JPH04338370A - 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法 - Google Patents
置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法Info
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- JPH04338370A JPH04338370A JP10940391A JP10940391A JPH04338370A JP H04338370 A JPH04338370 A JP H04338370A JP 10940391 A JP10940391 A JP 10940391A JP 10940391 A JP10940391 A JP 10940391A JP H04338370 A JPH04338370 A JP H04338370A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有用植物保護剤、特に
除草剤として有用な化合物群置換フェノキシカルボン酸
アニリドの工業的製造法の改良に関するものである。
除草剤として有用な化合物群置換フェノキシカルボン酸
アニリドの工業的製造法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】置換フェノキシカルボン酸アニリド、特
に有用性の高いα−(置換フェノキシ)カルボン酸アニ
リドの製造方法として、従来より置換フェノ−ルとα−
ハロカルボン酸誘導体よりα−(置換フェノキシ)カル
ボン酸誘導体を合成し、これを塩化チオニル等の試薬を
用いα−(置換フェノキシ)カルボン酸クロリドとした
後、アニリンと反応せしめる方法が知られている。
に有用性の高いα−(置換フェノキシ)カルボン酸アニ
リドの製造方法として、従来より置換フェノ−ルとα−
ハロカルボン酸誘導体よりα−(置換フェノキシ)カル
ボン酸誘導体を合成し、これを塩化チオニル等の試薬を
用いα−(置換フェノキシ)カルボン酸クロリドとした
後、アニリンと反応せしめる方法が知られている。
【0003】また、特開昭63−170346号公報に
は、クロロカルボン酸クロリドとアニリンよりクロロカ
ルボン酸アニリドを合成し、これに置換フェノ−ルを無
機塩基の存在下、有機溶媒中で反応せしめる方法が改良
法として提案されている。
は、クロロカルボン酸クロリドとアニリンよりクロロカ
ルボン酸アニリドを合成し、これに置換フェノ−ルを無
機塩基の存在下、有機溶媒中で反応せしめる方法が改良
法として提案されている。
【0004】この方法は、従来の方法に比べ工程数が減
少された上に、酸クロリド合成工程での塩化水素廃ガス
処理設備等の特殊な設備を必要としない利点があり、更
にフェノ−ル類を用いるのが最終工程である為、特に高
価な置換フェノ−ル類を用いる場合原材料費として有利
となる優れた方法である。この場合反応上使用できる溶
媒は数多くあるが、前記引用特許の実施例にも示されて
いる様に、トルエンまたはキシレン等のアルキル置換芳
香族炭化水素が最も適切である。その理由は実用上操作
を簡便化する点であり、詳細は以下述べる通りである。
少された上に、酸クロリド合成工程での塩化水素廃ガス
処理設備等の特殊な設備を必要としない利点があり、更
にフェノ−ル類を用いるのが最終工程である為、特に高
価な置換フェノ−ル類を用いる場合原材料費として有利
となる優れた方法である。この場合反応上使用できる溶
媒は数多くあるが、前記引用特許の実施例にも示されて
いる様に、トルエンまたはキシレン等のアルキル置換芳
香族炭化水素が最も適切である。その理由は実用上操作
を簡便化する点であり、詳細は以下述べる通りである。
【0005】即ち、熱時と冷時の溶解度の点より反応溶
媒と晶析溶媒を兼用する事が出来る上に、水と実質上混
和しない為、無機分の除去にそのまま用いることが出来
、濾過や濃縮、溶媒置換、抽出洗浄等の余分な操作を必
要としないで水との2層のまま晶析する事により、有機
、無機両不純成分を一度に除くことが出来る点である。
媒と晶析溶媒を兼用する事が出来る上に、水と実質上混
和しない為、無機分の除去にそのまま用いることが出来
、濾過や濃縮、溶媒置換、抽出洗浄等の余分な操作を必
要としないで水との2層のまま晶析する事により、有機
