JPH0434252A - 耐熱性歯付ベルト - Google Patents
耐熱性歯付ベルトInfo
- Publication number
- JPH0434252A JPH0434252A JP14064290A JP14064290A JPH0434252A JP H0434252 A JPH0434252 A JP H0434252A JP 14064290 A JP14064290 A JP 14064290A JP 14064290 A JP14064290 A JP 14064290A JP H0434252 A JPH0434252 A JP H0434252A
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- JP
- Japan
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- rubber
- tooth
- sulfur
- toothed belt
- hydride
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、抗張体の上下に歯部ゴム部と背部ゴム部とを
有する耐熱性歯付ベルトに関するものである。
有する耐熱性歯付ベルトに関するものである。
(従来の技術)
一般に、抗張体の上下に歯部ゴム部と背部ゴム部とを有
する歯付ベルトは知られている。そのような歯付ベルト
において雰囲気温度が高い環境下で用いることができる
ように耐熱性を高める場合、一般にベルト材料として用
いられるクロロブレンゴムでは、組成物を改良しても、
耐熱性に限界がある。
する歯付ベルトは知られている。そのような歯付ベルト
において雰囲気温度が高い環境下で用いることができる
ように耐熱性を高める場合、一般にベルト材料として用
いられるクロロブレンゴムでは、組成物を改良しても、
耐熱性に限界がある。
そこで、耐熱性を高めるものとして、例えば特開昭64
−87937号公報に記載されるように、水素化ニトリ
ルゴムのパーオキサイド架橋系ゴム組成物を用いる歯付
ベルト(以下前者という)や、例えば特開昭60−17
2749号公報に記載されるように、水素化ニトリルゴ
ムの含イオウ架橋系ゴム組成物を用いる歯付ベルト(以
下後者という)が知られている。
−87937号公報に記載されるように、水素化ニトリ
ルゴムのパーオキサイド架橋系ゴム組成物を用いる歯付
ベルト(以下前者という)や、例えば特開昭60−17
2749号公報に記載されるように、水素化ニトリルゴ
ムの含イオウ架橋系ゴム組成物を用いる歯付ベルト(以
下後者という)が知られている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、前者のパーオキサイド(有機過酸化物)加硫
系では、酸化力の強い過酸化物を水素化ニトリルゴムの
架橋剤として作用させると、歯付ベルトの抗張体(6体
)として用いているコードを酸化させ、劣化させるおそ
れがあり、硫黄加硫系を用いる場合に比してコード(抗
張体)については安定性が悪い。
系では、酸化力の強い過酸化物を水素化ニトリルゴムの
架橋剤として作用させると、歯付ベルトの抗張体(6体
)として用いているコードを酸化させ、劣化させるおそ
れがあり、硫黄加硫系を用いる場合に比してコード(抗
張体)については安定性が悪い。
一方、後者の水素化ニトリルゴムの硫黄加硫系では、H
−NBRの2重結合部分が少量のため十分な架橋強度が
得られず、物理的な性能が落ちるという問題があり、こ
れを防止するために、従来、硫黄を多量に配合する方法
及び補強剤を増量する方法が取られているが、十分にそ
の目的を達成していない。それは、硫黄の多量配合では
未反応の硫黄が多量に残り製品(歯付ベルト)となった
ときに硫黄が表面に浮き出てくるというブリード問題を
起こすし、熱老化特性が低下するからであり、また、補
強剤(カーボンブラック)の増量では基本的にゴムの補
強とはならないからである。
−NBRの2重結合部分が少量のため十分な架橋強度が
得られず、物理的な性能が落ちるという問題があり、こ
れを防止するために、従来、硫黄を多量に配合する方法
及び補強剤を増量する方法が取られているが、十分にそ
の目的を達成していない。それは、硫黄の多量配合では
未反応の硫黄が多量に残り製品(歯付ベルト)となった
ときに硫黄が表面に浮き出てくるというブリード問題を
起こすし、熱老化特性が低下するからであり、また、補
強剤(カーボンブラック)の増量では基本的にゴムの補
強とはならないからである。
また、水素化ニトリルゴムを背部ゴム及び歯部ゴムに用
いた歯付ベルトにおいて、耐熱性をさらに向上させるた
めに、背部ゴム及び歯部ゴムに高水素化率(95%)の
水素化ニトリルゴムを用いると、弾性率が低くなり、耐
熱負荷走行寿命等の耐熱負荷特性が大幅に低下する。
いた歯付ベルトにおいて、耐熱性をさらに向上させるた
めに、背部ゴム及び歯部ゴムに高水素化率(95%)の
水素化ニトリルゴムを用いると、弾性率が低くなり、耐
熱負荷走行寿命等の耐熱負荷特性が大幅に低下する。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、弾性率、耐
熱負荷特性が低下することなく、耐熱性が向上した歯付
ベルトを提供することを目的とする。
熱負荷特性が低下することなく、耐熱性が向上した歯付
ベルトを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、含金属有機酸単量体を用いることにより、水
素化ニトリルゴムの弾性率、負荷走行寿命を改善するも
のである。
素化ニトリルゴムの弾性率、負荷走行寿命を改善するも
