JPH04338370A - 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法 - Google Patents

置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法

Info

Publication number
JPH04338370A
JPH04338370A JP10940391A JP10940391A JPH04338370A JP H04338370 A JPH04338370 A JP H04338370A JP 10940391 A JP10940391 A JP 10940391A JP 10940391 A JP10940391 A JP 10940391A JP H04338370 A JPH04338370 A JP H04338370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid anilide
substituted
solvent
reaction
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10940391A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Taniyama
英二 谷山
Mizue Senzaki
千崎 瑞江
Ryuichi Nakazato
中里 隆一
Seiichi Tsukamoto
塚本 清一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP10940391A priority Critical patent/JPH04338370A/ja
Publication of JPH04338370A publication Critical patent/JPH04338370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有用植物保護剤、特に
除草剤として有用な化合物群置換フェノキシカルボン酸
アニリドの工業的製造法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】置換フェノキシカルボン酸アニリド、特
に有用性の高いα−(置換フェノキシ)カルボン酸アニ
リドの製造方法として、従来より置換フェノ−ルとα−
ハロカルボン酸誘導体よりα−(置換フェノキシ)カル
ボン酸誘導体を合成し、これを塩化チオニル等の試薬を
用いα−(置換フェノキシ)カルボン酸クロリドとした
後、アニリンと反応せしめる方法が知られている。
【0003】また、特開昭63−170346号公報に
は、クロロカルボン酸クロリドとアニリンよりクロロカ
ルボン酸アニリドを合成し、これに置換フェノ−ルを無
機塩基の存在下、有機溶媒中で反応せしめる方法が改良
法として提案されている。
【0004】この方法は、従来の方法に比べ工程数が減
少された上に、酸クロリド合成工程での塩化水素廃ガス
処理設備等の特殊な設備を必要としない利点があり、更
にフェノ−ル類を用いるのが最終工程である為、特に高
価な置換フェノ−ル類を用いる場合原材料費として有利
となる優れた方法である。この場合反応上使用できる溶
媒は数多くあるが、前記引用特許の実施例にも示されて
いる様に、トルエンまたはキシレン等のアルキル置換芳
香族炭化水素が最も適切である。その理由は実用上操作
を簡便化する点であり、詳細は以下述べる通りである。
【0005】即ち、熱時と冷時の溶解度の点より反応溶
媒と晶析溶媒を兼用する事が出来る上に、水と実質上混
和しない為、無機分の除去にそのまま用いることが出来
、濾過や濃縮、溶媒置換、抽出洗浄等の余分な操作を必
要としないで水との2層のまま晶析する事により、有機
、無機両不純成分を一度に除くことが出来る点である。
【0006】しかしながら晶析による精製法の欠点とし
て、いかに反応収率が高くとも晶析溶媒による溶解分は
ロスとなり、これを減少させるには冷却を強めるか、晶
析母液を濃縮し再度晶析させる方法が採られるが、設備
または操作面での負担は多大なものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の特開昭
63−170346号公報記載の方法を工業的に実施す
るに当り、反応液より簡便且つ損失を少なく効率的に目
的とする置換フェノキシカルボン酸アニリドを得ること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく置換フェノキシカルボン酸アニリドの合成
反応、副反応の詳細について検討を行った結果、反応溶
媒を繰り返し使用しても目的生成物の品質に影響を与え
ず、かつその単離収量が増加することを見いだし本発明
を完成した。即ち、本発明は、下記一般式(1):
【0
009】
【化4】
【0010】(但し、式中Xはハロゲン族原子または低
