JPH04346860A - アーク防止用静電塗装機の電源装置 - Google Patents

アーク防止用静電塗装機の電源装置

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JPH04346860A
JPH04346860A JP4009383A JP938392A JPH04346860A JP H04346860 A JPH04346860 A JP H04346860A JP 4009383 A JP4009383 A JP 4009383A JP 938392 A JP938392 A JP 938392A JP H04346860 A JPH04346860 A JP H04346860A
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電型電源、特に、ス
プレーガン及び回転式噴霧器といった静電塗装噴霧器と
共に用いるのに適した改良型のアーク防止用静電型電源
に関する。
【0002】
【従来の技術】或る種の塗料噴霧装置においては、塗料
は噴霧され塗装中の加工部材との関係において高い電圧
にまで帯電される。塗料の液滴上の電荷は液滴を加工部
材へひきつけ、塗料移送効率を大幅に増大させ塗布され
たコーティングの均質性を改善する。塗料を帯電させる
のには、約4万から10万ボルト以上の直流電圧が使用
されうる。通常、加工部材は、塗装中大地電位に保たれ
る。10万ボルトの電圧が数インチの間隙を飛び超える
ことから、アーク発生を予防するため高圧がある間スプ
レーガンを接地された物体から離しておく注意を払わな
くてはならない。数多くの塗料が引火性溶剤を含んでい
る。従って高圧塗料帯電回路からのアークは、爆発及び
/又は火災といった結果を招く可能性がある。同様に、
高圧はスプレーガンの近くにいる作業員全てに対する危
険性をもはらんでいる。
【0003】静電型電源からのアーク発生を制御するた
めにさまざまな技術が用いられてきた。多くの静電式ス
プレーガンにおいては、高圧回路内に非常に大きな値の
抵抗器が設置されている。正規の運転中、高圧回路内の
電流は非常に低く従って抵抗器を横切る電圧降下は重大
なものではない。接地された物体が近づいた時点で出力
電流が増大するにつれて、抵抗器を横切っての電圧降下
による出力電圧の減少が見られる。この電圧降下はアー
ク発生の危険性を低減するものの、全く無くすることは
ない。抵抗器は同様に、アークが発生した場合に利用可
能なエネルギー量を減少させることができる。このこと
は逆に作業員に対する危険なレベルの衝撃の危険性を減
少させ、又引火性塗料溶剤の発火を生み出すのに充分な
エネルギーをアークが有する危険性をも低減する。好ま
しくは、塗料帯電用電極の質量は小さく、抵抗器は高圧
塗料帯電用電極と大地の間のキャパシタンスを最小限に
しかくしてアーク発生時に利用可能な蓄積エネルギーを
最小限にするべく帯電用電極に非常に近いところに置か
れている。スプレーブース内に載置されている回転式塗
料噴霧器については、より優れたコーティングの質を達
成するため、強い又はほぼ一定の高圧が一般に用いられ
る。換言すると、高圧回路内には限流抵抗器が全く無い
。しかしながらこのようなシステムは、初期アーク事象
を検出し実際のアーク発生に先立って高圧を遮断するよ
うな初期アーク検出回路を内蔵していてもよい。
【0004】初期のアーク防止技術には、高圧回路に関
して大地帰路内の直流電流の絶対値を見ることが関与し
ていた。この電流が予め定められた最大レベルを上回っ
た場合、高圧は遮断された。しかしながら、出力電流が
突然増大した場合、高圧が遮断される前にアークが起こ
る可能性があった。アークは、発火をひき起こすのに充
分なエネルギーを有することになる。塗装中数多くのス
プレーブース内に存在する引火性雰囲気の中では、この
ようなアークは許容できない。予め定められた最大電流
がアークに必要な電流よりはるかに下のレベルで設定さ
れるのでないかぎり、アーク発生前に高圧が遮断される
ことはない。しかしながら、予め定められた最大電流を
このような低いレベルに設定することは電源の有効度を
低減する。
【0005】さらに最近では、高圧大地帰路内の電流を
分析するための回路が開発された。1つの技法では、高
圧直流電流内の変化率を見る。接地された物体に塗料帯
電用電極が近づくにつれて、直流電流の増大がみられる
。直流電流の変化率つまりdi/dtが予め定められた
レベルを上回ると、アークが発生しかけていると仮定さ
れ、高圧は実際のアーク発生前に遮断される。従って、
初期アーク発生が検出される。アーク発生前の高圧塗料
帯電用電極からのコロナ放電は又、直流電流上に重畳さ
れる低レベルの交流電流を生成する。もう1つの技術に
よると、直流電流上に重畳された全ての交流電流成分の
絶対値が検出される。交流電流成分が予め定められたレ
ベルを上回る場合、初期アーク発生条件が存在すること
が決定され、高圧は実際のアーク発生前に中断される。
【0006】先行技術の静電型電源においては、初期電
流変化からの自動的運転停止を防ぐため始動中初期アー
ク検出回路を無効化しておくことが必要であった。接地
された物体が運転開始中に高圧回路にあまりにも近すぎ
ると、アークが発生することになる。先行技術に基づく
アーク防止回路は、過剰な大地帰路電流が検出されるか
又は初期アーク発生条件が検出されるかした場合につね
に高圧を遮断する。しかしながら高圧がひとたび遮断さ
れると、システムは、システムオペレータが手でリセッ
トすることを必要とした。例えば生産ライン上で自動車
のボディを塗装するために回転式噴霧器が用いられてい
る場合、高圧が短い時間以上の間遮断されたならばボデ
ィに塗布される塗料の品質は受諾できないものとなるだ
ろう。電圧が短時間内例えば約1秒以下の時間内に再度
打ち立てられたならば、受諾可能なコーティングを塗布
できることが確認されている。しかしながら、先行技術
のアーク防止型電源は、運転停止の後自動的に再始動で
きない。電源が迅速に再始動され、かつアーク条件がな
おも存在していたならば、結果として生じるアークは火
災又は爆発をひき起こす可能性があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に従うと、アーク
防止用静電型電源は、検出された初期アーク事象に応答
した運転停止によりアーク発生に対する改良型保護を提
供し、同様にアーク発生の危険性無く予め定められた短
