JPH04339212A - 光ファイバジャイロ - Google Patents
光ファイバジャイロInfo
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- JPH04339212A JPH04339212A JP11148391A JP11148391A JPH04339212A JP H04339212 A JPH04339212 A JP H04339212A JP 11148391 A JP11148391 A JP 11148391A JP 11148391 A JP11148391 A JP 11148391A JP H04339212 A JPH04339212 A JP H04339212A
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Abstract
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Description
する光ファイバジャイロに係り、特に、広いダイナミッ
クレンジを有し、角度増分量を出力とするセロダイン変
調方式のクローズドループ型光ファイバジャイロに関す
る。
ン変調方式光ファイバジャイロの構成が一部模式的に示
される。図中、10は光源、12,18 は光分配結合
器、14は偏光器、16は電気光学効果を有する結晶基
板、20は位相変調器、22はセロダイン変調器、24
は回転軸に垂直に巻かれた偏波面保存単一モード光ファ
イバで形成されているループ、26は受光器、30は信
号発生装置、40は光ファイバジャイロ用信号処理装置
、50a は鋸歯状波信号周波数設定装置、60a は
電圧制御発振(VCO)式鋸歯状波信号発生装置、A1
は位相変調器駆動信号、A2は光電変換出力信号、A3
は鋸歯状波信号を示す。この例では、鋸歯状波信号A3
は、セロダイン変調器22の駆動信号として用いられる
と共に、ジャイロ出力すなわち回転角速度出力を形成す
る。
とセロダイン変調器22は、例えばニオブ酸リチウム(
LiNbO3)等の電気光学結晶基板16上にチタン(
Ti)を拡散した光導波路と、該光導波路近傍に設けた
電極に電圧を印加することで該光導波路の屈折率を変化
させる手段とから構成されている。図6の構成において
、光源10から出射された光ビームは光分配結合器12
において2分され、2分された一方の光ビームは偏光器
14によって偏光され、一定の偏波のみが透過し、この
偏波ビームは光分配結合器18において2つの光ビーム
に2分される。この2分された一方の光ビームは、位相
変調器20によって一定周波数の位相変調を受け、光フ
ァイバループ24を反時計回り方向に伝搬した後、セロ
ダイン変調器22によって鋸歯状波信号によるセロダイ
ン変調を受け、光分配結合器18に再入射する。同様に
して、光分配結合器18において2分された他方の光ビ
ームは、セロダイン変調器22によってセロダイン変調
を受け、光ファイバループ24を時計回り方向に伝搬し
た後、位相変調器20によって位相変調を受け、光分配
結合器18に再入射する。光分配結合器18に再入射し
た2つの光ビームは結合され、この結合されたビームは
偏光器14によって一定の偏波のみが透過し、この偏波
ビームは光分配結合器12において2つの光ビームに2
分される。この2分された一方の光ビームは受光器26
に導かれ、光ファイバループ24を互いに逆方向に伝播
した2つの光の間の位相差に依存した干渉光強度に対応
する電気信号(光電変換出力信号A2)に変換される。
発生される一定周波数の正弦波もしくは方形波の信号A
1によって駆動され、この信号A1は信号処理装置40
にも入力されている。信号処理装置40は、受光器26
の出力(光電変換出力信号A2)を信号発生装置30か
らの信号A1に応答して一定周波数で同期検波する。こ
の信号処理装置40の出力ΔVは、以下の式で表される
。
…………………………………(1) ここで、Δφは上
記2つの光の間の位相差、Kは定数を示す。鋸歯状波信
号周波数設定装置50a は、式(1) で表される出
力ΔVを積分する機能を有しており、VCO式鋸歯状波
信号発生装置60a は、鋸歯状波信号周波数設定装置
50a の出力Vの大きさに応じた周波数をもつアナロ
