JPH04345614A - ポリウレタンポリ尿素架橋粒子 - Google Patents
ポリウレタンポリ尿素架橋粒子Info
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- JPH04345614A JPH04345614A JP3120095A JP12009591A JPH04345614A JP H04345614 A JPH04345614 A JP H04345614A JP 3120095 A JP3120095 A JP 3120095A JP 12009591 A JP12009591 A JP 12009591A JP H04345614 A JPH04345614 A JP H04345614A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規にして有用なる、
粒子内部に微粉末無機化合物を含んで成るポリウレタン
ポリ尿素架橋粒子に関する。さらに詳細には、本発明は
、ポリイソシアネート化合物、ポリヒドロキシ化合物と
、ポリアミン化合物との必須三者成分を用いての、粒子
形成工程における、それぞれ、ウレタン化反応ならびに
尿素化反応なる両反応を通して得られ、しかも、粒子内
部に微粉末無機化合物を含んで成る、粒子同志の耐凝集
性に優れ、かつ、粒子の流動性が極めて優れたポリウレ
タンポリ尿素架橋粒子に関する。
粒子内部に微粉末無機化合物を含んで成るポリウレタン
ポリ尿素架橋粒子に関する。さらに詳細には、本発明は
、ポリイソシアネート化合物、ポリヒドロキシ化合物と
、ポリアミン化合物との必須三者成分を用いての、粒子
形成工程における、それぞれ、ウレタン化反応ならびに
尿素化反応なる両反応を通して得られ、しかも、粒子内
部に微粉末無機化合物を含んで成る、粒子同志の耐凝集
性に優れ、かつ、粒子の流動性が極めて優れたポリウレ
タンポリ尿素架橋粒子に関する。
【0002】
【従来の技術】水性媒体中に疎水性物質を分散させ、そ
の分散された液滴の界面において、有機高分子物質(高
分子化合物)を成長させることによって微小粒子を形成
せしめる、いわゆる界面重合法については、すでに、よ
く知られている。
の分散された液滴の界面において、有機高分子物質(高
分子化合物)を成長させることによって微小粒子を形成
せしめる、いわゆる界面重合法については、すでに、よ
く知られている。
【0003】それらの多くは、イソシアネート末端基を
有するイソシアネートプレポリマーを水中に分散させ、
次いで、かくして得られる分散液にポリアミンなどを添
加することによって、安定なるポリウレタンポリ尿素粒
子を形成せしめるという方法である。
有するイソシアネートプレポリマーを水中に分散させ、
次いで、かくして得られる分散液にポリアミンなどを添
加することによって、安定なるポリウレタンポリ尿素粒
子を形成せしめるという方法である。
【0004】ところで、こうした界面重合反応の特徴は
、粒子の外壁形成物質が粒子の外側のみから供給される
ことであるが、こうした特徴が、この種の界面重合反応
の欠点でもあった。
、粒子の外壁形成物質が粒子の外側のみから供給される
ことであるが、こうした特徴が、この種の界面重合反応
の欠点でもあった。
【0005】すなわち、従来の技術に従えば、粒子外壁
の形成は、アミン類とイソシアネート類との間の尿素化
反応であり、この尿素化反応により、一旦、外壁が形成
されると、内部に残存するイソシアネート基は、形成さ
れたこの外壁によって、水中のアミノ基とは隔離される
こととなり、それ以後の反応は、もはや、容易には進行
し得なくなり、したがって、外壁の更なる成長の進行に
伴って、水中のアミンの粒子内への移行は著しく遅くな
り、結果として、粒子内部に未反応のイソシアネート基
を、不本意に、残したままに反応は、見掛け上、飽和状
態に到ることとなる。
の形成は、アミン類とイソシアネート類との間の尿素化
反応であり、この尿素化反応により、一旦、外壁が形成
されると、内部に残存するイソシアネート基は、形成さ
れたこの外壁によって、水中のアミノ基とは隔離される
こととなり、それ以後の反応は、もはや、容易には進行
し得なくなり、したがって、外壁の更なる成長の進行に
伴って、水中のアミンの粒子内への移行は著しく遅くな
り、結果として、粒子内部に未反応のイソシアネート基
を、不本意に、残したままに反応は、見掛け上、飽和状
態に到ることとなる。
【0006】その結果として、基本的な粒子特性の再現
性の悪化、ならびに未反応物質の滞留とか累積といった
形での資源の浪費という問題をも有している。
性の悪化、ならびに未反応物質の滞留とか累積といった
形での資源の浪費という問題をも有している。
【0007】一方、かかる界面重合反応などによって得
られるポリウレタンポリ尿素粒子は、一般に、機械的物
性や耐薬品性などに優れる処から、多方面に利用されて
はいるものの、得られたスラリー状の粒子を乾燥させ、
微細なパウダー状として使用する場合には、この乾燥粒
子同志が、静電気などによって凝集して仕舞い、粉体と
しての流動性が低下し、極端な場合には、ケーキ状にな
ることがある。
られるポリウレタンポリ尿素粒子は、一般に、機械的物
性や耐薬品性などに優れる処から、多方面に利用されて
はいるものの、得られたスラリー状の粒子を乾燥させ、
微細なパウダー状として使用する場合には、この乾燥粒
子同志が、静電気などによって凝集して仕舞い、粉体と
しての流動性が低下し、極端な場合には、ケーキ状にな
ることがある。
【0008】したがって、このような粒子の分級、移送
、包装ならびに貯蔵などの取扱いには、困難が伴うのが
常である。
、包装ならびに貯蔵などの取扱いには、困難が伴うのが
常である。
【0009】こうした粒子同志の凝集を防ぐ方法として
は、微粉末シリカなどの流動性改良剤を粉体に混合し、
粒子の流動性を向上化せしめるという方法が、一般的に
採られてはいるけれども、かかる方法によれば、確かに
、粒子の流動性こそ改善されるものの、粒子と微粉末シ
リカとの混合化工程が必要となるし、さらに一層の均一
混合化を進めることは、通常、微粉末シリカの局在化に
よって、粒子の流動性にムラが生じ、結果として、基本
的な粒子特性の再現性を悪化させるという問題がある。
は、微粉末シリカなどの流動性改良剤を粉体に混合し、
粒子の流動性を向上化せしめるという方法が、一般的に
採られてはいるけれども、かかる方法によれば、確かに
、粒子の流動性こそ改善されるものの、粒子と微粉末シ
リカとの混合化工程が必要となるし、さらに一層の均一
混合化を進めることは、通常、微粉末シリカの局在化に
よって、粒子の流動性にムラが生じ、結果として、基本
的な粒子特性の再現性を悪化させるという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、本発明者ら
は、上述した如き従来技術における種々の欠点の存在に
鑑み、単なるポリウレタンポリ尿素架橋粒子への物理的
な添加ではなくて、このポリウレタンポリ尿素架橋粒子
の内部に、いわゆる固定化が図れれば、ポリウレタンポ
リ尿素粒子と、いわゆる流動性改良剤との混合化工程も
不必要となるし、したがって、かかる混合化工程などの
煩雑なる操作からも開放されるし、とりわけ、粒子の流
動性にムラが生じ、ひいては、基本的な粒子特性の再現
性を悪化させるという問題の発生もない、極めて有用な
るポリウレタンポリ尿素架橋粒子を求めて、鋭意、研究
を開始した。
は、上述した如き従来技術における種々の欠点の存在に
鑑み、単なるポリウレタンポリ尿素架橋粒子への物理的
な添加ではなくて、このポリウレタンポリ尿素架橋粒子
の内部に、いわゆる固定化が図れれば、ポリウレタンポ
リ尿素粒子と、いわゆる流動性改良剤との混合化工程も
不必要となるし、したがって、かかる混合化工程などの
煩雑なる操作からも開放されるし、とりわけ、粒子の流
動性にムラが生じ、ひいては、基本的な粒子特性の再現
性を悪化させるという問題の発生もない、極めて有用な
るポリウレタンポリ尿素架橋粒子を求めて、鋭意、研究
を開始した。
【0011】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、混合化工程などの煩雑なる操作からも開放された
、とりわけ、粒子の流動性にもムラがなく、基本的な粒
子特性の再現性の悪化という問題発生もない、極めて有
用なるポリウレタンポリ尿素架橋粒子を提供することで
ある。
題は、混合化工程などの煩雑なる操作からも開放された
、とりわけ、粒子の流動性にもムラがなく、基本的な粒
子特性の再現性の悪化という問題発生もない、極めて有
用なるポリウレタンポリ尿素架橋粒子を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上述した如き発明が解決しようとする課題に照準を合わ
