JPH0434717B2 - - Google Patents

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JPH0434717B2
JPH0434717B2 JP6958884A JP6958884A JPH0434717B2 JP H0434717 B2 JPH0434717 B2 JP H0434717B2 JP 6958884 A JP6958884 A JP 6958884A JP 6958884 A JP6958884 A JP 6958884A JP H0434717 B2 JPH0434717 B2 JP H0434717B2
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stimulable phosphor
phosphor sheet
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support
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Terumi Matsuda
Kaoru Tamura
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19853588045 priority patent/DE3588045T2/de
Priority to DE19853586636 priority patent/DE3586636T2/de
Priority to EP19870117493 priority patent/EP0285702B1/en
Priority to EP87117494A priority patent/EP0269110B1/en
Priority to CA000478540A priority patent/CA1270407A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、輝尽性蛍光体を利用する放射線画像
情報記録再生方法に使用される蓄積性蛍光体シー
トとその搬送方法に関するものである。
[発明の背景] 従来より、放射線像を画像として得る方法とし
て、銀塩感光材料からなる乳剤層を有する放射線
写真フイルムと増感紙(増感スクリーン)との組
合わせを用いる、いわゆる放射線写真法が利用さ
れている。
近年、上記の放射線写真法にかわる方法の一つ
として、たとえば特開昭55−12145号公報等に記
載されているような輝尽性蛍光体を利用する放射
線画像情報記録再生方法が開発され、注目されて
いる。この方法は、被写体を透過した放射線、あ
るいは被写体から発せられた放射線を輝尽性蛍光
体に吸収させ、そののちにこの蛍光体を可視光
線、赤外線などの電磁波(励起光)で励起するこ
とにより、蛍光体中に蓄積されている放射線エネ
ルギーを蛍光(輝尽発光)として放出させ、この
蛍光を光電的に読み取つて電気信号を得、この電
気信号に基づき被写体あるいは被検体の放射線像
を可視像もしくは数値、記号等により表示された
情報として再生するものである。
上記の放射線画像情報記録再生方法によれば、
従来の放射線写真法を利用した場合に比較して、
はるかに少ない被曝線量で情報量の豊富な放射線
画像を得ることができるという利点がある。従つ
て、この放射線画像情報記録再生方法は、特に医
療診断を目的とするX線撮影などの直接医療用放
射線撮影において利用価値が非常に高い。
放射線画像情報記録再生方法の実施に際して、
輝尽性蛍光体は一般に、該輝尽性蛍光体からなる
蛍光体層を支持体上に積層した構成からなる蓄積
性蛍光体シート(放射線像変換パネルとも呼ば
れ、通常は、長方形、正方形などの形状のシート
である)の形態にて用いられる。また蛍光体層の
表面には蛍光体層の物理的劣化および化学的変質
を防止する目的で透明なプラスチツク材料からな
る保護膜が付設されている。
蓄積性蛍光体シートはそれ自体で最終的に画像
情報を記録するものではなく、前記のように別に
用意された最終的な記録媒体に画像等を与えるた
めに一時的に画像情報を担持するものである。従
つて、蓄積性蛍光体シートは繰り返し使用するこ
とができ、そのように繰り返し使用により極めて
経済的となる。
上記の蓄積性蛍光体シートの繰り返し使用は、
たとえばX線撮影車のような移動ステーシヨンに
蓄積性蛍光体シートを使用する放射線画像情報記