グの鋸歯状波信号A3を発生する。
して該ループに垂直な軸の周りに或る角速度を与えた時
に生じる周知のサニャック(Sagnac)効果による
光の位相差φsと、セロダイン変調器22が誘起する位
相差φm とから成る。位相差φs は、 φs =4πRLΩ/Cλ ……………
………………………………(2) で表され、また位相
差φm は、セロダイン変調に際して互いに逆方向回り
に伝搬する2つの光の伝播遅延によって生じる当該位相
差Δφの不連続部分を位相差に関する出力の周期性を利
用して連続性をもたせるために、鋸歯状波信号による位
相量振幅を2πにするという条件の下で、 φm =2πτ/Tm =2πnLfm
/C …………………………(3) で表される。こ
こで、Rは光ファイバループ24の半径、Lは光ファイ
バループ24を形成する光ファイバの長さ、Ωは入力回
転角速度、Cは真空中における光速、λは真空中におけ
る光の波長、τは光ファイバループ24を光が伝搬する
のに要する時間、Tm は鋸歯状波信号A3の周期、n
は光ファイバループ24を形成する光ファイバの屈折率
、そしてfm は鋸歯状波信号A3の周波数を示す。
おいては、入力回転角速度Ωが変化した場合、信号処理
装置40の出力ΔVを鋸歯状波信号周波数設定装置50
a により積分して負帰還となるようにVCO式鋸歯状
波信号発生装置60a に印加し、それによって式(1
) の位相差Δφ(つまり信号処理装置40の出力ΔV
)が常に所定の値(通常は0)に維持されるように制御
が行われている。 そこで、Δφ=φs +φm =0とすると、式(2)
および式(3) から、 Ω=nλfm /2R …………………
………………………………(4) となり、鋸歯状波信
号の周波数を計数することによって広いダイナミックレ
ンジに亘る入力回転角速度を検出することができる。
周波数に等しい周波数のパルス列とすると、1パルスが
一定の角度Δθを重みとして持つ角度増分パルス出力と
なる。ただし、Δθは式(4) から、 Δθ=Ω/fm =nλ/2R ………
………………………………(5) で表される。
イン変調方式クローズドループ型光ファイバジャイロに
おいては、セロダイン変調器22に印加する鋸歯状波信
号A3をアナログ的なVCO式鋸歯状波信号発生装置6
0a で発生しているので、発生周波数の可変範囲が限
定されるという不都合があった。
オーダーに及ぶ広いダイナミックレンジを得るには、異
なる周波数範囲をそれぞれ有する複数個の鋸歯状波信号
発生装置を用いてその切り換えを行わねばならず、その
境界領域での不連続性を補正する必要があり、その制御
が極めて煩雑であった。また、温度の変化等によって鋸
歯状波信号の振幅が変動し易く、そのためにジャイロ出
力の直線性(リニアリティ)やスケールファクタの安定
性が劣化する等の問題点もあった。
号A3の周波数を計数する際の角度増分パルスの最小分
解能は、光ファイバループ24の半径Rと真空中におけ
る光の波長λと該ループを形成する光ファイバの屈折率
nとによって一義的に決定されるので、ジャイロ出力す
なわち回転角速度の検出周波数の範囲が限定されるとい
う不都合があった。これは、回転角速度の高精度な検出
という観点から好ましくない。
ける課題に鑑み、鋸歯状波信号の周波数変化に際してレ
ンジ切り換え無しで広いダイナミックレンジをカバーす
ると共に、温度の変化等が有った場合でもジャイロ出力
の良好な直線性およびスケールファクタの安定性を維持
することができる光ファイバジャイロを提供することに
ある。
の角度増分パルスの分解能を高め、ひいては回転角速度
の高精度な検出に寄与することができる光ファイバジャ
イロを提供することにある。
、本発明の第1の形態によれば、回転軸と共動する光フ
ァイバループに光を互いに逆方向に同時に伝搬させ、両
方向に伝播した光に対して一定周波数の信号により位相
変調を行うと共に可変周波数のアナログの鋸歯状波信号
によりセロダイン変調を行い、該変調された両方向の光
の干渉光を検出してその光強度に応じた光電変換出力信
号を出力する光学系と、該出力された光電変換出力信号
から前記一定周波数の信号に同期した成分を抽出し、前
記互いに逆方向に伝播した光の位相差に応じたディジタ
ルの誤差データを出力する信号処理部と、該出力された