せて、鋭意、検討を行った結果、極めて簡便に、粒子の
外壁と内壁とが充分に形成された、とりわけ、粒子同志
の耐凝集性にすぐれ、しかも、粒子の流動性に極めて優
れた、粒子内部に微粉末無機化合物を固定化せしめた形
のポリウレタンポリ尿素架橋粒子が得られることを見い
出すに及んで、本発明を完成するに到った。
上述した如き発明が解決しようとする課題に照準を合わ
せて、鋭意、検討を行った結果、極めて簡便に、粒子の
外壁と内壁とが充分に形成された、とりわけ、粒子同志
の耐凝集性にすぐれ、しかも、粒子の流動性に極めて優
れた、粒子内部に微粉末無機化合物を固定化せしめた形
のポリウレタンポリ尿素架橋粒子が得られることを見い
出すに及んで、本発明を完成するに到った。
【0013】すなわち、本発明は、こうした課題を解決
するための手段として、第一に、化学量論的にイソシア
ネート基が過剰となるようなポリイソシアネート化合物
と、ポリヒドロキシ化合物との混合になり、しかも、反
応によって三次元架橋構造を形成しうる有機相と、この
化学量論的に過剰なるイソシアネート基に対して当量以
下のポリアミンとの間での界面重合反応、ならびに粒子
内部におけるウレタン化反応を行うことによって、目的
とする、粒子内部に微粉末無機化合物が固定化された形
の、とりわけ、粒子同志の耐凝集性にすぐれ、しかも、
粒子の流動性に極めて優れた、ポリウレタンポリ尿素架
橋粒子を提供しようとするものである。
するための手段として、第一に、化学量論的にイソシア
ネート基が過剰となるようなポリイソシアネート化合物
と、ポリヒドロキシ化合物との混合になり、しかも、反
応によって三次元架橋構造を形成しうる有機相と、この
化学量論的に過剰なるイソシアネート基に対して当量以
下のポリアミンとの間での界面重合反応、ならびに粒子
内部におけるウレタン化反応を行うことによって、目的
とする、粒子内部に微粉末無機化合物が固定化された形
の、とりわけ、粒子同志の耐凝集性にすぐれ、しかも、
粒子の流動性に極めて優れた、ポリウレタンポリ尿素架
橋粒子を提供しようとするものである。
【0014】ここにおいて、上記した微粉末無機化合物
として特に代表的なもののみを例示するに止めれば、B
aSO4,CaSO4,BaCO3,CaCO3,Mg
CO3またはCa3(PO4)2の如き、各種の無機塩
類;タルク、ベントナイト、シリカ、アルミナ、珪藻土
または粘土の如き、各種の無機高分子;あるいは金属な
いしは金属酸化物の粉末などであり、これらは単独使用
でも2種以上の併用でもよいことは、勿論である。
として特に代表的なもののみを例示するに止めれば、B
aSO4,CaSO4,BaCO3,CaCO3,Mg
CO3またはCa3(PO4)2の如き、各種の無機塩
類;タルク、ベントナイト、シリカ、アルミナ、珪藻土
または粘土の如き、各種の無機高分子;あるいは金属な
いしは金属酸化物の粉末などであり、これらは単独使用
でも2種以上の併用でもよいことは、勿論である。
【0015】当該微粉末無機化合物の選択に当たっては
、粒子の耐凝集性とこの粒子を塗料の艶消し剤として用
いる場合の、いわゆる艶消し効果とを考慮した場合には
、上掲した各種の無機化合物の中でも、水に難溶性の化
合物、就中、疎水性のシリカ(SiO2)やアルミナ(
Al2O3)などの無機高分子の使用が推奨される。
、粒子の耐凝集性とこの粒子を塗料の艶消し剤として用
いる場合の、いわゆる艶消し効果とを考慮した場合には
、上掲した各種の無機化合物の中でも、水に難溶性の化
合物、就中、疎水性のシリカ(SiO2)やアルミナ(
Al2O3)などの無機高分子の使用が推奨される。
【0016】当該化合物の使用量としては、ポリウレタ
ンポリ尿素架橋粒子の構成成分に対して、0.1〜20
重量%なる範囲内で、好ましくは、1〜10重量%なる
範囲内であり、このような範囲で粒子内部に固定化せい
しめることによって、極めて優れた耐凝集性ならびに極
めて優れた粒子の流動性を有する目的ポリウレタンポリ
尿素架橋粒子が得られる。
ンポリ尿素架橋粒子の構成成分に対して、0.1〜20
重量%なる範囲内で、好ましくは、1〜10重量%なる
範囲内であり、このような範囲で粒子内部に固定化せい
しめることによって、極めて優れた耐凝集性ならびに極
めて優れた粒子の流動性を有する目的ポリウレタンポリ
尿素架橋粒子が得られる。
【0017】微粉末無機化合物の粒子内部での含有率が
0.1重量%未満の場合には、どうしても、耐凝集性や
粒子の流動性などの向上化は果たされ得なくなるし、一
方、20重量%を超える場合には、どうしても、ポリウ
レタンポリ尿素の特徴である粒子の弾力性ならびに強靱
性が低下するようになり、ひいては、粒子が脆くなり易
くなるので、いずれの場合にも好ましくない。
0.1重量%未満の場合には、どうしても、耐凝集性や
粒子の流動性などの向上化は果たされ得なくなるし、一
方、20重量%を超える場合には、どうしても、ポリウ
レタンポリ尿素の特徴である粒子の弾力性ならびに強靱
性が低下するようになり、ひいては、粒子が脆くなり易
くなるので、いずれの場合にも好ましくない。
【0018】次いで、前記したポリイソシアネート化合
物としては、それら自体が公知であるようなものは、い
ずれも使用し得るが、それらのうちでも特に代表的なも
ののみを例示するに止めれば、トリレンジイソシアネー
ト、水添トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン
−4,4’−ジイソシアネート、水添ジフェニルメタン
−4,4’−ジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、水添キシリレンジイソシアネート、シクロヘキ
シル−1,4−ジソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート、ナフタレン−1
,5−ジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネ
ート、ジベンジルジイソシアネート、ジフェニルエーテ
ルジイソシアネート、m−ないしはp−テトラメチルキ
シレンジイソシアネートもしくはトリフェニルメタント
リイソシアネートの如き、脂肪族、芳香族ないしは脂環
式ジ−ないしはトリイソシアネート・モノマー類などで
あり、
物としては、それら自体が公知であるようなものは、い
ずれも使用し得るが、それらのうちでも特に代表的なも
ののみを例示するに止めれば、トリレンジイソシアネー
ト、水添トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン
−4,4’−ジイソシアネート、水添ジフェニルメタン
−4,4’−ジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、水添キシリレンジイソシアネート、シクロヘキ
シル−1,4−ジソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート、ナフタレン−1
,5−ジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネ
ート、ジベンジルジイソシアネート、ジフェニルエーテ
ルジイソシアネート、m−ないしはp−テトラメチルキ
シレンジイソシアネートもしくはトリフェニルメタント
リイソシアネートの如き、脂肪族、芳香族ないしは脂環
式ジ−ないしはトリイソシアネート・モノマー類などで
あり、
【0019】これらの各種のモノマーに基ずく3官能以
上のポリイソシアヌレート型ポリイソシアネートまたは
ビユレット型ポリイソシアネートの如き各種の変性ポリ
イソシアネート類;あるいは、上掲された如き各種のモ
ノマー類や変性ポリイソシアネート類の1種以上と、多
価アルコール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネ
ートポリオール、ポリブタジエンポリオールもしくはポ
リペンタジエンポリオールの如き、各種のポリヒドロキ
シ化合物の1種以上とを、ウレタン化反応させて得られ
る末端イソシアネート基含有ウレタン変性ポリイソシア
ネートプレポリマー類などであり、これらは単独使用で
も、2種以上の併用でもよい。
上のポリイソシアヌレート型ポリイソシアネートまたは
ビユレット型ポリイソシアネートの如き各種の変性ポリ
イソシアネート類;あるいは、上掲された如き各種のモ
ノマー類や変性ポリイソシアネート類の1種以上と、多
価アルコール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネ
ートポリオール、ポリブタジエンポリオールもしくはポ
リペンタジエンポリオールの如き、各種のポリヒドロキ