級アルキル基を、nは0または1〜5の整数を表す。)
で表わされる置換フェノ−ルと、下記一般式(2):

0011】
【化5】
【0012】(但し、式中Yはハロゲン族原子を、Aは
直鎖または分枝の低級アルキレン基を表す。)で表わさ
れるハロカルボン酸アニリドとを、塩基の存在下芳香族
炭化水素溶媒中加熱反応せしめた後、反応混合物から、
下記一般式(3):
【0013】
【化6】
【0014】(但し、式中Xはハロゲン族原子または低
級アルキル基を、nは0または1〜5の整数を、Aは直
鎖または分枝の低級アルキレン基を表す。)で表わされ
る置換フェノキシカルボン酸アニリドを晶析させ、濾過
、単離すると共に、その濾液より水分を分離除去し、有
機層をそのまま溶媒として繰り返し再使用することを特
徴とする置換フェノキシカルボン酸アニリドの製造法で
ある。
【0015】本発明方法を具体的に述べれば、次のとお
りである。一般式(1)で表わされる置換フェノ−ル類
と、一般式(2)で表わされるハロカルボン酸アニリド
を、脱酸剤として無機塩基の存在下、反応兼晶析溶媒と
して芳香族炭化水素溶媒中、加熱撹拌し反応を終了せし
める。反応終了後、反応液に水を投入し反応系中に残存
する無機塩基及びその中和生成物を溶解しながら冷却す
る事により、目的とする置換フェノキシカルボン酸アニ
リド(一般式(3))を結晶として濾過により取得し、
乾燥して製品とする。
【0016】一方、前記濾過操作で得られた濾液は、分
液操作により芳香族炭化水素を溶媒とする有機層と水を
溶媒とする無機層に分ける。この有機層をそのまま溶媒
として、反応当初と全く同様に一般式(1)の置換フェ
ノ−ル類と一般式(2)のハロカルボン酸アニリド及び
無機塩基を仕込み、加熱撹拌して反応を行ない、後処理
を行なって目的とする一般式(3)の置換フェノキシカ
ルボン酸アニリドを得る。さらに、このとき得られた濾
液も同様に分液し、有機層を次反応の溶媒として繰り返
し使用する。
【0017】本反応は殆ど副反応の無い定量的な反応で
あるので、反応による原料の損失は極めて少ないが、晶
析精製に於ける溶解分が最大の損失であった。しかし、
上記したように、一度使用した溶媒をそのまま再使用す
ることで晶析に於ける溶解分は、溶媒と共に反応系中を
経由した後再度晶析工程で回収されることになり、回収
効率が向上することになった。別の表現をすれば、2回
目以降では、既に晶析条件に於ける目的生成物の飽和溶
解量を含有した溶媒を用いて反応及び晶析を行なってい
ることになるとも言え、反応収量分の殆ど全部をロス無
く製品として回収できることになる。
【0018】この様にして再使用する溶媒の回数の限界
は、製品の置換フェノキシカルボン酸アニリドの要求純
度によるが、反応原料として使用する置換フェノ−ルお
よびハロカルボン酸アニリドの純度によっても決まる。 即ち、高純度の原料を用いれば再使用する溶媒中には殆
ど不純物が混入しないため相当回数再使用できる。しか
しながら、工業的に入手し得る原料を用いた場合は、そ
の不純物の種類、組成により一概には言えないが、工業
的に有意な回数として2回から20回程度は可能である
【0019】ここで、一般式(1)、(2)及び(3)
中、Xで表わされるハロゲン族原子または低級アルキル
基のハロゲン族原子とは、弗素、塩素、臭素、沃素のハ
ロゲン族原子の何れかを表わし、低級アルキル基とは、
炭素数1〜4までの飽和炭化水素基のことで、例えばメ
チル基、エチル基、イソプロピル基、第2級ブチル基、
第3級ブチル基等を例示できる。また、Xnとして、n
が2以上の場合は、これらのハロゲン族原子と低級アル
キル基が混在することもあり得る。
【0020】また、Aで表わされる直鎖または分枝の低
級アルキレン基とは、炭素数1〜6の2価の飽和炭化水
素基のことで、例えばメチレン基、エチレン基、エチリ
デン基、1,2−プロピレン基、1,1−プロピリデン
基、2,2−プロピリデン基、1,1−n−ブチリデン
基、1,3−ブチレン基、1,1−n−ヘキシリデン基
等を挙げることが出来る。さらに、Yで表わされるハロ
ゲン族原子とは、弗素、塩素、臭素、沃素でありそれら
の中で、特に塩素、臭素が好ましい。
【0021】これらの置換基により構成される一般式(
3)の置換フェノキシカルボン酸アニリドとしては、具
体的には、例えば、フェノキシ酢酸アニリド、α−(p
−クロロフェノキシ)プロピオン酸アニリド、2,4−
ジクロロフェノキシ酢酸アニリド、α−(2−メチル−
4−クロロフェノキシ)プロピオン酸アニリド、α−(
2,4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロピオン
酸アニリド、β−(2,4−ジクロロフェノキシ)プロ
ピオン酸アニリド、α−(2−メチル−4−クロロフェ
ノキシ)吉草酸アニリド、α−(2,4−ジクロロ−3
メチルフェノキシ)ヘプタン酸アニリド等を挙げること
が出来る。
【0022】一般式(1)の置換フェノ−ル類としては
、上記に示したXnを置換基として含有するフェノ−ル