誤差データに基づいて前記セロダイン変調用鋸歯状波信
号の周波数をディジタル的に設定する鋸歯状波信号周波
数設定部と、該ディジタル的に設定された周波数データ
に前回の加算データを加算する加算手段と、該加算手段
がオーバーフローした時にその内容をインクリメント/
デクリメントしてディジタルの鋸歯状波対応信号を発生
するカウンタ手段と、該ディジタルの鋸歯状波対応信号
を前記アナログの鋸歯状波信号に変換するD/Aコンバ
ータとを具備し、該変換されたアナログの鋸歯状波信号
をジャイロ出力として取り出すことを特徴とする光ファ
イバジャイロが提供される。
構成の光ファイバジャイロにおいてカウンタ手段で発生
されたディジタルの鋸歯状波対応信号データの最上位ビ
ット以外の特定ビットをジャイロ出力として取り出すこ
とを特徴としている。また、本発明の第3の形態によれ
ば、鋸歯状波信号周波数設定部は、信号処理部から出力
された誤差データにフィードバック・ループゲインを決
定する係数を指示するディジタルデータを乗じる乗算手
段と、該乗算手段の出力データに前回の鋸歯状波信号周
波数設定データを加算して新たな鋸歯状波信号周波数設
定データとして出力すると共に、該新たな鋸歯状波信号
周波数設定データの符号を指示する制御信号を出力する
第1の加算手段とを具備し、一方、鋸歯状波信号発生部
は、第1の加算手段から出力された鋸歯状波信号周波数
設定データに前回の加算データを加算すると共に、オー
バーフローを生じた時にキャリー信号を出力する第2の
加算手段と、該出力されたキャリー信号の数をインクリ
メント/デクリメントしてディジタルの鋸歯状波対応信
号を発生するカウンタ手段と、該ディジタルの鋸歯状波
対応信号を前記アナログの鋸歯状波信号に変換するD/
Aコンバータとを具備しており、前記第1および第2の
加算手段からそれぞれ出力された制御信号およびキャリ
ー信号をジャイロ出力として取り出すことを特徴として
いる。
1の形態の光ファイバジャイロにおいて鋸歯状波信号周
波数設定部でディジタル的に設定された周波数データを
ジャイロ出力として取り出すことを特徴としている。
部に入力されるディジタルの鋸歯状波対応信号周波数設
定データは、加算手段において累算され、該加算手段の
オーバーフローにより生じるキャリーの数をカウンタ手
段がカウントしてディジタルの鋸歯状波対応信号データ
を生成し、このデータをD/Aコンバータがアナログ信
号に変換して鋸歯状波信号が発生され、このアナログの
鋸歯状波信号によりセロダイン変調が行われるようにな
っている。
ィジタルシンセサイザ方式にしてクローズドループを構
成したので、アナログ鋸歯状波信号の周波数変化に際し
てレンジの切り換えを行うことなくダイナミックレンジ
を拡大することができる。また、加算手段とカウンタ手
段の協働作用によりアナログ鋸歯状波信号の振幅が安定
化するよう制御がなされるので、温度の変化等が有った
場合でもジャイロ出力の直線性を良好に保ち、スケール
ファクタの安定性を維持することができる。
作用効果に加えて、角度増分パルスの1パルス当りの重
みを小さくすることができる。例えば、最上位ビット(
MSB)の次に重みを持つビット(MSB−1)をジャ
イロ出力として用いた場合、当該ビットの周波数は最上
位ビットの周波数の2倍となり、その時の角度増分パル
スの重みは1/2に縮小される。つまり、ジャイロ出力
としての角度増分パルスの分解能を高めることができる
。これは、回転角速度の高精度な検出に寄与するもので
ある。
明の他の構成上の特徴と作用の詳細については、添付図
面を参照しつつ以下に記述される実施例を用いて説明す
る。
変調方式光ファイバジャイロの主要部の構成が示され、
図2には図1の実施例を含む各実施例における光ファイ
バジャイロの一部の構成が一部模式的に示される。図1
に示す信号発生装置30および信号処理装置40と図2
に示す光学系の構成については、図6に示す各要素と同
様であるのでその説明は省略する。
設定装置、60は直接合成ディジタルシンセサイザ方式
の鋸歯状波信号発生装置を示す。鋸歯状波信号周波数設
定装置50は、光ファイバジャイロ用信号処理装置40
から出力されるディジタルの誤差データD1とフィード
バック・ループゲインを決定する係数を指示するディジ
タルデータD2に応答するディジタル乗算手段52と、