シ化合物の1種以上とを、ウレタン化反応させて得られ
る末端イソシアネート基含有ウレタン変性ポリイソシア
ネートプレポリマー類などであり、これらは単独使用で
も、2種以上の併用でもよい。
【0020】ここで、得られるポリウレタンポリ尿素架
橋粒子(以下、ポリマー粒子ともいう。)が、特に強靱
性に優れるものである為には、当該ポリイソシアネート
化合物の数平均分子量としては、200〜10,000
なる範囲内が、好ましくは、300〜7,000なる範
囲内が、さらに好ましくは、500〜5,000なる範
囲内が適切である。
橋粒子(以下、ポリマー粒子ともいう。)が、特に強靱
性に優れるものである為には、当該ポリイソシアネート
化合物の数平均分子量としては、200〜10,000
なる範囲内が、好ましくは、300〜7,000なる範
囲内が、さらに好ましくは、500〜5,000なる範
囲内が適切である。
【0021】当該ポリイソシアネート化合物の設計に当
たっては、耐侯性などを考慮した場合には、イソシアネ
ートモノマー単位の種類としては、脂肪族系および/ま
たは脂環式系に限るべきであり、かかる使い方が推奨さ
れる。
たっては、耐侯性などを考慮した場合には、イソシアネ
ートモノマー単位の種類としては、脂肪族系および/ま
たは脂環式系に限るべきであり、かかる使い方が推奨さ
れる。
【0022】一方、当該ポリイソシアネート化合物と共
に、前記有機相を構成する必須の成分たるポリヒドロキ
シ化合物は、ポリマー粒子の壁部の形成に伴う内部架橋
の不足を補い、かつ、このポリマー粒子の機械的強度を
、一層、向上化せしめるために極めて重要なる成分であ
るが、かかるポリヒドロキシ化合物としては、それ自体
が公知であるようなものは、いずれも使用し得る。
に、前記有機相を構成する必須の成分たるポリヒドロキ
シ化合物は、ポリマー粒子の壁部の形成に伴う内部架橋
の不足を補い、かつ、このポリマー粒子の機械的強度を
、一層、向上化せしめるために極めて重要なる成分であ
るが、かかるポリヒドロキシ化合物としては、それ自体
が公知であるようなものは、いずれも使用し得る。
【0023】それらのうちでも、特に代表的なもののみ
を例示するにとどめれば、次のような、いずれかのグル
ープに属するものである。
を例示するにとどめれば、次のような、いずれかのグル
ープに属するものである。
【0024】a) エチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロ
ヘサン、ビスフェノールA、水添ビスフェノールA、ヒ
ドロキシピバリルヒドロキシピバレート、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、2,2,4−トリ
メチル−1,3−ペンタンジオール、グリセリンもしく
は、ヘキサントリオールの如き多価アルコール類;
グリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロ
ヘサン、ビスフェノールA、水添ビスフェノールA、ヒ
ドロキシピバリルヒドロキシピバレート、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、2,2,4−トリ
メチル−1,3−ペンタンジオール、グリセリンもしく
は、ヘキサントリオールの如き多価アルコール類;
【0
025】b) ポリオキシエチレングリコール、ポリ
オキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリ
オキシテトラメチレングリコール、ポリオキシプロピレ
ンポリオキシテトラメチレングリコールもしくは、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンポリオキシテトラ
メチレングリコールの如き、各種のポリエーテルグリコ
ール類;
025】b) ポリオキシエチレングリコール、ポリ
オキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリ
オキシテトラメチレングリコール、ポリオキシプロピレ
ンポリオキシテトラメチレングリコールもしくは、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンポリオキシテトラ
メチレングリコールの如き、各種のポリエーテルグリコ
ール類;
【0026】c) 上掲された如き各種の多価アルコ
ール類と、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、テ
トラヒドロフラン、エチルグリシジルエーテル、プロピ
ルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、フ
ェニルグリシジルエーテルまたはアリルグリシジルエー
テルの如き各種の(環状)エーテル結合含有化合物との
開環重合によって得られる変性ポリエーテルポリオール
類;
ール類と、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、テ
トラヒドロフラン、エチルグリシジルエーテル、プロピ
ルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、フ
ェニルグリシジルエーテルまたはアリルグリシジルエー
テルの如き各種の(環状)エーテル結合含有化合物との
開環重合によって得られる変性ポリエーテルポリオール
類;
【0027】d) 上掲された如き各種の多価アルコ
ール類の1種以上と、多価カルボン酸類との共縮合によ
って得られるポリエステルポリオール類であって、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、フタル
酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、マ
レイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸、グル
タコン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,
4−シクロヘキサンヒカルボン酸、1,2,4−ベンゼ
ントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン
酸、1,2,4−シクロヘキサトリカルボン酸または2
,5,7−ナフタレントリカルボン酸などで特に代表さ
れる多価カルボン酸類を用いて得られるポリオール類;
ール類の1種以上と、多価カルボン酸類との共縮合によ
って得られるポリエステルポリオール類であって、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、フタル
酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、マ
レイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸、グル
タコン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,
4−シクロヘキサンヒカルボン酸、1,2,4−ベンゼ
ントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン
酸、1,2,4−シクロヘキサトリカルボン酸または2
,5,7−ナフタレントリカルボン酸などで特に代表さ
れる多価カルボン酸類を用いて得られるポリオール類;
【0028】e) 上掲された如き各種の多価アルコ
ール類の1種以上と、 −カプロラクトン、δ−バレ
ロラクトンもしくは3−メチル−δ−バレロラクトンの
如き各種のラクトン類との重縮合反応によって得られる
ラクトン系ポリエステルポリオール類;
ール類の1種以上と、 −カプロラクトン、δ−バレ
ロラクトンもしくは3−メチル−δ−バレロラクトンの
如き各種のラクトン類との重縮合反応によって得られる
ラクトン系ポリエステルポリオール類;
【0029】あるいは、上掲された如き、それぞれ、各
種の多価アルコール類と、多価カルボン酸類と、上掲さ
れた如き各種のラクトン類との重縮合反応によって得ら
れるラクトン変性ポリエステルポリオール類;
種の多価アルコール類と、多価カルボン酸類と、上掲さ
れた如き各種のラクトン類との重縮合反応によって得ら
れるラクトン変性ポリエステルポリオール類;
【003
0】f) ビスフェノールA型エポキシ化合物、水添
ビスフェノールA型エポキシ化合物、一価および/また
は多価アルコール類のグリシジルエーテル、あるいは、
一塩基酸および/または多塩基酸類のグリシジルエステ
ルの如き各種のエポキシ化合物を、ポリエステルポオー