録読取装置を装備して、集団検診などのために各
所へ出張してX線撮影をするような場合において
特に有利となる。すなわち、移動ステーシヨンに
多数の蓄積性蛍光体シートを積載して行くのは不
便であり、またX線撮影車のような車両に積載で
きるシートの数には限りがある。従つて、蓄積性
蛍光体シートを繰り返し使用が可能なような条件
にてX線撮影車に搭載し、各蓄積性蛍光体シート
に被写体毎の放射線画像情報を記録し、それを読
み出して得た画像情報信号を磁気テープの記憶容
量の大きい記録媒体に写し、そして蓄積性蛍光体
シートを循環再使用するようにすれば、少数の蓄
積性蛍光体シートで多数の被写体の放射線画像を
得ることができるのため、実用上極めて有用であ
る。さらに、この蓄積性蛍光体シートの循環再使
用と連続撮影とを組合わせることにより、集団検
診における迅速な撮影が可能となり、実用上の効
果は極めて大きい。
なお、蓄積性蛍光体シートを循環再使用する場
合には、通常は蓄積性蛍光体シートに蓄積された
放射線エネルギーを読み取つて目的の画像情報を
得た後、残存する放射線エネルギーを、たとえば
特開昭56−11392号、同56−12599号公報に開示さ
れているような方法によつて放出除去させる工程
を加える。このような方法によつて、蓄積性蛍光
体シートの効率的な循環再使用が可能となる。
従つて、上記の放射線画像情報記録再生装置を
X線撮影車などの移動ステーシヨンに搭載する場
合には、被写体に放射線を照射し、次いでその放
射線に蓄積性蛍光体シートを露光させて該被写体
の放射線像を該蓄積性蛍光体シートに蓄積記録さ
せる画像記録部、この蓄積性蛍光体シートに蓄積
記録された放射線像を読み取る画像読取部、読み
取り操作後に蓄積性蛍光体シートに残存する放射
線エネルギーを放出除去して次の記録操作に備え
るための消去部、および蓄積性蛍光体シートをこ
れらの各部に順に循環移動させるための搬送手段
を一つの装置にまとめた形態にすることが望まし
い。また、このような構成の放射線画像情報記録
再生装置は、X線撮影車などの移動ステーシヨン
のみならず、病院等に据え付ける場合においても
各種の利点があり、実用上便利である。
上述のような蓄積性蛍光体シートが循環再使用
される系を利用する放射線画像情報記録読取装置
は、本出願人による特願昭58−66730号明細書等
に開示されているが、このような装置において
は、装置をコンパクトにする等の目的から、蓄積
性蛍光体シートを垂直もしくは略垂直方向へ搬送
する場合がある。
ところで蓄積性蛍光体シートは、その表面(シ
ートの蛍光体層側の面)に傷などの物理的劣化が
発生した場合に、そのシートから得られる画像の
画質あるいは画像情報の精度が著しく低下する傾
向にある。このため、蓄積性蛍光体シートを搬送
する手段の選択に際しては、蓄積性蛍光体シート
の表面に傷がつくことのないように充分な配慮が
必要となる。このような点を考慮して、従来蓄積
性蛍光体シートの搬送手段として一般に柔軟なシ
ート材料を用いるベルトコンベアが用いられてい
る。しかしながら、ベルトコンベアは水平方向へ
の蓄積性蛍光体シートの搬送には適しているが、
水平方向以外の方向への蓄積性蛍光体シートの搬
送、特に垂直もしくは略垂直方向への蓄積性蛍光
体シートの搬送には不適当である。すなわち、ベ
ルトコンベアを用いて蓄積性蛍光体シートを垂直
もしくは略垂直方向へ搬送する場合には、一対の
ベルトコンベアをそれぞれのベルトコンベアが互
に接触するように対向させて設置し、この一対の
ベルトコンベア間に蓄積性蛍光体シートを挟み込
んだ状態にて搬送を行なう必要があるが、このよ
うな搬送装置は構造的に複雑となり装置全体のコ
ンパクト化が実現しにくいとの問題がある。また
例えば双方のベルトコンベアの移動速度に差が僅
かでも生じた場合などには、蓄積性蛍光体シート
の表面に傷が発生する傾向があり、これも大きな
問題である。
[発明の要旨] 本発明は、蓄積性蛍光体シートの搬送、特に上
記蓄積性蛍光体シートが循環再使用される放射線
画像情報記録読取装置等において必要性の高い垂
直もしくは略垂直方向への搬送に適した蓄積性蛍
光体シートおよびその搬送方法を提供するもので
ある。
本発明は、基体、支持体、輝尽性蛍光体を含む
蛍光体層、および保護膜をこの順に積層してなる
構成を有する蓄積性蛍光体シートであつて、少な
くとも該蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿つた
蛍光体層と支持体との両側縁部が基体の対応両側
縁部よりも内側に配置され、かつ該蓄積性蛍光体
シートの両側縁部が膜状高分子物質により被覆保
護されてなることを特徴とする蓄積性蛍光体シー
トを提供するものである。
また本発明は、基体、支持体、輝尽性蛍光体を
含む蛍光体層、および保護膜をこの順に積層して
なる構成を有する蓄積性蛍光体シートであつて、
少なくとも該蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿
つた蛍光体層と支持体との両側縁部が基体の対応
両側縁部よりも内側に配置され、かつそれらの蛍
光体層の両側縁部が、その蛍光体層と支持体層の
側縁部が内側に配置されたことにより形成された
空間に設置された高分子物質埋め込み部材により
保護されていることを特徴とする蓄積性蛍光体シ
ートをも提供するものである。
上記の蓄積性蛍光体シートは、その両側縁部を
案内部材で保持しながら、駆動部材により該蓄積
性蛍光体シートの面上に駆動力を付与することに
よつて該蓄積性蛍光体シートを所定方向に移動さ
せることからなる搬送方法を利用することにより
垂直もしくは略垂直方向へ、蓄積性蛍光体シート
の表面を傷つけることなく、容易かつ確実に搬送
することができる。
[発明の詳細な記述] 以下に本発明を添付図面を参照しながら詳しく
説明する。
本発明の蓄積性蛍光体シートは、その両側縁部
(該蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿つた蛍光
体層の両側縁部)が、該蓄積性蛍光体シートの搬
送時にその両側縁部から受けやすい機械的衝撃か
らその蛍光体層を保護するように特別に配慮がな
されている。
本発明が提供する蓄積性蛍光体シートの代表的
な構成の例を添付図面の第1a図、1b,1c図
に示す。
本発明の蓄積性蛍光体シートの構成は、下記の
二種類に分けることができる。すなわち、 () 蛍光体層と支持体の側縁部が基体の対応両
側縁部よりも内側に配置され、かつ該蓄積性蛍
光体シートの両側縁部が膜状高分子物質により
被覆保護されてなる蓄積性蛍光体シート、およ
び () 蛍光体層と支持体の側縁部が基体の対応両
側縁部よりも内側に配置され、かつ蛍光体層の
両側縁部が、その蛍光体層と支持体層の側縁部
が内側に配置されたことにより形成された空間
に設置された高分子物質などからなる埋め込み
部材により保護されてなる蓄積性蛍光体シー
ト、 である。
上記の()の構成の例は第1a図と第1b図
に模式的に示されている。すなわち第1a図と第
1b図において、数値11は基体を、12は支持
体を、13は蛍光体層を、そして14は保護膜を
表わしている。基体11と支持体12とは通常は
接着剤により接合されている。このように、蓄積
性蛍光体シートを、その両側縁部において基体1
1が蛍光体層13と支持体12より外側に突出さ
せるように構成することにより、蓄積性蛍光体シ
ートの当該側縁部に加えられる機械的衝撃、摩擦
などから蛍光体層の物理的もしくは化学的劣化を
抑制することが可能となる。また、蛍光体層の両
側縁部と支持体の両側縁部とを一致させた構成体
はその製造が非常に容易であるとの利点がある。
ただし、これらの構成のみでは、蛍光体層の物
理的もしくは化学的劣化の充分な抑制は困難な場
合があり、このため本発明においてはそれらの側
縁部を、膜状高分子物質の塗布層15あるいは接
着層16を介しての高分子物質フイルム17の付
設により蓄積性蛍光体シートの物理的もしくは化
学的劣化を更に充分に阻止するようにしている。
なお基体11の側縁部、前端部、後端部は上縁部
もしくは下縁部において面取りが施されていても
よい。
上記の()の構成の例は第1c図に模式的に
示されている。第1c図において、数値11は基
体を、12は支持体を、13は蛍光体層を、そし
て14は保護膜を表わしている。基体11と支持
体12とは通常は接着剤により接合されている。
そして、その蛍光体層の側縁部が内側に配置され
たことにより形成された空間に埋め込み部材18
を設置することにより、蓄積性蛍光体シートの物
理的もしくは化学的劣化を充分に阻止するように
している。なお、基体11の側縁部、前端部、後
端部は上縁部もしくは下縁部において面取りが施
されていてもよい。
蓄積性蛍光体シートの各種の材料は既に知られ
ており、本発明に用いる蓄積性蛍光体シートの製
