JPH0434481Y2 - - Google Patents

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JPH0434481Y2
JPH0434481Y2 JP1984168423U JP16842384U JPH0434481Y2 JP H0434481 Y2 JPH0434481 Y2 JP H0434481Y2 JP 1984168423 U JP1984168423 U JP 1984168423U JP 16842384 U JP16842384 U JP 16842384U JP H0434481 Y2 JPH0434481 Y2 JP H0434481Y2
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JP
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plate
polarizing
methacrylic resin
layer
lead
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JP1984168423U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は偏光性を有する透光板、特にCRT用
前面板として好適に使用される透光板に関するも
のである。
〔従来の技術〕
コンピユター、ワードプロセツサー等のデイス
プレイ装置の画面の前方に位置せしめて用いる
CRT用の前面板はデイスプレイ装置のオペレー
ターの眼精疲労を軽減するために使用される。こ
のような前面板として、例えば、メタクリル樹脂
板と偏光板とを接着した透光板が用いられてい
る。しかし、従来のこの種の透光板は耐熱性が乏
しく、透光板への金属化合物の蒸着工程などにお
いて、偏光板とメタクリル樹脂板の間の接着層か
ら剥離しやすいという欠点があつた。
したがつて、本考案の目的は、無機化合物の蒸
着工程で剥離、変形などを起さない偏光性を有す
る透光板を提供することであり、他の目的は無機
化合物の蒸着層をも有する偏光性を有する透光板
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
これらの諸目的は、本考案によれば含鉛メタク
リル樹脂層1と偏光層3の間にポリウレタン接着
剤層2を有することを特徴とする偏光性を有する
透光板により達成され、さらに、含鉛メタクリル
樹脂層1の面上に更に金属化合物の蒸着膜4を有
する実用新案登録請求の範囲第1項に記載の偏光
性を有する透光板により達成される。
以下、本考案を実施例の図面に従つて説明す
る。1は含鉛メタクリル樹脂板である。含鉛メタ
クリル樹脂板としてはメタクリル酸メチルを主成
分とする重合体、共重合体であればよく、市販さ
れる注型板、押出板の何れであつてもよい。板厚
はとくに制限しないが、0.5mm〜10mm好ましくは
0.5mm〜6mmのものが使用される。含鉛メタクリ
ル樹脂板1は透明であれば染料などで着色されて
いてもよい。
メタクリル樹脂板として、鉛含有メタクリル樹
脂板を用いると通常のメタクリル樹脂板に比し
て、ポリウレタン接着剤との接着力が大であり、
しかもブラウン管から放出される微量のX線を遮
蔽できるので、鉛含有メタクリル樹脂板と偏光板
とポリウレタン接着剤層よりなる透光板はCRT
前面板として好ましい。
3は偏光層である。偏光層を形成する偏光板に
は直線偏光を示す直線偏光板と、直線偏光と複線
偏光複屈折を示す物質を組合せることによつて円
偏光を示す円偏光板とがあり、その何れをも使用
することができる。
直線偏光を示す直線偏光板はポリビニルアルコ
ールフイルムにヨウ素分子などを吸着させた高分
子二色性偏光フイルム又はポリビニレン偏光フイ
ルムなどに支持体としてセルローズアセテート、
セルローズトリアセテート、セルローズアセテー
トブチレートなどのセルロース系フイルム、アク
リルフイルム、塩化ビニルフイルムなどを貼り合
わせた板である。
円偏光板は直線偏光板と1/4λ板とを直線偏光
軸と45°の角度となるように組合せ、1枚の板と
したものである。1/4λ板は光学的にはNaのD線
の1/4λに当る1473Åの行路差を生ずる無色透明
な複屈折板である。円偏光板と含鉛メタクリル樹
