JPH0434092Y2 - - Google Patents

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JPH0434092Y2
JPH0434092Y2 JP13829887U JP13829887U JPH0434092Y2 JP H0434092 Y2 JPH0434092 Y2 JP H0434092Y2 JP 13829887 U JP13829887 U JP 13829887U JP 13829887 U JP13829887 U JP 13829887U JP H0434092 Y2 JPH0434092 Y2 JP H0434092Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、車体の上部開口を覆う使用位置か
ら、車体後部の収納部へ格納可能な可動ルーフを
備えた自動車の開閉屋根装置に関する。
従来技術 自動車の上部を開放してオープンエアモータリ
ングを楽しめるように、可動ルーフを設けた自動
車は従来より周知である。この種の自動車は一般
にコンバーテイブル車とも称せられている。
第10図は従来の開閉屋根装置1aを備えた自
動車の一例を示す概略図である。ここに示した開
閉屋根装置1aはフロントルーフ2aとリヤルー
フ3aからなる可動ルーフ4aを有し、フロント
ルーフ2aは例えば板金等の剛体から成り、リヤ
ルーフ3aは幌等の可撓性シートから構成され、
このシートの縁部は車体10aにピン11aを介
して回動可能に支持された回動アーム5aに取付
けられている。フロントルーフ2aの後端は連結
ピン6aを介して回動アーム5aに枢着されてい
る。
可動ルーフ4aが実線で示すように使用位置に
存するとき、該ルーフ4aは車体上部の開口を覆
う。車体上部の開口を開放するときは、回動アー
ム5aを矢印方向を回動させながら可動ルーフ4
aを鎖線で示すように作動させ、最終的に車体後
部に位置する収納部7aに破線で示すように格納
する。逆の操作によつて可動ルーフ4aを再び使
用位置にもたらすことができる。第10図に示し
た格納部7aはリヤシート8aの後方に位置して
いる。
ところで可動ルーフ4aが収納部7aに格納さ
れているとき車体上部の開口が開放されるだけで
なく、収納部7aに格納された可動ルーフ4aが
丸見えとなり、その外観が著しく害される。また
可動ルーフ4aを使用位置にもたらして該ルーフ
4aを車体に装着したときも、リヤシート8aの
後方の収納部7aが車室内から丸見えとなり、こ
れによつても車室内の美観が低下する。
可動ルーフは、そのフロントルーフだけでなく
リヤルーフも剛体から成るもの、あるいは全体が
可撓性シートから成るもの等、各種形態のルーフ
が公知であるが、いずれの形式の可動ルーフを用
いた屋根開閉装置においても上述した欠点を免れ
ない。
目 的 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去した冒
頭に記載した形式の開閉屋根装置を提供すること
である。
構 成 本考案は、上記目的を達成するため、収納部の
上部を覆う閉位置と、該上部を開放する開位置と
の間を回動可能に、車体に枢支された収納アウタ
カバー及び収納インナカバーを有し、前記可動ル
ーフが使用位置に存するとき、収納アウタカバー
は該ルーフよりも車外側に位置して収納部の上部
を覆い、収納インナカバーはルーフよりも車内側
に位置して収納部の上部を覆うように各カバーが
それぞれ配置され、収納インナカバーが閉位置へ
向けて回動するとき、該カバーが閉位置に至る直
前か、又は至つた後に収納インナカバーを収納ア
ウタカバーに向けてずらすシフト手段を設けた構
成を提案する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案に係る開閉屋根装置1を有する
自動車の一例を示し、この装置1の可動ルーフ4
も剛体から成るフロントルーフ2と、その後端部
に連結ピン6を介して枢着されたリヤルーフ3を
有し、リヤルーフ3はその下端部がピン11を介
して車体10に枢支されている。この例では、リ
ヤルーフ3は第3図及び第6図に示すように、そ
の外板に固定されたウインドフレーム30と、こ
れに固定されたバツクウインドウ12を有し、そ
の全体が剛体から構成されている。
第1図と第3図は可動ルーフ4が車体上部の開
口13を覆つたときの使用位置に存する状態を示