造に際しても、それらの材料から任意に選択して
使用することができる。
たとえば、支持体の例としては、セルロースア
セテート、ポリエチレンテレフタレートなどのプ
ラスチツク物質のフイルム、アルミニウム箔など
の金属シート、通常の紙、バライタ紙、レジンコ
ート紙などを挙げることができる。なお支持体の
蛍光体層が設けられる側の表面には、接着性付与
層、光反射層、光吸収層などの他の機能層が設け
られている場合もある。
また、基体は支持体と同一もしくは異なつた材
料から製造することができるが、いずれにしろそ
の材料は上記の支持体材料から選ぶことが望まし
い。
蛍光体層は、たとえば輝尽性蛍光体の粒子をバ
インダー中に分散させてなる層である。このよう
な目的に用いられる輝尽性蛍光体は既に多数知ら
れており、本発明においてもそのような輝尽性蛍
光体から任意に選択して用いることができる。公
知の輝尽性蛍光体の例としては、二価ユーロピウ
ム賦活アルカリ土類金属弗化ハロゲン化物蛍光体
(M〓FX:Eu2+;ただし、M〓はMg、Caおよび
Baからなる群より選ばれる少なくとも一種のア
ルカリ土類金属であり、XはCl、BrおよびIか
らなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン
である);ユーロピウムおよびサマリウム賦活硫
化ストロンチウム蛍光体(SrS:Eu,Sm);ユー
ロピウムおよびサマリウム賦活オキシ硫化ランタ
ン蛍光体(La2O2S:Eu,Sm);ユーロピウム賦
活酸化アルミニウムバリウム蛍光体(BaO・
Al2O3:Eu);ユーロピウム賦活アルカリ土類金
属ケイ酸塩蛍光体(M2+O・SiO2:Eu;ただし、
M2+はMg、CaおよびBaからなる群より選ばれる
少なくとも一種のアルカリ土類金属である);セ
リウム賦活希土類オキシハロゲン化物蛍光体
(LnOX:Ce;ただし、LnはLa,Y,Gdおよび
Luからなる群より選ばれる少なくとも一種の希
土類元素であり、XはCl、BrおよびIからなる
群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであ
る)を挙げることができる。ただし、本発明の蓄
積性蛍光体シートに用い得る輝尽性蛍光体は上記
のものに限られるものではなく、輝尽性を示す蛍
光体であれば特に制限なく用いることができる。
本発明の蓄積性蛍光体シートの製造に際して
は、予め接着剤等を用いて接合して得た基体と支
持体との複合体の上(支持体の表面)に蛍光体層
を付設する方法、あるいは先ず支持体の表面に蛍
光体層を付設したのち、これを接着剤等を用いて
基体に接合する方法などを利用することができ
る。
蛍光体層の表面には、次いで蛍光体層を物理的
および化学的に保護するための透明な保護膜が設
けられる。透明保護膜に用いられる材料の例とし
ては、酢酸セルロース、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
を挙げることができる。透明保護膜の膜厚は、通
常約0.1乃至20μmである。
なお、蓄積性蛍光体シートは、特開昭55−
163500号公報、特開昭57−96300号公報などに記
載されているように、着色剤によつて着色されて
いてもよく、また特開昭55−146447号公報に記載
されているようにその蛍光体層中に白色粉体が分
散されていてもよい。
蓄積性蛍光体シートの両側縁部に膜形成性高分
子物質の塗布層を設ける場合には、任意の膜形成
性高分子物質を溶媒に溶解させて調製した塗布液
を当該側縁に塗布したのち乾燥して溶媒を除去す
る方法、あるいは高分子物質形成性原料を当該側
縁部に塗布したのち、その位置にて反応させて塗
布膜を形成する方法などを利用することができ
る。このような膜形成性高分子物質には特に制限
はないが、たとえば、特開昭58−68746号公報に
開示されているようなポリウレタン、アクリル系
樹脂、およびアクリル系樹脂と塩化ビニル・酢酸
ビニルコポリマーとの混合物を利用することがで
きる。
また、蓄積性蛍光体シートの両側縁部に設ける
高分子物質フイルムの例としては、透明保護膜に
用いられる材料の例として前に挙げた酢酸セルロ
ース、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンなどを挙げること
ができるが、特にこれらに限定されるものではな
い。接着層は任意の接着剤を高分子フイルムある
いは蓄積性蛍光体シートに付設することにより設
