JPH043417B2 - - Google Patents

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JPH043417B2
JPH043417B2 JP59005644A JP564484A JPH043417B2 JP H043417 B2 JPH043417 B2 JP H043417B2 JP 59005644 A JP59005644 A JP 59005644A JP 564484 A JP564484 A JP 564484A JP H043417 B2 JPH043417 B2 JP H043417B2
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JP59005644A
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、耐熱・透明2軸延伸熱可塑性樹脂シ
ートに関するものであり、更に詳しくは透明で高
耐熱、耐油性がありかつ熱成形等の2次加工性が
優れた2軸延伸熱可塑性樹脂シートに関するもの
である。 2軸延伸されたスチレン系樹脂シートは、その
透明性と熱成形等の2次加工性が優れるとの理由
から各種食品包装容器に多用されているが、耐熱
性が80℃付近のため加熱食品の包装や蒸気加熱の
ように100℃近傍の高温で滅菌する工程を経なけ
ればならない容器や天プラ等の油分の多い食品包
装容器には使用できなかつた。 本技術的課題を解決するために透明・耐熱・耐
油、2次加工性がすぐれた樹脂として特願昭57−
95832等において特定の六員環化合物を含む熱可
塑性樹脂が提案されている。すなわち (A) 一般式 (式中のR1及びR2は水素原子又はメチル基で
示される六員環酸無水物単位5〜85重量%、好
ましくは20〜60重量%、(B)メタクリル酸メチル
単位が1〜80重量%、好ましくは20〜50重量
%、(C)芳香族ビニル化合物単位1〜65重量%、
好ましくは5〜40重量%及び (D)メタクリル酸又はアクリル酸単位が0.5〜10
重量%の組成を有する共重合体がそれである。 ところが本4元共重合体を2軸延伸するために
は耐熱が高い熱可塑性樹脂を延伸する以上の問題
点があつた。すなわち該4元共重合体は(B)成分メ
タクリル酸メチルと(D)成分メタクリル酸又はアク
リル酸や(D)成分どうしの縮合環化反応によつて(A)
成分の6員環酸無水物が生成するわけであるが、
2軸延伸するためには、該樹脂を均熱可塑化する
ために混練の良い押出機等でよく可塑化混合する
必要があり、一般の射出成形やシート押出成形よ
り、樹脂のシエアー発熱等による過熱や均熱化工
程が付与されるための熱履歴の長大化のため更に
押出ダイより加圧溶融樹脂が大気圧下に放出さ
れ、発泡しやすい条件である事、更にもしシート
中に気泡又は気泡の源が発生しても2軸延伸する
ために該気泡が拡大化するためか、いずれにして
もボラタイルピツトマーク様の外観不良が出やす
く、実用外観上も強度上も大変困難な問題であ
る。 かかる観点より鋭意検討した結果、(A)成分の重
量%を(D)成分の重量%で除した値が3以上、好ま
しくは10以上、更に好ましくは15以上である本願
4元共重合体樹脂を利用2軸延伸シートを作るこ
とにより本願発明を完成するにいつた。 即ち、2軸延伸シートの製造装置、製造条件に
もよるが、(A)成分の重量%を(D)成分の重量%で除
した値が3以下の場合は気泡の発生が多く、表面
平滑でかつ透明なシートを得る事が出来ない。 また、該4元共重合体の分子量も2軸延伸性に
影響を与え、該共重合体濃度10重量%のメチル・
エチル・ケトン溶液の温度25℃における粘度が7
〜20センチポイズである事が重要である。7セン
チポイズ以下では溶融粘度が低く、均一な延伸が
困難でありかつ強度上も、もろい20センチポイズ
以上では強度は強くなるが均熱押出性が悪く2軸
延伸性が良くない。 本発明に係る耐熱・透明2軸延伸シートは、前
述の共重合体を二軸方向にそれぞれ1.5倍〜5.0倍
の範囲で延伸したものである。前述の共重合体を
二軸に延伸するには、一般に知られているテンタ
ー方式、またはインフレーシヨン方式等を採用す
ればよい。延伸倍率が1.5倍以下であると、シー
トの強靭性が向上しないので好ましくなく、5.0
倍以上であると、真空成形法及び/又は圧空成形