ルの合成時に、1種以上併用して得られるエポキシ変性
ポリエステルポリオール類;
0】f) ビスフェノールA型エポキシ化合物、水添
ビスフェノールA型エポキシ化合物、一価および/また
は多価アルコール類のグリシジルエーテル、あるいは、
一塩基酸および/または多塩基酸類のグリシジルエステ
ルの如き各種のエポキシ化合物を、ポリエステルポオー
ルの合成時に、1種以上併用して得られるエポキシ変性
ポリエステルポリオール類;
【0031】さらには、
g) ポリエステルポリアミドポリオール、ポリカー
ボネートポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリ
ペンタジエンポリオール、ひまし油、ひまし油誘導体、
水添ひまし油、水添ひまし油誘導体、水酸基含有アクリ
ル系共重合体、水酸基含有含フッ素化合物または水酸基
含有シリコン樹脂などである。
ボネートポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリ
ペンタジエンポリオール、ひまし油、ひまし油誘導体、
水添ひまし油、水添ひまし油誘導体、水酸基含有アクリ
ル系共重合体、水酸基含有含フッ素化合物または水酸基
含有シリコン樹脂などである。
【0032】これら(a)から(g)に示されたポリヒ
ドロキシ化合物は、単独使用でも2種以上の併用でもよ
いことは勿論であるが、その数平均分子量としては、2
00〜10,000、好ましくは、300〜7,000
、さらに好ましくは、500〜5,000なる範囲内が
、ポリマー粒子内部の充分なる架橋のためにも適切であ
る。
ドロキシ化合物は、単独使用でも2種以上の併用でもよ
いことは勿論であるが、その数平均分子量としては、2
00〜10,000、好ましくは、300〜7,000
、さらに好ましくは、500〜5,000なる範囲内が
、ポリマー粒子内部の充分なる架橋のためにも適切であ
る。
【0033】また、強靱なるポリマー粒子を得るために
は、ポリエステルポリオールの使用が望ましく、就中、
−カプロラクトン、δ−バレロラクトンまたは3−
メチル−δ−バレロラクトンの如きラクトン類との重縮
合反応によって得られるラクトン系ポリエステルポリオ
ール類の使用が望ましい。
は、ポリエステルポリオールの使用が望ましく、就中、
−カプロラクトン、δ−バレロラクトンまたは3−
メチル−δ−バレロラクトンの如きラクトン類との重縮
合反応によって得られるラクトン系ポリエステルポリオ
ール類の使用が望ましい。
【0034】本発明においては、ポリイソシアネート化
合物のイソシアネート基当量と、ポリヒドロキシ化合物
のヒドロキシル基当量との比率を、1:0.1〜1:0
.9、好ましくは1:0.1〜1:0.8、さらに好ま
しくは1:0.2〜1:0.7なる範囲内で用いて、こ
れらの両成分を混合し、しかも、これら両成分の混合物
それ自体が三次元架橋化し得るような組成にすることが
肝要である。
合物のイソシアネート基当量と、ポリヒドロキシ化合物
のヒドロキシル基当量との比率を、1:0.1〜1:0
.9、好ましくは1:0.1〜1:0.8、さらに好ま
しくは1:0.2〜1:0.7なる範囲内で用いて、こ
れらの両成分を混合し、しかも、これら両成分の混合物
それ自体が三次元架橋化し得るような組成にすることが
肝要である。
【0035】すなわち、かかる混合物を完全にウレタン
化させたい場合には、ゲル状となり、加温や真溶剤の希
釈によっても、もはや、流動性が得られないような配合
にする必要がある。
化させたい場合には、ゲル状となり、加温や真溶剤の希
釈によっても、もはや、流動性が得られないような配合
にする必要がある。
【0036】前記した疎水性有機相を設計するに当たっ
ての上記二つの条件は、後述するポリアミン類の添加に
よる界面重合反応だけでは得られない内部架橋状態を得
るために必須のものであり、本発明の基本的要件である
。
ての上記二つの条件は、後述するポリアミン類の添加に
よる界面重合反応だけでは得られない内部架橋状態を得
るために必須のものであり、本発明の基本的要件である
。
【0037】このさい、界面重合反応を無理なく実効せ
しめるためには、上記範囲の過剰なるイソシアネート基
の存在が必要であり、こうした範囲は粒子の外壁が速や
かに形成されべく設計されている。
しめるためには、上記範囲の過剰なるイソシアネート基
の存在が必要であり、こうした範囲は粒子の外壁が速や
かに形成されべく設計されている。
【0038】また、本発明においては、粒子内部におけ
る、ポリイソシアネート化合物とポリヒドロキシ化合物
とのウレタン化反応を三次元的に進行せしめることで、
従来技術に依っていては、到底、果たし得ないような、
粒子全体の強靱性や耐溶剤性などの向上化が図られてい
る。
る、ポリイソシアネート化合物とポリヒドロキシ化合物
とのウレタン化反応を三次元的に進行せしめることで、
従来技術に依っていては、到底、果たし得ないような、
粒子全体の強靱性や耐溶剤性などの向上化が図られてい
る。
【0039】この粒子内部の三次元的ウレタン化反応の
設計上、3官能性以上のポリイソシアネート化合物およ
び/またはポリヒドロキシ化合物を、有機相中に含有さ
れるポリイソシアネート化合物とポリヒドロキシ化合物
との総量中に、0.1モル%以上、好ましくは、0.2
モル%以上、さらに好ましくは、0.3モル%以上含有
させることによって、良好な粒子内部の三次元架橋状態
を得ることができる。
設計上、3官能性以上のポリイソシアネート化合物およ
び/またはポリヒドロキシ化合物を、有機相中に含有さ
れるポリイソシアネート化合物とポリヒドロキシ化合物
との総量中に、0.1モル%以上、好ましくは、0.2
モル%以上、さらに好ましくは、0.3モル%以上含有
させることによって、良好な粒子内部の三次元架橋状態
を得ることができる。
【0040】有機相中におけるポリイソシアネート化合
物のイソシアネート基が、後述するポリアミン化合物と
の界面重合反応の進行に伴って消費されることで、粒子
中のイソシアネート基とヒドロキシル基との当量比が接
近し、粒子内部の架橋密度がウレタン化反応の進行に伴
って増大し、本発明のポリウレタンポリ尿素架橋粒子の
強靱性や耐久性などの諸特性が、より一層、向上する。
物のイソシアネート基が、後述するポリアミン化合物と
の界面重合反応の進行に伴って消費されることで、粒子
中のイソシアネート基とヒドロキシル基との当量比が接
近し、粒子内部の架橋密度がウレタン化反応の進行に伴
って増大し、本発明のポリウレタンポリ尿素架橋粒子の
強靱性や耐久性などの諸特性が、より一層、向上する。
【0041】このような設計思想に基ずいて混合された
有機相を、水相に微細分散させ、該有機相中に含まれる
過剰なイソシアネート基の1当量につき、ポリアミンを
0.2〜1.0当量、好ましくは、0.3〜1.0当量
、さらに好ましくは、0.4〜0.9当量添加し、粒子
界面における尿素化反応を行い、また、粒子内部でウレ
タン化反応を実施することによって、極めて強靱なるポ
リウレタンポリ尿素架橋粒子が得られる。
有機相を、水相に微細分散させ、該有機相中に含まれる
過剰なイソシアネート基の1当量につき、ポリアミンを
0.2〜1.0当量、好ましくは、0.3〜1.0当量
、さらに好ましくは、0.4〜0.9当量添加し、粒子
界面における尿素化反応を行い、また、粒子内部でウレ
タン化反応を実施することによって、極めて強靱なるポ
リウレタンポリ尿素架橋粒子が得られる。
【0042】本発明において好適に用いられる前記ポリ
アミン類としては、公知慣用のジアミン類、ポリアミン
類、またはそれらの混合物が挙げられるが、それらのう
ちでも特に代表的なもののみを挙げるにとどめれば、1
,2−エチレンジアミン、ビス(3−アミノプロピル)
アミン、ヒドラジン、ヒドラジン−2−エタノール、ビ
ス(2−メチルアミノエチル)メチルアミン、1,4−
ジアミノシクロヘキサン、3−アミノ−1−メチルアミ
ノプロパン、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、
N−メチル−ビス(3−アミノプロピル)アミン、テト
ラエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ビス(
N,N’−アミノエチル)−1,2−エチレンジアミン
、
アミン類としては、公知慣用のジアミン類、ポリアミン
類、またはそれらの混合物が挙げられるが、それらのう
ちでも特に代表的なもののみを挙げるにとどめれば、1
,2−エチレンジアミン、ビス(3−アミノプロピル)
アミン、ヒドラジン、ヒドラジン−2−エタノール、ビ
ス(2−メチルアミノエチル)メチルアミン、1,4−
ジアミノシクロヘキサン、3−アミノ−1−メチルアミ
ノプロパン、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、