該ディジタル乗算手段の出力データD3を前回の鋸歯状
波信号周波数設定データD5に加算する加算手段54と
、該加算手段から出力される新たな鋸歯状波信号周波数
設定データD4を外部からのクロック信号A11 に基
づいてラッチするラッチ手段56とから構成されている
。一方、鋸歯状波信号発生装置60は、鋸歯状波信号周
波数設定装置50から出力される鋸歯状波信号周波数設
定データD4を前回の加算データD6に加算する加算手
段62と、該加算手段から出力される加算データD7を
外部からのクロック信号A14 に基づいてラッチする
ラッチ手段64と、加算手段62のオーバーフローによ
り生じるキャリー(キャリー信号A13)を鋸歯状波信
号周波数設定装置50内の加算手段54から出力される
アップ/ダウン切り換え信号A12 に応答してカウン
トするアップ/ダウンカウンタ66と、該カウンタから
出力されるディジタルの鋸歯状波対応信号D8をアナロ
グの鋸歯状波信号(セロダイン変調器駆動信号)A15
に変換するD/Aコンバータ68とから構成されてい
る。
号A15 がジャイロ出力すなわち回転角速度出力とし
て用いられる。上記のように構成された光ファイバジャ
イロにおいて、干渉光強度に対応した受光器26の出力
(光電変換出力信号A2)は、光ファイバジャイロ用信
号処理装置40(例えば特願平1−121236号参照
)によってディジタル的にデモジュレートされ、信号発
生装置30の出力信号の基本波成分(A1)に同期した
成分が検出される。このようにして検出された成分は、
誤差データD1として鋸歯状波信号周波数設定装置50
に入力される。
、ディジタル乗算手段52は、誤差データD1にフィー
ドバック・ループゲインを決定する係数(D2)を乗算
し、ディジタル制御量D3を出力する。加算手段54は
、ディジタル制御量D3に前回の鋸歯状波信号周波数設
定データD5を加算し、新たな鋸歯状波信号周波数設定
データD4を出力する。ラッチ手段56は、外部からの
クロック信号A11 に同期して新たな鋸歯状波信号周
波数設定データD4を1クロック間ラッチし、前回の鋸
歯状波信号周波数設定データD5を加算手段54に出力
する。このようにして発生された新たな鋸歯状波信号周
波数設定データD4は、直接合成ディジタルシンセサイ
ザ方式の鋸歯状波信号発生装置60に入力される。
歯状波信号発生装置60において、加算手段62は、新
たな鋸歯状波信号周波数設定データD4と前回の加算デ
ータD6を加算し、新たな加算データD7を出力すると
共に、演算結果がオーバーフローして桁上げが生じた場
合にキャリー信号A13 を出力する。ラッチ手段64
は、外部からのクロック信号A14 に同期して新たな
加算データD7を1クロック間ラッチし、前回の加算デ
ータD6を加算手段62に出力する。アップ/ダウンカ
ウンタ66は、新たな鋸歯状波信号周波数設定データD
4の符号を表すアップ/ダウン切り換え信号A12に基
づきキャリー信号A13 の数をインクリメント/デク
リメントしてカウントし、該カウント数に基づきディジ
タルの鋸歯状波対応信号D8を出力する。 D/Aコンバータ68は、ディジタルの鋸歯状波対応信
号D8をアナログの鋸歯状波信号A15に変換する。こ
のアナログの鋸歯状波信号A15 は、セロダイン変調
器22に入力され、セロダイン変調用の駆動信号として
用いられる。
設定データD4,D5および加算データD6,D7 の
ビット数を大きく設定することにより、新たな鋸歯状波
信号周波数設定データD4の値が小さくなれば長い周期
で、新たな鋸歯状波信号周波数設定データD4の値が大
きくなれば短い周期で、それぞれ加算手段62からキャ
リー信号A13 が出力される。このキャリー信号A1
3 の数をアップ/ダウンカウンタ66においてインク
リメントまたはデクリメントしてカウントし、このカウ
ント値をD/Aコンバータ68を介してアナログ信号に
変換すれば、短周期から長周期の鋸歯状波信号A15
を発生させることができる。従って、広い周波数範囲の
セロダイン変調が可能となり、光ファイバジャイロとし
てのダイナミックレンジを拡大することができる。
56のクロック信号A11 とラッチ手段64のクロッ
ク信号A14 に依存するので、当該クロック信号A1
1,A14 を高い周波数で用いれば、アナログの鋸歯
