約15分間送風して、若干の乾燥を行なう。
得られた素顆粒に対して、約40℃、約200NL/m
inの空気を送風しつつ、オイドラギットNE30D
740gを、約10g/minの速度で所定量コ−ティ
ングする。次いでタルク74gを散布してフィルム第二
層を形成させた後、約50℃、約300NL/minの
空気を送風して若干の乾燥を行なう。
れた粒子に対して、その表面に、結合剤として2%メチ
ルセルロ−ス25cps 15%エタノ−ル水溶液61
6gを噴霧しつつ、アセトアミノフェン1665g、ス
テアリン酸マグネシウム10.0g、メチルセルロ−ス
25cps 14.0gからなる混合末を粉末コ−ティ
ングし、薬物第二層を形成する。次いで、約50℃、約
300NL/minの空気を底部より約15分間送風し
て、若干の乾燥を行なう。
得られた素顆粒に対して、約40℃、約200NL/m
inの空気を送風しつつ、オイドラギットNE30D
1000gを、約10g/minの速度で所定量コ−テ
ィングする。次いでタルク110gを散布してフィルム
第二層を形成させた後、約50℃、約300NL/mi
nの空気を送風して若干の乾燥を行なう。
流動乾燥機(WSG5型,グラット社)により約50℃
で約1hr乾燥させる。このようにして、1服用単位
1038mg中に臭化水素酸デキストロメトルファン2
4mg、アセトアミノフェン450mgを含有し、50
%平均粒子径約620μmφの顆粒を得る。
調製法に準じ、各工程共、表2に示す配合量に基づいて
調製した。
り、参考例1〜5は、通常の隔膜分離型の顆粒(以下、
シングルリザ−バ−型顆粒と言う)である。なお、いず
れの場合も芯物質には前記結晶セルロ−ス粒を1000
g使用した。
こともある。結晶セルロ−ス粒:a,臭化水素酸デキス
トロメトルファン:b,アセトアミノフェン:c,エテ
ンザミド:d,ステアリン酸マグネシウム:e,メチル
セルロ−ス25cps:f,2%メチルセルロ−ス25
cps 15%エタノ−ル水溶液:g,オイドラギット
NE30D:h,タルク:i
中の医薬活性成分の組成を表3に示す。
率を表4に示す。
剤に使用したオイドラギットNE30D(h)の被覆量
を、表5に示す通り変化させて調製した。
溶性フィルムコ−ティング基剤に使用したオイドラギッ
トNE30D(h)の被覆量を、表6に示す通り変化さ
せて調製した。
の項に準じ、パドル法(100rpm)により行ない、
試験液には第1液(Fluid)、第2液(Fluid
)、または水を使用した。
記溶出試験を行なった。試験液には、第1液(Flui
d)、第2液(Fluid)を使用し、顆粒は、臭化水
素酸デキストロメトルファン(b)24mg、アセトア
ミノフェン(c)450mg相当量のものを使用した。 結果を図1に示す。いずれの医薬活性成分もほぼ同程度
の溶出特性を示し、pH依存性はほとんど見られなかっ
た。
記溶出試験を行なった。試験液には、第1液、第2液を
使用し、顆粒は、アセトアミノフェン125mg、エテ
ンザミド375mg相当量のものを使用した。結果を図
2に示す。いずれの医薬活性成分もほぼ同程度の溶出特
性を示し、pH依存性はほとんど見られなかった。
記溶出試験を行なった。試験液には、水を使用し、顆粒
は、臭化水素酸デキストロメトルファン24mg、アセ
トアミノフェン125mg、エテンザミド375mg相
当量のものを使用した。結果を図3に示す。いずれの医
薬活性成分もほぼ同程度の溶出特性を示した。
、上記溶出試験を行なった。試験液には、水を使用し、
顆粒は、臭化水素酸デキストロメトルファン24mg、
アセトアミノフェン450mg相当量のものを使用した
。結果を図4に示す。シングルリザ−バ−内に単一の医
薬活性成分を含有する参考例1、2の顆粒の場合には、
それぞれ合目的な溶出特性が得られた。これに対して、
シングルリザ−バ−内に、溶解度はほぼ同程度であるが
配合量が大きく異なる2種の医薬活性成分を含有する参
考例4の場合には、それぞれは全く異なる溶出挙動を示
し、個別の溶出制御は達成できなかった。
、上記溶出試験を行なった。試験液には、水を使用し、
顆粒は、アセトアミノフェン125mg、エテンザミド
375mg相当量のものを使用した。結果を図5に示す
。シングルリザ−バ−内に単一の医薬活性成分を含有す
る参考例2,3の顆粒の場合には、それぞれ合目的な溶
出特性が得られた。これに対して、シングルリザ−バ−
内に、溶解度および配合量が異なる2種の医薬活性成分
を含有する参考例5の場合には、それぞれは全く異なる
溶出挙動を示し、個別の溶出制御は達成できなかった。
顆粒に関して、上記溶出試験を行ない、約3時間後の溶
出率を求めて、フィルム第二層の被覆率による影響を調
べた。試験液には、水を使用し、顆粒は、臭化水素酸デ
キストロメトルファン24mg、アセトアミノフェン4
50mg相当量のものを使用した。結果を図6に示す。 フィルム第二層の被覆率の増大に伴い、薬物第二層(以
下、外部層とも言う)に配合されたアセトアミノフェン
の溶出率はなめらかに減少する。一方、薬物第一層(以
下、内部層とも言う)に配合された臭化水素酸デキスト
ロメトルファンの溶出率は、該被覆率が10.9%以下
の場合は、フィルム第一層によって制御された値にほぼ
等しい値を示すが、同値を越えると減少傾向を示す。よ
って、フィルム第二層の被覆率を0〜10.9%の間で
任意に変化させることにより、内部層の臭化水素酸デキ
ストロメトルファンの溶出特性に影響を及ぼすことなく
、外部層のアセトアミノフェンの溶出制御が行なえる。
放性顆粒に関して、上記溶出試験を行ない、約3時間後
の溶出率を求めて、フィルム第二層の被覆率による影響
を調べた。試験液には、水を使用し、顆粒はアセトアミ
ノフェン125mg、エテンザミド375mg相当量の
ものを使用した。結果を図7に示す。フィルム第二層の
被覆率の増大に伴い、外部層に配合されたエテンザミド
の溶出率はなめらかに減少する。一方、内部層に配合さ
れたアセトアミノフェンの溶出率は、該被覆率が10.