けることができる。
蓄積性蛍光体シートの両側縁部の蛍光体層の側
縁部が内側に配置されたことにより形成された空
間に設置する埋め込み部材は、任意の材料から形
成された埋め込み部材を利用することができる。
通常は、蓄積性蛍光体シートの蛍光体層の両側縁
部、支持体の表面、当該埋め込み部材などに接着
剤層を設けたのち、当該空間に埋め込み部材を付
設する。なお、埋め込み部材は蛍光体層の側縁部
もしくは支持体表面の一方に接着されていればよ
いが、それらの双方に接着されていてもよい。
埋め込み物質の材料としては、たとえば、高分
子物質、金属などの任意の自己形状保持性の材料
を用いることができるが、好ましい材料は高分子
物質である。このような目的に用いられる高分子
物質の例としては、透明保護膜に用いられる材料
の例として前に挙げた酢酸セルロース、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンなどを挙げることができるが、
特にこれらに限定されるものではない。高分子物
質は任意の成形手段により成形して埋め込み部材
とすることができる。あるいは、高分子物質を含
む溶液を当該空間に充填したのち乾燥させること
によつても埋め込み部材を形成することができ
る。また、高分子物質の原料を当該空間に充填し
たのち、その位置で重合反応を発生させ、これに
より埋め込み部材を形成させてもよい。なお、本
発明において用いられる高分子物質埋め込み部材
は特に透明である必要はない。
本発明の蓄積性蛍光体シートの前端部および/
または後端部についても、これまでに述べたよう
な衝撃保護用の構成および各種の保護部材が設け
られていてもよいが、これは必須ではない。
第2図は、本発明の蓄積性蛍光体シートの搬送
方法の実施に好適に利用される搬送装置の構成の
概略図である。従つて、以下においてはこの搬送
装置を用いる態様を例にして本発明の搬送方法を
説明する。
本発明の搬送方法の実施に好適に利用される搬
送装置は、基本的に、搬送対象の蓄積性蛍光体シ
ート21の両側縁部を保持するための案内部材2
2,23(22a,23a,22b,23b、…
…)、そして蛍光体シート21の面上に駆動力を
付与するための搬送方向(矢印の方向)に沿つて
配置された二以上の駆動部材24(24a,24
b,24c、……)を含み、かつ搬送方向に沿つ
て隣接する二個の駆動部材(たとえば24bと2
4c)の間隔が蓄積性蛍光体シート21の搬送方
向に沿つた長さよりも小さいものである。
上記の搬送装置における案内部材は蛍光体シー
トをその両側縁部にて保持するもので、該蓄積性
蛍光体シートがシート表面と垂直な方向に曲がる
こと(すなわち、「たわみ」など)、そして横方向
に移動してずれたりすることなどを防止する機能
を有するもので、たとえば、断面がコの字型の樋
状の形状を有する。従つて、案内部材は蓄積性蛍
光体シートを必ずしも接触下に保持する必要はな
い。第2図から明らかなように、蓄積性蛍光体シ
ート21は案内部材22,23によつて放射線画
像の蓄積記録には無関係な両側縁部において保持
されるので、二個の駆動部材24の間では放射線
画像が蓄積記録される表面部分は搬送装置の各部
材とは非接触であり、従つてその表面部分が傷つ
けられることはない。なお、案内部材の形状は第
2図に示したような形状に限られるわけではな
く、上記の案内部材の機能を有するものであれば
任意の形状を取ることができ、またその材料につ
いても特に限定はない。また案内部材は第2図に
示したように個々に分離されている必要はなく、
後述するような駆動部材を適宜選択することによ
り、一体とされた案内部材、たとえば第2図にお
いて、案内部材22,23が蓄積性蛍光体シート
21の裏面(シートの支持体側の面)側で一体と
されたもの、を用いることもできる。
上記の搬送装置における駆動部材は、蓄積性蛍
光体シートの面上に駆動力を付与して、蓄積性蛍
光体シートの所定方向への搬送(移動)を可能に
する機能を有するもので、少なくとも二以上から
なり、そして蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿
つて隣接する二個の駆動部材の間隔(l)が蓄積
性蛍光体シートの搬送方向に沿つた長さ(m)よ
りも小さいものである。二以上の駆動部材をこの
ような構成とすることによつて、蓄積性蛍光体シ
ートの搬送が確実に行なわれる。
