JPH04340724A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH04340724A JPH04340724A JP3113325A JP11332591A JPH04340724A JP H04340724 A JPH04340724 A JP H04340724A JP 3113325 A JP3113325 A JP 3113325A JP 11332591 A JP11332591 A JP 11332591A JP H04340724 A JPH04340724 A JP H04340724A
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- H10D30/6719—Thin-film transistors [TFT] having supplementary regions or layers in the thin films or in the insulated bulk substrates for controlling properties of the device characterised by the properties of the source or drain regions, e.g. compositions or sectional shapes characterised by the doping profiles, e.g. having lightly-doped source or drain extensions having significant overlap between the lightly-doped drains and the gate electrodes, e.g. gate-overlapped LDD [GOLDD] TFTs
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ス方式の液晶ディスプレイや、イメージセンサや、液晶
シャッターアレイや、3次元集積素子などに応用される
薄膜トランジスタの製造方法に関する。
ティブマトリクス型の液晶表示体の絵素に応用されてい
るように、次のような利点を有することが知られている
。
を透過するような透明の基板上に均一な特性のトランジ
スタを形成できる。■P−N接合面積を小さくすること
により、浮遊容量を小さくできる。
基板上に薄膜トランジスタを形成して、同じ基板上に絵
素トランジスタや、同じ基板上にこの絵素を駆動するた
めの薄膜トランジスタによるC−MOS回路を構成して
いる例もある。ところが、このC−MOS回路は100
0℃以上の温度で形成したゲート絶縁膜や、イオン注入
後の不純物の活性化を行っているため、歪点が800℃
以下の安価な大面積のガラス基板が使えない欠点があっ
た。
縁基板が高価であることから、これに代わるものとして
、溶融水晶板や、Si基板を1000℃以上温度で酸化
して形成した非晶質SiO2膜やSi基板上に堆積した
非晶質SiO2膜あるいは非晶質SiN膜を用い、これ
らの上に半導体薄体を形成する方法が提案されている。 ところが、これらSiO2膜やSiN膜は単結晶でない
ため、その上シリコン層を被着形成し1000℃以上の
温度のプロセスで結晶化すると基板上には多結晶が成長
する。この多結晶の粒径は数10nmであり、このうえ
にMOSトランジスタを形成しても、そのキャリア移動
度はバルクシリコン上のMOSトランジスタの数分の1
程度である。
ス基板用に、歪点が850℃以下の安価なガラス基板上
のMOSトランジスタでは、1000℃以上のプロセス
を利用することが出来ないので、減圧化学気相成長法で
シリコン層を堆積しても、多結晶の粒径は高々数nmで
あるため、この上にMOSトランジスタを形成しても、
そのキャリア移動度は、バルクシリコン上のMOSトラ
ンジスタの数十分の1程度である。
等をシリコン薄膜上を走査し、該薄膜の溶融再固化を行
うことにより、結晶粒径を増大させ単結晶化する方法が
検討されている。この方法によれば、絶縁基板上に高品
質シリコン単結晶相を、または高品質多結晶を形成でき
、それを用いて作成した素子の特性も向上し、バルクシ
リコンに作成した素子の特性と同程度まで改善される。 さらにこの方法では、素子を積層化することが可能とな
りいわゆる3次元ICの実現が可能となる。そして高密
度、高速、多機能などの特徴を持つ回路が得られるよう
になる。
動領域のシリコン層の結晶化に応用し、MOSトランジ
スタの高性能化を試みた第1の従来例として公開特許公
報昭61−78119、「半導体の製造方法」が挙げら
れる。
ンジスタの形成のために、自己整合型の構造を得るため
に、イオン注入法により不純物を注入し、レーザービー
ムの照射によって薄膜トランジスタのソース領域および
ドレイン領域を形成する試みがなされている。この方法
によれば、600℃以下の低温プロセスにより、自己整
合型の薄膜トランジスタを形成できる。
ース・ドレイン領域に注入された不純物の活性化に応用
した第2の従来例として、Extended Abst
racts of the 22nd(1990 In
ternational) Conference o
n Solid State Devices and
Materials,Sendai,1990,pp
.971−974 「Large Area Dopi
ng Process for Fabricatin
g of p−SiTFT’s Using Buck
et Ion Source and XeCl Ex
cimer Laser Annealing」が挙げ
られる。
がら説明する。CVD法により多結晶シリコン層を石英
よりも低融点の耐熱性ガラス601に形成し、図6aの
ように短波長のレーザー604を照射して多結晶シリコ
ン層の表面部を結晶化し、次に、図6bのようにシリコ
ンイオン注入605して上記レーザー照射したシリコン
層の下部領域607を非晶質化し、次にこのシリコン層
を600℃で15時間程度の熱処理を施して非晶質部を
固相成長させて結晶粒子の粒径の増大608を試みてい
る。薄膜トランジスタの能動領域の膜厚が100nm以
下、特に20〜50nmの膜厚であるときに実行移動度
が大きな良好な電気的特性が得られることは周知の事実
である。従来例では膜厚が数十nm程度の薄膜シリコン
層を得るために、図6eのように上記に示した固相成長