している。このとき、車体10及び可動ルーフ4
によつて車室内が区画されるが、この車室内には
フロントシート14とリヤシート8が位置し、リ
ヤシート8の後方に可動ルーフ4の収納部7が配
置されている。
上述のように可動ルーフ4が使用位置にあると
き、収納部7の上部はルーフ4よりも車外側に位
置する収納アウタカバー15と、車内側に位置す
る収納インナカバー16によつて覆れている。そ
の際、アウタカバー15は第3図に示すように車
体10の外板と同様な外観を呈し、またインナカ
バー16は通常の自動車の内装材(パツケージト
レイ)と同様にリヤシート8の後方を覆つてい
る。よつて、車外から見たときの自動車の外観と
車室内における美観が向上し、従来のように収納
部が丸見えとなるようなことはない。
収納アウタカバー15とインナカバー16は、
それぞれ枢ピン17,18を介して矢印で示す方
向に回動可能に枢支され、第1図に実線と鎖線で
示したように、収納部7の上部を閉鎖する閉位置
と、この上部を開放する開位置との間を回動する
ことができる。
可動ルーフ4を格納して車体上部の開口13
(第3図)を開放するときは、アウタカバー15
とインナカバー16をそれぞれ第1図に示した矢
印の方向に回動し、これらを開位置にもたらす。
この状態で従来と同様にリヤルーフ3を矢印方向
に回動させながら、鎖線で示すようにリヤルーフ
3とフロントルーフ2を折り畳んで行き、第2図
に示す如く収納部7に格納する。次いで、アウタ
及びインナカバー15,16を再び矢印と反対の
方向に回動して、これらを閉位置にもたらせば、
第3図と同様に収納部7の上部を覆うことがで
き、その外観低下を防止することができる。逆の
操作を行うことにより、可動ルーフ4を再び使用
位置にもたらすことができる。
可動ルーフ4を開閉作動させるとき、両カバー
15,16はルーフ4の移動軌跡外の開位置に位
置しているので、カバー15,16に邪魔される
ことなくルーフ4を作動させることができる。
なお、可動ルーフ4は、手動又は電動等の自動
操作で作動させることができ、その具体的構成は
既に公知であり、しかも各種の構成が本出願人に
よつても既に提案されているので、これに関する
説明は省略する(例えば、実願昭60−115223号等
を参照)。
可動ルーフ4が開閉動作するとき、フロントル
ーフ2はリヤシート8に着座した乗員の頭部後方
を通過するが、この動作時には必ず収納インナカ
バー16はほぼ直立に立上つた開位置を占める。
このため、乗員は可動ルーフ4が作動しているこ
とを、インナカバー16の立上り動作によつて即
座に知ることができ、よつて乗員がフロントルー
フに頭等を当てるような恐れはない。即ち、イン
ナカバー16は、その動きによつて乗員に警告を
与え、乗員に注意を促す働きもなすのである。ま
たインナカバー16が立上れば、これが作動中の
フロントルーフ2と乗員の側との間に位置する隔
壁を構成し、乗員がこの隔壁よりも後に体を動か
すことを阻止する。これにより、フロントルーフ
2と乗員との干渉を完全に阻止することができ
る。
ところで可動ルーフが格納されているときも、
また車体10に装着されているときも、アウタカ
バー15とインナカバー16を閉じて収納部7の
上部を閉鎖することができるが、この場合、イン
ナカバー16を単に枢ピン18を中心として回動
可能に支持しただけであると、可動ルーフを収納
部7に収めた状態で両カバー15,16を閉じる
と、これらの間に隙間ができる欠点を生じる。即
ち、第11図aのように、可動ルーフ4を使用位
置に装着した状態で両カバー15,16を閉じた
ときは、これらの間にリヤルーフ3が位置してい
るので、ここに隙間ができることを阻止できる
が、第11図bのように可動ルーフを収納部に収
納した状態で両カバー15,16を閉じれば、こ
こにリヤルーフ3の厚さに相当する隙間Gがで
き、その外観が低下する。本考案に係る屋根開閉
装置においては、このような欠点も除去できるよ
うに、収納インナカバーが閉位置に向けて回動す
るとき、該カバーが閉位置に至る直前か、又は至
つた後に、収納インナカバーをアウタカバーに向
けてずらすシフト手段が設けられている。以下、
これに関連した具体的構成例を説明する。なお、
この実施例では収納アウタカバー15の開閉動作
に連動して収納インナカバー16が開閉するよう
に構成されており、この構成を含めた全体構成を
明らかにする。
第1図乃至第3図に示すように、自動車のバツ
クドア開閉装置等に一般に用いられているダンパ