、無機両不純成分を一度に除くことが出来る点である。
【0006】しかしながら晶析による精製法の欠点とし
て、いかに反応収率が高くとも晶析溶媒による溶解分は
ロスとなり、これを減少させるには冷却を強めるか、晶
析母液を濃縮し再度晶析させる方法が採られるが、設備
または操作面での負担は多大なものとなる。
て、いかに反応収率が高くとも晶析溶媒による溶解分は
ロスとなり、これを減少させるには冷却を強めるか、晶
析母液を濃縮し再度晶析させる方法が採られるが、設備
または操作面での負担は多大なものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の特開昭
63−170346号公報記載の方法を工業的に実施す
るに当り、反応液より簡便且つ損失を少なく効率的に目
的とする置換フェノキシカルボン酸アニリドを得ること
にある。
63−170346号公報記載の方法を工業的に実施す
るに当り、反応液より簡便且つ損失を少なく効率的に目
的とする置換フェノキシカルボン酸アニリドを得ること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく置換フェノキシカルボン酸アニリドの合成
反応、副反応の詳細について検討を行った結果、反応溶
媒を繰り返し使用しても目的生成物の品質に影響を与え
ず、かつその単離収量が増加することを見いだし本発明
を完成した。即ち、本発明は、下記一般式(1):
を達成すべく置換フェノキシカルボン酸アニリドの合成
反応、副反応の詳細について検討を行った結果、反応溶
媒を繰り返し使用しても目的生成物の品質に影響を与え
ず、かつその単離収量が増加することを見いだし本発明
を完成した。即ち、本発明は、下記一般式(1):
【0
009】
009】
【化4】
【0010】(但し、式中Xはハロゲン族原子または低
級アルキル基を、nは0または1〜5の整数を表す。)
で表わされる置換フェノ−ルと、下記一般式(2):
級アルキル基を、nは0または1〜5の整数を表す。)
で表わされる置換フェノ−ルと、下記一般式(2):
【
0011】
0011】
【化5】
【0012】(但し、式中Yはハロゲン族原子を、Aは
直鎖または分枝の低級アルキレン基を表す。)で表わさ
れるハロカルボン酸アニリドとを、塩基の存在下芳香族
炭化水素溶媒中加熱反応せしめた後、反応混合物から、
下記一般式(3):
直鎖または分枝の低級アルキレン基を表す。)で表わさ
れるハロカルボン酸アニリドとを、塩基の存在下芳香族
炭化水素溶媒中加熱反応せしめた後、反応混合物から、
下記一般式(3):
【0013】
【化6】
【0014】(但し、式中Xはハロゲン族原子または低
級アルキル基を、nは0または1〜5の整数を、Aは直
鎖または分枝の低級アルキレン基を表す。)で表わされ
る置換フェノキシカルボン酸アニリドを晶析させ、濾過
、単離すると共に、その濾液より水分を分離除去し、有
機層をそのまま溶媒として繰り返し再使用することを特
徴とする置換フェノキシカルボン酸アニリドの製造法で
ある。
級アルキル基を、nは0または1〜5の整数を、Aは直
鎖または分枝の低級アルキレン基を表す。)で表わされ
る置換フェノキシカルボン酸アニリドを晶析させ、濾過
、単離すると共に、その濾液より水分を分離除去し、有
機層をそのまま溶媒として繰り返し再使用することを特
徴とする置換フェノキシカルボン酸アニリドの製造法で
ある。
【0015】本発明方法を具体的に述べれば、次のとお
りである。一般式(1)で表わされる置換フェノ−ル類
と、一般式(2)で表わされるハロカルボン酸アニリド
を、脱酸剤として無機塩基の存在下、反応兼晶析溶媒と
して芳香族炭化水素溶媒中、加熱撹拌し反応を終了せし
める。反応終了後、反応液に水を投入し反応系中に残存
する無機塩基及びその中和生成物を溶解しながら冷却す
る事により、目的とする置換フェノキシカルボン酸アニ
リド(一般式(3))を結晶として濾過により取得し、
乾燥して製品とする。
りである。一般式(1)で表わされる置換フェノ−ル類
と、一般式(2)で表わされるハロカルボン酸アニリド
を、脱酸剤として無機塩基の存在下、反応兼晶析溶媒と
して芳香族炭化水素溶媒中、加熱撹拌し反応を終了せし
める。反応終了後、反応液に水を投入し反応系中に残存
する無機塩基及びその中和生成物を溶解しながら冷却す
る事により、目的とする置換フェノキシカルボン酸アニ