い運転停止時間の後自動的に再始動するように設計され
ている。この電源は、予め定められた電流以下の電流が
高圧回路内を流れているかぎりほぼ一定の絶対値で高い
直流電圧を生成する。通常の運転中、出力電流は予め定
められた電流よりも小さい。電流が予め定められた電流
より上に増加するにつれて、高圧は急速に減少する。し
たがって通常のコーティング中ほぼ一定の電圧が維持さ
れる。接地された物体が高圧塗料帯電用電極に近づくに
つれて、電極上の電圧は電流の増加に応答して減少しア
ーク発生の危険性を低減させることになる。
【0008】電源がオンに切換えられた時点でつねにゼ
ロから出力電圧を上昇させるようなソフトスタート回路
が、この電源に具備されている。例えば、電圧は約2秒
の時間でゼロボルトから10万ボルトまで上昇しうる。 電源が出力電圧を有する間つねに、初期アーク検出回路
が出力を監視する。この回路は好ましくは直流出力電流
上のあらゆる交流成分を監視する。交流成分が初期アー
ク発生条件のために予め定められたレベルに達した場合
、アーク検出回路は高圧出力を遮断にする。約1秒とい
った予め定められた短時間の遅延の後、回路は出力電圧
を再びオンに戻そうとする。初期アーク発生が全く検出
されないかぎり、又電流が予め定められた電流より小さ
いものであり続けるかぎり、電圧は最大電圧に至るまで
上昇することになる。電流が予め定められた電流を上回
った場合、高圧直流電流のレベルに基づいて最大電圧レ
ベルは低減される。出力電圧がオンに切換えられた後い
つ何時であれ初期アーク事象が再び検出された場合、出
力電圧は再び遮断されることになる。
【0009】電圧が最初オンに切換えられなおも約1万
ボルト未満といった低いレベルにある場合、初期アーク
発生条件により生成されたあらゆる交流電流は、出力電
圧が高かった場合に比べはるかに低いレベルを有するこ
とになる。出力電圧が最初オンに切換えられたときのア
ーク発生の危険性を低減する目的で、電圧が例えば1万
ボルト未満にとどまる一方で初期アーク検出回路の利得
は増加させられる。したがって、回路はソフトスタート
中低出力電圧で初期アーク発生条件を検知するのに有効
である。
【0010】したがって、本発明の目的は改良型のアー
ク防止用静電型電源を提供することにある。本発明のそ
の他の目的及び利点は、以下の詳細な説明及び添付図面
から明らかになることだろう。
【0011】
【実施例】ここで図面とくに図1ないし図3を見ると、
図1は、本発明に従ったアーク防止用静電型電源10を
示すブロックダイヤグラムである。通常の作動条件下で
、電源10は例えば最高で10万ボルトの調整可能な高
圧直流出力を有する。しかしながら出力電圧は運転開始
中及び出力電流が予め定められた電流を上回った場合に
減少させられる。図2は、初期運転開始後ならびに初期
アーク事象の検出に応答しての運転停止の場合の自動再
始動の後の時間の関数としての電源10からの出力電圧
を示すグラフである。図3は、出力電流の関数として電
源10からの出力電圧を示すグラフである。
【0012】電源10は、電力入力端12上の低い直流
電圧を、回転式噴霧器(図示せず)といった静電式コー
ティングアプリケータ(被覆剤塗布器)への出力端13
上に適用される高い直流電圧へと変換する従来の高圧電
力モジュール11を含んでいる。このような電力モジュ
ール11は標準的に、入力端12からの低い直流電圧を
低い交流電圧に変換する発振器、低い交流電圧を中間レ
ベルの交流電圧にまで増大させる電圧逓昇変圧器、そし
て中間レベルの交流電圧を整流し倍増させて高圧直流出
力13を打ち立てるコンデンサ及びダイオード増倍電圧
整流器を含む。この電力モジュール11は又、高圧出力
電流及び電圧を表すフィードバック信号を提供する低レ
ベル入力端14をも有している。標準的には、電流は、
高圧について大地帰路内で測定される。
【0013】出力端13で打ち立てられた電圧は入力端
12上の直流電圧のレベルに応答して制御される。電源
の一例10においては、出力端13上の電圧はゼロと1
0万ボルトの間で制御される。出力電圧の最大レベルは
、電圧レベル選択回路15により決定される。この最大
電圧は、例えば複数の予め設定された電圧のうちの1つ
を選択すべくスイッチをセットすることによりユーザに
よって、或いは又望ましい出力電圧を表す電圧又は電流
を供給するプログラミング可能なプロセス制御装置(図
示せず)によって、選択できる。選択回路15は、出力
端13上の電圧を打ち立てる1つの範囲内に入る電圧を
もつ出力端16を有している。例えば出力端16上のゼ
ロボルトから10ボルトの電圧範囲は、ゼロボルトから
10万ボルトまでの出力端13上の高圧を制御すること
ができる。出力端16の電圧は抵抗器17を通して分岐
点18に印加され、次に総和分岐点19を通して電圧制
御された調整器20へと印加される。分岐点18は同様
にコンデンサ21を通して大地に接続される。電圧制御
式調整器20は電力モジュール11への電力入力端12
上の電圧を設定する。
【0014】電源10は、ソフトスタート回路及びアー
ク防止回路を含む。電力モジュール11からのフィード
バック出力14は出力電流及び電圧フィードバック回路
22を通して高圧レベル制御回路23へ印加される。回
路23はORゲート24を通して電圧制御式調整器20
へ接続されて、望ましくないほどに高い出力電圧又は過
度の出力電流のいずれかの場合、出力端13上の高圧を
遮断する。レベル制御回路23は、出力端13上の電圧
が過度に低い場合調整器20からの駆動を増大させるこ
とにより出力端13の電圧レベルに対するフィードバッ
ク制御を提供するよう総和分岐点19にも接続されてい
る。レベル制御回路23は、予め設定された出力電流に
到るまで一定の高圧出力を維持するよう試みる。したが
って、電源10は、出力電流が予め設定された電流より
も小さいものであるかぎり、堅調に調整された電源とし
て作用する。予め設定された電流以上では、高圧出力は
極めて非調整状態となる。出力電流が予め設定された出
力電流を超えて増大するにつれて、出力電圧は高圧レベ
ル制御回路23により急速に減少させられる。
【0015】図3のグラフ例に示されているように、高
圧出力は、0μa から45μa の間の出力電流につ
いてほぼ一定にとどまってい。出力電流が45μa か
ら85μaまで増大するにつれて、高圧レベル制御回路
23は出力電圧を最大からゼロにまで降下させる。した
がって、噴霧器が接地された物体に近づき高圧回路内の