工程が終了した多結晶シリコン層に対し、表面を燐酸に
てエッチング処理を施している。一般に、固相成長を施
した多結晶シリコン層は、TEM(電子透過顕微鏡)に
よる観察では粒径数μm程度の大きな結晶粒が得られる
ことは知られているが、結晶粒界(グレンバウンダリ)
ばかりでなく結晶粒内部には極めて多数の微細な欠陥が
存在している。このため、薄膜トランジスタの電気的特
性、例えば実行移動度の増加のために従来例では上記の
固相成長後の多結晶シリコン層を水素化処理を試みてい
る。従来例ではこの水素化処理を図6dあるいは図6e
の工程が終了した段階で施し、上記多結晶シリコン層の
良質化を実現する試みをしている。
た多結晶シリコン層を薄膜トランジスタの形成に応用し
ているが、不純物ドープ多結晶シリコン層により形成さ
れたゲート電極をマスクとしたセルフアライン法により
ソース領域とドレイン領域を形成して図6gのように薄
膜トランジスタを形成している。
な問題点があった。すなわち、CVD法により形成した
多結晶シリコン層に短波長のレーザー光を照射して表面
部のみを結晶化させ、シリコンイオンの注入により、上
記シリコン層の下部領域を非晶質化した後に固相成長処
理して大粒径の結晶粒を得ようと試みている。しかしな
がら、エキシマレーザーのビームアニールによるアニー
ルされたシリコン層606の結晶粒の大きさは100n
m程度であり、イオン注入後の固相成長の工程では、シ
リコン層606の一つ一つの結晶が核となって非晶質層
607が結晶化するため、従来例の固相成長により得ら
れる結晶の粒径は、シリコン層606の大きさに制限さ
れて、結局固相成長により得られる結晶の粒径は高々1
00nmとなり、従来例が目的とする大粒径の結晶は得
られない。また、固相成長による結晶は、その内部に微
細な欠陥が多数発生するので、従来例による方法では内
部に結晶欠陥を多数存在する、粒径が100nmの結晶
が得られるに過ぎない。
上を図るために、上記の方法で結晶化されたシリコン層
を燐酸でエッチングして薄膜化しているが、燐酸による
エッチング速度がわずか0.2〜0.3Å/分であるた
め、100nmの初期の膜厚を20nm〜50nmにす
るためには160分から400分も時間がかかる。17
0℃の燐酸溶液の状態の時経変化に対する管理が困難な
ばかりでなく、いわゆるスループットが極めて低くなる
欠点がある。
らすため、多結晶シリコン膜が形成されていない裏面か
ら、ガラスの構成成分、例えばアルミニウムイオン、カ
ルシウムイオン、ナトリウムイオンなどが燐酸液中に溶
解し、上記燐酸でエッチングされた多結晶シリコン膜表
面に上記のイオンが付着し、多結晶シリコン層の品質を
著しく低下させる問題点がある。よって、この方法を応
用して作製された薄膜トランジスタのサブスレッショル
ド特性は低下してしまう。
いは図6eの燐酸による多結晶シリコン層の薄膜工程終
了後に、結晶粒界に生じている結晶欠陥、シリコン原子
の未結合手、いわゆるトラップを減少させるため水素化
処理を施し、この工程の終了の後、不純物ドーピング多
結晶によりゲート電極を形成している。不純物ドーピン
グ多結晶シリコンの形成には600℃程度の温度が必要
であるが、450℃以上の温度の熱処理で水素原子はシ
リコン原子から解離してしまう。よって、従来例の方法
による薄膜トランジスタの形成方法では、多結晶シリコ
ン膜中の水素原子が抜けるため、固相成長によって結晶
の粒径の増大を試みているのにもかかわらず、電気的特
性が極めて低い薄膜トランジスタとなる問題があった。
露出したソース・ドレイン領域のシリコン薄膜にバケッ
トイオンソース装置を用いて不純物をイオン注入し、ア
ルゴンレーザーのビームアニールによりこの不純物を活
性化して、ゲート電極に対して自己整合的にソース・ド
レイン領域を形成している。イオン注入法ではシリコン
薄膜の深さy方向に注入されたイオンが、y軸とは傾い
た方向にチャネリングするいわゆる2次元的なチャネリ
ングをするために、図7aに示すようにゲート電極下の
、ソース領域とチャンネル領域の境界部、およびドレイ
ン領域とチャンネル領域の境界部にも不純物が注入され
るが、第2の実施例のようにレーザービームを照射する
ことによりシリコン層に注入された不純物を活性化する
と、上記に述べた境界領域の不純物が活性化されず、図
7bに示すように不純物が活性化されず欠陥が存在する
領域710が残ることになる。よって、第2の従来例に
より製作された薄膜トランジスタは、ゲート電極下のド
レイン領域とチャンネル領域の境界部分の欠陥のために
、ゲート電圧がオフ状態において、ソース・ドレイン間
のリーク電流が大きくなる問題点があった。
鑑み安価なガラス基板が使用できるプロセス温度で、ゲ
ート電極に対して、ソース領域およびドレイン領域を自
己整合的に形成する薄膜トランジスタの製造方法を提供
するものである。また、本発明は、基板全面に渡って均
一に、ソース領域およびドレイン領域を自己整合的に形
成する薄膜トランジスタの製造方法を提供するものであ
る。また、本発明は、欠陥を有しない良質な多結晶シリ
コン薄膜により、移動度の大きい電気的特性の優れた薄
膜トランジスタの製造方法を提供するものである。また
、本発明は、安価なガラス基板が使用できるプロセス温
度で、ソース・ドレイン間のリーク電流の発生が少ない
自己整合型の薄膜トランジスタの製造方法を提供するも
のである。
シリコン層を被着形成する工程と、該シリコン層にエネ
ルギービームを照射する工程と、該エネルギービームの
照射後に熱処理をする工程と、該熱処理後に、該シリコ
ン層をパターニングする工程と、該シリコン層を覆うよ
うに絶縁薄膜を被着形成する工程と、該絶縁薄膜上にゲ
ート電極を被着形成する工程と、該絶縁薄膜を通して該
シリコン薄膜に不純物を注入する工程と、レーザービー
ムを照射することによって該不純物を活性化する工程と
、不純物を活性化する工程が終了した後に熱処理する工
程とを含むを含むことを特徴とする薄膜トランジスタの
製造方法である。
説明する。図1および図2は本発明の実施例の中核とな
る部分の説明を、図3、図4および図5は、図1および
図2の方法を応用した第1、第2および第3の薄膜トラ
ンジスタの製造方法の実施例をそれぞれ示す。
多結晶シリコン層の製造工程を示す断面図である。図1
aに示すが如くあらかじめ洗浄した絶縁性基板上101
に例えば透明なガラス基板上に常圧化学気層成長法によ
って二酸化珪素膜102を基板温度200〜350℃の