ステー20が設けられ、そのシリンダ21の後端
がピン22をかいして車体10に枢着され、この
ステー20のピストンロツド23の先端がアウタ
カバー15に枢着されている。シリンダ21に
は、これに固着されたブラケツト24を介して作
動ロツド25の後端が枢着され、該ロツド25は
車体10の前方に向けて延びている。
一方、第4図乃至第6図、特に第4図に明示す
るように収納インナカバー16の下方領域には、
ベース31が車体10に固着され、その上部の孔
に前述の枢ピン18が嵌合し、該ピン18に回動
リンク32が回転自在に支持されている。
回動リンク32の下部には、スライドリンク3
3の前端部が連結ピン34を介して枢着され、ス
ライドリンク33の後部に形成されたスロツト3
5に、前述の作動ロツド25の前端部に突設され
た突ピン36が抜け出すことのないように、摺動
自在に嵌合している。
またインナカバー16の下面には取付片37が
固着され、この取付片37に回動リンク32の上
部が支持ピン38を介して枢支されている。
枢ピン18と支持ピン38には、ねじりコイル
ばねから成る第1スプリング39と第2スプリン
グ40がそれぞれ巻回され、第1スプリング39
の一端はベース31に、他端は回動リンク32に
係止され、また第2スプリング40の一端は回動
リンク32に、その他端は収納インナカバー16
の下面にそれぞれ係合している。
第4図における41,42は、枢ピン18と支
持ピン38の離脱を阻止する係止リンク、43は
ロツド25の突ピン36に螺着して該ピン36が
スロツト35から外れることを阻止するねじであ
る。また44は車体10に固設されたストツパで
あり、その働きは後に明らかにする。
以上、車体10の一方の側(第3図の手前側)
に設けられた各要素の構成を説明したが、他方の
側にも同様な各要素が対称に配置されており、第
3図にはそのうちのダンパステーとこれに枢着さ
れたロツドを示してある。
アウタカバー15を開位置に向けて回動する
と、ダンパステー20のシリンダ21もピン22
を中心として回動し、ピストンロツド23がシリ
ンダ21から突出する方向に作動する。これに伴
つてロツド25が第3図における矢印方向に作動
し、これによつて回動リンク32がスライドリン
ク33を介して引かれる。このとき第1スプリン
グ39は回動リンク32を第5図における時計方
向に付勢しているが、リンク32がロツド25に
よつて引かれているため、回動リンク32は第1
スプリング39の作用に抗して反時計方向に回動
し、これに伴つてインナカバー16が開き、アウ
タカバー15が開位置に至つたときインナカバー
16も第5図a及び第6図aに示すように開位置
に至る。
次に、両カバー15,16を閉じるときの動作
を説明する。先ず可動ルーフ4を収納部7に収納
した状態で両カバー15,16を閉じる場合を明
らかにする。
第5図aは可動ルーフ4を収納部7に収めた状
態で、収納インナカバー16が開位置を占めてい
るときの様子を示している。この状態でアウタカ
バー15を閉じ始めると、ロツド25が第5図a
における矢印方向に作動し、それまで回動リンク
32を引いていた力が徐々に解除されて行く。こ
のとき、回動リンク32は第1スプリング39に
よつて時計方向の回動習性を与えられているの
で、その付勢力によりスライドリンク33を左方
に引きながら枢ピン18のまわりを時計方向に回
動する。但しアウタカバー15の閉動に従つて
徐々にロツド25を介しての引張力が解除される
ので、回動リンク32は、ロツド25とスライド
リンク33に規制されながら回動する。このと
き、第2スプリング40の作用で、回動リンク3
2の上部はインナカバー16に当り、回動リンク
32に対するインナカバー16の姿勢を第5図a
の状態に維持する。よつて、回動リンク32の回
動に伴つて、インナカバー16は第5図aの状態
のまま枢ピン18のまわりを時計方向に回動す
る。即ち閉じ始めるのである。そしてインナカバ
ー16の先端が車体に設けられたストツパ44に
当るまでこの状態が続けられる。
第5図bのようにインナカバー16がストツパ
44に当つて閉位置に至つたとき、アウタカバー
15の方は未だ閉位置には達しておらず、その回
動を続ける。このとき、第1スプリング39の方
が第2スプリング40よりも大きな回転力を発生
するように、各スプリングのばね定数が設定され
ているので、ロツド25とスライドリンク33は
さらに第5図bにおける左方、即ち矢印方向に移
