JPH04341375A - プレス成形性及び塗装性にすぐれる樹脂塗装鋼板 - Google Patents

プレス成形性及び塗装性にすぐれる樹脂塗装鋼板

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JPH04341375A
JPH04341375A JP984291A JP984291A JPH04341375A JP H04341375 A JPH04341375 A JP H04341375A JP 984291 A JP984291 A JP 984291A JP 984291 A JP984291 A JP 984291A JP H04341375 A JPH04341375 A JP H04341375A
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JP
Japan
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resin
steel plate
coating
coated
coated steel
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Application number
JP984291A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Sakai
堺 裕彦
Kenji Miki
三木賢二
Tadashige Nakamoto
中元忠繁
Masaichi Miki
三木政一
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、家庭電気製品
、建材等に用いられるプレス成形性及び塗装性にすぐれ
る樹脂塗装鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋼板をプレス加工する際には、
その加工性を良好にするために、鋼板の表面にプレス油
が塗布される。しかし、このように、プレス油を塗布す
れば、その鋼板のプレス加工に際してプレス油が飛散し
て、作業環境を悪化させ、或いは公害問題を引き起こし
、更には、プレス加工後に脱脂工程を必要とする等の問
題がある。
【0003】そこで、プレス油を用いずに、良好なプレ
ス加工性を得るために、種々の鋼板表面処理方法が提案
されている。例えば、ミルボンド被膜やワックス被膜を
鋼板の表面に形成したり、或いは無機又は有機系の固体
潤滑剤を含有する樹脂エマルジョン又は樹脂水溶液をコ
ーティング剤として用いて、これを鋼板の表面に塗布し
、乾燥させて樹脂被膜を形成する方法等が知られている
。特に、後者の方法は、強加工される製品の場合や、加
工後に脱脂を省略して、尚、塗装性が要求される製品の
ための表面処理方法として、好適に用いられている。
【0004】この方法において、上記固体潤滑剤として
は、従来、無機系では、黒鉛や二硫化モリブデンが用い
られており、また、有機系では、パラフィン、ポリエチ
レン系のワックスや、ステアリン酸カルシウム等の金属
石ケンが用いられている。このように、無機系の固体潤
滑剤を用いる方法は、例えば、特開昭61−22717
8号公報、特開昭61−227179号公報、特開昭6
1−231177号公報、特開昭61−279687号
公報等に記載されている。
【0005】しかし、固体潤滑剤として、黒鉛や二硫化
モリブデンを用いるときは、一般に、鋼板の表面の色調
の調整が困難であるうえに、鋼板の強加工に耐え得る潤
滑性能を与えるために、コーティング剤に潤滑剤を多量
に配合すると、得られる樹脂被膜の密着性が著しく悪く
、鋼板の加工後の耐食性が劣化する。更に、黒鉛や二硫
化モリブデンは、比重が大きいために、コーティング剤
中に均一に分散し難く、保存時は勿論、使用時にも、コ
ーティング剤中で沈降しやすいので、保存性や作業性に
も難がある。
【0006】他方、ワックスを添加した樹脂エマルジョ
ンのようなコーティング剤を用いるときは、鋼板に塗布
後、乾燥するときに、ワックスが樹脂被膜の表面に浮き
出すので、表面の滑り性は良好であるが、連続プレスに
よる金型の温度上昇によつて、表面のワックスが液化、
流動して、その潤滑性能が低下し、樹脂被膜の剥離が生
じて、やはり加工後の耐食性が劣化する。
【0007】また、金属石ケンを固体潤滑剤として用い
るときは、鋼板の表面に形成された樹脂被膜が吸湿性が
高いために、べとつきを生じるほか、耐食性にも問題を
有する。ポリエチレン粒子を含有させたコーティング剤
によれば、得られる被膜がプレス反応生成物時の極圧に
対して十分な性能をもたず、被膜を剥離を生じるので、
プレス成形後の耐食性に劣る。
【0008】これらの問題点を解決するために、既に、