リド(一般式(3))を結晶として濾過により取得し、
乾燥して製品とする。
【0016】一方、前記濾過操作で得られた濾液は、分
液操作により芳香族炭化水素を溶媒とする有機層と水を
溶媒とする無機層に分ける。この有機層をそのまま溶媒
として、反応当初と全く同様に一般式(1)の置換フェ
ノ−ル類と一般式(2)のハロカルボン酸アニリド及び
無機塩基を仕込み、加熱撹拌して反応を行ない、後処理
を行なって目的とする一般式(3)の置換フェノキシカ
ルボン酸アニリドを得る。さらに、このとき得られた濾
液も同様に分液し、有機層を次反応の溶媒として繰り返
し使用する。
液操作により芳香族炭化水素を溶媒とする有機層と水を
溶媒とする無機層に分ける。この有機層をそのまま溶媒
として、反応当初と全く同様に一般式(1)の置換フェ
ノ−ル類と一般式(2)のハロカルボン酸アニリド及び
無機塩基を仕込み、加熱撹拌して反応を行ない、後処理
を行なって目的とする一般式(3)の置換フェノキシカ
ルボン酸アニリドを得る。さらに、このとき得られた濾
液も同様に分液し、有機層を次反応の溶媒として繰り返
し使用する。
【0017】本反応は殆ど副反応の無い定量的な反応で
あるので、反応による原料の損失は極めて少ないが、晶
析精製に於ける溶解分が最大の損失であった。しかし、
上記したように、一度使用した溶媒をそのまま再使用す
ることで晶析に於ける溶解分は、溶媒と共に反応系中を
経由した後再度晶析工程で回収されることになり、回収
効率が向上することになった。別の表現をすれば、2回
目以降では、既に晶析条件に於ける目的生成物の飽和溶
解量を含有した溶媒を用いて反応及び晶析を行なってい
ることになるとも言え、反応収量分の殆ど全部をロス無
く製品として回収できることになる。
あるので、反応による原料の損失は極めて少ないが、晶
析精製に於ける溶解分が最大の損失であった。しかし、
上記したように、一度使用した溶媒をそのまま再使用す
ることで晶析に於ける溶解分は、溶媒と共に反応系中を
経由した後再度晶析工程で回収されることになり、回収
効率が向上することになった。別の表現をすれば、2回
目以降では、既に晶析条件に於ける目的生成物の飽和溶
解量を含有した溶媒を用いて反応及び晶析を行なってい
ることになるとも言え、反応収量分の殆ど全部をロス無
く製品として回収できることになる。
【0018】この様にして再使用する溶媒の回数の限界
は、製品の置換フェノキシカルボン酸アニリドの要求純
度によるが、反応原料として使用する置換フェノ−ルお
よびハロカルボン酸アニリドの純度によっても決まる。 即ち、高純度の原料を用いれば再使用する溶媒中には殆
ど不純物が混入しないため相当回数再使用できる。しか
しながら、工業的に入手し得る原料を用いた場合は、そ
の不純物の種類、組成により一概には言えないが、工業
的に有意な回数として2回から20回程度は可能である
。
は、製品の置換フェノキシカルボン酸アニリドの要求純
度によるが、反応原料として使用する置換フェノ−ルお
よびハロカルボン酸アニリドの純度によっても決まる。 即ち、高純度の原料を用いれば再使用する溶媒中には殆
ど不純物が混入しないため相当回数再使用できる。しか
しながら、工業的に入手し得る原料を用いた場合は、そ
の不純物の種類、組成により一概には言えないが、工業
的に有意な回数として2回から20回程度は可能である
。
【0019】ここで、一般式(1)、(2)及び(3)
中、Xで表わされるハロゲン族原子または低級アルキル
基のハロゲン族原子とは、弗素、塩素、臭素、沃素のハ
ロゲン族原子の何れかを表わし、低級アルキル基とは、
炭素数1〜4までの飽和炭化水素基のことで、例えばメ
チル基、エチル基、イソプロピル基、第2級ブチル基、
第3級ブチル基等を例示できる。また、Xnとして、n
が2以上の場合は、これらのハロゲン族原子と低級アル
キル基が混在することもあり得る。
中、Xで表わされるハロゲン族原子または低級アルキル
基のハロゲン族原子とは、弗素、塩素、臭素、沃素のハ
ロゲン族原子の何れかを表わし、低級アルキル基とは、
炭素数1〜4までの飽和炭化水素基のことで、例えばメ
チル基、エチル基、イソプロピル基、第2級ブチル基、
第3級ブチル基等を例示できる。また、Xnとして、n
が2以上の場合は、これらのハロゲン族原子と低級アル
キル基が混在することもあり得る。
【0020】また、Aで表わされる直鎖または分枝の低