温度で200nmの厚さで被着形成する。
基板温度550〜650℃で膜厚10nm〜50nmの
シリコン層103を被着形成する。薄膜トランジスタの
閾値を制御するために、不純物をイオン注入法などで該
シリコン層103中に導入してもよい。
を該シリコン層に照射する。エネルギービームとしては
、例えば波長308nmのXeClエキシマレーザーが
挙げられる。減圧化学気相成長法により形成されたシリ
コン層の場合のビームアニール条件は、パルスレーザー
のパルス幅は50nsecであり、該シリコン層103
の直前のパルスレーザーの個々のパルスのエネルギー強
度は200〜700mJcm−2であり、より適当な強
度としては300〜600mJcm−2である。該シリ
コン層103の同一箇所に照射されるパルスの回数は複
数回であっても構わない。ビームアニールしているとき
、該シリコン層103の周辺の酸素の分圧は10ー5m
mHg以下である。あるいは、ビームアニールしている
とき、該シリコン層103の周辺は、He、Ne、Ar
、Kr、Xeあるいはこれらの混合ガスである不活性ガ
ス雰囲気である。
いはその近傍に酸素が存在すると、ビームアニールによ
って該シリコン層103の温度が上昇したとき、酸素あ
るいは窒素が反応し不純物として該シリコン層中に取り
込まれ良好なシリコン層が得られない。よって、シリコ
ン層をアニールするときには、できる限り真空中あるい
は不活性ガス雰囲気でアニールするとよい。ただし、レ
ーザーアニール後フッ酸などで結晶化したシリコン層の
表面を除去する場合には、酸素雰囲気あるいは窒素雰囲
気あるいは大気中でもビームアニール可能である。
マレーザーに限ることはなく、ArFエキシマレーザー
、KrFエキシマレーザー、YAGレーザーなども利用
することができる。
にシリコン層は、結晶形態がシェブロン構造の多結晶シ
リコン層105になる。
位障壁は約3.1eVであるので,ビームアニールする
ときのエネルギービームが例えば波長が308nmのエ
キシマレーザーのような紫外光の場合、シリコン層の電
子が二酸化珪素膜102に注入されて、シリコン層の二
酸化珪素の界面と反対側の界面には正の電荷を保持する
ようになる。このため、この正電荷を消滅させない限り
、できあがった薄膜トランジスタのゲート電圧に対する
ドレイン電流の特性はデプレションの傾向を示してしま
う。よって、エネルギービームとして特に紫外光を用い
る場合には、このシリコン中の正孔を消滅させることが
必要になる。二酸化珪素ではなく窒化珪素や窒化酸化珪
素に被着形成されたシリコン層に、あるいはガラス基板
上に直接被着形成されたシリコン層に紫外光を照射して
も同様な現象が生じるので、上記の理由でシリコン中に
発生した正孔を消滅することが必要になる。
と、および多結晶シリコン層105と二酸化珪素膜10
2の間に存在する多数の不整合、および多結晶シリコン
層を構成する結晶粒子の粒界に存在する不整合、および
多結晶シリコン粒子中に存在する点欠陥および正孔を減
少または消滅させるため、熱処理を施す。該熱処理の条
件としては、例えば300〜650℃の温度で、時間は
10分から20時間、試料周囲の雰囲気は窒素ガス中あ
るいは不活性ガス中あるいは水素を含んだ不活性ガス中
である。基板に伸縮や反りなどの問題がなければ20時
間を超える時間でも構わない。または、700〜800
℃の温度で5〜10分のラピッドサーマルアニーリング
法でも十分な効果があり、しかも、前記の条件では安価
なガラス基板を使用できる。この熱処理により、多結晶
シリコン層105は、結晶欠陥がほとんどなく、結晶粒
界や、シリコン層と二酸化珪素の不整合性が少ない電気
的特性に優れた良質な多結晶シリコン層106を得るこ
とができる。
不純物をシリコン層中にイオン注入する工程が終了した
後にレーザービームによりシリコン層中の不純物を活性
化し、2次元にチャネルした不純物を熱処理により活性
化する工程に関する本特許の第2の発明について、図2
で示しながら説明する。
に絶縁膜204を通してゲート電極205に対して自己
整合的に不純物をイオン注入する。例えばシリコン層2
03の膜厚が50nmであり絶縁膜204の膜厚150
nmであり不純物がリンである場合のイオン注入する条
件は、イオン打ち込み量が3×1015cm−2であり
、加速電圧は120KeVである。
に不純物が注入された領域207および208が形成さ
れる。領域208は不純物が斜め方向にチャネルを起こ
してゲート電極下部にイオン注入された領域である。
るためにレーザービーム209を図5cのように基板の
ゲート電極が形成されている側から照射する。レーザー
ビームの照射により領域207の不純物は活性化され不
純物ドーピング多結晶シリコン210が形成されるが、
ゲート電極下の領域208の不純物はレーザービームが
照射されず、また領域207で発生した熱の領域208
への熱伝導も不十分なので領域208の不純物は活性化
されないか不十分な活性化状態である。不純物が活性化
されない領域208が存在すると、この領域208が抵
抗となるため薄膜トランジスタのオン電流が減少し、ま
た、ドレイン領域をチャンネル領域の境界部に多数の欠
陥が存在することになるので、ゲート電圧のオフ領域で
ソース・ドレインのリーク電流が極めて大きくなる問題
が生じてしまう。
化するために、熱処理工程を施す。熱処理工程の条件と
しては、300〜650℃の温度で、時間は10分から
20時間、試料周囲の雰囲気は窒素ガス中あるいは不活
性ガス中あるいは水素を含んだ不活性ガス中である。基
板に伸縮や反りなどの問題がなければ20時間を超える
時間で熱処理しても構わない。または、700〜800
℃の温度で5〜10分のラピッドサーマルアニーリング
法でも十分な効果があり、しかも、前記の条件では安価
なガラス基板を使用できる。この熱処理により、該領域
208の不純物は活性化され結晶欠陥の極めて少ない良
質なシリコン層が得られる。この結果本発明によってオ
ン電流が大きく、ゲート電圧のオフ領域でソース・ドレ
インのリーク電流が少ない電気的特性に優れた薄膜トラ
ンジスタを製造することができる。
210の結晶が結晶化の成長核となるので、事実上30
0〜650℃の温度で、時間は10分から数時間の熱処
理でも十分である。
ランジスタの製造方法について述べる。
の実施例である。図4は薄膜トランジスタの第2の製造
方法の実施例である。図5は薄膜トランジスタの第3の
製造方法の実施例である。