状波信号A15 の周波数(周期)を高速で変更するこ
とが可能となり、光ファイバジャイロの出力周波数特性
を高い周波数にまで引き上げることができる。従って、
温度の変化等により鋸歯状波信号A15 の周波数が変
化した場合でも、ジャイロ出力の直線性を良好に保ち、
スケールファクタの安定性を維持することができる。
が示される。本実施例では、アップ/ダウンカウンタ6
6の出力すなわちディジタルの鋸歯状波対応信号D8の
一部がジャイロ出力(回転角速度出力)として用いられ
ている。上記のように構成された光ファイバジャイロに
おいて、第1実施例と同様の動作でアナログの鋸歯状波
信号A15 を発生し、セロダイン位相変調が施される
。ディジタルの鋸歯状波対応信号D8の中で最大の重み
を持つビット、すなわち最上位ビット(MSB)の周波
数はアナログの鋸歯状波信号A15 の周波数fm に
等しく、その次に重みを持つビット(MSB−1)の周
波数はアナログの鋸歯状波信号A15 の周波数fm
のm1 倍(m1 >1の自然数)となる。同様にして
、ディジタルの鋸歯状波対応信号D8の中の各々のビッ
トの周波数はアナログの鋸歯状波信号A15 の周波数
fm のml 倍(ml >1の自然数、ただし「l
」はビットに対応した添字)となる。
8の中の任意の1ビットを選択して当該ビットをジャイ
ロ出力とすると、角度増分パルスの重みは式(5) か
ら、 Δθ=Ω/(ml ・fm)=nλ/
(ml ・2R)…………………(6) で表される。 つまり、アナログの鋸歯状波信号A15 の周波数を用
いる場合に比べて、角度増分パルスの1パルス当たりの
重みを1/ml 倍に縮小することができ、それによっ
て最小分解能を高めることができる。
歯状波信号発生装置60におけるアップ/ダウンカウン
タ66に2進カウンタを用いると、ディジタルの鋸歯状
波対応信号D8は2進値となる。ディジタルの鋸歯状波
対応信号D8の中の最上位ビット(MSB)の周波数は
アナログの鋸歯状波信号A15 の周波数fm と等し
くなり、その次に重みを持つビット(MSB−1)の周
波数はその2倍の周波数となる。総括的に、mを自然数
とすると、任意のビット(MSB−m)の周波数は2m
倍の周波数となる。そこで、この任意のビット(MS
B−m)をジャイロ出力として用いれば、式(6) か
ら明らかなように角度増分パルスの重みは1/2m 倍
に縮小され、それによって最小分解能を高めることが可
能となる。
が示される。本実施例では、鋸歯状波信号発生装置60
の加算手段62から出力されるキャリー信号A13 と
鋸歯状波信号周波数設定装置50から出力されるアップ
/ダウン切り換え信号A12 がジャイロ出力(回転角
速度出力)として用いられている。図中、ジャイロ出力
の一方の信号はアップ/ダウン切り換え信号A12 で
あり、鋸歯状波信号の符号(つまり正ランプか、負ラン
プか)を識別する信号である。また、ジャイロ出力の他
方の信号はキャリー信号A13 であり、鋸歯状波信号
の周波数に対応する信号である。
ットの2進カウンタとすると、ジャイロ出力の周波数は
アナログの鋸歯状波信号A15 の周波数の2m 倍と
なり、上述したように最小分解能を高めることができる
。この場合、キャリー信号A13 を分周してジャイロ
出力としてもよい。図5に本発明の第4実施例の主要部
の構成が示される。
置50から出力されたディジタルの周波数設定データD
4がジャイロ出力(回転角速度出力)として用いられて
いる。この場合、鋸歯状波信号周波数設定データD4は
、周波数すなわち角速度を指示しているので、このデー
タを一定時間積分することで角度増分出力となる。この
時の最小分解能Δθ’は、 Δθ’=Ωmax /N/fca…………
…………………………………(7) で表される。ここ
で、Ωmax は最大入力回転角速度、Nは鋸歯状波信
号周波数設定データの最大値、そしてfcaは第1のク
ロックの周波数を示す。
Δθ=Ωmax /fmax
=Ωmax /(1/2m )/fcb……
……………………………(8) で表される。従って、
N>(1/2m )・(fcb/fca)とすることで
、最小分解能を高めることができる。なお、式(8)
においてfmax はアナログの鋸歯状波信号の最大周
波数、mはアップ/ダウンカウンタ66に2進カウンタ