N−メチル−ビス(3−アミノプロピル)アミン、テト
ラエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ビス(
N,N’−アミノエチル)−1,2−エチレンジアミン
、
【0043】1−アミノエチル−1,2−エチレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、テトラエチレンペンタミ
ン、ペンタエチレンヘキサミン、フェニレンジアミン、
トルイレンジアミン、2,4,6−トリアミノトルエン
トリハイドロクロライド、1,3,6−トリアミノナフ
タレン、イソホロンジアミン、キシリレンジアミン、水
添キシリレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニル
メタンもしくは水添4,4’−ジアミノジフェニルメタ
ン、またはこれら上掲のポリアミン・モノマーの各種の
誘導体などである。
ミン、ジエチレントリアミン、テトラエチレンペンタミ
ン、ペンタエチレンヘキサミン、フェニレンジアミン、
トルイレンジアミン、2,4,6−トリアミノトルエン
トリハイドロクロライド、1,3,6−トリアミノナフ
タレン、イソホロンジアミン、キシリレンジアミン、水
添キシリレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニル
メタンもしくは水添4,4’−ジアミノジフェニルメタ
ン、またはこれら上掲のポリアミン・モノマーの各種の
誘導体などである。
【0044】本発明において、水中に分散される疎水性
有機相は非反応性であり、かつ、疎水性の有機溶剤を、
必要に応じて、添加して粘度を低下せしめ、水相への分
散性を向上化せしめることができる。
有機相は非反応性であり、かつ、疎水性の有機溶剤を、
必要に応じて、添加して粘度を低下せしめ、水相への分
散性を向上化せしめることができる。
【0045】この場合の有機溶剤の使用量としては、全
有機相中の50重量%以下、好ましくは、30重量%以
下が適切である。
有機相中の50重量%以下、好ましくは、30重量%以
下が適切である。
【0046】使用する有機溶剤としては、芳香族系また
は脂肪族系の炭化水素、エステル、エーテル、あるいは
ケトン系のものが適し、就中、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ジフ
ェニルエーテルまたはミネラルスピリットなどが適して
いる。
は脂肪族系の炭化水素、エステル、エーテル、あるいは
ケトン系のものが適し、就中、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ジフ
ェニルエーテルまたはミネラルスピリットなどが適して
いる。
【0047】これらの有機溶剤は、必要に応じて、粒子
形成中あるいは粒子形成後に、加熱や減圧などの処理に
よって留去してもよい。
形成中あるいは粒子形成後に、加熱や減圧などの処理に
よって留去してもよい。
【0048】次いで、かくして調製された有機相を水相
中に分散さしめるにさいし、本発明のポリウレタンポリ
尿素架橋粒子は、ポリイソシアネート化合物を用いて得
られるものである処から、極めて簡便なる操作で以て、
ポリマー粒子を得ることも出来るものではあるが、
中に分散さしめるにさいし、本発明のポリウレタンポリ
尿素架橋粒子は、ポリイソシアネート化合物を用いて得
られるものである処から、極めて簡便なる操作で以て、
ポリマー粒子を得ることも出来るものではあるが、
【0
049】一層の分散の安定化を図るために、ポリビニル
アルコール、ヒドロキシアルキルセルロース、カルボキ
シアルキルセルロース、アラビアゴム、ポリアクリレー
ト、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドンまたは
エチレン無水マレイン酸共重合体の如き、各種の保護コ
ロイドから選ばれる1種または2種以上を、水相中に0
.1〜20重量%なる範囲内で、好ましくは、0.2〜
20重量%なる範囲内で、用いるのが適切である。
049】一層の分散の安定化を図るために、ポリビニル
アルコール、ヒドロキシアルキルセルロース、カルボキ
シアルキルセルロース、アラビアゴム、ポリアクリレー
ト、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドンまたは
エチレン無水マレイン酸共重合体の如き、各種の保護コ
ロイドから選ばれる1種または2種以上を、水相中に0
.1〜20重量%なる範囲内で、好ましくは、0.2〜
20重量%なる範囲内で、用いるのが適切である。
【0050】また、この水相は、0.1〜10重量%の
、好ましくは、0.2〜20重量%の、公知慣用の、ノ
ニオン系、アニオン系またはカチオン系の各種の界面活
性剤を含有していても、一向に、差し支えない。
、好ましくは、0.2〜20重量%の、公知慣用の、ノ
ニオン系、アニオン系またはカチオン系の各種の界面活
性剤を含有していても、一向に、差し支えない。
【0051】本発明にあっては、粒子の内部において、
積極的にウレタン化反応せしめる処に特徴を有するもの
であるが、公知の如く、ヒドロキシル基とイソシアネー
ト基との間のウレタン化反応は、特に、イソシアネート
基が脂肪族系あるいは脂環式系に基ずく場合には、アミ
ノ基との尿素化反応に比較して、反応速度が小さい傾向
にある。
積極的にウレタン化反応せしめる処に特徴を有するもの
であるが、公知の如く、ヒドロキシル基とイソシアネー
ト基との間のウレタン化反応は、特に、イソシアネート
基が脂肪族系あるいは脂環式系に基ずく場合には、アミ
ノ基との尿素化反応に比較して、反応速度が小さい傾向
にある。
【0052】周知の如く、水とイソシアネート基との反
応性は、ヒドロキシル基との反応性に比して極めて小さ
く、かつ、ポリアミン類の添加により形成される外壁に
よる隔離効果によって、水分の粒子内部への浸透は無視
できる処から、反応温度を上げ、時間をかけることによ
って、粒子中でのウレタン化反応を実施するという、本
発明の目的は、無論、達成されるが、粒子内で、イソシ
アネート基とヒドロキシル基との反応を極めて効果的に
促進せしめる目的で、
応性は、ヒドロキシル基との反応性に比して極めて小さ
く、かつ、ポリアミン類の添加により形成される外壁に
よる隔離効果によって、水分の粒子内部への浸透は無視
できる処から、反応温度を上げ、時間をかけることによ
って、粒子中でのウレタン化反応を実施するという、本
発明の目的は、無論、達成されるが、粒子内で、イソシ
アネート基とヒドロキシル基との反応を極めて効果的に
促進せしめる目的で、
【0053】ナフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、塩
化第一錫、塩化第二錫、テトラ−n−ブチル錫、トリ−
n−ブチル錫アセテート、n−ブチル錫トリクロライド
、トリメチル錫ハイドロオキサイド、ジメチル錫ジクロ
ライド、ジブチル錫アセテート、ジブチル錫ジラウレー
ト、オクテン酸錫またはカリウムオレエートの如き、各
種の有機金属触媒の1種または2種以上を、
化第一錫、塩化第二錫、テトラ−n−ブチル錫、トリ−
n−ブチル錫アセテート、n−ブチル錫トリクロライド
、トリメチル錫ハイドロオキサイド、ジメチル錫ジクロ
ライド、ジブチル錫アセテート、ジブチル錫ジラウレー
ト、オクテン酸錫またはカリウムオレエートの如き、各
種の有機金属触媒の1種または2種以上を、
【0054
】疎水性の有機相に対して5〜10,000ppm、好
ましくは10〜5,000ppmなる範囲内で添加する
のが望ましく、該有機金属触媒の添加によって、極めて
短時間に、強靱なる架橋粒子を形成せしめることができ
る。
】疎水性の有機相に対して5〜10,000ppm、好
ましくは10〜5,000ppmなる範囲内で添加する
のが望ましく、該有機金属触媒の添加によって、極めて
短時間に、強靱なる架橋粒子を形成せしめることができ
る。
【0055】つまり、これらの有機金属触媒は、イソシ
アネート基とヒドロキシル基との反応を極めて効果的に
促進せしめるものである。
アネート基とヒドロキシル基との反応を極めて効果的に
促進せしめるものである。
【0056】上記触媒の添加方法としては、水分散化(
微細分散化)に先立って、有機相中に添加せしめるか、
あるいは、有機相を水中に分散せしめる工程と、ポリア
ミン類を添加する工程との中間で行うのが、最も適切で
ある。
微細分散化)に先立って、有機相中に添加せしめるか、
あるいは、有機相を水中に分散せしめる工程と、ポリア
ミン類を添加する工程との中間で行うのが、最も適切で
ある。
【0057】ポリアミン類を添加したのちの当該触媒の