スタの製造工程を示す断面図である。図3aに示すが如
くあらかじめ洗浄した絶縁性基板上301に例えば透明
なガラス基板上に常圧化学気層成長法によって二酸化珪
素膜302を基板温度200〜350℃の温度で200
nmの厚さで被着形成する。
基板温度550〜650℃で膜厚150nmのn型のシ
リコン層を被着形成する。該n型のシリコン層に含まれ
る不純物としては、リン、ヒ素、アンチモンが挙げられ
る。ついで該n型のシリコン層をパターニングして、薄
膜トランジスタのソース領域及びドレイン領域となる島
上の領域303及び304を形成する。
04の形成法は上記に限られるものでなく、例えば、該
二酸化珪素膜302上に、i型のシリコン層を減圧化学
気層成長法で例えば基板温度450〜650℃で、膜厚
150nmの厚さで被着形成する。上記i−型のシリコ
ン層を形成する原料ガスとして、SiH4もしくはSi
2H4もしくは、SiH4とSi2H4の混合ガスが使
用できる。ついで該i型のシリコン層中に、イオン注入
法によって例えば、加速電圧120keVで、1015
〜1016cm−2の濃度で不純物を導入する。ついで
、上記シリコン中にイオン注入された不純物を活性化す
るために、基板温度600℃で窒素雰囲気中で2時間の
熱アニールをする。前記i型シリコン中に注入された不
純物を、レーザービームなどのエネルギービームによっ
て活性化することもできる。ついで、該シリコン層をパ
ターニングしてソース領域303及びドレイン領域30
4を形成する。p型の薄膜トランジスタを形成する場合
には、前記のイオン注入の工程に於いて、n型の不純物
の代わりにp型の不純物例えばホウ素をイオン注入して
ソース領域303及びドレイン領域304を形成すれば
よい。
%のHF溶液で該ソース領域及びドレイン領域の表面に
形成された自然酸化膜を除去する。
るシリコン層を例えば減圧化学気層成長法で例えば基板
温度600℃で例えば膜厚15nm〜70nmで前記ソ
ース領域303及びドレイン領域304が形成された基
板を覆うように被着形成する。該シリコン層を形成する
ための原料ガスとして、SiH4、もしくはSi2H4
、もしくはSiH4とSi2H4の混合ガスが使用でき
る。
圧化学気相成長法に限られることなく、グロー放電によ
るモノシランの分解により形成された水素を含有する非
晶質のシリコン層や、スパッタ法によるシリコン層でも
本発明は適用できる。
値を制御するために、該シリコン層を形成後、例えばイ
オン打ち込み法により必要量の不純物を注入する。
と該ドレイン領域304の架け橋となるように図3bの
如く島上にパターニングし、シリコン層305を形成す
る。次に、図3cに示すように、該シリコン層305に
レーザービーム306を照射して結晶化する。該レーザ
ービーム306には、波長308nmのXeClエキシ
マパルスレーザーを用いる。減圧化学気相成長法により
形成されたシリコン層の場合のビームアニール条件は、
パルスレーザーのパルス幅は50nsecであり、該シ
リコン層305の直前のパルスレーザーの個々のパルス
のエネルギー強度は200〜600mJcm−2であり
、より適当な強度としては300〜500mJcm−2
である。該シリコン層305の同一箇所に照射されるパ
ルスの回数は複数回であっても構わない。ビームアニー
ルしているとき、該シリコン層305の周辺の酸素の分
圧は10ー5mmHg以下である。あるいは、ビームア
ニールしているとき、該シリコン層305の周辺は、H
e、Ne、Ar、Kr、Xeあるいはこれらの混合ガス
である不活性ガス雰囲気である。
いはその近傍に酸素が存在すると、ビームアニールによ
って該シリコン層305の温度が上昇したとき、酸素あ
るいは窒素が反応し不純物として該シリコン層305中
に取り込まれ良好なシリコン層が得られない。よって、
シリコン層をアニールするときには、できる限り真空中
あるいは不活性ガス雰囲気でアニールするとよい。ただ
し、レーザーアニール後フッ酸などで結晶化したシリコ
ン層305の表面を除去する場合には、酸素雰囲気、窒
素雰囲気あるいは大気中でもビームアニール可能である
。
マレーザーに限ることはなく、ArFエキシマレーザー
、KrFエキシマレーザー、YAGレーザーなども利用
することができる。
にシリコン層305は多結晶シリコン層306になる。
る応力と、および多結晶シリコン層306と二酸化珪素
膜302の間に存在する多数の不整合、および多結晶シ
リコン層を構成する結晶粒子の粒界に存在する不整合、
および多結晶シリコン粒子中に存在する点欠陥および正
孔を減少または消滅させるため、熱処理を施す。該熱処
理の条件としては、実施例図1で示しながら説明した条
件で行えばよい。
303および該ドレイン領域304および該多結晶シリ
コン層307を覆うようにゲート絶縁膜308を、例え
ば常圧化学気相成長法によって、例えば基板温度300
℃で例えば膜厚150nmの二酸化珪素膜を被着形成す
る。該ゲート絶縁膜308の形成方法および形成材料は
上記に限られるものではない。たとえば、電子サイクロ
トロン共鳴CVD法によってSiO2を被着形成しても
ゲート絶縁膜308として使用可能である。さらに、ま
ず電子サイクロトロン共鳴法(ECR法)によるSiO
2を該ソース領域303および該ドレイン領域304お
よび該多結晶シリコン膜307を覆うように被着形成し
、さらに常圧化学気相成長法によってSiO2を被着形
成した、2層構造のゲート絶縁膜でも良い。また、EC
R法によるSiO2の1層をゲート絶縁膜308として
もよい。次に、図3fに示すようにゲート電極309を
形成する。例えば不純物を導入したシリコン薄膜を該ゲ
ート絶縁膜308を覆うように被着形成し、続いてパタ
ーニングする。該不純物が導入されたシリコン層として
は、リンを不純物として減圧化学気相成長法により形成
されたシリコン層や、PECVD法により形成されたリ
ンを含む非晶質のシリコン層あるいは微結晶シリコン層
などがある。該ゲート電極の厚みは300〜400nm
である。図3fに示すように、該ゲート電極309と該
ソース領域303が、薄膜の積層方向について重なりが
ないいわゆるオフセット構造にする。同様に該ゲート電
極とがiドレイン領域304についてもオフセット構造
とする。
307のオフセット構造部分に、該ゲート電極309に
対して自己整合的に該ゲート絶縁膜308を貫いてイオ
ン注入330する。製作する薄膜トランジスタがn型の
場合には、イオン種としてリンなどがある。例えば、リ