本発明者らは、潤滑剤としてフツ素系樹脂粒子を含有し
た樹脂塗装鋼板を提案しているが、フツ素系樹脂は他の
樹脂との接着性が悪いため、フツ素系樹脂粒子を用いた
表面処理剤によつて得られる皮膜は塗装性が悪く、また
、製造時に、フツ素系樹脂粒子が皮膜から剥脱し、ロー
ルへ巻き付き、生産性を著しく低下させる等の操業上の
問題が発生する。
【0009】ほかに、最近では、特開昭63−1628
86号公報にカルボキシル化ポリオレフイン系樹脂にエ
ポキシ樹脂を添加し、低温にて架橋造膜化を図つた表面
処理剤も提案されている。しかし、このような表面処理
剤は、低温にて塗膜の架橋膜化が始まるために、実操業
時の表面処理剤の安定性に欠けるところがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の樹脂塗装鋼板における問題を解決するためになされ
たものであつて、潤滑性にすぐれ、強加工における極圧
や金型の温度上昇に対しても十分に耐えることができ、
しかも、鋼板の加工後にも高耐食性を有し、また、その
後の塗装に関しても、すぐれた塗膜密着性を有し、更に
は、製造の段階においては、フッ素系樹脂粒子のロール
への巻き付きの発生しない樹脂塗装鋼板を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるプレス成形
性及び塗装性にすぐれる樹脂塗装鋼板は、樹脂被覆され
たフッ素系樹脂粒子を含有する樹脂被膜が鋼板の表面に
形成されていることを特徴とする。本発明において、樹
脂被覆されたフッ素系樹脂粒子とは、例えば、四フッ化
エチレン樹脂(PTFE)、三フッ化塩化エチレン樹脂
、フッ化ビニリデン樹脂、フッ化ビニル樹脂、エチレン
・四フッ化エチレン共重合体樹脂、四フッ化エチレン・
六フッ化プロピレン共重合体樹脂等のフッ素系樹脂粒子
にアクリル系やポリエチレン系等の樹脂を被覆してなる
ものである。
【0012】本発明による樹脂塗装鋼板は、樹脂の水性
分散液にかかる樹脂被覆フッ素系樹脂粒子を配合してな
るコーティング剤を鋼板に塗布し、乾燥させることによ
つて得ることができる。このコーティング剤は、例えば
、アクリル化エポキシ樹脂、ウレタン変性ポリエチレン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、
アクリル−スチレン系樹脂、エステル系ポリオール樹脂
、ポリウレタン樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹
脂、シリカ−アクリル系樹脂、シリカ−エポキシエステ
ル系樹脂等の樹脂を主体とする水性分散液に上記のよう
な樹脂被覆フッ素系樹脂粒子を配合してなるものであつ
て、例えば、エマルジョン、ディスパージョン、マイク
ロエマルジョン、水溶液等として調製される。その媒体
としては、水又はアルコールのような水溶性有機溶剤を
少量含む水が用いられる。
【0013】本発明において、上記樹脂被覆フッ素系樹
脂粒子は、その粒径が0.01〜2μmの範囲にあるこ
とが好ましい。粒径が2μmを越えるときは、樹脂の水
性分散液中に均一に分散し難くなり、その結果として、
得られる被膜の鋼板への密着性及び塗料との密着性も悪
化する。他方、樹脂被覆フッ素系樹脂の粒径が0.01
μmよりも小さいときは、かかる樹脂被覆フッ素系樹脂
の添加による上記被膜の潤滑性及び耐食性の向上効果を
得ることができない。
【0014】本発明による樹脂塗装鋼板は、上記のよう
な樹脂被覆フッ素系樹脂粒子2.5〜50重量%含有す
る樹脂被膜が付着量0.1〜5g/平方メートルにて鋼
板の表面に形成されている。樹脂被膜において、樹脂被
覆フッ素系樹脂粒子が2.5重量%よりも少ないときは
、得られる樹脂被膜の潤滑性が乏しく、樹脂塗装鋼板の
プレス成形性が十分に改善されない。一方、50重量%
を越えるときは、樹脂被膜中の樹脂被覆フッ素系樹脂粒
子の分散が不十分となつて、潤滑性の劣化やプレス加工
時に被膜が剥離し、加工後の耐食性に劣るようになる。 特に、本発明においては、フッ素系樹脂粒子量は、樹脂
被膜において、10〜50重量%であることが好ましい
【0015】また、本発明においては、得られる樹脂被
膜の強度や耐食性を一層向上させるために、シリカ、ア
ルミナ、ジルコニア等の酸化物を1〜20重量%程度、
樹脂被膜に含有させることができる。本発明においては
、このような樹脂被膜の鋼板への付着量が0.1g/平
方メートルよりも少ないときは、強加工において、所要
の潤滑効果及び加工後の耐食性を得ることができない。 しかし、付着量が5g/平方メートルを越えるときは、
鋼板のプレス加工において、被膜の剥離量が増し、例え
ば、プレス成形において、金型に剥離被膜が蓄積し、プ
レス成形に支障を生じる。