級アルキレン基とは、炭素数1〜6の2価の飽和炭化水
素基のことで、例えばメチレン基、エチレン基、エチリ
デン基、1,2−プロピレン基、1,1−プロピリデン
基、2,2−プロピリデン基、1,1−n−ブチリデン
基、1,3−ブチレン基、1,1−n−ヘキシリデン基
等を挙げることが出来る。さらに、Yで表わされるハロ
ゲン族原子とは、弗素、塩素、臭素、沃素でありそれら
の中で、特に塩素、臭素が好ましい。
級アルキレン基とは、炭素数1〜6の2価の飽和炭化水
素基のことで、例えばメチレン基、エチレン基、エチリ
デン基、1,2−プロピレン基、1,1−プロピリデン
基、2,2−プロピリデン基、1,1−n−ブチリデン
基、1,3−ブチレン基、1,1−n−ヘキシリデン基
等を挙げることが出来る。さらに、Yで表わされるハロ
ゲン族原子とは、弗素、塩素、臭素、沃素でありそれら
の中で、特に塩素、臭素が好ましい。
【0021】これらの置換基により構成される一般式(
3)の置換フェノキシカルボン酸アニリドとしては、具
体的には、例えば、フェノキシ酢酸アニリド、α−(p
−クロロフェノキシ)プロピオン酸アニリド、2,4−
ジクロロフェノキシ酢酸アニリド、α−(2−メチル−
4−クロロフェノキシ)プロピオン酸アニリド、α−(
2,4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロピオン
酸アニリド、β−(2,4−ジクロロフェノキシ)プロ
ピオン酸アニリド、α−(2−メチル−4−クロロフェ
ノキシ)吉草酸アニリド、α−(2,4−ジクロロ−3
メチルフェノキシ)ヘプタン酸アニリド等を挙げること
が出来る。
3)の置換フェノキシカルボン酸アニリドとしては、具
体的には、例えば、フェノキシ酢酸アニリド、α−(p
−クロロフェノキシ)プロピオン酸アニリド、2,4−
ジクロロフェノキシ酢酸アニリド、α−(2−メチル−
4−クロロフェノキシ)プロピオン酸アニリド、α−(
2,4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロピオン
酸アニリド、β−(2,4−ジクロロフェノキシ)プロ
ピオン酸アニリド、α−(2−メチル−4−クロロフェ
ノキシ)吉草酸アニリド、α−(2,4−ジクロロ−3
メチルフェノキシ)ヘプタン酸アニリド等を挙げること
が出来る。
【0022】一般式(1)の置換フェノ−ル類としては
、上記に示したXnを置換基として含有するフェノ−ル
類で、例えば、無置換のフェノ−ル、o−クロロフェノ
−ル、p−クロロフェノ−ル、o−,m−,p−の各ク
レゾ−ル、2,4−ジクロロフェノ−ル、2,4,5−
トリクロロフェノ−ル、2−クロロ−4−メチルフェノ
−ル、2,4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル等を挙
げることが出来る。
、上記に示したXnを置換基として含有するフェノ−ル
類で、例えば、無置換のフェノ−ル、o−クロロフェノ
−ル、p−クロロフェノ−ル、o−,m−,p−の各ク
レゾ−ル、2,4−ジクロロフェノ−ル、2,4,5−
トリクロロフェノ−ル、2−クロロ−4−メチルフェノ
−ル、2,4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル等を挙
げることが出来る。
【0023】一般式(2)のハロカルボン酸アニリドと
しては、上記に示したAとYを置換基として有するハロ
カルボン酸アニリドで、例えば、クロロ酢酸アニリド、
ブロモ酢酸アニリド、α−クロロプロピオン酸アニリド
、α−ブロモプロピオン酸アニリド、α−クロロ酪酸ア
ニリド、α−ブロモ吉草酸アニリド、γ−クロロカプロ
ン酸アニリド等を挙げることが出来る。
しては、上記に示したAとYを置換基として有するハロ
カルボン酸アニリドで、例えば、クロロ酢酸アニリド、
ブロモ酢酸アニリド、α−クロロプロピオン酸アニリド
、α−ブロモプロピオン酸アニリド、α−クロロ酪酸ア
ニリド、α−ブロモ吉草酸アニリド、γ−クロロカプロ
ン酸アニリド等を挙げることが出来る。
【0024】反応に際し一般式(1)の置換フェノ−ル
と一般式(2)のハロカルボン酸アニリドは等モルまた
はどちらか一方を過剰に用いても良いが、一般には置換
フェノ−ル1モルに対し0.8から1.5モル、好まし
くは1から1.1モルのハロカルボン酸アニリドを使用