を用いた場合のビット数、そしてfcbは第2のクロッ
クの周波数を示す。
歯状波信号発生部を直接合成ディジタルシンセサイザ方
式にしてクローズドループを構成したので、レンジの切
り換えを行うことなくダイナミックレンジを拡大するこ
とができる。また、鋸歯状波信号の振幅が安定化するよ
う制御がなされるので、温度の変化等が有った場合でも
ジャイロ出力の直線性を良好に維持し、スケールファク
タの安定性を改善することができる。
重みを小さくすることが可能となり、それによって最小
分解能を高めることができる。
式光ファイバジャイロの主要部の構成を示すブロック図
である。
の一部の構成を一部模式的に示したブロック図である。
式光ファイバジャイロの主要部の構成を示すブロック図
である。
式光ファイバジャイロの主要部の構成を示すブロック図
である。
式光ファイバジャイロの主要部の構成を示すブロック図
である。
ァイバジャイロの構成を一部模式的に示したブロック図
である。
D/Aコンバータ A1…一定周波数の信号(位相変調信号)A2…光電変
換出力信号 A11,A14 …クロック信号 A12 …アップ/ダウン切り換え信号A13 …キャ
リー信号 A15 …可変周波数のアナログ鋸歯状波信号(セロダ
イン変調信号) D1…サニャック効果による光の位相差に応じた信号(
誤差データ) D2…フィードバック・ループゲインを決定する係数を
指示するデータ D3…ディジタル制御量 D4…新たな鋸歯状波信号周波数設定データD5…前回
の鋸歯状波信号周波数設定データD6…前回の加算デー
タ D7…新たな加算データ D8…ディジタルの鋸歯状波対応信号
Claims (5)
- 【請求項1】 回転軸と共動する光ファイバループ(
24)に光を互いに逆方向に同時に伝搬させ、両方向に
伝播した光に対して一定周波数の信号(A1)により位
相変調を行うと共に可変周波数のアナログの鋸歯状波信
号(A15) によりセロダイン変調を行い、該変調さ
れた両方向の光の干渉光を検出してその光強度に応じた
光電変換出力信号(A2)を出力する光学系と、該出力
された光電変換出力信号から前記一定周波数の信号に同
期した成分を抽出し、前記互いに逆方向に伝播した光の
位相差に応じたディジタルの誤差データ(D1)を出力
する信号処理部(40)と、該出力された誤差データに
基づいて前記セロダイン変調用鋸歯状波信号の周波数を
ディジタル的に設定する鋸歯状波信号周波数設定部(5
0)と、該ディジタル的に設定された周波数データ(D
4)に前回の加算データ(D6)を加算する加算手段(
62)と、該加算手段がオーバーフローした時にその内
容をインクリメント/デクリメントしてディジタルの鋸
歯状波対応信号(D8)を発生するカウンタ手段(66
)と、該ディジタルの鋸歯状波対応信号を前記アナログ
の鋸歯状波信号(A15) に変換するD/Aコンバー
タ(68)とを具備し、該変換されたアナログの鋸歯状
波信号をジャイロ出力として取り出すことを特徴とする
光ファイバジャイロ。 - 【請求項2】 回転軸と共動する光ファイバループ(
24)に光を互いに逆方向に同時に伝搬させ、両方向に
伝播した光に対して一定周波数の信号(A1)により位
相変調を行うと共に可変周波数のアナログの鋸歯状波信
号(A15) によりセロダイン変調を行い、該変調さ
れた両方向の光の干渉光を検出してその光強度に応じた
光電変換出力信号(A2)を出力する光学系と、該出力
された光電変換出力信号から前記一定周波数の信号に同
期した成分を抽出し、前記互いに逆方向に伝播した光の
位相差に応じたディジタルの誤差データ(D1)を出力
する信号処理部(40)と、該出力された誤差データに
基づいて前記セロダイン変調用鋸歯状波信号の周波数を
ディジタル的に設定する鋸歯状波信号周波数設定部(5
0)と、該ディジタル的に設定された周波数データ(D
4)に前回の加算データ(D6)を加算する加算手段(
62)と、該加算手段がオーバーフローした時にその内
容をインクリメント/デクリメントしてディジタルの鋸
歯状波対応信号(D8)を発生するカウンタ手段(66
)と、該ディジタルの鋸歯状波対応信号を前記アナログ
の鋸歯状波信号(A15) に変換するD/Aコンバー
タ(68)とを具備し、前記カウンタ手段で発生された