添加は、粒子外壁が形成されつつある状態のために、当
該触媒が粒子内部に取り込まれ難くなり、ひいては、粒
子内部のウレタン化反応促進性が低下する傾向にある処
から、好ましくない。
添加は、粒子外壁が形成されつつある状態のために、当
該触媒が粒子内部に取り込まれ難くなり、ひいては、粒
子内部のウレタン化反応促進性が低下する傾向にある処
から、好ましくない。
【0058】以上に詳述した通り、本発明の基本的要件
を満足している限り、極めて簡単な手法で、とりわけ、
耐凝集性にも優れ、しかも、極めて粒子の流動性にも優
れたポリウレタンポリ尿素架橋粒子を得ることができる
が、有機相を構成する樹脂類、分散工程における保護コ
ロイドおよび/または界面活性剤の種類とそれらの使用
量、あるいは分散工程での攪拌速度や反応温度などの諸
条件を、適宜、選択することにより、ポリウレタンポリ
尿素架橋粒子をの粒子径を、自由に、設計し調整するこ
とができる。
を満足している限り、極めて簡単な手法で、とりわけ、
耐凝集性にも優れ、しかも、極めて粒子の流動性にも優
れたポリウレタンポリ尿素架橋粒子を得ることができる
が、有機相を構成する樹脂類、分散工程における保護コ
ロイドおよび/または界面活性剤の種類とそれらの使用
量、あるいは分散工程での攪拌速度や反応温度などの諸
条件を、適宜、選択することにより、ポリウレタンポリ
尿素架橋粒子をの粒子径を、自由に、設計し調整するこ
とができる。
【0059】本発明のポリウレタンポリ尿素架橋粒子の
平均粒子径は、通常、0.1〜500ミクロン(μm)
なる程度の範囲であり、かかる粒子径の基準は、応用用
途に応じて異なるが、1〜300μmなる範囲内のもの
が、とりわけ、機械的物性などの諸性能に優れる処から
、一段と好ましい。
平均粒子径は、通常、0.1〜500ミクロン(μm)
なる程度の範囲であり、かかる粒子径の基準は、応用用
途に応じて異なるが、1〜300μmなる範囲内のもの
が、とりわけ、機械的物性などの諸性能に優れる処から
、一段と好ましい。
【0060】本発明のポリウレタンポリ尿素架橋粒子は
、粒子内部に、前述した如き各種の微粉末無機化合物が
、0.2〜20重量%なる範囲内で、含有され、固定化
されているものであるが、さらに、必要に応じて、本発
明のポリウレタンポリ尿素架橋粒子には、芯物質として
、様々なものを内包せしめることも出来る。
、粒子内部に、前述した如き各種の微粉末無機化合物が
、0.2〜20重量%なる範囲内で、含有され、固定化
されているものであるが、さらに、必要に応じて、本発
明のポリウレタンポリ尿素架橋粒子には、芯物質として
、様々なものを内包せしめることも出来る。
【0061】かかる内包用の芯物質は、疎水性の有機相
中に存在させて、粒子内部に取り込むものであるが、こ
うした芯物質の範囲や種類などは、特に限定されること
はなく、広範囲に及ぶものである。
中に存在させて、粒子内部に取り込むものであるが、こ
うした芯物質の範囲や種類などは、特に限定されること
はなく、広範囲に及ぶものである。
【0062】当該内包用芯物質の特に代表的なもののみ
を例示するに止めれば、除草剤、殺菌剤もしくは殺虫剤
の如き各種の薬剤類または医薬品類などを始め、香料、
着色料、発色剤類、酵素類、洗剤類、触媒類、防錆剤類
、接着剤類、化成品類または食品類などである。
を例示するに止めれば、除草剤、殺菌剤もしくは殺虫剤
の如き各種の薬剤類または医薬品類などを始め、香料、
着色料、発色剤類、酵素類、洗剤類、触媒類、防錆剤類
、接着剤類、化成品類または食品類などである。
【0063】また、必要に応じて、イソシアネート基に
対して不活性の可塑剤類、パラフィン類、動植物油類ま
たはシリコン油類、あるいはキシレン樹脂やケトン樹脂
類の如き各種の合成樹脂類をも、適宜、内包せしめるこ
とが出来る。
対して不活性の可塑剤類、パラフィン類、動植物油類ま
たはシリコン油類、あるいはキシレン樹脂やケトン樹脂
類の如き各種の合成樹脂類をも、適宜、内包せしめるこ
とが出来る。
【0064】本発明のポリウレタンポリ尿素架橋粒子を
調製するには、概略、次のように実施される。 (a) まず、有機相中に水相を分散する工程は、1
0〜35℃なる室温付近で行うのが、分散系の安定化を
図る見地から好ましい。
調製するには、概略、次のように実施される。 (a) まず、有機相中に水相を分散する工程は、1
0〜35℃なる室温付近で行うのが、分散系の安定化を
図る見地から好ましい。
【0065】かかる有機相中の水相への分散は、ホモジ
ュナイザー、ホモデイスパーまたはプロペラ型汎用攪拌
機の如き分散化手段や常套的な動作・操作などによって
、簡単に行うことができる。
ュナイザー、ホモデイスパーまたはプロペラ型汎用攪拌
機の如き分散化手段や常套的な動作・操作などによって
、簡単に行うことができる。
【0066】(b) 多くの場合、前記の分散工程が
終了したら、プロペラ型攪拌機を使用して、分散系をマ
イルドに攪拌せしめることが、粒子を球状にするにさい
しては、一層、好ましい。
終了したら、プロペラ型攪拌機を使用して、分散系をマ
イルドに攪拌せしめることが、粒子を球状にするにさい
しては、一層、好ましい。
【0067】(c) マイルドに攪拌された状態の該
分散液に対し、ポリアミン類の添加前後、特に、その添
加以前に、ジブチル錫ジラウレートの如き、前掲のウレ
タン化反応用有機金属触媒を、全有機相の5〜10,0
00ppmとなる範囲内の量で添加する。
分散液に対し、ポリアミン類の添加前後、特に、その添
加以前に、ジブチル錫ジラウレートの如き、前掲のウレ
タン化反応用有機金属触媒を、全有機相の5〜10,0
00ppmとなる範囲内の量で添加する。
【0068】(d) 次いで、かかる分散液に、10
〜35℃の温度で、ポリアミン類を添加するが、当該ポ
リアミン類は、有効成分が5〜70%となるように、水
によって希釈して添加せしめるのが好ましい。
〜35℃の温度で、ポリアミン類を添加するが、当該ポ
リアミン類は、有効成分が5〜70%となるように、水
によって希釈して添加せしめるのが好ましい。
【0069】(e) しかるのち、数十分〜数時間後
にして、反応温度を40〜95℃、好ましくは、50〜
90℃に昇温し、その温度に1時間〜数時間のあいだ保
持せしめることにより、0.1〜500ppmなる範囲
の粒子径を有するポリウレタンポリ尿素架橋粒子をポリ
ウレタンポリ尿素架橋粒子を得ることができる。
にして、反応温度を40〜95℃、好ましくは、50〜
90℃に昇温し、その温度に1時間〜数時間のあいだ保
持せしめることにより、0.1〜500ppmなる範囲
の粒子径を有するポリウレタンポリ尿素架橋粒子をポリ
ウレタンポリ尿素架橋粒子を得ることができる。
【0070】(f) かくして得られるポリマー粒子
は、それぞれの目的・使途に添って用いられるが、スプ
レードライ法、遠心分離乾燥法、ろ過乾燥法または流動
床乾燥法などにより、微細なパウダー状として用いるこ
とも出来る。
は、それぞれの目的・使途に添って用いられるが、スプ
レードライ法、遠心分離乾燥法、ろ過乾燥法または流動
床乾燥法などにより、微細なパウダー状として用いるこ
とも出来る。
【0071】かくして、ポリイソシアネート化合物、ポ
リヒドロキシ化合物と、ポリアミン化合物との必須三者
成分を用いての、粒子形成工程における、それぞれ、ウ
レタン化反応ならびに尿素化反応なる両反応を通して得
られ、しかも、粒子内部に微粉末無機化合物を含んで成
る、粒子同志の耐凝集性に優れ、かつ、粒子の流動性が
極めて優れたポリウレタンポリ尿素架橋粒子が得られる
。
リヒドロキシ化合物と、ポリアミン化合物との必須三者
成分を用いての、粒子形成工程における、それぞれ、ウ
レタン化反応ならびに尿素化反応なる両反応を通して得
られ、しかも、粒子内部に微粉末無機化合物を含んで成
る、粒子同志の耐凝集性に優れ、かつ、粒子の流動性が
極めて優れたポリウレタンポリ尿素架橋粒子が得られる
。
【0072】
【実施例】次に、本発明を実施例、比較例、応用例およ
び比較応用例により、一層、具体的に説明する。以下に
おいて、部および%は特に断りのない限り、すべて重量
基準であるものとする。
び比較応用例により、一層、具体的に説明する。以下に
おいて、部および%は特に断りのない限り、すべて重量
基準であるものとする。
【0073】はじめに、使用している各原料について概
説しておくことにする。 (A):ポリイソシアネート化合物 ■ 「バーノック DN−950」〔大日本インキ
化学工業(株)製の、ヘキサメチレンジイソシアネート
・アダクト型ポリイソシアネート;固形分換算イソシア
ネート基含有率=16.8%〕;以下、これをPI−1
とする。
説しておくことにする。 (A):ポリイソシアネート化合物 ■ 「バーノック DN−950」〔大日本インキ