ンの場合、該ゲート絶縁膜306の厚さが150nmの
場合、イオン注入する条件は加速電圧120keVでイ
オン注入量が1×1015〜1×1016cm−3であ
る。 また、製作する薄膜トランジスタがp型の場合に
は、イオン注入するイオン種として、ホウ素などがある
。例えばホウ素の場合には、イオン注入する条件は加速
電圧40keVで、イオン注入量が1×1015〜1×
1016cm−3である。図3gに示すように、ゲート
電極309に対して自己整合的に不純物が注入された領
域311及び312が形成される。
いる不純物を活性化する。
12シリコン層の厚みが25nm程度であると、イオン
注入にされた不純物を熱アニールによる活性化は、例え
ば前記の様なイオン注入条件で、窒素雰囲気中で600
℃で60時間以上もしくは700℃で2時間のアニール
条件が必要である。このアニール条件では、不純物をゲ
ート電極に対して自己整合的に注入したとしても不純物
のチャンネルの横方向の拡散が大きくなり、結局ゲート
電極とソース電極の間、およびゲート電極をドレイン電
極の間で寄生容量が発生してしまう。歪点が600℃前
後の安価なガラス基板上に薄膜トランジスタを製作する
には、前記熱アニールによる活性化条件は適当ではない
。
り該領域311および312に注入された不純物を活性
化する。レーザービーム条件は、波長308nm、半値
幅50nsのXeClエキシマレーザーを、300〜6
00mJcm−2のビームエネルギー強度で、大気中で
基板上に照射する。薄膜トランジスタに照射されるレー
ザービームのパルスの数は適当に複数回であってもよい
。 レーザービームによって活性化された該309および3
10のシート抵抗は0.01〜0.05Ωcm−1であ
り、薄膜トランジスタとして十分使用可能な抵抗値であ
る。レーザービームには前記のXeClエキシマレーザ
ーに限ることなく、ArFエキシマレーザー、KrFエ
キシマレーザー、紫外線と同じ領域に波長を持つYAG
レーザーの高調波などを不純物の活性化に用いることが
できる。前記レーザービームの照射により、領域311
および312は不純物を含む多結晶シリコン膜314お
よび315になる。
ービームの照射により、不純物を含んだシリコン層によ
って形成されたゲート電極も同時にアニールされ、抵抗
が減少する。シリコン層で形成されたゲート電極の厚み
は300nm程度なのでレーザービームエネルギーは活
性領域のシリコン層には到達しない。
施す。この熱処理により、ゲート電極下の斜め方向にチ
ャネルした不純物も活性化され結晶欠陥の極めて少ない
良質なシリコン層が得られる。この結果本発明によって
オン電流が大きく、ゲート電圧のオフ領域でソース・ド
レインのリーク電流が少ない電気的特性に優れた薄膜ト
ランジスタを製造することができる。
領域が既に結晶化されているのでこれが結晶の成長核と
なるので、事実上300〜650℃の温度で、時間は1
0分から数時間の熱処理でも十分である。
9が形成された基板上に被着形成する。層間絶縁膜の材
料として、例えば、常圧化学気相成長法で形成された例
えば膜厚500nmのSiO2がある。さらに、電子サ
イクロトロン共鳴法、スパッタ法、減圧化学気相成長法
などにより形成されたSiO2や、PSG、SiNxを
層間絶縁膜316としても良い。
03および該ドレイン領域304に該層間絶縁膜316
と該ゲート絶縁膜308を貫くようにコンタクト用の窓
部を設けた後、電極となる金属薄膜例えばアルミニウム
薄膜を被着形成し、パターニングしてソース電極317
およびドレイン電極318をそれぞれ形成する。薄膜ト
ランジスタを、アクティブマトリックス方式の液晶表示
体の絵素に用いる場合には、該ドレイン電極318の構
成材料として例えば、インジウム−スズの酸化物(IT
O)を材料にした透明電極を用いることができる。該I
TO薄膜をスパッタ法により被着形成し、パターンエッ
チングし、ついでソース電極材料であるアルミニウム薄
膜をスパッタ法により被着形成しパターンエッチングに
よりソース電極を形成する。
ン電極318が形成された基板を覆うように、パッシベ
ーション膜319を例えば窒化膜を50nmを被着形成
する。該パッシベーション膜は一層に限ることはなく材
料が異なった薄膜を重ねた複数の層が積み重なったもの
でも良い。たとえば、まずスパッタ法によって厚さ20
0nmのSiO2を該ソース電極317及びドレイン電
極312を覆うように被着形成し、続いて有機高分子膜
を被着形成してパッシベーション膜として用いることも
できる。該パッシベーション膜313は薄膜トランジス
タの外界からの汚染を防止するために、さらにこの薄膜
トランジスタがアクティブマトリックス方式の液晶表示
体の絵素に用いられる場合には、液晶分子に薄膜トラン
ジスタが発生する直流電圧の印加を低減する目的がある
。
えば300℃で1時間の熱処理を施して図3iの様に目
的とする薄膜トランジスタを得る。ただし、パッシベー
ション膜に300℃で分解する有機高分子膜を使用する
場合には、該有機高分子膜を形成する前に上記の水素処
理をすることが必要である。
ジスタの製造例であるが、n型の薄膜トランジスタとp
型の薄膜トランジスタを同一基板上に形成し、各々の薄
膜トランジスタのゲート電極とソース電極あるいはドレ
イン電極を適当な配線材料で配線および接続することに
よって、C−MOS回路を構成することができる。
スタの第2の製造方法の工程を示す断面図である。図4
aに示すが如くあらかじめ洗浄した絶縁性基板上401
に例えば透明なガラス基板上に例えば常圧化学気層成長
法によって二酸化珪素膜402を例えば基板温度200
〜350℃の温度で例えば200nmの厚さで被着形成
する。
学気層成長法で例えば基板温度450〜650℃で例え
ば膜厚15nm〜70nmで該二酸化珪素膜402覆う
ように被着形成する。該シリコン層403を形成するた
めの原料ガスとして、SiH4、もしくはSi2H4、
もしくはSiH4とSi2H4の混合ガスが使用できる
。
圧化学気相成長法に限られることなく、グロー放電によ
るモノシランの分解により形成された水素を含有する非
晶質のシリコン層や、スパッタ法によるシリコン層でも
本発明は適用できる。
すようにレーザービーム404を照射して結晶化する。 該レーザービーム404には、波長308nmのXe−
Clエキシマパルスレーザーを用いる。減圧化学気相成
長法により形成されたシリコン層の場合のビームアニー