のである。
本発明は、抗張体の上下に歯部ゴム部と背部ゴム部とを
有する歯付ベルトにおいて、上記歯部ゴム部の歯部ゴム
と背部ゴム部の背部ゴムが、水素化ニトリルゴム100
重量部当たりに含金属有機酸単量体1〜10重量部混合
されてなるイオウ架橋系組成物で構成されている。
有する歯付ベルトにおいて、上記歯部ゴム部の歯部ゴム
と背部ゴム部の背部ゴムが、水素化ニトリルゴム100
重量部当たりに含金属有機酸単量体1〜10重量部混合
されてなるイオウ架橋系組成物で構成されている。
(作用)
水素化ニトリルゴムの硫黄架橋系ゴム組成物が歯部ゴム
部の歯部ゴムと背部ゴム部の背部ゴムに用いられている
ので、耐熱老化性が向上し、耐熱走行寿命が向上する。
部の歯部ゴムと背部ゴム部の背部ゴムに用いられている
ので、耐熱老化性が向上し、耐熱走行寿命が向上する。
高水素化率になればなるほど架橋に関与する二重結合が
少なくなるため、硫黄及び含硫黄化合物のみでは十分な
架橋物が得られず、歯付ベルトとして要求される負荷特
性が得られなくなるが、助剤として含金属有機酸単量体
を添加することによりその欠点が解消される。
少なくなるため、硫黄及び含硫黄化合物のみでは十分な
架橋物が得られず、歯付ベルトとして要求される負荷特
性が得られなくなるが、助剤として含金属有機酸単量体
を添加することによりその欠点が解消される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
歯付ベルトを示す第1図において、1は周知の如く接着
処理された抗張体としてのガラスコード、2.3は水素
化ニトリルゴムからなる背部ゴム部及び歯部ゴム部、4
は歯部ゴム部3の表面を被覆する補強帆布層で、予め接
着処理された綿帆布又はナイロン帆布によって構成され
ている。
処理された抗張体としてのガラスコード、2.3は水素
化ニトリルゴムからなる背部ゴム部及び歯部ゴム部、4
は歯部ゴム部3の表面を被覆する補強帆布層で、予め接
着処理された綿帆布又はナイロン帆布によって構成され
ている。
上記背部ゴム部2の背部ゴム及び歯部ゴム部3の歯部ゴ
ムは、高水素化率(95%)の水素化ニトリルゴムの硫
黄架橋系ゴム組成物で構成され、水素化ニトリルゴム1
00重量部に対し、含金属有機酸単量体としてメタクリ
ル酸の金属塩1〜10重量部を配合された組成物が用い
られている。
ムは、高水素化率(95%)の水素化ニトリルゴムの硫
黄架橋系ゴム組成物で構成され、水素化ニトリルゴム1
00重量部に対し、含金属有機酸単量体としてメタクリ
ル酸の金属塩1〜10重量部を配合された組成物が用い
られている。
含金属有機酸単量体としては、メタクリル酸亜鉛、メタ
クリル酸アルミニウム、メタクリル酸カルシウム、アク
リル酸亜鉛、アクリル酸アルミニウム等が用いられる。
クリル酸アルミニウム、メタクリル酸カルシウム、アク
リル酸亜鉛、アクリル酸アルミニウム等が用いられる。
続いて、上述した歯付ベルト1について行った試験につ
いて説明する。
いて説明する。
試料ベルト
抗張体としてガラスコードを、帆布としてナイロン帆布
を用いて、表1に示すゴム組成物を背部ゴム及び歯部ゴ
ムとして、従来周知の方法で歯付ベルトを製造した。
を用いて、表1に示すゴム組成物を背部ゴム及び歯部ゴ
ムとして、従来周知の方法で歯付ベルトを製造した。
試験方法
(1)耐熱走行試験
第2図に示すように、駆動プーリ21(回転数300O
rpm)と従動プーリ22との間に試料ベルト23(ベ
ルト幅19mm)を巻回し、その中間部分にアイドラプ
ーリ24を適用し、ベルト初張力SW−15kgfとし
、雰囲気温度130±3℃でもって走行させた。
rpm)と従動プーリ22との間に試料ベルト23(ベ
ルト幅19mm)を巻回し、その中間部分にアイドラプ
ーリ24を適用し、ベルト初張力SW−15kgfとし
、雰囲気温度130±3℃でもって走行させた。
走行開始から、背部ゴム部あるいは歯部ゴム部(歯元部
)にクラックが発生するまでの時間を測定し、耐熱寿命
とした。
)にクラックが発生するまでの時間を測定し、耐熱寿命
とした。
(11)耐熱負荷走行試験
第3図に示すように、駆動プーリ31(回転数6000
rpm)と従動プーリ32(負荷4PS)との間に試料
ベルト3(ベルト幅10mm)を巻回し、ベルト初張力
SW−20kgf、とし、雰囲気温度100±3℃でも
って走行させた。
rpm)と従動プーリ32(負荷4PS)との間に試料
ベルト3(ベルト幅10mm)を巻回し、ベルト初張力
SW−20kgf、とし、雰囲気温度100±3℃でも
って走行させた。
走行開始から、背部ゴム部あるいは歯部ゴム部(歯元部
)にクラックが発生するまでの時間を測定し、耐熱負荷
寿命として評価した。
)にクラックが発生するまでの時間を測定し、耐熱負荷
寿命として評価した。
試験結果
表2に示す通りである。メタクリル酸亜鉛等の含金属有
機酸単量体を含有する本発明例1〜7の耐熱走行寿命及
び耐熱負荷走行寿命が優れることが判る。
機酸単量体を含有する本発明例1〜7の耐熱走行寿命及
び耐熱負荷走行寿命が優れることが判る。
以上のように、本発明例は、含金属有機酸単量体を助剤
として用いることにより、高水素化率の水素化ニトリル
ゴムの硫黄架橋系の弾性率を向上させ、耐熱負荷特性を
向上させることが可能となる。
として用いることにより、高水素化率の水素化ニトリル
ゴムの硫黄架橋系の弾性率を向上させ、耐熱負荷特性を
向上させることが可能となる。
(発明の効果)
本発明は、上記のように、水素化ニトリルゴムの硫黄架
橋系ゴム組成物の助剤として所定量の含金属有機酸単量
体を用いるようにしたので、弾性率及び耐熱負荷特性を
損なうことなく、耐熱性を向上させることができる。