【0016】本発明において、鋼板素材としては、特に
、限定されるものではないが、例えば、亜鉛又は亜鉛合
金めつき鋼板、これら鋼板をクロメート処理やリン酸塩
処理等の化成処理したもの等が好適に用いられる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、樹脂の
水性分散液に樹脂被覆フッ素樹脂粒子を配合してなるコ
ーテイング剤を鋼板に塗布し、乾燥させることによつて
、プレス油の塗布なしに強加工ができ、塗装性及び耐食
性にもすぐれる樹脂塗装鋼板を得ることができる。
【0018】特に、本発明によれば、樹脂との接着性に
乏しいフッ素樹脂粒子を樹脂被覆することによつて、樹
脂被膜との密着性を高めて、潤滑性を劣化させることな
しに塗装性を高めることができる。更に、本発明によれ
ば、かかる樹脂塗装鋼板の製造に際して、フッ素系樹脂
粒子のロールへの巻き付きがなく、かくして、生産性高
く樹脂塗装鋼板を製造することができる。
【0019】また、本発明による樹脂塗装鋼板は、プレ
ス成形時の極圧下における摺動に対しては、被膜中に分
散している樹脂被覆フッ素系樹脂粒子の有する潤滑性能
によつて、黒変化や型かじりの発生が抑制されるので、
すぐれたプレス成形性を有する。更に、本発明において
もコーティング剤は、一液型であるので、取扱いが簡単
であり、操業時の安定性にもすぐれる。
【0020】このような高潤滑性及び高耐食性を有する
樹脂被膜を有する樹脂塗装鋼板は、プレス加工後、塗装
鋼板としてのみならず、裸使用もできる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。 実施例1 クロメート処理を施した電気亜鉛めつき鋼板(亜鉛付着
量20g/平方メートル、クロム付着量13mg/平方
メートル)を素材鋼板として用いた。
【0022】水分散性アクリル化エポキシ樹脂に、被膜
形成後の全固形分換算にて0〜50重量%のポリエチレ
ン樹脂被覆四フッ化エチレン樹脂(粒径0.1〜4μm
)ディスパージョンを加え、分散させて、コーテイング
剤を得た。このコーテイン剤を前記鋼板の表面に乾燥付
着量1g/平方メートルとなるように絞りロールにて塗
布し、乾燥させ、樹脂被膜を形成させて、樹脂塗装鋼板
を得た。
【0023】得られた樹脂塗装鋼板について、摺動試験
、円筒深絞り試験及び塩水噴霧試験を行なつて、動摩擦
係数、限界絞り比、耐型かじり性及び耐食性を調べた。 動摩擦係数は、摺動試験装置を用いて、加圧力150K
gにおける摺動による荷重から求めた。限界絞り比は、
ブランク径110mm、ポンチ径50mmの単一素板法
にて求めた。塩水噴霧試験は、JIS  Z−2371
に記載された方法に従つて、エリクセン押出し加工後に
行なつた。結果を図1、図2及び図3に示す。 実施例2 アクリル化エポキシ樹脂、ウレタン変性ポリエチレン樹
脂、ポリエステル樹脂及びポリウレタン樹脂の水性分散
液又は水溶液に被膜形成後の全固形分換算にて20重量
%のポリエチレン樹脂被覆四フッ化エチレン樹脂(粒径
0.1〜4μm)ディスパージョンを加え、分散させて
、それぞれコーテイング剤を得た。
【0024】このコーテイン剤を前記鋼板の表面に乾燥
付着量1g/平方メートルとなるように絞りロールにて
塗布し、乾燥させ、樹脂被膜を形成させて、樹脂塗装鋼
板を得た。比較のために、上記において、ポリエチレン
樹脂被覆四フッ化エチレン樹脂を配合しない以外は、上
記と同様のコーティング剤を調製し、これらを用いて同
様にして樹脂塗装鋼板を得た。
【0025】得られたそれぞれの樹脂塗装鋼板について
、実施例1と同様にして、その性質を調べた。結果を表
1に示す。
【0026】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂被膜における樹脂被覆フッ素系樹脂粒子の
量と得られた樹脂塗装鋼板の動摩擦係数との関係を示す
グラフである。
【図2】樹脂被膜における樹脂被覆フッ素系樹脂粒子の
量と得られた樹脂塗装鋼板の限界絞り比との関係を示す
グラフである。
【図3】樹脂被膜における樹脂被覆フッ素系樹脂粒子の
量と樹脂被膜の耐食性との関係を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂被覆されたフッ素系樹脂粒子を含有す
    る樹脂被膜が鋼板の表面に形成されていることを特徴と
    するプレス成形性及び塗装性にすぐれる樹脂塗装鋼板。
JP984291A 1991-01-30 1991-01-30 プレス成形性及び塗装性にすぐれる樹脂塗装鋼板 Pending JPH04341375A (ja)

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