蓄積性蛍光体シートの面上に駆動力を付与する
機能を有する駆動部材の代表例としては第2図に
示したように一対のローラからなる駆動部材を挙
げることができる。なお、このローラの長さは、
搬送対象の蓄積性蛍光体シートの横幅とおよそ同
長であることが望ましいが、特にその長さに限定
されるものではない。またローラは複数個の長さ
の短いローラから構成されていてもよい。ローラ
は必ずしも一対である必要はなく、たとえば一個
の駆動ローラと、そのローラに組み合わされた固
定支持体とから駆動部材を構成してもよい。また
駆動部材はローラ以外のものであつてもよい。
駆動部材の表面、特に蓄積性蛍光体シートの表
面に接触する面はゴムなどの柔軟で弾力性のある
材料から形成することが好ましく、このような構
成とすることにより蓄積性蛍光体シートへの物理
的衝撃を緩和し、かつ、蓄積性蛍光体シート表面
の傷の発生を効果的に防止することができる。
駆動部材24(24a,24b,24c、…)
の駆動力は、一般に該駆動部材にチエーン、駆動
ベルトなどの駆動力伝達手段25を介して、モー
タなどの駆動手段26より駆動部材に供給され、
この駆動力が搬送下にある蛍光体シート21に、
その表面を介して伝えられる。
なお、案内部材および駆動部材は、適当な固定
手段、支持手段などにより、空間中にそれぞれの
機能を果すように支持されていることはいうまで
もない。
本発明の蓄積性蛍光体シートの搬送方法を用い
ることによつて、従来から利用されているベルト
コンベアでは問題のあつた蓄積性蛍光体シートの
非水平方向への搬送、特に垂直もしくは略垂直方
向への搬送(上昇搬送および/または下降搬送)
を蓄積性蛍光体シートの表面を傷つけることなく
容易かつ確実に実施することができる。ただし、
本発明の蓄積性蛍光体シートの搬送方法は、垂直
もしくは略垂直方向への搬送のみに利用されわけ
ではなく、たとえば、搬送方向の変更を伴なう搬
送(たとえば90度ターン、Uターンなど)の際に
有効に利用することができる。また、従来におい
てはベルトコンベアが一般的に利用されている水
平方向における蓄積性蛍光体シートの搬送に際し
ても有効に利用できる。また更に、放射線画像情
報記録読取装置内などにおける蓄積性蛍光体シー
トの搬送に際して、本発明の搬送方法と従来方法
のベルトコンベアを利用する搬送方法を組み合わ
せて利用することも可能である。
上記の蓄積性蛍光体シートは、その両側縁部を
案内部材で保持しながら、駆動部材により該蓄積
性蛍光体シートの面上に駆動力を付与することに
よつて該蓄積性蛍光体シートを所定方向に移動さ
せることからなる搬送方法を利用することにより
垂直もしくは略垂直方向へ、蓄積性蛍光体シート
の表面を傷つけることなく、容易かつ確実に搬送
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第1b図および第1c図は、本発明
の蓄積性蛍光体シートの構成を模式的に示す図で
ある。第2図は、本発明の蓄積性蛍光体シートの
搬送方法の実施に好適に利用される搬送装置の構
成の概略を示す図である。 11:基体、12:支持体、13:蛍光体層、
14:保護膜、15:膜状高分子物質の塗布層、
16:接着層、17:高分子物質フイルム、1
8:埋め込み部材、21:蓄積性蛍光体シート、
22,23(22a,23a,22b,23b、
……):案内部材、24(24a,24b,24
c、……):駆動部材(ローラ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基体、支持体、輝尽性蛍光体を含む蛍光体
    層、および保護膜をこの順に積層してなる構成を
    有する蓄積性蛍光体シートであつて、少なくとも
    該蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿つた蛍光体
    層と支持体との両側縁部が基体の対応両側縁部よ
    りも内側に配置され、かつ該蓄積性蛍光体シート
    の両側縁部が膜状高分子物質により被覆保護され
    てなることを特徴とする蓄積性蛍光体シート。 2 該蓄積性蛍光体シートの両側縁部の被覆保護
    が膜状高分子物質の塗布層によりなされているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の蓄積
    性蛍光体シート。 3 該蓄積性蛍光体シートの両側縁部の被覆保護