8%以下の場合は、フィルム第一層によって制御された
値にほぼ等しい値を示すが、同値を越えると減少傾向を
示す。よって、フィルム第二層の被覆率を0〜10.8
%の間で任意に変化させることにより、内部層のアセト
アミノフェンの溶出特性に影響を及ぼすことなく、外部
層のエテンザミドの溶出制御が行なえる。
薬活性成分を収納させ、各活性成分の放出速度を任意に
制御することが可能である。よって、本製剤は徐放性総
合感冒剤等、複数種の医薬活性成分の徐放化を必要とす
る徐放性顆粒剤に好適である。また、本製剤は、徐放化
剤として水不溶性フィルムコ−ティング基剤を使用して
いるので、pH非依存性の溶出特性を示し、老人や低酸
、無酸症の人に対しても、通常の健常者に投与した場合
と同様の徐放化が期待される。
る医薬活性成分の溶出試験の結果を示す。縦軸は、溶出
率(%)、横軸は、時間(hr)を表わす。
る医薬活性成分の溶出試験の結果を示す。縦軸は、溶出
率(%)、横軸は、時間(hr)を表わす。
る医薬活性成分の溶出試験の結果を示す。縦軸は、溶出
率(%)、横軸は、時間(hr)を表わす。
含有される医薬活性成分の溶出試験の結果を示す。縦軸
は、溶出率(%)、横軸は、時間(hr)を表わす。
含有される医薬活性成分の溶出試験の結果を示す。縦軸
は、溶出率(%)、横軸は、時間(hr)を表わす。
た顆粒に含有される医薬活性成分の溶出試験の結果を示
す。縦軸は、溶出率(%)、横軸は、水不溶性フィルム
第二層の被覆率(%)を表わす。
れた顆粒に含有される医薬活性成分の溶出試験の結果を
示す。縦軸は、溶出率(%)、横軸は、水不溶性フィル
ム第二層の被覆率(%)を表わす。
Claims (6)
- 【請求項1】多層構造の各層の構成単位が医薬活性成分
を含有する粉末コ−ティング薬物層および該粉末コ−テ
ィング薬物層を被覆する水不溶性フィルム層からなるこ
とを特徴とする徐放性顆粒剤。 - 【請求項2】多層構造が2層構造である請求項1記載の
徐放性顆粒剤。 - 【請求項3】多層構造が3層構造である請求項1記載の
徐放性顆粒剤。 - 【請求項4】該水不溶性フィルム層がアクリル酸エチル
・メタアクリル酸メチル共重合体よりなる請求項1〜3
のいずれかに記載の徐放性顆粒剤。 - 【請求項5】下記の2工程を一単位とする操作を複数回
行なうことを特徴とする徐放性顆粒剤の製造方法。 a工程:医薬活性成分を含有する粉末の粉末コ−ティン
グ工程 b工程:ひき続き行なう水不溶性フィルムコ−ティング
工程 - 【請求項6】b工程にアクリル酸エチル・メタアクリル
酸メチル共重合体を水不溶性フィルムコ−ティング基剤
として使用する請求項5記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03138315A JP3090975B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | マルチリザ−バ−型徐放性顆粒剤およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03138315A JP3090975B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | マルチリザ−バ−型徐放性顆粒剤およびその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04338324A true JPH04338324A (ja) | 1992-11-25 |
| JP3090975B2 JP3090975B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15219024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03138315A Expired - Lifetime JP3090975B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | マルチリザ−バ−型徐放性顆粒剤およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3090975B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09510709A (ja) * | 1994-03-23 | 1997-10-28 | オーソ・フアーマシユーチカル・コーポレーシヨン | 多層調節放出性製薬学的投薬形態 |
| WO2020045456A1 (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 東和薬品株式会社 | 薬物含有粒子 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP03138315A patent/JP3090975B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH09510709A (ja) * | 1994-03-23 | 1997-10-28 | オーソ・フアーマシユーチカル・コーポレーシヨン | 多層調節放出性製薬学的投薬形態 |
| WO2020045456A1 (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 東和薬品株式会社 | 薬物含有粒子 |
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