ディジタルの鋸歯状波対応信号データの最上位ビット以
外の特定ビットをジャイロ出力として取り出すことを特
徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項3】 回転軸と共動する光ファイバループ(
24)に光を互いに逆方向に同時に伝搬させ、両方向に
伝播した光に対して一定周波数の信号(A1)により位
相変調を行うと共に可変周波数のアナログの鋸歯状波信
号(A15) によりセロダイン変調を行い、該変調さ
れた両方向の光の干渉光を検出してその光強度に応じた
光電変換出力信号(A2)を出力する光学系と、該出力
された光電変換出力信号から前記一定周波数の信号に同
期した成分を抽出し、前記互いに逆方向に伝播した光の
位相差に応じたディジタルの誤差データ(D1)を出力
する信号処理部(40)と、該出力された誤差データに
フィードバック・ループゲインを決定する係数を指示す
るディジタルデータ(D2)を乗じる乗算手段(52)
と、該乗算手段の出力データ(D3)に前回の鋸歯状波
信号周波数設定データ(D5)を加算して新たな鋸歯状
波信号周波数設定データ(D4)として出力すると共に
、該新たな鋸歯状波信号周波数設定データの符号を指示
する制御信号(A12) を出力する第1の加算手段(
54)と、該第1の加算手段から出力された鋸歯状波信
号周波数設定データに前回の加算データ(D6)を加算
すると共に、オーバーフローを生じた時にキャリー信号
(A13)を出力する第2の加算手段(62)と、該出
力されたキャリー信号の数をインクリメント/デクリメ
ントしてディジタルの鋸歯状波対応信号(D8)を発生
するカウンタ手段(66)と、該ディジタルの鋸歯状波
対応信号を前記アナログの鋸歯状波信号(A15) に
変換するD/Aコンバータ(68)とを具備し、前記第
1および第2の加算手段からそれぞれ出力された制御信
号およびキャリー信号をジャイロ出力として取り出すこ
とを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項4】 前記カウンタ手段が2進カウンタであ
ることを特徴とする請求項2または3に記載の光ファイ
バジャイロ。 - 【請求項5】 回転軸と共動する光ファイバループ(
24)に光を互いに逆方向に同時に伝搬させ、両方向に
伝播した光に対して一定周波数の信号(A1)により位
相変調を行うと共に可変周波数のアナログの鋸歯状波信
号(A15) によりセロダイン変調を行い、該変調さ
れた両方向の光の干渉光を検出してその光強度に応じた
光電変換出力信号(A2)を出力する光学系と、該出力
された光電変換出力信号から前記一定周波数の信号に同
期した成分を抽出し、前記互いに逆方向に伝播した光の
位相差に応じたディジタルの誤差データ(D1)を出力
する信号処理部(40)と、該出力された誤差データに
基づいて前記セロダイン変調用鋸歯状波信号の周波数を
ディジタル的に設定する鋸歯状波信号周波数設定部(5
0)と、該ディジタル的に設定された周波数データ(D
4)に基づいて前記アナログの鋸歯状波信号(A15)
を発生する鋸歯状波信号発生部(60)とを具備し、
前記鋸歯状波信号周波数設定部でディジタル的に設定さ
れた周波数データをジャイロ出力として取り出すことを
特徴とする光ファイバジャイロ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03111483A JP3085725B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 光ファイバジャイロ |
| US07/840,535 US5412471A (en) | 1991-03-12 | 1992-02-25 | Optical gyro with expanded detectable range of input rotation angular velocity and optical waveguide-type phase modulator used in the same |