橋系ゴム組成物の助剤として所定量の含金属有機酸単量
体を用いるようにしたので、弾性率及び耐熱負荷特性を
損なうことなく、耐熱性を向上させることができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は歯付ベレトの斜
視図、第2図及び第3図は試験方法の説1図である。 ・・・・・・歯付ベルト 2・・・・・・背部ゴム部 4・・・・・・歯部ゴム部 手続補正書(自発) 補正の内容 明細書の第8頁の表1を次の通りに補正する。 平成2年 8月23日 1゜ 2゜ 3゜ 事件の表示 平成2年特 許願第140642号 発明の名称 耐熱性歯付ベルト 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号
名 称 (506)バンド−化学株式会社代表者雀部
昌吾 代理人 〒550 電話06 (445)2128住
所 大阪市西区靭本町1丁目4番8号 太平ビル氏 名
弁理士(7793)前 1) 弘補正命令の日付
視図、第2図及び第3図は試験方法の説1図である。 ・・・・・・歯付ベルト 2・・・・・・背部ゴム部 4・・・・・・歯部ゴム部 手続補正書(自発) 補正の内容 明細書の第8頁の表1を次の通りに補正する。 平成2年 8月23日 1゜ 2゜ 3゜ 事件の表示 平成2年特 許願第140642号 発明の名称 耐熱性歯付ベルト 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号
名 称 (506)バンド−化学株式会社代表者雀部
昌吾 代理人 〒550 電話06 (445)2128住
所 大阪市西区靭本町1丁目4番8号 太平ビル氏 名
弁理士(7793)前 1) 弘補正命令の日付
Claims (1)
- (1)抗張体の上下に歯部ゴム部と背部ゴム部とを有す
る歯付ベルトにおいて、 上記歯部ゴム部の歯部ゴムと背部ゴム部の背部ゴムが、
水素化ニトリルゴム100重量部当たりに含金属有機酸
単量体1〜10重量部混合されてなるイオウ架橋系組成
物で構成されていることを特徴とする歯付ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14064290A JPH0434252A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 耐熱性歯付ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14064290A JPH0434252A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 耐熱性歯付ベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0434252A true JPH0434252A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15273418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14064290A Pending JPH0434252A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 耐熱性歯付ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0434252A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05141480A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-08 | Mitsuboshi Belting Ltd | 歯付ベルト |
| JPH07259927A (ja) * | 1994-03-16 | 1995-10-13 | Tsubakimoto Chain Co | 歯付きベルト |
| US6942590B2 (en) * | 2001-06-28 | 2005-09-13 | Bando Chemical Industries, Inc. | Belt fabric, and power transmission belt and high load power transmission V-belt using such a belt fabric |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP14064290A patent/JPH0434252A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05141480A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-08 | Mitsuboshi Belting Ltd | 歯付ベルト |
| JPH07259927A (ja) * | 1994-03-16 | 1995-10-13 | Tsubakimoto Chain Co | 歯付きベルト |
| US6942590B2 (en) * | 2001-06-28 | 2005-09-13 | Bando Chemical Industries, Inc. | Belt fabric, and power transmission belt and high load power transmission V-belt using such a belt fabric |
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