電流の流れが予め設定されたレベルを超えて増大するに
つれて、高圧のレベルは急速に減少することになる。こ
の急速な電圧の減少は、噴霧器からのアーク発生の危険
性を減少させ、又アーク発生の場合の利用可能な蓄積エ
ネルギーをも減少させる。
【0016】電流が増大するにつれての自動電圧降下は
、時としてファラデー箱と呼ばれる、内側コーナを回転
式噴霧器がコーティングできるようにするという利点を
もつ。通常の作動中、回転式噴霧器は標準的に、コーテ
ィング中の加工部材から8インチ乃至12インチの間に
位置づけされ、噴霧器の電圧は一定に維持される。内側
コーナを塗装するためには、アーク発生を防ぐべく電圧
を降下させること、あらゆる整形用空気を増大させるこ
と、そして噴霧器をコーナーにより近づけることが必要
である。より低い電圧及び増大された整形用空気は、噴
霧された塗料を、静電荷によりより近い側壁にひきつけ
られる前にコーナーの中へ吹き込ませる。図3の電圧−
電流動作曲線の結果として、電源10は、出力電流の増
大により噴霧器がコーナーに近づくにつれてアーク発生
を防ぐため、電圧を自動的に減少させる。
【0017】出力電流及び電圧フィードバック回路22
は同様に、初期アーク検出器回路25に対して出力電流
に基づく信号を供給する。回路25は、出力端13にお
ける直流電流上のあらゆる交流成分のレベルを検出する
。噴霧器からのコロナ放電は出力電流の交流成分として
反映される。接地された物体が近づくにつれて、コロナ
放電は増加し、噴霧器からのアーク放電が現れるまで交
流成分は増大する。出力電流の交流成分がアーク発生前
に予め定められたレベルに達したとき、初期アーク発生
条件が存在し回路25は計数器26及び2つのタイマ2
7及び28に対して信号を印加する。タイマ28は、高
圧出力13を遮断するべく分岐点18を接地しORゲー
ト24を通して信号を印加する高圧遮断回路29を駆動
する。タイマ28は、約1秒といった短い時間的間隔で
計時を中断する。
【0018】タイマ28が計時を一時中断した後、OR
ゲート24はもはや出力端13上の高圧を阻止しない。 しかしながら、電圧制御式調整器20に対する駆動は接
地されており、出力端13上の電圧はゼロである。抵抗
器17及びコンデンサ21は、予め定められた時間にわ
たりその通常の電圧にまで分岐点18上の電圧が上昇で
きるようにするRCタイミングネットワークを形成する
。例えば、初期アーク検出事象により高圧出力が遮断さ
れた後、抵抗器17及びコンデンサ21は、4秒の時間
中にゼロからほぼその正規の電圧まで分岐点18上の電
圧が増大できるように、選択されうる。結果として得ら
れる出力電圧対時間曲線は図2に示されている。線形傾
斜曲線が示されているものの、この曲線は指数曲線であ
ってもよく、又タイミングを用途に合わせて変更するこ
とも可能であることが理解される。
【0019】ほとんどの商業的利用分野について、回転
式噴霧器にかゝる塗料帯電電圧は、一時的に遮断するこ
とができる。例えば、噴霧器の電圧が約1秒以内に再度
確立される場合、塗布されたコーティングは幾分か薄い
ものの条件に合ったものとなろう。回転式噴霧器は正規
の最適電圧よりはるかに低い電圧で作動可能である。低
い電圧は、コーティングの転移率が低くなるという結果
をもたらすにすぎない。初期アーク検出器回路25、タ
イマ28及び高圧遮断回路29は、初期アーク事象が検
出された後出力端13上に高圧を自動的に再度確立しよ
うとする如く機能する。電圧が再度確立されるまでの時
間はタイマ28の時間的間隔によって決定される。さら
にアーク発生の危険性があった場合、先行技術による電
源は自動的に再始動され得なかった。図2に示されてい
る電圧曲線で電源10を再始動させることにより、持続
している又は新たな初期アーク事象を、アークが実際に
起こる前に正規電圧より低い電圧にて検出することがで
きる。
【0020】回路25により検出された各々の初期アー
ク事象は同様にリセット可能なタイマ27を始動させ、
計数器26を増分する。タイマ27は、例えば約30秒
の時間増分を測定する。タイマ27が計時を中断する前
に予め設定された計数値に達っした場合、ラッチ30が
セットされる。例えば、計数器26が計数4に設定され
ている場合、ラッチ30は、検出された連続する2個の
事象間の時間が30秒未満で4個の初期アーク事象が検
出されたときに設定されることになる。ラッチ30から
の出力がORゲート24を介して印加されることにより
、ラッチ30がリセットされるまで出力電圧を再度確立
しようとするさらなる試みを阻止する。
【0021】図4は、電圧制御式調整器20を含む電源
の一部分及び高圧電力モジュール11の詳細を示してい
る。電力入力端子34及び接地端子35へと、適切な電
源(図示せず)から直流電圧が印加される。直流電力を
ろ波するため端子34と大地の間にコンデンサ36及び
抵抗器37が接続されている。端子34はトランジスタ
38のエミッタに接続され、トランジスタ38のコレク
タは電圧制御式の調整器20に接続されている。安全用
インタロック入力端39(図7から)が抵抗器40を介
して正の電圧端子41に、又ツェナーダイオード42を
介してトランジスタ43のベースに接続されている。正
端子41は、15ボルトの低電圧直流電源(図示せず)
に接続されている。トランジスタ43のエミッタは大地
に接続され、コレクタは抵抗器44を介してイネーブル
ライン46(図5から)へ、又ツェナーダイオード45
を介してトランジスタ47のベースに接続されている。 イネーブルライン46は、以下に詳細に説明するように
、2つの範囲のうちのいずれかが選択された時点でつね
に活動状態にある。トランジスタ47のエミッタは大地
に接続され、コレクタは抵抗器48を介してトランジス
タ38のベースに接続されている。安全用インタロック
入力端39は、出力端13に望ましくないほどに高い過
電圧がある場合、初期アーク事象が検出された後予め定
められた短い時間中出力端13における電流が予め設定
された最大電流値を超過する場合、及び、予め定められ
た時間的間隔内で予め定められた数の初期アーク事象が
検出された場合に、いずれもつねに高圧電力モジュール
11の電力を阻止するようにトランジスタ38をオフに
切替えさせるようなものである。
【0022】電圧制御式調整器20は、市販の集積回路
調整器であってよく、トランジスタ38のコレクタに接
続された電力入力端、高圧モジュール11の電力入力端
12に供給する電力出力端及び端子49に接続された高