ル条件は、パルスレーザーのパルス幅は50nsecで
あり、該シリコン層403の直前のパルスレーザーの個
々のパルスのエネルギー強度は200〜600mJcm
−2であり、より適当な強度としては300〜500m
Jcm−2である。該シリコン層403の同一箇所に照
射されるパルスの回数は複数回であっても構わない。実
施例1と同じ理由で、ビームアニールしているとき、該
シリコン層403の周辺の酸素の分圧は10ー5mmH
g以下である。ビームアニールしているとき該シリコン
層403の表面及びその周辺の酸素の分圧は10ー5m
mHg以下である。あるいは、ビームアニールしている
とき、該シリコン層403の周辺は、He、Ne、Ar
、Kr、Xeあるいはこれらの混合ガスである不活性ガ
ス雰囲気である。
マレーザーに限ることはなく、ArFエキシマレーザー
、KrFエキシマレーザー、YAGレーザーなども利用
することができる。
図4cに示すような多結晶シリコン層405となる。本
実施例では、該シリコン層403をビームアニールした
後にパターニングしているが、あらかじめ該シリコン層
を島状にパターニングしたのちに、前記のようにビーム
アニールして多結晶シリコン層405を形成することも
できる。
施して該シリコン層405を良質化する。
リコン層405を覆うようにゲート絶縁膜406を、例
えば常圧化学気相成長法によって、例えば基板温度30
0℃で例えば膜厚150nmの二酸化珪素膜を被着形成
する。該ゲート絶縁膜406の形成方法および形成材料
は上記に限られるものではない。たとえば、電子サイク
ロトロン共鳴CVD法によってSiO2を被着形成して
もゲート絶縁膜408として使用可能である。ECR法
により形成された二酸化珪素膜1層でゲート絶縁膜40
8を形成してもよい。
7を形成する。例えば不純物を導入したシリコン薄膜を
該ゲート絶縁膜408を覆うように被着形成し、続いて
パターニングする。該不純物が導入されたシリコン層と
しては、リンを不純物として減圧化学気相成長法により
形成されたシリコン層や、PECVD法により形成され
たリンを含む非晶質のシリコン層などがある。該ゲート
電極の厚みは300〜400nmである。
に対して自己整合的に該ゲート絶縁膜406を貫いてイ
オン注入408する。製作する薄膜トランジスタがn型
の場合には、イオン種としてリンなどがある。例えば、
リンの場合、該ゲート絶縁膜406の厚さが150nm
の場合、イオン注入する条件は加速電圧120keVで
イオン注入量が1×1015〜1×1016cm−3で
ある。 また、製作する薄膜トランジスタがp型の場合には、
イオン注入するイオン種として、ホウ素などがある。例
えばホウ素の場合には、イオン注入する条件は加速電圧
40keVで、イオン注入量が1×1015〜1×10
16cm−3である。図4fに示すように、ゲート電極
407に対して自己整合的に不純物が注入された領域4
09及び410が形成される。
いる不純物を活性化する。
10のシリコン層の厚みが25nm程度であると、イオ
ン注入にされた不純物を熱アニールによって活性化する
には、例えば前記の様なイオン注入条件で、窒素雰囲気
中で600℃で60時間以上、もしくは700℃で2時
間のアニールが必要である。歪点が600℃前後の安価
なガラス基板上に薄膜トランジスタを製作するには、こ
の熱アニールによる活性化は適当ではない。
り該領域409および410に注入された不純物を活性
化する。レーザービーム条件は、波長308nm、半値
幅50nsのXeClエキシマレーザーを、300〜6
00mJcm−2のビームエネルギー強度で、大気中で
基板上に照射する。薄膜トランジスタに照射されるレー
ザービームのパルスの数は適当に複数回であってもよい
。 レーザービームによって活性化された該409および4
10のシート抵抗は0.01〜0.05Ωcm−1であ
り、薄膜トランジスタとして十分使用可能な抵抗値であ
る。レーザービームには前記のXeClエキシマレーザ
ーに限ることなく、ArFエキシマレーザー、KrFエ
キシマレーザー、紫外線と同じ領域に波長を持つYAG
レーザーの高調波などを不純物の活性化に用いることが
できる。前記レーザービームの照射により、領域409
および410は、不純物を含む多結晶シリコン膜で構成
されたソース領域412およびドレイン領域413とな
る。
ン層中に、斜め方向にチャネルして注入された不純物を
活性化するために、図2で示しながら説明した方法で熱
処理を施す。
ービームの照射により、不純物を含んだシリコン層によ
って形成されたゲート電極も同時にアニールされ、抵抗
が減少する。シリコン層で形成されたゲート電極の厚み
は300nm程度なのでレーザービームエネルギーは活
性シリコン層には到達しない。
7が形成された基板上に被着形成する。層間絶縁膜の材
料として、例えば、常圧化学気相成長法で形成された例
えば膜厚500nmのSiO2がある。さらに、電子サ
イクロトロン共鳴法、スパッタ法、減圧化学気相成長法
などにより形成されたSiO2や、PSG、SiNxを
層間絶縁膜414としても良い。
12および該ドレイン領域413に該層間絶縁膜414
と該ゲート絶縁膜405を貫くようにコンタクト用の窓
部を設けた後、電極となる金属薄膜例えばアルミニウム
薄膜を被着形成し、パターニングしてソース電極415
およびドレイン電極416をそれぞれ形成する。薄膜ト
ランジスタを、アクティブマトリックス方式の液晶表示
体の絵素に用いる場合には、該ドレイン電極416の構
成材料として例えば、インジウム−スズの酸化物(IT
O)を材料にした透明電極を用いることができる。該I
TO薄膜をスパッタ法により被着形成し、パターンエッ
チングし、ついでソース電極材料であるアルミニウム薄
膜をスパッタ法により被着形成しパターンエッチングに
よりソース電極を形成する。
ン電極416が形成された基板を覆うように、パッシベ
ーション膜417を例えば窒化膜を50nmを被着形成
する。該パッシベーション膜は一層に限ることはなく材
料が異なった薄膜を重ねた複数の層が積み重なったもの
でも良い。たとえば、まずスパッタ法によって厚さ20
0nmのSiO2を該ソース電極415及びドレイン電
極416を覆うように被着形成し、続いて有機高分子膜
を被着形成してパッシベーション膜として用いることも
できる。該パッシベーション膜417は薄膜トランジス
タの外界からの汚染を防止するために、さらにこの薄膜
トランジスタがアクティブマトリックス方式の液晶表示