    が高分子物質フイルムの接着によりなされている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の蓄
    積性蛍光体シート。 4 基体、支持体、輝尽性蛍光体を含む蛍光体
    層、および保護膜をこの順に積層してなる構成を
    有する蓄積性蛍光体シートであつて、少なくとも
    該蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿つた蛍光体
    層と支持体との両側縁部が基体の対応両側縁部よ
    りも内側に配置され、かつ蛍光体層の両側縁部
    が、その蛍光体層の支持体層の側縁部が内側に配
    置されたことにより形成された空間に設置された
    埋め込み部材により保護されていることを特徴と
    する蓄積性蛍光体シート。 5 該埋め込み部材が高分子物質からなることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項の蓄積性蛍光体
    シート。 6 基体、支持体、輝尽性蛍光体を含む蛍光体
    層、および保護膜をこの順に積層してなる構成を
    有する蓄積性蛍光体シートであつて、少なくとも
    該蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿つた蛍光体
    層と支持体との両側縁部が基体の対応両側縁部よ
    りも内側に配置され、かつ該蓄積性蛍光体シート
    の両側縁部が膜状高分子物質により被覆保護され
    てなる搬送対象の蓄積性蛍光体シートの両側縁部
    を案内部材で保持しながら、駆動部材により該蓄
    積性蛍光体シートの面上に駆動力を付与すること
    によつて該蓄積性蛍光体シートを所定方向に移動
    させることからなる蓄積性蛍光体シートの搬送方
    法。 7 該駆動部材が回転ローラであることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載の蓄積性蛍光体シ
    ートの搬送方法。 8 該駆動部材が回転下にある一対のローラであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    蓄積性蛍光体シートの搬送方法。 9 該蓄積性蛍光体シートの搬送方向が略垂直で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載
    の蓄積性蛍光体シートの搬送方法。 10 基体、支持体、輝尽性蛍光体を含む蛍光体
    層、および保護膜をこの順に積層してなる構成を
    有する蓄積性蛍光体シートであつて、少なくとも
    該蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿つた蛍光体
    層と支持体との両側縁部が基体の対応両側縁部よ
    りも内側に配置され、かつ蛍光体層の両側縁部
    が、その蛍光体層と支持体層の側縁部が内側に配
    置されたことにより形成された空間に設置された
    埋め込み部材により保護されてなる搬送対象の蓄
    積性蛍光体シートの両側縁部を案内部材で保持し
    ながら、駆動部材により該蓄積性蛍光体シートの
    面上に駆動力を付与することによつて該蓄積性蛍
    光体シートを所定方向に移動させることからなる
    蓄積性蛍光体シートの搬送方法。 11 該埋め込み部材が高分子物質からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項の蓄積性蛍
    光体シートの搬送方法。 12 該駆動部材が回転ローラであることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項記載の蓄積性蛍光
    体シートの搬送方法。 13 該駆動部材が回転下にある一対のローラで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第12項記
    載の蓄積性蛍光体シートの搬送方法。 14 該蓄積性蛍光体シートの搬送方向が略垂直
    であることを特徴とする特許請求の範囲第10項
    記載の蓄積性蛍光体シートの搬送方法。
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