圧制御入力端を有する。過渡電流を抑制するため調整器
20の電力入力端と電力出力端の間にはダイオード50
が接続されている。調整器20からの出力電圧は、図5
に示されている高圧レベル制御回路に接続されている制
御入力端子49上の電圧に正比例しこの電圧よりわずか
に大きい。調整器20からの電力出力は、高圧モジュー
ル11内の発振器51を駆動する。高周波交流電圧を、
電圧逓昇変圧器52の一次巻線に印加させ、この電圧は
調整器20からの電圧に比例し、従ってレベル制御端末
49上の電圧に比例する。変圧器52からの2次電圧は
、高圧出力13を得るため通常のコンデンサ及びダイオ
ードの電圧増倍器ネットワーク53により整流及び増倍
される。電圧増倍器ネットワークの一例は、米国特許第
4,402,030 号に示されている。電力モジュー
ル11は、高圧電流フィードバック出力54及び、高圧
出力13の電流及び電圧レベルの組合わせに基づく出力
55という2つの付加的な出力を含んでいる。
【0023】図5は、高圧レベル選択回路15及び図1
の電源のその他の回路部分の詳細を示している。さまざ
まな利用分野に備えるため、出力端13で利用可能な最
大出力電圧をさまざまな方法で選択することが可能であ
る。4万ボルト、6万ボルト又は9万ボルトといった3
つの異なる予め設定された出力電圧の1つを選択するた
めに、入力端59及び60を用いることができる。入力
端59及び60は同様にORゲート56を通して有効化
ライン46に接続されている。例えばゼロから10ボル
トまでの可変電圧入力端61を、ゼロボルトから10万
ボルトまでの出力電圧の選択のために用いることもでき
るし、或いは又同じ範囲内の出力電圧を選択するために
可変電流入力端62を用いることもできる。可変入力端
61及び62は、例えば自動化された塗装プログラムの
実行中に必要条件が変化するにつれて出力電圧を変化さ
せるプログラミングされたプロセス制御装置と共に用い
ることができる。
【0024】2つのゲート63及び64の出力端は合わ
せて端子65に接続されている。ゲート63又は64の
1つを選択的に使用可能にするため、手動式スイッチ6
6及び2つの抵抗器67及び68が接続されている。ゲ
ート63が使用可能にされると、2つの入力端59及び
60の論理レベルに応じて3本のライン69,70又は
71のうちの1本の線上のDC電圧を出力端65に接続
することができる。正端子41は、抵抗器72を通して
分岐点73に、又分岐点73からツェナーダイオード7
4を通して大地へと接続されている。抵抗器72及びツ
ェナーダイオード74は分岐点73上の電圧を調整する
。分岐点73は、3つの平行な電位差計75,76及び
77及び直列抵抗器78の固定端子を通して大地に接続
されている。ゲート63に対して接続されている3本の
ライン69−71はそれぞれ電位差計75−77の調整
可能な端子に接続されている。3つの電位差計75−7
7は、3つの異なる高圧出力を選択するため出力端65
上の3つの異なる予め設定された電圧のいずれかを選択
できるようにセットされている。
【0025】電源10が自動プロセス制御装置によって
制御される場合、スイッチ66は、ゲート64を有効化
するようにセットされ、出力電圧は、例えば0から10
ボルトの入力端61上の可変電圧か或いは又入力端62
上の0から5ボルトといった異なる範囲の可変電圧又は
可変電流のいずれかに応答して制御されることになる。 可変電圧入力端61は、抵抗器79を通して大地に、又
抵抗器80を通してゲート64に接続される。ツェナー
ダイオード81が入力端61からゲート64に適用され
る最大電圧を制限する。ゲート64が有効化され入力端
61が用いられるとき、共通のゲート出力端子65は、
可変電圧入力端61に適用されるものとほぼ同じ電圧を
有することになる。
【0026】可変電流入力端62は抵抗器57を通して
大地に、又抵抗器82を通して端子83に接続されてお
り、この端子83は演算増幅器84への入力端に印加さ
れ、抵抗器85を通して電位差計86の調整可能な端子
に接続されている。電位差計86の一方の固定端子は接
地され、もう一方の固定端子は抵抗器87を通して正端
子41へと接続されている。増幅器84の出力端と反転
入力端との間には、フィードバック抵抗器58が接続さ
れている。増幅器84は、入力端62上の可変電流に比
例する出力電圧を有することになる。増幅器84からの
出力は、抵抗器88を通して増幅器89への入力端に適
用される。直列接続の可変抵抗器90及び固定抵抗器9
1が、増幅器89の利得を調整するためのフィードバッ
ク経路を提供している。増幅器89の出力は、抵抗器9
2を通してゲート64に印加される。ゲート64に印加
される最大電圧を制限するためにツェナーダイオード9
3が接続されている。ゲート64が有効化され入力端6
2が使用される場合、共通のゲート出力端子65は、可
変電流入力端62における電流に比例する電圧を有する
ことになる。
【0027】スイッチがゲート64を有効化したとき範
囲を選択するために、ゲート入力端59及び60が用い
られる。入力端59上の信号が入力端61を選択し、O
Rゲート56を通して有効化ライン46にイネーブル入
力を印加し、入力端60は入力端62を選択しORゲー
ト56を通して有効化ライン46にイネーブル入力を印
加する。入力端61又は62を選択すべく2つの入力端
59又は60の一方が活動状態にあるのでないかぎり、
有効化ライン46は低くなり、トランジスタ38は出力
端13で高圧を抑制するようオフになる。
【0028】共通ゲート出力端65は、抵抗器94を通
して分岐点95に印加される。分岐点95はコンデンサ
96を通して大地、電圧フォロワ増幅器97及び勾配制
御入力端98(図7から)へと接続されている。電圧フ
ォロワ増幅器97からの出力は抵抗器を通して積分増幅
器99への入力端に適用される。高圧信号入力端100
が同様に、抵抗器101を通して積分増幅器99への入
力端に接続されている。直列接続の抵抗器102及びコ
ンデンサ103が増幅器99に対するフィードバックを
提供する。積分増幅器99からの出力は、抵抗器104
を通して増幅器105への入力端に印加される。誤差信
号入力端106(図6から)も同様に抵抗器107を通
して増幅器105への入力端に印加される。増幅器10
5への反転入力端と出力端の間にはフィードバック抵抗
器108が接続されている。増幅器105からの出力は
、2つの直列抵抗器109及び110を通してトランジ