類で、例えば、無置換のフェノ−ル、o−クロロフェノ
−ル、p−クロロフェノ−ル、o−,m−,p−の各ク
レゾ−ル、2,4−ジクロロフェノ−ル、2,4,5−
トリクロロフェノ−ル、2−クロロ−4−メチルフェノ
−ル、2,4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル等を挙
げることが出来る。
【0023】一般式(2)のハロカルボン酸アニリドと
しては、上記に示したAとYを置換基として有するハロ
カルボン酸アニリドで、例えば、クロロ酢酸アニリド、
ブロモ酢酸アニリド、α−クロロプロピオン酸アニリド
、α−ブロモプロピオン酸アニリド、α−クロロ酪酸ア
ニリド、α−ブロモ吉草酸アニリド、γ−クロロカプロ
ン酸アニリド等を挙げることが出来る。
【0024】反応に際し一般式(1)の置換フェノ−ル
と一般式(2)のハロカルボン酸アニリドは等モルまた
はどちらか一方を過剰に用いても良いが、一般には置換
フェノ−ル1モルに対し0.8から1.5モル、好まし
くは1から1.1モルのハロカルボン酸アニリドを使用
する。反応に用いる脱酸剤としての塩基は、前記引用特
許(特開昭63−170346号公報)に例示記載され
ているものが好ましく、特に炭酸カリウムを原料の置換
フェノ−ル1モルに対し1〜2モル程度使用するのが最
も好ましい。
【0025】反応溶媒としては、前記引用特許(特開昭
63−170346号公報)に例示記載されているもの
のうち、初期の目的から反応終了後水を加え冷却する事
により目的物が結晶として析出、更に濾過後分液のみで
再使用できる系として、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素が適切且つ好ましい溶媒として挙げることが出
来、その使用量としては原料置換フェノ−ルに対し重量
で2〜20倍、好ましくは3〜10程度用いるのが適切
である。
【0026】反応温度としては、50℃〜150℃程度
が好ましく、トルエン、キシレンを用いる場合はその還
流温度を採用する事が出来る。反応時間としては、特に
限定はないが通常3〜48時間で終了することが出来、
好ましい条件では6〜24時間程度で終了させることが
出来る。また、反応終了後水を加え晶析の為冷却するに
当たっては40℃以下、好ましくは30℃以下にする。
【0027】
【実施例】内容積1.5リットルガラス製反応器に2,
4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル54g、α−クロ
ロプロピオン酸アニリド58.8gと微粉末の炭酸カリ
ウム63.2g及び、溶媒としてトルエン354mlを
入れ撹拌しながら油浴にて溶媒のトルエンが還流するま
で昇温し20時間反応した。反応終了後放冷し100℃
になった時点で800mlの冷水を投入したところ結晶
が析出した。更に6時間放冷した後、結晶を濾別し水と
少量のトルエンで洗浄し、乾燥したところ88.2gの
α−(2,4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロ
ピオン酸アニリドを得た。……単離収率89.2%
【0
028】一方濾過操作の濾液及び洗液を合わせ分液した
トルエン層に若干のトルエンを加え354mlとし、2
,4−ジクロロ−3−メチルフェノ−ル54g、α−ク
ロロプロピオン酸アニリド58.8g及び微粉末の炭酸
カリウム63.2gと共に最初の反応器に仕込み、撹拌
しながら加熱還流して同様に反応した。但し反応系に若
干の水分が混入してきた為、ディ−ン・スタ−ク式水分
分離器で共沸留去し、反応系内の水分を除去しながら反
応を行なった。1回目と同様20時間で反応は完結し、
100℃まで放冷した後800mlの水を投入し、同様
の操作で96.9gのα−(2,4−ジクロロ−3−メ
チルフェノキシ)プロピオン酸アニリドを得た。 この濾液も同様に分液し、そのトルエン層を溶媒として
354mlに調製し、前記と同量の原料を仕込み同様に
反応し、晶析単離したところ、97.0gのα−(2,
4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)プロピオン酸ア
ニリドを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記一般式(1): 【化1】 (但し、式中Xはハロゲン族原子または低級アルキル基
    を、nは0または1〜5の整数を表す。)で表わされる
    置換フェノ−ルと、下記一般式(2):【化2】 (但し、式中Yはハロゲン族原子を、Aは直鎖または分
    枝の低級アルキレン基を表す。)で表わされるハロカル
    ボン酸アニリドとを、塩基の存在下芳香族炭化水素溶媒
    中加熱反応せしめた後、反応混合物から、下記一般式(
    3): 【化3】 (但し、式中Xはハロゲン族原子または低級アルキル基
    を、nは0または1〜5の整数を、Aは直鎖または分枝