する。反応に用いる脱酸剤としての塩基は、前記引用特
許(特開昭63−170346号公報)に例示記載され
ているものが好ましく、特に炭酸カリウムを原料の置換
フェノ−ル1モルに対し1〜2モル程度使用するのが最
も好ましい。
と一般式(2)のハロカルボン酸アニリドは等モルまた
はどちらか一方を過剰に用いても良いが、一般には置換
フェノ−ル1モルに対し0.8から1.5モル、好まし
くは1から1.1モルのハロカルボン酸アニリドを使用
する。反応に用いる脱酸剤としての塩基は、前記引用特
許(特開昭63−170346号公報)に例示記載され
ているものが好ましく、特に炭酸カリウムを原料の置換
フェノ−ル1モルに対し1〜2モル程度使用するのが最
も好ましい。
【0025】反応溶媒としては、前記引用特許(特開昭
63−170346号公報)に例示記載されているもの
のうち、初期の目的から反応終了後水を加え冷却する事
により目的物が結晶として析出、更に濾過後分液のみで
再使用できる系として、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素が適切且つ好ましい溶媒として挙げることが出
来、その使用量としては原料置換フェノ−ルに対し重量
で2〜20倍、好ましくは3〜10程度用いるのが適切
である。
63−170346号公報)に例示記載されているもの
のうち、初期の目的から反応終了後水を加え冷却する事
により目的物が結晶として析出、更に濾過後分液のみで
再使用できる系として、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素が適切且つ好ましい溶媒として挙げることが出
来、その使用量としては原料置換フェノ−ルに対し重量
で2〜20倍、好ましくは3〜10程度用いるのが適切
である。
【0026】反応温度としては、50℃〜150℃程度
が好ましく、トルエン、キシレンを用いる場合はその還
流温度を採用する事が出来る。反応時間としては、特に
限定はないが通常3〜48時間で終了することが出来、
好ましい条件では6〜24時間程度で終了させることが
出来る。また、反応終了後水を加え晶析の為冷却するに
当たっては40℃以下、好ましくは30℃以下にする。
が好ましく、トルエン、キシレンを用いる場合はその還
流温度を採用する事が出来る。反応時間としては、特に
限定はないが通常3〜48時間で終了することが出来、
好ましい条件では6〜24時間程度で終了させることが
出来る。また、反応終了後水を加え晶析の為冷却するに
当たっては40℃以下、好ましくは30℃以下にする。
【0027】
【実施例】内容積1.5リットルガラス製反応器に2,
4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル54g、α−クロ
ロプロピオン酸アニリド58.8gと微粉末の炭酸カリ
ウム63.2g及び、溶媒としてトルエン354mlを
入れ撹拌しながら油浴にて溶媒のトルエンが還流するま
で昇温し20時間反応した。反応終了後放冷し100℃
になった時点で800mlの冷水を投入したところ結晶
が析出した。更に6時間放冷した後、結晶を濾別し水と
少量のトルエンで洗浄し、乾燥したところ88.2gの
α−(2,4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロ
ピオン酸アニリドを得た。……単離収率89.2%
4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル54g、α−クロ
ロプロピオン酸アニリド58.8gと微粉末の炭酸カリ
ウム63.2g及び、溶媒としてトルエン354mlを
入れ撹拌しながら油浴にて溶媒のトルエンが還流するま
で昇温し20時間反応した。反応終了後放冷し100℃
になった時点で800mlの冷水を投入したところ結晶
が析出した。更に6時間放冷した後、結晶を濾別し水と
少量のトルエンで洗浄し、乾燥したところ88.2gの
α−(2,4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロ
ピオン酸アニリドを得た。……単離収率89.2%
【0
028】一方濾過操作の濾液及び洗液を合わせ分液した
トルエン層に若干のトルエンを加え354mlとし、2
,4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル54g、α−ク