スタ111のベースに印加される。抵抗器109と11
0の間から大地へ、ダイオード112が接続されている
。トランジスタ111のコレクタは大地に接続され、エ
ミッタは調整器20(図4)からの出力電圧を制御する
ため高圧制御端子49に接続されている。通常の作動条
件の下で、調整器20からの出力電圧は、ゲート63及
び64からの共通出力端子65上の電圧に正比例するこ
とになる。以下に論述するように、この電圧は勾配制御
入力端98、高圧入力端100及び誤差信号入力端10
6によって変更可能である。
【0029】図6は、出力電流及び電圧フィードバック
回路22、高圧レベル制御回路23及び図1の電源10
のその他の部分の詳細を示している。コンデンサ116
が、電流フィードバック出力端54(図4から)と組合
わせられた電流・電圧フィードバック出力端55(図4
から)の間に接続されている。高圧電流に比例する電圧
にある電流フィードバック出力端54は、3つの直列接
続抵抗器117−119を通して、電圧フォロワ120
の非反転入力端に接続される。抵抗器117及び118
の間の分岐点は、過渡電圧抑制バリスタ121を通して
大地に接続され、抵抗器118と119の間の分岐点は
、過渡電圧抑制バリスタ122を通して大地に接続され
、電圧フォロワ120への非反転入力端は並列抵抗器1
23及びコンデンサ124を通して大地に接続され、電
圧フォロワ120への入力をろ波する。
【0030】電圧フォロワ120からの出力は、電流信
号出力125(図7)を設定する。電圧フォロワ120
の出力は同様に、緩衝増幅器127の反転入力端へと、
抵抗器126を通して印加される。増幅器127はフィ
ードバック抵抗器128を有する。増幅器127からの
出力は抵抗器129を通して増幅器130の反転入力端
に印加される。正端子41も同様に、固定抵抗器131
と直列可変抵抗器132を通して増幅器130の反転入
力端に接続されている。増幅器130はフィードバック
抵抗器133を有する。増幅器130の出力は抵抗器1
34を通して、ダイオード136と共に活動状態のダイ
オード136’を含む増幅器135へ印加される。活動
状態のダイオード136’は図5の電流誤差信号入力端
106に接続する。
【0031】図1,図3,図5及び図6を参照すると、
増幅器130によって増幅器135に対して適用された
入力がダイオード136の順方向電圧より小さいかぎり
、電流誤差信号入力端106上にはいかなる信号も現れ
ない。電流フィードバックが可変抵抗器132の設定点
調整を上回る場合、活動状態のダイオード136’から
の信号は正へと移行し始め、入力端106上に電流誤差
信号を生成する。活動状態のダイオード136’は、そ
の入力が正であるのでないかぎり出力をもたない。電流
誤差信号入力106は図5の増幅器105に印加される
。高圧電流が増大するにつれて、誤差信号入力106の
絶対値は増大する。可変抵抗器132は、電流誤差信号
入力106が始まる高圧電流誤差設定点を調整する。 図3のグラフ内に示されている例を用いると、可変抵抗
器132は、高圧出力端13(図1)における電流が4
5μa を超えたときに開始する誤差信号入力106を
設定するよう調整されている。誤差信号入力106は、
出力電流が45μa より上に増大するにつれてほぼ線
形に増大する。誤差信号入力端106は、高圧レベル選
択信号と共に増幅器105に印加される。誤差信号入力
106が増大するにつれて、増幅器105に対する正味
入力は減少して調整器20が出力端13における高圧を
低下させるようにする。従って出力端13における高圧
は、図3に示されているように、45μa 以上の電流
の増大に従って減少することになる。
【0032】ここで再び図6を参照すると、組合わせ型
電流・高圧出力端55は、3つの直列抵抗器137−1
39を通して電圧フォロワ140の非反転入力端に接続
されている。抵抗器137と138の間から大地まで過
渡抑制バイリスタ141が接続され、抵抗器138と1
39の間から大地までバイリスタ142が接続され、電
圧フォロワ140への入力端から大地まで並列抵抗器1
43及びコンデンサ144が接続されて電圧フォロワ1
40への入力をろ波している。高圧出力電流と電圧の組
合わせを表している電圧フォロワ140からの出力は、
抵抗器145を通して差動増幅器146の非反転入力端
に印加される。2つの抵抗器147及び148から成る
分圧器が、高圧出力電流を表すものである電圧フォロワ
120からの出力の一部分を差動増幅器146への反転
入力端に印加され、ここでこの出力の一部分は組合わせ
られた高圧出力電流及び電圧から減算される。差動増幅
器146からの結果として得られた出力は、図5及び図
7の回路に対して高圧信号入力100を供給する。増幅
器146の出力端と増幅器146への反転入力端の間に
はコンデンサ148が接続されている。このコンデンサ
148は、電力モジュール発振器51(図4)の高い運
転周波数の結果として考えられる振動を防ぐフィルタと
して作用する。増幅器146は、可変抵抗器150、固
定抵抗器151、演算増幅器152、フィードバック抵
抗器153及び出力抵抗器154から成るフィードバッ
ク経路を有する。フィードバックは、組合わせられた電
流・高圧フィードバック信号と共に増幅器146の非反
転入力端に印加されることから、増幅器152はフィー
ドバック信号を反転させて適正な極性を提供する。可変
抵抗器150は、増幅器146の出力端に確立された高
圧入力信号100と電流及び高圧入力55の間で望まし
い全体的利得を提供するように調整されている。
【0033】高圧入力信号100は、図5の積分増幅器
99に印加される。高圧出力端13における電圧レベル
が降下した場合、積分増幅器99に対する高圧フィード
バック信号の印加によって、回路は出力電圧を調整しよ
うと試みることになる。図7は、安全用インタロック及
び初期アーク検出器25ならびに図1の電源10のその
他の部分の詳細を示している。高圧入力信号100は抵
抗器160を通して、フィードバック抵抗器162を有
する増幅器161へ印加される。増幅器161からの出
力は、比較器164の1つの入力端に、抵抗器163を
介して印加される。2つの比較器165及び166から
成る分圧器が、正端子41上の電圧の予め選択された部
分を比較器164のもう一方の入力端に印加する。比較
器164への2つの入力端の間にはコンデンサ167が
接続されている。比較器164からの出力端は、正端子
41に、抵抗器168を通して接続されている。比較器