    の低級アルキレン基を表す。)で表わされる置換フェノ
    キシカルボン酸アニリドを晶析させ、これを濾過、単離
    すると共に、その濾液より水分を分離除去し、有機層を
    そのまま溶媒として繰り返し再使用することを特徴とす
    る置換フェノキシカルボン酸アニリドの製造法。
JP10940391A 1991-05-14 1991-05-14 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法 Pending JPH04338370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10940391A JPH04338370A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10940391A JPH04338370A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04338370A true JPH04338370A (ja) 1992-11-25

Family

ID=14509365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10940391A Pending JPH04338370A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 置換フェノキシカルボン酸アニリドの改良製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04338370A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0055951B1 (fr) Procédé pour la préparation de l'anthraquinone et de ses dérivés substitués
JPH0674243B2 (ja) 光学純度の高い光学活性アテノロール塩及びアテノロールの製法
US4772754A (en) Process for the isolation of p-hydroxybenzaldehyde
JPS5967281A (ja) 3−メチルフラボン−8−カルボン酸誘導体及びその製造法
JPH05500812A (ja) 3,3′―ジクロル―ベンジジン―ジヒドロクロリドの連続的製法
US4484008A (en) Process improvement for diphenyl ether production
JP3674010B2 (ja) パラフェニレンジイソシアナートの製造方法
JPH03279336A (ja) 分枝二量化アルコールの製造方法
US5296635A (en) Preparation of bis(3-nitrophenoxy) compound
FR2510102A1 (fr) Procede de purification de derives d'acides phenoxybenzoiques
JPS5949217B2 (ja) 置換ジフェニルエ−テルの製造方法
JPS58157727A (ja) 核塩素化芳香族化合物の製造方法
JPH04338369A (ja) 置換フェノキシカルボン酸アニリドの製造方法
US5190671A (en) Process for the synthesis of monohaloalkanoylferrocenes
US4288620A (en) Process for the production of 4-acylamido-2-nitro-1-alkoxybenzenes
US4301283A (en) Process for preparing 2-oxo-dihydrobenzo(d)(1,3)-oxazines
EP0148145A1 (en) Process for making nitrodiarylamines
US20050283024A1 (en) Method of producing aromatic amine compound having alkylthio group
JPS5931731A (ja) カルボン酸誘導体の新規製造法
JPH0132825B2 (ja)
JPH06737B2 (ja) アルキル―〔3クロロフェニル〕―スルホンの製造方法
JP4143295B2 (ja) 9,9−二置換−2,3,6,7−キサンテンテトラカルボン酸二無水物の製造方法
JPH01213289A (ja) フェロセンの製造方法
JPH0586042A (ja) 2−メルカプト−フエノチアジンの製造方法
EP0121375B1 (en) Processes for preparing 1-(hydroxymethyl)triazolobenzodiazepines and 1-(aminomethyl)triazolobenzodiazepines