化学工業(株)製の、ヘキサメチレンジイソシアネート
・アダクト型ポリイソシアネート;固形分換算イソシア
ネート基含有率=16.8%〕;以下、これをPI−1
とする。
【0074】■ 「バーノックDN−980S」同上
社製の、ヘキサメチレンジイソシアネートを用いて得ら
れるイソシアヌレート環含有ポリイソシアネート;固形
分換算イソシアネート基含有率=21.0%〕;以下、
これをPI−2とする。
社製の、ヘキサメチレンジイソシアネートを用いて得ら
れるイソシアヌレート環含有ポリイソシアネート;固形
分換算イソシアネート基含有率=21.0%〕;以下、
これをPI−2とする。
【0075】■ トリメチロールプロパンとε−カプ
ロラクトンとの重縮合反応によって得られる、水酸基価
が168.5なるポリカプロラクトンポリエステルトリ
オールの1,000部と、イソホロンジイソシアネート
の666部とをウレタン化反応せしめて得られる、イソ
シアネート基濃度が7.5%なるポリイソシアネート樹
脂;以下、これをPI−3とする。
ロラクトンとの重縮合反応によって得られる、水酸基価
が168.5なるポリカプロラクトンポリエステルトリ
オールの1,000部と、イソホロンジイソシアネート
の666部とをウレタン化反応せしめて得られる、イソ
シアネート基濃度が7.5%なるポリイソシアネート樹
脂;以下、これをPI−3とする。
【0076】(B):ポリヒドロキシ化合物■ ネオ
ペンチルグリコールとε−カプロラクトンとの重縮合反
応によって得られる、水酸基価が187なるポリカプロ
ラクトンポリエステルジオール;以下、これをPO−1
とする。
ペンチルグリコールとε−カプロラクトンとの重縮合反
応によって得られる、水酸基価が187なるポリカプロ
ラクトンポリエステルジオール;以下、これをPO−1
とする。
【0077】■ トリメチロールプロパンとε−カプ
ロラクトンとの重縮合反応によって得られる、水酸基価
が168.5なるポリカプロラクトンポリエステルトリ
オール;以下、これをPO−2とする。
ロラクトンとの重縮合反応によって得られる、水酸基価
が168.5なるポリカプロラクトンポリエステルトリ
オール;以下、これをPO−2とする。
【0078】■ トリメチロールプロパンとε−カプ
ロラクトンとの重縮合反応によって得られる、水酸基価
が112.2なるポリカプロラクトンポリエステルトリ
オール;以下、これをPO−3とする。
ロラクトンとの重縮合反応によって得られる、水酸基価
が112.2なるポリカプロラクトンポリエステルトリ
オール;以下、これをPO−3とする。
【0079】(C):ポリアミン化合物■エチレンジア
ミン;以下、EDAと略す。■イソホロンジアミン;以
下、IPDAと略す。
ミン;以下、EDAと略す。■イソホロンジアミン;以
下、IPDAと略す。
【0080】実施例 1
1,000mlのフラスコに、「フジケミHEC A
L−15F」〔フジケミカル(株)製の、ヒドロキシセ
ルロース〕の19部を、356部の水に溶解した水相を
準備した。
L−15F」〔フジケミカル(株)製の、ヒドロキシセ
ルロース〕の19部を、356部の水に溶解した水相を
準備した。
【0081】別の容器で、PI−1の19.6部と、P
I−2の54.9部と、PO−1の23.5部と、「エ
アロジル(AEROSIL) R−972」〔日本エ
アロジル(株)製の、疎水性の微粉末シリカ〕の2部と
トルエンの25部とを混合して有機相とした。
I−2の54.9部と、PO−1の23.5部と、「エ
アロジル(AEROSIL) R−972」〔日本エ
アロジル(株)製の、疎水性の微粉末シリカ〕の2部と
トルエンの25部とを混合して有機相とした。
【0082】20℃において、ホモミキサーを用いて、
7,000〜7,500rpmで水相を攪拌しながら、
ここへ、予め用意しておいた有機相を仕込み、1分間の
あいだ攪拌して分散液を得た。
7,000〜7,500rpmで水相を攪拌しながら、
ここへ、予め用意しておいた有機相を仕込み、1分間の
あいだ攪拌して分散液を得た。
【0083】次いで、この分散液を別のフラスコに移し
、パドラー型の攪拌翼によって、200rpmで攪拌し
ながら、ジブチル錫ジラウレート(DBTDL)の0.
1部を添加し、2分後に更に、EDAの50%水溶液の
5.8部を仕込んだ。
、パドラー型の攪拌翼によって、200rpmで攪拌し
ながら、ジブチル錫ジラウレート(DBTDL)の0.
1部を添加し、2分後に更に、EDAの50%水溶液の
5.8部を仕込んだ。
【0084】室温(約25℃)に2時間のあいだ保持し
たのち、50℃に昇温して同温で1時間、80℃で2時
間の反応を続行せしめて、目的とする、粒子内部に微粉
末無機化合物が固定されたポリウレタンポリ尿素架橋粒
子の懸濁液を得た。このものの平均粒子径は25μmで
あった。 実施例 2 下掲する如き処方に変更する以外は、実施例1と同様に
して、目的とする、粒子内部に微粉末無機化合物が固定
されたポリウレタンポリ尿素架橋粒子の懸濁液を得た。
たのち、50℃に昇温して同温で1時間、80℃で2時
間の反応を続行せしめて、目的とする、粒子内部に微粉
末無機化合物が固定されたポリウレタンポリ尿素架橋粒
子の懸濁液を得た。このものの平均粒子径は25μmで
あった。 実施例 2 下掲する如き処方に変更する以外は、実施例1と同様に
して、目的とする、粒子内部に微粉末無機化合物が固定
されたポリウレタンポリ尿素架橋粒子の懸濁液を得た。
【0085】すなわち、水相としては、それぞれ、「P
VA−205」〔(株)クラレ製のポリビニルアルコー
ルの部分ケン化物〕の9部、「PVA−217」(同上
)の10部および水の356部を用い、一方、有機相と
しては、それぞれ、PI−1の29.2部、PI−3の
28.0部、PO−3の41.8部およびトルエンの2
5部を用い、また、微粉末無機化合物としては、「アル
ミニウム・オキサイド(Aluminium Oxid
e) C」〔日本エアロジル(株)製の、微粉状酸化ア
ルミニウム〕の2部を、さらに、ウレタン化触媒として
は、DBTDLの0.18部を用い、そして、ポリアミ
ンとしては、EDAの25%水溶液の6.9部を用いる
ことにより、完全に架橋化したポリマー粒子の懸濁液が
得られた。このものの平均粒子径は23μmであった。 実施例 3 下掲する如き処方に変更する以外は、実施例1と同様に
して、目的とする、粒子内部に微粉末無機化合物が固定
されたポリウレタンポリ尿素架橋粒子の懸濁液を得た。
VA−205」〔(株)クラレ製のポリビニルアルコー
ルの部分ケン化物〕の9部、「PVA−217」(同上
)の10部および水の356部を用い、一方、有機相と
しては、それぞれ、PI−1の29.2部、PI−3の
28.0部、PO−3の41.8部およびトルエンの2
5部を用い、また、微粉末無機化合物としては、「アル
ミニウム・オキサイド(Aluminium Oxid
e) C」〔日本エアロジル(株)製の、微粉状酸化ア
ルミニウム〕の2部を、さらに、ウレタン化触媒として
は、DBTDLの0.18部を用い、そして、ポリアミ
ンとしては、EDAの25%水溶液の6.9部を用いる
ことにより、完全に架橋化したポリマー粒子の懸濁液が
得られた。このものの平均粒子径は23μmであった。 実施例 3 下掲する如き処方に変更する以外は、実施例1と同様に
して、目的とする、粒子内部に微粉末無機化合物が固定
されたポリウレタンポリ尿素架橋粒子の懸濁液を得た。
【0086】すなわち、水相としては、それぞれ、「P
VA−205」の9部、「PVA−217」の10部お
よび水の273部を用い、一方、有機相としては、それ
ぞれ、PI−1の17.4部、PI−2の32.3部、
PO−2の46.3部およびトルエンの25部を用い、
また、「AEROSIL R−200」(同上)の4
部を、さらに、ウレタン化触媒としては、DBTDLの
0.18部を用い、そして、ポリアミンとしては、IP
DAの30%水溶液の24.9部を用いることにより、
完全に架橋化したポリマー粒子の懸濁液が得られた。こ
のものの平均粒子径は25μmであった。 比較例 1 微粉末無機化合物の使用を、一切、欠如するように変更
し、かつ、下掲する如き処方に変更した以外は、実施例
1と同様にして、微粉末無機化合物不含の、つまり、対
照用のポリウレタンポリ尿素架橋粒子の懸濁液を得た。
VA−205」の9部、「PVA−217」の10部お
よび水の273部を用い、一方、有機相としては、それ
ぞれ、PI−1の17.4部、PI−2の32.3部、
PO−2の46.3部およびトルエンの25部を用い、
また、「AEROSIL R−200」(同上)の4
部を、さらに、ウレタン化触媒としては、DBTDLの
0.18部を用い、そして、ポリアミンとしては、IP
DAの30%水溶液の24.9部を用いることにより、