164は、高圧出力端13における電圧が予め定められ
た過電圧を超過するときレベルを変えることになる段階
的出力を有する。比較器164の出力が変化する実際の
電圧は、分圧器抵抗器165及び166により比較器1
64に印加される電圧によって決定される。電源10が
例えば最高10万ボルトで出力13を生成するよう設計
されている場合、分圧器抵抗器165及び166は、比
較器164に約112000ボルトで過電圧を検出させ
るように選択されていてよい。当業者であれば、分圧器
抵抗器165及び166の自動的修正を具備することに
より、選択された出力電圧のレベルが低減された時点で
過電圧設定点がより低いレベルに自動的に調整されるよ
うに、回路を修正することができる、ということがわか
るであろう。
【0034】過電圧事象が起こり比較器164からの出
力が変化した場合、2つのNORゲート170及び17
1から成るラッチ169がセットされる。ラッチ169
からの出力はORゲート172及び抵抗器173を通し
てトランジスタ174のベースに印加される。トランジ
スタ174は、安全用インタロック入力端39(図4)
に接続されたコレクタ及び接地されたエミッタを有して
いた。過電圧事象の結果として、トランジスタ38(図
4)は、ラッチ169がリセットライン175上のパル
スによりリセットされるまで、高圧出力13を遮断する
べくオフに切換えられることになる。過電圧保護は冗長
であり、電源10のその他の回路部分が故障した場合に
のみ機能する。
【0035】電流信号出力125(図6から)は抵抗器
176を通して電圧フォロワ177に印加される。電圧
フォロワ177からの出力は抵抗器178を通して比較
器179への第1の入力端に印加される。比較器179
への2つの入力端の間にコンデンサ180が接続されて
いる。正端子41と大地の間に接続された2つの抵抗器
181及び182から成る分圧器により比較器179へ
の第2の入力端に対して基準電圧が印加される。比較器
179の出力端は抵抗器183を通して正端子41に接
続され、2つのNORゲート185及び186から成る
ラッチ184へ接続される。高圧出力電流が予め定めら
れた過電流を超過する場合にはつねに比較器179から
の出力は状態を変えラッチ184をセットする。ラッチ
184は、リセットパルスがリセット入力端175に印
加されるまでセットされた状態にとどまることになる。 ラッチ184からの出力は、高圧過電流に応答して高圧
出力を遮断するため入力端39上に安全用インタロック
信号を確立すべくORゲート172に印加される。この
過電流保護は冗長機能であり、回路の故障の結果として
の過剰な電圧の場合に推定されるように出力電圧が低下
しない場合にのみ有効となるようにセットされている。 図3のグラフに示されている例を参照すると、出力電圧
は、電流が45μa から85μa まで増大するにつ
れて、45μa より下の電流でのその通常の最大レベ
ルからゼロまで降下するはずである。電流が150μa
 に達した場合といったように、より高い電流でのみ出
力電圧を阻止するように過電流保護をセットすることが
可能である。過電流設定点は分圧器抵抗器181及び1
82によって決定される。
【0036】高圧出力端13における電流を表すもので
ある電圧フォロワ177からの出力は、初期アーク事象
を検知するのに用いられる。コロナ放電の増加はアーク
発生の直前にスプレーガンにおいて発生する。このよう
なコロナ放電は、はるかに大きい直流電流に重畳した低
レベルの交流電流を生成する。コンデンサ187及び抵
抗器188が、電圧フォロワ177からの出力端から大
地まで接続され、出力電流フィードバック信号からの直
流成分をろ波する。抵抗器188を横切った交流電流成
分は、増幅器189の非反転入力端に印加される。増幅
器189は、増幅器189の利得を確立するためその反
転入力端から大地まで接続された抵抗器191及びフィ
ードバック抵抗器190を有する。増幅器189からの
出力は、2つの直列接続抵抗器192及び193を通し
て、電圧フォロワ194への非反転入力端に印加される
。電圧フォロワ194への非反転入力端から大地へとコ
ンデンサ195が接続され、電圧フォロワ194の反転
入力端から抵抗器192及び193の間の分岐点までコ
ンデンサ196が接続されている。抵抗器193及びコ
ンデンサ195及び196ならびに電圧フォロワ194
は、交流電流信号から高周波ノイズを除去する低域フィ
ルタを形成している。
【0037】電圧フォロワ194からの出力は抵抗器1
97を通して比較器198の1つの入力端へと印加され
る。比較器198へのもう1つの入力端は端子199を
通して電圧基準電源(図示せず)に接続されている。比
較器198の2つの入力端の間にはコンデンサ200が
接続されている。比較器198は、高圧電流のろ波され
増幅された交流成分の絶対値を基準電圧と比較する。交
流電流成分が予め定められた電圧を超過する場合、高圧
回路内でアーク発生事象が起ころうとしているというこ
とが推定される。比較器198からの出力をこの設定点
電圧で変化させるように、基準電圧は設定されている。 比較器198の出力が変化する設定点電圧の変化は、ア
ーク検出回路の感度を変えることになる。
【0038】比較器198からの出力端は、抵抗器20
1を通して正端子41へと接続されている。比較器19
8からの出力端は同様にタイマ202を引き外しするよ
うにも接続されている。抵抗器203及びコンデンサ2
04が、このタイマ202によって測定される時間的間
隔を決定する。抵抗器203及びコンデンサ204は、
タイマ202に対し短い時間的間隔例えばわずか約1秒
の間隔を提供するように選択される。初期アーク事象が
検出された後このような時間的間隔の間、タイマ202
は、安全用インタロック入力39を確立するためORゲ
ート228を通してORゲート172へ、又抵抗器20
5を通してトランジスタ206のベースに出力を印加す
る。トランジスタ206のエミッタは接地されており、
トランジスタ206のコレクタは勾配制御入力98を図
5の分岐点95に印加する。従って、初期アーク事象が
検出された場合つねに高圧は安全用インタロック入力3
9により遮断され、分岐点95はコンデンサ96を放電
すべくトランジスタ206を通して接地される。タイマ
202がタイムアウトした後、安全用インタロック入力
39は遮断され、トランジスタ206は導電をやめる。 しかしながら、接地された分岐点95にはいかなるレベ