体の絵素に用いられる場合には、液晶分子に薄膜トラン
ジスタが発生する直流電圧の印加を低減する目的がある
。
えば300℃で1時間の熱処理を施して図4hの様に目
的とする薄膜トランジスタを得る。ただし、パッシベー
ション膜に300℃で分解する有機高分子膜を使用する
場合には、該有機高分子膜を形成する前に上記の水素処
理をすることが必要である。
ジスタの製造例であるが、n型の薄膜トランジスタとp
型の薄膜トランジスタを同一基板上に形成し、各々の薄
膜トランジスタのゲート電極とソース電極あるいはドレ
イン電極を適当な配線材料で配線および接続することに
よって、C−MOS回路を構成することができる。
スタの第3の製造方法の工程を示す断面図である。
3の実施例の図5aから図5dまでは薄膜トランジスタ
の製造工程の第1の実施例の図3aから図3dまでと同
じである。
説明する。
成する。例えばCrの様な金属薄膜をスパッタ法あるい
は蒸着法により該ゲート絶縁膜を覆うように被着形成し
、続いてパターニングする。金属薄膜の引っ張り内部用
力が大きいときには、例えばCrの場合には厚みが30
0nmの薄膜では引っ張り応力が大きく、段差部での断
線などの問題を生じる。そこでこのようなゲート電極の
場合は適宜厚みを薄くする必要がある。例えばCrによ
るゲート電極では厚みを150nm程度にするとよい。 しかしながら次の図5fのイオン打ち込みの工程で十分
イオンを阻止できなくなる。この理由で、該ゲート電極
上のレジスト508をパターニングの後に残しておく。 残ったレジストの厚みは500nm以上でありイオン注
入の十分なマスクとなる。
に対して自己整合的に該ゲート絶縁膜506を貫いてイ
オン注入509する。製作する薄膜トランジスタがn型
の場合には、イオン種としてリンなどがある。例えば、
リンの場合、該ゲート絶縁膜506の厚さが150nm
の場合、イオン注入する条件は加速電圧120keVで
イオン注入量が1×1015〜1×1016cm−3で
ある。 また、製作する薄膜トランジスタがp型の場合には、
イオン注入するイオン種として、ホウ素などがある。例
えばホウ素の場合には、イオン注入する条件は加速電圧
40keVで、イオン注入量が1×1015〜1×10
16cm−3である。図5fに示すように、ゲート電極
507に対して自己整合的に不純物が注入された領域5
10及び511が形成される。
08を剥離する。次に、該領域510および511に注
入された不純物を活性化する。
11のシリコン層の厚みが25nm程度であると、イオ
ン注入にされた不純物を熱アニールによって活性化する
には、例えば前記の様なイオン注入条件で、窒素雰囲気
中で600℃で60時間以上、もしくは700℃で2時
間のアニールが必要である。歪点が600℃前後の安価
なガラス基板上に薄膜トランジスタを製作するには、前
記熱アニールによる活性化は適当ではない。
2により該領域510および511に注入された不純物
を活性化する。ビームアニール条件は、波長308nm
、半値幅50nsのXeClエキシマレーザーを、30
0〜600mJcm−2のビームエネルギー強度で、基
板上に照射する。該レーザービーム512の照射によっ
て大気中の気体分子と反応する材料で、ゲート電極が構
成されている場合には、真空中あるいは不活性ガス中で
レーザービームを基板に照射する。薄膜トランジスタに
照射される該レーザービーム512のパルスの数は適当
に複数回であってもよい。該レーザービーム512によ
って活性化された該510および511のシート抵抗は
0.01〜0.05Ωcm−1であり、薄膜トランジス
タとして十分使用可能な抵抗値である。レーザービーム
には前記のXeClエキシマレーザーに限ることなく、
ArFエキシマレーザー、KrFエキシマレーザー、紫
外線と同じ領域に波長を持つYAGレーザーなどを不純
物の活性化に用いることができる。前記レーザービーム
の照射により、領域510および511は、不純物を含
む多結晶シリコン膜で構成されたソース領域313およ
びドレイン領域514となる。
電極下のシリコン層に斜め方向にチャネルした不純物を
活性化し、ゲート電極下のシリコン層中の結晶欠陥を消
滅させる。。
7が形成された基板上に被着形成する。層間絶縁膜の材
料として、例えば、常圧化学気相成長法で形成された例
えば膜厚500nmのSiO2がある。さらに、電子サ
イクロトロン共鳴法、スパッタ法、減圧化学気相成長法
などにより形成されたSiO2や、PSG、SiNxを
層間絶縁膜515としても良い。
13および該ドレイン領域514に該層間絶縁膜515
と該ゲート絶縁膜507を貫くようにコンタクト用の窓
部を設けた後、電極となる金属薄膜例えばアルミニウム
薄膜を被着形成し、パターニングしてソース電極515
およびドレイン電極516をそれぞれ形成する。薄膜ト
ランジスタを、アクティブマトリックス方式の液晶表示
体の絵素に用いる場合には、該ドレイン電極517の構
成材料として例えば、インジウム−スズの酸化物(IT
O)を材料にした透明電極を用いることができる。該I
TO薄膜をスパッタ法により被着形成し、パターンエッ
チングし、ついでソース電極材料であるアルミニウム薄
膜をスパッタ法により被着形成しパターンエッチングに
よりソース電極を形成する。
ン電極517が形成された基板を覆うように、パッシベ
ーション膜518を例えば窒化膜を50nmを被着形成
する。該パッシベーション膜は一層に限ることはなく材
料が異なった薄膜を重ねた複数の層が積み重なったもの
でも良い。たとえば、まずスパッタ法によって厚さ20
0nmのSiO2を該ソース電極516及びドレイン電
極517を覆うように被着形成し、続いて有機高分子膜
を被着形成してパッシベーション膜として用いることも
できる。該パッシベーション膜518は薄膜トランジス
タの外界からの汚染を防止するために、さらにこの薄膜
トランジスタがアクティブマトリックス方式の液晶表示
体の絵素に用いられる場合には、液晶分子に薄膜トラン
ジスタが発生する直流電圧の印加を低減する目的がある
。
えば300℃で1時間の熱処理を施して図5hの様に目
的とする薄膜トランジスタを得る。ただし、パッシベー
ション膜に300℃で分解する有機高分子膜を使用する
場合には、該有機高分子膜を形成する前に水素処理をす
る必要がある。
ランジスタの製造例であるが、n型の薄膜トランジスタ
とp型の薄膜トランジスタを同一基板上に形成し、各々