法等いわゆる熱成形により容器を製造する際、シ
ートの加熱の際に、シートの厚みに偏肉がおこり
易いので好ましくない。延伸は、二軸方向に2.0
〜3.0倍の範囲で、ほぼ均等に延伸されたものが
特に好ましい。 また、2軸延伸シートの同定及び2軸延伸の倍
率は該シートの加熱伸縮率を測定する事により定
量化する。 加熱伸縮率の測定方法はJIS K6872に準拠する
が、加熱温度はポリスチレンの場合130±2℃で
あるが、本願シートは耐熱性が高いため、熱変形
開始温度が110℃以下のものは150±2℃で加熱、
測定し、熱変形開始温度が110℃以上のものは170
±2℃で加熱、測定するまた、加熱時間はJIS
K6872と同じ30分である。JIS K6872に定義され
る様加熱伸縮率Sは次式で表わされる。 S=l2−l1/l1×100 l1:加熱前の標線間の距離 l2:加熱後の標線間の距離 ちなみに本願で言う延伸倍率Aは A=S=l1/l2で表わされる。 即ち、S=−60%加熱伸縮率−60%即ち60%の
加熱収縮したシートは延伸倍率Aが2.5倍のシー
トを意味する。延伸倍率はタテ・ヨコ・バランス
がとれほぼ同倍率のものが実用上使いがつてがよ
い。仮に、タテとヨコの延伸倍率が3×2.5倍の
シートは、熱成形した場合の金型再現性が2.5×
2.5倍のシートよりよくない。 このようにして得られる本発明の耐熱・透明2
軸延伸熱可塑性樹脂シートは以下に示す特徴を有
する。 (1) 従来のポリスチレンの2軸延伸シートの成形
性が損なわれなくかつ、透明、平滑であり、組
成によつてはポリスチレンの場合よりも透明
感、クリアー感がすぐれている。 (2) 2軸延伸ポリスチレンシートより実用耐熱性
が10〜30℃改善され、煮沸食品容器包装や加圧
蒸気調理する食品容器包装用に使用しても寸法
変化や外観変化等のない耐熱性を有する。 (3) 2軸延伸ポリスチレンシートより耐油性が優
れる。 (4) 本発明に係る耐熱・透明2軸延伸スチレン系
樹脂シートは、適正に延伸されているので、耐
衝撃強度が高く、容器製造の際に加熱によつて
シート厚さに偏肉が生ずることがない。 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明にその趣旨を越えない限り、以
下の例に限定されるものではない。 なお、各例中の物性には出来るだけJIS等を採
用することを基本に考えるが、念のため評価法の
概要を説明する。 (イ) 耐熱性 直径75mm、深さ30mmのカツプ状ジヤム包装容
器を成形する。該ジヤム容器には、底面に円状
リブがあり、熱バクロ時には外観寸法が明らか
に変形する以前に該円状リブが浅くなる等熱変
形の有無を精度よく判断できる様になつてい
る。該容器を、熱風循環型の恒温槽に30分暴露
して熱変形の有無を判定する。該熱変形開始温
度をもつて2、軸延伸シートの耐熱性を判断し
た。 (ロ) 耐油性 前述カツプ状ジヤム包装容器に食用油の代表
としてサラダ油を入れ60℃、30分間保持し、該
カツプにクラツクの発生の有無を調べ、 クラツクが発生した場合は×印を、 クラツク等変形や変色等の変化がない場合を
○印で表わした。 (ハ) 耐衝撃性 0.2mm厚の2軸延伸シート50枚を利用落錘衝
撃試験をし、50%のシートが破壊する衝撃強さ
を落錘の重さと高さよりエネルギー量で表示。 (ニ) シート外観 シートの外観を肉眼判定し、シートに気泡や
ボラタイルピツトマークのないシート表面が平
滑で無色透明なシートを○印で、気泡等の外観
欠点が明らかに見えるものを×印で、また外観
欠点が眼をこらし良く見ると見える程度に見え
るものを△印で表わした。 実施例 1〜5 芳香族ビニル化合物としてスチレンとメタクリ
ル酸メチルとメタクリル酸又はアクリル酸とをメ
チルエチルケトン中に溶解し、重合開始剤として
1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−3,
35−トリメチルシロキサンを加え約125℃の温度
において反応率約50%まで重合させた。該反応混
合物の重合直後の組成は下表の通りである。
【表】 ついで、この反応化合物を1〜10mmHgの減圧
下で260℃において約20〜40分間保持して溶媒及
び未反応単量体を除去するとともに、 メタクリル酸メチルとメタクリル酸又はアクリ
ル酸の分子内縮合や、メタクリル酸又はアクリル
酸どうしの分子内縮合による環化を起させ、(A)成