動し、インナカバー16が回動を停止しても、回
動リンク32は第5図cのように第1スプリング
39の作用でさらに時計方向に回転を続け、この
とき第2スプリング40を変形させる。このよう
にして変形した第2スプリング40の弾性復帰力
に抗して、回動リンク32とインナカバー16が
支持ピン38を中心として第5図cのように開拡
する。この開拡動作に伴つて、インナカバー16
は第5図cの右方に向けてずれ動き、該カバー1
6の先端部はストツパ44の上をスライドする。
アウタカバー15が完全に閉じきつたところ
で、ロツド25とスライドリンク33が停止し、
その張りないし拘束力によつて回動リンク32も
回動を停止する。このとき、上述のようにインナ
カバー16はアウタカバー15へ向けてずれ動い
ているので、両カバー15,16間の間隔dは最
小となり、これを0にすることも可能である。こ
のようにして両カバー15,16を閉じたときの
外観を向上させることができる。、また、インナ
カバー16とリヤシート8に可撓性シート、ある
いは図示する如き可撓性の蛇腹50を設けてお
き、これによつてカバー16とリヤシート8との
間の隙間を隠すようにすれば、より一層美観を向
上させることができる。
可動ルーフ4を使用位置にもたらしてこれを車
体に装着するため、両カバー15,16を開くと
きは、アウタカバー15の開動に伴つて上述した
動作と逆の動作が行われ、前述の如く両カバーが
開位置にいる。
上述したところから判るように、本例では主と
してベース31、回動リンク32、ピン18,3
8、スプリング39,40及びストツパ44等
が、閉位置に至つた後のインナカバー16をアウ
タカバー15に向けてずらすシフト手段を構成す
る。
次に、可動ルーフ4を使用位置にもたらして、
車体の上部開口を閉鎖した状態で、両カバー1
5,16を閉じるときの動作を説明する。
第6図aは可動ルーフ4が車体に装着され、か
つインナカバー16が開位置にあるときの様子を
示している。可動ルーフ4を装着した後、アウタ
カバー15を閉じ始めると、第5図aの場合と同
様に回動リンク32はロツド25とスライドリン
ク33に規制されながら、第1スプリング39の
作用で枢ピン18のまわりを時計方向に回動し、
これに伴つてインナカバー16もピン18を中心
として時計方向に回動する。
第6図bに示す如く、インナカバー16がリヤ
ルーフ3のウインドフレーム30に付設されたス
トツパ51に当るまで、上述の動作が続けられ
る。可動ルーフ4が装着されているときは、第6
図bの状態がインナカバー16の閉位置である。
第5図bの場合と同様にインナカバー16がス
トツパ51に当つた後も、回動リンク32は回動
し続け、第6図cに示す如くリンク32とインナ
カバー16は、第2スプリング40の作用に抗し
て支持ピン38を中心として開拡し、インナカバ
ー16の先端はストツパ51の上をスライドし、
インナカバー16がアウタカバー15へ向けてず
れ動く。
インナカバー16は、その先端がストツパ51
に突き当つたところでそのスライドを停止し、の
ときインナカバー16とリヤルーフ3との間の間
隔Dが最小となる。これに伴つて回動リンク32
の回転も止まるが、この停止位置は可動ルーフ収
納時の第5図cの場合の停止位置と異なり、リン
ク32が停止してもアウタカバー15は回動を続
け、ロツド25は第6図cにおける矢印方向に移
動する。しかし、このときロツド25の突ピン3
6がスライドリンク33のスロツト35中を移動
するので、回動リンク32にロツドからの過大な
力が作用することはなく、リンク32は第6図c
の位置に支障なく停止していることができる。
第6図cの状態からカバー15,16を開くと
きは、アウタカバー15の開き動作に連動して、
上述したところと逆の動作が行われ、両カバー1
5,16が開位置に至る。
第7図乃至第9図はシフト手段のたの実施例を
示す。この実施例においては、リヤシート8の後
方の車体部分に固定されたベース60に、係止リ
ンク61によつて枢ピン62が保持され、このピ
ン62にアーム63が回動自在に支持されてい
る。さらに枢ピン62には第1リンク65が回転
自在に支持され、第1リンク65には、第2及び
第3リンク66,67がピン68,69によつて
それぞれ回動自在に連結され、第2及び第3リン
ク66,67は、収納インナカバー16の下面に
固着されたブラケツト70に、それぞれピン7
1,72を介して回動可能に連結されている。こ
のようにして第1乃至第3リンク65,66,6