ロロプロピオン酸アニリド58.8g及び微粉末の炭酸
カリウム63.2gと共に最初の反応器に仕込み、撹拌
しながら加熱還流して同様に反応した。但し反応系に若
干の水分が混入してきた為、ディ−ン・スタ−ク式水分
分離器で共沸留去し、反応系内の水分を除去しながら反
応を行なった。1回目と同様20時間で反応は完結し、
100℃まで放冷した後800mlの水を投入し、同様
の操作で96.9gのα−(2,4−ジクロロ−3−メ
チルフェノキシ)プロピオン酸アニリドを得た。 この濾液も同様に分液し、そのトルエン層を溶媒として
354mlに調製し、前記と同量の原料を仕込み同様に
反応し、晶析単離したところ、97.0gのα−(2,
4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロピオン酸ア
ニリドを得た。
028】一方濾過操作の濾液及び洗液を合わせ分液した
トルエン層に若干のトルエンを加え354mlとし、2
,4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル54g、α−ク
ロロプロピオン酸アニリド58.8g及び微粉末の炭酸
カリウム63.2gと共に最初の反応器に仕込み、撹拌
しながら加熱還流して同様に反応した。但し反応系に若
干の水分が混入してきた為、ディ−ン・スタ−ク式水分
分離器で共沸留去し、反応系内の水分を除去しながら反
応を行なった。1回目と同様20時間で反応は完結し、
100℃まで放冷した後800mlの水を投入し、同様
の操作で96.9gのα−(2,4−ジクロロ−3−メ
チルフェノキシ)プロピオン酸アニリドを得た。 この濾液も同様に分液し、そのトルエン層を溶媒として
354mlに調製し、前記と同量の原料を仕込み同様に
反応し、晶析単離したところ、97.0gのα−(2,
4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロピオン酸ア
ニリドを得た。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式(1): 【化1】 (但し、式中Xはハロゲン族原子または低級アルキル基
を、nは0または1〜5の整数を表す。)で表わされる
置換フェノ−ルと、下記一般式(2):【化2】 (但し、式中Yはハロゲン族原子を、Aは直鎖または分
枝の低級アルキレン基を表す。)で表わされるハロカル
ボン酸アニリドとを、塩基の存在下芳香族炭化水素溶媒
中加熱反応せしめた後、反応混合物から、下記一般式(
3): 【化3】 (但し、式中Xはハロゲン族原子または低級アルキル基
を、nは0または1〜5の整数を、Aは直鎖または分枝
の低級アルキレン基を表す。)で表わされる置換フェノ
キシカルボン酸アニリドを晶析させ、これを濾過、単離
すると共に、その濾液より水分を分離除去し、有機層を
そのまま溶媒として繰り返し再使用することを特徴とす
る置換フェノキシカルボン酸アニリドの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10940391A JPH04338370A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10940391A JPH04338370A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04338370A true JPH04338370A (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=14509365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10940391A Pending JPH04338370A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04338370A (ja) |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP10940391A patent/JPH04338370A/ja active Pending
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