の薄膜トランジスタのゲート電極とソース電極あるいは
ドレイン電極を適当な配線材料で配線および接続するこ
とによって、C−MOS回路を構成することができる。
ンジスタの製造方法は、エネルギービームの照射により
シリコン層を結晶化した後に熱処理工程を施すことによ
り、シリコン層中の欠陥を消滅することができるため、
サブスレッショルド特性が優れた薄膜トランジスタが製
造することができるので、この薄膜トランジスタにより
高速動作のC−MOS回路を構成することができる。こ
の結果、アクティブマトリクス型の液晶表示体の駆動回
路を絵素と同じ安価なガラス基板に形成することができ
るので、高精細の液晶表示体を安価に製造することがで
きる。
対して自己整合的にイオン注入された不純物をレーザー
ビームにより活性化した後に、シリコン層中にイオン注
入による欠陥を消滅させるための熱処理工程により、ゲ
ート電圧がオフ領域でソース・ドレイン間のリーク電流
がなくなるため、液晶表示体の絵素電極の電化の保持が
高まるため、フリッカーがなくコントラストが高い優れ
た液晶表示体を製造することができる。
ゲート電極、およびゲート電極とドレイン電極の間の絶
縁耐圧の高い、ゲート電極に対して自己整合的な薄膜ト
ランジスタを形成することができる。
チャンネルの横方向の拡散距離が短いために、ゲート電
極のソース電極の間に生じる寄生容量と、ゲート電極と
ドレイン電極の間で生じる寄生容量が極めて小さいため
に、高速動作が可能な薄膜トランジスタを形成すること
ができる。
クティブマトリックス型の液晶表示帯の絵素に用いる場
合には、前記寄生容量の少ない自己整合的な薄膜トラン
ジスタであるために、前記画面全体に渡って、色ムラ、
フリッカー、ゲート信号の遅延などのない良質な画像を
得ることができる。
法では、絶縁基板に安価なガラスを用いることができる
ため、大面積の液晶表示体を製造することができる。
造にも適用可能である。
ン層を結晶化した後に熱処理工程によってシリコン層の
良質化に関する発明を示す図。
層中の不純物を活性化した後に熱処理工程によって斜め
方向にチャネルした不純物の活性化に関する発明を示す
図。
る第1の実施例の工程図。
る第2の実施例の工程図。
る第3の実施例の工程図。
面図。
不純物の活性化の問題点を示す図。
絶縁基板102、202、3
02、402、502
二酸化珪素膜103、305、403、503
シリコン
層104、206、209、306、313、404、
411、504、512 レーザービーム 105、203、307、405、505
多結晶シリコン層 106
良質化した多結晶シリコン層 204、308、406、506
ゲート絶縁膜205、309
、407、507
ゲート電極207、311、312、409
、410、510、511 不純物
が注入された領域 208
不純物が斜め方向にチャネル注入した領域 210
不純物が活性化した領域 211
不純物が活性化した領域 303、412、513
ソース領域304、413、
514
ドレイン領域314、315
不純物
を含む多結晶シリコン膜 316、414、518
層間絶縁膜317、415、
516
ソース電極318、416、516
ドレイン
電極319、417、518
パッシベーション膜
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁基板上にシリコン層を被着形成す
る工程と、該シリコン層にエネルギービームを照射する
工程と、該エネルギービームの照射後に熱処理をする工
程と、該熱処理後に、該シリコン層をパターニングする
工程と、該シリコン層を覆うように絶縁薄膜を被着形成
する工程と、該絶縁薄膜上にゲート電極を被着形成する
工程と、該絶縁薄膜を通して該シリコン薄膜に不純物を
注入する工程と、レーザービームを照射することによっ
て該不純物を活性化する工程とを含むことを特徴とする
薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項2】 前記請求項1記載のエネルギービーム
として紫外光であることを特徴とする請求項1記載の薄
膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項3】 前記請求項2記載の紫外光としてエキ
シマレーザーであることを特徴とする請求項1記載の薄
膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項4】 絶縁基板上にシリコン層を被着形成す
る工程と、該シリコン層にエネルギービームを照射する
工程と、該シリコン層をパターニングする工程と、該シ
リコン層を覆うように絶縁薄膜を被着形成する工程と、
該絶縁薄膜上にゲート電極を被着形成する工程と、該絶
縁薄膜を通して該シリコン薄膜に不純物を注入する工程
と、レーザービームを照射することによって該不純物を
活性化する工程と、該不純物を活性化した工程の後に熱
処理を含む工程とを含むことを特徴とする薄膜トランジ
スタの製造方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11332591A JP3347340B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11332591A JP3347340B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002192605A Division JP3467571B2 (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04340724A true JPH04340724A (ja) | 1992-11-27 |
| JP3347340B2 JP3347340B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=14609379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11332591A Expired - Lifetime JP3347340B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3347340B2 (ja) |
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