7及びブラケツト70を含めたインナカバー16
は、4節リンクを構成する。
アーム63には、先の実施例と同様なスライド
リンク33がピン34を介して枢着され、該リン
ク33のスロツト35に、ロツド25の突ピン3
6が摺動自在に嵌合し、ねじ43によつてその抜
け出しが阻止されている。ロツド25の後端側
は、先の実施例と同じくダンパステー20(第3
図参照)に枢着されている。
アーム63の先端に形成された長孔73には、
第2リンク66に突設されたピン74が摺動自在
に嵌合し、また枢ピン62には第4図の場合と同
様にねじりコイルばねから成る第1スプリング7
5と第2スプリング76がそれぞれ巻回され、第
1スプリング75の各端部はベース60とアーム
63に係止され、第2スプリング76の各端部は
ベース60と第1リンク65にそれぞれ係止され
ている。第1スプリング75はアーム63に対し
て、また第2スプリング76は第1スプリング6
5に対して、それぞれ時計方向の回動習性を与え
る。第1リンク65には第1ストツパ78が、ま
たベース60には第2ストツパ77がそれぞれ突
設されている。その他の構成は先の実施例を変り
はない。但し、第4図に示したストツパ44は設
けられていない。
先ず、可動ルーフ4を収納部に収納した後、イ
ンナ及びアウタカバーを閉じるときの動作を説明
する。
第8図aにおいて、アウタカバー15(第1図
乃至第3図)を閉じ始めると、先の実施例と同様
にロツド25とスライドリンク33に規制されな
がら、アーム63が第1スプリング75の作用に
よつて枢ピン62を中心として時計方向に回動す
る。このとき第2スプリング76によつてアーム
63と第1ストツパ78が接触した状態を保ち、
このまま第1リンク65が枢ピン62のまわりを
回動する。これに伴い、インナカバー16が枢ピ
ン62を中心として時計方向に回動する。第1リ
ンク65がベース60の第2ストツパ77に当る
まで上述した回動が続けられる。
第1リンク65が第8図bに示すように第2ス
トツパ77に当ると、その回転が停止するが、ア
ーム63は第1スプリング75の付勢力でさらに
回転を続け、この動きは、ピン74を介して第2
リンク66に伝えられ、第2リンク66はピン6
8を中心として回転し始める。この場合、ピン7
4は長孔73に摺動自在に嵌合しているので、ア
ーム63と第2リンク66の回転中心位置が異な
つていても、両者は支障なく回動することができ
る。
第1リンク65、第2リンク66、第3リンク
67及び収納インナカバー16は4節リンクを構
成しており、しかも第1リンク65は第2ストツ
パ77に当つて固定された状態にあるので、第2
リンク66がピン68を中心として回動すること
により、インナカバー16は第8図cに示す軌跡
を描きながら作動し、アウタカバー15が閉じき
つたところで、アーム63はロツド25とスライ
ドリンク33による拘束を受けて回転を停止し、
このときインナカバー16が最終的な閉位置に達
する。即ち、インナカバー16は、その閉位置に
至る直前の時点からアーム18へ向けてずれ動
き、これが閉位置に至つたところで両カバー1
5,16の間の隙間gが最少となる。この場合も
隙間gを0にすることも可能である。
上述のようにこの実施例では、主としてベース
60、枢ピン62、アーム63、スプリング7
5,76、リンク65,66,67、ストツパ7
7,78等が、インナカバーをアウタカバーへ向
けてずらし動かすシフト手段を構成している。
第8図cの状態から、アウタカバー15を開き
始めると、リンク32がロツド25とスライドリ
ンク33を介して第8図cにおける右方に引か
れ、これによつて上述した動作と逆の動作が行わ
れ、インナカバーが開位置へと回動する。
またスライドリンク33を設けずに、ロツド2
5によつて直接アーム63の停止位置を規制する
ように構成したときは、第1スプリング75を省
略することができる。
次に可動ルーフ4を使用位置にもたらした状態
で両カバー15,16を閉じる際の動作を説明す
る。
第9図aにおいて、アウタカバー15を閉じ始
めると、アーム63はロツド25とスライドリン
ク33に規制されながら、第1スプリング75に
よつて枢ピン62を中心に時計方向に回転する。
このとき、第2スプリング76により第1ストツ
パ78とアーム63とが接触したまま、第1リン
ク65は枢ピン62を中心に時計回りの回転を行
う。これに従い、インナカバー16は枢ピン62
を中心に回転し始める。