ル選択電圧も無いことから高圧は直ちに再度確立される
ことはない。抵抗器94及びコンデンサ96は、高圧が
その通常の高圧レベルまで上昇するソフトスタート率を
決定するRCタイミングネットワークを形成する。図2
のグラフ例においては、抵抗器94及びコンデンサ96
は、ゼロボルトから最大電圧までに4秒の上昇時間を提
供するよう選択されている。
【0039】ここで再び図7を参照すると、比較器19
8からの出力は同様に、リセット可能なタイマ207を
もトリガーする。抵抗器208及びコンデンサ209が
、タイマ207により測定される時間的間隔を決定する
。タイマ207は、タイマ202よりもはるかに長い例
えば約30秒といった間隔を測定するようにセットされ
る。検出された初期アーク事象の各々は、たとえタイマ
210が計時を終了していなくても、これを再度引き外
しする。タイマ207は、予め定められた間隔内に発生
した初期アーク事象の数を計数する桁送りレジスタ21
0の差動を制御する。比較器198の出力端に現れる検
出された初期アーク事象の各々は、桁送りレジスタ21
0へのクロック入力端211に印加される。桁送りレジ
スタ210は同様にタイマ207からの出力端に接続さ
れた入力端212を有する。入力端212に印加された
タイマ207からの出力は桁送りレジスタ210の構成
を並列から直列に変える。桁送りレジスタ210は同様
に、桁送りレジスタ210が214で出力を確立する計
数を決定するような入力213を有する。計数セット入
力213は例えば、桁送りレジスタが、4つ、5つ、6
つ、7つ又は8つの初期アーク事象を計数した後214
で出力を有するようにすることができる。
【0040】シフトレジスタ210からの出力214は
、2つのNORゲート216及び217から成るラッチ
215をセットし、同様にNORゲート218を通して
印加されてタイマ207をリセットする。タイマ207
がリセットされるか又はタイムアウトした時点で、桁送
りレジスタ210も又リセットされる。ラッチ215か
らの出力は、出力端13における高圧を遮断するため3
9において安全用インタロック信号を確立するべくOR
ゲート228を通してORゲート172へと印加される
。従って、初期アーク事象が検出された場合、出力端1
3における高圧は、タイマ202が決定するとおり約1
秒といった短い間隔中遮断される。このような時間的間
隔が経過した後、出力端13における電圧は、抵抗器9
4及びコンデンサ96により決定された率で上昇し始め
る(図5)。アーク条件がとどまるか又は再発した場合
、出力端13における電圧がアークを許容するのに充分
高くなる前に第2の初期アーク事象が検出される。桁送
りレジスタ210が入力端213によってセットされた
計数に達するまで、タイマがタイムアウトしないうちに
連続する各々の事象がタイマを再始動させている状態で
、反復するアーク事象が検出された場合、ラッチ215
がセットされ、ラッチ215がリセットライン175上
のパルスによってリセットされるまでそれ以上の再始動
は中止される。
【0041】アーク発生に先立つコロナ放電の結果とし
て高圧直流電流上に重畳された交流成分の絶対値は、部
分的に直流電圧の絶対値と共に変化する、ということに
留意すべきである。ソフトスタート中に起こるような低
い電圧において、アーク発生前の交流成分は、より高い
直流電圧におけるものよりもはるかに少ない。ソフトス
タート中のアーク発生の危険性をさらに防止するために
、高圧出力の絶対値が予め定められた設定点レベル例え
ば1万ボルトより小さい場合、初期アーク検出回路の利
得は増大させられる。なおも図7を参照すると、増幅器
161からの出力端でとった高圧信号は、抵抗器219
を通して比較器220への入力端に印加される。2つの
抵抗器221及び222から成る分圧器は、比較器22
0へのもう1つの入力端に対して予め定められた正の電
圧を印加する。比較器220への入力端の間にはコンデ
ンサ223が接続されている。比較器220の出力端は
、抵抗器224を通して正端子41に接続される。分圧
器抵抗器221及び222は、出力端における高圧が例
えば1万ボルトといった電圧以下に降下した場合比較器
の出力に変化を生ずるように選択されている。比較器2
20からの出力は抵抗器225を通してトランジスタ2
26のベースに印加される。トランジスタ226のエミ
ッタは接地され、コレクタは、初期アーク検出回路内の
増幅器189への反転入力端へ抵抗器227を通して接
続されている。出力端13における電圧が予め選択され
た1万ボルトを超過する限り、トランジスタ226はオ
フとなる。出力端13における電圧が予め選択された1
万ボルトより小さい場合、トランジスタ226は抵抗器
191と並列に抵抗器227を接続するよう通電し、か
くして増幅器189の利得は増大する。これは、出力電
圧が予め選択された1万ボルトより小さい場合つねに出
力電流内のあらゆる交流成分の絶対値を増大させる。 従って、比較器198の出力は、出力電圧が1万ボルト
の設定点より小さい場合交流成分がより低いレベルにあ
るとき初期アーク事象を示すよう変化することになる。
【0042】電源10の好ましい一実施態様を図示し説
明してきたが、前記クレームの精神及び範囲から逸脱す
ることなく種々の修正及び変更を加えることが可能であ
るということが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったアーク防止制御装置を含む高圧
静電型電源のブロック図である。
【図2】図1に示されている電源からの高圧出力と電源
の始動又は運転停止後の再始動の後の時間の関係を示す
グラフの一例である。
【図3】図1に示されている電源についての高圧出力と
出力電流の関係を示すグラフの一例である。
【図4】本発明に従ったアーク防止用静電型電源の高圧
電力モジュール部分の詳細な概略図である。
【図5】本発明に基づくアーク防止用静電型電源のため
の電圧レベル選択及び高圧レベル制御回路の詳細な回路
図である。
【図6】本発明に基づくアーク防止用静電型電源のため
の電圧レベル制御回路の詳細な回路図である。
【図7】本発明に基づくアーク防止用静電型電源のため
のアーク検出遮断・再始動回路の詳細な回路図である。
【符号の説明】
10…アーク防止用静電型電源 11…高圧電力モジュール 17…抵抗器 20…電圧制御式調整器 21…コンデンサ 23…高圧レベル制御回路 25…初期アーク検出器 26…計数器 27,28…タイマ 29…高圧遮断回路 30…ラッチ回路 34…電力入力端子 36,103,116,124他…コンデンサ37,4