分の六員環酸無水物単位を形成させる。 該六員環酸無水物を含む共重合体の組成は第1
表に示す通りである。 メタクリル酸メチルとメタクリル酸が分子内縮
合した場合メタクリル酸どうしが分子内縮合した
場合は 〔A〕 一般式のR1及びR2はメチル基になりメタク
リル酸メチルとアクリル酸が分子内縮合した場
合は R1はメチル基、R2は水素原子でありアクリ
ル酸どうしが分子内縮合した場合は R1及びR2は水素原子である。 第1表に示す組成を有する共重合体をTダイよ
り押出し、該シートをテンターで縦、横2軸方向
にそれぞれ2.5媒延伸し厚さ0.2mmシートを作成し
た。 該シートを前述の評価方向で評価した結果を表
1に示す。 該シートは、2軸延伸ポリスチレンシートと同
じかむしろ若干透明性も良く、剛性もありかつ、
耐熱性向上分10〜30℃熱成形温度は上げる必要は
あるが他の条件はほぼ同様に非常に成形性良く熱
成形が可能であり表1に示す通り更に耐熱性、耐
油性、耐衝撃性にすぐれたシートである事が判
る。 比較例 1〜7 第1表に示す組成を有する共重合体を実施例1
〜5と同様に2軸延伸シートを作成した。比較例
3のみは実施例1の無延伸シートである。評価方
法も実施例1〜5と同じである。いずれの場合も
本願の目的とする耐熱性、耐油性、耐衝撃性を同
時に高いレベルで満足していない事が判る。 比較例1と2を比較すると(A)成分の重量%を(D)
成分の重量%で除した値が夫々1.8と5.6実施例1
〜5にあつてはいずれも10以上であるが、該値に
よつてシート外観に歴然と差異がある事が判る。 以上、説明したとおり、本願発明になる耐熱・
透明熱可塑性樹脂2軸延伸シートは従来の2軸延
伸ポリスチレンと同様の成形加工性を有し、しか
も、2軸延伸ポリスチレンより耐熱性、耐油性、
耐衝撃性がすぐれ、しかも実用耐熱性すぐれるた
め、食品容器包装材料として使用した場合、該食
品容器のまま、電子レンジ等でクツキング出来、
しかも従来の2軸ポリスチレンより耐油性が優れ
るため油性食品まで包装可能となり、その便益性
ははかりしれないものがある。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 一般式 (式中のR1及びR2は水素原子又はメチル基で
    ある)で示される六員環酸無水物単位が5〜85
    重量%、 (B) メタクリル酸メチル単位が1〜80重量%、 (C) 芳香族ビニル化合物単位が1〜65重量%及び (D) メタクリル酸又はアクリル酸単位が0.5〜10
    重量%の組成を有する共重合体において (A)成分の重量%を(D)成分の重量%で除した値が
    3以上である共重合のシートにあつて二軸方向に
    それぞれ1.5〜5.0倍の範囲に延伸されている事を
    特徴とする耐熱・透明2軸延伸熱可塑性樹脂シー
    ト。
JP564484A 1984-01-18 1984-01-18 耐熱・透明2軸延伸シ−ト Granted JPS60149435A (ja)

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JP564484A JPS60149435A (ja) 1984-01-18 1984-01-18 耐熱・透明2軸延伸シ−ト

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JPS60149435A JPS60149435A (ja) 1985-08-06
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JP564484A Granted JPS60149435A (ja) 1984-01-18 1984-01-18 耐熱・透明2軸延伸シ−ト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135119A (en) * 1981-02-17 1982-08-20 Asahi Chem Ind Co Ltd Strong acryl sheet
JPS58217501A (ja) * 1982-06-04 1983-12-17 Asahi Chem Ind Co Ltd 新規共重合体

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