脂板との積層板は、ブラウン管からの反射光を遮
蔽するので、CRT用前面板として特に適してい
る。
2はポリウレタン接着剤層である。ポリウレタ
ン接着剤としては、イソシアネート変性ポリマー
を用いるがよい。イソシアネート変性ポリマー
は、2官能以上のポリエステル、ポリエーテルを
トリレンジイソシアネートなどのイソシアネート
化合物と鎖延長反応を行なわせて高分子化させ末
端が水酸基などの活性水素を有するポリマーと
し、これを、トリレンジイソシアネートまたはそ
の付加物であるイソシアネート基を有する化合物
と混合することによつてさらに反応し網状構造を
有するポリマーとなる性質を有す。イソシアネー
ト変性ポリマーは初期接着力が大である特徴を有
する。本考案に係る透光板の表面に金属化合物を
真空蒸着して蒸着膜4を設けることができる。蒸
着膜として、硫化亜鉛、氷晶石、酸化珪素、フツ
化マグネシウム、酸化アルミニウムなどの薄膜を
透光板の表面に設けると、透光板は偏光性を示す
とともに反射防止膜及び干渉フイルターなどとし
ての性能を付与することができる。
〔効果〕
本考案に係る透光板は、接着剤層2を介して含
鉛メタクリル樹脂層1と偏光層3との接着性にす
ぐれ、かつポリウレタン接着剤層が架橋されまた
柔らかいので見かけの耐熱性に優れるため、真空
蒸着の工程において透光板が加熱されても接着層
が剥離することがない。
また、蒸着膜4を有する本考案の透光板は周辺
光の反射防止性に優れ、CRT前面板として有用
である。
〔実施例〕
以下具体的実施例について説明する。
実施例 1 厚さ2mmの透明な含鉛メタクリル樹脂板(協和
ガス化学工業(株)製:キヨウワグラス XA)上
に、日本ポリウレタン工業(株)製の商品名、「ニツ
ポラン3105」と「コロネートL・」の混合物である
イソシアネート変性ポリマーのトルエン溶液を塗
布し、ついで60°で乾燥した後に、表面がアセテ
ート樹脂で保護された厚さ0.3mmの円偏光板とを
ロール間で常温で圧着した。得られた積層板は含
鉛メタクリル樹脂板の厚み2mmの層1と厚み0.3
mmの円偏光板の層3とが厚み30ミクロンのポリウ
レタン接着剤層2を介して積層された透光板であ
つた。
層1,2,3はロール間で圧着するのみで積層
一体化された。該積層板はCRT用前面板として
用いることができたのみならずLED、螢光表示
管などのフイルターとしても使用できた。
フイルターとしての性能を向上させるために真
空蒸着によつて、フツ化マグネシウムを該積層板
の上に蒸着して、反射防止性能を有する蒸着膜4
を形成せしめた。該積層板は、ポリウレタン接着
剤層2によつて積層されているため、真空蒸着工
程において、積層板が約90°に加熱されたが、積
層板が接着剤層から剥離することはなかつた。得
られた蒸着膜4を有する積層板は、CRT用前面
板として使用したところ、透光板の表面の光の反
射防止性の点でも優れ、VDT作業者の眼精疲労
の防止に効果があつた。
比較例 1 含鉛メタクリル樹脂板の代わりに、鉛成分を含
有しないメタクリル酸メチルを主成分とする通常
のメタクリル樹脂板を用いる他は実施例1と同様
にして、通常のメタクリル樹脂板の厚み2mmの層
と円偏光板の厚み0.3mmの層とが厚み30ミクロン
のポリウレタン接着剤層を介して積層された透光
板を得た。この透光板を実施例1と同様にして真
空蒸着によつて蒸着膜を形成せしめたところ、円
偏光板層の端部の一部がメタクリル樹脂層から剥
離し良品は得られなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の透光板の模式的
断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 含鉛メタクリル樹脂層1と偏光層3の間にポ
    リウレタン接着剤層2を有することを特徴とす
    る偏光性を有する透光板。 2 含鉛メタクリル樹脂層1の面上に更に金属化
    合物の蒸着膜4を有する実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の偏光性を有する透光板。
JP1984168423U 1984-11-06 1984-11-06 Expired JPH0434481Y2 (ja)

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