0,44,48,57,67,68,72,79,80
,82,85, 87,90,91,94,102,107,109,1
10,117−119, 123他…抵抗器 38,43,47,111他…トランジスタ41…正端
子 42,45,50,74,81,93他…ツェナーダイ
オード 51…発振器 75〜77…電位差計 84,99,105,146…増幅器 120,140,177…電圧フォロワ121,141
…過渡電圧抑制バリスタ179,220…比較器 184,215…ラッチ回路 210…けた送りレジスタ 207…タイマ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の直流出力電圧を生成する手段;
    該出力電圧の初期アーク事象を検出する手段;所定の時
    間間隔の間に該出力電圧を遮断するため該出力電圧の初
    期アーク発生の検出に応答する手段;および該所定の時
    間間隔の経過後に該出力を所定の低レベルから前記所定
    の電圧に傾斜上昇させる手段;を具備することを特徴と
    するアーク防止用静電型電源。
  2. 【請求項2】  前記出力電圧が確立される時点でつね
    に前記出力を前記所定の低レベルから前記所定の電圧ま
    で傾斜上昇されることを特徴とする請求項1記載のアー
    ク防止用静電型電源。
  3. 【請求項3】  前記出力の前記所定の低レベル電位は
    ゼロボルトであることを特徴とする請求項2記載のアー
    ク防止用静電型電源。
  4. 【請求項4】  前記出力電圧の初期アーク事象を検出
    する前記手段は、該出力電圧の出力電流を検出する手段
    ;該出力電流のある交流成分を検出する手段;および該
    出力電圧の初期アーク事象を検出するための該交流電流
    成分の絶対値に応答する手段;とを具備することを特徴
    とする請求項3記載のアーク防止用静電型電源。
  5. 【請求項5】  該交流電流成分の絶対値に応答する前
    記手段は、該出力電圧が第1の電圧より小である場合第
    1の絶対値に応答し、かつ該出力電圧が初期アーク事象
    を検出する前記第1の電圧より大である場合前記第1の
    絶対値より大きい第2の絶対値に応答するものであるこ
    とを特徴とする請求項4記載のアーク防止用静電型電源
  6. 【請求項6】  前記生成手段は所定の出力電流までは
    最大電圧で、また該出力電流が前記所定の出力電流を超
    えて増加するにつれて前記最大電圧から急速に減少する
    電圧で、前記所定の直流電圧を生成する請求項1記載の
    アーク防止用静電型電源。
  7. 【請求項7】  前記出力は、前記出力電圧が確立され
    る時点でつねに前記所定の低レベルから前記所定の電圧
    まで傾斜上昇されることを特徴とする請求項5記載のア
    ーク防止用静電型電源。
  8. 【請求項8】  前記出力の前記所定の低レベルはゼロ
    ボルトであることを特徴とする請求項7記載のアーク防
    止用静電型電源。
  9. 【請求項9】  該出力電圧の初期アーク事象を検出す
    る前記手段は:該出力電圧の出力電流を検出する手段;
    該出力電流のある交流成分を検出する手段;および該出
    力電圧の初期アーク発生を検出するために該交流電流成
    分の絶対値から応答する手段;とを具備することを特徴
    とする請求項8記載のアーク防止用静電型電源。
  10. 【請求項10】  該交流電流成分の絶対値に応答する
    前記手段は該出力電圧が第1の電圧より小である場合に
    第1の絶対値に応答し、該出力電圧が初期アーク事象を
    検出するため前記第1の電圧より大である場合、前記第
    1の絶対値より大である第2の絶対値に応答するもので
    あることを特徴とする請求項9記載のアーク防止用静電
    型電源。
  11. 【請求項11】  第2の所定の時間内で検出された初
    期アーク事象の数を計数する前記検出用手段に応答する
    手段と、該出力電圧を禁止するための該第2の所定の時
    間内の該初期アーク事象の所定の計数値に応答する手段
    とを更に具備することを特徴とする請求項1記載のアー
    ク防止用静電型電源。
  12. 【請求項12】  a)所定の高電圧出力を生成する段
    階; b)前記高電圧出力から初期アーク発生の検出に応答し
    て前記高電圧出力を遮断する段階; c)前記高電圧出力が遮断されてから所定の時間の後、
    所定の低レベルから前記所定の高レベルに前記出力を傾
    斜上昇せしめる段階;および前記出力から初期アーク発
    生の検出に応答して前記所定の高レベルにまで前記出力
    を傾斜上昇されるにつれ前記出力を遮断する段階;とを
    具備する静電型電源の作動方法。
  13. 【請求項13】  前記出力とゼロボルトから前記所定
    の高レベルまで傾斜上昇されることを特徴とする請求項
    12記載の静電型電源の作動方法。
  14. 【請求項14】  前記所定の高電圧出力は、出力電流
    が所定の電流より大でない場合に、実質的に一定の高い
    最大値電圧を有する如く生成され、かつ前記電流が前記
    所定の電流を超えて増加するにつれ、前記所定の高電圧
    は前記最大値電圧から急速に減少することを特徴とする
    請求項12記載の静電型電源の作動方法。
  15. 【請求項15】  前記出力はゼロボルトから出力電流
    の決定するレベルまで傾斜上昇されることを特徴とする
    請求項14記載の静電型電源の作動方法。
  16. 【請求項16】  前記高電圧出力から初期アーク発生
    の検出に応答して、前記出力が約1秒以下の間遮断され
    ることを特徴とする請求項14記載の静電型電源の作動
    方法。
  17. 【請求項17】  前記高電圧出が遮断される回数を計
    数し、第2の所定の時間内の所定の回数の遮断の後に出
    力を傾斜上昇せしめることを停止する手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項12記載の静電型電源の作動方法
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