次いで、第9図bのようにインナカバー16が
ウインドフレーム30に設けたストツパ51によ
つて止まり、リヤルーフ3とインナカバー16の
間の間隔dは最小となる。同時に第1リンク65
は、第2ストツパ77に当つて止まり、アーム6
3も、インナカバー16が止まつているので回転
しない。このときのアーム63の位置はルーフ収
納時の位置と違うが、突ピン36がスライドリン
ク33のスロツト35中を摺動するので、アウタ
カバー15が閉じきるまで、ロツド25が第8図
bの左方に支障なく移動することができる。
可動ルーフ4を収納すべく、アウタカバー15
を作動させると各構成部材は上述したところと逆
の動作を行い、各カバー15,16が開位置に回
動する。
スライドリンク33を設けず、直接ロツド25
によりアーム63の停止位置を規制する場合に
は、ウインドフレーム30に設けるストツパ51
を省略することも可能である。
以上、本考案の代表的な2つの実施例を説明し
たが、上記構成をさらに各種改変することも可能
である。例えば上記実施例ではアウタカバー側と
インナカバー側とをロツド25により連結した
が、ワイヤによつて連結することもできる。
さらに、上述のようにアウタカバー15を手動
で操作する代りに、これをモータ又はその他の作
動手段で作動させるようにしてもよい。例えば、
第4図に示したダンパステー20に代えて流体圧
作動シリンダを設け、その作動でアウタカバー1
5を作動させ、これに連動させてインナカバー1
6を作動させるようにすることが可能である。ま
た可動ルーフの作動に連動させて、インナ及びア
ウタカバーを作動させるように構成することもで
きる。
本考案は、リヤルーフが可撓性シートから成る
可動ルーフ、あるいは全体が可撓性シートから成
る可動ルーフ等の各種形式の可動ルーフを有する
装置にも適用できることは当然である。
効 果 本考案によれば、収納アウタカバーとインナカ
バーを設けることにより、可動ルーフとその収納
部を有する開閉屋根装置を設けた自動車の美観を
向上させることができ、しかも可動ルーフを格納
した状態でアウタ及びインナカバーを閉じたと
き、両者間にできる隙間を小さく、ないしは無く
すことができ、これによつても自動車の美観を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は可動ルーフ、収納アウタカ
バー、収納インナカバーの作動状態を説明する部
分断面説明図、第3図は可動ルーフが使用位置を
占め、かつ収納インナカバーと収納アウタカバー
が閉位置を占めたときの自動車の部分破断外観斜
視図、第4図はシフト手段の一例を示す分解斜視
図、第5図及び第6図のa,b,cは第4図に示
したシフト手段の動作を説明する説明図、第7図
はシフト手段の他の実施例を示す分解斜視図、第
8図a,b,c及び第9図a,bは第7図に示し
た構成の動作を説明する説明図、第10図は従来
の構成例を示す第1図と同様な説明図、第11図
a,bは収納アウタカバーと収納インナカバーの
間に隙間ができる理由を示す説明図である。 1……開閉屋根装置、4……可動ルーフ、7…
…収納部、10……車体、13……開口、15…
…収納アウタカバー、16……収納インナカバ
ー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の上部開口を覆う使用位置から、車体後部
    の収納部へ格納可能な可動ルーフを備えた自動車
    の開閉屋根装置において、 前記収納部の上部を覆う閉位置と、該上部を開
    放する開位置との間を回動可能に、車体に枢支さ
    れた収納アウタカバー及び収納インナカバーを有
    し、前記可動ルーフが使用位置に存するとき、収
    納アウタカバーは該ルーフよりも車外側に位置し
    て収納部の上部を覆い、かつ収納インナカバーは
    車内側に位置して収納部の上部を覆うように各カ
    バーがそれぞれ配置され、収納インナカバーが閉
    位置へ向けて回動するとき、該カバーが閉位置に
    至る直前か、又は至つた後に収納インナカバーを
    収納アウタカバーに向けてずらすシフト手段を設
    けたことを特徴とする開閉屋根装置。
JP13829887U 1987-09-11 1987-09-11 Expired JPH0434092Y2 (ja)

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