完全に架橋化したポリマー粒子の懸濁液が得られた。こ
のものの平均粒子径は25μmであった。 比較例 1 微粉末無機化合物の使用を、一切、欠如するように変更
し、かつ、下掲する如き処方に変更した以外は、実施例
1と同様にして、微粉末無機化合物不含の、つまり、対
照用のポリウレタンポリ尿素架橋粒子の懸濁液を得た。
【0087】すなわち、水相としては、それぞれ、「フ
ジケミHEC AL−15F」の19部および水の3
56部を用い、一方、有機相としては、それぞれ、PI
−1の20、PI−2の56部、PO−1の24部およ
びトルエンの25部を用い、また、ウレタン化触媒とし
ては、DBTDLの0.1部を用い、そして、ポリアミ
ンとしては、EDAの50%水溶液の5.8部を用いる
ことにより、完全に架橋化したポリマー粒子の懸濁液が
得られた。このものの平均粒子径は22μmであった。 応用例 1〜3 および 比較応用例 1各実施例
および比較例で得られた、それぞれのポリウレタンポリ
尿素架橋粒子の懸濁液を、スプレードライヤーを用いて
乾燥させ、微細パウダー状にし、200メッシュの篩い
を通して、75μm以上のポリマー粒子を取り除いた。
ジケミHEC AL−15F」の19部および水の3
56部を用い、一方、有機相としては、それぞれ、PI
−1の20、PI−2の56部、PO−1の24部およ
びトルエンの25部を用い、また、ウレタン化触媒とし
ては、DBTDLの0.1部を用い、そして、ポリアミ
ンとしては、EDAの50%水溶液の5.8部を用いる
ことにより、完全に架橋化したポリマー粒子の懸濁液が
得られた。このものの平均粒子径は22μmであった。 応用例 1〜3 および 比較応用例 1各実施例
および比較例で得られた、それぞれのポリウレタンポリ
尿素架橋粒子の懸濁液を、スプレードライヤーを用いて
乾燥させ、微細パウダー状にし、200メッシュの篩い
を通して、75μm以上のポリマー粒子を取り除いた。
【0088】次いで、それぞれのポリマー粒子について
、諸特性ならびに性能の比較検討を行った処を、まとめ
て、第1表に示す。 註1)パウダーテスター〔ホリカワミクロン(株)製品
〕を用いて測定した 2)ポリマー粒子の20グラムを、直径が20cmなる
200メッシュの篩いに取り、振動篩い機により、1分
間のあいだ振動篩いをし、通過したポリマー粒子の重量
%を以て表示した 第1表の結果からも明らかなように、本発明の微粉末無
機化合物固定型ポリウレタンポリ尿素架橋粒子は、とり
わけ、安息角が小さく、しかも、篩い通過率が大きいこ
とから、粒子の凝集性も極めて低いし、粒子の流動性も
優れる処から、極めて実用的なものであることが知れよ
う。
、諸特性ならびに性能の比較検討を行った処を、まとめ
て、第1表に示す。 註1)パウダーテスター〔ホリカワミクロン(株)製品
〕を用いて測定した 2)ポリマー粒子の20グラムを、直径が20cmなる
200メッシュの篩いに取り、振動篩い機により、1分
間のあいだ振動篩いをし、通過したポリマー粒子の重量
%を以て表示した 第1表の結果からも明らかなように、本発明の微粉末無
機化合物固定型ポリウレタンポリ尿素架橋粒子は、とり
わけ、安息角が小さく、しかも、篩い通過率が大きいこ
とから、粒子の凝集性も極めて低いし、粒子の流動性も
優れる処から、極めて実用的なものであることが知れよ
う。
【0089】
【発明の効果】本発明のポリウレタンポリ尿素架橋粒子
は、内部に微粉末無機化合物を含み、さらに、未反応の
イソシアネート基の痕跡をも認めることが出来ない程度
に、充分に、反応が完結されているものである。
は、内部に微粉末無機化合物を含み、さらに、未反応の
イソシアネート基の痕跡をも認めることが出来ない程度
に、充分に、反応が完結されているものである。
【0090】したがって、本発明のポリマー粒子は、極
めて強靱にして、耐溶剤性にも優れるものであるし、し
かも、粒子同志の凝集も極めて少なく、かつ、粒子の流
動性にも優れるものである処から、粒子の分級、移送、
包装ならびに貯蔵などの種々の取扱い性が大幅に改善さ
れたものである。
めて強靱にして、耐溶剤性にも優れるものであるし、し
かも、粒子同志の凝集も極めて少なく、かつ、粒子の流
動性にも優れるものである処から、粒子の分級、移送、
包装ならびに貯蔵などの種々の取扱い性が大幅に改善さ
れたものである。
【0091】しかも、本発明を駆使して、様々な芯物質
を内包せしめた場合には、芯物質それ自体を、機械的破
壊とか、有機溶剤とか、水や太陽光線の如き自然環境な
どの外部環境から保護し得ると共に、あるいは、工業排
水などの、いわゆる自然環境の破壊につながる、外部環
境の保護にとっても有効となるし、しかも、これまで懸
念されていた、活性なる残存イソシアネート基による芯
物質の化学変化を回避せしめることが出来る処となる。
を内包せしめた場合には、芯物質それ自体を、機械的破
壊とか、有機溶剤とか、水や太陽光線の如き自然環境な
どの外部環境から保護し得ると共に、あるいは、工業排
水などの、いわゆる自然環境の破壊につながる、外部環
境の保護にとっても有効となるし、しかも、これまで懸
念されていた、活性なる残存イソシアネート基による芯
物質の化学変化を回避せしめることが出来る処となる。
【0092】したがって、本発明は種々の産業分野にお
いて、極めて実用性にすぐれるものである。
いて、極めて実用性にすぐれるものである。
Claims (4)
- 【請求項1】粒子内部に微粉末無機化合物を含んだポリ
ウレタンポリ尿素架橋粒子。 - 【請求項2】前記したポリウレタンポリ尿素架橋粒子が
、化学量論的にイソシアネート基が過剰となるようなポ
リイソシアネート化合物と、ポリヒドロキシ化合物と、
微粒子無機化合物との混合になり、しかも、反応によっ
て三次元架橋構造を形成しうる有機相と、この化学量論
的に過剰なるイソシアネート基当量以下のポリアミンと
の間での界面重合反応、ならびに粒子内部におけるウレ
タン化反応を通して得られるものである、請求項1に記
載のポリウレタンポリ尿素架橋粒子。 - 【請求項3】前記した微粒子無機化合物が水に難溶性の
ものである、請求項1または2に記載のポリウレタンポ
リ尿素架橋粒子。 - 【請求項4】前記した微粉末無機化合物が、微粉末シリ
カおよび微粉末酸化アルミニウムよりなる群から選ばれ
るものである、請求項1または2に記載のポリウレタン
ポリ尿素架橋粒子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3120095A JPH04345614A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ポリウレタンポリ尿素架橋粒子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3120095A JPH04345614A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ポリウレタンポリ尿素架橋粒子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04345614A true JPH04345614A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14777791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3120095A Pending JPH04345614A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ポリウレタンポリ尿素架橋粒子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04345614A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010503749A (ja) * | 2006-09-13 | 2010-02-04 | コーロン インダストリーズ インク | ポリウレタン微粒子の製造方法及びポリウレタン微粒子 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP3120095A patent/JPH04345614A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010503749A (ja) * | 2006-09-13 | 2010-02-04 | コーロン インダストリーズ インク | ポリウレタン微粒子の製造方法及びポリウレタン微粒子 |
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