| FR9202235A FR2676124B1 (fr) | 1991-03-12 | 1992-02-26 | Gyroscope optique et modulateur de phase du type a guide d'onde optique utilise dans ce gyroscope. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03111483A JP3085725B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 光ファイバジャイロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04339212A true JPH04339212A (ja) | 1992-11-26 |
| JP3085725B2 JP3085725B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=14562407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03111483A Expired - Lifetime JP3085725B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-05-16 | 光ファイバジャイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3085725B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06221859A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-12 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 光干渉角速度計 |
| CN102538826A (zh) * | 2012-02-13 | 2012-07-04 | 光庭导航数据(武汉)有限公司 | 基于地图匹配数据与gps的自适应陀螺误差校正方法 |
| WO2018070442A1 (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 光角度変調測定装置及び測定方法 |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP03111483A patent/JP3085725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06221859A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-12 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 光干渉角速度計 |
| CN102538826A (zh) * | 2012-02-13 | 2012-07-04 | 光庭导航数据(武汉)有限公司 | 基于地图匹配数据与gps的自适应陀螺误差校正方法 |
| WO2018070442A1 (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 光角度変調測定装置及び測定方法 |
| JPWO2018070442A1 (ja) * | 2016-10-12 | 2019-07-25 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 光角度変調測定装置及び測定方法 |
| US11098998B2 (en) | 2016-10-12 | 2021-08-24 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Apparatus and method for optical angle modulation measurement by a delayed self-heterodyne method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3085725B2 (ja) | 2000-09-11 |
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